JP3468113B2 - 吊戸棚 - Google Patents

吊戸棚

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前方へ開口した箱
体と、該箱体の前方開口を開閉する扉体とでなる吊戸棚
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図6に示す如く、前方へ開口
した箱体1と、該箱体1の前方開口を開閉する扉体2と
でなる吊戸棚は知られている。この場合、吊戸棚は天袋
キャビネット10として使用されるもので、天井面11と壁
面12とでなす入隅部分に施工されている。又、箱体1の
前方開口の下口縁に扉体2の下端縁が枢着され、該扉体
2は前後方向に回動されて同前方開口を開閉する。又、
扉体2を開いた際、該扉体2がその裏面を上側に向けた
略水平状態で支持されるように、同裏面と箱体1の内側
面とが索状体25を介して連結されている。又、吊戸棚と
なる天袋キャビネット10の下方の床面13には、上面カウ
ンター15を有する厨房台14が設置されている。該上面カ
ウンター15にはシンク、コンロ等が備えられており、そ
の上で各種の調理作業が行われる。
【0003】したがって、この場合、吊戸棚となる天袋
キャビネット10の内部に調理具、調味料、食器等の台所
用品を収納保管することができ、上面カウンター15上で
調理作業を行っている際に、扉体2を開け同台所用品を
取り出して使用することができる。しかも、扉体2を開
いた際、該扉体2はその裏面を上側に向けた略水平状態
で支持されるので、同裏面上に取り出した台所用品を仮
置きすることができて便利である。
【0004】しかしながら、この場合、上面カウンター
15上のスペースでは各種の調理作業が行われるが、その
際、開けられた扉体2が同スペースよりも上側の高い位
置にあって、該扉体2の裏面上に仮置きされた台所用品
を使用し難く、しかも、同扉体2が同スペースより手前
側へ大きく突出して調理作業の邪魔になるという問題が
あった。更には、扉体2がその下端縁を中心に回動され
て開閉されるものであるため、該扉体2の表面上端付近
に把手が設けられ、該高所に位置する把手を持って開閉
されることになり、同扉体2の開閉作業が困難になると
いう問題もあった。
【0005】又、図7に示す如く、通常の天袋キャビネ
ット10として使用される吊戸棚の下方のスペースに、棚
部材26を高さ調整自在に設けたものも知られている。こ
の場合、棚部材26は天袋キャビネット10から上下スライ
ド自在に垂設されるバー材27の下端に付設されており、
該棚部材26を適切な高さ位置に固定して、その上に調理
具、調味料、食器等の台所用品を載置することができ
る。
【0006】しかしながら、この場合、通常は、適切な
高さ位置に固定された棚部材26が移動されることはな
く、該棚部材26上には台所用品が載置されたままの状態
とされるものである。それ故に、常時、天袋キャビネッ
ト10の下方のスペースには棚部材26及びその上に載置さ
れる台所用品が存在することになって、該スペースを広
く活用する調理作業が困難であり、しかも、天袋キャビ
ネット10の内部に収納保管されている台所用品を取り出
しても、該台所用品を既に他の台所用品が載置されてい
る同棚部材26上に仮置きすることは難しいという問題が
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
技術における問題を悉く解決するために発明されたもの
で、すなわち、その課題は、開けられた扉体が略水平状
態で強固に支持されて箱体の下方のスペースに位置し、
該扉体上に台所用品等の小物を使用し易い状態に仮置き
することができ、通常時には同扉体を閉じて邪魔になら
ないよう納め、前記スペースを広く活用して調理等の作
業を行うことができ、しかも、箱体の下方のスペースへ
と回動して開けられる同扉体の開閉作業は楽であり、
又、同扉体を閉じた際の外観が良好に納まる吊戸棚を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
吊戸棚は、前方へ開口した箱体と、該箱体の前方開口を
開閉する扉体とでなり、箱体の後部下側に基端が枢着さ
れるアーム部材の先端に扉体の下部裏側を結合固定し
て、扉体が下方へ回動されて開いた際にその裏面を上側
に向けた略水平状態で支持されるようになした吊戸棚で
あって、扉体の下枠フレームを裏側へ開口した断面略C
字状の型材で形成し、該下枠フレーム内に連結部材を挿
入嵌合し、該連結部材にアーム部材の先端を結合固定し
てなるものである。
【0009】したがって、この場合、箱体の後部下側に
基端が枢着されるアーム部材の先端に扉体の下部裏側を
結合固定して、該扉体は同アーム部材によって枢支され
ているので、扉体は箱体の下方のスペースへと回動して
開けられ、比較的低い位置にまで至る範囲で回動される
同扉体の開閉作業は楽である。しかも、開けられた際に
扉体は箱体の下方のスペースに位置して、その裏面を上
側に向けた略水平状態で支持されるので、同裏面上に台
所用品等の小物を使用し易い状態に仮置きすることがで
き、通常時には同扉体を閉じて邪魔にならないよう納
め、同スペースを広く活用して調理等の作業を行うこと
ができる。
【0010】又、扉体の下枠フレームが裏側へ開口した
断面略C字状の型材で形成され、該下枠フレーム内に連
結部材が挿入嵌合され、該連結部材にアーム部材の先端
が結合固定されているので、扉体はアーム部材の先端に
確実に結合固定されて強固に枢支され、その開けられた
際の略水平状態が確保される。しかも、閉じられた際に
は、アーム部材や連結部材等が扉体の裏側に隠されて外
観良く納まる。
【0011】本発明の請求項2記載の吊戸棚は、上記請
求項1記載の吊戸棚において、箱体の両側にアーム部材
を配設し、両アーム部材によって扉体を枢支させたこと
を特徴とするものである。
【0012】したがって、この場合は特に、箱体の両側
に配設された両アーム部材によって扉体がバランス良く
確実に枢支されるので、該扉体をスムーズに回動させて
開閉することができ、しかも、開けられた同扉体上に台
所用品等の小物を安定した状態で載置することができ
る。
【0013】本発明の請求項3記載の吊戸棚は、上記請
求項2記載の吊戸棚において、扉体の両側に取着される
両側枠フレームによって、下枠フレーム内に挿入嵌合さ
れた二つの連結部材を各々両側方へ抜け外れないように
拘束したことを特徴とするものである。
【0014】したがって、この場合は特に、下枠フレー
ム内に挿入嵌合された連結部材の側方への抜け外れが側
枠フレームによって防止されるので、簡単な構造によっ
て両アーム部材と扉体との結合固定を確実なものとなす
ことができる。
【0015】本発明の請求項4記載の吊戸棚は、上記請
求項1〜3のいずれか一つに記載の吊戸棚において、下
枠フレーム内に挿入嵌合された連結部材の一部を結合部
として該下枠フレームの裏側へ突設し、アーム部材を中
空型材で形成してその先端を同結合部に被嵌させて結合
固定したことを特徴とするものである。
【0016】したがって、この場合は特に、連結部材の
一部が結合部として下枠フレームの裏側へ突設され、該
結合部に中空型材で形成されたアーム部材の先端が被嵌
されて結合固定されるので、簡単な構造によってアーム
部材と扉体との結合固定を強固なものとなすことができ
る。
【0017】本発明の請求項5記載の吊戸棚は、上記請
求項1〜4のいずれか一つに記載の吊戸棚において、表
面板材と裏面板材とを、その周囲に枠組みされる下枠フ
レーム、両側枠フレーム、上枠フレームで組立一体化し
て扉体を形成したことを特徴とするものである。
【0018】したがって、この場合は特に、表面板材と
裏面板材とを、その周囲に枠組みされる下枠フレーム、
両側枠フレーム、上枠フレームで組立一体化して、扉体
を簡単に形成することができ、しかも、表面板材と裏面
板材との二重構造となる同扉体は、反り変形し難くて強
固なものとなり、その上に台所用品等の小物を確実に載
置することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1〜4は、本発明の請求項1〜
5全てに対応する一実施形態を示し、該実施形態の吊戸
棚は、前方へ開口した箱体1と、該箱体1の前方開口を
開閉する扉体2とでなり、箱体1の後部下側に基端3aが
枢着されるアーム部材3の先端3bに扉体2の下部裏側を
結合固定して、扉体2が下方へ回動されて開いた際にそ
の裏面を上側に向けた略水平状態で支持されるようにな
した吊戸棚であって、扉体2の下枠フレーム4を裏側へ
開口した断面略C字状の型材で形成し、該下枠フレーム
4内に連結部材5を挿入嵌合し、該連結部材5にアーム
部材3の先端3bを結合固定してなるものである。
【0020】又、該実施形態の吊戸棚においては、箱体
1の下部両側にアーム部材3を配設し、両アーム部材3
によって扉体2を枢支させている。この場合、扉体2の
両側に取着される両側枠フレーム6によって、下枠フレ
ーム4内に挿入嵌合された二つの連結部材5を各々両側
方へ抜け外れないように拘束してもいる。又、下枠フレ
ーム4内に挿入嵌合された連結部材5の一部を結合部5a
として該下枠フレーム4の裏側へ突設し、アーム部材3
を中空型材で形成してその先端3bを同結合部5aに被嵌さ
せて結合固定している。又、表面板材7と裏面板材8と
を、その周囲に枠組みされる下枠フレーム4、両側枠フ
レーム6、上枠フレーム9で組立一体化して扉体2を形
成している。
【0021】図2に示す如く、該吊戸棚の箱体1は天袋
キャビネット10の下側に付設されており、該天袋キャビ
ネット10は台所の天井面11と壁面12とでなす入隅部分に
施工されている。吊戸棚の下方の床面13には厨房台14が
設置されており、該厨房台14の上面カウンター15にはシ
ンク16、その後側に吐水カラン17、或いは、その側方に
コンロ等が備えられており、その上で各種の調理作業が
行われる。その際、吊戸棚の箱体1や天袋キャビネット
10の内部に収納保管された調理具、調味料、食器等の台
所用品を取り出して使用することができる。又、箱体1
の底板18の後部下面両側には枢支具19が配設されてお
り、両枢支具19に両アーム部材3の基端3aが各々枢着さ
れている。
【0022】扉体2の周囲を構成する下枠フレーム4、
両側枠フレーム6、上枠フレーム9等のフレームは、合
成樹脂或いはアルミニュウム等の金属を押出成形してな
る型材で、同下枠フレーム4が断面略C字状の型材で形
成されている。図3、4に示す如く、上枠フレーム9と
下枠フレーム4とには、その前後に各々凹溝20が上下に
対向して形成されており、該上下の凹溝20に表面板材7
及び裏面板材8の上下端縁部分が各々挿入嵌合されて、
該表面板材7及び裏面板材8は相互に間隔をあけて同上
枠フレーム9と下枠フレーム4との間に保持固定され
る。又、上枠フレーム9及び下枠フレーム4には、両側
方へ開口したタッピング用溝21が形成されており、該タ
ッピング用溝21に挿入螺合されるビス22によって、同上
枠フレーム9、下枠フレーム4間に保持固定された表面
板材7及び裏面板材8の両側に、両側枠フレーム6が各
々取着固定される。
【0023】この場合、側枠フレーム6が取着固定され
る前に、下枠フレーム4のC字状溝23内には予め連結部
材5が挿入嵌合されている。連結部材5は略T字状の合
成樹脂製或いは金属製のブロックでなり、該連結部材5
の頂辺部5bが下枠フレーム4のC型溝23内に挿入嵌合さ
れ、その際、該C型溝23から下枠フレーム4の裏側へと
同連結部材5の結合部5aが突設される。連結部材5の結
合部5aは、中空型材で形成されたアーム部材3の先端3b
の開口内に挿入嵌合され、その側方より挿入螺合される
ビス22によって、同アーム部材3の先端3bに結合固定さ
れる。又、両アーム部材3の間隔は上記両枢支具19によ
って決定されており、それ故に、両連結部材5が両側枠
フレーム6によって各々両側方へ抜け外れないように拘
束されることで、同両アーム部材3の先端3bは下枠フレ
ーム4にずれ動かないよう確実に結合固定される。
【0024】又、扉体2の表側主体を構成する表面板材
7は、汚れ難く且つ周辺の天袋キャビネット10や厨房台
14等の表面様相デザインと適合するように、表面が鏡面
性を有するアクリル樹脂等の合成樹脂パネルで形成され
ている。扉体2の裏側主体を構成する裏面板材8は、汚
れ難く且つその上に台所用品等の小物が載置されるに対
抗し得る十分な強度を発揮するように、高圧メラミン化
粧板(扉体2の裏側にメラミンシートが貼着された側を
配置する)で形成されている。なお、扉体2の上枠フレ
ーム9の前側上縁には、手前側上方へと傾斜した手掛け
用凸片24が一体に突出形成されている。
【0025】したがって、該実施形態の吊戸棚において
は、箱体1の後部下側に基端3aが枢着されるアーム部材
3の先端3bに扉体2の下部裏側を結合固定して、該扉体
2は同アーム部材3によって枢支されているので、扉体
2は箱体1の下方のスペースへと回動して開けられ、比
較的低い位置にまで至る範囲で回動される同扉体2の開
閉作業は楽である。
【0026】しかも、開けられた際に扉体2は箱体1の
下方のスペースに位置して、その裏面を上側に向けた略
水平状態で支持されるので、箱体1や天袋キャビネット
10から取り出した調理具、調味料、食器等の台所用品
を、同裏面上に使用し易い状態に仮置きすることができ
て便利である。又、通常時には扉体2を閉じて邪魔にな
らないよう納め、前記箱体1の下方のスペースを広く活
用して調理作業を効率良く行うことができる。
【0027】又、扉体2の下枠フレーム4が裏側へ開口
した断面略C字状の型材で形成されて、該下枠フレーム
4内に連結部材5が挿入嵌合され、該連結部材5にアー
ム部材3の先端3bが結合固定されているので、扉体2は
アーム部材3の先端3bに確実に結合固定されて強固に枢
支され、該扉体2の開けられた際の略水平状態が確保さ
れる。しかも、閉じられた際には、アーム部材3や連結
部材5等が扉体2の裏側に隠されて外観良く納まる。
【0028】又、該実施形態の吊戸棚においては、箱体
1の両側に配設された両アーム部材3によって扉体2が
バランス良く確実に枢支されるので、該扉体2をスムー
ズに回動させて開閉することができ、しかも、開けられ
た同扉体2上に台所用品等の小物を安定した状態で載置
することができる。又、この場合、下枠フレーム4内に
挿入嵌合された連結部材5の側方への抜け外れが側枠フ
レーム6によって防止されるので、両アーム部材3と扉
体2との結合固定は簡単な構造によって確実なものとな
っている。
【0029】又、連結部材5の一部が結合部5aとして下
枠フレーム6の裏側へ突設され、該結合部5aに中空型材
で形成されたアーム部材3の先端3bが被嵌されて結合固
定されるので、アーム部材3と扉体2との結合固定は簡
単な構造によって強固なものとなっている。又、表面板
材7と裏面板材8とを、その周囲に枠組みされる下枠フ
レーム4、両側枠フレーム6、上枠フレーム9で組立一
体化して、扉体2を簡単に形成することができ、しか
も、表面板材7と裏面板材8との二重構造となる同扉体
2は、反り変形し難くて強固なものとなり、その上に台
所用品等の小物を確実に載置することができる。
【0030】図5は、本発明の請求項1〜5全てに対応
する別の実施形態を示し、該実施形態の吊戸棚において
は、上枠フレーム9と下枠フレーム4とに上下に対向し
た各一条づつの凹溝20が形成されており、該上下の凹溝
20に表面板材7及び裏面板材8の上下端縁部分が前後に
重なり各々挿入嵌合されて、該表面板材7及び裏面板材
8は相互に隙間なく重合した状態で同上枠フレーム9と
下枠フレーム4との間に保持固定されている。なお、そ
れ以外は、上記実施形態と全く同様に形成されていて、
上記実施形態におけると同様の作用効果が奏される。
【0031】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の吊
戸棚においては、比較的低い位置にまで回動される扉体
の開閉作業が楽で、開けられた際の扉体上には小物を使
用し易い状態に仮置きすることができ、通常時には扉体
を閉じて箱体の下方のスペースを広く活用することがで
き、しかも、扉体はアーム部材の先端に確実に結合固定
されて、その開けられた際の略水平状態が確保され、閉
じられた際には、アーム部材や連結部材等が扉体の裏側
に隠されて外観良く納まる。
【0032】又、本発明の請求項2記載の吊戸棚におい
ては、特に、両アーム部材によって扉体がバランス良く
確実に枢支され、扉体をスムーズに回動させて開閉する
ことができ、しかも、開けられた扉体上に小物を安定し
た状態で載置することができる。
【0033】又、本発明の請求項3記載の吊戸棚におい
ては、特に、下枠フレーム内に挿入嵌合された連結部材
の側方への抜け外れが側枠フレームによって防止され、
簡単な構造によって両アーム部材と扉体との結合固定を
確実なものとなすことができる。
【0034】又、本発明の請求項4記載の吊戸棚におい
ては、特に、連結部材から下枠フレームの裏側へ突設さ
れた結合部に、中空型材で形成されたアーム部材の先端
が被嵌されて結合固定され、簡単な構造によってアーム
部材と扉体との結合固定を強固なものとなすことができ
る。
【0035】又、本発明の請求項5記載の吊戸棚におい
ては、特に、扉体を組立一体化して簡単に形成すること
ができ、しかも、表面板材と裏面板材との二重構造とな
る扉体は、反り変形し難くて強固なものとなり、その上
に小物を確実に載置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である吊戸棚を示す縦断面
図。
【図2】同吊戸棚の施工状態全体を示す概略側面図。
【図3】同吊戸棚の要部分解斜視図。
【図4】同吊戸棚の一部を省略した要部縦断面図。
【図5】別の実施形態である吊戸棚の一部を省略した要
部縦断面図。
【図6】従来例である吊戸棚の施工状態全体を示す一部
を断面した概略側面図。
【図7】別の従来例である吊戸棚の施工状態全体を示す
一部を断面した概略側面図。
【符号の説明】
1 箱体 2 扉体 3 アーム部材 3a 基端 3b 先端 4 下枠フレーム 5 連結部材 5a 結合部 6 側枠フレーム 7 表面板材 8 裏面板材 9 上枠フレーム

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方へ開口した箱体と、該箱体の前方開
    口を開閉する扉体とでなり、箱体の後部下側に基端が枢
    着されるアーム部材の先端に扉体の下部裏側を結合固定
    して、扉体が下方へ回動されて開いた際にその裏面を上
    側に向けた略水平状態で支持されるようになした吊戸棚
    であって、扉体の下枠フレームを裏側へ開口した断面略
    C字状の型材で形成し、該下枠フレーム内に連結部材を
    挿入嵌合し、該連結部材にアーム部材の先端を結合固定
    してなる吊戸棚。
  2. 【請求項2】 箱体の両側にアーム部材を配設し、両ア
    ーム部材によって扉体を枢支させたことを特徴とする請
    求項1記載の吊戸棚。
  3. 【請求項3】 扉体の両側に取着される両側枠フレーム
    によって、下枠フレーム内に挿入嵌合された二つの連結
    部材を各々両側方へ抜け外れないように拘束したことを
    特徴とする請求項2記載の吊戸棚。
  4. 【請求項4】 下枠フレーム内に挿入嵌合された連結部
    材の一部を結合部として該下枠フレームの裏側へ突設
    し、アーム部材を中空型材で形成してその先端を同結合
    部に被嵌させて結合固定したことを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか一つに記載の吊戸棚。
  5. 【請求項5】 表面板材と裏面板材とを、その周囲に枠
    組みされる下枠フレーム、両側枠フレーム、上枠フレー
    ムで組立一体化して扉体を形成したことを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか一つに記載の吊戸棚。
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