JP3464310B2 - 磁気ディスク装置のアジマス調整装置 - Google Patents

磁気ディスク装置のアジマス調整装置

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JP3464310B2
JP3464310B2 JP10288595A JP10288595A JP3464310B2 JP 3464310 B2 JP3464310 B2 JP 3464310B2 JP 10288595 A JP10288595 A JP 10288595A JP 10288595 A JP10288595 A JP 10288595A JP 3464310 B2 JP3464310 B2 JP 3464310B2
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友広 吉田
雅博 西野
靖宏 小西
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株式会社ワイ・イー・データ
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置におけ
るヘッドのR/Wギャップのアジマス調整装置に関する
ものである。 【0002】 【従来の技術】磁気ディスク装置におけるヘッドのR/
Wギャップのアジマスは規格化されており、磁気ディス
ク装置の製造上、その設定のための調整が最も重要な課
題となっている。 【0003】従来、アジマスの調整を行うための機構と
して、図3に示すように、フレーム1の突部1cに、ヘ
ッドキャリッジ2のガイドバー3の一端を移動させてヘ
ッドのR/Wギャップ4のアジマスを調整する調整ネジ
5を設け、その調整ネジ5を調整してアジマスが規定値
となるようにするものや、テーパーピン6をフレームの
突部1cとガイドバー3間に割り込ませて調整する方法
が考案されているが、これら調整部材を如何にして固定
するかということが問題となっていた。 【0004】すなわち、アジマスの調整機構は、調整の
容易さと共に、調整後の強固な固定が必要であるが、上
記の方法は、固定方法に問題があるからである。 【0005】また、更に単純な方法として、厚さの異な
るシムを入れ換えるという方法があるが、キャリッジ交
換時に何種類もの厚さの異なるシムを用意する必要があ
り、製作上面倒であると同時に煩わしい。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、アジ
マスの調整及び設定が容易なアジマス調整装置を提供し
ようとするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたもので、フレームに第1の受部と
第2の受部を設け、この両受部にキャリッジ・ガイドバ
ーの両端をに当接し、ガイドバークランプ板で前記キャ
リッジ・ガイドバーをフレームに抑止固定し、このキャ
リッジ・ガイドバーに案内されてへットキャリッジを移
動させるように構成した磁気ディスク装置において、前
記第2の受部とキャリッジガイドバーの間のフレームに
軸又は止ネジにより多角形調整駒を着脱自在に設け、こ
の多角形調整駒の数辺は前記軸又は止ネジの中心から第
2の受部までの距離に等しくし、それらの辺と相対する
辺又は角の頂点と前記軸又は止ネジの中心までの距離を
それぞれ異なる値とし、この多角形調整駒を回動してキ
ャリッジ・ガイドバーと接する辺又は角の頂点を変える
ことにより、ヘッドのR/Wギャップのアジマスを調整
することを特徴とする磁気ディスク装置のアジマス調整
装置である。 【0008】 【作用】本発明は多角形調整駒を止ネジ又は軸を中心と
して回動してキャリッジ・ガイドバーと接する辺又は角
の頂点を変えることによりアジマスを変化させることが
できる。そして、軸に多角形調整駒を着脱自在に取付け
る構造とした場合は、多角形調整駒を設定した後は第2
の受部が多角形調整駒の一辺と接し、回動を確実に防止
して多角形調整駒の変動を防止し、軸の代わりに止ネジ
を用いる構造とした場合は、更に確実に固定される。 【0009】 【実施例】次に本発明の実施例について図面に基づき説
明すれば、図1の(a)図は実施例の平面図、(b)図
はガイドバークランプ板7を外した状態の同平面図、
(c)図はA−A線断面図、図2は要部の拡大平面図で
ある。なお、図3の従来装置と同じ部分は同じ符号を付
してある。 【0010】本実施例装置が図3に示す従来装置と著し
く異なる点は、キャリッジ・ガイドバー3の下端と、そ
れと対向するフレーム1の第2の受部1bとの間に多角
形調整駒8を設けた点である。 【0011】この多角形調整駒8は、止ネジ9によって
フレーム1に固定されており、この実施例の場合、アジ
マスが規定値の±0と+aと−aにそれぞれ設定される
ように、止ビス9の中心からの距離をα,β,γと設定
した3辺と、それぞれの相対する3辺が止ビス9の中心
までの距離が第2の受部1bから止ビス9の中心までの
距離dに等しくした3辺で6角形に形成されている。 【0012】従って、多角形調整駒8の取付位置を変え
ることにより、アジマス±0,+a,−aにそれぞれ設
定することが出来る。 【0013】この実施例では止ネジ8によって多角形調
整駒8を固定し、第2の受部1bによって多角形調整駒
8が完全に回動しない構造としたものであるが、止ネジ
8に代えて多角形調整駒8を取付ける軸をフレーム1に
設けた構造としてもよい。 【0014】アジマス調整のための辺の数は、実施例の
ように3辺に限定されるものでないことは勿論である
が、実用上はフレームの製作管理精度が十分ならば、こ
の実施例のように3辺で十分である。 【0015】多角形調整駒8をセット後、コ状のガイド
バークランプ板7を止ネジ10で固定し、そのく字状の
抑止部7a、7bでガイドバー3を抑止固定することは
従来装置と同様である。 【0016】なお、この実施例では、多角形調整駒8の
形状をキャリッジ・ガイドバー3と面で接するようにし
たが、角の頂点で接するような形状とすることもでき
る。 【0017】 【発明の効果】本発明によれば、従来の厚さの異なるシ
ムを用意する必要なく、極めて簡単にアジマスの調整を
行うことができる。しかも多角形調整駒は振動等によっ
て変動する虞がなく、構造簡単で実施が容易なことと相
俟ってアジマス調整装置として好適なものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例を示すもので、(a)図は平面
図、(b)図はガイドバークランプ板を外した状態の平
面図、(c)図はA−A線断面図である。 【図2】本発明の要部構造の拡大平面図である。 【図3】従来装置の一部截断平面図である。 【符号の説明】 1 フレーム 2 ヘッドキャリッジ 3 キャリッジ・ガイドバー 4 R/Wギャップ 5 調整ネジ 6 テーパーピン 7 ガイドバークランプ板 8 多角形調整駒 9,10 止ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−82008(JP,A) 実開 平4−72311(JP,U) 実開 平5−30573(JP,U) 実開 平5−101556(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/52 - 5/53 G11B 5/56 - 5/60 G11B 21/00 - 21/06

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 フレームに第1の受部と第2の受部を設
    け、この両受部にキャリッジ・ガイドバーの両端を当接
    し、ガイドバークランプ板で前記キャリッジ・ガイドバ
    ーをフレームに抑止固定し、このキャリッジ・ガイドバ
    ーに案内されてヘッドキャリッジを移動させるように構
    成した磁気ディスク装置において、前記第2の受部とキ
    ャリッジ・ガイドバーの間のフレームに軸又は止ネジに
    より多角形調整駒を着脱自在に設け、この多角形調整駒
    の数辺は前記軸又は止ネジの中心までの距離が軸又は止
    ネジの中心から第2の受部までの距離に等しくし、それ
    らの辺と相対する辺又は角の頂点と前記軸又は止ネジの
    中心までの距離をそれぞれ異なる値とし、この多角形調
    整駒を回動してキャリッジ・ガイドバーと接する辺又は
    角の頂点を変えることにより、ヘッドのR/Wギャップ
    のアジマスを調整することを特徴とする磁気ディスク装
    置のアジマス調整装置。
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