JP3467768B2 - 回収船 - Google Patents

回収船

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、水面に浮遊する重
油等油、木材、赤潮或いはその他の浮遊物を回収するた
めの回収船に関する。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】従来、この種のものと
して図13に示すような回収船が公知である。この回収
船は船体41の前方に吸い込み口42を設けると共に、中央
に回収タンク43を設けたものであり、ごみ等を吸い込み
口42から吸い込み、回収タンク43に回収して廃棄できる
ようにしたものである。 【0003】しかしながら、このような回収船では浮遊
物を吸い込んで回収するというものなので、比較的規模
の大きい木材や油の回収には対応できないという問題が
ある。 【0004】そこで、本発明は比較的規模の大きい木材
や油の回収に対応できる回収船を提供することを目的と
する。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
一対の胴体部を間隔をおいて設けた船体と、前記間隔の
船首側より船尾側にかけてそれぞれ昇降可能に設けた回
収用コンベア装置、回 収用タンク及び昇降デッキと、前
記間隔の下部間に設けられタンクを備えた船底体と、前
記間隔の船首に設けた波止め板とを備えたものである。 【0006】したがって、請求項1では水面とほぼ同じ
高さに調節した回収用コンベア装置により木材や油を回
収し、そして回収用タンク側へ回収を行うことができ、
さらに船底体に水を入れることにより喫水を調節して安
定性を向上できる。また波止め板により波の進入を阻止
できる。 【0007】 【発明の実施態様】以下、本発明のー実施例を図を参照
して説明する。回収船は左右に間隔Lをおいて第1,2
の胴体部1,2をそれぞれ備えた双胴形であり、第1,
2の船体1,2の下部間に偏平な船底体3を設ける。こ
の船底体3は中空であって、船首4側から平面が細長い
船尾5側にかけて複数、実施例では左右にそれぞれ10
か所、合計20か所に分割して水タンク3Aを配置して
おり、船底体3の底面は強度の高い鋼を使用している。
したがって、水タンク3Aにポンプ(図示せず)を用い
て海水等を充填することにより胴体部1,2の喫水の高
さを調節できる。 【0008】さらに、船底体3の船首4側はその先端3
Bを上下方向に屈曲可能に設ける。これは先端3Bのみ
を船底体3に対して回動自在に設けると共に、両者間に
油圧シリンダー装置やシャフトを回動することにより作
動するジャッキ方式等の昇降駆動装置30を介在してい
る。したがって、昇降駆動装置30を作動することによ
り、先端3Bを上下方向の任意の角度に設定することが
できる。 【0009】第1,2の船体1,2の間に船首4側から
船尾5側にかけて、回収用コンベア装置6、回収用タン
ク7、昇降デッキ8、後部の固定デッキ9をそれぞれ配
置する。望遠鏡、各種計器や回収用コンベア装置6、回
収用タンク7、昇降デッキ8を監視するためのモニター
テレビ等を備えた船長室・操舵室9Aや人命救助室、診
察室、大浴場、乗組員室、資材室等を備えた前部の固定
デッキ9Bを配置する。そして、前部の固定デッキ9
の下方に回収用コンベア装置6、回収用タンク7を配置
し、また昇降デッキ8の上方は開放されている。回収用
コンベア装置6は、上面に滑り止め等を施したデッキ状
のフレーム10の両側に駆動用ローラ11を配設すると共に
駆動用ローラ11の間に案内ローラ11Aを複数配設し、そ
してローラ11間に帯状のベルト12を掛け渡し、ローラ11
を駆動することによりベルト12を作動できるようになっ
ている。尚、案内ローラ11Aはその中心軸11Bをフレー
ム10に対してそれぞれ油圧シリンダ等の昇降駆動装置に
より昇降自在に設けられ、例えば相互に案内ローラ11A
の片側をやや上方に位置させておく、すなわち案内ロー
ラ11Aの右側を上げたら、次の又は1個おきの案内ロー
ラ11Aの左側を上げることにより、後述する木材の回収
の際にベルト12の中央に集まりやすくしておいたり、油
回収の場合には案内ローラ11Aをほぼ水平にしておく等
とすることができる。またベルト12には進行方向に対し
て直交して凸条12Aが設けられ、該凸条12Aは進行方向
に対し所定間隔を有して複数配設されている。さらに、
フレーム10は第1,2の胴体部1,2のそれぞれの内側
の前後に設けた昇降案内路13に沿って回転軸14を介して
昇降自在に設けられ、そして図示しない昇降駆動装置に
よりフレーム10、ひいては回収用コンベア装置6は任意
の傾斜角とすることができるように昇降自在に設けられ
る。この際昇降駆動装置により回収用コンベア装置6は
一点鎖線で示すように傾斜することができるようになっ
ている。さらに回収用コンベア装置6のフレーム10の前
側上部に左右一対の開閉板15,16を設ける。開閉板15,
16は、回収用コンベア装置6の前方を開閉するためのも
のであり、フレーム10の先端に設けた回転中心軸17に基
端を接続すると共に、フレーム10と開閉板15,16との間
に開閉駆動装置たる油圧シリンダー装置15A,16Aを介
在する。さらに、回収用コンベア装置6の終端に、左右
一対の開閉板19を設ける。この開閉板19はフレーム10に
設けた縦軸19Aに端部を回動自在に接続すると共に、該
開閉板19とフレーム10の間に油圧シリンダー等の開閉駆
動装置19Bを介在する。したがって、昇降案内路13に沿
って回収用コンベア装置6をほぼ水面の位置に調節する
と共に、前部を後部よりやや低くし、さらに油圧シリン
ダー装置18により開閉板15,16を回動して回収用コンベ
ア装置6の前方を開き、そして駆動用ローラ11を駆動す
ることにより、水面に浮遊するベルト12が作動し、水面
上の油、木材をベルト12上に回収する。この際、油分は
ベルト12に付着して前部より後部へ移動し、そして後述
するスクレーパー18に掻き落とされて回収用タンク7に
回収される。一方木材等はベルト12に乗って回収用コン
ベア装置6の前部より終部へ移動し、そして予め閉じて
おいた開閉板19に複数の木材を当てて位置(長さ)を揃
えた後、開閉駆動装置19Bを開いて電動ローラー21側へ
移送するものである。 【0010】上面に滑り止め等を施したデッキ状のフレ
ーム20に設けた回収用タンク7は、その開口上面に一体
的に電動ローラー21を所定の間隔をおいて並設してお
り、そしてフレーム20は第1,2の胴体部1,2のそれ
ぞれの内側の前後に設けた昇降案内路22に沿って昇降自
在に設けられ、図示しない昇降駆動装置によりフレーム
20、ひいては回収用タンク7は昇降自在に設けられる。
また、回収用タンク7の前部にはベルト12に付着した油
分やごみ等を掻き落とすために回収用タンク7に臨んだ
掻き落と体である前記スクレーパー18が設けられ、該ス
クレーパー18はばね等の付勢手段18Aによりベルト12に
接触している。したがって、水面に浮遊する油分は回収
用コンベア装置6により該回収用コンベア装置6とほぼ
同じ高さに調節した回収用タンク7に回収できる。一
方、水面に浮遊する木材は回収用コンベア装置6により
回収された後、回収用タンク7の上面開口部に設けた電
動ローラー21により移動できる。 【0011】昇降デッキ8は第1,2の胴体部1,2の
それぞれの内側の前後に設けた昇降案内路22Aに沿って
昇降自在に設けられ、そして図示しない昇降駆動装置に
より昇降デッキ8は昇降自在に設けられる。したがっ
て、回収用タンク7とほぼ同じ高さに調節した固定デッ
キ9へ木材を回収できるようになっている。 【0012】さらに、第1,2の胴体部1,2のほぼ尖
鋭に形成した船首4は、第1,2の胴体部1,2に対し
て出没できる出没体23を介して突出できるようになって
いる。船首4に先端を接続した出没体23はその基端23A
を第1,2の胴体部1,2の先端側に挿入すると共に、
油圧シリンダー等の進退駆動装置24に基端23Aを接続し
ている。そして、船首4を突出した状態で出没体23の先
端側に第1の波止め板25を着脱自在に設け、さらに基端
側に第2の波止め板26を着脱自在に設けている。第1,
2の波止め板25,26を出没体23に取付けるために該出没
体23には取付け受け部である平断面がT字形の縦溝27,
27Aが前後に形成されている。そして、縦溝27に第1,
2の波止め板25,26の端に形成したT字部28を挿入する
ことにより、第1,2の波止め板25,26を出没体23、ひ
いては第1,2の胴体部1,2に接続することができ
る。尚、第1,2の波止め板25,26は常時は第1,2の
胴体部1,2の適所に収納しておき、そして上述のよう
な作業を行うとき予め出没体23を突出させ、そして、第
1,2の胴体部1,2を掛け渡すようにして船首4側に
配置されたクレーン等の昇降装置29を用いて第1,2の
波止め板25,26を縦溝27,27Aにセットすることによ
り、上述の作業中における波の弊害を防止できる。 【0013】尚、図中31は固定デッキ9に設けたクレー
ン等の荷役装置であり、32は船尾5に設けたプロペラで
ある。また、前記溝状の昇降案内路13,22,22Aにはそ
れぞれゴム等弾性を有する材質からなるカバー33が開閉
自在に設けられ、該カバー33は油圧シリンダー等の開閉
駆動装置34により使用時には開き、不使用時には閉じ
て、水抵抗を少なくできるようになっている。また、実
施例のものは全長が略120m、全幅が22m程度のも
のを想定している。 【0014】次に前記構成についてその作用を説明す
る。浮遊物を回収する海上に向かう場合に、胴体部1,
2の船舷が薄いので波の抵抗を少なくして現場海上へ速
やかに行くことができる。この際、波が高い場合には水
タンク3Aに所定量の海水を入れて船底体3を波Wの底
のやや下方或いはほぼ同じ位置とするように喫水を調節
する。また、波Wの状況により対応して先端3Bを上下
方向に移動する。このようにすることで船底体3の上面
を波Wの底よりやや下方に位置して、準潜水就航状態で
操舵することにより、安定状態で進むことができると共
に、海上現場での作業時においても船体の安定性を向上
することができる。そして、船体は双胴形であるので、
水の抵抗を少なくして進むことができる。尚、このよう
な作業の際には各作業員は無線器を携帯し、前記モニタ
ーテレビにより確認しながら船長室・操舵室9A側と連
絡を取りながら作業を行う。 【0015】重油等油を回収する場合は、昇降案内路13
に沿って回収用コンベア装置6をほぼ水面位置まで下降
し、油圧シリンダー装置15A,16Aにより開閉板15,16
を開く。この際、回転軸14により回収用コンベア装置6
の前部より後部をやや高くセットしておく。そして回収
用タンク7を昇降案内路22に沿ってほぼ回収用コンベア
装置6の位置まで下降する。そして、進退駆動装置24を
作動して出没体23と共に船首4を突設する。その後、高
波等の場合には波を静めるために昇降装置29を用いて第
1の波止め板25、第2の波止め板26を吊り上げて縦溝2
7,27Aに挿入する。尚、第1の波止め板25、第2の波
止め板26はいずれか一方のみを使用してもよく、そして
波止め板25,26は回収用コンベア装置6よりやや高い位
置にセットする。 【0016】そして、駆動用ローラ11を作動すると共に
船体を前進すると、波Wが第1の波止め板25、第2の波
止め板26によりほぼ消された状態で、水面の油は船首4
側から第1,2の胴体部1,2の間に進入し、回収用コ
ンベア装置6に至る。そして、凸条12Aにより水は下、
油は上に分離されると共に水は左右にこぼれて次第に除
去され、油はベルト12に付着して後方へ移動する。この
際、水は回収用コンベア装置6の傾斜により前方へ戻
り、ベルト12に付着した油のみを後部へ移動できる。油
はスクレーパー18により掻き落とされて回収用タンク7
に回収できる。このようにして油を回収用タンク7に所
定量回収した後、ポンプを利用して例えば船体に設けた
貯蔵タンク(図示せず)に貯蔵したり、また帰港し回収
用タンク7、貯蔵タンク内の油を荷役装置31及びホース
(図示せず)等を用いて例えば陸上タンクに移送したり
する。このようにして油を回収した後は、第1,2の波
止め板25,26を抜き取ると共に船首4をもとに戻し、さ
らに回収用コンベア装置6、回収用タンク7を上昇させ
て帰港する。 【0017】浮遊する木材を回収する場合は、水面の位
置まで回収用コンベア装置6、回収用タンク7、昇降デ
ッキ8を昇降案内路13,22,22Aに沿って下降する。そ
して、開閉板15,16を油圧シリンダー装置15A,16Aに
より閉じ、回収用コンベア装置6の後方を閉じる。次に
油回収と同様に船体を前進すると、木材は回収用コンベ
ア装置6のベルト12に乗って回収されると共に水は除去
される。この回収された木材は回収用コンベア装置6の
後部に位置している開閉板15,16に係止される。このよ
うにして複数本の木材が開閉板15,16に係止された状態
で、開閉板15,16を油圧シリンダー装置15A,16Aによ
り開くと、該木材は回収用タンク7の上面の電動ローラ
ー21に乗り移り、該電動ローラー21により後方へ移動
し、昇降デッキ8上に送り込まれる。このようにして回
収された木材は、荷役装置31をいったん固定デッキ9に
搭載した後、荷役装置31を使用して海上で他の船に乗せ
変えしたり、また帰港後に陸上へ移すものである。 【0018】さらに、例えば船舶の転覆等の海難事故の
ような場合には、水タンク3Aに水を充填して喫水を調
節すると共に、上述のように第1,2の波止め板25,26
を取付けると共に昇降デッキ8を下降し、そして風上の
方から船尾5より船内に入れて遭難船を昇降デッキ8に
載せる。この後昇降デッキ8を固定デッキ9まで上昇さ
せて回収したり、また水タンク3Aに水を入れ船体を沈
めると共に回収用コンベア装置6の前部を海中に入れて
斜めに設置し回収用コンベア装置6を作動してフレーム
10上に遭難者を救助したりすることもできると共に人命
救助等を行うものである。また、水面が油や赤潮等で汚
染された場合には、固定デッキ9に浄化装置を設置して
おき、そして回収用コンベア装置6より回収用タンク7
に回収された油や赤潮等をポンプで浄化装置に送り込ん
で浄化し、その後浄化した水を再び海等へ排水するよう
なこともできる。 【0019】以上のように、前記実施例では船体は第
1,2の胴体部1,2を備えた双胴船であるので、航海
時における水の抵抗が少なく、速度の向上を図ることが
できる。また複数の水タンク3Aを備えた船底体3を設
け、水タンク3Aに水を充填することにより、喫水を自
由に設定できると共に船体の重心を下げて安定性を向上
吸え卯ことができる。さらに第1,2の胴体部1,2の
間に昇降案内路13,22,22Aを介して回収用コンベア装
置6、回収用タンク7、昇降デッキ8を昇降自在に設け
たので、木材や油の回収のときに、回収用コンベア装置
6、回収用タンク7、昇降デッキ8をほぼ同じ位置とす
ることで、効率よく木材や油の回収を行うことができ
る。 【0020】また、船首4側に波止め板25,26を着脱自
在に設けたことにより、波の影響を受けることなく効率
よく木材や油の回収を行うことができる。 【0021】さらに、回収用コンベア装置6はフレーム
10に駆動用ローラ11、案内ローラ11Aを備えると共に案
内ローラ11Aの中心軸11Bはフレーム10に対して昇降自
在としたことで案内ローラ11Aを木材回収、油回収等に
適した任意の角度とすることができる。またベルト12に
は凸条12Aを形成したことにより、木材、油等との抵抗
を大きくして逆流等を防止できる。さらに回収用コンベ
ア装置6は回転軸14により回動自在に設けられ、回収用
コンベア装置6の角度を任意とすることができるので、
例えば油回収時等においてコンベア装置6の前部を後部
より低くして回収しやすくできる等とすることができ
る。しかも回収用コンベア装置6には回収時に開く左右
一対の開閉板15,16を設けたことにより、確実に木材、
油等を回収できる。そして、ベルト12の後部に臨んでス
クレーパー18を設けたので、ベルト12に付着した油をス
クレーパー18により確実に掻き取ることができる。また
回収用コンベア装置6に開閉板19を設け、閉じて回収し
た木材の端を揃えた後、開くことにより整列した状態で
木材を回収用タンク7の電動ローラー21を介して昇降デ
ッキ8上に回収できる。 【0022】さらに、船首4を出没体23により突出自在
とし、そして第1の波止め板25、第2の波止め板26を着
雑自在としたことにより、作業時の波の弊害を一掃して
確実に回収作業を行うことができる。 【0023】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば固定デッキ9に人命救助船を備えたり
する等種々の変形が可能である。 【0024】 【発明の効果】請求項1記載の本発明は、一対の胴体部
を間隔をおいて設けた船体と、前記間隔の船首側より船
尾側にかけてそれぞれ昇降可能に設けた回収用コンベア
装置、回収用タンク及び昇降デッキと、前記間隔の下部
間に設けられタンクを備えた船底体と、前記間隔の船首
に設けた波止め板とを備えたことを特徴とする回収船で
あり、双胴船のために船体の速度を向上して早く現場に
到着でき、そして回収用コンベア装置及び回収用タンク
を昇降自在に設け、ほぼ水面位置とした回収用コンベア
装置及び回収用タンクにより効率よく油や木材を回収す
ることができる。さらに、船底体により船の安定性を上
場できると共に波止め板により作業中における波の弊害
を防止できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のー実施例を示す波止め板まわりの正面
図である。 【図2】本発明のー実施例を示す後部の固定デッキまわ
りの背面図である。 【図3】本発明のー実施例を示す全体の縦断面図であ
る。 【図4】本発明のー実施例を示す船首まわりの縦断面図
である。 【図5】本発明のー実施例を示す全体の底面図である。 【図6】本発明のー実施例を示す船首まわりの平面図で
ある。 【図7】本発明のー実施例を示す回収用コンベア装置、
回収用タンクまわりの平面図である。 【図8】本発明のー実施例を示す波止め板、回収用コン
ベア装置、回収用タンクまわりの平面図である。 【図9】本発明のー実施例を示す回収用コンベア装置ま
わりの縦断面図である。 【図10】本発明のー実施例を示す波止め板、クレーン
まわりの正面図である。 【図11】本発明のー実施例を示す船底体の先端まわり
の縦断面図である。 【図12】本発明のー実施例を示すカバーまわりの説明
図である。 【図13】従来例の一部切り欠き正面図である。 【符号の説明】 1 2 胴体部 3 船底体 3A 水タンク 6 回収用コンベア装置 7 回収用タンク 8 昇降デッキ 25 26 波止め板 L 間隔

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】【請求項1】 一対の胴体部を間隔をおいて設けた船体
    と、前記間隔の船首側より船尾側にかけてそれぞれ昇降
    可能に設けた回収用コンベア装置、回収用タンク及び昇
    降デッキと、前記間隔の下部間に設けられタンクを備え
    た船底体と、前記間隔の船首に設けた波止め板とを備え
    たことを特徴とする回収船。
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