JP3467606B2 - 浄水機能付冷水生成器 - Google Patents

浄水機能付冷水生成器

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JP3467606B2 JP13770994A JP13770994A JP3467606B2 JP 3467606 B2 JP3467606 B2 JP 3467606B2 JP 13770994 A JP13770994 A JP 13770994A JP 13770994 A JP13770994 A JP 13770994A JP 3467606 B2 JP3467606 B2 JP 3467606B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷却したタンク汲置き
式のろ過水、または連続使用可能な常温のろ過水の両方
を供給可能な浄水機能付冷水生成器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から飲料水用として、冷却したろ過
水と常温のろ過水を供給する浄水機能付冷水生成器が用
いられている。冷却水を浄水する装置に関しては特開平
1−310786号公報が、さらに浄水カートリッジ中
に水を滞留させない装置として特開平3−94885号
公報が知られている。
【0003】浄水後冷却して冷水を供給する装置として
特開平4−243593号公報、特開平4−29358
2号公報が知られている。また冷却水槽中に浄水カート
リッジを組み込んだ装置として特開昭62−10897
7号公報、特開平4−118011号公報、特開平4−
141290号公報、実開平2−133490号公報が
知られているがこれは冷水と浄水の切り替え機能を備え
ていない。浄水後冷却水槽で冷却し、冷却水を供給ある
いは、浄水のみを供給する切り替え機能付装置について
は特開平4−363191号公報、特開平4−3207
77号公報として知られている。さらに、冷却水槽中に
浄水カートリッジを組み込み冷却水と冷却しない浄水を
切り替え供給する装置は特開平4−61982号公報と
して知られているがこの装置は浄水カートリッジを冷却
水用と常温水用と2台備えている。
【0004】1つの冷却水槽中に1つの浄水カートリッ
ジを備えかつ冷却水と常温の浄水を切り替える装置は、
特開平4−341389号公報で知られているが以下に
この特許明細を基に、従来の浄水機能付冷水生成器につ
いて図5を参照しながら説明する。図5は従来の浄水機
能付冷水生成器の概略側断面図である。
【0005】図5に示すように、冷却水槽1の外壁に密
着して取り付けられた冷却素子(ペルチェ素子)2によ
り、原水供給パイプ6より供給された原水は冷却されて
保存されている。浄水カートリッジ3には、ろ過材とし
て活性炭4と、側壁に微孔が設けられた中空糸膜5を束
ねたものが封入されている。原水供給パイプ6から供給
された原水は冷却水槽1と浄水カートリッジ3の何れか
に原水側三方弁24で流出方向が切り替えられる。浄水
カートリッジ3の流入口には、冷水側三方弁25が設け
られ、原水供給パイプ6から浄水カートリッジ3へまた
は、冷却水槽1から浄水カートリッジ3へ流入するよう
切り替えられる。なお、26は原水側三方弁24から冷
却水槽1への流入口、27は原水側三方弁24から冷水
側三方弁への配管である。
【0006】以上のように構成された浄水機能付冷水生
成器について以下にその動作を説明する。
【0007】冷却した浄水を供給する場合は、原水側三
方弁24を冷却水槽1の側に切り替え、冷水側三方弁2
5を冷却水槽1から浄水カートリッジ3へ流入する位置
に切り替えられ、流入口26より流入した原水は、冷却
水槽1の内部であらかじめ冷却された冷水を押し出し、
冷水側三方弁25を介して浄水カートリッジ3の内部に
流入し、活性炭4で原水中の残留塩素等の臭いの成分を
除去され、さらに、中空糸膜5で濁りの成分や雑菌を除
去されて吐出口9より冷却された浄水が吐出される。
【0008】また、常温の浄水を供給する場合は、原水
側三方弁24は、浄水用カートリッジ3の側に、冷水側
三方弁25は配管27から浄水用カートリッジ3へ流入
するよう切り替えられ、原水供給パイプ6より流入した
原水は、直接浄水用カートリッジ3の内部に流入され、
冷水のときと同様に活性炭4と中空糸膜5でろ過されて
吐出口9より常温のろ過水が吐出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
成では、冷却水と常温の浄水の切り替えのタイミングが
明確に記述されていない。つまり冷却水を吐出する場
合、冷却水の量はタンクの容量と同じになるが終点付近
では冷却水と常温の水がまざり合った状態になり、どこ
までを冷却水として使用し、どの時点で通常の浄水に切
り替えるべきか明確にできないという問題点を有してい
た。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、冷却した浄水を供給したい場合に、すぐに供給で
き、かつ冷却した浄水と常温の浄水がまざり合わないよ
うにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載に係る浄水機能付冷水生成器
は、冷却素子を設けた冷却水槽中にろ過機能を有した浄
水カートリッジを配設し、冷却水槽の水位の上限位置
に、原水供給パイプから冷却水槽側と浄水カートリッジ
の流入側に切り替える浄水/冷水供給切り替え弁を設
け、冷却水槽の水位の下限位置に、原水供給パイプおよ
び冷却水槽側から浄水カートリッジの流入側に水路を切
り替える浄水/冷水吐出切り替え弁を備え、浄水カート
リッジの流出側を常温の浄水および冷却した浄水の吐出
口とした浄水機能付冷水生成器であって、前記浄水/冷
水供給切り替え弁にはフローティング球を用いて冷却水
槽中の水位が変動して前記フローティング球を下降させ
たり浮上させたりすることにより前記原水供給パイプか
ら前記冷却水槽側と前記浄水カートリッジの流入側に切
り替える構成とし、前記浄水/冷水吐出切り替え弁には
重力式ボールを用いて、自然状態では前記原水供給パイ
プ側から前記浄水カートリッジ側取水口への流路が開い
ており、空気圧縮式の冷水押し出しポンプにより加圧さ
れた冷却水を前記浄水カートリッジ側の取水口に流す際
には前記重力式ボールの弁が前記原水供給パイプ側への
流路を閉ざして前記浄水カートリッジ側取水口と前記冷
却水槽との水路を開く構成とし、浄水吐出手段は一般水
栓からの水圧であり、冷却水槽よりの冷却吐出手段は空
気圧縮式の冷水押し出しポンプとした。そして本発明の
請求項2記載に係る浄水機能付冷水生成器は、冷却素子
を設けた冷却水槽中にろ過機能を有した浄水カートリッ
ジとミネラル抽出用カートリッジを配設し、冷却水槽の
水位の上限位置に、原水供給パイプから冷却水槽側と浄
水カートリッジの流入側に切り替える浄水/冷水供給切
り替え弁を設け、冷却水槽の水位の下限位置に、原水供
給パイプから浄水カートリッジの流入側への流路を開閉
する四方弁を設け、浄水カートリッジの流出側を常温の
浄水および冷却した浄水の吐出口とした浄水機能付冷水
生成器であって、前記浄水/冷水供給切り替え弁にはフ
ローティング球を用いて冷却水槽中の水位が変動して前
記フローティング球を下降させたり浮上させたりするこ
とにより前記原水供給パイプから前記冷却水槽側と前記
浄水カートリッジの流入側に切り替わる構成とし、自然
状態では前記原水供給パイ プ側から前記浄水カートリッ
ジ側取水口への流路が開いており、前記ミネラル抽出用
カートリッジの取り入れ口を循環ポンプを介して前記冷
却水槽中に開口し、前記ミネラル抽出用カートリッジの
吐出口は前記原水供給パイプより浄水カートリッジへの
流路と、前記ミネラル抽出用カートリッジより前記浄水
カートリッジへの流路と、前記ミネラル抽出用カートリ
ッジより前記冷却水槽への流路とに切り替える構成の前
記四方弁に接続し、冷水の浄水を前記吐出口より吐出す
る場合は、前記四方弁はミネラル抽出用カートリッジよ
り浄水カートリッジへ流れる流路を開いて前記循環ポン
プの駆動により、冷水の浄水を前記吐出口より吐出する
構成とし、常温の浄水の吐出手段は一般水栓からの水圧
であり、冷却水槽からの冷却された浄水の吐出手段は循
環ポンプとした。
【0012】
【作用】本発明は上記構成において、常温の浄水を供給
する場合は、浄水/冷却供給切り替え弁から浄水カート
リッジ側のパイプに流れ込んだ原水は、浄水/冷水吐出
切り替え弁に達し、重力式ボールにより冷水取り入れ口
を塞ぎ、原水は浄水カートリッジに流れ込み、浄水され
て吐出口より吐出する。
【0013】冷却した浄水を供給する場合は、冷水押し
出しポンプを押し下げることにより冷却水槽の上部空気
が圧縮され、浄水/冷水吐出切り替え弁の重力式ボール
が押し上げられ、原水供給パイプ側の流入口を塞ぎ、冷
水は浄水カートリッジに流れ込み、冷却した浄水となっ
て吐出口より吐出する。
【0014】このような浄水/冷水供給切り替え弁、浄
水/冷水吐出切り替え弁の作用により、簡便に常温の浄
水と冷却した浄水がまざり合うことなく供給することが
できる。
【0015】
【実施例】(実施例1) 以下、本発明の第1の実施例について、図1を参照しな
がら説明する。なお従来例で説明したものと同一構成部
材には同一号を用いる。
【0016】図1において、冷却水槽1の外壁に密着し
て取り付けられた冷却素子(ペルチェ素子)2により流
入した原水は最大満水レベルまで満たされ冷却されてい
る。冷却水槽1中には浄水カートリッジ3がそのほぼ上
限に当たる位置に満水レベルがくるように固定されてい
る。浄水カートリッジ3は、ろ材として流入側(下部)
に活性炭4、流出側(上部)に側壁に微孔が設けられた
空中糸膜5の束が封入されている。原水供給パイプ6よ
り供給された原水は冷却水槽1側と、浄水カートリッジ
3側へ切り替わる浄水/冷水供給切り替え弁7を通過
し、常温の浄水の場合は浄水/冷水吐出切り替え弁8を
通り浄水カートリッジ3へと供給される。浄水カートリ
ッジ3の流出側には冷却した浄水ないしは常温の浄水を
吐出する吐出口9を設けてある。冷却水槽1の上部には
冷水押し出しポンプ10が備えてあり、冷水押し出しポ
ンプ10を押し下げることにより空気を圧縮し冷水を吐
出口9に吐出させる。図中11は水位センサーである。
【0017】以上のように構成された浄水機能付冷水生
成器について以下その動作を説明する。原水供給パイプ
6より流入した原水は浄水/冷水供給切り替え弁7に達
する。
【0018】ここで図2に基づき浄水/冷水供給切り替
え弁7の動作を説明する。図2(a)は浄水/冷水供給
切り替え弁7の冷却水槽1が満水になる前の弁の状態を
示し、図2(b)は浄水/冷水供給切り替え弁7の冷却
水槽1が満水になり流路が切り替わった弁の状態を示
す。浄水/冷水供給切り替え弁7のフローティング球1
2は自重で浄水カートリッジ側14への流入を塞ぐよう
な位置にある。このため原水は冷却水槽側13へ流入す
る。冷却水槽1中の水が増えて、浮力でフローティング
球12を押し上げるようになるとフローティング球12
は冷却水槽側13を塞ぐように移動し最終的に冷却水槽
側13を塞いだ状態で固定される。このとき原水は浄水
カートリッジ側14のパイプに流入する。なお、ガイド
19はフローティング球12、および重力式ボール15
をスムーズに移動させるガイドであり水を通過させるス
テンレスのメッシュ等でできている。
【0019】常温の浄水を供給する場合は、浄水カート
リッジ側14のパイプに流れ込んだ原水は浄水/冷水吐
出切り替え弁8に達する。ここで図3に基づき浄水/冷
水吐出切り替え弁8の動作を説明する。図3(a)は浄
水/冷水吐出切り替え弁8の常温の浄水供給時の弁の状
態を示す。図3(b)は浄水/冷水吐出切り替え弁8の
冷水供給時の弁の状態を示す。この切り替え弁8の重力
式ボール15は比重が水より重くしてあり、自重および
原水の水圧により冷水取り入れ口16を塞ぐ状態で固定
される。このため原水は浄水カートリッジ側取水口17
へ流れ込み活性炭4で原水中の残留塩素等の臭いの成分
を除去され、さらに中空糸膜5で濁りの成分を除去され
て吐出口9より常温の浄水として吐出される。
【0020】冷却水を供給する場合は、冷水押し出しポ
ンプ10を押し下げることにより冷却水槽1の上部空気
が圧縮され、浄水/冷水吐出切り替え弁8の重力式ボー
ル15が押し上げられる。この重力式ボール15は原水
供給パイプ側18の流入口を塞ぎ冷水は浄水カートリッ
ジ3を通り冷却した浄水となって吐出口9より吐出され
る。冷水を押し出し水位が水位センサー11まで下がっ
たとき水位警告の信号を出す。物理的には浄水/冷水供
給切り替え弁7の冷水取り入れ口16まで達したところ
で吐出は停止する。
【0021】冷水を供給する冷却水槽1は2リットル〜
3リットルとする。冷却素子2は水位の高い位置に配置
してあり冷却された水は冷却水槽1の底部に集中する。
冷却水の吐出は冷却水槽1の底部より行うため冷却水槽
1の全ての水を吐出しないでコップに数杯(200cc×
5=1リットル)程度吐出して飲用とする場合は常に最
も冷却された冷水が供給されることになる。
【0022】(実施例2)また、本発明の第2の実施例
について、図4を参照して説明する。
【0023】図4において、20はミネラル成分抽出の
ためのミネラル抽出用カートリッジ、21は原水供給パ
イプ6より浄水カートリッジ3、ミネラル抽出用カート
リッジ20より浄水カートリッジ3、ミネラル抽出用カ
ートリッジ20より冷却水槽1へと切り替わる四方弁、
22は循環水取り入れ口、23は循環およびミネラル冷
水押し出し用の循環ポンプである。
【0024】常温の浄水を供給する場合は、第1の実施
例と同様の経路を通るが四方弁21は、原水供給パイプ
6より浄水カートリッジ3へ流れる位置で固定される。
【0025】ミネラル冷水を吐出する場合は、四方弁2
1はミネラル抽出用カートリッジ20より浄水カートリ
ッジ3へ流れる位置に固定され、循環ポンプ23により
ミネラル冷水かつ浄水が吐出口9より吐出される。一方
ミネラル抽出用カートリッジ20は、ミネラル成分抽出
のため少なくとも10分間、冷却水槽1中に滞留した冷
水を循環させる。循環の方法は、循環水取り入れ口22
より循環ポンプ23によって滞留した冷水を取り込みミ
ネラル抽出用カートリッジ20を通過し四方弁21によ
り再び冷却水槽1中に戻される。このとき四方弁21は
ミネラル抽出用カートリッジ20より冷却水槽1へと流
れる位置で固定されている。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明は、原水供給パイ
プから冷却水槽側と浄水カートリッジの流入側に切り替
わる浄水/冷水供給切り替え弁にフローティング球を用
、原水供給パイプおよび冷却水槽側から浄水カートリ
ッジの流入側に水路を切り替える浄水/冷水吐出切り替
え弁に重力式ボールを用いることにより簡便に、常温の
浄水および、冷却した浄水を供給することができる。ま
た、常温の浄水および、冷却した浄水を供給する切り替
え弁が外部よりの電気的、機械的コントロールを必要と
しない容易な方法で達成できる。冷水吐出手段空気圧
縮式の冷水押し出しポンプ方式であり常温の浄水とまざ
り合うことがない。また、ミネラル抽出用カートリッジ
を追加して配置することが可能であり、一つの四方弁に
より接続され流路の切り替えが容易である。ミネラル抽
出用カートリッジは循環ポンプによる冷水の循環により
充分なミネラルを抽出することが可能である。このよう
に簡易な方法により冷却した浄水、常温の浄水、ミネラ
ル浄水を供給することができる優れた浄水機能付冷水生
成器を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の浄水機能付冷水生成器
の概略側断面図
【図2】(a)は同、浄水/冷水供給切り替え弁の冷却
水槽が満水になる前の弁の状態を示す図 (b)は同、浄水/冷水供給切り替え弁の冷却水槽が満
水になり、流路が切り替わった弁の状態を示す図
【図3】(a)は同、浄水/冷水吐出切り替え弁の常温
の浄水供給時の弁の状態を示す図 (b)は同、浄水/冷水吐出切り替え弁の冷水供給時の
弁の状態を示す図
【図4】本発明の第2の実施例の浄水機能付冷水生成器
の概略側断面図
【図5】従来の浄水機能付冷水生成器の概略側断面図
【符号の説明】
1 冷却水槽 2 冷却素子(ペルチェ素子) 3 浄水カートリッジ 4 活性炭 5 中空糸膜 6 原水供給パイプ 7 浄水/冷水供給切り替え弁 8 浄水/冷水吐出切り替え弁 9 吐出口 10 冷水押し出しポンプ 12 フローティング球 13 冷却水槽側 14 浄水カートリッジ側 15 重力式ボール 16 冷水取り入れ口 17 浄水カートリッジ側取水口 18 原水供給パイプ側 20 ミネラル抽出用カートリッジ 21 四方弁 22 循環水取り入れ口 23 循環ポンプ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却素子を設けた冷却水槽中にろ過機能
    を有した浄水カートリッジを配設し、冷却水槽の水位の
    上限位置に、原水供給パイプから冷却水槽側と浄水カー
    トリッジの流入側に切り替える浄水/冷水供給切り替え
    弁を設け、冷却水槽の水位の下限位置に、原水供給パイ
    プおよび冷却水槽側から浄水カートリッジの流入側に水
    路を切り替える浄水/冷水吐出切り替え弁を備え、浄水
    カートリッジの流出側を常温の浄水および冷却した浄水
    の吐出口とした浄水機能付冷水生成器であって、前記浄
    水/冷水供給切り替え弁にはフローティング球を用いて
    冷却水槽中の水位が変動して前記フローティング球を下
    降させたり浮上させたりすることにより前記原水供給パ
    イプから前記冷却水槽側と前記浄水カートリッジの流入
    側に切り替える構成とし、前記浄水/冷水吐出切り替え
    弁には重力式ボールを用いて、自然状態では前記原水供
    給パイプ側から前記浄水カートリッジ側取水口への流路
    が開いており、空気圧縮式の冷水押し出しポンプにより
    加圧された冷却水を前記浄水カートリッジ側の取水口に
    流す際には前記重力式ボールの弁が前記原水供給パイプ
    側への流路を閉ざして前記浄水カートリッジ側取水口と
    前記冷却水槽との水路を開く構成とし浄水吐出手段は一
    般水栓からの水圧であり、冷却水槽よりの冷却吐出手段
    は空気圧縮式の冷水押し出しポンプとした浄水機能付冷
    水生成器。
  2. 【請求項2】 冷却素子を設けた冷却水槽中にろ過機能
    を有した浄水カートリッジとミネラル抽出用カートリッ
    ジを配設し、冷却水槽の水位の上限位置に、原水供給パ
    イプから冷却水槽側と浄水カートリッジの流入側に切り
    替える浄水/冷水供給切り替え弁を設け、冷却水槽の水
    位の下限位置に、原水供給パイプから浄水カートリッジ
    の流入側への流路を開閉する四方弁を設け、浄水カート
    リッジの流出側を常温の浄水および冷却した浄水の吐出
    口とした浄水機能付冷水生成器であって、前記浄水/冷
    水供給切り替え弁にはフローティング球を用いて冷却水
    槽中の水位が変動して前記フローティング球を下降させ
    たり浮上させたりすることにより前記原水供給パイプか
    ら前記冷却水槽側と前記浄水カートリッジの流入側に切
    り替わる構成とし、自然状態では前記原水供給パイプ側
    から前記浄水カートリッジ側取水口への流路が開いてお
    り、前記ミネラル抽出用カートリッジの取り 入れ口を循
    環ポンプを介して前記冷却水槽中に開口し、前記ミネラ
    ル抽出用カートリッジの吐出口は前記原水供給パイプよ
    り浄水カートリッジへの流路と、前記ミネラル抽出用カ
    ートリッジより前記浄水カートリッジへの流路と、前記
    ミネラル抽出用カートリッジより前記冷却水槽への流路
    とに切り替える構成の前記四方弁に接続し、冷水の浄水
    を前記吐出口より吐出する場合は、前記四方弁はミネラ
    ル抽出用カートリッジより浄水カートリッジへ流れる流
    路を開いて前記循環ポンプの駆動により、冷水の浄水を
    前記吐出口より吐出する構成とし、常温の浄水の吐出手
    段は一般水栓からの水圧であり、冷却水槽からの冷却さ
    れた浄水の吐出手段は循環ポンプとした浄水機能付冷水
    生成器。
  3. 【請求項3】 冷却水槽中の冷却水はミネラル抽出用カ
    ートリッジを循環させる循環ポンプにより循環するよう
    に構成した請求項2記載の浄水機能付冷水生成器。
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