JP3464834B2 - 簡易孔版印刷用製版方法および装置 - Google Patents

簡易孔版印刷用製版方法および装置

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JP3464834B2 JP28714394A JP28714394A JP3464834B2 JP 3464834 B2 JP3464834 B2 JP 3464834B2 JP 28714394 A JP28714394 A JP 28714394A JP 28714394 A JP28714394 A JP 28714394A JP 3464834 B2 JP3464834 B2 JP 3464834B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、簡易孔版印刷用の製版
方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、枠に貼られた像様に微細孔があけ
られた孔版材に直接インキを塗布し、インキをフィルム
を介して加圧して孔版材の像様微細孔を通過したインキ
を紙に転移する簡易孔版印刷装置が、はがき印刷用とし
て広く使用されている。この簡易孔版印刷装置は、一枚
の版に部分的に多色のインクを配して容易に多色印刷を
行うことができる。
【0003】また、通常のカラー印刷のように原稿とし
て色分解されたものを用意して、シアン、マゼンタ、イ
エロー、ブラックの版を作って、重ね刷りすることでカ
ラー印刷をすることもできる。
【0004】現在、簡易孔版印刷装置では熱により収縮
してインキが通過する微細孔が形成される熱収縮性感熱
フィルムを用いた版材が多く用いられている。この場
合、原画像と熱収縮性感熱フィルムを密着させてフラッ
シュ露光により画像の黒色部の発熱で版材に微細孔をあ
けて版が作成される。このほかにも別の製版方法も行わ
れている。感熱記録ヘッドを備えたプリンタにより上記
の熱収縮性感熱フィルム版材に直接製版することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のフラッシュ露光
により簡易孔版印刷に用いる孔版を製版する方法は、ワ
ープロやパソコンから直接、製版するのではなく、一
旦、熱収縮性感熱フィルムの版材と重ね合わせる原画像
を作るという中間過程を経るために画質が劣化する。ま
た、ワープロなどからの出力が光を吸収して発熱する素
材で形成されている必要があるので、場合によってはさ
らに画質が悪くなる。
【0006】例えば、インクジェットプリンタ、ドット
プリンタのように染料等で形成された黒色画像は発熱不
足となることがあるので、実際にはカーボン粒子トナー
で画像が形成される電子複写機で一旦コピーするか、カ
ーボン入りインクリボンによる熱転写方式プリンタなど
を用いて、それを原画像としなければならない。このよ
うな中間過程は増えるほど画質が低下する。
【0007】これに対して、上記の感熱記録ヘッドで直
接、熱収縮性感熱フィルム上に孔版用の画像を形成する
方法は、電子複写機などで中間的に複製を作る必要が無
く、すばやく製版できる利点があるが、版材は枠に張り
付けられているので、そのまま感熱プリンタ部に通すこ
とはできないので、枠をはずした熱収縮性感熱フィルム
のみを製版して、後に再び枠に張り付ける方法が行われ
ている。
【0008】しかし、軟弱な感熱性フィルム単体を取り
扱うので細心の注意が必要なので、誰もが容易に行える
ような方法ではない。また、複数の版を重ね刷りして行
うカラー印刷用の版を作るために各色版用の熱収縮性感
熱フィルムを正確に位置あわせをすることは非常に困難
である。
【0009】枠に熱収縮性感熱フィルムを張り付けたま
ま感熱プリンタ部を通せない理由は、枠が厚いためにプ
リンタ部を通過困難ということもあるが、もっとも大き
な問題は感熱ヘッドと熱収縮性感熱フィルムの接触機構
に問題があるからである。
【0010】上記のように熱の伝導には版材と感熱ヘッ
ド間の密着度が大きな影響を与えるので、従来は、枠に
張り付けたままの熱収縮性感熱フィルム版材を適切に製
版できる装置は存在していなかった。本発明は、枠に貼
られた状態の熱収縮性感熱フィルムに対して感熱記録ヘ
ッドを備えた装置で製版する方法および装置を得ること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、枠付きの熱収縮性感熱フィルムからなる
簡易孔版印刷用版材に対して、簡易孔版印刷用版材と係
合して一体となる係合部材を備えた基板、および簡易孔
版印刷用版材と基板の係合時に簡易孔版印刷用版材の枠
内の熱収縮性感熱フィルムに当接する形状を有する弾性
部材からなるスペーサを備えた簡易孔版印刷製版用保持
装置を一体に係合して、熱収縮性感熱フィルムを備えた
プリンタ装置を通して製版するものである。
【0012】本発明で用いる製版用保持装置のスペーサ
はその弾性により、感熱記録ヘッドと熱収縮性感熱フィ
ルムの密着性を高めて、鮮明な孔版用画像を製版する。
【0013】
【実施例】以下本発明の方法及び装置について実施例に
基づいて説明する。図1は本発明の実施例の説明図であ
る。枠1に熱収縮性感熱フィルム2が貼られた簡易孔版
印刷用版材3はプラスチック製の基板4と弾性プラスチ
ックからなるスペーサ5からなる保持装置6とスナップ
機構7により一体に係合される。
【0014】図2に示すように、一体化された版材と保
持装置は感熱記録ヘッドを有するプリンタ部へ送り込ま
れる。記録後は版材と保持装置は分離され、版材は印刷
装置に配置されることになる。なお、この実施例ではス
ナップ機構により一体化しているが、一体化の機構はこ
れに限るものではなく、他の機構も当然に用いることが
できる。
【0015】
【発明の効果】本発明により枠付きの熱収縮性感熱フィ
ルムからなる簡易孔版印刷用版材を用いて感熱記録ヘッ
ドを備えたプリンタ装置で直接、製版が可能となり、画
質の向上がはかられた。枠付きフィルムを使えることで
位置あわせも正確に行え、カラー印刷用の複数の版を容
易に作ることができ、さらに熱収縮性感熱フィルムを単
体で扱う困難が無く、誰でも容易に製版が可能となる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の説明図である。
【図2】版材と保持装置が一体化した状態の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 枠 2 熱収縮性感熱フィルム 3 簡易孔版印刷用版材 4 基板 5 スペーサ 6 保持装置 7 スナップ機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−77742(JP,A) 特開 昭63−109089(JP,A) 特開 昭61−69461(JP,A) 特開 昭60−180892(JP,A) 特開 昭63−319194(JP,A) 特開 平3−270987(JP,A) 特開 平3−247474(JP,A) 特開 平8−99479(JP,A) 実開 平5−74833(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41C 1/055 511 B41C 1/14 B41N 1/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠付きの熱収縮性感熱フィルムからなる
    簡易孔版印刷用版材に対して、前記簡易孔版印刷用版材
    と係合して一体となる係合部材を備えた基板、および前
    記簡易孔版印刷用版材と前記基板の係合時に前記簡易孔
    版印刷用版材の枠内の熱収縮性感熱フィルムに当接する
    形状を有する弾性部材からなるスペーサを備えた簡易孔
    版印刷製版用保持装置を一体に係合して、感熱記録ヘッ
    ドを備えたプリンタ装置により製版することを特徴とす
    る簡易孔版印刷用製版方法。
  2. 【請求項2】 枠付きの熱収縮性感熱フィルムからなる
    簡易孔版印刷用版材に対して、前記簡易孔版印刷用版材
    と係合して一体となる係合部材を備えた基板、および前
    記簡易孔版印刷用版材と前記基板の係合時に前記簡易孔
    版印刷用版材の枠内の熱収縮性感熱フィルムに当接する
    形状を有する弾性部材からなるスペーサを備えた簡易孔
    版印刷製版用保持装置。
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JP6044523B2 (ja) * 2013-11-20 2016-12-14 カシオ計算機株式会社 印面形成装置、印面材ホルダおよび印面形成方法
JP6330769B2 (ja) * 2015-09-18 2018-05-30 カシオ計算機株式会社 印面版ホルダ

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