JP3464913B2 - サンプルレートコンバータ - Google Patents

サンプルレートコンバータ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はミニディスク(M
D)に代表されるデジタルオーディオ等に用いるサンプ
ルレートコンバータに関するもので、特に入力信号のサ
ンプルレートが出力信号のサンプルレートと非同期であ
る非同期型のサンプルレートコンバータに係る。
【0002】
【従来の技術】従来、非同期型のサンプルレートコンバ
ータはアイエー出版社発行、ラジオ技術誌1994年5
月号第133頁〜第144頁に記載されたものが知られ
ている。非同期型のサンプルレートコンバータにおいて
は、入出力信号のサンプルレート比、つまり周波数比が
どうなっているかを求めることが重要で、この正確さが
変換性能を決める重要なポイントとなる。この周波数比
を求めるには、計測時間が長いほど分解能が向上する
が、入出力サンプルレートが変化すると計測遅れによる
誤差が増加する。そこで、従来のサンプルレートコンバ
ータでは、32出力サンプルの周期を計測してT1と
し、これを64個加えた値をT2とする。周波数比が一
定の場合はT1を64倍した値とT2は等しくなるの
で、T2を周波数比とし用い、周波数比が変化している
場合はT1を64倍した値とT2が一致しないため計測
遅れによる誤差の少ないT1を周波数比として用いるも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな非同期型のサンプルレートコンバータの構成では、
計測値T1を得るためにも少なくとも32出力サンプル
の周期を計測せねばならず、出力サンプルが仮に22.
676μs(サンプリング周波数fs=44.1kHz)で
ある場合は、725.6μs待たなければfs変換が行
われない。しかもその計測値の精度は低い。高い精度を
用いようとすれば、更に64倍の時間(46.4ms)を
待たねばならず、しかも、入力される信号のサンプリン
グレートが一定であることを確認するためには更に4
6.4msが必要となり、都合92.8ms待たねばならな
い。これだけ変換開始が遅れると、必要とされるデータ
の頭切れが無視できなくなるという課題があった。
【0004】本発明は上記の問題点に鑑み、素早くfs
変換を開始することができ、しかも正確な周波数比を用
いることができるサンプルレートコンバータを提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、第1のサンプルレートを有する入力信号を
第2のサンプルレートを有する出力信号に変換するサン
プルレートコンバータにおいて、前記第1のサンプルレ
ートと第2のサンプルレートの周波数比データを異なる
精度で検出する少なくとも3個の第1,第2,最終の周
波数比検出手段を有し、前記第1の周波数比検出手段は
前記第1,第2のサンプルレートの周波数比データの概
略値を素早く求め、前記第2の周波数比検出手段は前記
第1,第2のサンプルレートの周波数比データを前記第
1の周波数比検出手段よりも時間を要するが精度良く求
め、前記最終の周波数比検出手段は前記第1,第2のサ
ンプルレートの周波数比データを前記第2の周波数比検
出手段よりも更に時間を要するが更に精度良く求め、か
つ新たなサンプルレートを有する前記入力信号として与
えられたとき、前記第1の周波数比検出手段の検出結果
に基づき予め定められた値を周波数比データとして出力
し、次いで、前記第2の周波数比検出手段の検出結果に
基づいて前記周波数比データの補正を行ない、次いで、
前記最終の周波数比検出手段の検出結果が得られた段階
で該検出結果を周波数比データとして出力し、該周波数
比データに基づきサンプルレートの変換を行うようにし
たものである。
【0006】また、前記第1の周波数比検出手段は前記
第1のサンプルレートが一定であることを検出する手段
を有しており、該検出手段出力に基づき、前記第2〜最
終の周波数比検出手段が動作を開始するようにしたもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
通常入力される入力信号が有するサンプルレートは32
kHz,44.1kHz,48kHzの何れかにほぼ限定されてお
り、しかも何れの場合も水晶発振子等が用いられた非常
に安定度の高いサンプルレートであることを利用したも
のである。
【0008】第1のサンプルレートを有する入力信号を
第2のサンプルレートを有する出力信号に変換するサン
プルレートコンバータにおいて、第1のサンプルレート
と第2のサンプルレートの周波数比データを異なる精度
で検出する少なくとも3個の周波数比検出手段を有して
おり、第1の周波数比検出手段により素早く周波数比デ
ータの概略値を求め、この値に基づいて予め定められた
値を周波数比データとして出力する。
【0009】次いで、第2の周波数比検出手段がやや精
度の高い周波数比データを求め、第1の周波数比検出手
段によって定められた周波数比データと矛盾がないかを
チェックし、矛盾がない場合は第1の周波数比検出手段
により定めた周波数比データをそのまま周波数比データ
として用い、矛盾が生じた場合は第2の周波数比検出手
段により得られた周波数比データを用いる。
【0010】次いで、最終の周波数比検出手段が周波数
比データを求め、この時点でこの値を周波数比データと
して用いるようにする。しかし、第1の周波数比検出手
段により定められた周波数比データの値は、最終の周波
数比検出手段が出力するであろう周波数比データの値を
予め推定したものであるため、第1のサンプルレートを
有する入力信号が与えられると直ちに正確な周波数比デ
ータを発生させるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項2記載の発明は、第1の周
波数比検出手段が前記第1のサンプルレートが一定であ
ることを検出する手段を有しており、該検出手段により
入力信号のサンプルレートが一定であることを確認した
後に第2〜最終の周波数比検出手段が動作を開始するよ
うにしたものである。これにより、第2以降の周波数比
検出手段が入力信号のサンプルレートが不安定な箇所を
含む周波数比データを求めることを防ぎ、最初に求めた
周波数比データから正確な値となるという作用を有す
る。
【0012】以下、本発明の実施形態について図面を用
いて説明する。
【0013】(実施の形態)図1は本発明の実施の形態
におけるサンプルレートコンバータの構成を示すブロッ
ク図である。サンプルレート変換部2は、周波数比検出
器1により求められた周波数比データ3に基づいて入力
信号4のサンプルレート変換を行ない出力信号5として
出力する。ここではサンプルレート44.1kHzに変換し
ている。周波数比検出器1より与えられるRDY信号6
が“1”になると変換動作を開始する。ここにおけるサ
ンプルレート変換部2は、例えば、従来例として用いた
ようなものを用いてよい。
【0014】図2は図1の周波数比検出部1の構成を示
すブロック図である。図2に示すとおり、ここでは、入
力クロック(CLK)7の周波数比データを検出する3
個の周波数比検出回路10〜12と、セレクタ13〜1
5と、差検出器16と、ORゲート17と、ANDゲー
ト18とで構成される。
【0015】ここでは入力クロック7は入力信号4のサ
ンプルレートの64倍のクロックとなっている。周波数
比検出回路10はやや時間を要するが、精密な周波数比
データ3を求めるものである。ここでは最大19ビット
の周波数比データを求めるものを用いている。周波数比
データが求まると、RDY信号6が“1”になる。
【0016】周波数比検出回路11は、周波数比検出回
路10より精度が落ちるが、比較的精密な周波数比デー
タ3を求めるものである。ここでは最大16ビットの周
波数比データを求めるものを用いている。精度が3ビッ
ト落ちるので、検出に要する時間は1/8で済む。周波
数比データが求まると、RDY信号6が“1”になる。
【0017】周波数比検出回路12は、高速に周波数比
データ3の概略値を求めるものである。ここでは最大7
ビットの周波数比データを求めるものを用いている。精
度が周波数比検出回路11に比較して9ビット落ちるの
で、検出に要する時間は1/512で済む。周波数比デ
ータが求まると、RDY信号6が“1”になる。差検出
器16はセレクタ13の出力と周波数比検出回路11の
出力の差を比較し、差が一定値以上であれば“1”を出
力する。ここでは、周波数比検出回路11の出力が16
ビットであるので、周波数比検出回路11の出力を8倍
した値とセレクタ13の出力を比較し、差が±8以上あ
れば“1”を出力するようになっている。
【0018】次に、図1に示すサンプルレートコンバー
タの動作について図2とともに説明する。
【0019】外部機器、例えば衛星放送等より入力信号
4が与えられたとする。この入力信号より入力クロック
7が取り出され、周波数比検出器1に与えられる。図2
に示すとおり、入力クロック7は3個の周波数比検出回
路10〜12に与えられる。先ず周波数比検出回路12
が素早く、しかし大まかに入力クロックが上記3種類の
何れであるかを判別する。7ビット程度の精度があれば
十分に判別が可能である。44.1kHzを40H(末尾の
Hはその値が16進表示であることを示す)として、入
力クロックに比例した値を周波数比データ3として出力
する。セレクタ13では、この値に基づき、周波数比検
出回路12の周波数比データが44H〜46Hであれば
端子A、39H〜41Hであれば端子B、2DH〜2E
Hであれば端子Cに与えられているデータを選択し出力
する。同時に、周波数比検出回路12は周波数比データ
が上記範囲にある時はRDY信号6が“1”になり、サ
ンプルレート変換部2がサンプリングレート変換動作を
開始する。
【0020】これらの端子に与えられている値は、4
4.1kHzに対する18〜19ビットの正確な周波数比デ
ータであり、セレクタ14,セレクタ15を介してこの
値が周波数比データ3として周波数比検出器1より出力
される。
【0021】ここで重要なことは、現在一般的に市販さ
れているデジタルオーディオ信号を発生する機器は、そ
の殆どすべてがサンプルレートが32kHz,44.1kH
z,48kHzの何れかに限られており、しかもこれらは水
晶振動子のような非常に安定度が高く、しかも正確な周
波数のものが用いられることである。故に上記のように
して短時間で入力クロックの概略の周波数比を測定した
だけでも殆どの場合その正確な周波数比データが推定で
きると言うことである。このようにして非常に短時間で
しかも精度の高い周波数比データを得ることができ、こ
の値に基づいてサンプルレート変換部2がサンプリング
レート変換を行うことができる。
【0022】また、逆に、周波数比検出回路12の周波
数比データ出力が上記3通りの値(44H〜46H,3
9H〜41H,2DH〜2EH)に入らない場合は、R
DY信号6が“0”のままであり、サンプルレート変換
部2に置いてサンプルレート変換動作は行なわれない。
これにより、接続されている機器が特殊なものの場合は
正確な実測による周波数比データが得られるまでサンプ
ルレート変換動作を行なわないようになっている。
【0023】次に周波数比検出回路11が、比較的精度
の高い(ここでは最大16ビット)周波数比データを検
出して出力し、同時にRDY信号6を“1”にする。こ
の16ビットの周波数比データは差検出器16とセレク
タ14の端子Bに与えられる。差検出器16では前述の
とおり、セレクタ13の出力と周波数比検出回路11に
よる周波数比データの比較を行ない、差が一定範囲以内
であれば“0”を出力する。前述のように、通常は入力
クロックの周波数精度が高いので、差検出器16の出力
は“0”となり、ANDゲート18によってセレクタ1
4は端子Aの値を選択し端子Yより出力する。
【0024】ここで、周波数比検出回路11による周波
数比データとセレクタ13の出力の差が大きい場合(こ
こでは8以上)は差検出器16の出力は“1”となる。
これは、入力クロックの周波数精度が高くないことを意
味する。この場合はANDゲート18の入力がともに
“1”となるためセレクタ14は端子Bの値を選択し、
端子Yより出力する。つまり、実測による周波数比デー
タを優先させることにより実際の入力クロックの周波数
と内部での検出値との差異による影響を無くすようにし
ている。
【0025】また、前述の周波数比検出回路12の周波
数比データ出力が上記3通りの値(44H〜46H,3
9H〜41H,2DH〜2EH)に入らない場合には、
周波数比検出回路12のRDY信号が“0”のままでサ
ンプルレート変換部2によるサンプルレート変換動作が
開始されないが、周波数比検出回路11のRDY出力が
“1”になった時点でORゲート17の出力が“1”に
なり、周波数比検出回路11による周波数比データを用
いてサンプルレート変換部2がサンプルレート変換動作
を開始する。
【0026】次に周波数比検出回路10が、精度の高い
(ここでは最大19ビット)周波数比データを検出して
出力し、同時にRDY信号を“1”にする。この19ビ
ットの周波数比データはセレクタ15の端子Bに与えら
れる。周波数比検出回路10のRDY信号はセレクタ1
5の端子Sに与えられているので、セレクタ15は周波
数比検出回路10によって得られた精度の高い周波数比
データを選択して周波数比データとして周波数比検出器
1より出力する。この時点では周波数比データは実測値
であり、仮に温度変化等で入力クロックの周波数が変動
した場合においても正しく追従することができる。ま
た、前述の、入力クロックが上記3通りの値でない場合
であっても全く問題がないことは言うまでもない。
【0027】図3は図2の周波数比検出回路12の具体
例を示すブロック図である。この図を説明すると、カウ
ンタ20はマスタクロック(MCK)19をクロックと
して44.1kHzの周期を計測するカウンタである。フリ
ップフロップ21はマスタクロック(MCK)19とは
非同期である入力クロックの同期をとるためのものであ
る。エッジ検出器22はカウンタ20からの出力のダウ
ンエッジを検出するとマスタクロック(MCK)19の
1周期分のパルス、エッジパルス(EP)33を発生す
る。エッジ検出器23はフリップフロップ21の出力の
アップエッジを検出するとマスタクロック(MCK)1
9の1周期分のパルスを発生する。カウンタ24は7ビ
ットのカウンタであり、エッジ検出器23が発生するパ
ルス信号のカウントを行なう。フリップフロップ25,
26,29,30は7ビットのフリップフロップであ
る。遅延器27は入力されるエッジパルス(EP)33
をマスタクロック(MCK)19の1周期分遅延させ
る。比較器31は2入力の差をとり差が±2以内で、か
つ2入力の値が44H〜46H,39H〜41H,2D
H〜2EHである場合に“1”を出力する。なお図示し
てはいないが、すべてのカウンタ,フリップフロップは
リセット端子を有しており、イニシャルリセット等の信
号によりリセット可能となっている。
【0028】次に図3に示す回路の動作について説明を
行なう。エッジ検出器23によりカウンタ24は入力ク
ロック(CLK)7にほぼ同期してカウントアップを行
なう。このカウント値がエッジ検出器22によるエッジ
パルス(EP)33によりフリップフロップ25にラッ
チされる。フリップフロップ25の旧データはフリップ
フロップ26にラッチされる。減算器28がフリップフ
ロップ25の出力からフリップフロップ26の出力の値
を減算する。故に、減算結果は44.1kHzの周期内の入
力クロックのパルス数を表す。この値がフリップフロッ
プ29にラッチされる。
【0029】フリップフロップ29とフリップフロップ
30には同じクロック信号が与えられているので、フリ
ップフロップ30にはフリップフロップ29の旧データ
が格納されている。比較器31がフリップフロップ29
とフリップフロップ30の値の比較を行なう。入力クロ
ックの周波数が安定していれば、当然これらの値の差は
±2の範囲となり、また、入力クロックのサンプルレー
トが32kHz,44.1kHz,48kHzの何れかであればフ
リップフロップ29,30の値は44H〜46H,39
H〜41H,2DH〜2Eの何れかとなっている。この
とき、比較器31は“1”を出力し、フリップフロップ
32がこれをラッチしてRDY信号6として出力する。
【0030】周波数比検出回路10,11もほぼ同様の
回路構成となっているが、周波数比検出回路10では、
カウンタ20が44.1kHzの周期の4096倍を計測す
るカウンタとなっており、カウンタ24が19ビットの
カウンタで、その後のフリップフロップ25,26,2
9も19ビットとなっている。また、フリップフロップ
29の出力が周波数比データ3として出力される。
【0031】また、RDY信号6は図4に示されるよう
に、エッジ検出器22の出力によってクロックされるフ
リップフロップ40の出力を用いればよい。フリップフ
ロップ40は周波数比検出回路12のRDY信号が
“0”の時にリセットがかかるようになっている。周波
数比検出回路11では、カウンタ20が44.1kHzの周
期の512倍を計測するカウンタとなっており、カウン
タ24が16ビットのカウンタで、その後のフリップフ
ロップ25,26,29も16ビットとなっている。
【0032】また、フリップフロップ29の出力が周波
数比データ3として出力される。また、周波数比検出回
路10同様、RDY信号は図4に示されるように、エッ
ジ検出器22の出力によってクロックされるフリップフ
ロップ40の出力を用いればよい。フリップフロップ4
0は周波数比検出回路12のRDY信号が“0”の時に
リセットがかかるようになっている。
【0033】なお、周波数比検出回路10,11におい
ては、フリップフロップ40もそうであるが、他のフリ
ップフロップ,カウンタ類はすべて周波数比検出回路1
2のRDY信号が“0”の時にリセットがかかるように
なっている。このようにすることにより、入力クロック
の周波数が安定してから周波数比検出回路10,11で
は周波数比データの計測を開始するようにしている。
【0034】なお、以上の本実施の形態においては、周
波数比検出回路10,11にそれぞれカウンタ20,カ
ウンタ24を備えるようにしたが、無論共有化しても良
いことは言うまでもない。また、周波数比データの精度
として18〜19ビットとしているが、必要に応じて増
減させて良いことは当然である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
常入力信号として与えられる信号のサンプルレートは3
2kHz,44.1kHz,48kHzの何れかであり、しかも
かなり正確な値であることを利用し、上記周波数比検出
回路によって直ちに正確な値をサンプルレート変換部に
与えるようにしたため、素早くサンプルレート変換を開
始することができ、しかも精度の高い周波数比データを
用いてのサンプルレート変換が行なえるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるサンプルレートコ
ンバータの構成を示すブロック図
【図2】図1の周波数比検出器1の構成を示すブロック
【図3】図2の周波数比検出回路12の具体例を示すブ
ロック図
【図4】図2の周波数比検出回路10,11におけるR
DY信号を発生する回路の1例図
【符号の説明】
1 周波数比検出器 2 サンプルレート変換部 10,11,12 周波数比検出回路 13,14,15 セレクタ 16 差検出器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のサンプルレートを有する入力信号
    を第2のサンプルレートを有する出力信号に変換するサ
    ンプルレートコンバータにおいて、前記第1のサンプル
    レートと前記第2のサンプルレートの周波数比データを
    異なる精度で検出する少なくとも3個の第1,第2,最
    終の周波数比検出手段を有し、前記第1の周波数比検出
    手段は前記第1,第2のサンプルレートの周波数比デー
    タの概略値を素早く求め、前記第2の周波数比検出手段
    は前記第1,第2のサンプルレートの周波数比データを
    前記第1の周波数比検出手段よりも時間を要するが精度
    良く求め、前記最終の周波数比検出手段は前記第1,第
    2のサンプルレートの周波数比データを前記第2の周波
    数比検出手段よりも更に時間を要するが更に精度良く求
    め、かつ新たなサンプルレートを有する前記入力信号と
    して与えられたとき、前記第1の周波数比検出手段の検
    出結果に基づき予め定められた値を周波数比データとし
    て出力し、次いで、前記第2の周波数比検出手段の検出
    結果に基づいて前記周波数比データの補正を行ない、次
    いで、前記最終の周波数比検出手段の検出結果が得られ
    た段階で該検出結果を周波数比データとして出力し、該
    周波数比データに基づきサンプルレートの変換を行うこ
    とを特徴とするサンプルレートコンバータ。
  2. 【請求項2】 前記第1の周波数比検出手段は前記第1
    のサンプルレートが一定であることを検出する手段を有
    しており、該検出手段出力に基づき前記第2〜最終の周
    波数比検出手段が動作を開始するようにしたことを特徴
    とする請求項1項記載のサンプルレートコンバータ。
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