JP3472538B2 - 紙幣搬送装置 - Google Patents

紙幣搬送装置

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JP3472538B2 JP2000269693A JP2000269693A JP3472538B2 JP 3472538 B2 JP3472538 B2 JP 3472538B2 JP 2000269693 A JP2000269693 A JP 2000269693A JP 2000269693 A JP2000269693 A JP 2000269693A JP 3472538 B2 JP3472538 B2 JP 3472538B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の遊技機と台
間機とが並設された島の内側に設置され、台間機に設け
られた紙幣投入口から投入された紙幣を島端に設置され
た紙幣回収部まで搬送するための紙幣搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パチンコホール等の遊技場において、遊
技機(パチンコ台やスロットマシーン)と台間機(メダ
ル貸機やパチンコ玉貸機)とが交互に背合わせで並設さ
れ、島を構成している。そして、その島の内側の間隙に
紙幣搬送装置が配設されている。従来の紙幣搬送装置
は、複数の搬送ユニットを連結して一体の搬送経路を構
成していた。しかし、搬送ユニットの連結位置が台間機
の裏面に近接していたため、遊技場現地において島の設
置工事を行うに際して、台間機の後方にはパチンコ玉の
補給管等を設置する必要があり、迅速な設置工事が困難
となっていた。
【0003】そこで、本願出願人は、複数の搬送ユニッ
トの連結位置を台間機の間隔の中間位置、すなわち遊技
機の後方とした紙幣搬送装置を提案した(特願2000
−43852号)。以下で、かかる紙幣搬送装置の構成
について図6を参照しながら概説する。図8は、紙幣搬
送装置が配設された島の一部を示す上面図である。
【0004】並設された複数の遊技機11の間には、台
間機12が1台ずつ介設され、その台間機12の上部に
紙幣識別器13が設けられている。 搬送ユニット15
は紙幣を搬送するための一対のメイン搬送部15a、1
5aとサブ搬送部15bとから構成され、図において、
Luが1つの搬送ユニット15の単位長となっている。
サブ搬送部15bは一対のメイン搬送部15a、15a
間に介設され、上流のメイン搬送部15aから搬送され
て来る紙幣と紙幣識別器13の紙幣投入口13aから投
入された紙幣とを合流せしめ、下流のメイン搬送部15
aへ搬送する。
【0005】メイン搬送部15aは搬送経路に沿って配
設された二対のプーリ16と、この各対のプーリ16に
掛架された一対のベルト17とを備えている。プーリ1
6の回転に伴って一対のベルト17は搬送経路に沿って
回動し、紙幣はこの一対のベルト17の間に、横立の状
態で挟持されながら搬送される。ここで、プーリ16の
一方は駆動プーリ、他方は従動プーリである。駆動プー
リ16はメイン搬送部15aの上面に取り付けられた第
1電動モーター(不図示)によって駆動されている。
【0006】また、サブ搬送部15bは紙幣識別器13
の後方に配置されている。紙幣識別器13の紙幣投入口
13aから投入された紙幣は真と識別された場合には、
着脱可能な紙幣搬送ガイド18を経由してこのサブ搬送
部15bに受け入れられる。そして、紙幣はサブ搬送部
15b内に収納された第2電動モーター(不図示)によ
って駆動されるローラ19によってサブ搬送経路Sに沿
って搬送され、下流のメイン搬送部15aに合流する。
隣接する搬送ユニット15、15はメイン搬送部15
a、15aの端部において、メイン搬送部15a、15
a間に介挿された連結部材、例えば連結板20によって
連結されている。
【0007】上述した構成の紙幣搬送装置14によれ
ば、搬送ユニット15、15の連結位置は台間機12の
裏面に近接することが避けられる。したがって、搬送ユ
ニットを連結して紙幣搬送装置14を設置する際に、台
間機12の後方に配管される遊戯媒体の補給管21のよ
うな他の設置物との干渉を回避して、設置作業を簡便か
つ円滑に行なうことができるようになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した紙幣搬送装置
では、メイン搬送部15aの駆動プーリ16を回転させ
るための第1電動モーターと、サブ搬送部15bのロー
ラ19を回転させるための第2電動モーターを備え、夫
々の回転動作は独立に制御されていた。これは、上流か
ら搬送されて来る紙幣と、紙幣識別器13の紙幣投入口
13aから投入された紙幣とがメイン搬送部15aの合
流部に同時に取り込まれ、紙幣詰まりが発生することを
防止するためである。
【0009】例えば、上流部に設けられた紙幣通過検知
センサーにより紙幣が通過したことを検知すると、サブ
搬送部15bの第2電動モーターは回転停止状態とす
る。その後、下流に設けられた紙幣通過検知センサーに
より紙幣が合流部から通過したことを検知すると第2電
動モーターは回転を開始し、紙幣投入口13aから投入
された紙幣はメイン搬送部15aへ取り込まれる。この
間、第1電動モーターは終始回転を続けている。
【0010】しかしながら、電動モーターを2つ設ける
ことはコストアップを招いていた。また、サブ搬送部1
5bは電動モーターの収納空間を確保する必要があるた
め、サブ搬送部15bのサイズが大きくなり、他の電子
部品などを併設する空間が狭くなるという問題も有して
いた。
【0011】本発明は上述した従来技術の課題に鑑みて
為されたものであり、紙幣搬送系を駆動するための電動
モーター数を削減すると共に、紙幣識別器13からの紙
幣を受け入れメイン搬送部15aへ合流させるサブ搬送
部15bのサイズを小型化することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の紙幣搬送装置
は、第1の回転体に掛架された無端ベルト間に紙幣を挟
持しながら搬送するメイン搬送部と、紙幣識別器から送
り出された紙幣を受け入れると共にメイン搬送部に合流
させるサブ搬送部と、を備え、紙幣を島端に設置された
紙幣回収部まで搬送する紙幣搬送装置において、前記サ
ブ搬送部の紙幣受入口に設けられ、回転面を互いに対向
させた一対の第2の回転体と、一方の第2の回転体を回
転駆動するための電動モーター手段と、他方の第2の回
転体を一定方向に往復移動することにより前記回転面間
の間隔の広狭を切換える間隔切換手段と、を備え、前記
第2の回転体の回転面間の間隔が狭い状態に切り換わっ
たとき、前記紙幣受入口から受け入れられた紙幣が前記
第2の回転体の回転面間に横立姿勢で挟持され、前記メ
イン搬送部へ送出されることを特徴とするものである。
【0013】本発明によれば、電動モーターの回転・停
止の切換えを行うことなく、第2の回転体の回転面間の
間隔の広狭を切換ることにより、紙幣をメイン搬送部に
送出するか否かを切換可能とすることができる。これに
より、紙幣搬送装置を構成するにあたり、従来のように
2つの電動モーターを用いる必要がなくなり、コストダ
ウンと装置の小型化が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の紙幣搬送装置の実
施形態について図1乃至図7を参照しながら詳細に説明
する。図1は紙幣搬送装置の1ユニットの上面図、図2
は同正面図である。また、図3は図1に示した紙幣搬送
装置の部分拡大図である。紙幣搬送装置を含む遊技設備
の全体構成については図8と同様なので、説明を省略す
る。
【0015】メイン搬送部30には、メイン搬送経路に
沿って配設された2対の上流側のプーリ31とこの各対
のプーリ31に掛架された一対の無端ベルト32、32
とを備えている。また、2対の下流側のプーリ33と、
この各対のプーリ33に掛架された一対の無端ベルト3
4、34とを備えている。
【0016】紙幣は、上流の無端ベルト32、32、下
流の無端ベルト34、34に横立の状態で挟持されなが
ら、上流から下流へと次々に搬送される。また、サブ搬
送部40側の2つのプーリ33、33はメイン搬送経路
から若干ずれて、サブ搬送部40側に近接して位置させ
ている。このため、一対の無端ベルト34を搬送経路に
沿うように位置修正するために、さらに一対のプーリ3
5、35が搬送経路に設けられている。
【0017】また、メイン搬送部30の上流側には、紙
幣の通過を検知するための紙幣通過検知センサー80が
設けられている。紙幣通過検知センサー80はLED等
の発光素子81及び受光素子82がメイン搬送経路を挟
んだ位置に設置されている。紙幣が通過していない時は
発光素子81から発せられた光は紙幣に遮られることな
く受光素子82によって受光されるが、紙幣が通過する
時、発光素子81から発せられた光は紙幣に遮られる。
したがって、受光素子81が発光素子81から発せられ
た光を受光したか否かを電気信号に変換することによ
り、紙幣の通過を検知することができる。
【0018】また、メイン搬送部30の下流側には、同
様に、紙幣の通過を検知するための紙幣通過検知センサ
ー83が設けられている。紙幣通過検知センサー83は
同様に、LED等の発光素子84及び受光素子85がメ
イン搬送経路を挟んだ位置に設置されている。
【0019】サブ搬送部40には、紙幣を合流部Gに案
内するための紙幣案内具41が設けられ、合流部Gへ向
かって屈曲したサブ搬送経路Sを有している。また、サ
ブ搬送部40本体の受け入れ口42には、受け入れプー
リ43及び受け入れローラ44が併設されている。受け
入れプーリ43と受け入れローラ44との回転面は対向
しており、その回転面間の間隔dは間隔切換機構により
切換可能に構成されている。
【0020】この間隔切換機構はソレノイド46と、ソ
レノイド46のソレノイド軸47に連結されたラックギ
ア48と、ラックギア48と噛み合わされた回転ギア4
9、回転ギア49が当接された薄い板バネ45とから構
成されている。上記の回転受け入れローラ44は板バネ
45から引き出された連結板に支軸が取り付けられ、回
転自在に構成されている。この間隔切換機構によれば、
ソレノイド46のソレノイド軸47の直線往復運動がそ
の運動方向と略直角方向に伝達されるので、受け入れプ
ーリ43と受け入れローラ44との回転面間の間隔dの
広狭が切換られる。51は紙幣がサブ搬送部40に受け
入れられたことを検知するための受け入れ検知センサー
である。
【0021】ここで、間隔切換機構の構成は上述した構
成に限定されず、ソレノイド軸47を直接、板バネ45
に連結した場合でも、受け入れプーリ43と受け入れロ
ーラ44との回転面間の間隔dが切換えることができ
る。ただし、そのような構成をとると、ソレノイド46
の長手方向が図面に示した方向と直角に方向を向くこと
となり、サブ搬送部40のサイズがその方向に大きくな
ってしまう。
【0022】また、サブ搬送部40の受け入れプーリ4
3とメイン搬送部30のプーリ33は、単一の電動モー
ターによって連動回転される。具体的には、図4に示す
ように、プーリ33の支軸33aと受け入れプーリ43
の支軸43aは電動モーター60によって、回転ギア6
1、62、63、64(回転伝達体)を介して駆動され
る。また、上流側のプーリ31についても回転ギアを介
して同一の電動モーター60を駆動源として連動回転す
るように構成することができる。上述した1ユニットの
紙幣搬送装置は、図8に示したように遊技台列に沿って
複数ユニットが連結される。
【0023】図5は、本実施形態に係る紙幣搬送装置の
電気系統ブロック図である。遊技台間に併設された台間
機100には紙幣識別器91、コントローラ部92が収
納されている。コントローラ部92は紙幣識別器91か
らの紙幣識別信号B1(紙幣の「真」、「偽」を表す信
号)と、メイン搬送部30の上流に設置された紙幣通過
検知センサー80からの検知信号S1と、下流に設置さ
れた紙幣通過検知センサー83からの検知信号S2に応
じて、ソレノイド46を制御する制御信号CNTを出力
する。
【0024】次に、図1乃至図5、及び図6、図7を参
照しながら紙幣搬送装置の動作について詳細に説明す
る。図6、図7は、サブ搬送部30の間隔切換機構部の
切換状態を説明するための図である。なお、図6(A)
は間隔切換機構部を示す上面図、図6(B)は同正面図
である。また、図7(A)は間隔切換機構部を示す上面
図、図7(B)は同正面図である。
【0025】紙幣識別器100に投入された紙幣は、紙
幣識別が行われると共に、紙幣識別器100の裏面から
送出され、サブ搬送部40本体の受け入れ口42に受け
入れられる。紙幣識別器100に収納された紙幣投入セ
ンサーによって紙幣投入が検知されると、電動モーター
61が回転を開始する。これにより、プーリ31、3
3、43が連動して回転を開始する。
【0026】この初期状態では、図6に示すように、ソ
レノイド46のソレノイド軸47は本体から繰り出さ
れ、受け入れプーリ43と受け入れローラ44の回転面
間の間隔dは紙幣の厚みに比して十分広い状態となって
いる。なお、図6において、70、71は受け入れプー
リ43の支軸43aの支持板であり、72、73は回転
ギア49の支持板である。
【0027】このため、受け入れ口42に受け入れられ
た紙幣は、紙幣識別器100の送出機構によってサブ搬
送経路Sの途中位置(合流点Gの手前)まで、その紙幣
の先端が送り込まれた状態で待機する。
【0028】そして、紙幣識別器91の識別結果が「偽
紙幣」である場合は、紙幣は再び紙幣識別器91に取り
込まれ、その紙幣投入口から排出される。一方、紙幣識
別器91の識別結果が「真紙幣」である場合には、紙幣
識別器91はコントローラ部92に紙幣識別信号B1
(この場合、「真紙幣」という結果を表す信号)を出力
する。コントローラ部92は、紙幣通過検知信号S1、
S2(紙幣の通過したことを表す信号)が出力されてい
ない場合、ソレノイド46にコントロール信号CNTを
出力する。
【0029】そうすると、図7に示すように、ソレノイ
ド46のソレノイド軸47は本体内へ引き込まれる。ソ
レノイド軸47の引き込みに応じて、ラックギア48は
ソレノイド46の本体方向へ移動するので、ラックギア
48と噛み合っている回転ギア49が回転する。この回
転ギア49の回転によって板バネ45が受け入れプーリ
43の方向へ押し曲げられ、受け入れプーリ43と受け
入れローラ44の回転面間の間隔dが狭い状態に切り換
わる。
【0030】すると、サブ搬送経路Sの途中位置(合流
点Gの手前)まで先端が送り込まれた状態で待機してい
た紙幣は、受け入れプーリ43と受け入れローラ44の
回転面間に挟持されると共に、受け入れプーリ43の回
転によってサブ搬送経路S方向へ送り込まれ、メイン搬
送部30の合流点Gへと送出される。
【0031】ここで、紙幣の滑り防止のために受け入れ
プーリ43の回転面には弾性ベルトを巻き付けられてい
る。そして、紙幣はメイン搬送部30の合流点Gへ到達
すると、回動する一対の無端ベルト34間に挟持されな
がらメイン搬送経路に沿って下流へ搬送され、島端に設
けられた紙幣回収箱に回収される。
【0032】一方、紙幣通過検知信号S1(上流側を紙
幣が通過したことを表す信号)が出力された場合、コン
トローラ部92は、紙紙幣が下流側へ通過したことを検
知する紙幣通過検知信号S2(下流側を紙幣が通過した
ことを表す信号)が出力されるのを待って、ソレノイド
46にコントロール信号CNTを出力する。これによ
り、上流側のメイン搬送経路に沿って搬送されて来る紙
幣と、サブ搬送経路Sから合流部へ搬送される紙幣とが
重なり合い、紙幣詰まりが発生することが防止される。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、紙幣のサブ搬送部40
の受け入れ口に設けられた受け入れプーリ43と受け入
れローラ44の回転面間の間隔dの広狭を切換ることに
より、紙幣をメイン搬送部に送出するか否かを切換可能
としているので、紙幣搬送装置を構成するにあたり、従
来のように2つの電動モーターを用いる必要がなくなり
コストダウンと装置の小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による紙幣搬送装置の1ユニ
ットの上面図である。
【図2】本発明の実施形態による紙幣搬送装置の正面図
である。
【図3】図1に示した紙幣搬送装置の要部の拡大図であ
る。
【図4】本発明の他の実施形態に係る紙幣搬送装置の部
分図である。
【図5】本発明の実施形態に係る紙幣搬送装置の電気系
統ブロック図である。
【図6】サブ搬送部30の間隔切換機構部の切換状態を
説明するための図である。
【図7】サブ搬送部30の間隔切換機構部の切換状態を
説明するための図である。
【図8】従来例に係る紙幣搬送装置が配設された島の一
部を示す上面図である。
【符号の説明】 30 メイン搬送部 31 プーリ 32 無端ベルト 33 プーリ 34 無端ベルト 35 プーリ 40 サブ搬送部 41 紙幣案内具 42 受け入れ口 43 受け入れプーリ 44 受け入れローラ 45 板バネ 46 ソレノイド 47 ソレノイド軸 48 ラックギア 49 回転ギア 51 受け入れ検知センサー 61 電動モーター 80 紙幣通過検知センサー 81 発光素子 82 受光素子 83 紙幣通過検知センサー 84 発光素子 85 受光素子 91 紙幣識別器 92 コントローラ部 100 台間機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−48534(JP,A) 特開 平1−133842(JP,A) 特開 平9−115032(JP,A) 特開 平2−18237(JP,A) 実開 平4−100144(JP,U) 特許2618184(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07D 1/00,3/00,9/00,9/04 G07D 11/00,113/00 A63F 7/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の回転体に掛架された無端ベルト間
    に紙幣を挟持しながら搬送するメイン搬送部と、紙幣識
    別器から送り出された紙幣を受け入れると共にメイン搬
    送部に合流させるサブ搬送部と、を備え、紙幣を島端に
    設置された紙幣回収部まで搬送する紙幣搬送装置におい
    て、 前記サブ搬送部の紙幣受入口に設けられ、回転面を互い
    に対向させた一対の第2の回転体と、一方の第2の回転
    体を回転駆動するための電動モーター手段と、他方の第
    2の回転体を一定方向に往復移動することにより前記回
    転面間の間隔の広狭を切換える間隔切換手段と、を備
    え、 前記第2の回転体の回転面間の間隔が狭い状態に切り換
    わったとき、前記紙幣受入口から受け入れられた紙幣が
    前記第2の回転体の回転面間に横立姿勢で挟持され、前
    記メイン搬送部へ送出されることを特徴とする紙幣搬送
    装置。
  2. 【請求項2】 前記電動モーター手段によって前記第1
    及び第2の回転体を回転伝達体を介して連動回転させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の紙幣搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記間隔切換手段は、直線往復運動をす
    るソレノイド軸を有するソレノイドを含み、該ソレノイ
    ド軸と前記他方の第2の回転体を連結して成ることを特
    徴とする請求項1に記載の紙幣搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記間隔切換手段は、直線往復運動をす
    るソレノイド軸を有するソレノイドと、ソレノイド軸の
    運動を直角方向に変換する変換機構を備え、前記変換機
    構により、前記他方の第2の回転体を往復移動させるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の紙幣搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記メイン搬送部に紙幣通過検知センサ
    ーを設け、前記間隔切換手段は、該紙幣通過検知センサ
    ーの検知結果に応じて、前記第2の回転体の回転面間の
    間隔の広狭を切換えることを特徴とする請求項1に記載
    の紙幣搬送装置。
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