JP3467983B2 - バッテリーフレームのシール構造 - Google Patents
バッテリーフレームのシール構造Info
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- JP3467983B2 JP3467983B2 JP22282696A JP22282696A JP3467983B2 JP 3467983 B2 JP3467983 B2 JP 3467983B2 JP 22282696 A JP22282696 A JP 22282696A JP 22282696 A JP22282696 A JP 22282696A JP 3467983 B2 JP3467983 B2 JP 3467983B2
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- groove
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車の車体
フロアに取り付けられて複数のバッテリーを収納するの
に用いられるバッテリーフレームのシール構造に関する
ものである。
フロアに取り付けられて複数のバッテリーを収納するの
に用いられるバッテリーフレームのシール構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電気自動車のバッテリーフレームは、例
えば、複数の枠部材を車体フロアの形状に対応して組み
合わせた構成になっており、車体フロアの下部に取り付
けられると共に、その枠内に複数のバッテリーを収納す
るようになっている。
えば、複数の枠部材を車体フロアの形状に対応して組み
合わせた構成になっており、車体フロアの下部に取り付
けられると共に、その枠内に複数のバッテリーを収納す
るようになっている。
【0003】また、この種のバッテリーフレームにおい
ては、バッテリーを水から保護するためにシール構造が
設けられる。このシール構造としては、車体フロアとの
接触面であるバッテリーフレームの上面に、その長手方
向に沿って3本の溝を形成して、両側2本の溝に発泡性
を有するシール材を充填成形したものがあり、中央の溝
を水抜き用とすることにより、外側のシール材を越えて
浸入した水を中央の溝から排出するとともに内側のシー
ル材にかかる水圧を低減させ、全体の水密性能を高める
ようにしていた。
ては、バッテリーを水から保護するためにシール構造が
設けられる。このシール構造としては、車体フロアとの
接触面であるバッテリーフレームの上面に、その長手方
向に沿って3本の溝を形成して、両側2本の溝に発泡性
を有するシール材を充填成形したものがあり、中央の溝
を水抜き用とすることにより、外側のシール材を越えて
浸入した水を中央の溝から排出するとともに内側のシー
ル材にかかる水圧を低減させ、全体の水密性能を高める
ようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うな従来のバッテリーフレームのシール構造では、断面
矩形の溝に発泡性を有するシール材を充填成形していた
ため、シール材の発泡時においてシール材が溝の開口部
から横方向に広がる状態となり、発泡高さを管理するこ
とが難しいと共に、発泡後のシール材が剥離しやすいと
いう問題があり、このような問題を解決することが課題
であった。
うな従来のバッテリーフレームのシール構造では、断面
矩形の溝に発泡性を有するシール材を充填成形していた
ため、シール材の発泡時においてシール材が溝の開口部
から横方向に広がる状態となり、発泡高さを管理するこ
とが難しいと共に、発泡後のシール材が剥離しやすいと
いう問題があり、このような問題を解決することが課題
であった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記従来の課題に着目して成
されたもので、電気自動車のバッテリーフレームに設け
たシール用溝において、発泡性を有するシール材の安定
した発泡高さを得ることができると共に、発泡後のシー
ル材の剥離強度を高めることができるバッテリーフレー
ムのシール構造を提供することを目的としている。
されたもので、電気自動車のバッテリーフレームに設け
たシール用溝において、発泡性を有するシール材の安定
した発泡高さを得ることができると共に、発泡後のシー
ル材の剥離強度を高めることができるバッテリーフレー
ムのシール構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるバッテリ
ーフレームのシール構造は、請求項1として、電気自動
車の車体フロアの下部に取り付けて複数のバッテリーを
収納するバッテリーフレームの上面に、その長手方向に
沿ってシール用溝を形成し、シール用溝に、発泡性を有
するシール材を充填成形したバッテリーフレームのシー
ル構造において、シール用溝を、その長手方向に直交す
る断面における開口幅を内部の幅よりも小さく形成し、
シール用溝の内部側面を傾斜面にすると共に、シール用
溝の内部底面の中央に突起部を設け、シール用溝に、発
泡性を有するシール材を充填し、そのシール材を、シー
ル用溝から突出する状態に発泡させてシール材を成形し
た構成とし、請求項2として、シール用溝の内部側面
を、傾斜角度が50〜70度の傾斜面とした構成として
おり、上記の構成を課題を解決するための手段としてい
る。
ーフレームのシール構造は、請求項1として、電気自動
車の車体フロアの下部に取り付けて複数のバッテリーを
収納するバッテリーフレームの上面に、その長手方向に
沿ってシール用溝を形成し、シール用溝に、発泡性を有
するシール材を充填成形したバッテリーフレームのシー
ル構造において、シール用溝を、その長手方向に直交す
る断面における開口幅を内部の幅よりも小さく形成し、
シール用溝の内部側面を傾斜面にすると共に、シール用
溝の内部底面の中央に突起部を設け、シール用溝に、発
泡性を有するシール材を充填し、そのシール材を、シー
ル用溝から突出する状態に発泡させてシール材を成形し
た構成とし、請求項2として、シール用溝の内部側面
を、傾斜角度が50〜70度の傾斜面とした構成として
おり、上記の構成を課題を解決するための手段としてい
る。
【0007】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わるバッテリーフ
レームのシール構造では、シール用溝の開口幅を内部の
幅よりも小さくし、このシール用溝に発泡性を有するシ
ール材を充填し、そのシール材を発泡させてシール用溝
から突出する状態に成形することにより、シール材の発
泡時においてシール材がシール用溝の開口部から横方向
に広がるのを防止して、所定の発泡高さが得られるよう
になると共に、発泡後のシール材がシール用溝から剥離
しにくくなる。
レームのシール構造では、シール用溝の開口幅を内部の
幅よりも小さくし、このシール用溝に発泡性を有するシ
ール材を充填し、そのシール材を発泡させてシール用溝
から突出する状態に成形することにより、シール材の発
泡時においてシール材がシール用溝の開口部から横方向
に広がるのを防止して、所定の発泡高さが得られるよう
になると共に、発泡後のシール材がシール用溝から剥離
しにくくなる。
【0008】さらに、上記のバッテリーフレームのシー
ル構造では、シール用溝の内部側面を傾斜面としたこと
により、シール材の発泡が円滑に且つ方向性をもって行
われることとなり、所定の発泡高さが得られるようにな
ると共に、発泡後のシール材がシール用溝から剥離しに
くくなる。また、シール用溝は、内部側面を傾斜面とす
ることで、長手方向に直交する断面において、矩形の場
合に比べて断面積を小さくし得ることとなり、その分シ
ール材の使用量を削減し得る。
ル構造では、シール用溝の内部側面を傾斜面としたこと
により、シール材の発泡が円滑に且つ方向性をもって行
われることとなり、所定の発泡高さが得られるようにな
ると共に、発泡後のシール材がシール用溝から剥離しに
くくなる。また、シール用溝は、内部側面を傾斜面とす
ることで、長手方向に直交する断面において、矩形の場
合に比べて断面積を小さくし得ることとなり、その分シ
ール材の使用量を削減し得る。
【0009】さらに、上記のバッテリーフレームのシー
ル構造では、シール用溝の内部底面の中央に突起部を設
けたことにより、シール材とシール用溝の内面との接触
面積が拡大されて剥離強度がより高められると共に、断
面積が小さくなってシール材の使用量を削減し得ること
となる。
ル構造では、シール用溝の内部底面の中央に突起部を設
けたことにより、シール材とシール用溝の内面との接触
面積が拡大されて剥離強度がより高められると共に、断
面積が小さくなってシール材の使用量を削減し得ること
となる。
【0010】本発明の請求項2に係わるバッテリーフレ
ームのシール構造では、請求項1と同様に、傾斜面によ
ってシール材の発泡が円滑に且つ方向性をもって行われ
ることとなり、シール材の発泡時においてシール材がシ
ール用溝の開口部から横方向に広がるのを防止して、所
定の発泡高さが得られるようになると共に、発泡後のシ
ール材がシール用溝から剥離しにくくなる。
ームのシール構造では、請求項1と同様に、傾斜面によ
ってシール材の発泡が円滑に且つ方向性をもって行われ
ることとなり、シール材の発泡時においてシール材がシ
ール用溝の開口部から横方向に広がるのを防止して、所
定の発泡高さが得られるようになると共に、発泡後のシ
ール材がシール用溝から剥離しにくくなる。
【0011】
【発明の効果】本発明の請求項1に係わるバッテリーフ
レームのシール構造によれば、シール材の発泡時におい
てシール材がシール用溝の開口部から横方向に広がるの
を防止して、安定したシール材の発泡高さを得ることが
でき、これにより車体フロアとの間で良好な水密性能を
得ることができる。また、シール用溝の開口幅を小さく
したので、発泡後のシール材がシール用溝から剥離しに
くい状態となり、シール材の剥離強度を大幅に高めるこ
とができる。
レームのシール構造によれば、シール材の発泡時におい
てシール材がシール用溝の開口部から横方向に広がるの
を防止して、安定したシール材の発泡高さを得ることが
でき、これにより車体フロアとの間で良好な水密性能を
得ることができる。また、シール用溝の開口幅を小さく
したので、発泡後のシール材がシール用溝から剥離しに
くい状態となり、シール材の剥離強度を大幅に高めるこ
とができる。
【0012】さらに、上記のバッテリーフレームのシー
ル構造によれば、傾斜面によってシール材の発泡が円滑
に且つ方向性をもって行われることとなり、安定した発
泡高さが得られるようになると共に、発泡後のシール材
の剥離強度を高めることができる。また、シール用溝の
内部側面を傾斜面とすることから、長手方向に直交する
断面において、矩形の場合に比べて断面積を小さくする
ことが可能になり、その分シール材の使用量を削減する
ことができ、低コスト化などにも貢献し得る。
ル構造によれば、傾斜面によってシール材の発泡が円滑
に且つ方向性をもって行われることとなり、安定した発
泡高さが得られるようになると共に、発泡後のシール材
の剥離強度を高めることができる。また、シール用溝の
内部側面を傾斜面とすることから、長手方向に直交する
断面において、矩形の場合に比べて断面積を小さくする
ことが可能になり、その分シール材の使用量を削減する
ことができ、低コスト化などにも貢献し得る。
【0013】さらに、上記のバッテリーフレームのシー
ル構造によれば、シール溝の内部底面の中央に突起部を
設けたことにより、シール材とシール用溝の内面との接
触面積が拡大されて剥離強度をより高めることができる
と共に、断面積を小さくしてシール材の使用量をさらに
削減することができる。
ル構造によれば、シール溝の内部底面の中央に突起部を
設けたことにより、シール材とシール用溝の内面との接
触面積が拡大されて剥離強度をより高めることができる
と共に、断面積を小さくしてシール材の使用量をさらに
削減することができる。
【0014】本発明の請求項2に係わるバッテリーフレ
ームのシール構造によれば、請求項1と同様の効果を得
ることができるうえに、傾斜面によってシール材の発泡
を円滑に且つ方向性をもって行わせることができ、シー
ル材の発泡時においてシール材がシール用溝の開口部か
ら横方向に広がるのを防止して、安定した発泡高さを得
ることができると共に、発泡後のシール材がシール用溝
から剥離しにくい状態となり、シール材の剥離強度を大
幅に高めることができる。
ームのシール構造によれば、請求項1と同様の効果を得
ることができるうえに、傾斜面によってシール材の発泡
を円滑に且つ方向性をもって行わせることができ、シー
ル材の発泡時においてシール材がシール用溝の開口部か
ら横方向に広がるのを防止して、安定した発泡高さを得
ることができると共に、発泡後のシール材がシール用溝
から剥離しにくい状態となり、シール材の剥離強度を大
幅に高めることができる。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明に係わるバッ
テリーフレームのシール構造の一実施例を説明する。
テリーフレームのシール構造の一実施例を説明する。
【0016】図2は電気自動車の車体フロアを示すもの
であって、車体フロアは、フロアパネル1の下側にフロ
アメンバ2が接合される。フロアメンバ2は、両側部に
前後方向に沿って設けたサイドメンバ3と、両サイドメ
ンバ3,3の間に取り付けた車幅方向の3つのクロスメ
ンバ4,5,6を備えており、クロスメンバ5とサイド
メンバ3の間には、L字状のサブメンバ7が設けてあ
る。また、各サイドメンバ3の外側壁には、複数のアウ
トリガー8を介してサイドシル9が取り付けてある。
であって、車体フロアは、フロアパネル1の下側にフロ
アメンバ2が接合される。フロアメンバ2は、両側部に
前後方向に沿って設けたサイドメンバ3と、両サイドメ
ンバ3,3の間に取り付けた車幅方向の3つのクロスメ
ンバ4,5,6を備えており、クロスメンバ5とサイド
メンバ3の間には、L字状のサブメンバ7が設けてあ
る。また、各サイドメンバ3の外側壁には、複数のアウ
トリガー8を介してサイドシル9が取り付けてある。
【0017】上記車体フロアの下部には、バッテリーフ
レーム10が設けられる。バッテリーフレーム10は、
例えばアルミニウム合金製の押出材から成る複数のメン
バで形成されており、サイドメンバ3、クロスメンバ
4,6に着脱可能に取り付けられる。
レーム10が設けられる。バッテリーフレーム10は、
例えばアルミニウム合金製の押出材から成る複数のメン
バで形成されており、サイドメンバ3、クロスメンバ
4,6に着脱可能に取り付けられる。
【0018】バッテリーフレーム10は、両側部に、前
後方向に沿うフレームとしてのサイドフレーム11を備
えると共に、前部と後部に、各々車幅方向に沿うフレー
ムとしてのフロントフレーム12とリヤフレーム13を
備えており、各サイドフレーム11の後端に、リヤフレ
ーム13に接続されるフレームとしてのL字状のサブフ
レーム14が設けてある。
後方向に沿うフレームとしてのサイドフレーム11を備
えると共に、前部と後部に、各々車幅方向に沿うフレー
ムとしてのフロントフレーム12とリヤフレーム13を
備えており、各サイドフレーム11の後端に、リヤフレ
ーム13に接続されるフレームとしてのL字状のサブフ
レーム14が設けてある。
【0019】また、両サイドフレーム11間には、車幅
方向に沿って横フレーム15が設けてあり、この横フレ
ーム15間および横フレーム15とリヤフレーム13の
間には、前後方向に沿って縦フレーム16が設けてあ
る。そして、格子状に配置された横フレーム15と縦フ
レーム16とによって複数のバッテリー17の収納部1
8が区画形成され、各収納部18に2個1組でバッテリ
ー17が取り付けブラケット19によって固定されるよ
うになっている。
方向に沿って横フレーム15が設けてあり、この横フレ
ーム15間および横フレーム15とリヤフレーム13の
間には、前後方向に沿って縦フレーム16が設けてあ
る。そして、格子状に配置された横フレーム15と縦フ
レーム16とによって複数のバッテリー17の収納部1
8が区画形成され、各収納部18に2個1組でバッテリ
ー17が取り付けブラケット19によって固定されるよ
うになっている。
【0020】上記バッテリーフレーム10のシール構造
としては、バッテリーフレーム10の周囲を構成するサ
イドフレーム11、フロントフレーム12、リヤフレー
ム13およびサブフレーム14の上面にシール用溝を形
成し、このシール用溝にシール材を設ける。すなわち、
図1にサイドフレーム11を例示して説明すると、サイ
ドフレーム11の長手方向に沿ってシール用溝20が形
成してあり、このシール用溝20には発泡性を有するシ
ール材が充填成形される。なお、シール用溝20は、例
えば、サイドフレーム11の長手方向に沿って3本形成
され、両側2本にシール材を充填成形すると共に、中央
は水抜き用の溝として用いられる。
としては、バッテリーフレーム10の周囲を構成するサ
イドフレーム11、フロントフレーム12、リヤフレー
ム13およびサブフレーム14の上面にシール用溝を形
成し、このシール用溝にシール材を設ける。すなわち、
図1にサイドフレーム11を例示して説明すると、サイ
ドフレーム11の長手方向に沿ってシール用溝20が形
成してあり、このシール用溝20には発泡性を有するシ
ール材が充填成形される。なお、シール用溝20は、例
えば、サイドフレーム11の長手方向に沿って3本形成
され、両側2本にシール材を充填成形すると共に、中央
は水抜き用の溝として用いられる。
【0021】シール用溝20は、その長手方向に直交す
る断面において、開口幅が内部の幅よりも小さく形成し
てある。より詳しくは、シール用溝20は、両側の内部
側面20a、20aが傾斜面になっていると共に、内部
底面20bの中央に突起部Aが形成してある。図1に示
す突起部Aは矩形状である。そして、シール用溝20に
は、発泡性を有するシール材を充填し、図1中に仮想線
で示すように、シール材Eをシール用溝20から突出す
る状態に発泡させる。
る断面において、開口幅が内部の幅よりも小さく形成し
てある。より詳しくは、シール用溝20は、両側の内部
側面20a、20aが傾斜面になっていると共に、内部
底面20bの中央に突起部Aが形成してある。図1に示
す突起部Aは矩形状である。そして、シール用溝20に
は、発泡性を有するシール材を充填し、図1中に仮想線
で示すように、シール材Eをシール用溝20から突出す
る状態に発泡させる。
【0022】このように、当該バッテリーフレームのシ
ール構造では、シール用溝20の開口幅を内部の幅より
も小さくしているので、このシール用溝20に充填した
シール材Eの発泡時において、シール材Eがシール用溝
20の開口部から横方向に広がることがなく、とくに内
部側面20aを傾斜面にしているので、シール材Eの発
泡が内部側面20aに沿って円滑に且つ方向性をもって
行われ、所定の発泡高さhが安定して得られる。これに
より、バッテリーフレーム10は、車体フロアとの間に
おいて良好な水密性能が得られることとなる。
ール構造では、シール用溝20の開口幅を内部の幅より
も小さくしているので、このシール用溝20に充填した
シール材Eの発泡時において、シール材Eがシール用溝
20の開口部から横方向に広がることがなく、とくに内
部側面20aを傾斜面にしているので、シール材Eの発
泡が内部側面20aに沿って円滑に且つ方向性をもって
行われ、所定の発泡高さhが安定して得られる。これに
より、バッテリーフレーム10は、車体フロアとの間に
おいて良好な水密性能が得られることとなる。
【0023】また、上記のシール構造では、開口幅が内
部の幅よりも小さいというシール用溝20の断面形状自
体で、発泡後のシール材Eがシール用溝20から剥離し
にくくなっているうえに、傾斜した内部側面20aおよ
び突起部Aによってシール用溝20の内面とシール材E
との接触面が拡大されているので、これにより剥離強度
がより一層高いものとなっている。
部の幅よりも小さいというシール用溝20の断面形状自
体で、発泡後のシール材Eがシール用溝20から剥離し
にくくなっているうえに、傾斜した内部側面20aおよ
び突起部Aによってシール用溝20の内面とシール材E
との接触面が拡大されているので、これにより剥離強度
がより一層高いものとなっている。
【0024】さらに、上記のシール構造では、シール用
溝20の内部側面20aを傾斜面とすることで、矩形の
場合に比べて断面積を小さくし得ることとなり、しか
も、突起部Aによっても断面積が小さくなるので、その
分シール材Eの使用量が削減され、シール材Eの節約に
よる低コスト化なども実現する。
溝20の内部側面20aを傾斜面とすることで、矩形の
場合に比べて断面積を小さくし得ることとなり、しか
も、突起部Aによっても断面積が小さくなるので、その
分シール材Eの使用量が削減され、シール材Eの節約に
よる低コスト化なども実現する。
【0025】ここで、当該バッテリーフレームのシール
構造において、シール材の所定の発泡高さおよび剥離強
度を得るために、シール用溝の諸寸法などを異ならせて
実験を行った。
構造において、シール材の所定の発泡高さおよび剥離強
度を得るために、シール用溝の諸寸法などを異ならせて
実験を行った。
【0026】まず、シール用溝における制御因子として
は、図3に示すように、シール用溝20の長手方向の断
面において、内部側面20aの傾斜角度(溝角度)C、
溝深さD、内部底面20bの幅(溝幅)F、および突起
部Aの有無を挙げている。また、シール材Eにおける制
御因子としては、塗布量(充填率)B、材料(E)、発
泡温度G、および塗布速度Hを挙げている。なお、シー
ル材Eとしては、イ;常温発砲タイプ、ロ;加熱発砲タ
イプの材料を用いた。そして、シール用溝20およびシ
ール材Eの各制御因子について異なる水準を設定した。
その設定内容を表1に示す。
は、図3に示すように、シール用溝20の長手方向の断
面において、内部側面20aの傾斜角度(溝角度)C、
溝深さD、内部底面20bの幅(溝幅)F、および突起
部Aの有無を挙げている。また、シール材Eにおける制
御因子としては、塗布量(充填率)B、材料(E)、発
泡温度G、および塗布速度Hを挙げている。なお、シー
ル材Eとしては、イ;常温発砲タイプ、ロ;加熱発砲タ
イプの材料を用いた。そして、シール用溝20およびシ
ール材Eの各制御因子について異なる水準を設定した。
その設定内容を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】次に、表1に示す各制御因子と各水準とを
組み合わせた。その組み合わせを表2に示す。
組み合わせた。その組み合わせを表2に示す。
【0029】
【表2】
【0030】そして、表2に示す各組み合わせについ
て、図4に示す治具30を用いて実験を行った。治具3
0は、シール用溝の内部底面を形成する基盤31に対し
て、シール用溝の内部側壁を形成する一対の溝形成用部
材32,32と、突起部形成用部材33を各々着脱可能
としたものであって、溝形成用部材32には、各水準に
対応した傾斜角度を有するものが用意してある。
て、図4に示す治具30を用いて実験を行った。治具3
0は、シール用溝の内部底面を形成する基盤31に対し
て、シール用溝の内部側壁を形成する一対の溝形成用部
材32,32と、突起部形成用部材33を各々着脱可能
としたものであって、溝形成用部材32には、各水準に
対応した傾斜角度を有するものが用意してある。
【0031】また、誤差因子として、治具の温度および
雰囲気温度を、治具温度常温および雰囲気温度常温、
雰囲気温度のみ10℃上昇、治具温度のみ10℃上
昇、治具温度常温および雰囲気温度常温ともに10℃
上昇と選定し、これらの条件で実験を行った。
雰囲気温度を、治具温度常温および雰囲気温度常温、
雰囲気温度のみ10℃上昇、治具温度のみ10℃上
昇、治具温度常温および雰囲気温度常温ともに10℃
上昇と選定し、これらの条件で実験を行った。
【0032】実験の結果を図5〜図7に示す。なお、図
5および図6におけるSN比は、品質工学上のSN比を
示し、ばらつきをどれだけ抑制することができたかのレ
ベルとして用いている。SN比が高い程、狙った品質レ
ベルへばらつきなく達することができる。また、図5に
おける感度は、目標値にどれだけ近づけるかという指標
として用いている。感度が高ければ目標値により近づけ
る。
5および図6におけるSN比は、品質工学上のSN比を
示し、ばらつきをどれだけ抑制することができたかのレ
ベルとして用いている。SN比が高い程、狙った品質レ
ベルへばらつきなく達することができる。また、図5に
おける感度は、目標値にどれだけ近づけるかという指標
として用いている。感度が高ければ目標値により近づけ
る。
【0033】図5は、実験の解析データに基づいて作成
した発泡高さの要因効果図であって、まず、SN比優先
条件により、A2,B1,C2,D3,E1,F2,G
2,H2の水準を選択した場合が最も発泡高さの安定性
を確保できる。とりわけC;溝角度については、2水準
(60度)の時が最適値であることがわかる。
した発泡高さの要因効果図であって、まず、SN比優先
条件により、A2,B1,C2,D3,E1,F2,G
2,H2の水準を選択した場合が最も発泡高さの安定性
を確保できる。とりわけC;溝角度については、2水準
(60度)の時が最適値であることがわかる。
【0034】図6(a)は、実験の解析データに基づい
て作成した塗布効率の要因効果図であって、これによる
と、SN比優先条件より、A1,B1,C2,D1,E
1,F1,G2,H1の水準を選定した場合が最も塗布
効率を安定的に向上できることがわかる。C;溝角度に
ついては、1および2の水準(45度,60度)の時が
ほぼ同様の効果が得られている。
て作成した塗布効率の要因効果図であって、これによる
と、SN比優先条件より、A1,B1,C2,D1,E
1,F1,G2,H1の水準を選定した場合が最も塗布
効率を安定的に向上できることがわかる。C;溝角度に
ついては、1および2の水準(45度,60度)の時が
ほぼ同様の効果が得られている。
【0035】図6(b)は、実験の解析データに基づい
て作成した引き抜き力(剥離強度)の要因効果図であっ
て、これによると、SN比優先条件より、A1,B1,
C1,D3,E1,F2,G21H1の水準を選定した
場合が最も引き抜き力を安定的に向上できることがわか
る。C;溝角度については、1水準(45度)の時が最
適値であることがわかる。
て作成した引き抜き力(剥離強度)の要因効果図であっ
て、これによると、SN比優先条件より、A1,B1,
C1,D3,E1,F2,G21H1の水準を選定した
場合が最も引き抜き力を安定的に向上できることがわか
る。C;溝角度については、1水準(45度)の時が最
適値であることがわかる。
【0036】以上の結果に基づいて、各特性への寄与率
が高く且つ各特性で最適値の異なる因子A(1,2)、
B(2,3)、D(1,3)、G(2,3)を組み合わ
せて各々の特性の推測値を算出した。なお、その他の因
子は、最適値もしくは現実的な設定のしやすさを考慮し
て一定(C2,E1,F2,H1)とした。その結果を
表3に示す。
が高く且つ各特性で最適値の異なる因子A(1,2)、
B(2,3)、D(1,3)、G(2,3)を組み合わ
せて各々の特性の推測値を算出した。なお、その他の因
子は、最適値もしくは現実的な設定のしやすさを考慮し
て一定(C2,E1,F2,H1)とした。その結果を
表3に示す。
【0037】
【表3】
【0038】表3により、No.の組み合わせが最適
であることが判明した。また、No.(発泡温度を常
温化、よりG2→G3)の組み合わせについても、若
干塗布効率と引き抜き力が低下するが使用可能なレベル
であることが判明した。
であることが判明した。また、No.(発泡温度を常
温化、よりG2→G3)の組み合わせについても、若
干塗布効率と引き抜き力が低下するが使用可能なレベル
であることが判明した。
【0039】すなわち、突起部Aを有りとし、シール材
の塗布量(充填率)Bを125%とし、シール用溝の内
部側面の傾斜角度(溝角度)Cを60度とし、シール用
溝の溝深さDを3mmとし、シール材の材料Eをイ;常
温発砲タイプとし、内部底面の幅(溝幅)Fを7mmと
し、シール材の発泡温度Gを60度または30度(常
温)とし、シール材の塗布速度Hを100mm/sと設
定すれば、シール用溝においてシール材を最適な状態で
充填成形することができ、以下の予想品質水準が得られ
る。
の塗布量(充填率)Bを125%とし、シール用溝の内
部側面の傾斜角度(溝角度)Cを60度とし、シール用
溝の溝深さDを3mmとし、シール材の材料Eをイ;常
温発砲タイプとし、内部底面の幅(溝幅)Fを7mmと
し、シール材の発泡温度Gを60度または30度(常
温)とし、シール材の塗布速度Hを100mm/sと設
定すれば、シール用溝においてシール材を最適な状態で
充填成形することができ、以下の予想品質水準が得られ
る。
【0040】
発泡高さ 6.28±0.30mm(60度発泡時)
6.29±0.33mm(常温発泡時)
塗布効率 3.0mm2/g(60度発泡時)
3.0mm2/g(常温発泡時)
引き抜き力 19.6kgf/m(60度発泡時)
18.5kgf/m(常温発泡時)
以上の実験および解析の結果から考察すると、発泡高さ
の確保については、その安定性に寄与するものは溝角度
Cとシール材の材料Fであり、溝角度Cを60度とし且
つ溝深さを3mmとして、イ;常温発砲タイプのシール
材Eを適用したときが最も安定することが判明した。逆
に寄与率は低くなるが突起部Aがある場合には若干安定
性が低下することが判明した。また、発泡高さの確保に
は、シール材Eの塗布量Bおよび溝深さDの寄与率も高
く、塗布量Bが150%で且つ溝深さDが2mmのとき
が最も高くなる。ただし、目標の発泡高さが5.5〜7
mmの範囲である場合には、塗布量Bを125%とし且
つ溝深さDを3mmとすれば目標を達成し得ることが判
明した。
の確保については、その安定性に寄与するものは溝角度
Cとシール材の材料Fであり、溝角度Cを60度とし且
つ溝深さを3mmとして、イ;常温発砲タイプのシール
材Eを適用したときが最も安定することが判明した。逆
に寄与率は低くなるが突起部Aがある場合には若干安定
性が低下することが判明した。また、発泡高さの確保に
は、シール材Eの塗布量Bおよび溝深さDの寄与率も高
く、塗布量Bが150%で且つ溝深さDが2mmのとき
が最も高くなる。ただし、目標の発泡高さが5.5〜7
mmの範囲である場合には、塗布量Bを125%とし且
つ溝深さDを3mmとすれば目標を達成し得ることが判
明した。
【0041】次に、塗布効率の安定性(向上)に寄与す
るのは溝角度Cと溝深さDであり、溝角度Cを60度と
し且つ溝深さを極力小さくした場合が最も塗布効率が高
くなる。ただし、溝深さDは小さくすると上記した発泡
高さを得ることが不可能となるため、3mmとした場合
の塗布効率の最大点を選定した。また、引き抜き力の安
定性(向上)に寄与するのは突起部Aの有無、溝角度C
および溝深さであり、突起部Aを有りとし、溝角度Cを
45度とし且つ溝深さDを3mmとした場合が最も引き
抜き力が大きくなる。
るのは溝角度Cと溝深さDであり、溝角度Cを60度と
し且つ溝深さを極力小さくした場合が最も塗布効率が高
くなる。ただし、溝深さDは小さくすると上記した発泡
高さを得ることが不可能となるため、3mmとした場合
の塗布効率の最大点を選定した。また、引き抜き力の安
定性(向上)に寄与するのは突起部Aの有無、溝角度C
および溝深さであり、突起部Aを有りとし、溝角度Cを
45度とし且つ溝深さDを3mmとした場合が最も引き
抜き力が大きくなる。
【0042】このような点を考慮して、当該バッテリー
フレームのシール構造では、シール用溝の内部側面の傾
斜角度(溝角度)を図7に示すようにSN比−1以上と
なる50〜70度としている。
フレームのシール構造では、シール用溝の内部側面の傾
斜角度(溝角度)を図7に示すようにSN比−1以上と
なる50〜70度としている。
【0043】なお、突起部Aとしては、図1に示すよう
な正方形状のものや、図3に示すような台形状のものに
することができ、その諸寸法にあっては、上記した溝深
さ、溝幅および溝角度の範囲で形成されるシール用溝に
おいて、所定の発泡高さ、塗布効率および引き抜き力が
大きく変化しない範囲として、図3に示す上辺Pを1.
5〜2mm、下辺Qを2〜4mm、および高さRを1.
5〜2mmとする。
な正方形状のものや、図3に示すような台形状のものに
することができ、その諸寸法にあっては、上記した溝深
さ、溝幅および溝角度の範囲で形成されるシール用溝に
おいて、所定の発泡高さ、塗布効率および引き抜き力が
大きく変化しない範囲として、図3に示す上辺Pを1.
5〜2mm、下辺Qを2〜4mm、および高さRを1.
5〜2mmとする。
【図1】本発明に係わるバッテリーフレームのシール構
造の一実施例を説明するシール用溝の断面図である。
造の一実施例を説明するシール用溝の断面図である。
【図2】電気自動車の車体フロアを分解状態にして説明
する斜視図である。
する斜視図である。
【図3】シール用溝の諸寸法を説明するための断面図で
ある。
ある。
【図4】シール用溝およびシール材の実験に用いる治具
を説明する斜視図である。
を説明する斜視図である。
【図5】実験の解析データに基づいて作成した発泡高さ
の要因効果図である。
の要因効果図である。
【図6】実験の解析データに基づいて作成した塗布効率
の要因効果図(a)および(b)引き抜き力の要因効果
図である。
の要因効果図(a)および(b)引き抜き力の要因効果
図である。
【図7】発砲高さ、塗布効率および引き抜き力について
シール用溝の溝角度の大きさとSN比との関係を示すグ
ラフである。
シール用溝の溝角度の大きさとSN比との関係を示すグ
ラフである。
10 バッテリーフレーム
20 シール用溝
20a 内部側面
20b 内部底面
A 突起部
E シール材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B62D 25/20
B60L 3/00
B62D 21/00
H01M 2/10
Claims (2)
- 【請求項1】 電気自動車の車体フロアの下部に取り付
けて複数のバッテリーを収納するバッテリーフレーム
(10)の上面に、その長手方向に沿ってシール用溝
(20)を形成し、シール用溝(20)に、発泡性を有
するシール材(E)を充填成形したバッテリーフレーム
のシール構造において、 シール用溝(20)を、その長手方向に直交する断面に
おける開口幅を内部の幅よりも小さく形成し、シール用
溝(20)の内部側面(20a)を傾斜面にすると共
に、シール用溝(20)の内部底面(20b)の中央に
突起部(A)を設け、シール用溝(20)に、発泡性を
有するシール材(E)を充填し、そのシール材(E)
を、シール用溝(20)から突出する状態に発泡させて
シール材(E)を成形したことを特徴とするバッテリー
フレームのシール構造。 - 【請求項2】 シール用溝(20)の内部側面(20
a)を、傾斜角度が50〜70度の傾斜面としたことを
特徴とする請求項1に記載のバッテリーフレームのシー
ル構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22282696A JP3467983B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | バッテリーフレームのシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22282696A JP3467983B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | バッテリーフレームのシール構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1059220A JPH1059220A (ja) | 1998-03-03 |
JP3467983B2 true JP3467983B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=16788523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22282696A Expired - Fee Related JP3467983B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | バッテリーフレームのシール構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3467983B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4825583B2 (ja) * | 2005-06-28 | 2011-11-30 | 本田技研工業株式会社 | 車体構造 |
TWI409188B (zh) * | 2010-11-30 | 2013-09-21 | Metal Ind Res & Dev Ct | Electric car chassis and body |
KR102356940B1 (ko) | 2017-01-26 | 2022-01-28 | 삼성에스디아이 주식회사 | 배터리 팩 |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP22282696A patent/JP3467983B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1059220A (ja) | 1998-03-03 |
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Legal Events
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