JP3467282B2 - 新規なポリフェノール及びその製造方法 - Google Patents
新規なポリフェノール及びその製造方法Info
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- JP3467282B2 JP3467282B2 JP34836992A JP34836992A JP3467282B2 JP 3467282 B2 JP3467282 B2 JP 3467282B2 JP 34836992 A JP34836992 A JP 34836992A JP 34836992 A JP34836992 A JP 34836992A JP 3467282 B2 JP3467282 B2 JP 3467282B2
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- polyphenol
- ketone
- reaction mixture
- cycloalkyl group
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なポリフェノール
及びその製造方法に関し、詳しくは、トリフェニルメタ
ン型の骨格を有し、二つのフェニル核はそれぞれ一つの
水酸基を有し、残余のフェニル核は隣接する二つの水酸
基を有する4官能ポリフェノール及びその製造方法に関
する。
及びその製造方法に関し、詳しくは、トリフェニルメタ
ン型の骨格を有し、二つのフェニル核はそれぞれ一つの
水酸基を有し、残余のフェニル核は隣接する二つの水酸
基を有する4官能ポリフェノール及びその製造方法に関
する。
【0002】このようなポリフェノールは、集積回路の
封止材料、積層材料、電気絶縁材料等に用いられるエポ
キシ樹脂の原料、エポキシ樹脂の硬化剤、感熱記録に用
いられる顕色剤や退色防止剤等に有用であり、このほ
か、殺菌剤、防菌防カビ剤等の添加剤としても有用であ
る。
封止材料、積層材料、電気絶縁材料等に用いられるエポ
キシ樹脂の原料、エポキシ樹脂の硬化剤、感熱記録に用
いられる顕色剤や退色防止剤等に有用であり、このほ
か、殺菌剤、防菌防カビ剤等の添加剤としても有用であ
る。
【0003】
【従来の技術】従来、例えば、特開平1−311040
号公報や特公昭64−83035号公報、J. Chem. So
c., 985−989(1954)等に記載されているよ
うに、種々のトリスフェノール誘導体とその用途が提案
されている。しかしながら、これらのトリスフェノール
誘導体は、いずれも、三つのフェニル核がそれぞれ単一
の水酸基を有するものである。また、特開平3−158
856号公報には、一つのフェニル核に二つの水酸基を
有する化合物も開示されているが、その場合に、二つの
水酸基は隣接しておらず、有用ではあっても、その製造
が困難である。即ち、フェニル核において、二つの水酸
基が隣接していないレゾルシン型の骨格を分子内に有す
るポリフェノールは、その製造の際に、一般に、副反応
が多く、収率が低い。
号公報や特公昭64−83035号公報、J. Chem. So
c., 985−989(1954)等に記載されているよ
うに、種々のトリスフェノール誘導体とその用途が提案
されている。しかしながら、これらのトリスフェノール
誘導体は、いずれも、三つのフェニル核がそれぞれ単一
の水酸基を有するものである。また、特開平3−158
856号公報には、一つのフェニル核に二つの水酸基を
有する化合物も開示されているが、その場合に、二つの
水酸基は隣接しておらず、有用ではあっても、その製造
が困難である。即ち、フェニル核において、二つの水酸
基が隣接していないレゾルシン型の骨格を分子内に有す
るポリフェノールは、その製造の際に、一般に、副反応
が多く、収率が低い。
【0004】これに対して、トリフェニルメタン型の骨
格を有し、二つのフェニル核がそれぞれ一つの水酸基を
有し、残余のフェニル核が隣接する二つの水酸基を有す
るカテコ−ル型の骨格を有する4官能ポリフェノール
は、その製造の際に、副反応が実質的に起こらないの
で、高収率で且つ高純度で得ることができる。また、こ
のような4官能ポリフェノールは、従来のフェノール核
にそれぞれ一つの水酸基のみ有する3官能ポリフェノー
ルよりも、官能基数が多く、例えば、エポキシ樹脂とす
れば、架橋密度が大きくなり、耐熱性が向上する。
格を有し、二つのフェニル核がそれぞれ一つの水酸基を
有し、残余のフェニル核が隣接する二つの水酸基を有す
るカテコ−ル型の骨格を有する4官能ポリフェノール
は、その製造の際に、副反応が実質的に起こらないの
で、高収率で且つ高純度で得ることができる。また、こ
のような4官能ポリフェノールは、従来のフェノール核
にそれぞれ一つの水酸基のみ有する3官能ポリフェノー
ルよりも、官能基数が多く、例えば、エポキシ樹脂とす
れば、架橋密度が大きくなり、耐熱性が向上する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、トリフェニ
ルメタン型の骨格を有し、二つのフェニル核はそれぞれ
一つの水酸基を有し、残余のフェニル核は隣接する二つ
の水酸基を有する4官能ポリフェノール及びその製造方
法を提供することを目的とする。
ルメタン型の骨格を有し、二つのフェニル核はそれぞれ
一つの水酸基を有し、残余のフェニル核は隣接する二つ
の水酸基を有する4官能ポリフェノール及びその製造方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるポリフェノ
ールは、一般式(Ia)
ールは、一般式(Ia)
【0007】
【化4】
【0008】(式中、nは1又は2であり、nが1であ
るとき、Rは、炭素数5〜7のシクロアルキル基を示
し、nが2であるとき、Rは、炭素数5〜7のシクロア
ルキル基か、又はRのうち一方は炭素数1〜4のアルキ
ル基を示し、他方は炭素数5〜7のシクロアルキル基を
示す。)で表されることを特徴とする。
るとき、Rは、炭素数5〜7のシクロアルキル基を示
し、nが2であるとき、Rは、炭素数5〜7のシクロア
ルキル基か、又はRのうち一方は炭素数1〜4のアルキ
ル基を示し、他方は炭素数5〜7のシクロアルキル基を
示す。)で表されることを特徴とする。
【0009】また、本発明によるポリフェノールの製造
方法は、酸触媒の存在下、アルコール溶媒中にて、3,4
−ジヒドロキシベンズアルデヒドと一般式(II)
方法は、酸触媒の存在下、アルコール溶媒中にて、3,4
−ジヒドロキシベンズアルデヒドと一般式(II)
【0010】
【化5】
【0011】(式中、Rは、それぞれ独立に、炭素数1
〜4のアルキル基又は炭素数5〜7のシクロアルキル基
を示し、nは、0〜2の整数を示す。)で表されるフェ
ノール化合物とを反応させて、一般式(Ib)
〜4のアルキル基又は炭素数5〜7のシクロアルキル基
を示し、nは、0〜2の整数を示す。)で表されるフェ
ノール化合物とを反応させて、一般式(Ib)
【0012】
【化6】
【0013】(式中、Rは、それぞれ独立に、炭素数1
〜4のアルキル基又は炭素数5〜7のシクロアルキル基
を示し、nは、0〜2の整数を示す。)で表されるポリ
フェノールを製造する方法において、反応終了後、反応
混合物に含まれる酸触媒を中和し、次いで、反応混合物
に芳香族炭化水素と脂肪族ケトンとからなる混合溶媒を
加えて加熱し、その後、反応混合物を冷却して、上記ポ
リフェノールを晶析させることを特徴とする。
〜4のアルキル基又は炭素数5〜7のシクロアルキル基
を示し、nは、0〜2の整数を示す。)で表されるポリ
フェノールを製造する方法において、反応終了後、反応
混合物に含まれる酸触媒を中和し、次いで、反応混合物
に芳香族炭化水素と脂肪族ケトンとからなる混合溶媒を
加えて加熱し、その後、反応混合物を冷却して、上記ポ
リフェノールを晶析させることを特徴とする。
【0014】先ず、本発明による新規なポリフェノール
について説明する。本発明による前記一般式(Ia)で
表されるポリフェノールにおいて、nは1又は2であ
り、nが1であるとき、Rは、炭素数5〜7のシクロア
ルキル基を示し、nが2である とき、Rは、炭素数5〜
7のシクロアルキル基か、又はRのうち一方は炭素数1
〜4のアルキル基を示し、他方は炭素数5〜7のシクロ
アルキル基を示す。但し、Rの芳香環上におけるその置
換位置は、特に限定されるものではない。
について説明する。本発明による前記一般式(Ia)で
表されるポリフェノールにおいて、nは1又は2であ
り、nが1であるとき、Rは、炭素数5〜7のシクロア
ルキル基を示し、nが2である とき、Rは、炭素数5〜
7のシクロアルキル基か、又はRのうち一方は炭素数1
〜4のアルキル基を示し、他方は炭素数5〜7のシクロ
アルキル基を示す。但し、Rの芳香環上におけるその置
換位置は、特に限定されるものではない。
【0015】本発明においては、特に、前記一般式(I
a)で表されるポリフェノールの好ましい具体例とし
て、次式
a)で表されるポリフェノールの好ましい具体例とし
て、次式
【0016】
【化7】
【0017】で表される4,4'−〔(3,4−ジヒドロキシ
フェニル)メチレン〕ビス〔2−シクロヘキシル−5−
メチルフェノール〕を挙げることができる。
フェニル)メチレン〕ビス〔2−シクロヘキシル−5−
メチルフェノール〕を挙げることができる。
【0018】次に、本発明によるポリフェノールの製造
方法について説明する。本発明は、一般式(Ib)
方法について説明する。本発明は、一般式(Ib)
【0019】
【化8】
【0020】(式中、Rは、それぞれ独立に、炭素数1
〜4のアルキル基又は炭素数5〜7のシクロアルキル基
を示し、nは、0〜2の整数を示す。)で表されるポリ
フェノールの製造方法であって、酸触媒の存在下、アル
コール溶媒中にて、3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒ
ドと一般式(II)
〜4のアルキル基又は炭素数5〜7のシクロアルキル基
を示し、nは、0〜2の整数を示す。)で表されるポリ
フェノールの製造方法であって、酸触媒の存在下、アル
コール溶媒中にて、3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒ
ドと一般式(II)
【0021】
【化9】
【0022】(式中、Rは、それぞれ独立に、炭素数1
〜4のアルキル基又は炭素数5〜7のシクロアルキル基
を示し、nは、0〜2の整数を示す。)で表されるフェ
ノール化合物との反応の終了後、反応混合物に含まれる
酸触媒を中和し、次いで、反応混合物に芳香族炭化水素
と脂肪族ケトンとからなる混合溶媒を加えて加熱し、そ
の後、反応混合物を冷却して、上記ポリフェノールを晶
析することによって、容易にその高純度品を得ることが
できる。
〜4のアルキル基又は炭素数5〜7のシクロアルキル基
を示し、nは、0〜2の整数を示す。)で表されるフェ
ノール化合物との反応の終了後、反応混合物に含まれる
酸触媒を中和し、次いで、反応混合物に芳香族炭化水素
と脂肪族ケトンとからなる混合溶媒を加えて加熱し、そ
の後、反応混合物を冷却して、上記ポリフェノールを晶
析することによって、容易にその高純度品を得ることが
できる。
【0023】ここに、原料として用いる前記一般式(I
I)で表わされるフェノール化合物において、Rは、芳
香環上の置換基を示し、それぞれ独立に、炭素数1〜4
のアルキル基又は炭素数5〜7のシクロアルキル基を示
し、nが2であるとき、Rは、相互に同じでも、異なっ
ていてもよい。また、Rの芳香環上におけるその置換位
置は、特に限定されるものではない。
I)で表わされるフェノール化合物において、Rは、芳
香環上の置換基を示し、それぞれ独立に、炭素数1〜4
のアルキル基又は炭素数5〜7のシクロアルキル基を示
し、nが2であるとき、Rは、相互に同じでも、異なっ
ていてもよい。また、Rの芳香環上におけるその置換位
置は、特に限定されるものではない。
【0024】本発明による上記した方法において、フェ
ノール化合物は、3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒド
に対して、2倍モル以上、通常、2〜10モルの範囲で
用いられ、好ましくは、3〜6倍モルの範囲で用いられ
る。
ノール化合物は、3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒド
に対して、2倍モル以上、通常、2〜10モルの範囲で
用いられ、好ましくは、3〜6倍モルの範囲で用いられ
る。
【0025】本発明による上記した方法において、前記
アルコール溶媒としては、用いる反応原料、得られる生
成物の溶解度、反応条件、反応の経済性等を考慮して、
メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、n
−プロピルアルコール、t−ブチルアルコール、イソブ
チルアルコール、n−ブチルアルコール等のような炭素
数1〜4の低級脂肪族アルコールが好ましく用いられ
る。特に、メタノールが好ましく用いられる。
アルコール溶媒としては、用いる反応原料、得られる生
成物の溶解度、反応条件、反応の経済性等を考慮して、
メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、n
−プロピルアルコール、t−ブチルアルコール、イソブ
チルアルコール、n−ブチルアルコール等のような炭素
数1〜4の低級脂肪族アルコールが好ましく用いられ
る。特に、メタノールが好ましく用いられる。
【0026】本発明において、かかるアルコール溶媒
は、通常、3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒド100
重量部に対して、10〜1000重量部、好ましく、1
00〜500重量部の範囲で用いられるが、これに限定
されるものではない。
は、通常、3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒド100
重量部に対して、10〜1000重量部、好ましく、1
00〜500重量部の範囲で用いられるが、これに限定
されるものではない。
【0027】また、本発明においては、酸触媒が用いら
れる。この酸触媒としては、反応溶媒であるアルコール
溶媒に溶解する液体酸が好ましく、従って、例えば、塩
酸、硫酸、無水硫酸、p−トルエンスルホン酸、メタン
スルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、シュウ
酸、ギ酸、リン酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸
等を好ましい具体例として挙げることができる。このよ
うな酸触媒は、例えば、35%塩酸の場合は、3,4−ジ
ヒドロキシアルデヒド100重量部に対して、3〜30
0重量部、好ましくは、10〜100重量部の範囲で用
いられる。
れる。この酸触媒としては、反応溶媒であるアルコール
溶媒に溶解する液体酸が好ましく、従って、例えば、塩
酸、硫酸、無水硫酸、p−トルエンスルホン酸、メタン
スルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、シュウ
酸、ギ酸、リン酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸
等を好ましい具体例として挙げることができる。このよ
うな酸触媒は、例えば、35%塩酸の場合は、3,4−ジ
ヒドロキシアルデヒド100重量部に対して、3〜30
0重量部、好ましくは、10〜100重量部の範囲で用
いられる。
【0028】反応は、通常、室温から80℃、好ましく
は、30〜60℃の範囲の温度にて、窒素気流下に攪拌
しながら、2〜24時間程度、通常、10〜15時間程
度にわたって行えばよい。
は、30〜60℃の範囲の温度にて、窒素気流下に攪拌
しながら、2〜24時間程度、通常、10〜15時間程
度にわたって行えばよい。
【0029】本発明の方法によれば、反応終了後、得ら
れた反応混合物に、水酸化ナトリウム等のアルカリを加
えて、反応混合物をpH5〜7程度まで中和し、かくし
て、酸触媒を中和し、この後、反応混合物に芳香族炭化
水素と脂肪族ケトンとからなる混合溶媒を加えて、水層
を除去し、適宜回数にわたって、水洗した後、反応混合
物を冷却することによって、目的とするポリフエノール
を晶析させ、かくして、その高純度品を容易に得ること
ができる。
れた反応混合物に、水酸化ナトリウム等のアルカリを加
えて、反応混合物をpH5〜7程度まで中和し、かくし
て、酸触媒を中和し、この後、反応混合物に芳香族炭化
水素と脂肪族ケトンとからなる混合溶媒を加えて、水層
を除去し、適宜回数にわたって、水洗した後、反応混合
物を冷却することによって、目的とするポリフエノール
を晶析させ、かくして、その高純度品を容易に得ること
ができる。
【0030】本発明において、上記晶析溶剤として用い
る芳香族炭化水素と脂肪族ケトンとからなる混合溶媒
は、晶析条件、精製効果、経済性等を考慮して、芳香族
炭化水素としては、例えば、トルエン、キシレン、クメ
ン等が好ましく用いられ、また、脂肪族ケトンとして
は、例えば、イソプロピルケトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、ジイソプロピルケトン等
が好ましく用いられる。従って、本発明において用いる
ことができる好ましい混合溶媒の具体例として、例え
ば、トルエン−メチルエチルケトン、トルエン−ジイソ
プロピルケトン、トルエン−メチルイソブチルケトン、
キシレン−メチルエチルケトン、キシレン−ジイイソプ
ロピルケトン、キシレン−メチルイソブチルケトン、ク
メン−メチルエチルケトン、クメン−ジイソプロピルケ
トン、クメン−メチルイソブチルケトン、等を挙げるこ
とができる。これらのなかでも、特に、トルエンとメチ
ルイソブチルケトンとからなる混合溶媒が好ましく用い
られる。このような混合溶媒において、芳香族炭化水素
と脂肪族ケトンとの割合は、通常、芳香族炭化水素/ケ
トン重量比で1/10〜20/1の範囲であり、好まし
くは、1/1〜5/1の範囲である。
る芳香族炭化水素と脂肪族ケトンとからなる混合溶媒
は、晶析条件、精製効果、経済性等を考慮して、芳香族
炭化水素としては、例えば、トルエン、キシレン、クメ
ン等が好ましく用いられ、また、脂肪族ケトンとして
は、例えば、イソプロピルケトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、ジイソプロピルケトン等
が好ましく用いられる。従って、本発明において用いる
ことができる好ましい混合溶媒の具体例として、例え
ば、トルエン−メチルエチルケトン、トルエン−ジイソ
プロピルケトン、トルエン−メチルイソブチルケトン、
キシレン−メチルエチルケトン、キシレン−ジイイソプ
ロピルケトン、キシレン−メチルイソブチルケトン、ク
メン−メチルエチルケトン、クメン−ジイソプロピルケ
トン、クメン−メチルイソブチルケトン、等を挙げるこ
とができる。これらのなかでも、特に、トルエンとメチ
ルイソブチルケトンとからなる混合溶媒が好ましく用い
られる。このような混合溶媒において、芳香族炭化水素
と脂肪族ケトンとの割合は、通常、芳香族炭化水素/ケ
トン重量比で1/10〜20/1の範囲であり、好まし
くは、1/1〜5/1の範囲である。
【0031】このような晶析溶媒は、通常、反応混合物
100重量部に対して、50〜500重量部、好ましく
は、100〜200重量部の範囲で加えることによっ
て、反応混合物から目的とするポリフエノールを高純度
にて容易に晶析させることができる。
100重量部に対して、50〜500重量部、好ましく
は、100〜200重量部の範囲で加えることによっ
て、反応混合物から目的とするポリフエノールを高純度
にて容易に晶析させることができる。
【0032】特に、本発明によれば、前記トルエン−メ
チルイソブチルケトンを晶析溶媒として用いることによ
って、通常、純度99.9%以上の純度を有するポリフェ
ノール結晶を対アルデヒト収率85%以上の高収率で得
ることができる。これに対して、晶析溶媒として、炭化
水素のみを用いるとき、又は脂肪族ケトンのみを用いる
ときは、目的とするポリフェノールを単離することがで
きない。
チルイソブチルケトンを晶析溶媒として用いることによ
って、通常、純度99.9%以上の純度を有するポリフェ
ノール結晶を対アルデヒト収率85%以上の高収率で得
ることができる。これに対して、晶析溶媒として、炭化
水素のみを用いるとき、又は脂肪族ケトンのみを用いる
ときは、目的とするポリフェノールを単離することがで
きない。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、トリフ
ェニルメタン型の骨格を有し、二つのフェニル核はそれ
ぞれ一つの水酸基を有し、残余のフェニル核は隣接する
二つの水酸基を有する4官能ポリフェノールが提供され
る。
ェニルメタン型の骨格を有し、二つのフェニル核はそれ
ぞれ一つの水酸基を有し、残余のフェニル核は隣接する
二つの水酸基を有する4官能ポリフェノールが提供され
る。
【0034】このようなポリフェノールは、その官能基
数の増加によって、従来の3官能のポリフェノールに比
べて、反応性や機能性にすぐれており、例えば、エポキ
シ樹脂の原料として用いるとき、架橋密度が高く、耐熱
性にすぐれるエポキシ樹脂を得ることができる。
数の増加によって、従来の3官能のポリフェノールに比
べて、反応性や機能性にすぐれており、例えば、エポキ
シ樹脂の原料として用いるとき、架橋密度が高く、耐熱
性にすぐれるエポキシ樹脂を得ることができる。
【0035】更に、本発明の方法によれば、酸触媒の存
在下、アルコール溶媒中にて、3,4−ジヒドロキシベン
ズアルデヒドと一般式(II)で表されるフェノール化合
物とを反応させて、前記一般式(Ib)で表されるポリ
フェノールを製造する方法において、反応終了後、酸触
媒を中和し、次いで、反応混合物から芳香族炭化水素と
脂肪族ケトンとからなる混合溶媒を用いて上記ポリフェ
ノールを晶析させることによって、高純度のポリフェノ
ール結晶を高収率で得ることができる。
在下、アルコール溶媒中にて、3,4−ジヒドロキシベン
ズアルデヒドと一般式(II)で表されるフェノール化合
物とを反応させて、前記一般式(Ib)で表されるポリ
フェノールを製造する方法において、反応終了後、酸触
媒を中和し、次いで、反応混合物から芳香族炭化水素と
脂肪族ケトンとからなる混合溶媒を用いて上記ポリフェ
ノールを晶析させることによって、高純度のポリフェノ
ール結晶を高収率で得ることができる。
【0036】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではな
い。
本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではな
い。
【0037】実施例1
(4,4'−〔(3,4−ジヒドロキシフェニル)メチレン〕
ビス〔2,6−ジメチルフェノール〕の合成) 温度計、冷却器及び攪拌機を備えた1リットル容量の四
つ口フラスコに2,6−キシレノール73.2g、3,4−ジ
ヒドロキシベンズアルデヒド27.6g、メタノール52.
3g及び35%塩酸10.4gを仕込み、窒素気流下、温
度50℃で15時間反応を行なった。
ビス〔2,6−ジメチルフェノール〕の合成) 温度計、冷却器及び攪拌機を備えた1リットル容量の四
つ口フラスコに2,6−キシレノール73.2g、3,4−ジ
ヒドロキシベンズアルデヒド27.6g、メタノール52.
3g及び35%塩酸10.4gを仕込み、窒素気流下、温
度50℃で15時間反応を行なった。
【0038】反応終了後、反応混合物に16%水酸化ナ
トリウム水溶液を加えて中和した後、更に、これにトル
エン160gとメチルイソブチルケトン71.6gとから
なる混合溶媒を加え、上記反応混合物を80℃まで加熱
し、水層を除去した。
トリウム水溶液を加えて中和した後、更に、これにトル
エン160gとメチルイソブチルケトン71.6gとから
なる混合溶媒を加え、上記反応混合物を80℃まで加熱
し、水層を除去した。
【0039】得られた有機層をイオン交換水82.4mlに
て2回洗浄した後、冷却して、結晶を析出させた。得ら
れた結晶を濾取し、乾燥して、目的とするポリフェノー
ルの結晶62.0gを得た。この結晶は黄色の柱状結晶で
あって、その純度は99.9%であった。収率は仕込み3,
4−ジヒドロキシベンズアルデヒド基準にて85.2%で
あった。
て2回洗浄した後、冷却して、結晶を析出させた。得ら
れた結晶を濾取し、乾燥して、目的とするポリフェノー
ルの結晶62.0gを得た。この結晶は黄色の柱状結晶で
あって、その純度は99.9%であった。収率は仕込み3,
4−ジヒドロキシベンズアルデヒド基準にて85.2%で
あった。
【0040】このポリフェノールの融点、元素分析値、
赤外線吸収スペクトル(KBr法)データ、マススペク
トルデータ及びプロトン核磁気共鳴スペクトル(重アセ
トン溶媒中60M)データは下記の通りである。
赤外線吸収スペクトル(KBr法)データ、マススペク
トルデータ及びプロトン核磁気共鳴スペクトル(重アセ
トン溶媒中60M)データは下記の通りである。
【0041】
【0042】
【表1】
【0043】実施例2
(4,4'−〔(3,4−ジヒドロキシフェニル)メチレン〕
ビス〔2−シクロヘキシル−5−メチルフェノール〕の
合成)温度計、冷却器及び攪拌機を備えた1リットル容
量の四つ口フラスコに3−メチル−6−シクロヘキシル
フェノール110.1g、3,4−ジヒドロキシベンズアル
デヒト20g、メタノール60.6g及び35%塩酸21.
2gを仕込み、窒素気流下、温度50℃で4時間反応を
行なった。
ビス〔2−シクロヘキシル−5−メチルフェノール〕の
合成)温度計、冷却器及び攪拌機を備えた1リットル容
量の四つ口フラスコに3−メチル−6−シクロヘキシル
フェノール110.1g、3,4−ジヒドロキシベンズアル
デヒト20g、メタノール60.6g及び35%塩酸21.
2gを仕込み、窒素気流下、温度50℃で4時間反応を
行なった。
【0044】反応終了後、反応混合物に16%水酸化ナ
トリウム水溶液を加えて中和した後、更に、これにトル
エン150gとメチルイソブチルケトン113gとから
なる混合溶媒を加え、上記反応混合物を80℃まで加熱
し、水層を除去した。
トリウム水溶液を加えて中和した後、更に、これにトル
エン150gとメチルイソブチルケトン113gとから
なる混合溶媒を加え、上記反応混合物を80℃まで加熱
し、水層を除去した。
【0045】得られた有機層をイオン交換水77.5mlに
て2回洗浄した後、冷却して、結晶を析出させた。得ら
れた結晶を濾取し、乾燥して、目的とするポリフエノー
ルの結晶62.4 gを得た。この結晶は黄色の結晶であっ
て、その純度は99.9%であった。収率は、仕込み3,4
−ジヒドロキシベンズアルデヒド基準にて、86.1%で
あった。
て2回洗浄した後、冷却して、結晶を析出させた。得ら
れた結晶を濾取し、乾燥して、目的とするポリフエノー
ルの結晶62.4 gを得た。この結晶は黄色の結晶であっ
て、その純度は99.9%であった。収率は、仕込み3,4
−ジヒドロキシベンズアルデヒド基準にて、86.1%で
あった。
【0046】このポリフェノールの融点、元素分析値、
赤外線吸収スペクトル(KBr法)データ、マススペク
トルデータ及びプロトン核磁気共鳴スペクトル(重アセ
トン溶媒中60M)データは下記の通りである。
赤外線吸収スペクトル(KBr法)データ、マススペク
トルデータ及びプロトン核磁気共鳴スペクトル(重アセ
トン溶媒中60M)データは下記の通りである。
【0047】
【0048】
【表2】
【0049】比較例1
実施例1において、3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒ
トに代えて、2,4−ジヒドロキシベンズアルデヒト27.
6gを用いた以外は、実施例1と同様に反応を行った。
反応混合物を液体クロマトグラフイー分析によれば、副
反応によって約30ピークが認められ、多種多様の副生
物が生成しており、目的とするポリフェノールを単離す
ることができなかった。
トに代えて、2,4−ジヒドロキシベンズアルデヒト27.
6gを用いた以外は、実施例1と同様に反応を行った。
反応混合物を液体クロマトグラフイー分析によれば、副
反応によって約30ピークが認められ、多種多様の副生
物が生成しており、目的とするポリフェノールを単離す
ることができなかった。
【0050】比較例2
温度計、冷却器及び攪拌機を備えた1リットル容量の四
つ口フラスコに2,6−キシレノール73.2g、3,4−ジ
ヒドロキシベンズアルデヒト27.6g、メタノール52.
3g及び35%塩酸10.4gを仕込み、窒素気流下、温
度50℃で15時間反応を行った。
つ口フラスコに2,6−キシレノール73.2g、3,4−ジ
ヒドロキシベンズアルデヒト27.6g、メタノール52.
3g及び35%塩酸10.4gを仕込み、窒素気流下、温
度50℃で15時間反応を行った。
【0051】反応終了後、反応混合物に16%水酸化ナ
トリウム水溶液を加えて中和した後、更に、これにメチ
ルイソブチルケトン71.6gを加え、上記反応混合物を
80℃まで加熱し、水層を除去した。得られた有機層を
イオン交換水82.4mlにて2回洗浄した後、冷却した
が、結晶は全く析出しなかった。
トリウム水溶液を加えて中和した後、更に、これにメチ
ルイソブチルケトン71.6gを加え、上記反応混合物を
80℃まで加熱し、水層を除去した。得られた有機層を
イオン交換水82.4mlにて2回洗浄した後、冷却した
が、結晶は全く析出しなかった。
【0052】比較例3
温度計、冷却器及び攪拌機を備えた1リットル容量の四
つ口フラスコに2,6−キシレノール73.2g、3,4−ジ
ヒドロキシベンズアルデヒト27.6g、メタノール52.
3g及び35%塩酸10.4gを仕込み、窒素気流下、温
度50℃で15時間反応を行った。
つ口フラスコに2,6−キシレノール73.2g、3,4−ジ
ヒドロキシベンズアルデヒト27.6g、メタノール52.
3g及び35%塩酸10.4gを仕込み、窒素気流下、温
度50℃で15時間反応を行った。
【0053】反応終了後、反応混合物に16.7%水酸化
ナトリウム水溶液を加えて中和した後、更に、これにト
ルエン160gを加え、上記反応混合物を80℃まで加
熱した。しかし、反応混合物は、水層、トルエン層及び
油層の三層に分離し、トルエン層及び油層のいずれから
も、目的とするポリフェノールを単離することができな
かった。
ナトリウム水溶液を加えて中和した後、更に、これにト
ルエン160gを加え、上記反応混合物を80℃まで加
熱した。しかし、反応混合物は、水層、トルエン層及び
油層の三層に分離し、トルエン層及び油層のいずれから
も、目的とするポリフェノールを単離することができな
かった。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI
C07C 39/17 C07C 39/17
// C07B 61/00 300 C07B 61/00 300
(56)参考文献 特開 平3−242650(JP,A)
特開 平4−328555(JP,A)
特開 平4−301850(JP,A)
特開 平6−194829(JP,A)
特開 平6−1741(JP,A)
特開 昭50−149652(JP,A)
J.Jpn.Oil.Chem.So
c.(YUKAGAKU),1988,Vo
l.37,No.3,P166−170
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C07C 39/16
C07C 39/17
C07C 37/20
C07C 37/84
C07B 61/00 300
CA(STN)
REGISTRY(STN)
Claims (6)
- 【請求項1】一般式(Ia) 【化1】 (式中、nは1又は2であり、nが1であるとき、R
は、炭素数5〜7のシクロアルキル基を示し、nが2で
あるとき、Rは、炭素数5〜7のシクロアルキル基か、
又はRのうち一方は炭素数1〜4のアルキル基を示し、
他方は炭素数5〜7のシクロアルキル基を示す。)で表
されるポリフェノール。 - 【請求項2】4,4'−〔(3,4−ジヒドロキシフェニル)
メチレン〕ビス〔2−シクロヘキシル−5−メチルフェ
ノール〕。 - 【請求項3】酸触媒の存在下、アルコール溶媒中にて、
3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒドと一般式(II) 【化2】 (式中、Rは、それぞれ独立に、炭素数1〜4のアルキ
ル基又は炭素数5〜7のシクロアルキル基を示し、n
は、0〜2の整数を示す。)で表されるフェノール化合
物とを反応させて、一般式(Ib) 【化3】 (式中、Rは、それぞれ独立に、炭素数1〜4のアルキ
ル基又は炭素数5〜7のシクロアルキル基を示し、n
は、0〜2の整数を示す。)で表されるポリフェノール
を製造する方法において、反応終了後、反応混合物に含
まれる酸触媒を中和し、次いで、反応混合物に芳香族炭
化水素と脂肪族ケトンとからなる混合溶媒を加えて加熱
し、その後、反応混合物を冷却して、上記ポリフェノー
ルを晶析させることを特徴とするポリフェノールの製造
方法。 - 【請求項4】芳香族炭化水素がトルエン、キシレン又は
クメンであり、脂肪族ケトンがイソプロピルケトン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン又はジイソ
プロピルケトンである請求項3に記載のポリフェノール
の製造方法。 - 【請求項5】混合溶媒がトルエンとメチルイソブチルケ
トンとからなることを特徴とする請求項3記載のポリフ
ェノールの製造方法。 - 【請求項6】酸触媒が塩酸である請求項3に記載のポリ
フェノールの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34836992A JP3467282B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 新規なポリフェノール及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34836992A JP3467282B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 新規なポリフェノール及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06199719A JPH06199719A (ja) | 1994-07-19 |
JP3467282B2 true JP3467282B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=18396568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34836992A Expired - Lifetime JP3467282B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 新規なポリフェノール及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3467282B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI500600B (zh) * | 2009-05-19 | 2015-09-21 | Honshu Chemical Ind | 三苯酚類及其單酯取代物之製造方法及4-醯基芳烷基苯酚衍生物 |
CN104926612A (zh) * | 2015-05-03 | 2015-09-23 | 上虞日月星科技化学有限公司 | 三(间苯二酚)甲烷的制备方法 |
KR20230123465A (ko) * | 2020-12-22 | 2023-08-23 | 혼슈우 카가쿠고교 가부시키가이샤 | 1,1,1-트리스(4-히드록시-3,5-디메틸페닐)에탄의 결정체 및 그의 제조방법 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP34836992A patent/JP3467282B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
J.Jpn.Oil.Chem.Soc.(YUKAGAKU),1988,Vol.37,No.3,P166−170 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06199719A (ja) | 1994-07-19 |
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