JP3465472B2 - プリンタ管理装置 - Google Patents
プリンタ管理装置Info
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- JP3465472B2 JP3465472B2 JP07183396A JP7183396A JP3465472B2 JP 3465472 B2 JP3465472 B2 JP 3465472B2 JP 07183396 A JP07183396 A JP 07183396A JP 7183396 A JP7183396 A JP 7183396A JP 3465472 B2 JP3465472 B2 JP 3465472B2
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- Japan
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- printer
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ管理装置に
関し、特にクライアントに対して複数の物理プリンタを
１つのプリンタとして扱うことができる論理プリンタを
備えたプリンタ管理装置に関する。
関し、特にクライアントに対して複数の物理プリンタを
１つのプリンタとして扱うことができる論理プリンタを
備えたプリンタ管理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】複数のプリンタを管理しているプリント
サーバは、クライアントによってプリントジョブが発行
されると、指定されたプリンタまたは印刷属性に基づい
て要求されたプリントジョブを実行するためのプリンタ
を選択するようにしている。これら複数のプリンタに関
して、従来より、複数のプリンタをグループ化して単独
のプリンタとして扱うようにした技術が知られている
（たとえば、特開昭５９−８７５３９号公報、特開平５
−３０３４７５号公報）。また、プリンタの決定に関
し、各プリンタはそれぞれ多種多様の属性を持っている
ので、異なった属性を持つ複数のプリンタへの処理の割
り振り方をその属性に応じて決めるような提案もなされ
ている（たとえば、特開平４−３６９７１３号公報）。
サーバは、クライアントによってプリントジョブが発行
されると、指定されたプリンタまたは印刷属性に基づい
て要求されたプリントジョブを実行するためのプリンタ
を選択するようにしている。これら複数のプリンタに関
して、従来より、複数のプリンタをグループ化して単独
のプリンタとして扱うようにした技術が知られている
（たとえば、特開昭５９−８７５３９号公報、特開平５
−３０３４７５号公報）。また、プリンタの決定に関
し、各プリンタはそれぞれ多種多様の属性を持っている
ので、異なった属性を持つ複数のプリンタへの処理の割
り振り方をその属性に応じて決めるような提案もなされ
ている（たとえば、特開平４−３６９７１３号公報）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、複数のプリン
タをグループ化して仮想的な論理プリンタとして登録す
る場合に、論理プリンタの属性値を設定することが必要
になるが、属性の種類が多種に渡るため、たとえば管理
者が物理プリンタに応じて論理プリンタの属性情報を設
定しようとする場合に、その論理プリンタを構成する物
理プリンタがそれぞれ有している属性値と矛盾なく設定
することは困難であるという問題点があった。
タをグループ化して仮想的な論理プリンタとして登録す
る場合に、論理プリンタの属性値を設定することが必要
になるが、属性の種類が多種に渡るため、たとえば管理
者が物理プリンタに応じて論理プリンタの属性情報を設
定しようとする場合に、その論理プリンタを構成する物
理プリンタがそれぞれ有している属性値と矛盾なく設定
することは困難であるという問題点があった。
【０００４】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、複数の物理プリンタの組み合わせを仮想的な
単独の論理プリンタとして扱う場合に、その論理プリン
タの属性情報として個々の物理プリンタが持つ属性情報
に対応した適切な属性情報を設定することができるプリ
ンタ管理装置を提供することを目的とする。
のであり、複数の物理プリンタの組み合わせを仮想的な
単独の論理プリンタとして扱う場合に、その論理プリン
タの属性情報として個々の物理プリンタが持つ属性情報
に対応した適切な属性情報を設定することができるプリ
ンタ管理装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】図１は本発明のプリンタ
管理装置の原理構成図である。本発明によるプリンタ管
理装置１には、論理プリンタを構成する対象である複数
の物理プリンタ２ａ，２ｂ，・・・と、ネットワーク３
を介してジョブを発行する複数のクライアント４ａ，４
ｂ，・・・とが接続されている。プリンタ管理装置１
は、クライアント４ａ，４ｂ，・・・から発行されたジ
ョブを受け付けるジョブ受付手段１ａと、このジョブ受
付手段１ａにて受け付けたジョブをキューイングし、ジ
ョブの実行に必要な処理を管理するジョブ制御手段１ｂ
と、複数の物理プリンタ２ａ，２ｂ，・・・の属性情報
を管理するとともに選択された物理プリンタへのジョブ
の出力を制御する物理プリンタ管理手段１ｃと、この物
理プリンタ管理手段１ｃで管理されている物理プリンタ
の属性情報を論理的に選択して論理プリンタの属性情報
を生成する論理プリンタ属性情報生成手段１ｄと、この
論理プリンタ属性情報生成手段１ｄにて生成された論理
プリンタの属性情報を管理する論理プリンタ属性情報管
理手段１ｅとを備えている。
管理装置の原理構成図である。本発明によるプリンタ管
理装置１には、論理プリンタを構成する対象である複数
の物理プリンタ２ａ，２ｂ，・・・と、ネットワーク３
を介してジョブを発行する複数のクライアント４ａ，４
ｂ，・・・とが接続されている。プリンタ管理装置１
は、クライアント４ａ，４ｂ，・・・から発行されたジ
ョブを受け付けるジョブ受付手段１ａと、このジョブ受
付手段１ａにて受け付けたジョブをキューイングし、ジ
ョブの実行に必要な処理を管理するジョブ制御手段１ｂ
と、複数の物理プリンタ２ａ，２ｂ，・・・の属性情報
を管理するとともに選択された物理プリンタへのジョブ
の出力を制御する物理プリンタ管理手段１ｃと、この物
理プリンタ管理手段１ｃで管理されている物理プリンタ
の属性情報を論理的に選択して論理プリンタの属性情報
を生成する論理プリンタ属性情報生成手段１ｄと、この
論理プリンタ属性情報生成手段１ｄにて生成された論理
プリンタの属性情報を管理する論理プリンタ属性情報管
理手段１ｅとを備えている。
【０００６】上記構成のプリンタ管理装置１によれば、
論理プリンタ属性情報管理手段１ｅには、論理プリンタ
の属性情報として、個々の物理プリンタ２ａ，２ｂ，・
・・が持つ属性情報に対応した属性情報が設定されてい
る。その論理プリンタの属性情報は、論理プリンタ属性
情報生成手段１ｄが物理プリンタ管理手段１ｃから物理
プリンタ２ａ，２ｂ，・・・の属性情報を論理的に選択
することによって取得される。この論理的な選択は、た
とえば、物理プリンタ２ａ，２ｂ，・・・が出力可能な
用紙に関する属性情報については集合和により行い、た
とえば、物理プリンタ２ａ，２ｂ，・・・が現在使用可
能な用紙に関する属性情報については集合積により行
う。
論理プリンタ属性情報管理手段１ｅには、論理プリンタ
の属性情報として、個々の物理プリンタ２ａ，２ｂ，・
・・が持つ属性情報に対応した属性情報が設定されてい
る。その論理プリンタの属性情報は、論理プリンタ属性
情報生成手段１ｄが物理プリンタ管理手段１ｃから物理
プリンタ２ａ，２ｂ，・・・の属性情報を論理的に選択
することによって取得される。この論理的な選択は、た
とえば、物理プリンタ２ａ，２ｂ，・・・が出力可能な
用紙に関する属性情報については集合和により行い、た
とえば、物理プリンタ２ａ，２ｂ，・・・が現在使用可
能な用紙に関する属性情報については集合積により行
う。
【０００７】ユーザがクライアント４ａ，４ｂ，・・・
からジョブを発行するときには、個々の物理プリンタ２
ａ，２ｂ，・・・ではなく、その属性情報の種類に従っ
て選ばれた複数の物理プリンタと関連付けられた論理プ
リンタに対して行うが、その場合に、論理プリンタの属
性情報と複数の物理プリンタの属性情報との整合性を取
るために、論理プリンタ属性情報管理手段１ｅでは対応
関係を両者の属性情報の対応表で管理するようにしてい
る。
からジョブを発行するときには、個々の物理プリンタ２
ａ，２ｂ，・・・ではなく、その属性情報の種類に従っ
て選ばれた複数の物理プリンタと関連付けられた論理プ
リンタに対して行うが、その場合に、論理プリンタの属
性情報と複数の物理プリンタの属性情報との整合性を取
るために、論理プリンタ属性情報管理手段１ｅでは対応
関係を両者の属性情報の対応表で管理するようにしてい
る。
【０００８】したがって、本発明のプリンタ管理装置１
によれば、論理プリンタに設定すべき属性情報が、論理
プリンタ属性情報生成手段１ｄにより、論理プリンタを
構成する個々の物理プリンタ２ａ，２ｂ，・・・の属性
情報から選択される。したがって、論理プリンタの属性
情報の設定は物理プリンタ２ａ，２ｂ，・・・がそれぞ
れ有している属性情報を元にしているので、物理プリン
タ２ａ，２ｂ，・・・の属性情報と矛盾なく設定するこ
とができる。
によれば、論理プリンタに設定すべき属性情報が、論理
プリンタ属性情報生成手段１ｄにより、論理プリンタを
構成する個々の物理プリンタ２ａ，２ｂ，・・・の属性
情報から選択される。したがって、論理プリンタの属性
情報の設定は物理プリンタ２ａ，２ｂ，・・・がそれぞ
れ有している属性情報を元にしているので、物理プリン
タ２ａ，２ｂ，・・・の属性情報と矛盾なく設定するこ
とができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、プ
リントサーバに適用した場合を例にして説明する。
リントサーバに適用した場合を例にして説明する。
【００１０】図２はプリントサーバの構成例を示すブロ
ック図である。この図において、プリントサーバは、ネ
ットワーク１０に接続された複数のジョブ受付部１１
ａ，１１ｂ，・・・，１１ｋと、ジョブ制御部１２と、
複数のジョブ処理部１３ａ，１３ｂ，・・・，１３ｍ
と、それぞれ物理プリンタに対応して設けられた複数の
ジョブ出力部１４ａ，１４ｂ，・・・，１４ｎと、属性
管理部１５とから構成される。
ック図である。この図において、プリントサーバは、ネ
ットワーク１０に接続された複数のジョブ受付部１１
ａ，１１ｂ，・・・，１１ｋと、ジョブ制御部１２と、
複数のジョブ処理部１３ａ，１３ｂ，・・・，１３ｍ
と、それぞれ物理プリンタに対応して設けられた複数の
ジョブ出力部１４ａ，１４ｂ，・・・，１４ｎと、属性
管理部１５とから構成される。
【００１１】ジョブ受付部１１ａ，１１ｂ，・・・，１
１ｋは、それぞれ異なったジョブフォーマットに対応す
るよう構成されており、ネットワーク１０を介して入力
されたジョブを対応するジョブフォーマットのジョブ受
付部が受け付け、本プリントサーバが定めるジョブのフ
ォーマットに統一してジョブ制御部１２に渡す。ジョブ
制御部１２は、受け付けたジョブをキューイングすると
ともに、ジョブの実行に必要な処理をジョブ処理部１３
ａ，１３ｂ，・・・，１３ｍに依頼する。これらジョブ
処理部１３ａ，１３ｂ，・・・，１３ｍの処理機能とし
ては、たとえば、あるプリントフォーマットを別のプリ
ントフォーマットに変換する処理、ページ記述言語から
ビットマップデータへラスタライズするイメージ処理、
非同期に発生するイベントの通知処理などがある。
１ｋは、それぞれ異なったジョブフォーマットに対応す
るよう構成されており、ネットワーク１０を介して入力
されたジョブを対応するジョブフォーマットのジョブ受
付部が受け付け、本プリントサーバが定めるジョブのフ
ォーマットに統一してジョブ制御部１２に渡す。ジョブ
制御部１２は、受け付けたジョブをキューイングすると
ともに、ジョブの実行に必要な処理をジョブ処理部１３
ａ，１３ｂ，・・・，１３ｍに依頼する。これらジョブ
処理部１３ａ，１３ｂ，・・・，１３ｍの処理機能とし
ては、たとえば、あるプリントフォーマットを別のプリ
ントフォーマットに変換する処理、ページ記述言語から
ビットマップデータへラスタライズするイメージ処理、
非同期に発生するイベントの通知処理などがある。
【００１２】次に、ジョブ制御部１２は、属性管理部１
５にアクセスして、要求されているジョブの属性に該当
する物理プリンタの属性情報を取得し、ジョブを実行す
る物理プリンタを選択し、ジョブ出力部１４ａ，１４
ｂ，・・・，１４ｎを通じて物理プリンタにジョブの実
行を依頼する。属性管理部１５はジョブ制御部１２から
の属性問い合わせ要求に応答するように構成されている
他、各ジョブ出力部１４ａ，１４ｂ，・・・，１４ｎに
接続されて、物理プリンタの持つ属性情報の変化を受け
るように構成されている。この属性管理部１５の詳細な
構成例を以下に示す。
５にアクセスして、要求されているジョブの属性に該当
する物理プリンタの属性情報を取得し、ジョブを実行す
る物理プリンタを選択し、ジョブ出力部１４ａ，１４
ｂ，・・・，１４ｎを通じて物理プリンタにジョブの実
行を依頼する。属性管理部１５はジョブ制御部１２から
の属性問い合わせ要求に応答するように構成されている
他、各ジョブ出力部１４ａ，１４ｂ，・・・，１４ｎに
接続されて、物理プリンタの持つ属性情報の変化を受け
るように構成されている。この属性管理部１５の詳細な
構成例を以下に示す。
【００１３】図３は属性管理部の構成例を示すブロック
図である。属性管理部１５は、ジョブ制御部１２に接続
された属性問い合わせ応答部１５１と、論理プリンタお
よび物理プリンタの属性情報を記憶するデータベース機
能を持った属性記憶部１５２と、物理プリンタ・論理プ
リンタ対応テーブル１５３と、ジョブ出力部１４ａ，１
４ｂ，・・・，１４ｎに接続された属性変更応答部１５
４と、属性自動変更部１５５とから構成されている。
図である。属性管理部１５は、ジョブ制御部１２に接続
された属性問い合わせ応答部１５１と、論理プリンタお
よび物理プリンタの属性情報を記憶するデータベース機
能を持った属性記憶部１５２と、物理プリンタ・論理プ
リンタ対応テーブル１５３と、ジョブ出力部１４ａ，１
４ｂ，・・・，１４ｎに接続された属性変更応答部１５
４と、属性自動変更部１５５とから構成されている。
【００１４】ここで、属性問い合わせ応答部１５１は、
ジョブ制御部１２からの属性問い合わせ要求があると、
これを受け付け、要求されているジョブ、プリンタなど
のオブジェクトの属性に対応するデータを属性記憶部１
５２から読み出し、ジョブ制御部１２に通知する。
ジョブ制御部１２からの属性問い合わせ要求があると、
これを受け付け、要求されているジョブ、プリンタなど
のオブジェクトの属性に対応するデータを属性記憶部１
５２から読み出し、ジョブ制御部１２に通知する。
【００１５】物理プリンタに属性の変更が生じた場合、
たとえば、用紙トレイの用紙サイズを変更した場合など
は、対応するジョブ出力部から属性変更要求が出力され
る。この属性変更要求は、属性変更応答部１５４にて受
け付けられ、属性記憶部１５２にアクセスして要求に対
応するオブジェクトの属性を変更するとともに、属性の
変更を属性自動変更部１５５に通知する。属性自動変更
部１５５は属性変更応答部１５４からの変更通知を受け
取った際に、それが、物理プリンタに対するものである
と、物理プリンタ・論理プリンタ対応テーブル１５３を
参照して、影響を受ける論理プリンタをリストアップ
し、それぞれについて、変更された属性に対応した計算
方法で新しい属性値を生成し、属性記憶部１５２に記憶
された対応するオブジェクト属性を変更する。
たとえば、用紙トレイの用紙サイズを変更した場合など
は、対応するジョブ出力部から属性変更要求が出力され
る。この属性変更要求は、属性変更応答部１５４にて受
け付けられ、属性記憶部１５２にアクセスして要求に対
応するオブジェクトの属性を変更するとともに、属性の
変更を属性自動変更部１５５に通知する。属性自動変更
部１５５は属性変更応答部１５４からの変更通知を受け
取った際に、それが、物理プリンタに対するものである
と、物理プリンタ・論理プリンタ対応テーブル１５３を
参照して、影響を受ける論理プリンタをリストアップ
し、それぞれについて、変更された属性に対応した計算
方法で新しい属性値を生成し、属性記憶部１５２に記憶
された対応するオブジェクト属性を変更する。
【００１６】次に、属性自動変更部１５５において、物
理プリンタの変更や物理プリンタの属性の変更に対応し
て新たに生成される論理プリンタの属性値の計算方法に
ついて説明する。
理プリンタの変更や物理プリンタの属性の変更に対応し
て新たに生成される論理プリンタの属性値の計算方法に
ついて説明する。
【００１７】物理プリンタにおいて、用紙トレイの交換
などの操作は必要であるが、ともかく、仕様上は出力可
能なメディア（用紙）の集合を表す属性を論理プリンタ
の属性として得る場合には、論理プリンタを構成する物
理プリンタの属性値の集合和により求める。たとえば、
２つの物理プリンタａ，ｂがあって、それぞれ以下のよ
うな種類の用紙の使用が仕様上設定されているとする。
すなわち、 物理プリンタａ＝Ａ４，Ｂ４，Ａ３ 物理プリンタｂ＝Ａ５，Ａ４ であるとすると、これら用紙の集合和により、論理プリ
ンタの属性値は、 論理プリンタ＝Ａ５，Ａ４，Ｂ４，Ａ３ となる。
などの操作は必要であるが、ともかく、仕様上は出力可
能なメディア（用紙）の集合を表す属性を論理プリンタ
の属性として得る場合には、論理プリンタを構成する物
理プリンタの属性値の集合和により求める。たとえば、
２つの物理プリンタａ，ｂがあって、それぞれ以下のよ
うな種類の用紙の使用が仕様上設定されているとする。
すなわち、 物理プリンタａ＝Ａ４，Ｂ４，Ａ３ 物理プリンタｂ＝Ａ５，Ａ４ であるとすると、これら用紙の集合和により、論理プリ
ンタの属性値は、 論理プリンタ＝Ａ５，Ａ４，Ｂ４，Ａ３ となる。
【００１８】これにより、論理プリンタとして出力する
ことができるすべての用紙の種類を論理プリンタの属性
として設定することができる。これは、用紙さえ指定し
ておけば、出力先がどの物理プリンタでもいいような指
定の場合に、その属性を持った物理プリンタから出力す
るような用途に使用される。
ことができるすべての用紙の種類を論理プリンタの属性
として設定することができる。これは、用紙さえ指定し
ておけば、出力先がどの物理プリンタでもいいような指
定の場合に、その属性を持った物理プリンタから出力す
るような用途に使用される。
【００１９】また、各物理プリンタが実際に出力可能な
用紙の集合を論理プリンタの属性として得る場合には、
論理プリンタを構成する物理プリンタの属性値の集合積
により求める。たとえば、２つの物理プリンタａ，ｂが
あって、それぞれ以下のような種類の用紙が仕様上設定
されているとすると、 物理プリンタａ＝Ａ４，Ｂ４，Ａ３ 物理プリンタｂ＝Ａ５，Ａ４ これら用紙の集合積により、論理プリンタの属性値は、 論理プリンタ＝Ａ４ となる。
用紙の集合を論理プリンタの属性として得る場合には、
論理プリンタを構成する物理プリンタの属性値の集合積
により求める。たとえば、２つの物理プリンタａ，ｂが
あって、それぞれ以下のような種類の用紙が仕様上設定
されているとすると、 物理プリンタａ＝Ａ４，Ｂ４，Ａ３ 物理プリンタｂ＝Ａ５，Ａ４ これら用紙の集合積により、論理プリンタの属性値は、 論理プリンタ＝Ａ４ となる。
【００２０】これにより、現在、どの物理プリンタを使
用しても出力することができる用紙の種類を論理プリン
タの属性として設定することができる。次に、複数の物
理プリンタを１つの論理プリンタとして管理する場合に
も、論理プリンタを物理プリンタと同じような形式でク
ライアントに提供する必要がある。しかし、たとえば、
用紙トレイに関する属性を指定するような場合に、単に
トップトレイを指定しようとしても、どの物理プリンタ
のトップトレイか分からないので、クライアントにはこ
れを区別して認識させる必要がある。そのためにも、物
理プリンタ・論理プリンタ対応テーブル１５３が必要と
される。そのテーブルの構成例を以下に示す。
用しても出力することができる用紙の種類を論理プリン
タの属性として設定することができる。次に、複数の物
理プリンタを１つの論理プリンタとして管理する場合に
も、論理プリンタを物理プリンタと同じような形式でク
ライアントに提供する必要がある。しかし、たとえば、
用紙トレイに関する属性を指定するような場合に、単に
トップトレイを指定しようとしても、どの物理プリンタ
のトップトレイか分からないので、クライアントにはこ
れを区別して認識させる必要がある。そのためにも、物
理プリンタ・論理プリンタ対応テーブル１５３が必要と
される。そのテーブルの構成例を以下に示す。
【００２１】図４は物理プリンタ・論理プリンタ対応テ
ーブルの構成例を示す図である。図示のように、物理プ
リンタ・論理プリンタ対応テーブル１５３は、「物理プ
リンタの属性値」、「物理プリンタ」、および「論理プ
リンタの属性値」の欄を有している。図示の例は、たと
えば、２つの物理プリンタａ，ｂがあって、それぞれ以
下のような種類の用紙トレイが仕様上設定されていると
し、すなわち、 物理プリンタａ＝「ｔｏｐ−ｔｒａｙ」，「ｂｏｔｔｏ
ｍ−ｔｒａｙ」 物理プリンタｂ＝「ｔｏｐ−ｔｒａｙ」，「ｍｉｄｄｌ
ｅ−ｔｒａｙ」，「ｌａｒｇｅ−ｃａｐａｃｉｔｙ−ｔ
ｒａｙ」 であるとし、そのときの、論理プリンタの属性値は、 論理プリンタ＝「ａ−ｔｏｐ」，「ａ−ｂｏｔｔｏ
ｍ」，「ｂ−ｔｏｐ」，「ｂ−ｍｉｄｄｌｅ」，「ｂ−
ｌａｒｇｅ」 とした場合を示している。
ーブルの構成例を示す図である。図示のように、物理プ
リンタ・論理プリンタ対応テーブル１５３は、「物理プ
リンタの属性値」、「物理プリンタ」、および「論理プ
リンタの属性値」の欄を有している。図示の例は、たと
えば、２つの物理プリンタａ，ｂがあって、それぞれ以
下のような種類の用紙トレイが仕様上設定されていると
し、すなわち、 物理プリンタａ＝「ｔｏｐ−ｔｒａｙ」，「ｂｏｔｔｏ
ｍ−ｔｒａｙ」 物理プリンタｂ＝「ｔｏｐ−ｔｒａｙ」，「ｍｉｄｄｌ
ｅ−ｔｒａｙ」，「ｌａｒｇｅ−ｃａｐａｃｉｔｙ−ｔ
ｒａｙ」 であるとし、そのときの、論理プリンタの属性値は、 論理プリンタ＝「ａ−ｔｏｐ」，「ａ−ｂｏｔｔｏ
ｍ」，「ｂ−ｔｏｐ」，「ｂ−ｍｉｄｄｌｅ」，「ｂ−
ｌａｒｇｅ」 とした場合を示している。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、各々の
物理プリンタの属性情報を管理する物理プリンタ管理手
段から物理プリンタの属性情報を論理的に選択して論理
プリンタの属性情報を生成する論理プリンタ属性情報生
成手段と、生成された論理プリンタの属性情報を管理す
る論理プリンタ属性情報管理手段とを備えるようにした
ことにより、論理プリンタに設定される属性情報はこの
論理プリンタを構成している個々の物理プリンタが持つ
属性情報と何ら矛盾のないものにすることができる。ま
た、論理プリンタ属性情報生成手段は、複数の物理プリ
ンタが使用可能な属性を集合積により選択して論理プリ
ンタの属性情報とするようにしたので、論理プリンタは
全ての物理プリンタの属性を含めることができ、その属
性を持った物理プリンタから出力することができる。
物理プリンタの属性情報を管理する物理プリンタ管理手
段から物理プリンタの属性情報を論理的に選択して論理
プリンタの属性情報を生成する論理プリンタ属性情報生
成手段と、生成された論理プリンタの属性情報を管理す
る論理プリンタ属性情報管理手段とを備えるようにした
ことにより、論理プリンタに設定される属性情報はこの
論理プリンタを構成している個々の物理プリンタが持つ
属性情報と何ら矛盾のないものにすることができる。ま
た、論理プリンタ属性情報生成手段は、複数の物理プリ
ンタが使用可能な属性を集合積により選択して論理プリ
ンタの属性情報とするようにしたので、論理プリンタは
全ての物理プリンタの属性を含めることができ、その属
性を持った物理プリンタから出力することができる。
【図１】本発明のプリンタ管理装置の原理構成図であ
る。
る。
【図２】プリントサーバの構成例を示すブロック図であ
る。
る。
【図３】属性管理部の構成例を示すブロック図である。
【図４】物理プリンタ・論理プリンタ対応テーブルの構
成例を示す図である。
成例を示す図である。
１ プリンタ管理装置
１ａ ジョブ受付手段
１ｂ ジョブ制御手段
１ｃ 物理プリンタ管理手段
１ｄ 論理プリンタ属性情報生成手段
１ｅ 論理プリンタ属性情報管理手段
２ａ，２ｂ，・・・ 物理プリンタ
３ ネットワーク
４ａ，４ｂ，・・・ クライアント
１０ ネットワーク
１１ａ，１１ｂ，・・・，１１ｋ ジョブ受付部
１２ ジョブ制御部
１３ａ，１３ｂ，・・・，１３ｍ ジョブ処理部
１４ａ，１４ｂ，・・・，１４ｎ ジョブ出力部
１５ 属性管理部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G06F 3/12
B41J 5/30
B41J 29/38
Claims (4)
- 【請求項１】 クライアントに対して複数の物理プリン
タを単独のプリンタとして扱うことができるようにした
論理プリンタを備えているプリンタ管理装置において、前記 クライアントから依頼されたジョブを受け付けるジ
ョブ受付手段と、 受け付けた前記ジョブをキューイングし、前記ジョブの
実行に必要な処理を管理するジョブ制御手段と、 各々の前記物理プリンタの属性情報を管理するとともに
選択された前記物理プリンタへの前記ジョブの出力を制
御する物理プリンタ管理手段と、 前記物理プリンタの属性情報を論理的に選択して前記論
理プリンタの属性情報を生成する論理プリンタ属性情報
生成手段と、 生成された前記論理プリンタの属性情報を管理する論理
プリンタ属性情報管理手段と、を備え、 前記論理プリンタ属性情報生成手段は、複数の物理プリ
ンタが現在使用可能な属性情報を集合積により選択して
前記論理プリンタの属性情報とするように構成した こと
を特徴とするプリンタ管理装置。 - 【請求項２】 前記論理プリンタ属性情報生成手段は、
複数の物理プリンタが仕様上満足する前記属性情報を集
合和により選択して前記論理プリンタの前記属性情報と
するように構成したことを特徴とする請求項１記載のプ
リンタ管理装置。 - 【請求項３】 前記論理プリンタ属性情報生成手段は、
いずれかの前記物理プリンタの属性に変更があったこと
に応答して、前記論理プリンタの属性情報を生成するよ
うに構成したことを特徴とする請求項１記載のプリンタ
管理装置。 - 【請求項４】 前記論理プリンタ属性情報管理手段は、
複数の物理プリンタの属性情報と対応する前記論理プリ
ンタの属性情報との対応表により前記論理プリンタと前
記論理プリンタを構成する前記物理プリンタとの対応関
係を管理するように構成したことを特徴とする請求項１
記載のプリンタ管理装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07183396A JP3465472B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | プリンタ管理装置 |
| US08/824,852 US6088120A (en) | 1996-03-27 | 1997-03-26 | Printer managing apparatus, printer system and printer setting method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07183396A JP3465472B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | プリンタ管理装置 |
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Family
ID=13471951
Family Applications (1)
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| JP07183396A Expired - Lifetime JP3465472B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | プリンタ管理装置 |
Country Status (1)
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-
1996
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