JP3472379B2 - サブマージドモータポンプの設置装置 - Google Patents
サブマージドモータポンプの設置装置Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば貯蔵タンク内の
液化ガス（取扱液）内に浸漬されてポンプ動作を行う、
いわゆるサブマージドモータポンプに係り、特にそのフ
ート弁を介する設置装置に関する。
液化ガス（取扱液）内に浸漬されてポンプ動作を行う、
いわゆるサブマージドモータポンプに係り、特にそのフ
ート弁を介する設置装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、この種のサブマージドモータポ
ンプは、図５に示すように、円柱状のサブマージドモー
タ１０を、その吊下げ（巻上げ）装置１２およびガイド
ローラ１４（以下、詳細には図６参照）を介して、貯蔵
タンク１６内の液化ガス（取扱液）１８中に立設したパ
イプ状のコラムケーシング２０内に吊下げ挿通し、前記
モータ１０の下端部に設けたフート弁２２の封止（テー
パ）面２２ａを、コラムケーシング２０の下端部に設け
たフート弁アダプタ部２４の対応するシート（テーパ）
面２４ａに対接着座させる。これにより、コラムケーシ
ング２０の内部２０ａを液密に保持し、かつフート弁開
口部２６を開成して、この開口部２６からコラムケーシ
ング内部２０ａ、吐出口２８へ至るポンプ動作（図示の
流線参照）を達成するように構成されている。
ンプは、図５に示すように、円柱状のサブマージドモー
タ１０を、その吊下げ（巻上げ）装置１２およびガイド
ローラ１４（以下、詳細には図６参照）を介して、貯蔵
タンク１６内の液化ガス（取扱液）１８中に立設したパ
イプ状のコラムケーシング２０内に吊下げ挿通し、前記
モータ１０の下端部に設けたフート弁２２の封止（テー
パ）面２２ａを、コラムケーシング２０の下端部に設け
たフート弁アダプタ部２４の対応するシート（テーパ）
面２４ａに対接着座させる。これにより、コラムケーシ
ング２０の内部２０ａを液密に保持し、かつフート弁開
口部２６を開成して、この開口部２６からコラムケーシ
ング内部２０ａ、吐出口２８へ至るポンプ動作（図示の
流線参照）を達成するように構成されている。
【０００３】この時、タンク１６の液は、フート弁開口
部２６およびコラムケーシング内部２０ａを通過して吐
出されるまで、コラムケーシング内部２０ａはポンプ吐
出圧に保持され、一方前記開口部２６は低圧に保持され
る。
部２６およびコラムケーシング内部２０ａを通過して吐
出されるまで、コラムケーシング内部２０ａはポンプ吐
出圧に保持され、一方前記開口部２６は低圧に保持され
る。
【０００４】従って、このようなサブマージドモータポ
ンプによれば、殊に電力、ガス等に対するエネルギ源と
しての前記液化ガスを、簡単且つ確実にポンプ移送する
ことができる。なお、この種のポンプにおいて、サブマ
ージドモータ１０は、保守等のために適宜コラムケーシ
ング２０から引抜きを必要とするが、この引抜きは、前
記巻上げ装置１２を介して比較的簡単に達成される。
ンプによれば、殊に電力、ガス等に対するエネルギ源と
しての前記液化ガスを、簡単且つ確実にポンプ移送する
ことができる。なお、この種のポンプにおいて、サブマ
ージドモータ１０は、保守等のために適宜コラムケーシ
ング２０から引抜きを必要とするが、この引抜きは、前
記巻上げ装置１２を介して比較的簡単に達成される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のサブマージドモータポンプは、なお以下に述べるよ
うな難点を有していた。
来のサブマージドモータポンプは、なお以下に述べるよ
うな難点を有していた。
【０００６】すなわち、この種のサブマージドモータポ
ンプは、前述したように、サブマージドモータの下端部
の封止テーパ面を、コラムケーシングの下端部における
対応するシートテーパ面に対接着座することにより、コ
ラムケーシング内を液密に保持してポンプ動作を達成す
るように構成されている。従って、前記液密の保持、す
なわち、前記封止およびシート両テーパ面間の対接液密
性は、この場合に前記両テーパ面は１個所のみで支持さ
れているので、モータのコラムケーシングに対する着座
姿勢に依存する。換言すれば、液洩れによるポンプの容
積効率の低下を防止するには、モータの前記着座姿勢を
正確に達成すること（図６参照）が必要である。
ンプは、前述したように、サブマージドモータの下端部
の封止テーパ面を、コラムケーシングの下端部における
対応するシートテーパ面に対接着座することにより、コ
ラムケーシング内を液密に保持してポンプ動作を達成す
るように構成されている。従って、前記液密の保持、す
なわち、前記封止およびシート両テーパ面間の対接液密
性は、この場合に前記両テーパ面は１個所のみで支持さ
れているので、モータのコラムケーシングに対する着座
姿勢に依存する。換言すれば、液洩れによるポンプの容
積効率の低下を防止するには、モータの前記着座姿勢を
正確に達成すること（図６参照）が必要である。
【０００７】しかるに、前記従来のサブマージドモータ
ポンプにおいては、前記着座姿勢が正確には達成されて
いなかった。すなわち、モータ１０はコラムケーシング
２０内をガイドローラ１４を介して案内されるが、これ
らモータ１０とコラムケーシング２０との両者間には隙
間ｌが介在している。すなわち、コラムケーシング２０
は、板材から巻回溶接された粗面構造であるため、図７
に示すように、モータ１０が往々にして傾斜し（異常着
座し）、このため両テーパ面２２ａ、２４ａの間には一
部隙間ｃが形成されて、液漏れｑが発生していた。
ポンプにおいては、前記着座姿勢が正確には達成されて
いなかった。すなわち、モータ１０はコラムケーシング
２０内をガイドローラ１４を介して案内されるが、これ
らモータ１０とコラムケーシング２０との両者間には隙
間ｌが介在している。すなわち、コラムケーシング２０
は、板材から巻回溶接された粗面構造であるため、図７
に示すように、モータ１０が往々にして傾斜し（異常着
座し）、このため両テーパ面２２ａ、２４ａの間には一
部隙間ｃが形成されて、液漏れｑが発生していた。
【０００８】さらに、前記従来のサブマージドモータポ
ンプにおいては、前記封止およびシート両面間の前記対
接支持は、前述したように１個所のみで支持されている
ばかりではなく、この支持はボルト等による固定支持で
はないので、本来、支持安定性に欠け、殊に加振力に弱
く、このためポンプ全体（各構成部品）の寿命低下の要
因をなしていた。
ンプにおいては、前記封止およびシート両面間の前記対
接支持は、前述したように１個所のみで支持されている
ばかりではなく、この支持はボルト等による固定支持で
はないので、本来、支持安定性に欠け、殊に加振力に弱
く、このためポンプ全体（各構成部品）の寿命低下の要
因をなしていた。
【０００９】そこで、本発明の目的は、サブマージドモ
ータのコラムケーシングに対する着座姿勢を正確に達成
することにより、ポンプの容積効率ならびにポンプ寿命
を向上することができるサブマージドモータポンプの設
置装置を提供することにある。
ータのコラムケーシングに対する着座姿勢を正確に達成
することにより、ポンプの容積効率ならびにポンプ寿命
を向上することができるサブマージドモータポンプの設
置装置を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】先の目的を達成するため
に、本発明に係わるサブマージドモータポンプの設置装
置は、円柱状サブマージドモータを貯蔵取扱液中に立設
したパイプ状コラムケーシング内に吊下げ挿通し、前記
モータの下端部に設けたフート弁の封止面を、コラムケ
ーシングの下端部に設けたフート弁アダプタ部の対応す
るシート面に対接着座することにより、コラムケーシン
グ内を液密に保持してポンプ動作を達成するよう構成し
たサブマージドモータポンプの設置装置において、サブ
マージドモータの上端部に、ポンプ動作により作動しコ
ラムケーシングの内壁部へ向けて伸長する複数の圧接手
段を放射状に設けることにより、前記モータの前記封止
面の、コラムケーシングの前記対応するシート面に対す
る前記着座姿勢を矯正しかつこの姿勢を保持するように
構成することを特徴とする。
に、本発明に係わるサブマージドモータポンプの設置装
置は、円柱状サブマージドモータを貯蔵取扱液中に立設
したパイプ状コラムケーシング内に吊下げ挿通し、前記
モータの下端部に設けたフート弁の封止面を、コラムケ
ーシングの下端部に設けたフート弁アダプタ部の対応す
るシート面に対接着座することにより、コラムケーシン
グ内を液密に保持してポンプ動作を達成するよう構成し
たサブマージドモータポンプの設置装置において、サブ
マージドモータの上端部に、ポンプ動作により作動しコ
ラムケーシングの内壁部へ向けて伸長する複数の圧接手
段を放射状に設けることにより、前記モータの前記封止
面の、コラムケーシングの前記対応するシート面に対す
る前記着座姿勢を矯正しかつこの姿勢を保持するように
構成することを特徴とする。
【００１１】この場合、圧接手段は、貯蔵取扱液内の圧
力とポンプ動作圧力との間の差圧で作動するシリンダピ
ストンからなり、ピストンの上死点伸長時におけるピス
トン先端部の前記モータ中心部からの距離を、コラムケ
ーシングの半径に対応するように設定する。
力とポンプ動作圧力との間の差圧で作動するシリンダピ
ストンからなり、ピストンの上死点伸長時におけるピス
トン先端部の前記モータ中心部からの距離を、コラムケ
ーシングの半径に対応するように設定する。
【００１２】
【作用】本発明によれば、サブマージドモータが傾斜し
て（異常に）着座しても、この異常着座の姿勢は、ポン
プが駆動して圧接手段が作動すると、正確な（正常の）
着座姿勢に矯正され、かつこの姿勢を保持させることが
できる。すなわち、ポンプの容積効率ならびにポンプ寿
命を向上することができる。
て（異常に）着座しても、この異常着座の姿勢は、ポン
プが駆動して圧接手段が作動すると、正確な（正常の）
着座姿勢に矯正され、かつこの姿勢を保持させることが
できる。すなわち、ポンプの容積効率ならびにポンプ寿
命を向上することができる。
【００１３】
【実施例】次に、本発明に係るサブマージドモータポン
プの設置装置の実施例につき添付図面を参照しながら以
下詳細に説明する。なお、説明の便宜上、図５ないし図
７に示す従来の構造と同一の構成部分には同一の参照符
号を付し、詳細な説明は省略する。
プの設置装置の実施例につき添付図面を参照しながら以
下詳細に説明する。なお、説明の便宜上、図５ないし図
７に示す従来の構造と同一の構成部分には同一の参照符
号を付し、詳細な説明は省略する。
【００１４】先ず初めに、本発明に係るサブマージドモ
ータポンプの基本的構成は、前記従来の構成と同一であ
ることは明らかである。すなわち、図１において、サブ
マージドモータ１０は、吊下げ装置１２およびガイドロ
ーラ１４を介して貯蔵タンク１６（図示せず）内の液化
ガス１８中に立設したコラムケーシング２０内に吊下げ
挿通される。そして、その下端部に設けたフート弁２２
の封止（テーパ）面２２ａを、コラムケーシング２０の
下端部に設けたフート弁アダプタ部２４の対応するシー
ト（テーパ）面２４ａに対接着座される。しかるに、こ
こで（図１においては）、モータ１０は傾斜して着座さ
れており、このため、前記封止面２２ａと対応するシー
ト面２４ａとの間には、一部隙間ｃが形成されて、液漏
れｑが発生している。また、この異常な着座姿勢では、
支持安定性が殊に損なわれることも明らかである。
ータポンプの基本的構成は、前記従来の構成と同一であ
ることは明らかである。すなわち、図１において、サブ
マージドモータ１０は、吊下げ装置１２およびガイドロ
ーラ１４を介して貯蔵タンク１６（図示せず）内の液化
ガス１８中に立設したコラムケーシング２０内に吊下げ
挿通される。そして、その下端部に設けたフート弁２２
の封止（テーパ）面２２ａを、コラムケーシング２０の
下端部に設けたフート弁アダプタ部２４の対応するシー
ト（テーパ）面２４ａに対接着座される。しかるに、こ
こで（図１においては）、モータ１０は傾斜して着座さ
れており、このため、前記封止面２２ａと対応するシー
ト面２４ａとの間には、一部隙間ｃが形成されて、液漏
れｑが発生している。また、この異常な着座姿勢では、
支持安定性が殊に損なわれることも明らかである。
【００１５】しかるに、本発明においては、前記構成に
おいて、モータ１０の上端部に、そのポンプ動作により
作動し、コラムケーシング２０の内壁部２０ｂへ向けて
伸長する、複数（本実施例では４つ、後述する図２およ
び図３を併せ参照）の圧接手段３０を放射状に設ける。
すなわち、圧接手段３０（拡大詳細図４を併せ参照）
は、シリンダ３２内で作動するスプリング３６付きピス
トン３４からなり、このピストン３４のピストン室３４
ａ内の圧力逃し穴３４ｂを、導通管３８を介してフート
弁２２の吸込側穴４０に対し、すなわち、貯蔵タンク１
６内の液化ガス１８中へ開放すると共に、そのシリンダ
室３２ａ内の加圧口３２ｂをコラムケーシング内部２０
ａの液化ガス１８中に連通する。これにより、ポンプ動
作の停止中には、この間において、前記両室３２ａ、３
４ａ内の圧力は同一であるので、スプリング３６の弾力
により下死点位置に縮小されているピストン長さＬ1
（図１）は、ポンプが駆動されると、これにより両室３
２ａ、３４ａ間においてポンプ動作圧力だけの差圧が発
生するので、スプリング３６の弾力に抗して上死点位置
の長さＬ2 （図２および図３）まで伸長されるように構
成されている。そして、この場合、ピストン３４の上死
点伸長時におけるピストン先端部のモータ１０の中心部
からの距離Ｌ（図３）は、コラムケーシング２０の半径
ｒに対応するようＩ構成されている。
おいて、モータ１０の上端部に、そのポンプ動作により
作動し、コラムケーシング２０の内壁部２０ｂへ向けて
伸長する、複数（本実施例では４つ、後述する図２およ
び図３を併せ参照）の圧接手段３０を放射状に設ける。
すなわち、圧接手段３０（拡大詳細図４を併せ参照）
は、シリンダ３２内で作動するスプリング３６付きピス
トン３４からなり、このピストン３４のピストン室３４
ａ内の圧力逃し穴３４ｂを、導通管３８を介してフート
弁２２の吸込側穴４０に対し、すなわち、貯蔵タンク１
６内の液化ガス１８中へ開放すると共に、そのシリンダ
室３２ａ内の加圧口３２ｂをコラムケーシング内部２０
ａの液化ガス１８中に連通する。これにより、ポンプ動
作の停止中には、この間において、前記両室３２ａ、３
４ａ内の圧力は同一であるので、スプリング３６の弾力
により下死点位置に縮小されているピストン長さＬ1
（図１）は、ポンプが駆動されると、これにより両室３
２ａ、３４ａ間においてポンプ動作圧力だけの差圧が発
生するので、スプリング３６の弾力に抗して上死点位置
の長さＬ2 （図２および図３）まで伸長されるように構
成されている。そして、この場合、ピストン３４の上死
点伸長時におけるピストン先端部のモータ１０の中心部
からの距離Ｌ（図３）は、コラムケーシング２０の半径
ｒに対応するようＩ構成されている。
【００１６】従って、本発明によれば、図１に示すよう
に、モータが傾斜して（異常に）着座しても、この異常
着座の姿勢は、ポンプが駆動して圧接手段が作動する
と、モータ中心をコラム中心に合わせる矯正力が作用
し、傾きが修正されることによって、下部シート面が正
しい位置に調整される。従って、図２および図３に示す
ように、正確な（正常の）着座姿勢に矯正され、かつこ
の姿勢が安定に保持されることは明らかである。すなわ
ち、液漏れが防止され、かつ振動が低減されて、ポンプ
の容積効率ならびにポンプ寿命を向上することができ
る。
に、モータが傾斜して（異常に）着座しても、この異常
着座の姿勢は、ポンプが駆動して圧接手段が作動する
と、モータ中心をコラム中心に合わせる矯正力が作用
し、傾きが修正されることによって、下部シート面が正
しい位置に調整される。従って、図２および図３に示す
ように、正確な（正常の）着座姿勢に矯正され、かつこ
の姿勢が安定に保持されることは明らかである。すなわ
ち、液漏れが防止され、かつ振動が低減されて、ポンプ
の容積効率ならびにポンプ寿命を向上することができ
る。
【００１７】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更
が可能である。また、本発明装置は、ポット型サブマー
ジドモータポンプの振動低減の目的に対しても有効に適
用することができる。
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更
が可能である。また、本発明装置は、ポット型サブマー
ジドモータポンプの振動低減の目的に対しても有効に適
用することができる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るサブ
マージドモータポンプの設置装置は、円柱状サブマージ
ドモータを貯蔵取扱液中に立設したパイプ状コラムケー
シング内に吊下げ挿通し、前記モータの下端部に設けた
フート弁の封止面を、コラムケーシングの下端部に設け
たフート弁アダプタ部の対応するシート面に対接着座す
ることにより、コラムケーシング内を液密に保持してポ
ンプ動作を達成するよう構成したサブマージドモータポ
ンプの設置装置において、サブマージドモータの上端部
に、ポンプ動作により作動しコラムケーシングの内壁部
へ向けて伸長する複数の圧接手段を放射状に設けること
により、前記モータの前記封止面の、コラムケーシング
の前記対応するシート面に対する前記着座姿勢を矯正し
かつこの姿勢を保持するように構成したことから、サブ
マージドモータがコラムケーシングに対して異常着座し
ても、この異常着座姿勢が自動的に矯正され、かつこの
正常姿勢を安定に保持することができる。
マージドモータポンプの設置装置は、円柱状サブマージ
ドモータを貯蔵取扱液中に立設したパイプ状コラムケー
シング内に吊下げ挿通し、前記モータの下端部に設けた
フート弁の封止面を、コラムケーシングの下端部に設け
たフート弁アダプタ部の対応するシート面に対接着座す
ることにより、コラムケーシング内を液密に保持してポ
ンプ動作を達成するよう構成したサブマージドモータポ
ンプの設置装置において、サブマージドモータの上端部
に、ポンプ動作により作動しコラムケーシングの内壁部
へ向けて伸長する複数の圧接手段を放射状に設けること
により、前記モータの前記封止面の、コラムケーシング
の前記対応するシート面に対する前記着座姿勢を矯正し
かつこの姿勢を保持するように構成したことから、サブ
マージドモータがコラムケーシングに対して異常着座し
ても、この異常着座姿勢が自動的に矯正され、かつこの
正常姿勢を安定に保持することができる。
【００１９】従って、本発明によれば、ポンプ動作に伴
う液漏れを防止し得ると共に、振動が低減される。すな
わち、ポンプの容積効率を向上し得ると共に、ポンプ寿
命を延長することができる。
う液漏れを防止し得ると共に、振動が低減される。すな
わち、ポンプの容積効率を向上し得ると共に、ポンプ寿
命を延長することができる。
【図１】本発明に係るサブマージドモータポンプの設置
装置の一実施例を示す要部断面図である。
装置の一実施例を示す要部断面図である。
【図２】図１に示す設置装置における圧接手段の作動伸
長状態を示す要部断面図である。
長状態を示す要部断面図である。
【図３】図２に示す設置装置の III−III 線矢視図であ
る。
る。
【図４】図１ないし図３に示す設置装置における圧接手
段の拡大縦断面図である。
段の拡大縦断面図である。
【図５】サブマージドモータポンプのタンク内据付状態
を示す全体図である。
を示す全体図である。
【図６】従来のサブマージドモータポンプにおけるモー
タの正常着座姿勢を示す要部断面図である。
タの正常着座姿勢を示す要部断面図である。
【図７】図６に示すサブマージドモータポンプにおける
モータの異常着座姿勢を示す要部断面図である。
モータの異常着座姿勢を示す要部断面図である。
１０ サブマージドモータ
１２ 吊り下げ（巻上げ）装置
１４ ガイドローラ
１６ 貯蔵タンク
１８ 液化ガス
２０ コラムケーシング
２０ａ コラムケーシング内部
２０ｂ コラムケーシング内壁部
２２ フート弁
２２ａ 封止面
２４ フート弁アダプタ部
２４ａ シート面
２６ フート弁開口部
２８ 吐出口
３０ 圧接手段
３２ シリンダ
３２ａ シリンダ室
３２ｂ 加圧口
３４ ピストン
３４ａ ピストン室
３４ｂ 圧力逃し穴
３６ スプリング
３８ 導通管
４０ 穴
Claims (2)
- 【請求項１】 円柱状サブマージドモータを貯蔵取扱液
中に立設したパイプ状コラムケーシング内に吊下げ挿通
し、前記モータの下端部に設けたフート弁の封止面を、
コラムケーシングの下端部に設けたフート弁アダプタ部
の対応するシート面に対接着座することにより、コラム
ケーシング内を液密に保持してポンプ動作を達成するよ
う構成したサブマージドモータポンプの設置装置におい
て、 サブマージドモータの上端部に、ポンプ動作により作動
しコラムケーシングの内壁部へ向けて伸長する複数の圧
接手段を放射状に設けることにより、前記モータの前記
封止面の、コラムケーシングの前記対応するシート面に
対する前記着座姿勢を矯正しかつこの姿勢を保持するよ
うに構成することを特徴とするサブマージドモータポン
プの設置装置。 - 【請求項２】 圧接手段は、貯蔵取扱液内の圧力とポン
プ動作圧力との間の差圧で作動するシリンダピストンか
らなり、ピストンの上死点伸長時におけるピストン先端
部の前記モータ中心部からの距離を、コラムケーシング
の半径に対応するように設定してなる請求項１記載のサ
ブマージドモータポンプの設置装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10257995A JP3472379B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | サブマージドモータポンプの設置装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10257995A JP3472379B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | サブマージドモータポンプの設置装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08296581A JPH08296581A (ja) | 1996-11-12 |
| JP3472379B2 true JP3472379B2 (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=14331147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10257995A Expired - Fee Related JP3472379B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | サブマージドモータポンプの設置装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3472379B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101728295B (zh) * | 2008-10-29 | 2012-05-09 | 家登精密工业股份有限公司 | 气体充填承座、气体充填承座组及气体充填设备 |
| WO2023022061A1 (ja) | 2021-08-17 | 2023-02-23 | 株式会社荏原製作所 | 潜没式ポンプのための給電装置および給電方法 |
| WO2023022062A1 (ja) | 2021-08-17 | 2023-02-23 | 株式会社荏原製作所 | パージ装置およびパージ方法 |
| WO2023022060A1 (ja) | 2021-08-17 | 2023-02-23 | 株式会社荏原製作所 | パージ容器および該パージ容器の使用方法 |
| WO2023022059A1 (ja) | 2021-08-17 | 2023-02-23 | 株式会社荏原製作所 | 昇降装置、ポンプ搬入方法、ポンプ引き上げ方法 |
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