JP3467434B2 - 固体撮像素子およびその製造方法 - Google Patents

固体撮像素子およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子およ
びその製造方法に関し、特に、感度が高められた固体撮
像素子とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の固体撮像素子の平面図を図18
(a)に、また、図18(a)中の直線A−A'におけ
る断面図を図18(b)に示す。図18(a)に示すよ
うに、従来の固体撮像素子は光電変換部23上に入射光
を集光するオンチップレンズ27を有している。また、
図18(b)に示すように、基板22の表面領域内に光
電変換部23が形成され、基板22および光電変換部2
3上を絶縁膜24が覆っている。そして、絶縁膜24上
に光電変換部23受光部上に開口を有する遮光膜25が
形成され、光電変換部の受光部上の絶縁膜24と遮光膜
25上の全面に透明平坦膜26が形成され、その上にさ
らにオンチップレンズ27が形成されている。尚、実際
の固体撮像素子では、基板22上に電極、配線等を有す
るが、本発明の固体撮像素子には直接的には関係がない
のでここでは説明を省略する。
【0003】一般に、固体撮像素子の感度は、入射光量
に対する光電変換部の出力電流の大きさにより定義され
る。したがって、この種の固体撮像素子では、入射した
光を確実に光電変換部23に導入することが感度向上の
ため重要な要素の一つとなっている。この目的のため
に、通常光電変換部23の上にオンチップレンズ27を
形成し、これにより光電変換部23に光を集めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したオンチップレ
ンズ27はフォトレジストを変形後ベークして溶媒を除
去して形成したものなので柔らかくキズがつきやすい。
また、オンチップレンズは吸湿性が高いため、固体撮像
素子チップを収納するパッケージには高い耐湿能力が要
求され、高価なものが必要になる。
【0005】また、オンチップレンズはフォトレジスト
に熱を加え変形させることにより形成していたため、隣
接するオンチップレンズと近づきすぎると接触し集光性
能が低下するため、製造上の寸法の揺らぎによっても接
触することのないように間隔を開ける必要があった。こ
のためオンチップレンズ間に集光できない部分が発生
し、その分感度の低下を招いていた。また、画素の縦横
長さが違う固体撮像素子の場合、オンチップレンズの曲
率が縦方向と横方向とで異なるため焦点が1カ所に定ま
らず感度の低下を起こした。
【0006】また、従来のCCD型固体撮像素子では、
明るい被写体を撮像する際、画像の上下方向に白く尾を
引くスミアという現象が発生することがある。図19は
スミアの発生を説明する図である。スミアの発生を分か
り易く説明するため図19では、図18(b)では省略
していた電荷転送部28を書き加えてある。図19にお
いて、垂直に入射する光cは光電変換に寄与する。しか
し、斜めに入射する光dは、基板22と遮光膜25との
間で多重反射して電荷転送部28へ漏れ込み、また、遮
光膜25上に斜めに入射する光eは遮光膜25の遮光性
が劣化した場合電荷転送部28に漏れ込み、それらがス
ミアを発生させる。
【0007】よって、本願発明の課題は、上述した従来
技術の問題点を解決することであって、その目的は、第
1に、オンチップレンズを使用することなく固体撮像素
子に入射した光が光電変換部に入る率を向上させること
ができるようにすることであり、第2に、スミアの発生
を抑制し得るようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による固体撮像素
子は、半導体基板の表面領域内に規則的に形成された多
数の光電変換部と、各光電変換部毎に前記光電変換部上
を囲む隔壁と、前記隔壁によって区画された領域内に形
成された透明膜と、を有する固体撮像素子であって、前
記透明膜は少なくとも一部の横断面おいて前記隔壁から
離れるにつれて、段階的に若しくは連続的に屈折率が高
くなり、かつ、前記隔壁が、光電変換部の受光領域を画
定する第1の隔壁と、該第1の隔壁の中央部のみに配置
された第2の隔壁から構成されることを特徴としてい
る。また、本発明による固体撮像素子の製造方法は、 (1)基板上に多数の光電変換部を形成する工程と、 (2)前記基板と前記光電変換部上に絶縁膜を形成する
工程と、 (3)前記絶縁膜上に第1の隔壁形成膜を形成する工程
と、 (4)前記第1の隔壁形成膜を部分的に除去し各前記光
電変換部を囲む形状の溝を形成する工程と、 (5)前記溝に第2の隔壁形成膜を埋設して第2の隔壁
を形成する工程と、 (6)前記光電変換部上の前記第1の隔壁形成膜を除去
して前記光電変換部上にテーパー形状の開口を形成する
工程と、 (7)全面に反射膜を形成する工程と、 (8)前記光電変換部上の前記反射膜を除去する工程
と、 (9)前記反射膜によって囲まれた前記光電変換部上
に、少なくとも一部の横断面において中心部に向かっ
て、連続的に若しくは段階的に、屈折率が高くなってい
る透明膜を形成する工程と、を有することを特徴として
いる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の固体撮像素子の実
施の形態について図を参照して説明する。第1の実施の
形態の固体撮像素子の平面図を図1(a)に、また、図
1(a)中の直線A−A′における断面を図1(b)に
示す。図1(a)、図1(b)に示すように、本発明の
第1の実施の形態の固体撮像素子においては、シリコン
基板1の表面領域内に光電変換部2が形成されており、
シリコン基板1および光電変換部2上全面に絶縁膜3が
形成されている。なお、図示は省略されているが、必要
な電極や配線はこの絶縁膜3上に形成されておりかつ絶
縁膜によって被覆されているものと理解されたい。ま
た、光電変換部2の受光部を除く絶縁膜3上には傾斜構
造を有する隔壁形成膜4が形成されており、隔壁形成膜
4上には、光電変換部2の受光部上に開口を有し、その
開口の周囲に傾斜部7を有する反射膜5が形成されてい
る。そして、光電変換部2の受光部上の絶縁膜3と反射
膜5の上にカバー膜6が形成されている。このカバー膜
6は、反射膜5から離れるにつれて、その屈折率が徐々
に高くなるように形成されている。
【0010】次に、第1の実施の形態の固体撮像素子の
製造方法を図2(a)〜図4(b)を参照して説明す
る。まず、図2(a)に示すように、第1導電型のシリ
コン基板1の表面に第2導電型不純物を導入して第2導
電型の光電変換部2を形成する。次に、絶縁膜3を全面
に形成する。実際の固体撮像素子では、シリコン基板1
の表面領域内に各種の拡散層を形成し絶縁膜3上に各種
の電極や配線を形成する。例えば、現在最も広く用いら
れているCCD型固体撮像素子ではシリコン基板1の表
面領域内に電荷転送部や素子分離領域、また、絶縁膜3
の上には電荷転送電極などが形成されているが、本発明
においては、これらに格別の特徴はないので、その図示
と説明は省略する。
【0011】次に、図2(b)に示すように、膜厚が5
〜10μmの隔壁形成膜4を堆積する。この隔壁形成膜
4は半導体装置の膜としてはかなり厚く形成されるた
め、ストレスが大きい場合は膜にクラックがはいった
り、下地のシリコン基板1表面にストレスを与え電気特
性を悪化させるおそれがあるので、そのような材料は避
けた方がよい。また、後工程で行うエッチング工程にお
いて、フォトレジストや下層の絶縁膜3との選択比が大
きく加工が容易なものが望ましい。本実施の形態におい
ては、アモルファスシリコンを用いたが、上記の条件を
満たす材料であれば、アモルファスシリコンに代えて、
適宜採用が可能である。次に、フォトリソグラフィ技術
により、光電変換部2上の開口形成予定部分上に、開口
9を有するフォトレジスト膜8を形成する。
【0012】次に、図3(a)に示すように、フォトレ
ジスト膜8をマスクに開口9の下の部分の隔壁形成膜4
をエッチングする。このときにエッチャーのガス流量や
エネルギー等を制御することによりサイドエッチをか
け、側壁部にテーパー形状を有する開口10を形成す
る。このときのテーパー形状の側面のシリコン基板表面
に対してなす傾斜角は、45゜〜80゜程度が好まし
い。
【0013】次に、フォトレジスト膜8を除去後に、図
3(b)に示すように、全面に反射膜5を形成する。反
射膜5の遮光性が落ちると、シリコン基板1中に形成さ
れているさまざまな素子、CCD型固体撮像素子の場合
は電荷転送部に光が直接漏れこみスミアなどを発生させ
特性劣化につながる。また、反射率が低下すると光電変
換部2に入射する光が減って感度が低下する。このため
反射膜5の材料には、例えば、アルミニウムやタングス
テンなど遮光性が大きく、また、反射率の高いものが好
ましい。また、側壁部のカバレッジがよいものがよく、
減圧CVD(化学的気相成長)法などを適宜使用すれば
よい。また、遮光性が十分得られる膜厚とする。例えば
アルミニウムならば最低100nm程度が必要となる。
【0014】次に、全面に形成した反射膜5のうち、光
電変換部2の受光部上に当たる位置に開口を形成する。
開口の形成方法は、まず、図4(a)に示すように、フ
ォトレジスト膜11を塗布しこれに開口形成部分13よ
りすこし広い開口12を形成する。次に、異方性エッチ
ング法により反射膜5をエッチングする。これにより絶
縁膜3上の反射膜5は除去されテーパー面上の反射膜5
はわずかにエッチングされて残る。反射膜5の膜厚はこ
のエッチング後の膜厚が十分遮光性を有する膜厚になる
ように選べばよい。
【0015】次に、フォトレジスト膜11を除去後、屈
折率が徐々に大きくなるカバー膜6を堆積し表面を平坦
化する〔図4(b)〕。平坦化は例えばCMP法(化学
的機械的研磨法)または塗布膜により行えばよい。カバ
ー膜6は、ドーパントを添加しながら徐々に屈折率を大
きくして形成する。図4(b)の点線で区画した大、
中、小の部分は、模式的に示した屈折率のそれぞれ大、
中、小のカバー膜の部分である。カバー膜6は素子表面
の保護はもちろんのこと、カバー膜の光の屈折率の作用
により、図4(b)に示すように、斜めに入射した光a
を下方向に屈折させ、より垂直に近い角度で光電変換部
2に入射させることができ感度を向上させることができ
る。これにより、図1(a)および図1(b)に示した
第1の実施の形態の固体撮像素子を完成する。もちろん
従来用いていたオンチップレンズを併用してさらに集光
性をあげてもよい。また、隔壁形成膜4を反射性を有す
るものにして反射膜5を省略してもよい。
【0016】本発明の第2の実施の形態の固体撮像素子
の平面図を図5(a)に、また、図5(a)中の直線A
−A′における断面を図5(b)に、また、第2の実施
の形態の固体撮像素子の製造方法の工程順断面図を図6
(a)〜図8に示す。図5(a)に示すように、本発明
の第2の実施の形態の固体撮像素子では、光電変換部2
を囲むように点線で示した第2隔壁形成膜16が形成さ
れている。また、図5(b)に示すように、第2隔壁形
成膜16は、絶縁膜3上に垂直に形成される。第2隔壁
形成膜16上部を反射膜5が覆い、反射膜5は光電変換
部の受光部上部に隔壁形成膜4のテーパー部上を覆って
形成される。
【0017】本発明の第2の実施の形態の固体撮像素子
の製造方法を、図6(a)〜図8を参照しながら説明す
る。第2の実施の形態の製造方法において、隔壁形成膜
4を堆積するまでの工程は、第1の実施の形態の製造方
法において説明した方法と同様であるので説明は省略す
る。
【0018】隔壁形成膜4を堆積した後、膜4をフォト
レジストなどをマスクにエッチングを行い、溝15を形
成する〔図6(a)〕。次に、全面に第2隔壁形成膜1
6を堆積し溝15を埋設する〔図6(b)〕。第2隔壁
形成膜16は次に行う隔壁形成膜4のエッチングに対し
て耐性を有し、また幅が狭くかつ深い形状の溝15をボ
イドなく埋設できる必要がある。例えば、シリコン酸化
物やシリコン窒化物などを減圧CVD法により堆積すれ
ばよい。
【0019】次に、図7(a)に示すように、上面の第
2隔壁形成膜16を除去する。続いて、隔壁形成膜4の
光電変換部2の受光部上にあたる部分に開口9を有する
フォトレジスト膜8を形成する。次に、フォトレジスト
膜8をマスクに隔壁形成膜4の異方性を調整しながらエ
ッチングを行う。このときに第2隔壁形成膜16はエッ
チングされないため、図7(b)に示すように、第2隔
壁形成膜16下部はテーパー形状の隔壁形成膜4によっ
て覆われ、一方、光電変換部2の受光部上は隔壁形成膜
4がすべてエッチングされて露出している。
【0020】続いて、フォトレジスト膜8を除去した後
に反射膜5を堆積する。そして、第1の実施の形態と同
様にフォトレジスト膜11に開口12を形成した後、エ
ッチングを行い光電変換部2の受光部上の反射膜を除去
する(図8)。次に、フォトレジスト膜11を除去した
後、屈折率が徐々に高くなるカバー膜6を堆積し図5
(a)、図5(b)に示す第2の実施の形態の固体撮像
素子を完成する。以上の製造方法により製造された第2
の実施の形態の固体撮像素子では、平坦部に形成される
反射膜5の面積を減少させることができ、これにより光
電変換部2の受光部への入射光量を増加させることがで
き、固体撮像素子の感度を向上させることが可能にな
る。
【0021】本発明の第3の実施の形態の固体撮像素子
の平面図を図9(a)に、また、図9(a)中の直線A
−A′における断面図を図9(b)に示す。図9(a)
に示されるように、本実施の形態においては、各光電変
換部2を囲むように、点線で示した第2隔壁形成膜1
6、第3隔壁形成膜17が形成されている。本実施の形
態の第2の実施の形態との構造上の特徴的な違いは、断
面図に現われ、図9(b)に示されるように、隔壁形成
膜16、17で形成される隔壁の頭部は、反射膜5に覆
われない。第2の実施の形態では、図8を参照して説明
したように、反射膜5の光電変換部2の受光部上の開口
形成を、フォトレジスト膜11により反射膜5をマクス
し異方性エッチングすることにより行っていたが、第3
の実施の形態の固体撮像素子は、フォトレジストを用い
ずに異方性エッチングを行っている。
【0022】これにより、自己整合的に光電変換部2の
受光部上に開口を形成することができ、下地段差の大き
な部分にパターニングしているフォトレジストの形成が
必要がなくなり工程数削減ができる。ただし反射膜5は
光電変換部2上だけでなく隔壁の上部もエッチングされ
るため、隔壁に遮光性の低い膜を使用した場合、光がシ
リコン基板1中に漏洩しCCD型固体撮像素子の場合は
スミアなどのノイズを発生させる。このため低ノイズが
要求される場合は隔壁の下部に別途遮光性を有する膜
(図示しない)または隔壁に遮光性をもたせる必要があ
る。隔壁は金属などの遮光性を有する膜を溝に埋設する
ことにより形成してもよいが、溝は大きな縦横比を有す
るので底部が埋まらずにボイドを生じる可能性がある。
このときは隔壁の下部はシリコン酸化膜などを埋設性の
よい減圧CVD法を用いて埋込み、隔壁の上部に遮光性
を有する膜により埋設すればよい。
【0023】第3の実施の形態の固体撮像素子の製造方
法の一例を図10(a)〜図11(b)を参照しながら
説明する。最初の工程は、第2の実施の形態で説明した
ように、シリコン基板1および光電変換部2上の絶縁膜
3上に形成した隔壁形成膜4に溝15を形成した後、第
2隔壁形成膜16で溝15を埋設する〔図10
(a)〕。次に、第2隔壁形成膜16をエッチングす
る。このとき、隔壁形成膜4上の第2隔壁形成膜16を
除去し、さらに溝内の第2隔壁形成膜16もある程度、
例えば絶縁膜3の表面から1〜3μmくらいのところま
でエッチングする。次に、図10(b)に示すように、
遮光性を有する第3隔壁形成膜17を隔壁形成膜4と第
2隔壁形成膜16上の全面に堆積する。第3隔壁形成膜
は、例えばアルミニウムやタングステンなどが好まし
い。
【0024】次に、異方性エッチングにより第3隔壁形
成膜を図10(b)に示した隔壁形成膜4で囲われた溝
の部分だけを残し除去する。次に、第2の実施の形態と
同様にフォトレジスト膜8によるマスクパターンを形成
し、隔壁形成膜4をエッチングし、図11(a)に示す
構造を得る。次に、図11(b)に示すように、フォト
レジスト膜8を除去した後、反射膜5を堆積する。次
に、反射膜5の光電変換部2の受光部上の部分が除去さ
れるまでエッチングを行い、次に、カバー膜6を第1の
実施の形態にて示したように形成して、図9(a)およ
び図9(b)に示した第3の実施の形態の固体撮像素子
を得る。
【0025】第4の実施の形態の固体撮像素子の平面図
を図12(a)に、また、図12(a)中の直線A−
A′における断面を図12(b)に、また、製造方法の
工程順断面図を図13(a)〜13(b)に示す。第4
の実施の形態の固体撮像素子は、図12(a)に示すよ
うに、光電変換部2の受光部上に屈折率の違う透明膜1
8、19、20を有する。また、図12(b)に示すよ
うに、光電変換部2の受光部は隔壁形成膜16、17で
形成される隔壁で囲まれる。そして、光電変換部上に、
光電変換部の受光部の端から中心に向かって段々に屈折
率が高くなるような透明膜18、19、20を埋設し、
さらにその上部を平坦化したものである。
【0026】次に、第4の実施の形態の製造方法を示
す。第4の実施の形態による屈折率の違う透明膜の形成
方法は、先に示した第1〜第3までのどの実施の形態に
も適用できるが、ここでは、第3の実施の形態に適用し
た例を示す。図13(a)に示す反射膜5の形成までの
第4の実施の形態の製造方法は、図11(b)に示した
第3の実施の形態の固体撮像素子の製造方法と同様であ
るので説明を省略する。図13(a)に示す反射膜5を
形成し、第3の実施の形態と同様にエッチングにより光
電変換部2の受光部上と第3隔壁形成膜上の反射膜を除
去した後、透明膜18、19、20までを順次堆積す
る。この透明膜18〜20は後になるに従い屈折率が高
くなるようにする。ここでは境界がはっきりした3枚の
膜で示したが2枚以上ならば何枚でもよく枚数が多い方
が好ましい。このときの断面図を図13(b)に示す。
次に、上部をCMP法などで研磨し上部を平坦化する。
これにより図12(a)、図12(b)に示す第4の実
施の形態の固体撮像素子を完成する。
【0027】透明膜18〜20はテーパー形状に形成さ
れた逆錐体の中心部に行くに従い屈折率が高くなるよう
に配置されている。屈折率の高い膜から低い膜に斜めに
入射した光bは図12(b)に示すように、光電変換部
2の受光部の方向に屈折する。これにより光電変換部に
垂直近い角度で入射するようになり感度が向上し、ま
た、CCD型固体撮像素子の場合はスミアが低減すると
いう効果がある。
【0028】第5の実施の形態の固体撮像素子の平面図
を図14(a)に、また、図14(a)中の直線A−
A′における断面を図14(b)に、また、製造方法の
工程順断面図を図15(a)〜図16に示す。図14
(a)、14(b)に示す第5の実施の形態の固体撮像
素子の構造は、光電変換部2上に屈折率の違う透明膜1
8、19、20を有する。第4の実施の形態との特徴的
な構造の違いは、図14(b)の断面図に示すように、
第3隔壁形成膜17とこの膜17を挟む反射膜5の上部
を尖らせたものであり、この構造により光がこの部分で
上方に反射するのが減り、入射光量が増え感度が向上す
る。
【0029】隔壁の上部を尖らせたこの実施の形態は前
述した第2〜第4のどの実施の形態にも適用できるが、
ここでは第4の実施の形態に適用したものを示す。ま
ず、第4の実施の形態の図13(a)で示したように、
隔壁形成膜16、17を形成する(この前の工程は、第
4の実施の形態で説明した工程と同じなので説明を省略
する)が、このときに図15(a)に示すように、隔壁
を構成する第3隔壁形成膜の隔壁形成膜4で覆われない
部分を多くしておく(すなわち、図13(a)と比較し
て図15(a)の第3隔壁形成膜17が縦方向に長
い)。次に、第4の実施の形態と同様にエッチングによ
り光電変換部と隔壁上部の反射膜5を除去した後、透明
膜18、19、20を形成する〔図15(b)〕。
【0030】次にCMP法によって研磨する(図1
6)。次に、露出している透明膜18、19、20と第
3隔壁形成膜および反射膜5をエッチングする。このと
きに透明膜18、19、20と第3隔壁形成膜17、反
射膜5のエッチング速度の比を変えることにより、第3
隔壁形成膜17および反射膜5により形成されている隔
壁上部の傾斜を変えることができる。例えば(透明膜1
8、19、20のエッチングレート):(第3隔壁形成
膜および反射膜5のエッチングレート)を5:1にすれ
ば隔壁の水平面に対する傾き(尖った隔壁と水平面のな
す角の正接)を5にすることができる。これにより、図
14(a)、14(b)に示す本発明第5の実施の形態
の固体撮像素子を得ることができる。
【0031】次に、第6の実施の形態の固体撮像素子の
平面図を図17(a)に、また、図17(a)中の直線
A−A′における断面を図17(b)に示す。図17
(a)、図17(b)に示すように、第6の実施の形態
は、反射膜を用いずに、代わりに屈折率の違う透明膜と
オンチップレンズ21とを組み合わせたものである。第
6の実施の形態の製造方法は、遮光性を有する第3隔壁
形成膜を用いて隔壁を形成したのちに屈折率の低いほう
から高いほうへ順に透明膜18、19、20を堆積しC
MP法により研磨する。次に、オンチップレンズ21を
形成して、図17(a)、17(b)に示す第6の実施
の形態の固体撮像素子を完成する。このように形成され
た第6の実施の形態の固体撮像素子によれば、屈折率の
違う透明膜18、19、20とオンチップレンズ21の
集光効果が加わり、さらに感度の高い固体撮像素子が得
られる。
【0032】以上好ましい実施の形態について説明した
が、本発明はこれら実施の形態に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された範囲内において適宜の
変更が可能なものである。例えば、透明膜(a)の堆積
工程では、連続的に膜を堆積するものとして説明した
が、堆積とエッチバックを繰り返しながら膜の屈折率を
上げていくようにしてもよい。これにより、光電変換部
の中心部分に屈折率の高い膜を集中させることができよ
り集光性を高めることが出来る。また、本発明は、CC
D型固体撮像素子、MOS型固体撮像素子等を含む光電
変換部を有する全ての固体撮像素子に適用できるもので
ある。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の固体撮像素
子は、個々の光電変換部の中心部より外側に向かって屈
折率が徐々に若しくは段階的に低くなる透明膜(カバー
膜)を形成したものであるので、本発明によれば、固体
撮像素子に入射した光が光電変換部に入る率を上げて感
度の向上した固体撮像素子を得ることができる。また、
オンチップレンズを用いない実施の形態においては、素
子表面が硬いカバー膜により覆われているため、ケース
を簡略化できコスト低減を図ることができる。また、C
CD型固体撮像装置においては、電荷転送部への入射光
を低減してスミアの発生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態の平面図および断面図。
【図2】 第1の実施の形態の工程順断面図(その
1)。
【図3】 第1の実施の形態の工程順断面図(その
2)。
【図4】 第1の実施の形態の工程順断面図(その
3)。
【図5】 第2の実施の形態の平面図および断面図。
【図6】 第2の実施の形態の工程順断面図(その
1)。
【図7】 第2の実施の形態の工程順断面図(その
2)。
【図8】 第2の実施の形態の工程順断面図(その
3)。
【図9】 第3の実施の形態の平面図および断面図。
【図10】 第3の実施の形態の工程順断面図(その
1)。
【図11】 第3の実施の形態の工程順断面図(その
2)。
【図12】 第4の実施の形態の平面図および断面図。
【図13】 第4の実施の形態の工程順断面図。
【図14】 第5の実施の形態の平面図および断面図。
【図15】 第5の実施の形態の工程順断面図(その
1)。
【図16】 第5の実施の形態の工程順断面図(その
2)。
【図17】 第6の実施の形態の平面図および断面図。
【図18】 従来例の平面図および断面図。
【図19】 スミアの発生を説明する図。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 光電変換部 3 絶縁膜 4 隔壁形成膜 5 反射膜 6 カバー膜 7 傾斜部 8 フォトレジスト膜 9 開口 10 開口 11 フォトレジスト膜 12 開口 13 開口形成部分 15 溝 16 第2隔壁形成膜 17 第3隔壁形成膜 18 透明膜 19 透明膜 20 透明膜 21 オンチップレンズ 22 基板 23 光電変換部 24 絶縁膜 25 遮光膜 26 透明平坦膜 27 オンチップレンズ 28 電荷転送部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/14 H01L 27/148 H04N 5/335

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の表面領域内に規則的に形成
    された多数の光電変換部と、各光電変換部毎に前記光電
    変換部上を囲む隔壁と、前記隔壁によって区画された領
    域内に形成された透明膜と、を有する固体撮像素子であ
    って、前記透明膜は少なくとも一部の横断面おいて前記
    隔壁から離れるにつれて、段階的に若しくは連続的に屈
    折率が高くなり、かつ、前記隔壁が、光電変換部の受光
    領域を画定する第1の隔壁と、該第1の隔壁の中央部の
    みに配置された第2の隔壁から構成されることを特徴と
    する固体撮像素子。
  2. 【請求項2】 前記隔壁は、反射機能を有するか、若し
    くは、その表面に反射膜が形成されていることを特徴と
    する請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 【請求項3】 前記隔壁は、その断面形状が前記半導体
    基板に近づくに従い厚くなるように形成されており、そ
    の側面が傾斜を有していることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の固体撮像素子。
  4. 【請求項4】 前記第2の隔壁が、前記第2の隔壁の上
    層膜よりも埋め込み性のよい下層膜と前記下層膜よりも
    遮光性に優れた上層膜との二層膜によって形成されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記
    載の固体撮像素子。
  5. 【請求項5】 前記第2の隔壁の上部の側面が、前記第
    1の隔壁に覆われていないことを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  6. 【請求項6】 前期第2の隔壁の頭部が尖っていること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の固
    体撮像素子。
  7. 【請求項7】 前記光電変換部上の前記透明膜上にオン
    チップレンズを有することを特徴とする請求項1乃至6
    のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  8. 【請求項8】 (1)基板上に多数の光電変換部を形成
    する工程と、 (2)前記基板と前記光電変換部上に絶縁膜を形成する
    工程と、 (3)前記絶縁膜上に第1の隔壁形成膜を形成する工程
    と、 (4)前記第1の隔壁形成膜を部分的に除去し各前記光
    電変換部を囲む形状の溝を形成する工程と、 (5)前記溝に第2の隔壁形成膜を埋設して第2の隔壁
    を形成する工程と、 (6)前記光電変換部上の前記第1の隔壁形成膜を除去
    して前記光電変換部上にテーパー形状の開口を形成する
    工程と、 (7)全面に反射膜を形成する工程と、 (8)前記光電変換部上の前記反射膜を除去する工程
    と、 (9)前記反射膜によって囲まれた前記光電変換部上
    に、少なくとも一部の横断面において中心部に向かっ
    て、連続的に若しくは段階的に、屈折率が高くなってい
    る透明膜を形成する工程と、を有する固体撮像素子の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 前記光電変換部上の前記反射膜を除去す
    る工程においては、前記光電変換部上に開口を有するフ
    ォトレジスト膜をマスクとして、若しくは、マスクを介
    することなくエッチングを行うことを特徴とする請求項
    8記載の固体撮像素子の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記反射膜によって囲まれた前記光電
    変換部上に、少なくとも一部の横断面において中心部に
    向かって、連続的に若しくは段階的に、屈折率が高くな
    っている透明膜を形成する工程においては、透明膜の堆
    積とエッチバックとの繰り返し工程が含まれていること
    を特徴とする請求項8記載の固体撮像素子の製造方法。
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