JP3468232B2 - Pwm/pam制御形モータ駆動装置及びそれを用いた空調機 - Google Patents

Pwm/pam制御形モータ駆動装置及びそれを用いた空調機

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JP3468232B2
JP3468232B2 JP2001238580A JP2001238580A JP3468232B2 JP 3468232 B2 JP3468232 B2 JP 3468232B2 JP 2001238580 A JP2001238580 A JP 2001238580A JP 2001238580 A JP2001238580 A JP 2001238580A JP 3468232 B2 JP3468232 B2 JP 3468232B2
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誠 石井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直流電圧を制御する
電源回路,モータの回転数を所望の回転数に制御するモ
ータ制御装置及び、モータ制御装置を用いて圧縮機駆動
用モータを駆動し室内の空気調和を行う空調機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、交流電源を整流して直流電源に変
換する整流回路にあって、電源電流の高調波を抑制する
電源回路とモータ駆動回路を組み合わせ、モータの速度
制御を行うモータ制御装置として特開平6−105563 号や
特開平7−115788 号記載の方式がある。
【0003】本方式は、電源電流の高調波抑制と直流電
圧制御を同時に行う昇圧チョッパ回路を用いた力率改善
コンバータ回路とモータを駆動するインバータ回路から
なり、直流電圧及びインバータ通流率を制御しモータの
速度制御を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方式では、モ
ータに接続されている負荷が軽い時は直流電圧を電源電
流の高調波成分の抑制が可能な範囲で最小な直流電圧値
に直流電圧を制御し、インバータによる通流率制御でモ
ータの速度制御を行い、高負荷時はインバータの通流率
を100%としコンバータにより直流電圧を増減させモ
ータの速度制御を行っている。言い換えれば、軽負荷時
はインバータによるPWM制御,高負荷時はコンバータ
によるPAM制御によりモータの速度制御を行ってい
る。
【0005】ここで、力率改善コンバータ回路は昇圧チ
ョッパ回路を用いた構成となっているため、力率改善コ
ンバータ回路に接続されている負荷の電力消費が少ない
場合直流電圧が急上昇する。このため、上記従来方式で
は力率改善コンバータ回路に接続されている負荷にある
程度電力消費がないときはコンバータの動作を停止させ
るようになっている。つまり、モータの負荷が設定値以
上ある時にコンバータが動作するように設定されてい
る。
【0006】このため、モータが動作している状態でコ
ンバータ起動もしくは停止が行われ、直流電圧が変動し
モータの速度が一時変動する。
【0007】上記従来技術等のコンバータ制御回路にお
いても、コンバータ起動時の直流電圧の急上昇を防止す
るため、昇圧チョッパの通流率を徐々に増加させる処理
が設けられているが、これはあくまでコンバータ自体を
保護するのが目的で設けられている。
【0008】上記従来技術はコンバータの起動もしくは
停止時の直流電圧変動に対するモータの回転数変動につ
いて考慮がなされていなかった。
【0009】本発明の目的は、モータの回転数変動がな
いようにコンバータの起動もしくは停止を行うことので
きるモータ制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、交流電源を
直流に変換する整流回路及び平滑回路と、スイッチング
素子のスイッチング動作とインダクタンスによるエネル
ギー蓄積効果を利用して直流電圧の増減を行うチョッパ
回路から成るコンバータ回路と、前記コンバータ回路の
出力に接続されたインバータ回路と、前記コンバータ回
路の出力側の直流電圧値を検出する直流電圧検出回路
と、前記直流電圧検出回路の出力値と直流電圧指令値か
ら直流電圧値が直流電圧指令値になるように前記チョッ
パ回路のスイッチング動作を制御する直流電圧制御手段
と、前記インバータ回路のスイッチング動作を制御しモ
ータを駆動するインバータ制御回路と、前記直流電圧制
御手段と前記インバータ制御回路に直流電圧指令及び通
流率信号を出力しモータの速度制御を行う速度制御手段
及びモータから成るモータ制御装置において、前記直流
電圧制御手段を用い、前記チョッパ回路のスイッチング
動作を開始する場合、前記チョッパ回路のスイッチング
動作を動作させ、直流電圧値を徐々に増加させ所定の値
になるように制御し、前記チョッパ回路のスイッチング
動作を停止する場合、直流電圧値を徐々に減少させ所定
の値になるように制御し前記チョッパ回路のスイッチン
グ動作停止させることにより達成できる。
【0011】また、コンバータ停止中の直流電圧を検出
し、この値を直流電圧最低値とし、前記直流電圧値にあ
る値を加えたものをコンバータ起動時の直流電圧指令値
とすれば、電源電圧の変化に対応した直流電圧制御がで
きる。
【0012】さらに、コンバータを停止させる場合、直
流電圧値と指令値を比較し、指令値通りに直流電圧がな
らなくなったらコンバータを停止させれば、より良いコ
ンバータの停止判定ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例を図
1から図7を用いて説明する。
【0014】図1は本発明に係る第1の実施例のモータ
駆動装置の全体構成図である。本駆動装置は、整流回路
及び昇圧チョッパ回路を用い、直流電圧の大きさを制御
するコンバータ回路2と、直流電圧を希望する電圧の交
流電源に変換するインバータ回路3と、速度指令に応じ
てブラシレス直流モータ4の速度制御を行うモータ制御
手段8と、ブラシレス直流モータ4の磁極位置を検出す
る位置検出回路9と、前記モータ制御手段8からの補正
直流電圧信号及びコンバータON/OFF信号に従い前
記コンバータ回路2を制御するコンバータ制御回路6
と、前記モータ制御手段8からのPWM信号及びドライ
ブ信号により前記インバータ回路3を駆動するドライバ
5と、交流電源1から入力される電源電流を検出し前記
モータ制御手段8に伝える電流検出回路7から構成され
ている。
【0015】前記モータ制御手段8の内部構成を図2に
示す。モータ制御手段8は外部からの速度指令と前記位
置検出回路9からの位置検出信号から算出した速度信号
から前記ブラシレス直流モータ4の速度制御を行ってい
る。ここで、モータ制御手段8はマイクロコンピュータ
を用いており、モータ制御手段8内での動作はすべてソ
フトウエア処理で実現される。
【0016】位置検出回路9により検出された位置検出
信号はドライブ信号作成部83及び速度演算部84に入
力され、ドライブ信号作成部83では位置検出信号に従
いドライブ信号を出力する。速度演算部84は位置検出
信号から前記ブラシレス直流モータ4の速度を算出する
とともにモータが停止している場合、モータ停止信号を
発生する。
【0017】コンバータ動作判定部82は前記電流検出
回路7からの入力電流値に従い入力電流値が設定値以上
の場合にのみ動作許可信号を出力している。直流電圧補
正演算部81は直流電圧値と直流電圧指令値を入力し補
正直流電圧を算出している。ここで、補正直流電圧信号
Ed′は直流電圧値Edと直流電圧指令値Ed*が一致した
ときにある値(直流電圧固定指令値Vr )を出力するよ
うな演算を行っており具体的には数1の演算を行ってい
る。
【0018】
【数1】
【0019】ここで、数1に示す直流電圧補正演算を行
っているのは、前記コンバータ制御回路6が直流電圧制
御回路を有しており、前記直流電圧制御回路の直流電圧
指令値が固定値(直流電圧固定指令値)になっており、
直流電圧検出回路の検出ゲインを変更することにより直
流電圧制御を行う構成となっているためである。
【0020】上記直流電圧制御回路が直流電圧指令値を
入力できるような構成になっていれば前記のような直流
電圧補正演算を行う必要がない。また、前記コンバータ
制御回路6に直流電圧制御回路がなければ前記直流電圧
補正演算部81の代わりに直流電圧制御部を設ければよ
い。
【0021】速度制御手段80は速度指令信号と速度信
号との偏差をもとめ、速度偏差に従いインバータ回路3
へのPWM信号及び直流電圧指令値を算出する。また、
モータ停止信号、PWM信号及び直流電圧指令値によ
り、前記ブラシレス直流モータ4の速度制御をインバー
タによるPWM制御で行うか、コンバータによるPAM
制御で行うかを判定している。PWM/PAM制御判定
部802が上記速度制御の状態を判定している。
【0022】直流電圧制御演算手段801は前記速度偏
差、前記PWM/PAM制御判定部802からの制御状
態信号,モータ停止信号及び動作許可信号に従い直流電
圧指令を演算するとともにコンバータ動作フラグ及びコ
ンバータON/OFF信号を出力している。ここで、直
流電圧指令は制御状態信号がPWM制御の場合、最低値
となり、PAM制御の場合は速度偏差に応じた直流電圧
指令値となる。言い換えれば、速度偏差に従い直流電圧
を増減する。また、コンバータON/OFF信号はモー
タ停止信号がモータ動作中を示し、かつ、動作許可信号
がコンバータ動作の許可を示した場合にコンバータON
となり、前記コンバータ制御回路6にコンバータON信
号を出力する。上記により、コンバータ回路2は動作を
開始し直流電圧を直流電圧指令値に制御する。
【0023】PWMデューティ演算部803は前記速度
偏差及び、前記PWM/PAM制御判定部802からの
制御状態信号に従いPWM信号を出力している。ここ
で、PWM信号は制御状態信号がPWM制御の場合、速
度偏差に応じた通流率となる。また、制御状態信号がP
AM制御の場合、100%の通流率が出力される。な
お、モータ停止信号がモータ停止を示すと0%の通流率
を出力する。言い換えればモータへの通電を禁止する。
【0024】次に前記直流電圧制御演算手段801の内
部動作を図3を用いて説明する。図3は直流電圧制御演
算手段801の処理をフローチャートで示したものであ
る。(イ)において前記ブラシレス直流モータ4が停止
中か駆動中かを前記モータ停止信号より判定し、モータ
が停止中の場合、(カ)に進みコンバータ動作フラグを
クリア(停止)し、コンバータON/OFF信号をコン
バータOFF(停止)とする。このとき直流電圧指令値は
直流電圧基準値2(電源電圧の全波整流電圧値)とな
る。モータが駆動中の場合、(ロ)に進み前記動作許可
信号によりコンバータを動作させて良いか判定する。コ
ンバータ動作が許可の場合(ハ)、コンバータ停止の場
合(リ)にそれぞれ進む。
【0025】(リ)に進んだ場合、徐々に直流電圧を減
少させコンバータを停止させる処理(リ〜オ)を行う。
まず、(リ)でコンバータ動作フラグをクリア(停止)
し、(ヌ)において、直流電圧指令値と直流電圧基準値
2を比較し、直流電圧指令値が直流電圧基準値2以下に
なったら、(ル)に進みコンバータOFF信号を出力し
コンバータを停止させる。反対に、直流電圧指令値が直
流電圧基準値2より大きい場合、(オ)に進み直流電圧
指令値を3V減算する。ここで、直流電圧基準値2と直
流電圧指令値を比較しているのは、実際の直流電圧値と
直流電圧指令値が一致しない可能性があるからである。
【0026】(ハ)に進んだ場合、コンバータを起動さ
せ直流電圧を徐々に増加させる処理(ハ〜ヘ)を行い、
さらにPAM制御の場合はPAM制御(ト〜ワ)を行
う。まず、(ハ)でコンバータON信号を出力し、
(ニ)において直流電圧指令値と直流電圧基準値1(電
源電圧の全波整流電圧+10V)を比較し、直流電圧指
令値が直流電圧基準値1になるまで(ヘ)において直流
電圧指令値を3Vずつ増加させる。直流電圧指令値が直
流電圧基準値1以上になったら(ホ)に進み、コンバー
タ動作フラグをセット(動作中)する。
【0027】(ト)では前記制御状態信号よりPWM制
御中かPAM制御中かを判定し、PAM制御中の場合は
前記速度偏差より直流電圧指令値を演算し(ワ)におい
て直流電圧指令値を直流電圧補正演算部81に出力す
る。
【0028】なお、上記処理はモータの速度制御が可能
な制御周期で周期的に繰り返されている。
【0029】次にPWM/PAM制御判定部802の内
部動作を図4にて説明する。図4はPWM/PAM制御
判定の処理をフローチャートで示したものである。
【0030】(イ)において、コンバータ動作フラグを
検出しコンバータが動作中か停止中かを判定する。コン
バータが停止中の場合、PAM制御はできないので
(ト)に進み、強制的にPWM制御に設定し直流電圧指
令値を直流電圧基準値1(電源電圧の全波整流電圧+1
0V)に固定する。
【0031】コンバータが動作中の場合、現在の制御状
態を確認しPWM制御状態の場合は(ハ)、PAM制御
状態の場合は(ホ)に進む。(ハ)に進んだ場合は制御
状態をPAM制御に変更するかの判定(ハ)及びPAM
制御への切換(ニ)の処理を行う。(ハ)ではインバー
タへのPWM信号通流率が100%になっているか、ま
た、モータが更なる加速を必要としているか(速度偏差
が正)を判定し、通流率が100%かつ加速が必要な場
合にのみ、(ニ)に進み制御状態信号をPAM制御に設
定し、PWM信号通流率を100%に固定する。上記以
外の場合は(ト)に進む。
【0032】(ホ)に進んだ場合は制御状態をPWM制
御に変更するかの判定(ホ)とPAM制御の維持(ヘ)及
びPWM制御への切換(ト)の処理を行う。(ホ)では
直流電圧指令値が直流電圧基準値3(直流電圧基準値1
−5V)以下か、また、モータが更なる減速を必要とし
ているか(速度偏差が負)を判定し、直流電圧指令値が
直流電圧基準値3以下かつ減速が必要な場合にのみ、
(ト)に進みPWM制御の設定と直流電圧指令値の変更
を行う。上記以外の場合は(ヘ)に進みPAM制御を維
持する。(ヘ)の処理は(ニ)の処理と同様である。
【0033】以上の構成及び動作により、軽負荷時はイ
ンバータによるPWM制御,高負荷時はコンバータによ
るPAM制御を用いてブラシレス直流モータ4の速度制
御が行われる。
【0034】これまでの処理で用いた直流電圧基準値1
〜3は、モータが動作中でかつコンバータが停止中の直
流電圧値から決定した値である。なお、入力される電源
電圧が決まっている場合は予め設定した固定値でも良
い。
【0035】図5に上記動作を行った場合の直流電圧E
d ,直流電圧指令値Ed*,PWM信号通流率D及び、モ
ータ回転数Nの一連の動作を示す。縦軸に電圧値,通流
率及び回転数を、横軸に時間を示す。Vd1は直流電圧基
準値1,Vd2は直流電圧基準値2,Vd3は直流電圧基準
値3に相当する。
【0036】t0 でモータが起動されると通流率Dが増
加し回転数Nが増加して行く。モータが駆動を始め入力
電流が増加して行き設定値を越えた時点でコンバータが
起動され(t1 )直流電圧を徐々に増加して行く。この
とき通流率Dの増加量は直流電圧が増加するため少なく
なる。
【0037】t2 で直流電圧指令値がVd1に到達すると
直流電圧の増加は停止し、さらに回転数の増加が必要な
場合は通流率Dが100%まで増加しモータの回転数を
上昇させる。
【0038】t3 で通流率Dが100%に到達しても更
なる加速が必要な場合は制御状態をPWM制御からPA
M制御に変更し、通流率を100%に固定したまま直流
電圧(直流電圧指令値)を上昇させモータの回転数を増
加させて行く。
【0039】次にt4 でモータの回転数を減速させる時
は、これまでと反対に直流電圧(直流電圧指令値)を減
少させる。t5 で直流電圧指令値がVd3と一致したとこ
ろで、さらに回転数の減少が必要な場合は、制御状態を
PAM制御からPWM制御に変更し直流電圧(直流電圧
指令値)をVd1に固定し通流率Dを減少させていく。t
6 においてさらに回転数を減少させ負荷が軽くなり入力
電流が設定値以下になったら、直流電圧(直流電圧指令
値)を徐々に減少させて行き直流電圧指令値がVd2に達
したら(t7 )コンバータを停止させる。さらに回転数
を減少させるには通流率Dを減少させる。t8 はモータ
停止点である。
【0040】次に図6を用いて、本実施例のモータ駆動
装置をエアコン用圧縮機駆動モータに適用した場合の動
作例を従来方式と比較して示す。縦軸に圧縮機回転数、
横軸に時間をとった時の圧縮機回転数の変化を示す。太
線が本発明、細線が従来方式である。
【0041】t0 点から指令回転数目標値1に起動した
場合、t1 でコンバータが起動する。ここで、従来方式
ではコンバータ起動と同時に直流電圧が急上昇するため
回転数制御系が追従できず圧縮機回転数の急上昇及びオ
ーバーシュートが発生する。特にエアコンサイクルの圧
力が少ない最初の起動時や、回転数制御系が遅いシステ
ムに大きく現れる。これに対して、本発明では直流電圧
が徐々に増加するため急激な回転数変化がない。
【0042】また、t2 で指令回転数が目標値2に変化
した場合、t3 で負荷が小さくなりコンバータが停止す
る条件となる。このとき従来方式では、t3 でコンバー
タが停止するため、直流電圧が急降下し圧縮機回転数も
急降下する。このとき、変動幅が大きいとモータの位置
検出ができなくなり圧縮機が停止する場合もあり得る。
これに対して、本発明では直流電圧を徐々に減少させ直
流電圧が電源電圧の全波整流電圧値になってからコンバ
ータを停止させるため、圧縮機回転数の急変がなく回転
数を安定に制御できる。
【0043】以上により直流電圧の急激な変化をなくし
安定したモータの回転数制御が可能になる。
【0044】上記ではコンバータの直流電圧制御系が確
実に動作し、直流電圧が直流電圧指令値通りに制御され
ることを前提として説明したが、実際の回路では、すべ
ての状態で直流電圧制御が確実に動作することはない。
特に、昇圧チョッパ回路のチョッパ通流率の最小値付近
では通流率がリニアに変化しない。そのため、直流電圧
を電源電圧の全波整流電圧値までリニアに制御できな
い。言い換えれば、コンバータのチョッパ動作を停止さ
せた時とチョッパ通流率を最小値で動作させたときで直
流電圧値が異なる。
【0045】このため、直流電圧指令値を下げても直流
電圧が下がらなくなる点が発生する。上記実施例ではそ
れでも直流電圧指令値を徐々に下げて行き、直流電圧指
令値が直流電圧基準値2に到達した時にコンバータを停
止させる。ここで、直流電圧が下がらなくなった点以降
は、コンバータ回路として直流電圧を制御できない領域
に入っているため、なるべく早くコンバータを停止させ
たほうが良い。
【0046】また、商用電源の場合、電源電圧は±15
%変動する。このため、直流電圧指令値(初期値)や直
流電圧基準値を固定値で設定すると、電源電圧が変動し
た場合、当初の設定通りの直流電圧制御ができなくな
る。
【0047】図7に示す本発明の他の実施例における直
流電圧制御演算手段は、上記問題を解決した直流電圧制
御演算手段である。図3と比べて異なるのは(ヨ)(タ)
(レ)の3カ所でありそれ以外の部分は図3と同様の処理
を行う。
【0048】(ヨ)はコンバータが動作中かを判定しコ
ンバータが停止中の場合にのみ(レ)に進ませる判定処理
である。(レ)は直流電圧値を検出し、その値を直流電
圧指令値とする処理であり、処理(ヨ)(レ)により電源
電圧の全波整流電圧値をコンバータ起動時の直流電圧指
令値(初期値)とする処理である。この処理により電源
電圧を推定することができ、直流電圧指令値(初期値)
や直流電圧基準値をその時の電源電圧から決定できる。
本実施例では直流電圧指令値(初期値)を電源電圧から
決定してる。
【0049】(タ)は直流電圧制御が確実に動作してい
るかどうか、言い換えれば、直流電圧指令値に従って直
流電圧値が低下しているかを判定する処理である。ここ
では、直流電圧検出値−10Vと直流電圧指令値を比較
し、直流電圧指令値と直流電圧検出値との差が10V以
上になったら(ル)に進み、コンバータを停止させる処
理である。ここで、−10Vは直流電圧検出精度等を考
慮し決定した値である。なお、直流電圧基準値1及び直
流電圧基準値2は処理(レ)において検出した直流電圧
値から決定しても良いが、今回は電源変動を考慮し、そ
れぞれ、電源変動の最大値の全波整流電圧値,電源変動
の最小値の全波整流電圧値とした。
【0050】上記のほうがコンバータ動作中に電源変動
があっても滑らかな直流電圧制御が行えるためである。
【0051】本実施例はモータ駆動装置を対象に説明し
たが、コンバータ回路及び直流電圧制御演算手段は電源
回路としても動作する。ただし、直流電圧から電源電圧
を推定する場合、一度直流電圧を正規の値にする処理が
必要である。具体的には直流電圧を検出する前に負荷に
通電する処理が必要である。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、コンバータ起動時ある
いは停止時の直流電圧の変動を抑え、滑らかな直流電圧
制御が実現できる。また、コンバータ回路の負荷として
モータ駆動回路を接続した場合、直流電圧変動によるモ
ータの回転数変動を抑え安定した速度制御が実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るモータ駆動装置の
構成図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係るモータ制御手段内
部構成図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る直流電圧制御演算
手段である。
【図4】本発明の第1の実施例に係るPWM/PAM制
御判定フローである。
【図5】本発明の第1の実施例に係る動作説明図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施例をエアコン用圧縮機駆動
モータの制御に適用したときの動作例である。
【図7】本発明の他の実施例に係る直流電圧制御演算手
段である。
【符号の説明】
1…交流電源、2…コンバータ回路、3…インバータ回
路、4…モータ、5…ドライバ、6…コンバータ制御回
路、7…電流検出回路、8…モータ制御手段、9…位置
検出回路、80…速度制御手段、81…直流電圧補正演
算部、82…コンバータ動作判定部、83…ドライブ信
号作成部、84…速度演算部、801…直流電圧制御演
算手段、802…PWM/PAM制御判定部、803…
PWMデューティ演算部。
フロントページの続き (72)発明者 篠崎 弘 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社 日立製作所 冷熱事業部 栃木本部内 (72)発明者 加藤 浩二 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社 日立製作所 冷熱事業部 栃木本部内 (72)発明者 高倉 雄八 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社 日立製作所 冷熱事業部 栃木本部内 (56)参考文献 特開 平7−115788(JP,A) 特開 平6−105563(JP,A) 特開 平8−172789(JP,A) 特開 平7−31185(JP,A) 特開 平8−61287(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/48 F24F 11/02 H02P 1/30 H02P 3/18 H02P 6/06

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チョッパ動作により直流電圧を増減するコ
    ンバータ回路の出力側の直流電圧値が直流電圧指令値に
    なるように前記コンバータ回路のチョッパ動作を制御す
    る直流電圧制御手段と、 前記コンバータ回路の出力に接続されたインバータ回路
    のスイッチング動作を制御してモータの回転数を制御す
    るインバータ制御手段とを有するモータ制御装置におい
    て、 前記コンバータ回路のチョッパ動作を開始する場合、前
    記直流電圧制御手段の直流電圧指令を第1の直流電圧指
    令から第2の直流電圧指令に徐々に上昇させ、 前記コンバータ回路のチョッパ動作を停止する場合、前
    記直流電圧制御手段の直流電圧指令を第2の直流電圧指
    令から第1の直流電圧指令に徐々に低下させることを特
    徴とするモータ制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1のモータ制御装置において、 前記コンバータ回路の入力電流を検出する入力電流検出
    回路を備え、前記入力電流検出値が所定値より大きく、
    かつ、前記インバータがモータを駆動しているときに前
    記コンバータ回路のチョッパ動作を許可するコンバータ
    動作判定手段を備え、 前記コンバータ動作判定手段の判定信号に従って、 前記コンバータ回路のチョッパ動作を開始する場合、前
    記直流電圧制御手段の直流電圧指令を第1の直流電圧指
    令から第2の直流電圧指令に徐々に上昇させ、 前記コンバータ回路のチョッパ動作を停止する場合、前
    記直流電圧制御手段の直流電圧指令を第2の直流電圧指
    令から第1の直流電圧指令に徐々に低下させることを特
    徴とするモータ制御装置。
  3. 【請求項3】チョッパ動作により直流電圧を増減するコ
    ンバータ回路と、前記コンバータ回路の出力に接続され
    たインバータ回路と、前記コンバータ回路の出力側の直
    流電圧値が直流電圧指令値になるように前記コンバータ
    回路のチョッパ動作を制御する直流電圧制御手段と、前
    記インバータ回路のスイッチング動作を制御して周波数
    と電圧を制御するインバータ制御手段とを有する制御装
    置において、 前記コンバータ回路のチョッパ動作を開始する場合、前
    記直流電圧制御手段の直流電圧指令を第1の直流電圧指
    令から第2の直流電圧指令に徐々に上昇させ、 前記コンバータ回路のチョッパ動作を停止する場合、前
    記直流電圧制御手段の直流電圧指令を第2の直流電圧指
    令から第1の直流電圧指令に徐々に低下させることを特
    徴とする制御装置。
  4. 【請求項4】請求項3の制御装置において、 前記コンバータ回路の入力電流を検出する入力電流検出
    回路を備え、前記入力電流検出値が所定値より大きく、
    かつ、前記インバータが動作しているときのみ前記コン
    バータ回路のチョッパ動作を許可するコンバータ動作判
    定手段を備え、 前記コンバータ動作判定手段の判定信号に従って、 前記コンバータ回路のチョッパ動作を開始する場合、前
    記直流電圧制御手段の直流電圧指令を第1の直流電圧指
    令から第2の直流電圧指令に徐々に上昇させ、 前記コンバータ回路のチョッパ動作を停止する場合、前
    記直流電圧制御手段の直流電圧指令を第2の直流電圧指
    令から第1の直流電圧指令に徐々に低下させることを特
    徴とする制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1若しくは2のモータ制御装置又は
    請求項3若しくは4の制御装置において、 前記コンバータ回路のチョッパ動作が停止中の直流電圧
    値を前記第1の直流電圧指令値とすることを特徴とする
    装置。
  6. 【請求項6】請求項1若しくは2のモータ制御装置又は
    請求項3若しくは4の制御装置において、 前記コンバータ回路のチョッパ動作が停止中かつ前記イ
    ンバータ回路が動作中の直流電圧値を前記第1の直流電
    圧指令値とすることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】請求項5の装置において、 前記インバータ回路を所定の時間駆動し、直流電圧を減
    衰させることを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】請求項5乃至7のいずれかにおいて、 検出した直流電圧から電源電圧推定し、推定した電源電
    圧に応じた前記第2の直流電圧指令値を決定することを
    特徴とする装置。
  9. 【請求項9】請求項1若しくは2のモータ制御装置又は
    請求項3若しくは4の制御装置において、 前記コンバータ回路のチョッパ動作を停止する場合、直
    流電圧指令値が前記第1の直流電圧指令値に到達したら
    前記コンバータ回路のチョッパ動作を停止することを特
    徴とする装置。
  10. 【請求項10】請求項1若しくは2のモータ制御装置又
    は請求項3若しくは4の制御装置において、 前記コンバータ回路のチョッパ動作を停止する場合、直
    流電圧指令値と直流電圧を比較して、前記直流電圧が前
    記直流電圧指令通りに制御されなくなったら前記コンバ
    ータ回路のチョッパ動作を停止することを特徴とする装
    置。
  11. 【請求項11】請求項1若しくは2のモータ制御装置又
    は請求項3若しくは4の制御装置において、 前記コンバータ回路のチョッパ動作を停止する場合、直
    流電圧指令値と直流電圧を比較して、前記直流電圧と前
    記直流電圧指令との差が所定値以上になったら前記コン
    バータ回路のチョッパ動作を停止することを特徴とする
    装置。
  12. 【請求項12】請求項1若しくは2のモータ制御装置又
    は請求項3若しくは4の制御装置において、 前記コンバータ回路のチョッパ動作を停止する場合、直
    流電圧が前記第1の直流電圧指令以下になったら前記コ
    ンバータ回路のチョッパ動作を停止することを特徴とす
    る装置。
  13. 【請求項13】請求項1若しくは2のモータ制御装置の
    いずれかにおいて、 前記モータが停止後、前記コンバータ回路のチョッパ動
    作を停止することを特徴とするモータ制御装置。
  14. 【請求項14】請求項1若しくは2のモータ制御装置の
    いずれかにおいて、 前記モータの負荷が、軽負荷時はインバータの通流率制
    御(PWM制御)で、高負荷時はコンバータの直流電圧
    制御(PAM制御)で前記モータの回転数制御を行うこ
    とを特徴とするモータ制御装置。
  15. 【請求項15】請求項3若しくは4のモータ制御装置の
    いずれかにおいて、 前記インバータ回路の負荷が無くなったら、前記コンバ
    ータ回路のチョッパ動作を停止することを特徴とする制
    御装置。
  16. 【請求項16】請求項3若しくは4のモータ制御装置の
    いずれかにおいて、 前記インバータ回路の負荷が、軽負荷時はインバータの
    通流率制御(PWM制御)で、高負荷時はコンバータの
    直流電圧制御(PAM制御)で前記インバータ回路の出
    力を制御することを特徴とする制御装置。
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