JP3467682B2 - 光学調整装置 - Google Patents

光学調整装置

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JP3467682B2
JP3467682B2 JP32682798A JP32682798A JP3467682B2 JP 3467682 B2 JP3467682 B2 JP 3467682B2 JP 32682798 A JP32682798 A JP 32682798A JP 32682798 A JP32682798 A JP 32682798A JP 3467682 B2 JP3467682 B2 JP 3467682B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば投写型表
示装置に用いられるプリズムのような第1光学部材に対
して、液晶パネルユニットのような第2光学部材を位置
決めする際に用いられる光学調整装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】投写型表示装置は、投写レンズ等を介し
て画像をスクリーン上に拡大投写するものである。この
ような投写型表示装置は、光源からの白色光束を、赤
色、青色、緑色の3色の光束に分解して、これらの各色
の光束を液晶パネルユニット等のライトバルブと呼ばれ
ているものに通して画像情報に対応させて変調し、変調
した後の各色の変調光束をプリズムにより光合成するこ
とによって白色光束を再合成して投写レンズを介してス
クリーン上に拡大投写する。
【0003】この種の投写型表示装置では、光合成手段
であるプリズムの各色の光束の光入射面に、ライトバル
ブとしての液晶パネルユニットが取り付けられている。
【0004】このようにプリズムの各色の光束の光入射
面に対応して液晶パネルユニットを取り付ける場合に、
各種の調整をする必要がある。
【0005】たとえば、赤色、緑色、青色に分離された
光を変調する各液晶パネルユニットの相互の画素合わせ
調整(アライメント調整)を行ったり、投写レンズの焦
点許容深度内に被写体となる各画像形成面が位置するよ
うに調整(フォーカス調整)する必要がある。
【0006】図27と図28は、従来のこの種の光学調
整装置の例を示している。
【0007】プリズム合成体2000に対応して、投写
レンズ2001が配置されている。このプリズム合成体
2000の3つの面2002,2003,2004に
は、それぞれ液晶パネルユニット2005,2006,
2007が取り付けられるようになっている。この場合
に、上述したようなフォーカス調整とアライメント調整
等を行うために、光L1,L2,L3を照射して、投写
レンズ2001を介してスクリーン2008に拡大投映
することで、上述したようなフォーカス調整やアライメ
ント調整を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
投写用の光L1,L2,L3を照射してスクリーン20
08に拡大投映することで各光学調整を行う場合には、
光L1,L2,L3は各々通常の1つのランプにより供
給するようになっている。このために、ランプの消費電
力が大きく、しかも各液晶パネルユニットに対して均一
な光を供給することが難しく、スクリーン上に拡大投映
した場合に投映むらが発生する恐れがある。
【0009】そこで本発明は上記課題を解消し、消費電
力を小さくしてしかも均一な光を供給することができる
光学調整装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1は、第1光学部
材に対して第2光学部材を位置決めする際に、前記第2
光学部材を通して前記第1光学部材に光を与える複数の
スポット状の光を形成する光源と、前記第2光学部材と
前記第1光学部材を通った第1方向に沿った前記光源の
光を、前記第1方向とは異なる第2方向に沿って反射さ
せる反射手段と、前記反射手段により前記第2方向に沿
って反射された前記光源の光を投映することで、前記第
1光学部材と前記第2光学部材の位置決め状態を示すた
めの投写面部と、を備えることを特徴とする光学調整装
置である。
【0011】請求項1の発明では、光源が複数のスポッ
ト状の光を形成する。反射手段は、スポット状の光源の
光を第1方向とは異なる第2方向に沿って反射させる。
スクリーンは、第1光学部材と第2光学部材の位置決め
状態を示すために、反射手段より第2方向に沿って反射
されたスポット状の光源の光を投映することができる。
【0012】このようにすることで、消費電力を少なく
してしかも均一な光を供給して均一なスクリーン上の投
映状態を実現することができる。
【0013】請求項2は、請求項1に記載の光学調整装
置において、前記光源は、複数の光ファイバーと、前記
複数の光ファイバーの端部を配置する配置部材とを有す
る。この請求項2では、配置部材に配置された複数の光
ファイバーの端部から光を第2光学部材側に均一に供給
することができる。
【0014】請求項3は、請求項2に記載の光学調整装
置において、前記第1光学部材はプリズムであり、前記
第2光学部材は前記プリズムに対して位置決めして固定
される液晶パネルユニットである。
【0015】請求項3では、第2光学部材とプリズムを
通して均一な投映状態を実現する。請求項4は、請求項
3に記載の光学調整装置において、前記第1光学部材と
前記第2光学部材は、投写型表示装置の光学系の一部を
構成する。
【0016】請求項4では、投写表示型の光学系の一部
を構成する第1光学部材と第2光学部材の位置決めを消
費電力を小さくしてしかも均一な光で行うことができ
る。
【0017】請求項5は、請求項3に記載の光学調整装
置において、前記第2光学部材は、赤色、青色、緑色に
対応して用意され、前記赤色の前記第2光学部材と、前
記青色の前記第2光学部材と、前記緑色の前記第2光学
部材が、前記第1光学部材の異なる面に位置決めして固
定される。
【0018】請求項5では、赤色、青色、緑色用の第2
光学部材と第1光学部材を通して均一な投映状態を実現
する。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の光学調整装置の
好ましい実施の形態を示している。
【0020】この光学調整装置100は、具体的には図
2、図3、図4のような構造を有している。
【0021】図1〜図4の光学調整装置100は、第1
光学部材に対する第2光学部材の光学的な位置決めを行
うための装置である。
【0022】ここで、この光学調整装置100の調整対
象となる第1光学部材と第2光学部材を含む装置の例を
説明する。
【0023】図19は、図1に示す光学調整装置100
により調整される第1光学部材と第2光学部材を含む一
例として投写型表示装置の例を示している。
【0024】投写型表示装置1の外装ケース2は直方体
形状をしており、この外装ケース2は、基本的には、ア
ッパーケース3と、ロアーケース4と、装置前面を規定
しているフロントケース5から構成されている。フロン
トケース5の中央からは投写レンズユニット6の先端側
の部分が突出している。
【0025】図20には、投写型表示装置1の外装ケー
ス2の内部における各構成部分の配置を示してある。図
2に示すように、外装ケース2の内部の後端側には電源
ユニット7が配置され、装置前側に隣接した位置には、
光源ランプユニット8および光学ユニット9が配置され
ている。光学ユニット9の前側の中央には、投写レンズ
ユニット6の基端側が位置している。
【0026】光学ユニット9の一方の側には、入出力イ
ンタフェース回路が搭載されたインタフェース基板11
と、ビデオ信号処理回路が搭載されたビデオ基板12が
配置されている。光源ランプユニット8および光学ユニ
ット9の上側には、図21のように装置駆動制御用の制
御基板13が配置されている。装置前端側の左右の角に
は、それぞれスピーカ14R,14Lが配置されてい
る。
【0027】光学ユニット9の上面側の中央には冷却用
の吸気ファン15Aが配置され、光学ユニット9の底面
側の中央には冷却用循環流形成用の循環用ファン15B
が配置されている。また、光源ランプユニット8の裏面
側には排気ファン16が配置されている。電源ユニット
7における基板11,12の端に面する位置には、吸気
ファン15Aからの冷却用空気流を電源ユニット7内に
吸引するための補助冷却ファン17が配置されている。
【0028】電源ユニット7の直上には、図21のよう
にフロッピーディスク駆動ユニット18が配置されてい
る。
【0029】図22には、光学ユニット9の部分を示し
てある。図22に示すように、光学ユニット9では、色
合成手段であるプリズム22以外の光学素子が、上下の
ライトガイド901,902の間に上下から挟まれて保
持された構成となっている。上ライトガイド901およ
び下ライトガイド902は、それぞれ、アッパーケース
3およびロアーケース4の側に固定ねじにより固定され
ている。
【0030】プリズム22は、ヘッド板30の裏面に固
定されている。このヘッド板30の前面には、投写レン
ズユニット6の基端側が同じく固定されている。
【0031】図23に示す光学系は、光源ランプ805
と、均一照明光学素子であるインテグレータレンズ92
1,922から構成される照明光学系923と、この照
明光学系923から出射される白色光束Wを、赤、緑、
青の各色光束R,G,Bに分離する色分離光学系924
と、各色光束を変調するライトバルブとしての3枚の液
晶パネル(液晶パネルユニットともいう)40R,40
G,40Bと、変調された色光束を再合成する色合成光
学系としてプリズム22と、合成された光束をスクリー
ン7上に拡大投写するための投写レンズユニット6から
構成される。
【0032】図23の色分離光学系924によって分離
された各色光束のうちの青色光束Bを対応する液晶パネ
ル40Bに導くことができる導光系927が設けられて
いる。
【0033】均一照明光学系923の反射ミラー931
は、照明光学系からの出射光の光軸1aを直角に折り曲
げる。
【0034】図23の色分離光学系924は、青緑反射
ダイクロイックミラー941と、緑反射ダイクロイック
ミラー942と、反射ミラー943から構成される。ま
ず、青緑反射ダイクロイックミラー941において、青
色光束Bおよび緑色光束Gが直角に反射されて、緑反射
ダイクロイックミラー942の側に向かう。
【0035】赤色光束Rは、このミラー941通過し
て、後方の反射ミラー943で直角に反射されて、赤色
光束の出射部944からプリズム22の側に出射され
る。ミラー941において反射された青および緑の光束
B,Gは、緑反射ダイクロイックミラー942におい
て、緑色光束Gのみが直角に反射されて、緑色光束の出
射部945から色合成光学系の側に出射される。
【0036】このミラー942を通過した青色光束B
は、青色光束の出射部946から導光系927の側に出
射される。均一照明光学素子の白色光束の出射部から、
色分離光学系924における各色光束の出射部944,
945,946までの距離が全て等しい。
【0037】各出射部から出射した各色光束は、集光レ
ンズ951,952,953に入射して平行光化され
る。
【0038】このように平行光化された各色光束R,
G,Bのうち、赤色および緑色の光束R,Gは液晶パネ
ル40R,40Gに入射して変調され、各色光に対応し
た画像情報が付加される。すなわち、これらの液晶パネ
ル40R,40G,40Bは、不図示の駆動手段によっ
て画像情報に対応する画像信号によってスイッチング制
御され、これにより、ここを通過する各色光の変調が行
われる。このような駆動手段は公知の手段をそのまま使
用することができる。
【0039】一方、青色光束Bは、導光系927を介し
て対応する液晶パネル40Bに導かれて、ここにおい
て、同様に画像情報に応じて変調が施される。なお、本
例の液晶パネル40R,40G,40Bは、例えば、ポ
リシリコンTFTをスイッチング素子として用いたもの
を使用できる。
【0040】導光系927は、入射側反射ミラー971
と、出射側反射ミラー972と、これらの間に配置した
中間レンズ973と、液晶パネル40Bの手前側に配置
した集光レンズ953から構成される。
【0041】次に、各液晶パネル40R,40G,40
Bを通って変調された各色光束は、プリズム22に入射
され、ここで再合成される。ダイクロイックプリズムか
らなるプリズム22を用いて色合成光学系を構成してい
る。ここで再合成されたカラー画像は、投写レンズユニ
ット6を介して、所定の位置にある投写面7上に拡大投
写される。
【0042】プリズム22は、図24のように直角二等
辺三角形の断面をした4個のプリズム21を、それらの
斜面を相互に接合することによって構成されている。プ
リズム22の側面のうち光入射面として機能する三方の
光入射面22R,22G,22Bには、それぞれ、同一
構造の液晶パネルユニット50R,50G,50Bが取
付けられている。各液晶パネルユニット50R,50
G,50Bには、それぞれ、液晶パネル40R,40
G,40Bが保持されている。
【0043】図24には、液晶パネルユニット50R,
50G,50Bのうち、液晶パネル40Rが保持されて
いる液晶パネルユニット50Rの各構成部品を分解して
示してある。図25を参照して液晶パネル40Rをプリ
ズム22の光入射面22Rに取付けるための取付け構造
の例を説明する。
【0044】図24に示すように、液晶パネルユニット
50Rのパネル枠板51は、第1の枠板52と第2の枠
板53を備え、これらの枠板52,53の間に液晶パネ
ル40Rが挟み込まれた状態で保持される。
【0045】液晶パネルユニット50Rは、プリズム2
2の光入射面22Rに接着固定される固定枠板54を備
えている。パネル枠板51は、中間枠板55を介して、
この固定枠板54の側に着脱可能な状態で固定される。
【0046】液晶パネルユニット50Rは、位置決め手
段として、いくつかのくさび57を備えている。図24
においてはそのうちの1個のみを示してある。このくさ
び57の傾斜面57aが当接するくさび案内面が、パネ
ル枠板51に形成されている。中間枠板55にパネル枠
板51を仮止めした後に、たとえば4個のくさび57
を、第1の枠板52の左右に打ち込み、これらのくさび
57の押し込み量を調整して、液晶パネル40Rの位置
決めを行なう。
【0047】図24の液晶パネルユニット50Rは、次
のような手順でプリズム22の光入射面22Rに取付け
られる。次に、プリズム合成体22の面22Rに、固定
枠板54を位置決めして接着固定する。接着固定した固
定枠板54の表面に、中間枠板55を位置決めして、4
本のねじ56によって中間枠板55をねじ止めする。し
かる後に、液晶パネル40Rが保持されているパネル枠
板51を、中間枠板55に位置決めして、そこに仮止め
する。この状態で、パネル枠板51を中間枠板55に向
けて押し込む。
【0048】この後は、くさび57を用いて、プリズム
22の光入射面22Rに対して、液晶パネル40Rの位
置決めを行なう。たとえば4個のくさび57を、第1の
枠板52に形成したくさび案内面に沿って、仮止めされ
ているパネル枠板51と中間枠板55の間に差し込む。
そして、各楔57の差し込み量を調整することにより、
液晶パネル40Rのアライメント調整およびフォーカス
調整を行なう。
【0049】位置決めができたところで、これらのくさ
び57を、接着剤を用いて位置決め対象の部材であるパ
ネル枠板51および中間枠板55に接着固定する。この
場合に使用する接着剤としても、紫外線硬化型の接着剤
を用いることができる。
【0050】このようにしてプリズム合成体22の3面
22R,22B,22Gに、液晶パネルユニット50
R,50G,50Bを取付ける。
【0051】図1の光学調整装置100は、図19に示
した投写型表示装置1の図25と図26に示すようなプ
リズム22および3つの液晶パネル40G,40B,4
0Rの光学調整をしながら取り付ける装置である。プリ
ズム22は、第1光学部材に相当し、液晶パネル40
G,40B,40Rは、第2光学部材に相当する。
【0052】図25と図26において、X軸は水平方向
に向いており、Y軸は垂直方向に向き、そしてZ軸はX
軸とY軸に対して垂直方向、すなわち投写レンズ106
の光軸に平行な方向である。
【0053】図1においても、Z軸は投写レンズ106
の光軸CLに平行な方向であり、Y軸は図1においては
紙面垂直方向で、しかもX軸はZ軸とY軸に直交する方
向である。Z軸に関しては、θ方向に回転調整する方向
があり、Y軸に関してはH方向に回転調整する方向があ
り、そしてX軸に関してはV方向に回転調整する方向が
ある。すなわちプリズム22に対して、第2光学部材で
ある液晶パネル40G,40B,40Rは、このような
6軸の方向に移動して位置決めされるようになってい
る。
【0054】このような各液晶パネルを6軸の方向に移
動して位置決めをするために、各液晶パネル40G,4
0B,40Rに対応して、それぞれ図1に示すように6
軸ステージ112,114,116が設けられている。
これらの6軸ステージ112,114,116はベース
118の上に搭載されている。またベース118の上に
は光源ユニット120とUV照射ユニット(紫外線照射
ユニット)122、投写レンズ106等を搭載してい
る。
【0055】コントローラ兼画像処理装置124は、上
述した6軸ステージ112,114,116と、光源ユ
ニット120およびUV照射ユニット122の動作と、
受光手段であるCCDカメラ(電荷結合素子カメラ)1
30等の作動を制御して、CCDカメラ130から取り
込んだ画像を適切に処理することができる。
【0056】図2は、図1の光学調整装置100をより
具体的に示す側面図である。図2の光学調整装置100
は、ベース118と、下部サポート132と上部サポー
ト134を有している。ベース118は、移動用のキャ
スター118Aと固定用のストッパー118Bを備えて
いる。
【0057】ベース118の上には、図1の6軸ステー
ジ112,114,116が搭載されている。図2で
は、代表的に1つの6軸ステージ112が示されてお
り、6軸ステージ112と投写レンズ106の間には第
1光学部材保持部34が、ベース118の上に設定され
ている。この第1光学部材保持部34は、第1光学部材
であるプリズム22を着脱可能に保持することができ
る。
【0058】投写レンズ106の光軸CLに対応して、
反射手段136が、ベース118の上に搭載されてい
る。この反射手段136は、ミラー136Aと、このミ
ラー136Aを保持しかつ移動させるための移動部13
8を備えている。
【0059】ミラー136Aは、移動部138のサポー
ト140により、所定の角度αの角度で、設定すること
ができる。この角度αは、光軸CLに対してたとえば7
0度の角度に設定することができる。
【0060】サポート140は移動部138のキャリア
138Aに固定されている。このキャリア138Aは、
つまみ138Bを有している。たとえば使用者がこのつ
まみ138Bを操作することにより、キャリア138A
は、ベース118の上をZ軸方向に手動により移動して
位置決めすることができる。しかし手動でなくモータ等
により自動化してもよい。
【0061】このように移動部138を用いて反射手段
136のミラー136Aを移動して位置決めできるよう
にしたのは、次のような理由からである。すなわち、上
述したような投写型表示装置1の投写距離が製品の仕様
によってあるいは種類によって異なることから、その投
写距離の違いに対応して、適宜反射手段136のミラー
136Aの位置を変えたりあるいは角度を変えるように
することが望ましいからである。
【0062】キャリア138Aは、レール118Dに沿
って移動する。投写レンズ106の光軸CLは、たとえ
ば基準面118Cに対してLHの高さに位置決めされて
いる。
【0063】図2の下部サポート132は、ベース11
8の上に設定されている。この下部サポート132の上
には上部サポート134がさらに設定されている。上部
サポート134は、スクリーン(投写面部)150と、
複数台のCCDカメラ130が搭載されている。
【0064】スクリーン150は、投写レンズ106の
光軸CL、すなわちZ軸に対して、たとえばβの角度、
一例としては、50度に設定されている。
【0065】図1の各6軸ステージ112からは、光学
調整用の光が、対応する液晶パネルと、プリズム22を
通して、投写レンズ106に送られる。投写レンズ10
6は、この光を反射手段136のミラー136Aに投写
して、そしてミラー136Aはこの光を反射すること
で、スクリーン150に拡大投写することができる。各
CCDカメラ130は、スクリーン150に投写された
光学調整用の拡大された映像を光/電気信号に変換し
て、図1のコントローラ兼画像処理装置124に供給す
る。
【0066】図3は、ベース118、下部サポート13
2、上部サポート134、スクリーン150、6軸ステ
ージ112等を示す正面図である。
【0067】図4は、スクリーン150、上部サポート
134、CCDカメラ130、6軸ステージ112,1
14,116、プリズム22、投写レンズ106、反射
手段136等を示している。
【0068】次に、図5を参照して、6軸ステージ11
2,114,116の構造例について説明する。チャッ
ク162は図24の液晶パネルユニット50R(又は5
0B,50G)のパネル枠板51と液晶パネル40R
(又は40B,40G)を着脱可能に保持できる。6軸
ステージ112,114,116は、同一の構造であ
り、操作手段160により、すでに述べた図1に示すよ
うなX軸、Y軸、Z軸および、V軸、H軸、θ軸の合計
6軸に沿って、チャック162と液晶パネル40R(又
は40B,40G)を移動して位置決めすることができ
る機能を有している。つまり、このチャック162は、
たとえば爪162Aと爪162Bを有しており、これら
の爪162A,162Bにより、対応する液晶パネル4
0R(または40B、または40G)を着脱可能に挟み
込んで、図5の破線で示すように保持する。このように
保持された液晶パネル40Gの後側には、光源170が
配置されている。この光源170の保持部172には、
光ファイバーの端面174が、たとえば等間隔距離をお
いて、四隅に配置されている。
【0069】光源170の右と左には、紫外線照射用の
光ファイバーアレイ180,180が配置されている。
【0070】光源170とチャック162の上方には、
エア供給部190が設けられている。このエア供給部1
90は、エアホース192とエアブロー発生源194を
有しており、エアブロー発生源194が作動すると、エ
アホース192を介して、光ファイバーアレイ180と
保持部172の光ファイバーの端面174にエアブロー
を吹き付けることができる。
【0071】チャック162の上側の爪162Aは、図
示しない操作手段により、Y方向に沿って移動すること
で、液晶パネルを挟み込んで保持する。爪162は、本
体166側に取り付けられている。光ファイバーアレイ
180,180は、UV照射ユニット122により紫外
線を照射することができる。光ファイバーアレイ180
は、複数本の光ファイバーを直線状に配列したものであ
る。
【0072】光ファイバーの端面174は、配置部材と
しての保持部172に対して間隔をおいて配置されてい
る。図6に示す光ファイバーの端面174は、対応する
図1に示す液晶パネル40G,40R,40Bに対して
それぞれ照明用のスポット状の光、すなわち光学調整用
に用いるスポット光の供給を行うものである。
【0073】保持部172に対しては、図7、図8およ
び図9に示すような照明ユニット200が固定されてい
る。この照明ユニット200の端部には偏光フィルター
202が取り付けられている。
【0074】図9に示すように、プリズム22と、たと
えば液晶パネル40Rに対応して、照明ユニット200
を配置する。この照明ユニット200は、4本の光ファ
イバー174Aを保持しており、この4本の光ファイバ
ー174Aは、コネクタ204を介して図10と図11
に示す光源ユニット120の接続部208に着脱可能に
接続できる。この光源ユニット120は、ライトコント
ロール210の操作により、光量を調整することができ
る。
【0075】いずれにしても、図1に示す6軸ステージ
112,114,116に対しては、それぞれ図6〜図
9に示すような保持部172と照明ユニット200を有
しており、各照明ユニット200は図1と図10に示す
ような光源ユニット120により照明光を対応する液晶
パネルに対して供給する。
【0076】なお、図1と図4に示すように、6軸ステ
ージ112の軸は、Z方向に向いており、6軸ステージ
114の軸はX方向に向き、6軸ステージ116の軸も
X方向に向いている。ただし6軸ステージ114,11
6は向き合っている。
【0077】次に、これらの6軸ステージ112,11
4,116等を用いて、第1光学部材であるプリズム2
2に対して、第2光学部材である液晶パネル40G,4
0B,40Rを光学的に位置決め調整する作業例につい
て説明する。
【0078】図1と図2に示すように、第1光学部材保
持部134に対してプリズム22と投写レンズ106を
固定する。プリズム22と投写レンズ106はヘッド体
と呼ばれ一体になっている。これによりプリズム22
は、投写レンズ106と3つの6軸ステージ112,1
14,116の間に位置決めされる。投写レンズ106
は、すでに述べた図1の投写型表示装置の投写レンズ6
と同一の性能のものを用いることができる。
【0079】次に、図1の光源ユニット120を作動し
て、図5の各6軸ステージ112,114,116の光
源170の4本の光ファイバーの端面174を用いて液
晶パネル40G(40B,40R)に対して照明用の光
を射出する。そして各チャック162の爪162A,1
62Bの間には機械的に液晶パネル40G(40B,4
0R)を固定する。
【0080】このように固定された液晶パネル40G,
40B,40Rと、プリズム22には、各6軸ステージ
112,114,116の光源170から送られる照明
用の光が通り、図2の投写レンズ106を通って、反射
手段136の反射ミラー136Aに到達する。この到達
する光は、光軸CLを基準として上側の光の領域を利用
している。そしてこの光LTは、ミラー136Aで反射
されて、上部に位置するスクリーン150上に拡大して
投映されることになる。
【0081】各CCDカメラ130は、このようなスク
リーン150に投映されている画像を光/信号変換し
て、図1のコントローラ兼画像処理装置124に送る。
画像処理装置124は、これらの信号に基づいて、6軸
ステージ112,114,116をそれぞれ操作するこ
とにより、次のような調整を行う。すなわち、投写レン
ズ106の焦点許容深度内に被写体となる各画像形成面
が位置するようにフォーカス調整を行う。この後に、液
晶パネル40G,40B,40Rについてそれぞれの相
互の画素合わせ(アライメント調整)を行う。
【0082】このフォーカス調整はH,V,Z方向に沿
って行う。このアライメント調整に用いるCCDカメラ
としては、たとえば図3に示す4つのCCDカメラ13
0Xを用い、フォーカス調整には、4つのCCDカメラ
130Yを用いる。
【0083】このように、図2、図3、図4に示すよう
に投写レンズ106から出た光LTは、第1方向である
光軸CLに沿って導き、そしてミラー136Aにより第
2方向D2に沿って、反射させてスクリーン150に結
像させる。
【0084】このような光の折り曲げ方式を採用するこ
とで、従来と異なり、光学調整装置100のフロアー1
18Cに対する占有面積(図2の矢印Eから見た投映面
積)を極めて小さくすることができる。このように小さ
くすることで、工場内にこのような光学調整装置100
をより多く設定することができ、光学調整装置作業の効
率化および省スペース化を図ることができるものであ
る。
【0085】また、図2の反射手段136は移動部13
8によりZ方向に沿って移動して位置決めすることがで
きる。このように移動するのは、投写型表示装置の形式
仕様あるいは大きさによって、投写レンズ106の投写
距離が異なるからである。
【0086】この投写レンズ106の投写距離の大きさ
に応じて、ミラー136Aの位置をZ方向に変更するこ
とにより、あるいはミラー136Aの設定角度をサポー
ト140において変更することにより、スクリーン15
0に対して適正な大きさで拡大して表示することができ
る。このようにスクリーン150で調整画像を拡大して
表示することにより、より正確なアライメント調整やフ
ォーカス調整を行うことが可能である。
【0087】次に、上述のようにして各種調整を行った
液晶パネル40G,40R,40Bを、プリズム22の
各対応する面に固定する光学部材の固定方法について説
明する。
【0088】図12は、位置の調整された各液晶パネル
40G,40R,40Bとプリズム22および投写レン
ズ106を示している。
【0089】このように位置決めされた各液晶パネル
は、プリズム22の対応する面に対して、すでに述べた
くさび(調整部材)57を用いて調整しながら固定する
必要がある。このくさび57を介して液晶パネルとプリ
ズム22の光入射面とを固定する場合には、たとえば紫
外線硬化型接着剤を用いる。
【0090】この紫外線硬化型接着剤を硬化させるため
には、光ファイバーアレイ(光案内手段)180,18
0と、別の光案内手段240,240を用いる。光ファ
イバーアレイ180と光案内手段240は光学部材固定
装置を構成している。光ファイバーアレイ180,18
0は図5ですでに示しており、図13のようにしてUV
照射ユニット122に接続されている。同様にして光案
内手段240,240もUV照射ユニット122に接続
されている。図12においては、液晶パネル40R,4
0Bの一方のくさび57,57は、光案内手段240,
240により紫外線を照射することにより紫外線硬化型
接着剤を硬化させて接着することができる。
【0091】これに対して、液晶パネル40R,40B
の他のくさび57A,57Aおよび液晶パネル40Gの
楔57B,57Bは、光ファイバーアレイ180,18
0を用いて紫外線硬化型接着剤を硬化させることで接着
する。この場合には、光ファイバーアレイ180がZ方
向に沿っているので、対面するくさび57A,57Aに
は紫外線を照射することができる。しかしこのままでは
くさび57B,57Bには紫外線を直接照射することが
できない。従ってもう一対の2点鎖線で示す光ファイバ
ーアレイ180,180を用意する必要がある。
【0092】図13はこの場合の2対の光ファイバーア
レイ180が2つの照射ユニット122,122に接続
された例を示している。また他の光案内手段240,2
40が別の照射ユニット122に接続されている。この
ようにすると、3台の照射ユニット122と2対の光フ
ァイバーアレイ180と光案内手段240,240等が
必要であるので、装置が大掛かりになりコスト高となっ
てしまう。
【0093】しかも、図12と図13の実施の形態で
は、2対又はそれ以上の数の光ファイバーアレイ180
をプリズムの付近に配置することはスペース的に極めて
困難である場合がある。
【0094】そこで、図12と図13の実施の形態に比
べてより好ましい実施の形態として図14と図15のも
のがある。図14と図15では、図12と図13の実施
の形態に比べて、図16に示すように1つのUV照射ユ
ニット122と一対の光ファイバーアレイ180を省略
することができる。
【0095】図14と図15の実施の形態のその他の点
については図12と図13のものと実質的には同じであ
る。
【0096】図14と図15と図16の例では、光反射
手段249を設けているのが特徴的である。この光反射
手段249は、ミラー241と移動部としての駆動シリ
ンダ242を有している。このような光反射手段249
が液晶パネル40R,40Gの間および液晶パネル40
Gと40Bの間において、プリズム22の角部に対応し
て斜めに配置されている。
【0097】1台のUV照射ユニット122を用いて、
くさび57A,57Aおよび57B,57Bを順番に紫
外線照射していく手順について説明する。
【0098】図15に示すように、移動部242はミラ
ー241を退出位置に位置決めしており、これにより光
ファイバーアレイ180,180は、紫外線UVを第2
方向F2に沿って直接楔57A,57Aの紫外線硬化型
接着剤に照射して紫外線硬化型接着剤を硬化させること
ができる。
【0099】次に図14において、移動部242がミラ
ー241を図15の退出位置から図14の進入位置に移
動する。これによりミラー241,241は光ファイバ
ーアレイ180,180に対応した位置に到達し、光フ
ァイバーアレイ180,180の紫外線UVは、このミ
ラー241に反射されて、対応するくさび57B,57
Bの紫外線硬化型接着剤に照射されて紫外線硬化型接着
剤を硬化させることができる。つまり紫外線UVは第2
方向F2から90度ミラー241により折り曲げられ
て、第1方向F1に沿ってくさび57Bに到達する。
【0100】このような構造を採用することで、図12
に示す形式のものに比べてUV照射ユニットを1台省略
でき、しかも光ファイバーアレイ180,180を一対
分省略することができる。
【0101】ここで、液晶パネル40R,40Bは、紫
外線硬化後の液晶パネル40Gを基準として位置調整、
すなわちアライメント調整する。この理由としては、紫
外線硬化時に紫外線硬化樹脂が収縮することによる位置
ずれの影響を受けないようにするためである。従って液
晶パネル40Gが紫外線硬化された後に、この液晶パネ
ル40Gをアライメント基準として、残り2つの液晶パ
ネル40R,40Bがプリズムに対してアライメントし
て固定されることになる。
【0102】各液晶パネル40G,40R,40Bは、
フォーカスアライメントをする時には、プリズム22の
対応する位置へ前進して保持されている。それ以前は、
各液晶パネルはプリズム22から離れた位置で待機して
いる。たとえば、液晶パネル40R,40Bは、液晶パ
ネル40Gの紫外線硬化時において、プリズム22から
離れていないと、紫外線硬化用の光の回り込みで、アラ
イメント調整前に紫外線硬化樹脂が硬化してしまうこと
等を防ぐためである。
【0103】図17は、上述した光案内手段249の構
造の一例を示している。UV照射ユニットから導かれる
紫外線UVは、ミラー241により反射されて、対応す
るくさび57の紫外線硬化型接着剤に照射される。
【0104】図18は光ファイバーアレイ180の構造
の一例を示している。ケース180Aの中には、光ファ
イバー180Bが複数本直線上に配列されている。
【0105】図5に示した光源170は、各対応する液
晶パネルおよびプリズム22に対して照明光を供給する
のであるが、複数本の光ファイバーを用いてスポット的
にそのような照明光を供給するようになっている。
【0106】これにより、通常の照明用のランプを用い
るのに比べて、照明用のエネルギーを削減できるととも
に、ほぼ長方形あるいは正方形状の液晶パネル40G,
40R,40Bに対応して、均等な光を供給することが
できる。このことから各種光学調整の際に照明光を投写
レンズを通して図2のようにスクリーン150上に拡大
して投映する場合にほぼ均等な投映画像を得ることがで
きる。
【0107】図5において、エア供給部190は、次の
ような場合にエアホース192からエアブローを、光フ
ァイバーアレイ180や、光源170の光ファイバーの
端面174に対して供給する。すなわちたとえば図14
〜図16で説明したようにくさびの紫外線硬化樹脂に対
して、紫外線を光ファイバーアレイ180から照射した
場合に、紫外線硬化型接着剤の蒸気が、図5の光ファイ
バーアレイ180や光ファイバーの端面174の付近に
形成されることがある。この場合には、このエアホース
192を用いてエアブローを供給することにより、紫外
線硬化型接着剤の蒸気を吹き飛ばす。このようにするこ
とで、紫外線硬化型接着剤の蒸気が光ファイバーアレイ
180の各光ファイバーの端面や光源170の光ファイ
バーの端面174に付着してしまうことを防ぐことがで
き、光ファイバーアレイ180からの紫外線照射効率の
低下を防ぎ、かつ光源170からの照明光の光量の低下
を防ぐことができる。
【0108】本発明は上記実施の形態に限定されるもの
ではない。
【0109】本発明の光学調整装置は、たとえば投写型
表示装置の第1部材であるプリズムと第2部材である液
晶パネルを例に挙げて調整を行っている。
【0110】これに限らず、他の種類の光学装置の第1
部材と第2部材の位置決め調整に本発明の光学調整装置
および光学調整方法を用いることも勿論可能である。ま
た、液晶パネルをチャッキングする方式としては、図示
したはさみ込み形のものに限らず、真空吸引式や磁気の
吸着式のものでもよい。
【0111】
【発明の効果】請求項1の発明では、光源が複数のスポ
ット状の光を形成する。反射手段は、スポット状の光源
の光を第1方向とは異なる第2方向に沿って反射させ
る。スクリーンは、第1光学部材と第2光学部材の位置
決め状態を示すために、反射手段より第2方向に沿って
反射されたスポット状の光源の光を投映することができ
る。
【0112】このようにすることで、消費電力を少なく
してしかも均一な光を供給して均一なスクリーン上の投
映状態を実現することができる。
【0113】請求項2では、配置部材に配置された複数
の光ファイバーの端部から光を第2光学部材側に均一に
供給することができる。
【0114】請求項3では、第2光学部材とプリズムを
通して均一な投映状態を実現する。請求項4では、投写
表示型の光学系の一部を構成する第1光学部材と第2光
学部材の位置決めを消費電力を小さくしてしかも均一な
光で行うことができる。
【0115】請求項5では、赤色、青色、緑色用の第2
光学部材と第1光学部材を通して均一な投映状態を実現
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学調整装置の実施の形態を示す概略
図。
【図2】図1の光学調整装置を示す側面図。
【図3】図2の光学調整装置を示す正面図。
【図4】図2の光学調整装置を示す平面図。
【図5】各液晶パネル用の6軸ステージの一部を示す斜
視図。
【図6】照明用の光ファイバーの端面とその配置部材を
示す正面図。
【図7】照明ユニットの端面を示す図。
【図8】照明ユニットと一つの液晶パネルを示す側面
図。
【図9】照明ユニットと液晶パネルおよびプリズム等を
示す図。
【図10】照明用の光源ユニットを示す図。
【図11】図10の光源ユニットの側面図。
【図12】プリズムと液晶パネルを固定する楔に対して
紫外線を照射する装置例を示す図。
【図13】図12の紫外線を照射する装置を具体的に示
す図。
【図14】プリズムと液晶パネルを固定する楔に対して
紫外線を照射する他の例を示す図。
【図15】図14の紫外線を照射するユニットにおいて
別の動作を示す図。
【図16】図14と図15の紫外線を照射するユニット
を具体的に示す図。
【図17】紫外線をプリズム側の楔に照射する別の光案
内手段の例を示す図。
【図18】光案内手段としての光ファイバーアレイの例
を示す斜視図。
【図19】本発明の光学調整装置に適用される第1部材
のプリズムと第2部材の液晶パネルを備える例として、
投写型表示装置を示す斜視図。
【図20】図19の投写型表示装置の内部構造を示す平
面図。
【図21】図19の投写型表示装置の縦断面図。
【図22】投写型表示装置の光学的構成を示す図。
【図23】光学的構造をさらに詳しく示す図。
【図24】プリズムと液晶パネルの構造例を示す分解斜
視図。
【図25】液晶パネル、プリズムおよび投写レンズ等を
示す斜視図。
【図26】プリズム、液晶パネルおよび投写レンズ等を
示す別の角度から見た斜視図。
【図27】従来の光学調整装置の例を示す側面図。
【図28】図27の従来の光学調整装置の平面図。
【符号の説明】
22・・・プリズム(第1光学部材) 40G,40R,40B・・・液晶パネル(第2光学部
材) 100・・・光学調整装置 106・・・投写レンズ 112,114,116・・・6軸ステージ 118・・・ベース 122・・・紫外線硬化型接着剤の硬化用のUV照射ユ
ニット 130(130X,130Y)・・・CCDカメラ(受
光手段) D1・・・第1方向 D2・・・第2方向 136・・・反射手段 136A・・・ミラー 138・・・反射手段の移動部 150・・・スクリーン(投写面部) 170・・・照明用の光源 180・・・光ファイバーアレイ(光案内手段) 190・・・エア供給部 192・・・エアホース 249・・・光反射手段 241・・・ミラー 242・・・移動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長坂 学 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−15536(JP,A) 特開 平8−271986(JP,A) 特開 平2−195384(JP,A) 特開 平4−22938(JP,A) 特開 平8−314009(JP,A) 特開 平11−178014(JP,A) 特開 平8−201937(JP,A) 特開 平6−18840(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/13 G03B 21/00 - 21/30 G03B 33/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1光学部材に対して第2光学部材を位
    置決めする際に、前記第2光学部材を通して前記第1光
    学部材に光を与える複数のスポット状の光を形成する光
    源と、 前記第2光学部材と前記第1光学部材を通った第1方向
    に沿った前記光源の光を、前記第1方向とは異なる第2
    方向に沿って反射させる反射手段と、 前記反射手段により前記第2方向に沿って反射された前
    記光源の光を投映することで、前記第1光学部材と前記
    第2光学部材の位置決め状態を示すための投写面部と、
    を備えることを特徴とする光学調整装置。
  2. 【請求項2】 前記光源は、複数の光ファイバーと、前
    記複数の光ファイバーの端部を配置する配置部材とを有
    する請求項1に記載の光学調整装置。
  3. 【請求項3】 前記第1光学部材はプリズムであり、前
    記第2光学部材は前記プリズムに対して位置決めして固
    定される液晶パネルユニットである請求項1又は請求項
    2に記載の光学調整装置。
  4. 【請求項4】 前記第1光学部材と前記第2光学部材
    は、投写型表示装置の光学系の一部を構成する請求項3
    に記載の光学調整装置。
  5. 【請求項5】 前記第2光学部材は、赤色、青色、緑色
    に対応して用意され、前記赤色の前記第2光学部材と、
    前記青色の前記第2光学部材と、前記緑色の前記第2光
    学部材が、前記第1光学部材の異なる面に位置決めして
    固定される請求項3に記載の光学調整装置。
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