JP3464895B2 - 墓前用燭台 - Google Patents

墓前用燭台

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JP3464895B2
JP3464895B2 JP27451697A JP27451697A JP3464895B2 JP 3464895 B2 JP3464895 B2 JP 3464895B2 JP 27451697 A JP27451697 A JP 27451697A JP 27451697 A JP27451697 A JP 27451697A JP 3464895 B2 JP3464895 B2 JP 3464895B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野外に設置する墓
前用燭台に関するものであり、さらに詳しくはローソク
が灯される空間の前面に透明な板がはめ込まれた墓前用
燭台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】野外に設置される墓塔の燭台にローソク
を灯す場合に、その日の天気が悪いと雨や風の影響で火
を灯すことが困難であり、仮に首尾よく火がついたとし
ても簡単に消えてしまうことが多い。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】本発明は、そのよ
うな天気の日でも難なくローソクに火を灯すことがで
き、燭台の中で十分な時間消えずに周囲を照らして祖先
のお参りができるような雰囲気を醸し出す墓前用燭台を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明による墓前用燭台は、前面及び背面に開口
し略水平に形成された床部を有する空間が内部に形成さ
れた燭台本体と、前記前面の開口部に着脱自在にはめ込
まれる透明の正面アクリル板と、前記背面の開口部に着
脱自在にはめ込まれる透明の背面アクリル板と、前記床
部に着脱自在に取り付けられるローソク立て手段を含
み、前記正面アクリル板は下部に通風孔を有し、前記背
面アクリル板は上部に熱気抜け穴を有し、さらに、前記
前面及び前記背面の開口部の上辺は弧状の切り欠きを有
し前記正面アクリル板及び前記背面アクリル板をそれぞ
れはめ込んだ状態で開口した排熱窓が形成され、前記熱
気抜き穴は、前記ローソク立て手段により立てられたロ
ーソクの炎の高さが、前記熱気抜け穴より上の場合、前
記排熱窓と共に排熱用として機能し、前記熱気抜き穴以
下の場合、内部空間の上昇気流により外気が内部へ流入
し内部温度を下げるように機能する、ことを特徴とす
る。
【0005】また、前記ローソク立て手段は前記床部の
中央部に形成された貫通口と、軸線付近を垂直に細長の
めくら穴が形成されたボルトヘッドを有し前記貫通口
間内から挿通されるボルトと、該ボルトをワッシャー
を介して締め付けるナットと、前記めくら穴に挿入され
る脚部を有するローソク立て皿を含むことがのぞまし
い。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施例の斜
視図で野外に設置される燭台本体1と該燭台本体1に着
脱自在にはめ込まれる透明のアクリル板2が示されてい
る。前記燭台本体1は、御影石で全体が略直方体に形成
されその中間部には細長の空間1aが穿設されており、
その下は底部1bとして全体を支持している。
【0007】前記空間1aは、その底部に略水平の床1
cが形成されており該床1cには約1mmの厚みを有する
ステンレスの板1dが張ってある。前記アクリル板2
は、下端が略直角に折れ曲がっており全体がL字の断
面を有する。
【0008】前記空間1aは前方に開口しており前記ス
テンレス板1dの上には、互いに前方開口部に向かい平
行に2本のステンレス棒1eが前記ステンレス板1dと
の間に隙間を保って溶接されている。そして、前記透明
のアクリル板2は、前記下端の折れ曲がっ部分を2本
のステンレス棒の下の隙間に挿入することにより図2の
斜視図に示されるように着脱自在にはめ込まれように
なっている。
【0009】また背面も開口しており、前記ステンレス
板1dの背面側が略直角に立ち上がっていて、透明のア
クリル板3がアルミリベットを介して着脱自在に取り付
けられている。
【0010】さらに、図3の正面図に示すように前記ア
クリル板2の下部には一対の通風穴2aが形成されてい
る。一方、背面図である図4に示すように前記アクリル
板3の上部にも一対の熱気抜き穴3aが形成されてい
る。そして、図1乃至図4に示すように前記燭台本体1
の前面と背面の開口部の上辺には弧状の切り欠き1fが
形成されていて正面と背面の開部にはめ込まれたアク
リル板2とアクリル3と共同して排熱窓1gを形成し
ている。
【0011】また図5に示すように前記ステンレス板1
dが張ってありその中央部で前記2本のステンレス棒1
eの間の位置において貫通口1hが該ステンレス板1d
と共に燭台本体1の底部に1bに形成されている。
【0012】前記貫通口1hには、軸線付近を垂直に細
長のめくら穴1j1’が形成されているボルトヘッド1
j1を有するボルト1jが前記空間内から通されてい
る。ワッシャー1kを介してナット1lで締め付けるよ
うになっている。そして、前記めくら穴1i’にローソ
ク立て皿1mの脚部1m’を挿入して固定する。
【0013】そして、図6の()に示すようにローソ
クが点されて30分ぐらいまでは、その高さは10セン
チ程度で炎の先は背面のアクリル板の熱気抜き穴3aと
略同じ高さである。
【0014】この状態では、前記熱気抜き穴3aはその
上にある排熱窓1gと共に排熱作用をするが()に示
すようにローソクが5センチ位になると前記熱気抜き穴
3aからは内部の上昇気流の働きを受けて外気が入り込
み炎の伸びを押さえ内部の上の温度の上昇を防ぐ。も
し、前記熱気抜き穴3aがないと内部の温度は上昇の一
途をたどりかつ燭台の空間全体が煙突状になりローソク
の燃焼が早くなる。
【0015】以上の構成で、市販のローソク(10cm
高さx1cm直径)を前記燭台のローソク立て皿にロー
ソクを固定して点火した。その時の内部の温度変化及び
周囲に及ぼす影響は下記の通りである。 テスト環境 室温:23℃ 無風状態 30分経過 32℃ 40分経過 37℃ 50分経過 42℃ 60分経過 44℃ 70分経過 41℃ 燃焼終了 40℃ 正面及び背面アクリル板の歪み、膨らみ等の変化なし。
【0016】
【発明の効果】このように、本発明による墓前用燭台は
燭台本体の前面に透明の正面アクリル板が着脱自在には
め込まれるので、天候の悪い日でもローソクに火をつけ
ることが容易で燭台内部に立てたローソクが風や雨で消
えることがなく、またお線香に火をつける場合も落ち着
いて行うことができる。
【0017】また、背面にも透明のアクリル板がはめ込
まれているので周囲を十分に照明することが可能で和や
かな気持ちでお参りすることができる。
【0018】また、前記正面アクリル板の下部には通風
穴を有する一方で前記背面アクリル板は上部に熱気抜け
穴があるので内部の空気を外気と入れ替えてローソクの
燃焼を継続させることができるだけでなく、穴に指を挿
入して操作し正面と背面のアクリル板を燭台本体に着脱
することができる。
【0019】また、前記燭台本体の前面の開口部の上辺
は弧状の切り欠きを有し正面アクリル板をはめ込んだ状
態で開口した排気窓を形成しているので、燭台内部のロ
ーソクが短くなり炎の先端が背面アクリル板の熱気抜け
穴の高さ以下になると内部空間の上昇気流により外気が
前記熱気抜け穴から内部に流入し内部の温度を下げるの
でローソクの燃焼速度が下がりその節約が可能となる。
【0020】また、ローソク立て手段が燭台の床に形成
した貫通口とそこにボルトを挿入してナットで締結して
ボルトヘッド状にローソク立てを固定するので着脱が簡
単で燃え滓等の除去手軽に行ことができるだけでな
く市販のいかなる寸法のローソクでも使用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の態様の燭台本体と正面アクリル
板の斜視図である。
【図2】図1の正面アクリルを燭台本体にはめ込ん
態の斜視図である。
【図3】前記実施の態様の正面図である。
【図4】前記実施の態様の背面図である。
【図5】前記実施の態様の側面図である。
【図6】()はローソク点火直後の側面図で()は
ローソクが5cm程度に減った時の側面図である。
【符号の説明】
1 燭台本体 1a 空間 2 正面アクリル板 2a 通風穴 3 背面アクリル板 3a 熱気抜き穴

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面及び背面に開口し略水平に形成され
    た床部を有する空間が内部に形成された燭台本体と、前
    記前面の開口部に着脱自在にはめ込まれる透明の正面ア
    クリル板と、前記背面の開口部に着脱自在にはめ込まれ
    る透明の背面アクリル板と、前記床部に着脱自在に取り
    付けられるローソク立て手段を含み、 前記正面アクリル板は下部に通風孔を有し、前記背面ア
    クリル板は上部に熱気抜け穴を有し、 さらに、前記前面及び前記背面の開口部の上辺は弧状の
    切り欠きを有し前記正面アクリル板及び前記背面アクリ
    ル板をそれぞれはめ込んだ状態で開口した排熱窓が形成
    され 前記熱気抜き穴は、 前記ローソク立て手段により立てられローソクの炎の高
    さが、前記熱気抜け穴より上の場合、前記排熱窓と共に
    排熱用として機能し、前記熱気抜き穴以下の場合、内部
    空間の上昇気流により外気が内部へ流入し内部温度を下
    げるように機能する、 ことを特徴とする墓前用燭台。
  2. 【請求項2】 前記ローソク立て手段は前記床部の中央
    部に形成された貫通口と、軸線付近を垂直に細長のめく
    ら穴が形成されたボルトヘッドを有し前記貫通口に前
    空間内から挿通されるボルトと、前記空間の外部にて該
    ボルトをワッシャーを介して締め付けるナットと、前記
    めくら穴に挿入される脚部を有するローソク立て皿を含
    むことを特徴とする請求項1に記載の墓前用燭台。
JP27451697A 1997-10-07 1997-10-07 墓前用燭台 Expired - Fee Related JP3464895B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3039921U (ja) 1995-05-12 1997-08-05 條一 須原 墓参用ローソク立て

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3039921U (ja) 1995-05-12 1997-08-05 條一 須原 墓参用ローソク立て

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