JP3473118B2 - 濾材の洗浄方法 - Google Patents
濾材の洗浄方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は濾材の洗浄方法に係り、
特に、フッ素含有水を炭酸カルシウム濾材を充填した塔
に通水してフッ素をフッ化カルシウムとして除去・回収
するに当り、使用済の濾材を効果的に水洗する方法に関
する。 【０００２】 【従来の技術】半導体製造分野やその関連分野、各種金
属材料、単結晶材料、光学系材料等の表面処理分野で
は、フッ化水素（ＨＦ）やフッ化アンモニアム（ＮＨ4
Ｆ）を主成分とするエッチング剤が多量使用されること
から、フッ素を含む排水が排出される。 【０００３】従来、このようなフッ素含有水の処理方法
として、粒状の炭酸カルシウム濾材（ＣａＣＯ3 ）を濾
材として充填した塔に通水して、フッ素を結晶性の良い
フッ化カルシウム（ＣａＦ2 ）に転換して除去、回収す
る方法が提案されている。即ち、ＣａＣＯ3 ＋２Ｆ- →
ＣａＦ2 ＋ＣＯ2 ＋Ｈ2 Ｏの反応により、ＣＯ3 2- とＦ
- とを置換してＣａＦ2 を生成させることにより、水中
のＦ- を除去する方法である。 【０００４】このようなフッ素含有水の処理に使用した
濾材は、ＣａＣＯ3 がＣａＦ2 に変換したものであり、
資源利用が可能なものである。また、廃棄物として投棄
する場合は、主に陸土埋立されるが、海洋投棄処分され
ることもある。投棄処分に当っては、この濾材は塔内で
フッ素含有水中に含浸されていたものであることから、
十分に洗浄する必要がある。通常の場合、濾材の洗浄
は、塔内に充填した状態で、１０Ｂ．Ｖ．以上の洗浄水
を３０％程度の展開流速で通水して逆洗することにより
実施されている。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような水洗浄を行った濾材でも、溶出試験（海洋汚染及
び海上災害の防止に関する法律施工令第５条第１項に規
定する埋立場所等に排出しようとする金属等を含む廃棄
物に係る判定基準を定める総理府令昭和４８年総理府令
第６号）において、フッ素の溶出基準値（１５ｍｇ−Ｆ
／ｌ以下）以上にフッ素が溶出し、海洋投棄の判定基準
を超えてしまう場合があった。 【０００６】この現象は、被処理フッ素含有水中にナト
リウムが含まれている場合にのみ生起することから、ナ
トリウムに起因するものであることが判明した。即ち、
フッ素含有水との接触で、濾材のＣａＣＯ3 がＣａＦ2
となる際に、フッ素含有水中のフッ化ナトリウム（Ｎａ
Ｆ）が濾材内部又は濾材表面に吸着又は反応して取り込
まれる。濾材に取り込まれるＮａＦは、濾材のＣａＦ2
に対して１重量％以下であるが、このＮａＦは水洗浄だ
けでは十分に除去し得ず、溶出試験においてフッ素の溶
出を引き起こす。 【０００７】本発明は上記従来の問題点を解決し、ナト
リウムを含むフッ素含有水の処理に用いた濾材を効果的
に洗浄し、洗浄後の濾材からのフッ素の溶出を確実に防
止する濾材の洗浄方法を提供することを目的とする。 【０００８】 【課題を解決するための手段】本発明の濾材の洗浄方法
は、炭酸カルシウム濾材をフッ素含有水と接触させた
後、該濾材を洗浄する方法において、該濾材をｐＨ８以
上のカルシウム化合物含有水で洗浄することを特徴とす
る。 【０００９】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明
する。 【００１０】図１は、本発明の濾材の洗浄方法の実施に
好適な装置の一例を示す系統図である。 【００１１】本実施例においては、使用済の濾材１をカ
ラム２に充填し、まず、ポンプＰにより、配管１１，１
２を経て工水等の洗浄水を上向流通水して洗浄する。洗
浄排水は配管１３より系外へ排出する。 【００１２】次に、循環洗浄槽３内のカルシウム化合物
含有水をポンプＰにより配管１４，１２を経てカラム１
に上向流通水した後、配管１５より循環洗浄槽３に戻す
循環洗浄を行う。なお、４はｐＨ計、１６は水酸化カル
シウム（Ｃａ（ＯＨ）2 ）添加手段であり、このｐＨ計
４に連動している。 【００１３】この洗浄に用いるカルシウム化合物含有水
のｐＨが８未満であると、本発明による良好な洗浄効果
が得られない。カルシウム化合物含有水のｐＨは特に１
０〜１２であることが好ましい。 【００１４】この洗浄に用いるカルシウム化合物として
は、ｐＨ調整を不要とすることができることから、Ｃａ
（ＯＨ）2 が好適である。この場合、循環させる工水等
の洗浄水に、Ｃａ（ＯＨ）2 をｐＨ８以上、好ましくは
ｐＨ１０〜１２となるように添加して用いる。このＣａ
（ＯＨ）2 添加量は、特に、洗浄する濾材１ｍ3 （約１
２００ｋｇ）に対して１０〜２０ｋｇ程度の添加量とな
るようにするのが好ましい。 【００１５】なお、カルシウム化合物としては、塩化カ
ルシウム（ＣａＣｌ2 ）等のカルシウム塩等を用いるこ
ともできるが、この場合には水酸化ナトリウム（ＮａＯ
Ｈ）等のｐＨ調整剤を用いてｐＨ調整を行う必要があ
る。 【００１６】このようなカルシウム化合物含有水による
循環洗浄は、通常の場合、１０分以上、特に、図１に示
す洗浄法の場合には均一混合洗浄の観点から６０〜１２
０分程度行うのが好ましい。また、濾材を均等混合して
十分な洗浄効果を得るために、循環洗浄水の通水によ
り、濾材が１０〜１００％、特に２０〜４０％の展開率
で展開するようにポンプ流量を設定するのが好ましい。 【００１７】なお、図１に示す方法は本発明の一実施例
であって、本発明はその要旨を超えない限り、何ら図示
の方法に限定されるものではない。 【００１８】例えば、濾材はカラムへの通水洗浄に限ら
ず、容器内での撹拌洗浄としても良い。また、カラム洗
浄の場合においても、フッ素含有水の処理のためのカラ
ム内で通水を切り換えて洗浄を行っても良く、また、一
旦、濾材を取り出して別のカラムに濾材を充填して洗浄
しても良い。 【００１９】 【作用】前述の如く、ＣａＣＯ3 濾材をＮａを含有する
フッ素含有排水の処理に使用した場合、使用済のＣａＦ
2 濾材の表面又は内部には、ＮａＦが吸着ないし反応し
て取り込まれている。このＮａＦは水洗浄のみでは除去
し得ないが、ｐＨ８以上のカルシウム化合物含有水で洗
浄することにより、ＮａＦをＣａＦ2 に変換して固定す
ることができる。このため、このようなカルシウム含有
水で洗浄した後の濾材は、溶出試験においてもフッ素の
溶出は著しく少ないものとなり、海洋投棄基準を十分に
満たすものとなる。 【００２０】 【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限
り、以下の実施例により限定されるものではない。 【００２１】実施例１ ＣａＣＯ3 濾材を常法に従って、Ｎａを含むフッ素含有
排水のフッ素除去、回収処理に用い、この使用済濾材１
００ｍｌを直径３ｃｍのカラムに充填して、図１に示す
装置により洗浄を行った。洗浄は、まず、工水をＬＶ＝
２０ｍ／ｈｒ（約２３０ｍｌ／分）で１０Ｂ．Ｖ．通水
して逆洗した（通水後の工水は系外へ排出する。）。次
いで、循環洗浄槽内の工水にｐＨが１１となるようにＣ
ａ（ＯＨ）2 を加え（濾材１００ｍｌに対するＣａ（Ｏ
Ｈ）2 添加量は１．８ｇ）、この循環洗浄槽内のＣａ
（ＯＨ）2 水溶液をＬＶ＝２０ｍ／ｈｒ（約２３０ｍｌ
／分）で２時間循環通水して洗浄を行った。なお、ＬＶ
＝２０ｍ／ｈｒの通水により、濾材の展開率は３０％と
なった。 【００２２】洗浄後の濾材を取り出し水切り後、前記昭
和４８年総理府令第６号によるフッ素溶出試験を行い、
溶出量を測定し、結果を表１に示した。 【００２３】比較例１ 循環洗浄槽にＣａ（ＯＨ）2 を添加しなかったこと以外
は、実施例１と同様に使用済濾材の洗浄を行い、洗浄後
の濾材について同様にフッ素溶出試験を行って、結果を
表１に示した。 【００２４】比較例２ 循環洗浄槽にＣａ（ＯＨ）2 を槽内の水のｐＨが７．０
となるように添加したこと以外は、実施例１と同様に使
用済濾材の洗浄を行い、洗浄後の濾材について同様にフ
ッ素溶出試験を行って、結果を表１に示した。 【００２５】 【表１】 【００２６】表１より明らかなように、本発明によれ
ば、使用済濾材を効果的に洗浄して、フッ素の溶出を防
止することができる。 【００２７】 【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の濾材の洗浄
方法によれば、ＣａＣＯ3 濾材をフッ素含有排水、特
に、Ｎａを含有するフッ素含有排水の処理に用いた場合
においても、使用済の濾材を効率的に洗浄して、容易に
海洋投棄の判定基準値（フッ素溶出試験におけるフッ素
溶出濃度１５ｍｇ−Ｆ／ｌ以下）以下となるように洗浄
することができる。
特に、フッ素含有水を炭酸カルシウム濾材を充填した塔
に通水してフッ素をフッ化カルシウムとして除去・回収
するに当り、使用済の濾材を効果的に水洗する方法に関
する。 【０００２】 【従来の技術】半導体製造分野やその関連分野、各種金
属材料、単結晶材料、光学系材料等の表面処理分野で
は、フッ化水素（ＨＦ）やフッ化アンモニアム（ＮＨ4
Ｆ）を主成分とするエッチング剤が多量使用されること
から、フッ素を含む排水が排出される。 【０００３】従来、このようなフッ素含有水の処理方法
として、粒状の炭酸カルシウム濾材（ＣａＣＯ3 ）を濾
材として充填した塔に通水して、フッ素を結晶性の良い
フッ化カルシウム（ＣａＦ2 ）に転換して除去、回収す
る方法が提案されている。即ち、ＣａＣＯ3 ＋２Ｆ- →
ＣａＦ2 ＋ＣＯ2 ＋Ｈ2 Ｏの反応により、ＣＯ3 2- とＦ
- とを置換してＣａＦ2 を生成させることにより、水中
のＦ- を除去する方法である。 【０００４】このようなフッ素含有水の処理に使用した
濾材は、ＣａＣＯ3 がＣａＦ2 に変換したものであり、
資源利用が可能なものである。また、廃棄物として投棄
する場合は、主に陸土埋立されるが、海洋投棄処分され
ることもある。投棄処分に当っては、この濾材は塔内で
フッ素含有水中に含浸されていたものであることから、
十分に洗浄する必要がある。通常の場合、濾材の洗浄
は、塔内に充填した状態で、１０Ｂ．Ｖ．以上の洗浄水
を３０％程度の展開流速で通水して逆洗することにより
実施されている。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような水洗浄を行った濾材でも、溶出試験（海洋汚染及
び海上災害の防止に関する法律施工令第５条第１項に規
定する埋立場所等に排出しようとする金属等を含む廃棄
物に係る判定基準を定める総理府令昭和４８年総理府令
第６号）において、フッ素の溶出基準値（１５ｍｇ−Ｆ
／ｌ以下）以上にフッ素が溶出し、海洋投棄の判定基準
を超えてしまう場合があった。 【０００６】この現象は、被処理フッ素含有水中にナト
リウムが含まれている場合にのみ生起することから、ナ
トリウムに起因するものであることが判明した。即ち、
フッ素含有水との接触で、濾材のＣａＣＯ3 がＣａＦ2
となる際に、フッ素含有水中のフッ化ナトリウム（Ｎａ
Ｆ）が濾材内部又は濾材表面に吸着又は反応して取り込
まれる。濾材に取り込まれるＮａＦは、濾材のＣａＦ2
に対して１重量％以下であるが、このＮａＦは水洗浄だ
けでは十分に除去し得ず、溶出試験においてフッ素の溶
出を引き起こす。 【０００７】本発明は上記従来の問題点を解決し、ナト
リウムを含むフッ素含有水の処理に用いた濾材を効果的
に洗浄し、洗浄後の濾材からのフッ素の溶出を確実に防
止する濾材の洗浄方法を提供することを目的とする。 【０００８】 【課題を解決するための手段】本発明の濾材の洗浄方法
は、炭酸カルシウム濾材をフッ素含有水と接触させた
後、該濾材を洗浄する方法において、該濾材をｐＨ８以
上のカルシウム化合物含有水で洗浄することを特徴とす
る。 【０００９】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明
する。 【００１０】図１は、本発明の濾材の洗浄方法の実施に
好適な装置の一例を示す系統図である。 【００１１】本実施例においては、使用済の濾材１をカ
ラム２に充填し、まず、ポンプＰにより、配管１１，１
２を経て工水等の洗浄水を上向流通水して洗浄する。洗
浄排水は配管１３より系外へ排出する。 【００１２】次に、循環洗浄槽３内のカルシウム化合物
含有水をポンプＰにより配管１４，１２を経てカラム１
に上向流通水した後、配管１５より循環洗浄槽３に戻す
循環洗浄を行う。なお、４はｐＨ計、１６は水酸化カル
シウム（Ｃａ（ＯＨ）2 ）添加手段であり、このｐＨ計
４に連動している。 【００１３】この洗浄に用いるカルシウム化合物含有水
のｐＨが８未満であると、本発明による良好な洗浄効果
が得られない。カルシウム化合物含有水のｐＨは特に１
０〜１２であることが好ましい。 【００１４】この洗浄に用いるカルシウム化合物として
は、ｐＨ調整を不要とすることができることから、Ｃａ
（ＯＨ）2 が好適である。この場合、循環させる工水等
の洗浄水に、Ｃａ（ＯＨ）2 をｐＨ８以上、好ましくは
ｐＨ１０〜１２となるように添加して用いる。このＣａ
（ＯＨ）2 添加量は、特に、洗浄する濾材１ｍ3 （約１
２００ｋｇ）に対して１０〜２０ｋｇ程度の添加量とな
るようにするのが好ましい。 【００１５】なお、カルシウム化合物としては、塩化カ
ルシウム（ＣａＣｌ2 ）等のカルシウム塩等を用いるこ
ともできるが、この場合には水酸化ナトリウム（ＮａＯ
Ｈ）等のｐＨ調整剤を用いてｐＨ調整を行う必要があ
る。 【００１６】このようなカルシウム化合物含有水による
循環洗浄は、通常の場合、１０分以上、特に、図１に示
す洗浄法の場合には均一混合洗浄の観点から６０〜１２
０分程度行うのが好ましい。また、濾材を均等混合して
十分な洗浄効果を得るために、循環洗浄水の通水によ
り、濾材が１０〜１００％、特に２０〜４０％の展開率
で展開するようにポンプ流量を設定するのが好ましい。 【００１７】なお、図１に示す方法は本発明の一実施例
であって、本発明はその要旨を超えない限り、何ら図示
の方法に限定されるものではない。 【００１８】例えば、濾材はカラムへの通水洗浄に限ら
ず、容器内での撹拌洗浄としても良い。また、カラム洗
浄の場合においても、フッ素含有水の処理のためのカラ
ム内で通水を切り換えて洗浄を行っても良く、また、一
旦、濾材を取り出して別のカラムに濾材を充填して洗浄
しても良い。 【００１９】 【作用】前述の如く、ＣａＣＯ3 濾材をＮａを含有する
フッ素含有排水の処理に使用した場合、使用済のＣａＦ
2 濾材の表面又は内部には、ＮａＦが吸着ないし反応し
て取り込まれている。このＮａＦは水洗浄のみでは除去
し得ないが、ｐＨ８以上のカルシウム化合物含有水で洗
浄することにより、ＮａＦをＣａＦ2 に変換して固定す
ることができる。このため、このようなカルシウム含有
水で洗浄した後の濾材は、溶出試験においてもフッ素の
溶出は著しく少ないものとなり、海洋投棄基準を十分に
満たすものとなる。 【００２０】 【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限
り、以下の実施例により限定されるものではない。 【００２１】実施例１ ＣａＣＯ3 濾材を常法に従って、Ｎａを含むフッ素含有
排水のフッ素除去、回収処理に用い、この使用済濾材１
００ｍｌを直径３ｃｍのカラムに充填して、図１に示す
装置により洗浄を行った。洗浄は、まず、工水をＬＶ＝
２０ｍ／ｈｒ（約２３０ｍｌ／分）で１０Ｂ．Ｖ．通水
して逆洗した（通水後の工水は系外へ排出する。）。次
いで、循環洗浄槽内の工水にｐＨが１１となるようにＣ
ａ（ＯＨ）2 を加え（濾材１００ｍｌに対するＣａ（Ｏ
Ｈ）2 添加量は１．８ｇ）、この循環洗浄槽内のＣａ
（ＯＨ）2 水溶液をＬＶ＝２０ｍ／ｈｒ（約２３０ｍｌ
／分）で２時間循環通水して洗浄を行った。なお、ＬＶ
＝２０ｍ／ｈｒの通水により、濾材の展開率は３０％と
なった。 【００２２】洗浄後の濾材を取り出し水切り後、前記昭
和４８年総理府令第６号によるフッ素溶出試験を行い、
溶出量を測定し、結果を表１に示した。 【００２３】比較例１ 循環洗浄槽にＣａ（ＯＨ）2 を添加しなかったこと以外
は、実施例１と同様に使用済濾材の洗浄を行い、洗浄後
の濾材について同様にフッ素溶出試験を行って、結果を
表１に示した。 【００２４】比較例２ 循環洗浄槽にＣａ（ＯＨ）2 を槽内の水のｐＨが７．０
となるように添加したこと以外は、実施例１と同様に使
用済濾材の洗浄を行い、洗浄後の濾材について同様にフ
ッ素溶出試験を行って、結果を表１に示した。 【００２５】 【表１】 【００２６】表１より明らかなように、本発明によれ
ば、使用済濾材を効果的に洗浄して、フッ素の溶出を防
止することができる。 【００２７】 【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の濾材の洗浄
方法によれば、ＣａＣＯ3 濾材をフッ素含有排水、特
に、Ｎａを含有するフッ素含有排水の処理に用いた場合
においても、使用済の濾材を効率的に洗浄して、容易に
海洋投棄の判定基準値（フッ素溶出試験におけるフッ素
溶出濃度１５ｍｇ−Ｆ／ｌ以下）以下となるように洗浄
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の濾材の洗浄方法の実施に好適な洗浄装
置の一例を示す系統図である。 【符号の説明】 １ 濾材 ２ カラム ３ 循環洗浄槽 ４ ｐＨ計
置の一例を示す系統図である。 【符号の説明】 １ 濾材 ２ カラム ３ 循環洗浄槽 ４ ｐＨ計
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平７−251183（ＪＰ，Ａ)
特開 平２−191543（ＪＰ，Ａ)
特開 昭53−26458（ＪＰ，Ａ)
特開 昭62−298490（ＪＰ，Ａ)
特開 昭61−192385（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
C02F 1/58
C02F 1/28
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 炭酸カルシウム濾材をフッ素含有水と接
触させた後、該濾材を洗浄する方法において、該濾材を
ｐＨ８以上のカルシウム化合物含有水で洗浄することを
特徴とする濾材の洗浄方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20683694A JP3473118B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 濾材の洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20683694A JP3473118B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 濾材の洗浄方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0871569A JPH0871569A (ja) | 1996-03-19 |
| JP3473118B2 true JP3473118B2 (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=16529877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20683694A Expired - Lifetime JP3473118B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 濾材の洗浄方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3473118B2 (ja) |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP20683694A patent/JP3473118B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0871569A (ja) | 1996-03-19 |
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