JP3473498B2 - ソフトウエア制御装置 - Google Patents

ソフトウエア制御装置

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JP3473498B2 JP14352199A JP14352199A JP3473498B2 JP 3473498 B2 JP3473498 B2 JP 3473498B2 JP 14352199 A JP14352199 A JP 14352199A JP 14352199 A JP14352199 A JP 14352199A JP 3473498 B2 JP3473498 B2 JP 3473498B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ソフトウエア制
御装置に関し、特にMPUを実装した後にそのMPUに
外付ROMからソフトウエアを書き込む装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に、例えばフォークリフト等に搭載
され、機台の制御を司る制御装置の構成を概略的に示
す。制御基板1にMPU(マイクロプロセッサユニッ
ト)2が実装されている。このMPU2には予め書き込
みプログラムが格納されたフラッシュROMが内蔵され
ている。機台の出荷時には、機台を制御するための正規
の動作プログラムがMPU2内に格納されているが、出
荷後に、特別仕様や改良版の動作プログラムが格納され
た外付ROM3を制御基板1に挿入し、外付ROM3か
らMPU2にこの特別仕様等の動作プログラムを書き込
んで、その動作プログラムに基づいて機台を制御するこ
とができるようになっている。
【0003】機台の使用環境や使用者の運転熟練度等に
応じた特別仕様あるいは改良版の動作プログラムが格納
されている外付ROM3を制御基板1に挿入して制御基
板1の電源を投入すると、MPU2は予めフラッシュR
OM内に格納された書き込みプログラムに従って外付R
OM3から動作プログラムの書き込みを開始する。動作
プログラムがMPU2に書き込まれると、この新たな動
作プログラムに基づいた機台の制御が可能となる。この
とき、動作プログラム交換用の外付ROM3は制御基板
1に挿入されたままとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、制御基
板1の電源を投入した直後は電源が不安定な場合があ
り、この状態でフラッシュROM内の書き込みプログラ
ムに従った動作プログラムの書き込みが行われると、デ
ータ破壊が発生し、誤書き込みを生じる惧れがあるとい
う問題があった。この発明はこのような問題点を解消す
るためになされたもので、外付ROMからMPUに正確
にソフトウエアを書き込むことができるソフトウエア制
御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るソフトウ
エア制御装置は、制御基板に外付ROMを脱着自在に挿
入し、この外付ROMから書き込まれたソフトウエアを
MPUが実行する装置において、制御基板に実装され且
つ予め書き込みプログラムが格納されたMPUと、制御
基板に接続され且つ電源を投入すると電源が安定した後
に作動可能になると共にMPUにトリガーを発信する
ィスプレイ装置とを備え、MPUは、ディスプレイ装置
からトリガーを受信した後に書き込みプログラムに基づ
いて外付ROMに格納されているソフトウエアをMPU
内に書き込むものである。また、MPUは、外付ROM
に格納されているソフトウエアをMPU内に書き込んだ
後、制御基板に外付ROMが挿入され且つ外付ROMの
IDがMPUの内部IDと一致する場合に限って書き込
まれたソフトウエアを実行するように構成することがで
きる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1にフォークリフトに搭
載された、この発明の実施の形態に係るソフトウエア制
御装置の構成を概略的に示す。制御基板11にMPU1
2が実装されると共に制御基板11に特別仕様や改良版
の動作プログラムが格納された外付ROM13を脱着自
在に挿入することができるようになっている。MPU1
2には予め書き込みプログラムが格納されたフラッシュ
ROMが内蔵されている。この書き込みプログラムは、
制御基板11に挿入された外付ROM13内の動作プロ
グラムをMPU12に書き込むためのプログラムであ
る。
【0007】フォークリフトの出荷時には、機台を制御
するための正規の動作プログラムがMPU12内に格納
されているが、出荷後に、特別仕様や改良版の動作プロ
グラムが格納された外付ROM13を制御基板11に挿
入し、外付ROM13からMPU12にこの特別仕様等
の動作プログラムを書き込んで、その動作プログラムに
基づいて機台を制御することができるようになってい
る。従って、機台の使用環境や使用者の運転熟練度等に
応じて機台の加速特性等を特定化した特別仕様の動作プ
ログラムあるいは改良版の動作プログラムを実行させる
ことが可能となる。
【0008】制御基板11にはディスプレイ装置15が
接続されている。このディスプレイ装置15は、制御基
板11から供給される電源により作動するが、電源を投
入したときに、制御基板11の電源が安定した後でなけ
れば作動可能とならないようになっている。制御基板1
1及びディスプレイ装置15はそれぞれ通信回路14及
び16を有しており、これらの通信回路14及び16に
よって互いにデータの伝送を行うことができる。ディス
プレイ装置15は、この発明のトリガー発信装置を形成
している。
【0009】次に、この実施の形態に係るソフトウエア
制御装置の動作について説明する。まず、図2のフロー
チャートを参照して動作プログラムの書き込み処理を説
明する。特別仕様や改良版の動作プログラムが格納され
た外付ROM13を制御基板11に挿入して制御基板1
1の電源を投入すると、電源が安定した後にディスプレ
イ装置15が作動可能となり、通信回路16からトリガ
ーを発信する。MPU12は、ステップS1で通信回路
14を介してディスプレイ装置15からトリガーを受信
すると、続くステップS2でMPU12への動作プログ
ラムの書き込みが可能か否かを判定する。ここでは、制
御基板11に挿入された外付ROM13がこのフォーク
リフトの機種に対応したものかどうかが判定され、対応
したものであれば、書き込み可能と判断する。ステップ
S2の判定の結果、書き込み可能であれば、MPU12
をリセットした後、ステップS3で書き込みが可能か否
かを再度チェックする。チェックOKであれば、ステッ
プS4に進んで外付ROM13に格納されている動作プ
ログラムのMPU12への書き込みを開始する。
【0010】このようにして動作プログラムがMPU1
2に書き込まれるが、電源が安定した後に作動可能とな
るディスプレイ装置15からトリガーを受信してMPU
12が書き込みを行うため、誤書き込みを生じることな
く正確にソフトウエアが書き込まれる。
【0011】次に、図3のフローチャートを参照して動
作プログラムのプロテクト処理を説明する。なお、外付
ROM13には個別にIDが付けられているものとす
る。まず、ステップS5で制御基板11に外付ROM1
3が挿入されているかどうか判定し、挿入されていれ
ば、ステップS6で外付ROM13のIDがMPU12
の内部IDと一致するかどうか判定する。一致している
場合には、そのままプロテクト処理を終了する。すなわ
ち、MPU12に書き込まれた動作プログラムの実行が
可能となる。
【0012】ステップS6で外付ROM13のIDがM
PU12の内部IDと一致しない場合には、ステップS
7で外付ROM13が新たに制御基板11に挿入された
ROMか否か判定され、新たなROMであれば、ステッ
プS8で図2に示した書き込み処理を行い、動作プログ
ラムが書き込まれるまでフォークリフトのシステムの機
能が制限される。すなわち、書き込みが終了するまで、
走行も荷役もできなくなる。
【0013】ステップS7において新たなROMではな
いと判定された場合には、制御基板11に挿入されてい
る外付ROM13がこのフォークリフトの機種に対応し
たものでない、あるいは異常であると判断して、ステッ
プS9でフォークリフトのシステムの機能が制限され、
エラーが出力される。なお、ステップS5で制御基板1
1に外付ROM13が挿入されていないと判定された場
合にも、ステップS9に進み、フォークリフトのシステ
ムの機能が制限され、エラーが出力される。
【0014】このようなプロテクト処理により、制御基
板11に外付ROM13が挿入され且つ外付ROM13
のIDがMPU12の内部IDと一致する場合に限って
書き込まれた動作プログラムの実行が可能となる。
【0015】なお、MPU12にトリガーを発信するト
リガー発信装置としては、ディスプレイ装置15に限る
ものではなく、電源が安定した後に作動可能になる装置
あるいはスイッチ等を用いることができる。また、外付
ROM13としては、マスクROM、ワンタイムRO
M、EPROM等を使用することができる。上記の実施
の形態においては、フォークリフトに搭載されたソフト
ウエア制御装置について述べたが、フォークリフトに限
るものではなく、他の各種の車両や装置に搭載すること
が可能である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、MPUは、電源が安定した後に作動可能になるディ
スプレイ装置からトリガーを受信した後に書き込みプロ
グラムに基づいて外付ROMに格納されているソフトウ
エアをMPU内に書き込むので、誤書き込みを生じるこ
となく正確にソフトウエアの書き込みを行うことができ
る。また、外付ROMに格納されているソフトウエアを
MPU内に書き込んだ後、制御基板に外付ROMが挿入
され且つ外付ROMのIDがMPUの内部IDと一致す
る場合に限ってMPUが書き込まれたソフトウエアを実
行するように構成すれば、ソフトウエアの不法コピーや
不法使用を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態に係るソフトウエア制
御装置の構成を概略的に示す図である。
【図2】 実施の形態における書き込み処理を示すフロ
ーチャートである。
【図3】 実施の形態におけるプロテクト処理を示すフ
ローチャートである。
【図4】 従来のソフトウエア制御装置の構成を概略的
に示す図である。
【符号の説明】
11 制御基板、12 MPU、13 外付ROM、1
4,16 通信回路、15 ディスプレイ装置。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御基板に外付ROMを脱着自在に挿入
    し、この外付ROMから書き込まれたソフトウエアをM
    PUが実行する装置において、 制御基板に実装され且つ予め書き込みプログラムが格納
    されたMPUと、制御基板に接続され且つ 電源を投入すると電源が安定し
    た後に作動可能になると共に前記MPUにトリガーを発
    信するディスプレイ装置と を備え、前記MPUは、前記ディスプレイ装置からトリ
    ガーを受信した後に書き込みプログラムに基づいて前記
    外付ROMに格納されているソフトウエアを前記MPU
    内に書き込むことを特徴とするソフトウエア制御装置。
  2. 【請求項2】 前記MPUは、前記外付ROMに格納さ
    れているソフトウエアを前記MPU内に書き込んだ後、
    制御基板に前記外付ROMが挿入され且つ前記外付RO
    MのIDが前記MPUの内部IDと一致する場合に限っ
    て書き込まれたソフトウエアを実行することを特徴とす
    る請求項に記載のソフトウエア制御装置。
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