JP3464534B2 - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、凝集の弱い雲母チタン
を配合した化粧料を提供することを目的とする。さらに
詳しくは、湿式で合成された雲母チタンの凝集による感
触の悪化を、湿式媒体ミルにて解除した弱凝集化雲母チ
タンを化粧料に配合することで、未処理の雲母チタンを
配合した場合と比べて、感触に優れた化粧料を提供する
ことを目的とする。 【０００２】 【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、湿式で合成された雲母チタンは、その処理時に酸化
チタン等の処理物質による雲母粒子間の結合や、溶媒と
して多用されている水を留去した時に発生する凝集力に
より、一般に硬い感触を有している。 【０００３】この凝集は、塗料など、粉砕力の強いメデ
ィアを用いて製造される製品においてはあまり問題にな
らない程度の強さであるが、粉砕力が一般に弱い、特に
乾式粉砕が主に用いられる化粧料分野においては、感触
に影響を与える程度の強さがある。 【０００４】特に、敏感な目の周囲に使用されるアイシ
ャドウなどの製品群では、その影響が大きい。 【０００５】本発明者らは、これらの問題に鑑み、鋭意
研究した結果、雲母チタンを水以外の溶剤中（但し、粉
体の表面被覆剤を含む系以外）で湿式媒体ミルを用いて
粉砕した後、溶剤を留去して得られる弱凝集化雲母チタ
ンを用いることで、化粧料の感触を向上させることがで
きることを見いだした。 【０００６】 【課題を解決するための手段】以下に本発明の構成を詳
説する。本発明で用いる雲母チタンは、従来の化粧料で
一般的に用いられる雲母チタンであって、湿式法の工程
を使用している素材であれば構わない。ここで言う湿式
法とは、水もしくは、メタノールを溶剤として使用して
いる工程のことであり、また雲母の表面処理剤として、
酸化チタン以外に、低次酸化チタン、酸化鉄、アルミ
ナ、シリカ、ジルコニア、酸化亜鉛、有機色素、染料が
単独もしくは複合的に処理されているものも含まれる。 【０００７】具体的には、シルバーパール、着色パール
等の素材が挙げられる。そして、本発明の主旨から考え
て、もともと凝集の弱い気相法処理パール剤については
この方法を用いたことによるメリットが少ないため、本
発明の雲母チタンからは除外される。 【０００８】また、本発明には、雲母チタンをさらに表
面処理する工程で、湿式工程が含まれていた場合にも適
用される。具体的には、金属石鹸処理、有機化シラン、
有機化チタン、有機化アルミニウムによる処理、アミノ
酸処理、油剤処理、Ｎ−アシル化リジン処理等が挙げら
れる。 【０００９】本発明の化粧料における弱凝集化雲母チタ
ンの配合量は、化粧料１００重量部に対して、１〜９０
重量部が好ましく、さらに好ましくは５〜６０重量部で
ある。 【００１０】本発明で用いる溶剤、乾燥のしやすさから
揮発性の高いものが好ましいが、水の様に表面張力が強
い溶剤以外の溶剤を使用する。具体的には、エタノー
ル、イソプロピルアルコールなどの低級アルコール、環
状シリコーン、イソパラフィン類、アセトン、ヘキサ
ン、シクロヘキサン、トルエン、フルオロカーボン、Ｎ
−メチルピロリドン、塩化メチレン等が挙げられるが、
１５０℃までの送風加熱乾燥もしくは減圧留去で除去で
きる溶剤であれば問題なく、これに限定されるものでは
ない。 【００１１】本発明で用いる粉砕機としては、湿式媒体
ミルが挙げられる。具体的には、ボールミル、サンドミ
ル等の装置が挙げられ、さらにダイノミル、ダイヤモン
ドファインミル、マイクロス等の装置も使用可能であ
る。 【００１２】本発明の弱凝集化雲母チタンは、雲母チタ
ンを水以外の溶剤中（但し、粉体の表面被覆剤を含む系
以外）で湿式媒体ミルを用いて粉砕した後、溶剤を留去
して得る方法が挙げられる。 【００１３】本発明の化粧料では、弱凝集化雲母チタン
以外に、従来化粧品に使用されてきた粉体、油剤、界面
活性剤、紫外線吸収剤、粘剤、殺菌剤、防腐剤、酸化防
止剤、抗炎症剤、香料、色素を同時に配合することが可
能である。 【００１４】粉体の例としては、黄酸化鉄、赤色酸化
鉄、黒酸化鉄や、紺青、酸化クロム、カーボンブラッ
ク、群青、コバルトブルー、低次酸化チタン、青色４０
４号、赤色２２６号等の有色顔料、酸化亜鉛、酸化チタ
ン、棒状酸化チタン、酸化セリウム、酸化ジルコニウ
ム、酸化アルミニウム、酸化珪素等の白色顔料、タル
ク、マイカ、セリサイト、カオリン、雲母、モンモリロ
ナイト等の体質顔料、雲母チタン等のパール顔料、硫酸
バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪酸ア
ルミニウム、珪酸マグネシウム等の金属塩、Ｎ−アシル
アスパラギン酸被覆マイカ等の有機物被覆顔料および金
属石鹸処理顔料、ナイロンパウダー、シルクパウダー、
ウレタンパウダー、テフロンパウダー、セルロースパウ
ダー、シリコーンパウダー、金染色シルクパウダー、ポ
リエチレンパウダー等の高分子粉体、さらには、微粒子
酸化チタン、微粒子酸化鉄、微粒子酸化亜鉛、アルミナ
被覆微粒子酸化チタン、シリカ被覆微粒子酸化チタン等
の微粒子粉体、ベントナイト、スメクタイト等が挙げら
れる。 【００１５】油剤の例としては、たとえばセチルアルコ
ール、イソステアリルアルコール、ラウリルアルコー
ル、ヘキサデシルアルコール、オクチルドデカノール等
の高級アルコール、イソステアリン酸、ウンデシレン
酸、オレイン酸等の脂肪酸、グリセリン、ソルビトー
ル、エチレングリコール、プロピレングリコール、ポリ
エチレングリコール等の多価アルコール、ミリスチン酸
ミリスチル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、
ミリスチン酸イソプロピル、ジメチルオクタン酸ヘキシ
ルデシル、モノステアリン酸グリセリン、フタル酸ジエ
チル、モノステアリン酸エチレングリコール等のエステ
ル類、流動パラフィン、ワセリン、スクワラン等の炭化
水素、ラノリン、還元ラノリン、カルナバロウ等のロ
ウ、ミンク油、カカオ脂、ヤシ油、パーム核油、ツバキ
油、ゴマ油、ヒマシ油、オリーブ油等の油脂が挙げられ
る。 【００１６】また、別の形態の油剤の例としては、たと
えばジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポ
リシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエ
ーテル変性オルガノポリシロキサン、フルオロアルキル
・ポリオキシアルキレン共変性オルガノポリシロキサ
ン、アルキル変性オルガノポリシロキサン、末端変性オ
ルガノポリシロキサン、フッ素変性オルガノポリシロキ
サン、アモジメチコーン、アミノ変性オルガノポリシロ
キサン、シリコーンゲル、アクリルシリコーン、トリメ
チルシロキシケイ酸、シリコーンＲＴＶゴム等のシリコ
ーン化合物、パーフルオロポリエーテル、フッ化ピッ
チ、フルオロカーボン、フルオロアルコール等のフッ素
化合物が挙げられる。 【００１７】界面活性剤としては、アニオン界面活性
剤、カチオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、ベタイ
ン型界面活性剤を用いることができる。 【００１８】本発明の化粧料の例としては、アイシャド
ゥ、アイライナー、マスカラ、チークカラー、ファンデ
ーション、口紅等が挙げられる。 【００１９】 【実施例】以下、実施例および比較例によって本発明を
詳細に説明する。本発明で用いる実施例および比較例の
評価方法は以下の通りである。 【００２０】官能評価 ２０〜４０歳の女性パネラー１０名に、実施例および比
較例で作製した化粧料を使用させ、感触が優れていると
答えた人数をもって官能評価の指標とした。したがっ
て、数が多い程感触に優れることを示す。 【００２１】実施例１ 表１の処方にて、アイシャドウを作製した。ただし、弱
凝集化雲母チタンの製造方法としては、つぎの方法を用
いた。すなわち、雲母チタン１５重量部に対し、１００
重量部のオクタメチルシクロテトラシロキサンを加え、
スラリー化した後、ダイノミルを用いて粉砕を行った。
得られた分散液を、ステンレス製バットに移した後、送
風乾燥機を用いて６０℃で３時間乾燥した。得られた粉
体をミキサーを用いて粗粉砕し、弱凝集化雲母チタンを
得た。 【００２２】 【表１】 【００２３】（製造法）各成分をミキサーにて混合し、
ハンマーミルにて粉砕した後、金皿にプレスしてブラウ
ン系のアイシャドウを得た。 【００２４】比較例１ 実施例１の弱凝集化雲母チタンの代わりに未処理の雲母
チタンを用いた他は同様にしてアイシャドウを試作し
た。 【００２５】実施例１および比較例１の官能評価結果を
表３に示す。 【００２６】 【表２】 【００２７】表２の結果より、実施例は比較例と比べ
て、感触が優れていることが判った。また、パネラーの
感想から、本発明の実施例は、比較例と比べて、のび、
やわらかさが向上していることが判った。 【００２８】 【発明の効果】以上記載の通り、本発明は、弱凝集化雲
母チタンを用いることによって、感触に優れた化粧料を
提供することは明かである。
を配合した化粧料を提供することを目的とする。さらに
詳しくは、湿式で合成された雲母チタンの凝集による感
触の悪化を、湿式媒体ミルにて解除した弱凝集化雲母チ
タンを化粧料に配合することで、未処理の雲母チタンを
配合した場合と比べて、感触に優れた化粧料を提供する
ことを目的とする。 【０００２】 【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、湿式で合成された雲母チタンは、その処理時に酸化
チタン等の処理物質による雲母粒子間の結合や、溶媒と
して多用されている水を留去した時に発生する凝集力に
より、一般に硬い感触を有している。 【０００３】この凝集は、塗料など、粉砕力の強いメデ
ィアを用いて製造される製品においてはあまり問題にな
らない程度の強さであるが、粉砕力が一般に弱い、特に
乾式粉砕が主に用いられる化粧料分野においては、感触
に影響を与える程度の強さがある。 【０００４】特に、敏感な目の周囲に使用されるアイシ
ャドウなどの製品群では、その影響が大きい。 【０００５】本発明者らは、これらの問題に鑑み、鋭意
研究した結果、雲母チタンを水以外の溶剤中（但し、粉
体の表面被覆剤を含む系以外）で湿式媒体ミルを用いて
粉砕した後、溶剤を留去して得られる弱凝集化雲母チタ
ンを用いることで、化粧料の感触を向上させることがで
きることを見いだした。 【０００６】 【課題を解決するための手段】以下に本発明の構成を詳
説する。本発明で用いる雲母チタンは、従来の化粧料で
一般的に用いられる雲母チタンであって、湿式法の工程
を使用している素材であれば構わない。ここで言う湿式
法とは、水もしくは、メタノールを溶剤として使用して
いる工程のことであり、また雲母の表面処理剤として、
酸化チタン以外に、低次酸化チタン、酸化鉄、アルミ
ナ、シリカ、ジルコニア、酸化亜鉛、有機色素、染料が
単独もしくは複合的に処理されているものも含まれる。 【０００７】具体的には、シルバーパール、着色パール
等の素材が挙げられる。そして、本発明の主旨から考え
て、もともと凝集の弱い気相法処理パール剤については
この方法を用いたことによるメリットが少ないため、本
発明の雲母チタンからは除外される。 【０００８】また、本発明には、雲母チタンをさらに表
面処理する工程で、湿式工程が含まれていた場合にも適
用される。具体的には、金属石鹸処理、有機化シラン、
有機化チタン、有機化アルミニウムによる処理、アミノ
酸処理、油剤処理、Ｎ−アシル化リジン処理等が挙げら
れる。 【０００９】本発明の化粧料における弱凝集化雲母チタ
ンの配合量は、化粧料１００重量部に対して、１〜９０
重量部が好ましく、さらに好ましくは５〜６０重量部で
ある。 【００１０】本発明で用いる溶剤、乾燥のしやすさから
揮発性の高いものが好ましいが、水の様に表面張力が強
い溶剤以外の溶剤を使用する。具体的には、エタノー
ル、イソプロピルアルコールなどの低級アルコール、環
状シリコーン、イソパラフィン類、アセトン、ヘキサ
ン、シクロヘキサン、トルエン、フルオロカーボン、Ｎ
−メチルピロリドン、塩化メチレン等が挙げられるが、
１５０℃までの送風加熱乾燥もしくは減圧留去で除去で
きる溶剤であれば問題なく、これに限定されるものでは
ない。 【００１１】本発明で用いる粉砕機としては、湿式媒体
ミルが挙げられる。具体的には、ボールミル、サンドミ
ル等の装置が挙げられ、さらにダイノミル、ダイヤモン
ドファインミル、マイクロス等の装置も使用可能であ
る。 【００１２】本発明の弱凝集化雲母チタンは、雲母チタ
ンを水以外の溶剤中（但し、粉体の表面被覆剤を含む系
以外）で湿式媒体ミルを用いて粉砕した後、溶剤を留去
して得る方法が挙げられる。 【００１３】本発明の化粧料では、弱凝集化雲母チタン
以外に、従来化粧品に使用されてきた粉体、油剤、界面
活性剤、紫外線吸収剤、粘剤、殺菌剤、防腐剤、酸化防
止剤、抗炎症剤、香料、色素を同時に配合することが可
能である。 【００１４】粉体の例としては、黄酸化鉄、赤色酸化
鉄、黒酸化鉄や、紺青、酸化クロム、カーボンブラッ
ク、群青、コバルトブルー、低次酸化チタン、青色４０
４号、赤色２２６号等の有色顔料、酸化亜鉛、酸化チタ
ン、棒状酸化チタン、酸化セリウム、酸化ジルコニウ
ム、酸化アルミニウム、酸化珪素等の白色顔料、タル
ク、マイカ、セリサイト、カオリン、雲母、モンモリロ
ナイト等の体質顔料、雲母チタン等のパール顔料、硫酸
バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪酸ア
ルミニウム、珪酸マグネシウム等の金属塩、Ｎ−アシル
アスパラギン酸被覆マイカ等の有機物被覆顔料および金
属石鹸処理顔料、ナイロンパウダー、シルクパウダー、
ウレタンパウダー、テフロンパウダー、セルロースパウ
ダー、シリコーンパウダー、金染色シルクパウダー、ポ
リエチレンパウダー等の高分子粉体、さらには、微粒子
酸化チタン、微粒子酸化鉄、微粒子酸化亜鉛、アルミナ
被覆微粒子酸化チタン、シリカ被覆微粒子酸化チタン等
の微粒子粉体、ベントナイト、スメクタイト等が挙げら
れる。 【００１５】油剤の例としては、たとえばセチルアルコ
ール、イソステアリルアルコール、ラウリルアルコー
ル、ヘキサデシルアルコール、オクチルドデカノール等
の高級アルコール、イソステアリン酸、ウンデシレン
酸、オレイン酸等の脂肪酸、グリセリン、ソルビトー
ル、エチレングリコール、プロピレングリコール、ポリ
エチレングリコール等の多価アルコール、ミリスチン酸
ミリスチル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、
ミリスチン酸イソプロピル、ジメチルオクタン酸ヘキシ
ルデシル、モノステアリン酸グリセリン、フタル酸ジエ
チル、モノステアリン酸エチレングリコール等のエステ
ル類、流動パラフィン、ワセリン、スクワラン等の炭化
水素、ラノリン、還元ラノリン、カルナバロウ等のロ
ウ、ミンク油、カカオ脂、ヤシ油、パーム核油、ツバキ
油、ゴマ油、ヒマシ油、オリーブ油等の油脂が挙げられ
る。 【００１６】また、別の形態の油剤の例としては、たと
えばジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポ
リシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエ
ーテル変性オルガノポリシロキサン、フルオロアルキル
・ポリオキシアルキレン共変性オルガノポリシロキサ
ン、アルキル変性オルガノポリシロキサン、末端変性オ
ルガノポリシロキサン、フッ素変性オルガノポリシロキ
サン、アモジメチコーン、アミノ変性オルガノポリシロ
キサン、シリコーンゲル、アクリルシリコーン、トリメ
チルシロキシケイ酸、シリコーンＲＴＶゴム等のシリコ
ーン化合物、パーフルオロポリエーテル、フッ化ピッ
チ、フルオロカーボン、フルオロアルコール等のフッ素
化合物が挙げられる。 【００１７】界面活性剤としては、アニオン界面活性
剤、カチオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、ベタイ
ン型界面活性剤を用いることができる。 【００１８】本発明の化粧料の例としては、アイシャド
ゥ、アイライナー、マスカラ、チークカラー、ファンデ
ーション、口紅等が挙げられる。 【００１９】 【実施例】以下、実施例および比較例によって本発明を
詳細に説明する。本発明で用いる実施例および比較例の
評価方法は以下の通りである。 【００２０】官能評価 ２０〜４０歳の女性パネラー１０名に、実施例および比
較例で作製した化粧料を使用させ、感触が優れていると
答えた人数をもって官能評価の指標とした。したがっ
て、数が多い程感触に優れることを示す。 【００２１】実施例１ 表１の処方にて、アイシャドウを作製した。ただし、弱
凝集化雲母チタンの製造方法としては、つぎの方法を用
いた。すなわち、雲母チタン１５重量部に対し、１００
重量部のオクタメチルシクロテトラシロキサンを加え、
スラリー化した後、ダイノミルを用いて粉砕を行った。
得られた分散液を、ステンレス製バットに移した後、送
風乾燥機を用いて６０℃で３時間乾燥した。得られた粉
体をミキサーを用いて粗粉砕し、弱凝集化雲母チタンを
得た。 【００２２】 【表１】 【００２３】（製造法）各成分をミキサーにて混合し、
ハンマーミルにて粉砕した後、金皿にプレスしてブラウ
ン系のアイシャドウを得た。 【００２４】比較例１ 実施例１の弱凝集化雲母チタンの代わりに未処理の雲母
チタンを用いた他は同様にしてアイシャドウを試作し
た。 【００２５】実施例１および比較例１の官能評価結果を
表３に示す。 【００２６】 【表２】 【００２７】表２の結果より、実施例は比較例と比べ
て、感触が優れていることが判った。また、パネラーの
感想から、本発明の実施例は、比較例と比べて、のび、
やわらかさが向上していることが判った。 【００２８】 【発明の効果】以上記載の通り、本発明は、弱凝集化雲
母チタンを用いることによって、感触に優れた化粧料を
提供することは明かである。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A61K 7/00 - 7/50
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 雲母チタンを水以外の溶剤中（但し、粉
体の表面被覆剤を含む系以外）で湿式媒体ミルを用いて
粉砕した後、溶剤を留去して得られる弱凝集化雲母チタ
ンを配合した化粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18997994A JP3464534B2 (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18997994A JP3464534B2 (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 化粧料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0826928A JPH0826928A (ja) | 1996-01-30 |
| JP3464534B2 true JP3464534B2 (ja) | 2003-11-10 |
Family
ID=16250381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18997994A Expired - Fee Related JP3464534B2 (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3464534B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010057524A (ko) * | 1999-12-23 | 2001-07-04 | 성재갑 | 지속성이 우수한 아이섀도 조성물 |
-
1994
- 1994-07-19 JP JP18997994A patent/JP3464534B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0826928A (ja) | 1996-01-30 |
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