JP3471440B2 - ローラ装置 - Google Patents

ローラ装置

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JP3471440B2
JP3471440B2 JP23940894A JP23940894A JP3471440B2 JP 3471440 B2 JP3471440 B2 JP 3471440B2 JP 23940894 A JP23940894 A JP 23940894A JP 23940894 A JP23940894 A JP 23940894A JP 3471440 B2 JP3471440 B2 JP 3471440B2
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ヤーン パルムクランツ
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スカンドライブ コントロール アーベー
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F31/00Inking arrangements or devices
    • B41F31/15Devices for moving vibrator-rollers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S101/00Printing
    • Y10S101/38Means for axially reciprocating inking rollers

Landscapes

  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Rotary Presses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転可能な外側シリン
ダを備えたローラに関し、該ローラは、その回転中に軸
線方向に前後に移動でき且つローラの両端部はベアリン
グユニットにより支持され、該ベアリングユニットはス
タンド等に固定でき且つ前記外側シリンダを幾何学的中
心軸線の回りで回転できるようにし、少なくとも1つの
ベアリングユニットは、外側シリンダと協働して回転す
るように連結された内側シリンダを備えている。内側シ
リンダは、スタンドに対して静止している軸又は軸部品
回りで、ベアリングを介して回転できる。内側シリンダ
で形成されたケーシングは、ギア(例えば偏心ギア)を
介して、(極く僅かであるが)内側シリンダの回転速度
とは異なる回転速度で回転できる。ケーシングと内側シ
リンダとの間には、これらの両者の間の相対回転すなわ
ち角回転運動を、内側シリンダの往復運動(従って外側
シリンダの往復運動でもある)に変換することを目的と
する作動機構が設けられている。個々のベアリングユニ
ットの内側シリンダには、内側シリンダの内部をシリン
ダの周囲から分離した状態に維持することを目的とする
シール手段が連結されている。
【0002】実際に、上記一般的形式のローラは、印刷
インキが紙の印刷を行う版面ローラに最終的に到達する
前に印刷インキを機械的に加工し且つ均一にするため
の、オフセット印刷機の分散ローラとして使用されてい
る。個々の分散ローラは、印刷機の直接的又は間接的に
駆動される1つ以上のローラに当接して駆動される。傷
のない印刷を得るため、個々の分散ローラはこれらのロ
ーラにより支持され、且つローラシリンダの軸線方向往
復移動により、インキ層の機械的集合化及び均一化が行
われる。オフセット輪転印刷機では、分散ローラは、例
えば1200〜2000rpmの範囲内の比較的高速で
他のローラと共に回転する。この点に関し、ローラが軸
線方向に移動する周波数は高過ぎてはならず、周波数が
高過ぎると有害な振動が生じる。このため、上記ケーシ
ングと内側シリンダとの間の回転速度差を比較的低レベ
ルに維持する必要がある。
【0003】
【従来の技術】上記形式の既知の分散ローラが、スウェ
ーデン国公開特許(SE-A-9102938-9)に開示されてい
る。この点に関し、変換機構を備えた内側シリンダの両
端部には、中空軸の外側のニードルベアリング内に回転
可能に取り付けられたゲーブルが設けられている。軸
は、ローラの取付け形態で、2つのベアリングユニット
に共通の中心軸線に配置されており且つ軸の両端部が印
刷機のスタンドに固定して取り付けられている。ケーシ
ングは、中空軸の外側で、軸線方向に移動できない状態
で、ベアリング内で回転可能に取り付けられている。ケ
ーシングの一端には、偏心して配置された外側ギアリム
が設けられており、該外側ギアリムは、内側シリンダの
協働する内側ギアリムより少数のコグを備えている。こ
れらの両ギアリムは、協働して、ケーシングと内側シリ
ンダとの間に回転速度差を生じさせる偏心ギアを形成す
る(より詳しくは、ケーシングは内側シリンダより僅か
に高速で回転する)。ケーシングと内側シリンダとの間
の回転速度差すなわち相対回転移動は極く僅か(例えば
作動中のローラシリンダの真の回転速度(1200〜2
000rpm)の1:10〜1:60の範囲内の値)で
ある。ケーシングの両端部には、実質的に正弦波状の周
方向湾曲溝が設けられており、該溝内でランナすなわち
フォロワが作動する。ボールベアリングが設けられてお
り、ランナは内側シリンダに連結されている。溝及びラ
ンナは協働して変換機構を形成し、該変換機構は、偏心
ギアにより内側シリンダに対してケーシングが回転すな
わち旋回するときに、内側シリンダを軸線方向に往復移
動させる(これにより外側ローラシリンダも往復移動さ
れる)。内側シリンダの内部(該内部はゲーブルにより
範囲が定められる)には潤滑手段が収容されている。潤
滑剤が押し出されて、印刷機及び該印刷機を通る紙ウェ
ブを汚染することを防止するため、ガスケットリングの
形態をなすシールが配置されている。これらのシールは
ニードルベアリングの外側に配置されており、一方では
静止中空軸と接触し且つ他方では関連するシリンダゲー
ブルと接触している。
【0004】スウェーデン国公開特許(SE-A-9102938-
9)に開示されたローラ構造は、偏心ギアが所望の運動
変換機能をもたせることができ且つ分散ローラが高回転
速度で作動する点で優れている。しかしながら、この構
造はまた、実際の使用を困難にする多数の欠点とも関連
している。このような困難性をもたらす理由の1つは、
しばしば、内側シリンダの外側ゲーブルが印刷機のスタ
ンド(該スタンドには中心軸の両端部が固定されてい
る)の両側部からかなりの距離を隔たるようにして、両
ベアリングユニットが比較的弱い中心軸上に取り付けら
れているという事実による。従って、実際に、中心軸
は、ニードルベアリングの焼付きを生じさせる曲げ現象
を受け易い。また、これらのニードルベアリングは、一
方では内側シリンダを静止中空軸に対して高速(例えば
2000rpm)で回転できるようにし且つ他方では内
側シリンダを中空軸に沿って軸線方向に前後に変位でき
るようにしなければならないため、同時にラジアルベア
リング及びアキシャルベアリングとして機能できなくて
はならない。従って、中空軸の曲りが小量であっても、
迅速に焼付き現象及びニードルベアリングへの損傷が生
じることは容易に理解されよう。他の欠点は、ガスケッ
トリングを用いる必要があり、このため、これらのガス
ケットリングが不動部品(中空軸)と高速回転部品(内
側シリンダ)との間で半径方向に作用するのと同時に、
軸線方向の運動を頻繁に受けることである。大径を有し
且つ安全な方法でこれらの目的を同時に満たすことがで
きるシールは全く市販されていない。従って、既知のロ
ーラが大径を有する場合にはガスケットリングを通る漏
洩が生じる。また、慣用的なローラの他の欠点は、ロー
ラが、早期の段階でベアリングユニット内に生じる故障
(機能不良)を表示する手段を何ら有していないことで
ある。かくして、突然に損傷が生じる危険性があり、且
つ、これを防止する目的の外部構成が設けられていない
場合には、この損傷によって印刷機の1つ以上の隣接ロ
ーラが損傷を受けるであろう。また、ローラに作用する
最大荷重は、上記正弦波状の溝及び必要な運動変換機能
を付与すべく作用するキャリヤとして働くランナにより
制限される。ケーシングの直径に比べて大きい軸線方向
移動に対しては、ケーシングのランナと溝との間に好ま
しくない運動パターンが生じ、この運動パターンは、大
きな軸線方向荷重での好ましくない磨耗を生じさせる。
これを防止するため、比較的硬くて機械加工が困難な材
料を使用しなければならず、これが製造コストを高め
る。
【0005】スウェーデン国公開特許(SE-A-9102938-
9)に記載の分散ローラと同様な分散ローラが、ドイツ
国特許(DE-A-2 045 717) 及び米国特許(US-A-2 040 3
31)にも開示されている。これらの分散ローラも上記欠
点を有している。米国特許(US-A-4 646 638)に開示さ
れた回転ローラでは、インキはローラの両端部から中央
部へと伝達される。また、ローラは幾何学的回転軸線に
対して偏心してベアリングに取り付けられる2つの等長
ユニットに分割されている。かくして、この構造は、本
発明が使用する形式の全ローラシリンダ(whole roller
sylinder)を全く備えていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、スウェーデ
ン国公開特許(SE-A-9102938-9)に開示されたローラ構
造の上記欠点を解消することを目指すものである。かく
して、本発明の主目的は、大きな剛性を有し且つベアリ
ングを安定して取り付け、該ベアリングが曲がる傾向を
減少させるローラを提供することにある。他の目的は、
高回転速度及び軸線方向移動を同時に受ける部品を全く
使用しないローラを提供することにある。更に他の目的
は、ベアリングユニットが、周囲に対するローラの内部
の良好なシールを保証する適当なシール部品の使用を可
能にする態様に構成されたローラを提供することにあ
る。また、本発明の一目的は、ベアリングユニット内の
故障の兆候を迅速且つ容易に検出できるようにローラの
ベアリングユニットを形成することにある。更に他の目
的は、簡単且つ容易に作動し且つ大径での大きな荷重伝
達能力を有する運動変換機構を備えたローラを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、少なく
とも主目的は、請求項1の特徴部に記載された特徴によ
り達成される。本発明の有効な実施例が、実施態様項に
更に記載されている。
【0008】
【実施例】図1には本発明によるローラの全体が参照番
号1で示されており、該ローラ1は、例えば鋼で作られ
た外側シリンダ2を有し、該外側シリンダ2の外面はゴ
ム面3で被覆できる。ローラは、スタンドの対向側部
(参照番号4、4′で示す)の間で機械(印刷機)のス
タンドに取り付けられる。ローラ1を支持する別の固定
具が参照番号5、5′で示されている。ローラの回転
は、該ローラの包囲面と、機械に関連する1つ又は幾つ
かの他のローラ(図示せず)との接触により行われる。
例えばオフセット輪転印刷機では、この回転は、例えば
約2000rpm又はこれ以上の比較的高回転速度で行
われる。図1に示すローラ及び上記既知の分散ローラの
両者の特徴は、外側シリンダ2が、その回転中に軸線方
向の往復運動を同時に行い、他のローラと協働してゴム
包囲体3上のインキ層を均一化することである。
【0009】ローラ1は、全体を参照番号6、6′で示
す2つのベアリングユニットを有する。ベアリングユニ
ット6は変換機構及びこれに関連する偏心ギアを有する
けれども、ベアリングユニット6′はこのような機構を
もたず、ローラシリンダを支持するベアリングユニット
として作動するに過ぎない。第1のベアリングユニット
6は図2及び図3に拡大図で示されており、一方ベアリ
ングユニット6′は図4に詳細に示されている。各ベア
リングユニットは、軸又は軸部品8、8′と、この軸
8、8′と同心状の内側シリンダ9、9′と、軸8、
8′と内側シリンダ9、9′との間に配置されたパイプ
10、10′とを有する。ローラシリンダ2は、両ベア
リングユニット6、6′に共通の幾何学的中心軸線すな
わち回転軸線11の回りで回転できる。軸部品8、8′
(これらは、中実軸ジャーナルの形態に適当に作られて
いる)は静止している。すなわち、図1にロッキングピ
ン12で示すように、回転できないようにしてスタンド
に取り付けられている。
【0010】図1に明瞭に示すように、両ベアリングユ
ニット6、6′は、外側シリンダ2のみを介して相互連
結されており、中空軸を介して相互連結されているので
はない。図2及び図3を参照すると、ベアリングユニッ
ト6がより詳細に示されている。軸線方向に分離した2
つのベアリングすなわちベアリング組13、14がパイ
プ10内に配置されており、これらのベアリングすなわ
ちベアリング組はパイプの端部領域に有効に配置されて
いる。実際には、本発明の目的に対しては、例えば図示
のようにパイプの各端部に2組のボールベアリングを配
置するのが好ましいけれども、パイプの各端部に単一の
ベアリングを使用することもできる。ベアリング組13
は、慣用的なロッキングリング15により、軸8上の所
定位置に保持される。パイプ10とベアリング組との間
の軸線方向連結は、パイプの内面の肩部と協働するロッ
キングリング16により達成される。パイプ10の外側
自由端で、ベアリング組13の外側領域にはラジアルガ
スケットリング18が配置されており、該ラジアルガス
ケットリング18は「シマーリング(Simmer-ring)」の
形態が好ましい。パイプ10の外側自由端は、スタンド
固定具5の直ぐ近くに配置されていることに注目すべき
である。このことは、スタンド固定具5からベアリング
組13まで延びた軸8の部分が非常に短い(実際に、数
mmに過ぎない)ことを意味する。
【0011】外側自由端では、内側シリンダ9が、パイ
プ10に対して比較的ぴったりと嵌合して配置されてい
る。例えばプラスチックブシュのようなブシュ19が、
シリンダ端部から或る距離を隔てた位置に配置されてい
る。ブシュ19は、適当な方法で内側シリンダ上に固定
され且つパイプ10の包囲面に対し(摩擦接触で)当接
している。また、内側シリンダ9の内面の周方向溝内に
はガスケットリング20が配置されており、該リング2
0は、図2にはV形断面のリングとして示されているけ
れども、慣用的なOリングの形態のものでもよい。ま
た、外側ガスケットリング20の領域において、内側シ
リンダの内面の周方向溝内には、例えば「テフロン(TE
FLON) 」被覆糸の形態の粗分離シール21が配置されて
おり、該粗分離シール21は、例えば紙繊維又は他の固
形粒子がシール20の方向に導入されることを防止又は
低減する。
【0012】内側シリンダ9は、外側シリンダ2の内面
上の多数のリングフランジ22により、外側シリンダ2
に対して中心位置にある所定位置に保持されている。内
側シリンダ9は、ねじ込み形保持リング24により外側
リングフランジ22と内側シリンダ9の外面の円錐面と
の間に固定される円錐リング23により、外側シリンダ
に対して軸線方向にロックされている。
【0013】内側シリンダ9の内端部にはゲーブル壁す
なわち部品25が設けられており、該部品25は、保持
板27により内側シリンダの円筒状内面とゲーブル部材
25の外面の円錐面との間に押し込まれる円錐リング2
6により所定位置に固定保持される。保持板27は適当
数のねじ28により固定される。かくして、ゲーブル部
材25は、回転方向だけでなく、軸線方向にも移動でき
ないように、内側シリンダ9に固定連結されている。
【0014】ケーシング29は内側シリンダ9内に配置
されており(図3参照)、該ケーシング29には、内側
シリンダ9の内面上の内側コグリング31と協働すべく
配置された外側コグリングすなわちコグトラック30が
設けられている。この点に関し、内側シリンダ9は、ね
じ継手を介して相互連結された3つのセクション9a、
9b、9cに分割されていることを指摘しておく。内側
コグリング31は、中間シリンダセクション9b(該中
間シリンダセクション9bは隣接セクション9a、9c
よりも薄い壁厚を有する)の内面上に設けられる。ケー
シング29上の外側コグリング30は、コグリング31
よりも軸線方向長さが短い。ケーシング29は、パイプ
10から内方に突出した軸8の部分に対し、ベアリング
内に(この場合は2つのボールベアリング32からなる
ベアリング組を介して)取り付けられている。ボールベ
アリングは、軸8上に配置された偏心リング33の外面
に配置されており、この例におけるリング33の最も厚
い部分は軸8の上方に示されており、薄い部分は軸8の
下方に示されている。偏心リング33は、ロッキングリ
ング17により所定位置に保持される。コグリング30
には、コグリング31よりも少数のコグが設けられてい
る(コグリング31のコグの個数は、コグリング30よ
りも少なくとも1つ以上多い)。ケーシング29が軸8
に対して回転するとき、ケーシング29は中心軸線11
に対して偏心回転運動をする(より詳しくは、ケーシン
グ29の対称軸線(該対称軸線は、軸線11に対して所
与の角V°を形成している)が非常に細い円錐体の回り
の母線として変化するようにして偏心回転運動をす
る)。従って、コグトラック30、31間のコグ係合は
コグトラック31に沿って移動し、これにより、慣用的
な態様で(例えば、スウェーデン国公開特許(SE-A-870
0291-1)に記載されているように)傾斜したケーシング
及びコグリングが偏心ギアを形成する。ギアは、回転す
る内側シリンダ9と共に、ケーシング29を、実際には
シリンダ自体より高い回転速度で互いに回転させる。こ
の回転速度差は、コグトラック30、31のコグ数を適
当に選択することにより確立される。かくして、一例と
して、内側シリンダ9(該内側シリンダ9は、主ローラ
シリンダ2と協働回転するように結合されている)は2
000rpmで回転する。この回転速度で、偏心ギアの
コグ数はケーシング29が2040rpmで回転するよ
うに選択される。これにより、内側シリンダとケーシン
グとの間に相対回転運動すなわち旋回角運動が生じ、そ
の回転速度は40rpmに達する。偏心ギアの機能はこ
れまでに詳細に説明されている(例えばスウェーデン国
公開特許(SE-A-8700291-1))ので、ここではこれ以上
明瞭に説明はしない。
【0015】ケーシング29は、可撓性カップリングを
介して協働回転するように、円筒状部材36及びゲーブ
ル壁すなわちゲーブル部材37からなるカバー(その全
体を参照番号35で示す)に結合されている。これらの
2つのカバー部材36、37は、ねじ継手38により相
互連結されている。カバー部材35は、その外面がニー
ドルベアリング39内に取り付けられ、内側シリンダ9
に対して取り付けられている。カバー35は、ベアリン
グ組(本実施例の場合には、該ベアリング組は、一方で
ボールベアリング40を有し、他方でローラベアリング
41を有する)を介して軸8に対し取り付けられてい
る。カバー35とケーシング29との間のカップリング
は、周方向に均一に分散された複数の本体により形成さ
れている。図示の実施例では、直径方向に対向する2つ
の本体42、42′を有し、各本体は、一方では、カバ
ーに対面するケーシング29の端部の対応する円筒状の
座内に軸線方向に移動可能に取り付けられた円筒状部分
43を備え、他方では、ケーシング29に対面するカバ
ー35の端部の座内に配置されたリング45の部分球状
キャビティ内に収容されたボール本体44を備えてい
る。このカップリング構造42、42′により、ケーシ
ング29とカバー35との間の協働回転連結が達成さ
れ、これにより、これらのケーシング及びカバーは常に
同じ回転速度で回転する。カバーはローラの幾何学的中
心軸線11の回りで同心状に回転し、一方、ケーシング
29は中心軸線11に対して傾斜したケーシング自体の
対称軸線34の回りで回転することに留意すべきであ
る。また、カバー35は、ベアリング40、41及びそ
れぞれのロッキングリング及び肩部により、軸線8に対
して軸線方向にロックされることに留意すべきである。
【0016】内側シリンダ9のゲーブル壁25とカバー
35のゲーブル部材37との間にはリンク46が設けら
れており、該リンク46は、第1及び第2継手47、4
8を介してそれぞれの部品に関節連結されている。図3
に示すように、継手47、48は、ローラの回転軸線1
1から適当な等半径方向間隔を隔てて、該回転軸線11
に対して偏心して配置されている。個々の継手47、4
8は、リンクに固定連結された球により形成するのが好
ましい。球は、保持部材25、37の座50内にそれぞ
れ静止して取り付けられ且つロッキングリング51によ
り固定保持されたリング49内の部分球状キャビティ内
に収容される。リンク46の質量を補償し且つあらゆる
振動を回避するため、部品25、37には、大きさ及び
重量の等しい2つの釣合い重り(カウンタウェイト)5
2、52′が設けられている。これらの同一すなわち等
しい大きさの釣合い重りは、それぞれ、継手47、48
に対して直径方向に対向する位置に配置される。釣合い
重りは、リンク46が図3に示すように中心軸線11に
対して平行な位置(この位置で、部品25、37は互い
に最大距離を隔てる)を占めるときに、協働してリンク
46の質量を打ち消すように選択される。部材25、3
7が後述のように互いに回転すなわち旋回するとき、釣
合い重り52、52′も旋回し、これにより、継手4
7、48が一点鎖線で示す位置において互いに直径方向
に対向して配置されるときに、釣合い重り52は釣合い
重り52′に対して直径方向に対向する位置に配置さ
れ、この位置で、リンクの重心(参照番号53で示す)
は中心軸線11に沿って正確に配置される。釣合い重り
52、52′のサイズ及び位置が正しく選択された条件
下で、リンク及び釣合い重りにより形成された装置の質
量は、その重心が、部品25、37間の角位置とは無関
係に常に中心軸線11に沿って配置される。かくして、
釣合い重りを設ければ、リンクが中心軸線11に対して
偏心して配置されるときに、リンクが振動を生じさせる
原因となる不釣り合い状態を全く引き起こさないことは
明らかである。
【0017】ベアリングユニット6′(図4に拡大して
示す)は、偏心ギア及び運動変換機構を備えていない点
を除き、ベアリングユニット6と基本的に同じ構造を有
している。かくして、内側シリンダ9′もパイプ10の
外側に配置されている。パイプ10は中心軸部8′より
もかなり大きな直径を有し且つそれぞれ外側及び内側の
ベアリング組13′、14′を介して中心軸部8′に対
して取り付けられている。また、このベアリングユニッ
トでは、内側シリンダ9′が1つ又は複数のブシュ1
9′、19″(適当なプラスチックで作るのが好まし
い)を介して内側パイプ10′を支持している。ベアリ
ングユニット6′も、アキシャルシール20′、粗分離
シール21′、及び軸ユニットを外側シリンダ1に固定
するための円錐リング23′を有している。
【0018】発明の作動 非常に剛性の大きい外側ローラシリンダ2が、互いに協
働し且つ当接する1つ又は複数のローラにより(例えば
2000rpmで)回転されると、ベアリングユニット
の2つの内側シリンダ9、9′も同じ回転速度で回転す
る。ブシュ19、19′、19″とパイプ10、10′
(これらのパイプは、静止軸部品8、8′に対して自由
且つ容易に回転できる)との摩擦接触により、パイプ1
0、10′は、少なくとも内側シリンダ9、9′とほぼ
同じ回転速度で回転される(或る程度のスリップはいず
れにせよ許容できる)。ケーシング29及びコグリング
30、31により形成される偏心ギアは、カバー35が
内側シリンダ9により支持されるだけでなく、或る速度
(例えば40rpm)をも付与されるという事実をもた
らす。これにより、カバー35と、内側シリンダ9に協
働回転するように連結されたゲーブル部材25との間に
相対回転運動が引き起こされる。ローラの高回転速度に
比べ、この相対回転運動の回転速度は非常に緩やかであ
る(最大で1:10、好ましくは1:20〜1:60の
比率にすべきである)。このようにして、カバー35が
ゲーブル部材25に対して適度の回転速度で回転する
と、図3(図3は、内側シリンダ9がパイプ10に対し
て前後に移動することを示している)に明瞭に示すよう
に、カバー35とゲーブル部材25との間の軸線方向距
離を交互に減少及び増大させるであろう。このことは、
外側シリンダ2と、他方のベアリングユニット6′に関
連する内側シリンダ9′とが、同様にして軸線方向に移
動することを意味する。
【0019】
【発明の効果】本発明の主要な長所は、ローラが、高回
転速度及び軸線方向運動の両方を同時に受ける部品を全
く備えていないことである。確かにラジアルシール18
は不動の軸部品8と高速回転パイプ10との間に作用す
るけれども、シーリングが比較的弱い軸に対して作用す
るのと同時にパイプと軸部材との間に軸線方向運動は全
く生じることはなく、このため、接線方向速度、従って
磨耗が制限される。シール20は軸線方向運動を受ける
けれども、少なくとも通常の作動中に、パイプ10と内
側シリンダ9との間に実質的な回転速度差が生じること
はない。換言すれば、半径方向及び軸線方向のシーリン
グの機能を単に満たすため、良く適合した方法で2つの
シール18、20を作ることができる。本発明の他の長
所はローラの支持が非常に安定していることであり、こ
れは、ローラの内側シリンダ9、9′が中間パイプ1
0、10′(該パイプは、例えばボールベアリング又は
ローラベアリングの形態の比較的重いベアリングを収容
でき、軸線方向運動を除去する必要はない)の外側に配
置されているという事実による。また、ローラの安定支
持の大きな理由は、問題のスタンド5、5′とローラの
外側ベアリング14、14′との間の距離が非常に小さ
く、従って軸部品8、8′が自由に懸架された状態にあ
る距離が非常に短いという事実にある。従って、ローラ
が曲がる傾向は、専ら外側シリンダ2(外側シリンダ
は、その大きな直径により大きな剛性を有する)によ
り、主として決定される。個々のベアリングユニットの
内側シリンダを、中間パイプ(該中間パイプは、適当な
静止軸部品に対してベアリング内に取り付けられてい
る)の外側に配置することにより特別な長所が得られ
る。かくして、内側シリンダ及びこれに関連するパイプ
にマーク(例えばけがきマーク)を付して、その回転方
向を例えばパルススケーラにより記録させ、これによ
り、内側シリンダとパイプとの間の感知し得るあらゆる
回転角を検出できるようにすることができる。従って、
ベアリング又は他の部品が焼付き始めるか、何らかの他
の態様で欠陥をもつようになり、ブシュの摩擦継手で内
側シリンダにより支持されたパイプがもはや容易には運
転できなくなるような事態が生じた場合には、内側シリ
ンダとパイプとの間の回転角の変化を検出することによ
り、故障の発生を非常に迅速に発見できるであろう。そ
の場合には、問題のローラの交換又は制御のため、機械
が早期段階に停止されるであろう。このようにして、個
々のローラが全体として突然に故障し、機械の1つ又は
幾つかの他のローラを破壊する危険が無くなる。
【0020】本発明は、説明し且つ図面に示した実施例
のみに限定されないことは明らかである。かくして、本
発明は、実際には説明に係るリンクが好ましいけれど
も、リンク以外の他の形式の運動変換機構を備えた他の
ローラにも適用できる。本発明は、印刷機に使用される
分散ローラだけでなく、ローラが回転するのと同時に軸
線方向運動をするようにローラを取り付ける必要のある
他の形式のローラにも使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタンドに取り付けられた本発明によるローラ
の全体を縮小して示す縦断面図である。
【図2】ローラを備えたベアリングユニットを拡大して
示す部分縦断面図であり、ベアリングユニットは運動変
換機構である。
【図3】別の縮尺で運動変換機構を示す部分縦断面図で
ある。
【図4】変換機構を全く備えていない、ローラの他のベ
アリングユニットの部分縦断面図である。
【符号の説明】
1 ローラ 2 外側シリンダ(ローラシリンダ) 3 ゴム面(ゴム包囲体) 5 固定手段 6 ベアリングユニット 8 軸(軸部品) 9 内側シリンダ 10 パイプ 13 ベアリング組 14 ベアリング組 18 ラジアルガスケットリング(ラジアルシール) 20 ガスケットリング 22 リングフランジ 24 ねじ込み形保持リング 25 ゲーブル部材(ゲーブル壁) 26 円錐リング 27 保持板 29 ケーシング 30 外側コグリング(コグトラック) 31 内側コグリング 32 ボールベアリング 33 偏心リング 40 ボールベアリング 41 ローラベアリング 45 リング 46 リンク 47 継手 49 リング 50 座 52 釣合い重り
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 31/15 B41F 31/30

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能な外側シリンダ(2)を有する
    ローラ構造装置であって、外側シリンダ(2)は、その
    回転運動中に、軸線方向に前後に移動でき、前記外側シ
    リンダ(2)は、幾何学的中心軸線(11)の回りで回
    転できるように、その両端部が、固定部材(4、4′)
    に固定可能なベアリングユニット(6、6′)により取
    り付けられ、少なくとも1つの該ベアリングユニット
    (6、6′)が、協働回転するように外側シリンダ
    (2)に連結された内側シリンダ(9、9′)を備えて
    おり、該内側シリンダ(9、9′)は、前記固定部材
    (4、4′)に対し静止した軸部材(8、8′)の回り
    で、ベアリングを介して回転でき、前記ローラ構造装置
    が更に、内側シリンダ(9)の回転速度とは異なる回転
    速度をもつギアを介して回転可能な、前記内側シリンダ
    (9)からなるケーシング(29)と、該ケーシング
    (29)と内側シリンダ(9)との間の相対回転すなわ
    ち相対角運動を内側シリンダ(9)従って外側シリンダ
    (2)の軸線方向往復運動に変換するための、ケーシン
    グ(29)と内側シリンダ(9)との間で作動する変換
    機構と、内側シリンダ(9)の内部を該内側シリンダ
    (9)の周囲から分離した状態に維持するための、個々
    のベアリングユニット(6、6′)の内側シリンダ
    (9、9′)に連結されたシール手段とを有するローラ
    構造装置において、各ベアリングユニット(6、6′)
    の前記内側シリンダ(9、9′)が外側に配置され且つ
    パイプ手段(10、10′)による回転可能な取付けが
    できるように配置され、前記パイプ手段(10、1
    0′)が、軸線方向に分離した少なくとも2つの内部ベ
    アリング(13、14、13′、14′)を備え、該内
    部ベアリング(13、14、13′、14′)は、前記
    内側シリンダ(9、9′)が少なくとも通常の作動中に
    パイプ手段(10、10′)に対する実質的な角回転を
    することなくパイプ手段(10、10′)に対して軸線
    方向に前後に移動できるのと同時に前記静止軸部材
    (8、8′)に対する前記パイプの高速回転を可能に
    し、前記シール手段が内側シリンダ(9、9′)の内面
    とパイプ手段(10、10′)の外面との間のシール
    (18)を備えていることを特徴とするローラ構造装
    置。
  2. 【請求項2】 前記内側シリンダ(9、9′)と実質的
    に同じ回転速度をもつように前記パイプ手段(10、1
    0′)を取り付けるための、前記内側シリンダ(9、
    9′)の内面と前記パイプ手段(10、10′)の外面
    との間に配置された少なくとも1つのブシュ(19、1
    9′、19″)を有することを特徴とする請求項1に記
    載のローラ構造装置。
  3. 【請求項3】 前記ローラが取り付けられた状態にある
    ときに、前記パイプ手段(10、10′)の外端部が、
    前記ローラを支持するスタンド(5、5′)の部分の直
    ぐ近くに配置されていることを特徴とする請求項1又は
    2に記載のローラ構造装置。
  4. 【請求項4】 前記固定部材(4、4′)に向いた前記
    パイプ手段(10、10′)の端部で外側ベアリング
    (13、13′)の外側には、ラジアルシール(18)
    が配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいず
    れか1項に記載のローラ構造装置。
  5. 【請求項5】 前記2つのベアリングユニット(6、
    6′)が前記外側シリンダ(2)のみを介して相互連結
    されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
    項に記載のローラ構造装置。
  6. 【請求項6】 前記変換機構がリンク手段(46)を備
    え、該リンク手段(46)は、その両端部の領域におい
    て、一方では、内側シリンダ(9)に協働回転するよう
    に連結された部材(25)に関節連結され、且つ他方で
    は、前記ケーシング(29)又は該ケーシング(29)
    に協働回転するように連結された回転可能部材(35)
    に関節連結され、前記リンク手段(46)は、前記ケー
    シング(29)及び内側シリンダ(25)が互いに回転
    すなわち旋回するときに、前記ケーシング(29)と内
    側シリンダ(9)との間の軸線方向距離を交互に増減さ
    せることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記
    載のローラ構造装置。
  7. 【請求項7】 前記リンク手段(46)が前記ローラの
    幾何学的回転軸線に対して偏心して配置された継手部材
    (47、48)を備え、前記部材(25、35の各々が
    等しい大きさの釣合い重り(52、52′)を備え、該
    釣合い重り(52、52′)が前記継手部材(47、4
    8)に対して直径方向に対向して配置され、前記回転可
    能部材(35)と内側シリンダ(25)との相対角位置
    とは無関係に、前記ローラの幾何学的回転軸線(11)
    の回りの前記リンク手段(46)の質量モーメントを打
    ち消すことを特徴とする請求項6に記載のローラ構造装
    置。
  8. 【請求項8】 前記各継手部材(47、48)がリンク
    手段(46)を形成する球を備え、該球が、前記内側シ
    リンダ(25)の前記回転可能部材(35)の座(5
    0)内に取り付けられたリング(49)内の部分球状キ
    ャビティ内に収容され且つロッキングリング(51)に
    より所定位置に保持されていることを特徴とする請求項
    7に記載のローラ構造装置。
  9. 【請求項9】 前記内側シリンダ(9)に連結された前
    記部材が、前記内側シリンダ(9)のゲーブル(25)
    からなることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項
    に記載のローラ構造装置。
  10. 【請求項10】 前記ケーシング(29)に連結された
    部材を有し、該部材が、前記内側シリンダ(9)及び前
    記軸(8)の両者に対してベアリング(39、40、4
    1)を介して取り付けられたカバー手段(35)を備
    え、該カバー手段(35)がカップリング(42、4
    2′)を介して前記ケーシング(29)に連結され、こ
    れにより、前記カバー手段(35)が前記中心軸線(1
    1)に対して同心状に回転する間に、前記ケーシング
    (29)が前記ベアリングユニットの前記中心軸線(1
    1)に対して偏心して回転できることを特徴とする請求
    項6〜9のいずれか1項に記載のローラ構造装置。
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