JP3473165B2 - 周波数ー電圧変換装置 - Google Patents

周波数ー電圧変換装置

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JP3473165B2
JP3473165B2 JP09521895A JP9521895A JP3473165B2 JP 3473165 B2 JP3473165 B2 JP 3473165B2 JP 09521895 A JP09521895 A JP 09521895A JP 9521895 A JP9521895 A JP 9521895A JP 3473165 B2 JP3473165 B2 JP 3473165B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入力パルス信号の周波数
を電圧に変換する周波数ー電圧変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁ピックアップを用いた車両の
エンジン回転数センサ、クランク角センサからの信号を
所定のスレッショルド電圧で比較して波形整形する波形
整形回路において、そのセンサ信号振幅は回転数が上昇
するほど大きくなり、回転数が低下するほど小さくなる
ため、低回転時は前記スレッショルド電圧を低くし、高
回転になるに従ってノイズマージンをとるためスレッシ
ョルド電圧を高くするようにしている。
【0003】この際、回転数が一定値以上又は一定値以
下の領域では、スレッショルド電圧が一定となるような
クランプ機能を有する周波数ー電圧変換装置が用いられ
る。この従来の構成を図10に示す。図10において、
信号入力端子1より入力パルス信号が立上がり入力され
る毎にワンショットマルチバイブレータ2より一定幅の
パルス信号が出力される。このパルス信号により電圧変
換回路3におけるスイッチ(トランジタ等のスイッチ手
段)34がオンし、定電流源33からの定電流が、抵抗
31およびコンデンサ32からなる時定数回路に供給さ
れ、電圧変換回路3の出力電圧は上昇する。パルス信号
が立下がるとスイッチ34はオフし、電圧変換回路3の
出力電圧は一定時定数に従って低下する。
【0004】以上の動作を繰り返すことにより、電圧変
換回路3は、ワンショットマルチバイブレータ2からの
パルス信号のデューティ比、すなわち入力パルス信号の
周波数に応じた電圧を発生する。次に、この電圧をクラ
ンプ回路100を用いてクランプする。このクランプ回
路100は、トランジタ101〜104、定電流源10
5、106、クランプ電圧VH 、VL +VBE(VBEはト
ランジスタのベース、エミッタ間電圧)を設定する定電
圧源107、108よりなるもので、入力周波数が所定
の低周波数以下及び所定の高周波数以上でその出力がV
H 、VL で一定となるようにクランプしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では、抵抗31及びコンデンサ32の値、あるいは定
電流源33の電流値がばらついたときに、クランプ周波
数がばらつくという問題がある。またクランプ回路10
0における温度特性によってもそのクランプ周波数が変
動するという問題点がある。そして、それらの変動によ
り、図4(A)に示すように、出力端子35から出力さ
れる出力電圧はクランプ周波数がfL1→f L2、fH1→f
H2のようにずれてしまうという問題がある。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、入力パルス信号に対してクランプするクランプ周波
数を電圧変換する際の回路定数等に影響されることなく
一定に保つことができるようにすることを第1の目的と
する。本発明は、さらにクランプするもののみならず、
所定の周波数で変化するパターンの周波数ー電圧特性を
得る周波数ー電圧変換において、その変化する周波数を
回路定数等に影響されることなく一定に保つことができ
るようにすることを第2の目的とする。
【0007】
【課題を達成するための手段】本発明においては、入力
パルス信号の周波数を電圧に変換した後にクランプする
のではなく、電圧に変換する前に、入力パルス信号の周
波数に対してクランプするようにしている。このため、
請求項1に記載の発明においては、入力パルス信号の周
波数を電圧に変換する電圧変換手段(3)を備えた周波
数ー電圧変換装置において、前記入力パルス信号の周波
数が、所定のクランプ周波数に達したか否かを検出する
周波数検出手段(5、6a、6b、51〜56、61〜
64))と、前記クランプ周波数を有する設定パルス信
号を出力する設定パルス信号発生手段(7a、7b、7
1〜78)と、前記周波数検出手段からの検出結果に基
づき、前記入力パルス信号の周波数が前記クランプ周波
数に達しない時は、前記入力パルス信号の周波数を前記
電圧変換手段にて電圧に変換させ、前記入力パルス信号
の周波数が前記クランプ周波数に達すると、前記設定パ
ルス信号発生手段からの設定パルス信号のクランプ周波
数を前記電圧変換手段にて電圧に変換させる手段(8、
2)とを備えたことを特徴としている。
【0008】請求項2に記載の発明においては、入力パ
ルス信号の周期を各周期ごとに計数するカウント手段
(51〜56)と、このカウント手段により計数された
入力パルス信号の周期とクランプ周波数に対応して設定
された設定周期とを前記入力パルス信号の周期毎に比較
し比較結果を出力する比較手段(61〜64)と、前記
設定周期を有する一定周期の設定パルス信号を発生する
設定パルス信号発生手段(42、43、71〜78)
と、前記比較手段の比較結果により、前記設定パルス信
号発生手段からの設定パルス信号及び前記入力パルス信
号のいずれかを選択して電圧変換用のパルス信号を出力
する選択出力手段(8、2)と、この選択出力手段より
出力されたパルス信号の周波数を電圧に変換する電圧変
換手段(3)とを備えた周波数ー電圧変換装置を特徴と
している。
【0009】請求項3に記載の発明においては、入力パ
ルス信号のエッジを検出してエッジ検出信号を出力する
エッジ検出手段(11)と、このエッジ検出手段からエ
ッジ検出信号が出力される毎に前記入力パルス信号の周
期を各周期ごとに計数するカウント手段(51〜56)
と、クランプ周波数に対応して設定された設定周期のデ
ータを出力する設定データ出力手段(60、70)と、
前記カウント手段により計数された入力パルス信号の周
期を示すデータと前記設定データ出力手段から出力され
た設定周期のデータとを比較し比較結果を出力する比較
手段(61〜64)と、前記設定周期を有する一定周期
の設定パルス信号を発生する設定パルス信号発生手段
(42、43、71〜78)と、前記比較手段の比較結
果により、前記設定パルス信号発生手段からの設定パル
ス信号及び前記入力パルス信号のいずれかを選択して電
圧変換用のパルス信号を出力する選択出力手段(8、
2)と、この選択出力手段より出力されたパルス信号の
周波数を電圧に変換する電圧変換手段(3)とを備えた
周波数ー電圧変換装置を特徴としている。
【0010】請求項4に記載の発明では、請求項2又は
3に記載の周波数ー電圧変換装置において、前記選択出
力手段は、前記設定パルス信号発生手段からの設定パル
ス信号及び前記入力パルス信号のいずれかを選択するセ
レクト手段(8)と、このセレクト手段からの出力のエ
ッジをトリガとして一定幅のパルス信号を発生する一定
幅パルス信号発生手段(2)とを有することを特徴とし
ている。
【0011】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の周波数ー電圧変換装置において、前記電圧変換手段
は、前記一定幅パルス信号発生手段からの一定幅のパル
ス信号によりスイッチング作動するスイッチング手段
(34)を有し、定電流源(33)からの定電流を前記
スイッチング手段を介し並列に接続された抵抗(31)
とコンデンサ(32)とからなる時定数回路に供給し、
前記抵抗に発生する電圧を出力電圧とするものであるこ
とを特徴としている。
【0012】請求項6に記載の発明では、請求項2乃至
5のいずれか1つに記載の周波数ー電圧変換装置におい
て、所定周波数のクロックを発生するクロック発生手段
(41)を備え、前記カウント手段は前記クロック発生
手段からのクロックに基づき前記計数作動を行うもので
あって、前記設定パルス信号発生手段は前記クロック発
生手段からのクロックを分周して前記設定周期を有する
パルス信号を発生することを特徴としている。
【0013】上記した請求項1乃至6に記載の発明にお
いては、上記第1の目的を達成するため、クランプ電圧
に変換する前に、入力パルス信号の周波数に対してクラ
ンプするようにしているが、本発明者等はそのような技
術的思想を基に、必ずしもクランプするものに限らず、
所定の周波数で変化するパターンの周波数ー電圧特性を
得るものであれば、その変化する周波数を回路定数等に
影響されることなく一定に保つことができるということ
を見い出した。
【0014】このような着想に基づく請求項7に記載の
発明においては、入力パルス信号の周期を計測して周期
データを出力する周期計測手段(210)と、所定の周
波数で変化するパターンの周波数ー電圧特性を得るため
に、前記出力された周期データをデータ変換する周期デ
ータ変換手段(220、240)と、この変換された周
期データに基づき、その周期データに対応した周期を有
しパルス幅が一定のパルス信号を発生するパルス信号発
生手段(230)と、この発生されたパルス信号のデュ
ーティ比に比例した電圧を出力する電圧変換手段(3)
とを備えた周波数ー電圧変換装置を特徴としている。
【0015】請求項8に記載の発明では、請求項7に記
載の周波数ー電圧変換装置において、前記周期データ変
換手段は、前記周期データをクランプデータ(NH 、N
L )によりクランプするクランプ手段(221〜22
3)を有することを特徴としている。請求項9に記載の
発明では、請求項7に記載の周波数ー電圧変換装置にお
いて、前記周期データ変換手段は、前記周期データを変
換するための変換特性を記憶する記憶手段(240)を
有することを特徴としている。
【0016】請求項10に記載の発明では、請求項9に
記載の周波数ー電圧変換装置において、前記記憶手段
は、前記周期データの大きさに対して変換される周期デ
ータが段階的に変化する変換特性を記憶することを特徴
としている。
【0017】
【発明の作用効果】請求項1〜6に記載の発明において
は、入力パルス信号の周波数を電圧に変換する前に、そ
の周波数が周波数検出手段にて所定のクランプ周波数に
達したか否かが判定される。入力パルス信号の周波数が
クランプ周波数に達しない時は、入力パルス信号の周波
数が電圧変換手段にて電圧に変換される。また、入力パ
ルス信号の周波数がクランプ周波数に達すると、設定パ
ルス信号発生手段からの設定パルス信号のクランプ周波
数が電圧変換手段にて電圧に変換される。
【0018】従って、入力パルス信号の周波数を電圧に
変換する前に、その周波数に対してクランプするように
しているため、クランプ周波数を電圧変換する際の回路
定数等に影響されることなく一定に保つことができる。
特に、そのクランプ周波数を水晶発振器等を用いて設定
することにより高い周波数精度を有するクランプ特性を
得ることができる。
【0019】請求項7〜10に記載の発明においては、
入力パルス信号の周期を計測して周期データを求め、所
定の周波数で変化するパターンの周波数ー電圧特性を得
るためにデータ変換し、この変換された周期データに基
づき、電圧を得るようにしている。従って、周期データ
に対してデータ変換を用いることにより、所望の変化パ
ターンを有する周波数ー電圧変換を行うことができ、そ
の場合、上記と同様に電圧変換する際の回路定数等に影
響されることなく所望の周波数での変化を一定に保つこ
とができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。 (第1実施例)図1は、その全体構成を示す構成図であ
る。本実施例においては、クランプ回路100’が信号
入力端子1とワンショットマルチバイブレータ2の間に
設けられている。
【0021】このクランプ回路100’において、信号
入力端子1より入力された入力パルス信号の周期が、ク
ロック入力端子4からのクロックを用いてカウンタ5に
てカウントされる。このカウンタ5によりカウントされ
たカウント値は、第1、第2のコンパレータ回路6a及
び6bにて、高域クランプ周波数に対応して設定された
第1の設定値、低域クランプ周波数に対応して設定され
た第2の設定値とそれぞれ比較される。
【0022】カウンタ5のカウント値が第1の設定値以
上になると、第1のコンパレータ回路6aから第1の比
較信号が出力され、またカウンタ5のカウント値が第2
の設定値以下になると、第2のコンパレータ回路6bか
ら第2の比較信号が出力される。また、分周回路7a、
7bは、クロック入力端子4からのクロックを分周し、
第1、第2の設定パルス信号を出力する。この第1、第
2の設定パルス信号の周波数は、入力パルス信号の周波
数をクランプするための高域クランプ周波数、低域クラ
ンプ周波数にそれぞれ設定されている。
【0023】セレクタ8は、第1、第2のコンパレータ
回路6a、6bからの出力により、分周回路7a、7b
により分周された第1、第2の設定パルス信号、及び入
力パルス信号のうちのひとつを選択してワンショットマ
ルチバイブレータ2に出力する。すなわち、入力パルス
信号の周波数が高域クランプ周波数と低域クランプ周波
数の間にあってコンパレータ回路6a、6bから上記第
1、第2の比較信号が出力されていない時には、入力パ
ルス信号を選択する。また、入力パルス信号の周波数が
高域クランプ周波数以上となって第1の比較信号が出力
された時には、第1の設定パルス信号を選択する。ま
た、入力パルス信号の周波数が低域クランプ周波数以下
となって第2の比較信号が出力された時には、第2の設
定パルス信号を選択する。
【0024】従って、セレクタ8からの出力は、入力パ
ルス信号の周波数に対し、高域クランプ周波数と低域ク
ランプ周波数に制限されたものとり、ワンショットマル
チバイブレータ2より出力されスイッチ34を制御する
パルス信号のデューティ比は一定範囲に制限され、定電
流源33および抵抗31、コンデンサ32により電圧変
換される変換電圧値もまた一定範囲内に制限される、す
なわちクランプされた電圧となる。
【0025】ここで、クランプする周波数の精度は、ク
ロック入力端子4からのクロック周波数精度に等しいた
め、水晶発振器等を用いれば容易に高いクランプ精度が
得られる。また、クランプ周波数は抵抗31、コンデン
サ32等の定数に依存しない。また、クランプ周波数は
第1、第2のコンパレータ回路6a、6bの第1、第2
の設定値を変えることにより、容易に設定変更すること
ができる。
【0026】次に、図1に示す構成を詳細にした実施例
について図2に基づき説明する。図2において、信号入
力端子1より入力された入力パルス信号(周波数fi
n)は、エッジ検出回路11にてその立上がりエッジが
検出される。また、クロック発生器41からのクロック
(周波数fCLK )は分周器42、43にて1/N1、1
/N2 に分周される。
【0027】アンド回路51、nビットのバイナリカウ
ンタ52、インバータ回路53は第1のカウンタを構成
しており、エッジ検出回路11からのエッジ検出信号を
受けて、分周器42にて1/N1 に分周したクロックに
よりカウントを行う。第2のカウンタを構成するアンド
回路54、mビットのバイナリカウンタ55、インバー
タ回路56も、同様にして、エッジ検出回路11からの
エッジ検出信号を受けて、分周器43にて1/N2 に分
周したクロックによりカウントを行う。この第1、第2
のカウンタによるカウントはエッジ検出回路11からの
エッジ検出信号を受ける毎にクリアされて繰り返し行わ
れるため、そのカウント値は入力パルス信号の周期を示
すことになる。
【0028】NH 設定回路60、NL 設定回路70は、
高域クランプ周波数に対応するバイナリデータNH 、低
域クランプ周波数に対応するバイナリデータNL をそれ
ぞれ出力する。一致検出回路61とDフリップフロップ
62は第1のコンパレータ回路を構成しており、一致検
出回路61は、NH 設定回路60からのバイナリデータ
H とnビットのカウンタ52のカウント値とを比較し
て両者が一致した時にハイレベル信号を出力し、Dフリ
ップフロップ62はそのハイレベル信号をエッジ検出回
路11からの次のエッジ検出信号を受けて出力保持す
る。第2のコンパレータ回路を構成する一致検出回路6
3とDフリップフロップ64においても同様に、一致検
出回路63は、NL 設定回路70からのバイナリデータ
L とmビットのカウンタ55のカウント値とを比較
し、両者が一致した時にハイレベル信号を出力し、Dフ
リップフロップ64はそのハイレベル信号をエッジ検出
回路11からの次のエッジ検出信号を受けて出力保持す
る。
【0029】なお、エッジ検出回路11からのエッジ検
出信号は、Dフリップフロップ62、64に出力される
ものと、第1、第2のカウンタ52、55に出力される
ものとがあるが、前者の方が時間的に若干早く出力され
ようになっており、従って一致検出回路61、63の出
力がDフリップフロップ62、64に記憶された後に、
第1、第2のカウンタ52、55がクリアされる。
【0030】以上の動作より、フリップフロップ62の
出力は、入力パルス信号の周波数finがfin≦f
CLK /(N1 ・NH )の場合にハイレベルとなる。同様
に、フリップフロップ64の出力は、fin≦fCLK
(N2 ・NL )の場合にハイレベルとなる。ここで、高
域クランプ周波数fH 、低域クランプ周波数fL に対し
て、fH =fCLK /(N1 ・NH )、fL =fCLK
(N2 ・NL )となるように、N1 、N2 、NH 、NL
を選ぶことにより、フリップフロップ62の出力は信号
周波数finがfH 以下の時ハイレベル、fH より高い
場合にローレベルとなり、フリップフロップ64の出力
は信号周波数finがfL 以下の時ハイレベル、fL
り高い場合にローレベルとなる。
【0031】なお、一致検出回路61からハイレベル信
号が出力されると、インバータ回路53の出力がローレ
ベルになり、アンド回路51を閉じるため、カウンタ5
2のカウント作動は停止する。従って、カウンタ52は
そのカウント値を維持するため、一致検出回路61から
ハイレベル信号が継続して出力される。一致検出回路6
3からハイレベル信号が出力された時も、上記と同様に
作動し、カウンタ55のカウント作動停止にて、一致検
出回路63からハイレベル信号が継続して出力され
る。。
【0032】nビットのバイナリカウンタ71、一致検
出回路72、Dフリップフロップ73、インバータ回路
74は第1の分周回路を構成しており、分周器42にて
1/N1 に分周したクロックをさらに1/NH に分周す
る。すなわち、分周器42にて1/N1 に分周したクロ
ックをnビットのバイナリカウンタ71にてカウント
し、そのカウント値がバイナリデータNH に一致したこ
とを一致検出回路72にて検出すると、この一致検出回
路72からハイレベル信号が出力される。Dフリップフ
ロップ73はそのハイレベル信号を、インバータ回路7
4を介したクロック発生器41からのクロックの入力の
タイミングにて保持し、ハイレベル信号を出力する。こ
のDフリップフロップ73からのハイレベル信号により
バイナリカウンタ71がクリアされる。また、Dフリッ
プフロップ73は、インバータ回路74を介した次のク
ロック入力にて出力をローレベルにする。従って、上記
作動を繰り返すことにより、クロック発生器41のクロ
ック周波数fCLK に対し、fCLK /(N1 ・NH )の周
波数を有し、幅が1/fCL K である連続周期パルスがD
フリップフロップ73より出力される。
【0033】同様に、mビットのバイナリカウンタ7
5、一致検出回路76、Dフリップフロップ77、イン
バータ回路78は第2の分周回路を構成しており、上記
したのと同様な作動により、分周器43にて1/N2
分周したクロックをさらに1/NL に分周する。従っ
て、fCLK /(N2 ・NL )、幅が1/fCLK である連
続周期パルスがDフリップフロップ77より出力され
る。
【0034】セレクタ8は、セレクト端子S1にローレ
ベルが入力されると入力端子Aを選択し、セレクト端子
S2にハイレベルが入力されると入力端子Bを選択し、
セレクト端子S1にハイレベル、セレクト端子S2にロ
ーレベルが入力されると入力端子Cを選択する。ワンシ
ョットマルチバイブレータ2および電圧変換回路3は図
1に示すものと同一構成であり、セレクタ8からのパル
ス信号の立ち上がりにてトリガされ一定幅のパルス信号
を出力し、この一定幅のパルス信号により電圧変換回路
3にて電圧変換作動を行う。
【0035】上記構成において、その作動を説明する。
信号入力端子1の入力パルス信号が立ち上がると、エッ
ジ検出回路11にてそのエッジが検出され、カウンタ5
2及びカウンタ55はリセットされる。その後、カウン
タ52及びカウンタ55は、クロック発生器41からの
クロックを1/N1 、1/N2 に分周したクロックによ
りそれぞれカウントアップし、このカウント動作を入力
パルス信号の立ち上がりに同期して繰り返す。
【0036】ここで、入力パルス信号の周波数がバイナ
リデータNH に対応する高域クランプ周波数とバイナリ
データNL に対応する低域クランプ周波数との間にある
ものとする。カウンタ52のカウント値がバイナリデー
タNH と一致すると、一致検出回路61の出力がハイレ
ベルとなる。このハイレベル信号により、インバータ回
路53を介したアンド回路51の作動によりカウンタ5
2はカウント動作を停止する。
【0037】そして、信号入力端子1の次の信号の立ち
上がりにて、一致検出回路61のハイレベル信号がDフ
リップフロップ62に記憶され、その後、カウンタ52
がクリアされる。従って、入力パルス信号の周波数が高
域クランプ周波数より低い間はDフリップフロップ62
はハイレベル信号を保持して出力する。一方、カウンタ
55のカウント値がバイナリデータNL と一致する前
に、入力パルス信号の次の立ち上がりにて、一致検出回
路63からのローレベル信号がDフリップフロップ64
に記憶され、その後カウンタ55がクリアされる。従っ
て、Dフリップフロップ64はローレベル信号を出力す
る。
【0038】セレクタ8は、セレクト端子S1にハイレ
ベル、セレクト端子S2にローレベルの信号が入力され
るため、入力端子Cを選択、エッジ検出回路11にてエ
ッジ検出された入力パルス信号をワンショットマルチバ
イブレータ2に出力する。従って、このワンショットマ
ルチバイブレータ2および電圧変換回路3の作動によ
り、入力パルス信号の周波数が電圧に変換され出力端子
35より出力される。
【0039】次に、入力パルス信号の周波数がデータN
L に対応する低域クランプ周波数より低くなった場合に
ついて説明する。この場合は、カウンタ55は、信号入
力端子1の次の信号の立ち上がり前に、そのカウント値
がバイナリデータNL と一致するため、その出力がハイ
レベルとなり、インバータ回路56を介したアンド回路
54の作動によりカウンタ55はカウント動作を停止す
る。そして、信号入力端子1の次の信号の立ち上がりに
て一致検出回路63のハイレベル信号がDフリップフロ
ップ64に記憶される。
【0040】セレクタ8は、セレクト端子S2にハイレ
ベル信号が入力されるため、入力端子Bを選択し、Dフ
リップフロップ77より出力されるfCLK /(N2 ・N
L )の周波数信号をワンショットマルチバイブレータ2
に出力する。従って、このワンショットマルチバイブレ
ータ2および電圧変換回路3の作動により、fCLK
(N2 ・NL )の周波数信号が電圧に変換され一定電圧
として出力端子35より出力される。
【0041】次に、入力パルス信号の周波数がデータN
H に対応する高域クランプ周波数より高くなった場合に
ついて説明する。この場合は、カウンタ52のカウント
値がバイナリデータNH と一致する前に、入力パルス信
号の次の立ち上がりにて、一致検出回路61からのロー
レベル信号がDフリップフロップ62に記憶され、その
後カウンタ52がクリアされる。従って、Dフリップフ
ロップ62はローレベル信号を記憶して出力する。
【0042】セレクタ8は、セレクト端子S1にローレ
ベル信号が入力されるため、入力端子Aを選択し、Dフ
リップフロップ73より出力されるfCLK /(N1 ・N
H )の周波数信号をワンショットマルチバイブレータ2
に出力する。従って、このワンショットマルチバイブレ
ータ2および電圧変換回路3の作動により、fCLK
(N1 ・NH )の周波数信号が電圧に変換され一定電圧
として出力端子35より出力される。
【0043】次に、図3に示す波形図を用いて入力パル
ス信号の周波数が低下(周期が増大)する場合について
説明する。信号入力端子1には、図3(A)に示す入力
パルス信号が入力される。この入力パルス信号の立ち上
がりに同期してカウンタ55は図3(B)に示すように
カウント作動を繰り返す。入力パルス信号の周波数が低
域クランプ周波数より高い間はカウンタ55のカウント
値がバイナリデータNL に達せず、一致検出回路63
は、図3(C)に示すようにローレベル出力を維持し、
Dフリップフロップ64も図3(D)に示すようにロー
レベル出力を維持する。
【0044】一方、カウンタ75は図3(E)に示すよ
うにカウント動作を繰り返し、Dフリップフロップ77
は図3(F)に示すfCLK /(N2 ・NL )の周波数信
号を出力している。従って、入力パルス信号の周波数が
低域クランプ周波数より高い間は、セレクタ8は、入力
パルス信号のエッジ検出を行った図3(G)に示すパル
スを出力し、このパルスにより電圧変換回路3は図3
(I)に示す電圧を出力する。
【0045】ここで、入力パルス信号の周波数が低域ク
ランプ周波数より低くなると、カウンタ55のカウント
値がバイナリデータNL に達し、一致検出回路63は、
ハイレベル信号を出力し、Dフリップフロップ64はハ
イレベル信号を保持して出力する(それぞれ図3(B)
(C)(D)参照)。従って、セレクタ8は、図3
(F)に示すfCLK /(N2 ・NL )の周波数信号を選
択し出力する。この出力により電圧変換回路3にて変換
される電圧は図3(I)に示すように一定の電圧に変化
していく。
【0046】なお、入力パルス信号の周波数が増大(周
期が低下)する場合の各部波形図については、上記した
作動説明等から十分推察されるので、ここでは省略す
る。このように、上記実施例によれば、入力パルス信号
の周波数finが、クロック周波数fCLK 、分周比
1 、N2 及び内部バイナリデータNH 、NL により決
定される低域側クランプ周波数以下又は高域側クランプ
周波数以上となったときに、出力電圧値を一定値にクラ
ンプする。従って、図4(B)に示すように、電圧変換
回路3において、回路定数のばらつき等により、出力電
圧がVL1→VL2、VH1→VH2と変動したとしても、クラ
ンプ周波数を一定とすることができる。このクランプ周
波数の精度はクロック周波数精度のみによって決まるた
め、クロック発生器41に水晶発振器等を用いることに
より高い周波数精度を有するクランプ特性が得られる。
【0047】なお、図4(A)(B)は、横軸が対数目
盛りで記載されており、周波数ー電圧変換ゲインが回路
定数のばらつき等により所望の特性より小さくなった場
合、実際の特性が理想特性からずれていることを若干強
調して表している。また、本実施例において、内部バイ
ナリデータNH 、NL の値をレジスタ等に格納しておく
などの方法により、クランプ周波数をシステムの要求に
応じて任意に変えることも可能である。
【0048】なお、上記実施例では、1つのクロックか
ら分周器42、43、第1、第2の分周回路によりそれ
ぞれ分周したクロックを得るようにしたものを示した
が、それぞれのクロック周波数を有する別々のクロック
を用いるようにしてもよい。その場合、入力パルス信号
をクランプする周波数とそのクロックにより設定される
上限、下限の周波数を一致させておくようにする必要が
ある。
【0049】また、そのようにクロックを別々に備える
場合には、それぞれにワンショットマルチバイブレータ
を設けるようにし、それらの出力を選択して電圧変換回
路3に加えるようにしてもよい。さらに、上記実施例で
は、上限、下限の周波数にクランプするようにしたもの
を示したが、所望の出力特性に応じてそのいずれか一方
のみのクランプとするようにしてもよい。 (第2実施例)この第2実施例では、入力パルス信号の
周期をディジタルの周期データに変換し、この周期デー
タを、高域クランプ周波数と低域クランプ周波数に対応
するバイナリデータNH とNL にてクランプし、このク
ランプされた周期データによりその周期データに対応す
る周期のパルス信号を作成し、このパルス信号を基に、
上記第1実施例と同様、ワンショットマルチバイブレー
タ2および電圧変換回路3により電圧に変換するように
している。
【0050】この第2実施例における具体的な回路構成
を図5に示す。分周回路201は、クロック入力端子4
からのクロックを分周し、周期TCLK1と周期TCLK2のク
ロックを出力する。カウント回路210は、信号入力端
子1からの入力パルス信号をカウントし、入力パルス信
号の周期を示すディジタルの周期データを出力する。こ
のカウント回路210は、入力パルス信号の立ち上がり
エッジを検出してエッジ検出信号を出力するエッジ検出
回路211と、クロック(周期TCLK1)をカウントし、
エッジ検出信号によりクリアされるカウンタ212と、
カウンタ212のカウント値をエッジ検出回路からのエ
ッジ検出信号のタイミングで保持するnビットDフリッ
プフロップ213により構成されている。従って、入力
パルス信号の立ち上がりエッジ間にカウントされたクロ
ック数が、入力パルス信号の周期を示すディジタルの周
期データとして出力される。
【0051】この周期データは、周期設定回路220に
入力され、高域クランプ周波数と低域クランプ周波数に
対応するバイナリデータNH とNL にてクランプされ
る。この周期設定回路220は、図2のNH 設定回路6
0、NL 設定回路70と同様の回路(この図5には図示
されない)からのバイナリデータNH 、NL と周期デー
タとをそれぞれ比較するディジタルコンパレータ22
1、222と、この比較結果により、周期データ、バイ
ナリデータNH 、NL のいずれかを出力するセレクタ2
23とにより構成されている。従って、セレクタ223
からは、バイナリデータNH 、NL にてクランプされた
周期データが出力される。
【0052】パルス信号発生回路230は、出力された
周期データに対応した周期を有する一定パルス幅のパル
ス信号を出力する。このパルス信号発生回路230は、
分周回路201から出力される周期TCLK2のクロックを
カウントするカウンタ231と、このカウンタ231の
カウント値を周期設定回路220から出力された周期デ
ータと比較するディジタルコンパレータ232と、この
ディジタルコンパレータ232の出力を保持するDフリ
ップフロップ233と、このDフリップフロップ233
に周期TCLK2のクロックを反転したクロックを出力する
インバータ234と、ワンショットマルチバイブレータ
2とから構成されている。
【0053】そして、カウンタ231は周期TCLK2のク
ロックをカウントし、そのカウント値が周期データに達
すると、ディジタルコンパレータ232からハイレベル
信号が出力され、そのハイレベル信号がDフリップフロ
ップ233にて保持されるとともにカウンタ231がク
リアされる。そのクリアによりディジタルコンパレータ
232の出力がローレベルになり、インバータ234か
らの次のクロックによりDフリップフロップ233の出
力がローレベルに変化する。従って、その動作を繰り返
すことにより、Dフリップフロップ233からパルス幅
CLK2で周期データに対応する周期のパルス信号が出力
される。この出力されたパルス信号により、第1実施例
と同様にして、ワンショットマルチバイブレータ2、電
圧変換回路3にて出力電圧が作成される。
【0054】上記構成において、その作動を図6に示す
タイミングチャートに従って説明する。この図6は、入
力パルス信号の周波数が時間とともに増大、すなわち周
期が時間とともに短くなっていく状態を示している。図
6(A)に示す入力パルス信号の立ち上がりエッジがエ
ッジ検出回路211にて検出され、そのエッジ検出信号
によりカウンタ212のカウント値がDフリップフロッ
プ213に取り込まれ、その直後カウンタ212はリセ
ットされる。図6(B)にDフリップフロップ213の
出力データ(周期データ)を示す。ここで、その値n
1、n2、n3…はそれぞれ図6(A)の周期T1、T
2、T3…に対応している。
【0055】この周期データの値がNL より小さく、N
H より大きい間は、セレクタ233はその周期データを
出力する。図2(C)にその出力される周期データを示
す。カウンタ231は、分周回路201からの周期T
CLK2のクロックをカウントしており、そのカウント値は
コンパレータ232にて周期データと比較される。そし
て、カウンタ231のカウント値が周期データ以上にな
る毎に、カウンタ231はリセットされ、またDフリッ
プフロップ233からパルス幅TCLK2のパルス信号が出
力される。
【0056】このカウンタ231のカウント値の変化を
図6(D)に示し、Dフリップフロップ233から出力
されるパルス信号の波形を図6(E)に示す。ここで、
パルス信号の周期t1、t2、t3、tHは、それぞれ
n1・TCLK2、n2・TCLK2、n3・TCLK2、NH ・T
CLK2で表される。また、そのパルス信号に基づき、ワン
ショットマルチバイブレータ2、電圧変換回路3にて作
成された電圧波形は図6(F)に示すようになる。
【0057】一方、周期データの値が小さくなり、NH
より小さくなると、コンパレータ221の出力がハイレ
ベルに変化し、その結果セレクタ223からNH のデー
タが出力される。この出力されたNH のデータに基づ
き、そのNH に対応した周期のパルス信号がDフリップ
フロップ回路233から出力され、電圧に変換される。
従って、入力パルス信号の周波数が高域クランプ周波数
にてクランプされ、電圧に変換されることになる。
【0058】同様にして、入力パルス信号の周波数が時
間とともに低下していく場合には、低域クランプ周波数
にてクランプされる。 (第3実施例)この第3実施例は、上記のような高域ク
ランプ周波数、低域クランプ周波数の2段階にてクラン
プするものでなく、複数の周波数で段階的に変化する電
圧パターンを作成するようにしたものである。
【0059】この第3実施例の具体的な回路構成を図7
に示す。この図7に示すものは、図5に示す回路構成に
対し、周期設定回路220の構成を、ROMにて構成さ
れる記憶回路240とした点が異なり、他の構成につい
ては図5に示すものと同様である。このROMの中に
は、図8に示すように、カウント回路210から出力さ
れる周期データに対応して、段階的に変化する出力周期
データがテーブルとして記憶されている。具体的には、
周期データが0〜a1の間は出力周期データをd1と
し、a1〜a2の間はd2、a2〜a3の間はd3、a
2〜a3の間はd4…というように、所定の周期データ
の範囲毎に、一定の周期データを出力するようにしてい
る。従って、ROMの出力周期データに比例した周期を
有するパルス信号がパルス信号発生回路230から出力
され、その結果、入力信号周波数に対し、図9に示すよ
うに段階的に変化する電圧に変換されて出力される。
【0060】なお、その記憶回路240として、EPR
OMのような書換え可能なメモリを用い、EPROMに
記憶されるデータを変えることにより、所望のF−V変
換特性を得ることができる。その場合、電気的に書換え
可能なEEPROMを用いれば、一層容易にデータの書
換えを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す回路構成図である。
【図2】図1に示す実施例をより具体的に構成した実施
例を示す回路構成図である。
【図3】図2に示す構成の各部の信号波形を示す波形図
である。
【図4】従来構成と本実施例におけるそれぞれの、入力
パルス信号と出力電圧の特性を示す特性図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す回路構成図である。
【図6】図5に示す構成の各部の信号波形を示す波形図
である。
【図7】本発明の第3実施例を示す回路構成図である。
【図8】図7中の記憶回路に記憶されているテーブルの
内容を示す図である。
【図9】第3実施例における入力信号周波数と出力電圧
との関係を示す特性図である。
【図10】従来の構成を示す回路構成図である。
【符号の説明】
1…信号入力端子、2…ワンショットマルチバイブレー
タ、3…電圧変換回路 4…クロック入力端子、5…カウンタ、6a、6b…コ
ンパレータ、7a、7b…分周回路、8…セレクタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G01R 23/15 G01R 23/15 H (56)参考文献 特開 昭54−25877(JP,A) 特開 平2−242168(JP,A) 特開 平3−110482(JP,A) 実開 昭57−61569(JP,U) 実開 平5−47872(JP,U) 実開 平3−35474(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 23/06 G01R 23/15 G01P 3/489

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力パルス信号の周波数を電圧に変換す
    る電圧変換手段を備えた周波数ー電圧変換装置におい
    て、 前記入力パルス信号の周波数が、所定のクランプ周波数
    に達したか否かを判定する周波数判定手段と、 前記クランプ周波数を有する設定パルス信号を出力する
    設定パルス信号発生手段と、 前記周波数判定手段の判定結果に基づき、前記入力パル
    ス信号の周波数が前記クランプ周波数に達しない時は、
    前記入力パルス信号の周波数を前記電圧変換手段にて電
    圧に変換させ、前記入力パルス信号の周波数が前記クラ
    ンプ周波数に達すると、前記設定パルス信号発生手段か
    らの設定パルス信号のクランプ周波数を前記電圧変換手
    段にて電圧に変換させる手段とを備えたことを特徴とす
    る周波数ー電圧変換装置。
  2. 【請求項2】 入力パルス信号の周期を各周期ごとに計
    数するカウント手段と、 このカウント手段により計数された入力パルス信号の周
    期とクランプ周波数に対応して設定された設定周期とを
    前記入力パルス信号の周期毎に比較して比較結果を出力
    する比較手段と、 前記設定周期を有する一定周期の設定パルス信号を発生
    する設定パルス信号発生手段と、 前記比較手段の比較結果により、前記設定パルス信号発
    生手段からの設定パルス信号及び前記入力パルス信号の
    いずれかを選択して電圧変換用のパルス信号を出力する
    選択出力手段と、 この選択出力手段より出力されたパルス信号の周波数を
    電圧に変換する電圧変換手段とを備えたことを特徴とす
    る周波数ー電圧変換装置。
  3. 【請求項3】入力パルス信号のエッジを検出してエッジ
    検出信号を出力するエッジ検出手段と、 このエッジ検出手段からエッジ検出信号が出力される毎
    に前記入力パルス信号の周期を各周期ごとに計数するカ
    ウント手段と、 クランプ周波数に対応して設定された設定周期のデータ
    を出力する設定データ出力手段と、 前記カウント手段により計数された入力パルス信号の周
    期を示すデータと前記設定データ出力手段から出力され
    た設定周期のデータとを比較し比較結果を出力する比較
    手段と、 前記設定周期を有する一定周期の設定パルス信号を発生
    する設定パルス信号発生手段と、 前記比較手段の比較結果により、前記設定パルス信号発
    生手段からの設定パルス信号及び前記入力パルス信号の
    いずれかを選択して電圧変換用のパルス信号を出力する
    選択出力手段と、 この選択出力手段より出力されたパルス信号の周波数を
    電圧に変換する電圧変換手段とを備えたことを特徴とす
    る周波数ー電圧変換装置。
  4. 【請求項4】 前記選択出力手段は、前記設定パルス信
    号発生手段からの設定パルス信号及び前記入力パルス信
    号のいずれかを選択するセレクト手段と、このセレクト
    手段からの出力のエッジをトリガとして一定幅のパルス
    信号を発生する一定幅パルス信号発生手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項2又は3に記載の周波数ー電圧変
    換装置。
  5. 【請求項5】 前記電圧変換手段は、前記一定幅パルス
    信号発生手段からの一定幅のパルス信号によりスイッチ
    ング作動するスイッチング手段を有し、定電流源からの
    定電流を前記スイッチング手段を介し並列に接続された
    抵抗とコンデンサとからなる時定数回路に供給し、前記
    抵抗に発生する電圧を出力電圧とするものであることを
    特徴とする請求項4に記載の周波数ー電圧変換装置。
  6. 【請求項6】 所定周波数のクロックを発生するクロッ
    ク発生手段を備え、前記カウント手段は前記クロック発
    生手段からのクロックに基づき前記計数作動を行うもの
    であって、前記設定パルス信号発生手段は前記クロック
    発生手段からのクロックを分周して前記設定周期を有す
    るパルス信号を発生することを特徴とする請求項2乃至
    5のいずれか1つに記載の周波数ー電圧変換装置。
  7. 【請求項7】 入力パルス信号の周期を計測して周期デ
    ータを出力する周期計測手段と、 所定の周波数で変化するパターンの周波数ー電圧特性を
    得るために、前記出力された周期データをデータ変換す
    る周期データ変換手段と、 この変換された周期データに基づき、その周期データに
    対応した周期を有しパルス幅が一定のパルス信号を発生
    するパルス信号発生手段と、 この発生されたパルス信号のデューティ比に比例した電
    圧を出力する電圧出力手段とを備えたことを特徴とする
    周波数ー電圧変換装置。
  8. 【請求項8】 前記周期データ変換手段は、前記周期デ
    ータをクランプデータによりクランプするクランプ手段
    を有することを特徴とする請求項7に記載の周波数ー電
    圧変換装置。
  9. 【請求項9】 前記周期データ変換手段は、前記周期デ
    ータを変換するための変換特性を記憶する記憶手段を有
    することを特徴とする請求項7に記載の周波数ー電圧変
    換装置。
  10. 【請求項10】 前記記憶手段は、前記周期データの大
    きさに対して変換される周期データが段階的に変化する
    変換特性を記憶することを特徴とする請求項9に記載の
    周波数ー電圧変換装置。
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