JP3464787B2 - ドクターブレード搭載機構 - Google Patents
ドクターブレード搭載機構Info
- Publication number
- JP3464787B2 JP3464787B2 JP2000596213A JP2000596213A JP3464787B2 JP 3464787 B2 JP3464787 B2 JP 3464787B2 JP 2000596213 A JP2000596213 A JP 2000596213A JP 2000596213 A JP2000596213 A JP 2000596213A JP 3464787 B2 JP3464787 B2 JP 3464787B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- doctor
- shelf
- upper plate
- blade
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C11/00—Component parts, details or accessories not specifically provided for in groups B05C1/00 - B05C9/00
- B05C11/02—Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface
- B05C11/04—Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface with blades
- B05C11/041—Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface with blades characterised by means for positioning, loading, or deforming the blades
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C1/00—Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating
- B05C1/04—Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating for applying liquid or other fluent material to work of indefinite length
- B05C1/08—Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating for applying liquid or other fluent material to work of indefinite length using a roller or other rotating member which contacts the work along a generating line
- B05C1/0817—Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating for applying liquid or other fluent material to work of indefinite length using a roller or other rotating member which contacts the work along a generating line characterised by means for removing partially liquid or other fluent material from the roller, e.g. scrapers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F9/00—Rotary intaglio printing presses
- B41F9/06—Details
- B41F9/08—Wiping mechanisms
- B41F9/10—Doctors, scrapers, or like devices
- B41F9/1036—Clamping and adjusting devices
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21G—CALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
- D21G3/00—Doctors
- D21G3/005—Doctor knifes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Paper (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
- Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)
- Shearing Machines (AREA)
- Dowels (AREA)
Description
【0001】(優先権情報)
この出願は、1999年1月29日出願の仮出願番号第
60/117,951号からの優先権を主張する。
60/117,951号からの優先権を主張する。
【0002】(技術分野)
この発明は、例えば抄紙機、塗布機およびその他のウェ
ブ処理装置に関し、特にこれら装置のロールをドクター
処理するための改良された装置に関する。
ブ処理装置に関し、特にこれら装置のロールをドクター
処理するための改良された装置に関する。
【0003】(背景技術)
ドクターシステムの三つの主要構成部品として、高剛性
のドクター骨組すなわちビーム、ドクターブレードホル
ダー、およびドクターブレードがある。ドクターシステ
ムは、抄紙機、塗布機、または他の類似のウェブ処理装
置に搭載して用いられ、このシステムを用いて洗浄また
は液の除去を目的とした回転ロール表面の掻き落としが
行われる。抄紙機内のいくつかの重要なロール位置で、
ドクターシステムは、全幅または一部幅のいずれかの枚
葉紙の形で切り離しすなわち「シェッド」を行う、スレ
ッディング(threading)工程においても使用される。
のドクター骨組すなわちビーム、ドクターブレードホル
ダー、およびドクターブレードがある。ドクターシステ
ムは、抄紙機、塗布機、または他の類似のウェブ処理装
置に搭載して用いられ、このシステムを用いて洗浄また
は液の除去を目的とした回転ロール表面の掻き落としが
行われる。抄紙機内のいくつかの重要なロール位置で、
ドクターシステムは、全幅または一部幅のいずれかの枚
葉紙の形で切り離しすなわち「シェッド」を行う、スレ
ッディング(threading)工程においても使用される。
【0004】従来のドクター処理では、ドクターブレー
ドのワーキングエッジを回転ロール表面に当接すること
で、ロール表面から材料および水またはその他の溶液が
除去されている。有効なドクター処理に寄与する重要な
因子として、ブレード全長でのブレードのワーキングエ
ッジと回転ロール表面との間の均一な負荷、およびロー
ル表面に対する最適なブレード角度の保持などがある。
ドのワーキングエッジを回転ロール表面に当接すること
で、ロール表面から材料および水またはその他の溶液が
除去されている。有効なドクター処理に寄与する重要な
因子として、ブレード全長でのブレードのワーキングエ
ッジと回転ロール表面との間の均一な負荷、およびロー
ル表面に対する最適なブレード角度の保持などがある。
【0005】図1〜3に先行技術のドクターシステムの
例を示す。図1および図2において、ドクターシステム
は、軸A1を中心として回転する軸受け12に搭載され
たドクターバック10を含む。アクチュエータ14の動
作によりドクターバックは軸A1を中心として回転し、
ドクターブレード16のワーキングエッジを回転ロール
20の表面18に押し付ける。ブレードーホルダー22
はドクターバック10の先端部に取り付けられる。
例を示す。図1および図2において、ドクターシステム
は、軸A1を中心として回転する軸受け12に搭載され
たドクターバック10を含む。アクチュエータ14の動
作によりドクターバックは軸A1を中心として回転し、
ドクターブレード16のワーキングエッジを回転ロール
20の表面18に押し付ける。ブレードーホルダー22
はドクターバック10の先端部に取り付けられる。
【0006】以下の記述により、ドクターブレードおよ
び(例えばドクターバックやブレードホルダーなどの)
ドクターシステムの主な付属部品は、各々少なくとも処
理されるウェブの全幅に及んで「装置方向と直交方向」
すなわちロール20の回転軸A1に平行に延在する、こ
とが明らかにされる。また、ここに用いたように、「装
置方向」という用語は、装置中のウェブの移動方向を示
すものであることがわかる。
び(例えばドクターバックやブレードホルダーなどの)
ドクターシステムの主な付属部品は、各々少なくとも処
理されるウェブの全幅に及んで「装置方向と直交方向」
すなわちロール20の回転軸A1に平行に延在する、こ
とが明らかにされる。また、ここに用いたように、「装
置方向」という用語は、装置中のウェブの移動方向を示
すものであることがわかる。
【0007】図2に示すように、ブレードホルダーは比
較的高剛性の上板24およびその下に位置したジョー部
26を含む。ドクターブレード16は溝28に取り外し
可能に収容され、この溝内でブレード16は上板24と
ジョー部26との間に支持される。
較的高剛性の上板24およびその下に位置したジョー部
26を含む。ドクターブレード16は溝28に取り外し
可能に収容され、この溝内でブレード16は上板24と
ジョー部26との間に支持される。
【0008】上板はねじ30などによってドクターバッ
クに固定される。調整用のセットねじ32が設けられ、
これによりブレードホルダーおよびドクターブレードは
ロール20の長さ方向に調整され、局部的なロール表面
状態の変動に順応するようにされる。セットねじ32に
よって一定程度の調整手段が得られるが、ブレードのワ
ーキングエッジと変動するロール表面との間の負荷を均
一にする上では依然として課題がある。この種の装置の
主な欠点は、ドクターブレード16が、いずれも比較的
高剛性の部材である、上板24とジョー部26との間で
保持されるため、可とう性が不十分であってしばしば現
れるロール表面の変動に十分に順応しきれないことであ
る。
クに固定される。調整用のセットねじ32が設けられ、
これによりブレードホルダーおよびドクターブレードは
ロール20の長さ方向に調整され、局部的なロール表面
状態の変動に順応するようにされる。セットねじ32に
よって一定程度の調整手段が得られるが、ブレードのワ
ーキングエッジと変動するロール表面との間の負荷を均
一にする上では依然として課題がある。この種の装置の
主な欠点は、ドクターブレード16が、いずれも比較的
高剛性の部材である、上板24とジョー部26との間で
保持されるため、可とう性が不十分であってしばしば現
れるロール表面の変動に十分に順応しきれないことであ
る。
【0009】図3に、より改良された構成の先行技術の
ドクターシステムを示す。この場合も、ブレードホルダ
ー34はドクターバック10に取り付けられる。上板3
6は、(ホルダーの全長に及んだ回転ピン38で規定さ
れる)軸A2を中心として回転するように取り付けられ
る。この回転ピンは、上板36から吊られた上部ブラケ
ット40、およびこれに類似しており、チャネル形のベ
ース43から上向きに延びたベースブラケット42中を
貫通する。ジョー部44は、上板36の前方位置の下側
に取り付けられる。ジョー部44および上板36によっ
て溝46が画定され、ドクターブレード16はこの溝内
に取り外し可能に収容されて、ロール20の表面18に
当接する。
ドクターシステムを示す。この場合も、ブレードホルダ
ー34はドクターバック10に取り付けられる。上板3
6は、(ホルダーの全長に及んだ回転ピン38で規定さ
れる)軸A2を中心として回転するように取り付けられ
る。この回転ピンは、上板36から吊られた上部ブラケ
ット40、およびこれに類似しており、チャネル形のベ
ース43から上向きに延びたベースブラケット42中を
貫通する。ジョー部44は、上板36の前方位置の下側
に取り付けられる。ジョー部44および上板36によっ
て溝46が画定され、ドクターブレード16はこの溝内
に取り外し可能に収容されて、ロール20の表面18に
当接する。
【0010】空気または液体が充填された負荷チューブ
48がホルダーの全長に延び、ドクターブレード16か
らもっとも遠い位置で回転ピン38に平行に配置され
る。負荷チューブ48は、膨張することによりドクター
ブレードに負荷力を生成する、あるいはドクターバック
10がロール表面18の回転方向に回転する時に上板3
6に反発力を与える。
48がホルダーの全長に延び、ドクターブレード16か
らもっとも遠い位置で回転ピン38に平行に配置され
る。負荷チューブ48は、膨張することによりドクター
ブレードに負荷力を生成する、あるいはドクターバック
10がロール表面18の回転方向に回転する時に上板3
6に反発力を与える。
【0011】追加の空気充填チューブ50が回転ピン3
8より前方位置で回転ピン38に平行に位置する。ドク
ターブレード16の負荷を解除する必要がある場合は、
負荷チューブ48がしぼんでいる間に空気充填チューブ
50が膨張させられる、あるいはドクターバック10が
ロール表面18から離れた状態で回転させられる。また
空気充填チューブ50によってホルダーの空洞部は密閉
されて屑の侵入が防止される。
8より前方位置で回転ピン38に平行に位置する。ドク
ターブレード16の負荷を解除する必要がある場合は、
負荷チューブ48がしぼんでいる間に空気充填チューブ
50が膨張させられる、あるいはドクターバック10が
ロール表面18から離れた状態で回転させられる。また
空気充填チューブ50によってホルダーの空洞部は密閉
されて屑の侵入が防止される。
【0012】この種のドクターシステムの主な欠点は、
(負荷チューブ48がもたらす比較的低い機構上の利点
はあるが)回転ピン38と上板ブラケット40との間の
摩擦によって、ドクターブレードと一定程度の予測し難
い変動をもつロール表面との間に接触負荷が生じること
である。さらに、回転ピン38と付属ブラケット40,
42との間に隙間が必要なことから、ドクター装置に振
動およびガタつきの問題が起こりやすいという欠点があ
る。
(負荷チューブ48がもたらす比較的低い機構上の利点
はあるが)回転ピン38と上板ブラケット40との間の
摩擦によって、ドクターブレードと一定程度の予測し難
い変動をもつロール表面との間に接触負荷が生じること
である。さらに、回転ピン38と付属ブラケット40,
42との間に隙間が必要なことから、ドクター装置に振
動およびガタつきの問題が起こりやすいという欠点があ
る。
【0013】その他の先行技術のドクター構成の例は、
米国特許第4,789,432号、4,367,120
号および3,748,686号に見られる。
米国特許第4,789,432号、4,367,120
号および3,748,686号に見られる。
【0014】(発明の開示)
本発明は、特有の構成の改良されたドクター装置の提供
であって、前述の先行技術のシステムに伴う問題および
欠点を解消もしくは少なくとも著しく低減し、それによ
って高速抄紙機または他の類似のウェブ処理装置におけ
る広範囲の用途に適したドクター装置を提供することを
目的とする。
であって、前述の先行技術のシステムに伴う問題および
欠点を解消もしくは少なくとも著しく低減し、それによ
って高速抄紙機または他の類似のウェブ処理装置におけ
る広範囲の用途に適したドクター装置を提供することを
目的とする。
【0015】特に本発明は、ロール表面の不規則な変動
に順応しつつドクターブレードと回転ロール表面との間
に実質的に均一な負荷を加えることが可能なドクター装
置を提供することを目的とする。この均一な負荷特性
は、各構成部品およびそれらに固有の形状の撓み特性に
大きく依存する。ドクターブレードと回転ロール表面と
の間に均一な負荷を加えることは、ロール表面のより効
果的な洗浄および/またはより信頼性の高いシートのシ
ェッドを実現しながら、ロール表面の摩耗を最小にし、
さらにドクターブレードの摩耗を最適最小化する上で重
要である。
に順応しつつドクターブレードと回転ロール表面との間
に実質的に均一な負荷を加えることが可能なドクター装
置を提供することを目的とする。この均一な負荷特性
は、各構成部品およびそれらに固有の形状の撓み特性に
大きく依存する。ドクターブレードと回転ロール表面と
の間に均一な負荷を加えることは、ロール表面のより効
果的な洗浄および/またはより信頼性の高いシートのシ
ェッドを実現しながら、ロール表面の摩耗を最小にし、
さらにドクターブレードの摩耗を最適最小化する上で重
要である。
【0016】本発明は、主に、意図的に設置された弾性
部材と上板の撓み特性に依りこれらの目的を達成する。
回転する上板機構を用いた先行技術のホルダーとは対照
的に、本発明品のホルダー部品間の隙間すなわち遊びは
極端に小さい。さらにこれにより、ブレードホルダー部
品は振動またはガタつきしにくくなる。加えて本発明品
は、ドクターブレードの摩耗による、動作時のドクター
ブレードの負荷または当接角度への影響が最小限になる
ような形状をもつ。
部材と上板の撓み特性に依りこれらの目的を達成する。
回転する上板機構を用いた先行技術のホルダーとは対照
的に、本発明品のホルダー部品間の隙間すなわち遊びは
極端に小さい。さらにこれにより、ブレードホルダー部
品は振動またはガタつきしにくくなる。加えて本発明品
は、ドクターブレードの摩耗による、動作時のドクター
ブレードの負荷または当接角度への影響が最小限になる
ような形状をもつ。
【0017】上記およびその他の本発明の目的、効果、
および特徴を、以下に添付図面を参照しながらより詳細
に説明する。
および特徴を、以下に添付図面を参照しながらより詳細
に説明する。
【0018】(発明を実施するための最良の形態)
最初に図4を参照する。本発明によるドクター装置を、
筒状ロール20の回転面18の近傍において参照数字5
2で示す。前述の先行技術の構成と同様に、このドクタ
ー装置は、アクチュエータ54の作用で軸A1を中心と
して回転するドクターバック10を含む。一括して参照
数字56で示した、本発明によるブレードホルダーはド
クターバックの先端に取り付けられる。
筒状ロール20の回転面18の近傍において参照数字5
2で示す。前述の先行技術の構成と同様に、このドクタ
ー装置は、アクチュエータ54の作用で軸A1を中心と
して回転するドクターバック10を含む。一括して参照
数字56で示した、本発明によるブレードホルダーはド
クターバックの先端に取り付けられる。
【0019】さらに図5〜7を参照する。図に示したよ
うに、ブレードホルダー56は、任意の好便な手段(図
示せず)によってドクターバックに固定搭載されたベー
ス58を含む。シェルフ(shelf)60がベース58から
前方に突き出ている。可とう性の上板62がシェルフ6
0上に重なり、保持バー64および段付ねじ66によっ
てベース58に対して適正位置に固定される。段付ねじ
66は、ベース58を貫通した協力して機能するように
形造られた溝70内に摺動的に収容されるT形バー68
中にねじ通しされる。シェルフ60は72の位置で下向
きに屈曲して、上板62の下面の下側で上板62と間隔
を置いた、前方に延びたカンチレバー形のセグメント6
0aを形成する。
うに、ブレードホルダー56は、任意の好便な手段(図
示せず)によってドクターバックに固定搭載されたベー
ス58を含む。シェルフ(shelf)60がベース58から
前方に突き出ている。可とう性の上板62がシェルフ6
0上に重なり、保持バー64および段付ねじ66によっ
てベース58に対して適正位置に固定される。段付ねじ
66は、ベース58を貫通した協力して機能するように
形造られた溝70内に摺動的に収容されるT形バー68
中にねじ通しされる。シェルフ60は72の位置で下向
きに屈曲して、上板62の下面の下側で上板62と間隔
を置いた、前方に延びたカンチレバー形のセグメント6
0aを形成する。
【0020】参照数字74で代表して示した複数のブレ
ード支持部材は、ねじ76等の手段で上板62の前部の
下面に固定される。図7に示したように、この支持部材
は相互に間隔を置く(参照数字78)。この支持部材
は、上板62の下面の下に間隔を置いて位置して協力し
て機能することで、相互に位置整合された収容溝80を
画定する前部74aと、シェルフセグメント60aの下
面の下に間隔を置いて位置して協力して機能すること
で、相互に位置整合された凹部82を画定する後部74
bをもつ。ここに用いたように、「相互に位置整合され
た」という用語は、装置方向と直交方向での整合を記述
するものとする。
ード支持部材は、ねじ76等の手段で上板62の前部の
下面に固定される。図7に示したように、この支持部材
は相互に間隔を置く(参照数字78)。この支持部材
は、上板62の下面の下に間隔を置いて位置して協力し
て機能することで、相互に位置整合された収容溝80を
画定する前部74aと、シェルフセグメント60aの下
面の下に間隔を置いて位置して協力して機能すること
で、相互に位置整合された凹部82を画定する後部74
bをもつ。ここに用いたように、「相互に位置整合され
た」という用語は、装置方向と直交方向での整合を記述
するものとする。
【0021】ドクターブレード84の後端は、ブレード
支持部材74の前部74aと上板62の下面との間の、
相互に位置整合された溝80に摺動的に収容および保持
される。ブレード84の先端はロール表面18に当接さ
れる。
支持部材74の前部74aと上板62の下面との間の、
相互に位置整合された溝80に摺動的に収容および保持
される。ブレード84の先端はロール表面18に当接さ
れる。
【0022】弾性部材86は、シェルフのカンチレバー
形セグメント60aとブレード支持部材の後部74bと
の間の凹部82に納められる。
形セグメント60aとブレード支持部材の後部74bと
の間の凹部82に納められる。
【0023】上板62は、ホルダーの全長に延在し、最
適な装置動作方向および装置方向と直交方向での剛性を
有して、信頼性が高くて効率的なドクター処理が行える
ように設計されている。目的の用途に応じて、種々の材
料が上板用として適する。好適な材料は、エポキシ樹脂
組織中にカーボンおよび/またはガラス強化ファイバが
加えられた複合材料である。ステンレス鋼は好適さでは
劣るが利用可能な材料である。
適な装置動作方向および装置方向と直交方向での剛性を
有して、信頼性が高くて効率的なドクター処理が行える
ように設計されている。目的の用途に応じて、種々の材
料が上板用として適する。好適な材料は、エポキシ樹脂
組織中にカーボンおよび/またはガラス強化ファイバが
加えられた複合材料である。ステンレス鋼は好適さでは
劣るが利用可能な材料である。
【0024】上板の厚さも目的の用途に応じて変化し、
標準的な範囲は約1.270〜4.763mm(0.0
50〜0.1875インチ)である。
標準的な範囲は約1.270〜4.763mm(0.0
50〜0.1875インチ)である。
【0025】保持バー64およびその下のシェルフ60
の後部セグメントに対する、上板62の熱膨張差を許容
するために、上板は88の位置で装置方向に溝切りされ
る。段付きねじ66の径の大きい肩部の軸方向の寸法
は、使用される上板材料に最適な締め付け力が加わるよ
うに選択される。この締め付け力によって、上板は下側
にあるシェルフ60の支持面に密着し、また熱による上
板の膨張、収縮が許容される。この熱膨張への順応は、
上板材料が他の隣接したブレードホルダー構成部品の材
料と異なっている場合に重要である。
の後部セグメントに対する、上板62の熱膨張差を許容
するために、上板は88の位置で装置方向に溝切りされ
る。段付きねじ66の径の大きい肩部の軸方向の寸法
は、使用される上板材料に最適な締め付け力が加わるよ
うに選択される。この締め付け力によって、上板は下側
にあるシェルフ60の支持面に密着し、また熱による上
板の膨張、収縮が許容される。この熱膨張への順応は、
上板材料が他の隣接したブレードホルダー構成部品の材
料と異なっている場合に重要である。
【0026】独立部品として含まれる場合、シェルフ6
0は、ベース58の上面と上板62の下面との間にしっ
かりと挟まれる。この他、前方に突き出たシェルフセグ
メント60aをベース58の一体部品として機械加工で
作製することもできる。
0は、ベース58の上面と上板62の下面との間にしっ
かりと挟まれる。この他、前方に突き出たシェルフセグ
メント60aをベース58の一体部品として機械加工で
作製することもできる。
【0027】段付ねじ66を緩めるだけで、エレメント
60,62,64,66,68,74,86およびドク
ターブレード84を含む一体形機構は、一つのユニット
としてベース58から摺動的に取り外すことができ、そ
れによってブレードホルダー機構の洗浄および整備を簡
単に行うことができる。
60,62,64,66,68,74,86およびドク
ターブレード84を含む一体形機構は、一つのユニット
としてベース58から摺動的に取り外すことができ、そ
れによってブレードホルダー機構の洗浄および整備を簡
単に行うことができる。
【0028】エレメント68をT形の断面で示してきた
が、その他の機構的に互いに係合する形状を用いて同じ
機能、すなわち前述の一体形機構を取り外し可能に固定
および摺動的に引き抜いて交換する手段が得られること
は明らかである。
が、その他の機構的に互いに係合する形状を用いて同じ
機能、すなわち前述の一体形機構を取り外し可能に固定
および摺動的に引き抜いて交換する手段が得られること
は明らかである。
【0029】ブレード支持部材74はホルダーの全長に
亘って均等に間隔を置いている。典型的には、ブレード
支持部材は幅が約44.5mm(1.75インチ)で、
幅間の隙間は約6.4mm(0.25インチ)である。
このブレード支持部材間の隙間により、上板62は必要
に応じて装置方向と直交方向に撓んで回転ロール表面の
変動に順応することができる。
亘って均等に間隔を置いている。典型的には、ブレード
支持部材は幅が約44.5mm(1.75インチ)で、
幅間の隙間は約6.4mm(0.25インチ)である。
このブレード支持部材間の隙間により、上板62は必要
に応じて装置方向と直交方向に撓んで回転ロール表面の
変動に順応することができる。
【0030】必要に応じてシール90が凹部82の内部
に裏張りされた状態でホルダーの全長に延在し、それに
よってブレード支持部材74間の隙間を目張りする。こ
のシールによって凹部82内への屑の侵入が防止され
る。
に裏張りされた状態でホルダーの全長に延在し、それに
よってブレード支持部材74間の隙間を目張りする。こ
のシールによって凹部82内への屑の侵入が防止され
る。
【0031】弾性部材86は、図に示すように、部分的
に液体が充填され、かつ端部がシールされた(参照数字
92)、可とう性の壁をもつチューブを含む。あるい
は、一体のバー形状の弾性部材または他の弾性材料をチ
ューブ86の代わりに用いることもできる。
に液体が充填され、かつ端部がシールされた(参照数字
92)、可とう性の壁をもつチューブを含む。あるい
は、一体のバー形状の弾性部材または他の弾性材料をチ
ューブ86の代わりに用いることもできる。
【0032】以上の記述に照らして、図4に示すように
アクチュエータ54によってドクターバック10が反時
計回りに回転すると、ドクターブレード84がロール2
0の回転面18に負荷されることがわかる。最初の接触
後、ブレードの負荷が増すと、図5の矢印94で示した
ように、上板62の先端は、後端すなわち固定端に対し
て上向きに撓む。上板が上向きに撓むと、弾性部材86
が圧縮して、ブレード支持部材の後部74bおよびシェ
ルフ60のカンチレバー形セグメント60aの両方に対
する反発力が生じる。この弾性部材とブレード支持部材
74との間の反発力は、上板の撓みを制御して、ロール
表面に変動が現れる場合であってもドクターブレードと
ロールの回転面18との間に均一な接触負荷をもたらす
主要因となる。結果として、弾性部材86の及ぼす力に
よりドクターブレードと回転ロール面とは良好に当接す
る。弾性部材86は、上板およびドクターブレードに機
構上極力効果的な影響が及ぶように配置される。
アクチュエータ54によってドクターバック10が反時
計回りに回転すると、ドクターブレード84がロール2
0の回転面18に負荷されることがわかる。最初の接触
後、ブレードの負荷が増すと、図5の矢印94で示した
ように、上板62の先端は、後端すなわち固定端に対し
て上向きに撓む。上板が上向きに撓むと、弾性部材86
が圧縮して、ブレード支持部材の後部74bおよびシェ
ルフ60のカンチレバー形セグメント60aの両方に対
する反発力が生じる。この弾性部材とブレード支持部材
74との間の反発力は、上板の撓みを制御して、ロール
表面に変動が現れる場合であってもドクターブレードと
ロールの回転面18との間に均一な接触負荷をもたらす
主要因となる。結果として、弾性部材86の及ぼす力に
よりドクターブレードと回転ロール面とは良好に当接す
る。弾性部材86は、上板およびドクターブレードに機
構上極力効果的な影響が及ぶように配置される。
【0033】好適な上板材料は、装置方向に偏らせて装
置方向の剛性を高めると共に装置方向と直交方向の剛性
を低下させるよう設計された、強化ファイバをもつ複合
材料である。上板の厚さおよび撓み特性は、上板の先端
で生じる撓みが長さ方向にわずかに変化して予想された
ロール表面の変動に順応するように設計される。
置方向の剛性を高めると共に装置方向と直交方向の剛性
を低下させるよう設計された、強化ファイバをもつ複合
材料である。上板の厚さおよび撓み特性は、上板の先端
で生じる撓みが長さ方向にわずかに変化して予想された
ロール表面の変動に順応するように設計される。
【0034】上板の撓み制御という重要な機能に加え
て、弾性部材86はエネルギを消散させる機能をもち、
その結果振動ダンパーとしての働きをする。抄紙機の速
度と幅が増す程、振動ダンピング特性の重要性は高ま
る。
て、弾性部材86はエネルギを消散させる機能をもち、
その結果振動ダンパーとしての働きをする。抄紙機の速
度と幅が増す程、振動ダンピング特性の重要性は高ま
る。
【0035】図8に、段付ねじ66がベース58内に直
接ねじ通しされた、本発明の別の実施形態を示す。その
他の点については、図8の構成は図4〜7を参照して先
に述べた実施形態と同じである。
接ねじ通しされた、本発明の別の実施形態を示す。その
他の点については、図8の構成は図4〜7を参照して先
に述べた実施形態と同じである。
【0036】前述の実施形態の更なる別の形態として、
ブレードホルダー機構56は、ロール20の筒状回転面
18の近傍の空間に実質的に剛に固定された、ドクター
バックすなわち支持体上に設置される。この場合、弾性
部材86を(典型的には内部に含まれた液体の量を変化
させることによって)膨張および収縮させる手段が設け
られる。液体量の増加によって、上板機構の撓みによる
曲がりが増加し、その結果ドクターブレードと回転ロー
ル表面との間の接触負荷が増す。反対に、液体量の減少
によって、上板の撓みによる曲がりが減少し、その結果
接触負荷が低下する。弾性部材86内の液体量を、上板
の撓みによる曲がりが絶対最小(absolute minimum)にな
るまで低減もしくは完全緩和する位置までさらに減じる
ことで、ブレードホルダー機構からドクターブレードを
除去することができる。
ブレードホルダー機構56は、ロール20の筒状回転面
18の近傍の空間に実質的に剛に固定された、ドクター
バックすなわち支持体上に設置される。この場合、弾性
部材86を(典型的には内部に含まれた液体の量を変化
させることによって)膨張および収縮させる手段が設け
られる。液体量の増加によって、上板機構の撓みによる
曲がりが増加し、その結果ドクターブレードと回転ロー
ル表面との間の接触負荷が増す。反対に、液体量の減少
によって、上板の撓みによる曲がりが減少し、その結果
接触負荷が低下する。弾性部材86内の液体量を、上板
の撓みによる曲がりが絶対最小(absolute minimum)にな
るまで低減もしくは完全緩和する位置までさらに減じる
ことで、ブレードホルダー機構からドクターブレードを
除去することができる。
【0037】以上の説明に照らして、本発明品は先行技
術のブレードホルダー機構から顕著に進歩しており、従
来にない効果が得られることは当業者に明らかである。
特に重要であるのは、相互に間隔を置いたブレード支持
部材74および弾性のある上板62と共に作用してロー
ル表面の変動に弾性的に順応する、弾性部材86の役割
である。この作用効果は、回転する部品およびそれに伴
う動作用の隙間(working clearances)をブレードホルダ
ー機構内に導入することなく達成され、その結果振動お
よびガタつきの問題は著しく低減し、大半の場合ほぼ解
消される。
術のブレードホルダー機構から顕著に進歩しており、従
来にない効果が得られることは当業者に明らかである。
特に重要であるのは、相互に間隔を置いたブレード支持
部材74および弾性のある上板62と共に作用してロー
ル表面の変動に弾性的に順応する、弾性部材86の役割
である。この作用効果は、回転する部品およびそれに伴
う動作用の隙間(working clearances)をブレードホルダ
ー機構内に導入することなく達成され、その結果振動お
よびガタつきの問題は著しく低減し、大半の場合ほぼ解
消される。
【0038】以上、回転ロール表面のドクター処理に集
中して説明を行ったが、本発明は、回転以外のその他の
動く支持体表面(例えばウェブが装置方向に搬送される
ベルト等の表面)のドクター処理にも適用できることは
明らかである。 [図面の簡単な説明]
中して説明を行ったが、本発明は、回転以外のその他の
動く支持体表面(例えばウェブが装置方向に搬送される
ベルト等の表面)のドクター処理にも適用できることは
明らかである。 [図面の簡単な説明]
【図1】 従来のドクター装置の模式図である。
【図2】 図1に示したブレードホルダーの拡大図であ
る。
る。
【図3】 別の先行技術のブレードホルダー構造を示
す、図2と同様の図である。
す、図2と同様の図である。
【図4】 本発明によるドクター装置の模式図である。
【図5】 図4に示したブレードホルダーの拡大図であ
る。
る。
【図6】 図5のライン6−6に沿って切断された部分
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
【図7】 図4に示したブレードホルダーの部分切欠平
面図である。
面図である。
【図8】 本発明の別の実施形態を示す図5と同様の図
である。
である。
フロントページの続き
(72)発明者 ベノイット デイビッド エイ
アメリカ合衆国 マサチューセッツ州
チェリー バリー ウッドランド ロー
ド 33
(56)参考文献 特開 昭49−48908(JP,A)
特開2000−64189(JP,A)
特公 昭46−39921(JP,B1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
D21G 3/00 - 3/04
Claims (12)
- 【請求項1】 ドクターバックに固定して取り付けられ
たベースであって、ベースから前方に突き出たシェルフ
をもつベースと、 前記シェルフの上に重なった可とう性の上板であって、
前記ベースに対して固定された後部とシェルフを越えて
前方に突き出た前部をもつ上板と、 前記上板の前部の下面に固定された相互に間隔を置いた
ブレード支持部材であって、前記上板の前部の下面の下
に間隔を置いて位置して協力して機能することで相互に
位置整合された収容溝を画定する前部と、前記シェルフ
の下に間隔を置いて位置して協力して機能することで相
互に位置整合された凹部を画定する後部をもつブレード
支持部材と、 前記収容溝に取り外し可能に保持された後部と前記上板
を越えて前方に突き出た前部をもつドクターブレード
と、 前記シェルフと前記ブレード支持部材の後部との間の前
記凹部に納められた弾性部材と、を含むことを特徴とす
るドクター装置。 - 【請求項2】 移動する支持体表面に接触しつつ装置方
向に移動するウェブを処理する装置であって、支持体表
面の近傍位置で装置方向と直交方向に延在するドクター
装置において、 前記装置方向と直交方向に連続して延在するベースとシ
ェルフと可とう性の上板であって、ドクターバックに固
定搭載され、該ベースからロールに向かって前記装置方
向に前方に突き出た前記シェルフをもつベースと、前記
シェルフの上に重なると共に前記ベースに対して固定さ
れた後部と前記シェルフを越えて前記装置方向に前方に
突き出た前部をもつ上板と、 前記上板の前部の下面に固定された複数のブレード支持
部材であって、前記装置方向と直交方向に相互に間隔を
置いており、前記上板の前部の下面の下に間隔を置いて
位置して協力して機能することで相互に位置整合された
収容溝を画定する前部と、前記シェルフの下に間隔を置
いて位置して協力して機能することで相互に位置整合さ
れた凹部を画定する後部をもつ複数のブレード支持部材
と、 前記収容溝に取り外し可能に保持された後部と、前記上
板を越えて前方に突き出て前記ロールの表面に当接する
位置の先端で終わる前部をもつドクターブレードと、 前記シェルフと前記ブレード支持部材の後部との間の前
記凹部に納められた弾性部材と、を含むことを特徴とす
るドクター装置。 - 【請求項3】 請求項1または2のドクター装置におい
て、前記シェルフは前記上板の下面から離れていること
を特徴とするドクター装置。 - 【請求項4】 請求項1または2のドクター装置におい
て、前記弾性部材は、対向する端部がシールされて一部
に液体が充填された、可とう性の壁をもつチューブであ
ることを特徴とするドクター装置。 - 【請求項5】 請求項1または2のドクター装置におい
て、前記弾性部材は、一体の弾性部材であることを特徴
とするドクター装置。 - 【請求項6】 請求項1または2のドクター装置におい
て、前記シェルフは、前記ベースと前記上板との間に堅
く挟まれた後部と、後部に対して下向きに位置ずれし
て、前記上板の下面の下側で間隔を置いて位置した前部
をもつ板状部材を含むことを特徴とするドクター装置。 - 【請求項7】 請求項1または2のドクター装置におい
て、前記弾性部材は、 対向する端部がシールされた可とう性の壁をもつチュー
ブと、チューブを膨張および収縮させて前記ベースに対
して前記上板を弾性的に撓ませる手段と、を含むことを
特徴とするドクター装置。 - 【請求項8】 請求項1または2のドクター装置におい
て、前記シェルフと、前記上板と、前記ブレード支持部
材は、一つのユニットとして前記ベースから取り外すこ
とのできる一体形機構を含むことを特徴とするドクター
装置。 - 【請求項9】 請求項1または2のドクター装置は、前
記凹部の内部に裏張りされて相互に間隔を置いた前記ブ
レード支持部材の後部にわたって延在するシール部材を
含むことを特徴とするドクター装置。 - 【請求項10】 請求項2のドクター装置において、前
記ドクターバックを回転させながら調整して前記ドクタ
ーブレードの先端を前記支持体表面に加圧した状態で当
接させる手段を含むことを特徴とするドクター装置。 - 【請求項11】 請求項2のドクター装置において、前
記ドクターバックは固定されており、前記弾性部材を膨
張させて前記ドクターブレードの先端を前記支持体表面
に加圧した状態で当接させる手段を備えることを特徴と
するドクター装置。 - 【請求項12】 請求項2、10、11のいずれかのド
クター装置において、前記支持体表面は回転ロールの表
面であることを特徴とするドクター装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US11795199P | 1999-01-29 | 1999-01-29 | |
US60/117,951 | 1999-01-29 | ||
PCT/US2000/001657 WO2000044981A1 (en) | 1999-01-29 | 2000-01-24 | Doctor blade mounting assembly |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002535511A JP2002535511A (ja) | 2002-10-22 |
JP3464787B2 true JP3464787B2 (ja) | 2003-11-10 |
Family
ID=22375708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000596213A Expired - Fee Related JP3464787B2 (ja) | 1999-01-29 | 2000-01-24 | ドクターブレード搭載機構 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6328853B1 (ja) |
EP (1) | EP1149202B1 (ja) |
JP (1) | JP3464787B2 (ja) |
AT (1) | ATE267914T1 (ja) |
BR (1) | BR0007856B1 (ja) |
CA (1) | CA2357543C (ja) |
DE (1) | DE60011047T2 (ja) |
ES (1) | ES2219303T3 (ja) |
MX (1) | MXPA01007672A (ja) |
WO (1) | WO2000044981A1 (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6786999B2 (en) | 2001-04-18 | 2004-09-07 | Kadant Web Systems, Inc. | Doctor blade holder |
US6524444B2 (en) * | 2001-04-24 | 2003-02-25 | Kadant Web Systems Inc. | Removable doctor blade holder |
FI5259U1 (fi) * | 2001-12-04 | 2002-02-19 | Metso Paper Inc | Kehto |
FI112878B (fi) * | 2002-07-04 | 2004-01-30 | Metso Paper Inc | Menetelmä ja sovitelma päällystysaseman teräpalkin värähtelyjen vaimentamiseksi |
FI112879B (fi) * | 2002-07-04 | 2004-01-30 | Metso Paper Inc | Menetelmä ja sovitelma päällystysaseman teräpalkin värähtelyjen hallitsemiseksi |
DE10251983A1 (de) * | 2002-11-08 | 2004-05-19 | Helmut Strauch | Schaberklingenhaltevorrichtung |
CA2440903A1 (en) * | 2003-09-16 | 2005-03-16 | Christian Corriveau | Blade holding device, apparatus including the same, and method of operating associated thereto |
KR100677677B1 (ko) | 2004-12-15 | 2007-02-02 | 김종백 | 독터 블레이드 홀더 |
US7431801B2 (en) * | 2005-01-27 | 2008-10-07 | The Procter & Gamble Company | Creping blade |
CA2601965A1 (en) * | 2005-02-22 | 2006-08-31 | Kadant Web Systems, Inc. | Removable doctor blade holder with lockable mount |
US20060225647A1 (en) * | 2005-04-07 | 2006-10-12 | Reid Robert A | Doctor blade holder |
WO2007090045A1 (en) * | 2006-01-31 | 2007-08-09 | Kadant Inc. | Keep for doctor blade holder |
AT502824B1 (de) * | 2006-02-16 | 2007-06-15 | Bartelmuss Klaus Ing | Einrichtung zur lösbaren befestigung eines in einer anlage zur papiererzeugung befindlichen halters für eine schaberklinge |
US7691236B2 (en) * | 2006-07-26 | 2010-04-06 | The Procter + Gamble Company | Creping blade with a highly smooth bevel surface |
WO2008022096A1 (en) * | 2006-08-16 | 2008-02-21 | Kadant Web Systems, Inc. | Doctor blade holder permitting efficient assembly of doctor assemblies and replacement of doctor blades |
SE532221C2 (sv) * | 2007-02-22 | 2009-11-17 | Cs Produktion Ab | Anordning och metod för kräppning av papper |
JP2008248429A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Aikawa Iron Works Co Ltd | ドクター装置及びドクター装置のブレード交換方法 |
ES2311416B1 (es) * | 2007-07-24 | 2009-12-03 | Jose Joaquin Amonarriz Azcolain | Doctor para la industria papelera. |
FI120461B (fi) * | 2007-09-11 | 2009-10-30 | Metso Paper Inc | Laitteisto rainanmuodostuskonetta varten |
WO2009076128A1 (en) | 2007-12-06 | 2009-06-18 | Kadant Web Systems, Inc. | Doctor blade holder |
US20090151579A1 (en) * | 2007-12-14 | 2009-06-18 | Chiba Machine Industry Corporation | Doctor Blade Apparatus For Printing Press |
DE102011081926B4 (de) * | 2011-08-31 | 2014-10-02 | Joh. Clouth Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung zum Halten von Rakeln |
ITMI20130404A1 (it) * | 2013-03-18 | 2014-09-19 | Oradoc S R L | Dispositivo di supporto e di regolazione per il coltello di una macchina per la produzione di materiale cartaceo nastriforme |
EP2989245B1 (en) | 2013-04-26 | 2020-12-23 | Kadant Inc. | Doctor blade holders with vibration mitigation |
FI3425111T3 (fi) * | 2013-11-06 | 2023-08-15 | Kadant Inc | Kaapimen pidinjärjestelmä |
WO2020047493A1 (en) * | 2018-08-31 | 2020-03-05 | Kadant Inc. | Doctor blade with polymeric retention means, doctor blade holder comprising such a doctor blade and method for providing rentention means on a doctor blade |
CN109395984B (zh) * | 2018-10-29 | 2024-02-23 | 菲舍尔航空部件(镇江)有限公司 | 用于表面处理的自动刮胶装置 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3163878A (en) | 1962-12-04 | 1965-01-05 | D S T Pattern And Engineering | Doctor knives |
GB1309804A (en) * | 1970-06-06 | 1973-03-14 | Winterburn Ltd Joseph | Roll doctor apparatus |
GB1416161A (en) | 1972-01-01 | 1975-12-03 | Winterburn Ltd Joseph | Roll doctor apparatus |
US3778861A (en) | 1972-06-26 | 1973-12-18 | Lodding Engineering Corp | Bladeholders for doctors and scrapers |
US3854162A (en) * | 1973-03-02 | 1974-12-17 | Bird Machine Co | Doctor blade holder |
US3866266A (en) | 1973-11-09 | 1975-02-18 | Lodding Engineering Corp | Self-adjusting doctor blades |
US4367120A (en) | 1980-03-13 | 1983-01-04 | Vickerys Limited | Doctor blade mounting assembly |
US4665859A (en) | 1985-12-11 | 1987-05-19 | Thermo Electron-Web Systems, Inc. | Finger-type doctor blade holder |
US4906335A (en) | 1987-06-08 | 1990-03-06 | Thermo Electron Web System, Inc. | Doctoring apparatus |
WO1991018147A1 (fr) | 1990-05-15 | 1991-11-28 | Aikawa Iron Works Co., Ltd. | Structure de soutien de couteau nettoyeur |
US5230775A (en) * | 1990-06-05 | 1993-07-27 | Thermo Electron Web Systems, Inc. | Blade edge loading control for doctoring apparatus |
DE9109785U1 (ja) | 1991-08-07 | 1992-09-17 | J.M. Voith Gmbh, 7920 Heidenheim, De | |
GB9208003D0 (en) | 1992-04-10 | 1992-05-27 | Vickerys Ltd | A mounting assembly |
-
2000
- 2000-01-24 BR BRPI0007856-5A patent/BR0007856B1/pt not_active IP Right Cessation
- 2000-01-24 EP EP00903406A patent/EP1149202B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-01-24 CA CA002357543A patent/CA2357543C/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-01-24 ES ES00903406T patent/ES2219303T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2000-01-24 WO PCT/US2000/001657 patent/WO2000044981A1/en active IP Right Grant
- 2000-01-24 MX MXPA01007672A patent/MXPA01007672A/es not_active IP Right Cessation
- 2000-01-24 DE DE60011047T patent/DE60011047T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-01-24 US US09/490,213 patent/US6328853B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-01-24 AT AT00903406T patent/ATE267914T1/de not_active IP Right Cessation
- 2000-01-24 JP JP2000596213A patent/JP3464787B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6328853B1 (en) | 2001-12-11 |
EP1149202A1 (en) | 2001-10-31 |
BR0007856A (pt) | 2002-01-02 |
CA2357543A1 (en) | 2000-08-03 |
EP1149202B1 (en) | 2004-05-26 |
ATE267914T1 (de) | 2004-06-15 |
BR0007856B1 (pt) | 2010-02-09 |
CA2357543C (en) | 2006-10-03 |
WO2000044981A1 (en) | 2000-08-03 |
DE60011047T2 (de) | 2005-08-11 |
DE60011047D1 (de) | 2004-07-01 |
MXPA01007672A (es) | 2003-10-14 |
JP2002535511A (ja) | 2002-10-22 |
ES2219303T3 (es) | 2004-12-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3464787B2 (ja) | ドクターブレード搭載機構 | |
US3778861A (en) | Bladeholders for doctors and scrapers | |
JP4448126B2 (ja) | 複合材料構造の処理装置 | |
JPS59178253A (ja) | 印刷機の胴洗浄装置のためのドクタ | |
CA2119431A1 (en) | Spreading device for coating moving webs of material | |
EP1379728B1 (en) | Doctor blade holder | |
JPH06510473A (ja) | 移動しているウェブをコーティングする装置および方法 | |
JP2005519753A (ja) | ドクターブレードの自動配給システム | |
JP3035832B2 (ja) | ロッド式塗工装置 | |
US6491754B1 (en) | Carbon fiber doctor blade | |
BR122019015470B1 (pt) | aparelho de limpeza para processar uma superfície do cilindro em movimento | |
JP6435329B2 (ja) | ドクターブレードホルダ装置 | |
CA2441945C (en) | Removable doctor blade holder | |
CN107405856B (zh) | 刮刀装置 | |
BR9700639A (pt) | Dispositivo e processo para aplicação direta ou indireta de um meio líquido ou pastoso numa folha de material em movimento especialmente de papel ou cartão | |
US6019846A (en) | Coater rod bed | |
KR950031248A (ko) | 이동하는 웹재상에 적어도 하나의 액체매질을 도포하기 위한 장치 | |
FI108654B (fi) | Paperikoneen kaapimen kuormitusjärjestely | |
JP3240554B2 (ja) | 塗布装置 | |
JPH0640648A (ja) | 紙またはボール紙の移動中にウェブをコーティングする装置 | |
CA2184516A1 (en) | Apparatus for applying a fluid or pasty medium to a continuous material web, particularly one made of paper or cardboard | |
US6139635A (en) | Backing bar for coat weight control system | |
JP4854261B2 (ja) | 壁紙糊付機用スリッター及び壁紙糊付機用スリッターユニット | |
JP3095310B2 (ja) | ロール用塗工幅調整用ワイパー | |
JP3998326B2 (ja) | ドクター装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080822 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090822 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |