JP3464277B2 - 円偏波パッチアンテナ - Google Patents

円偏波パッチアンテナ

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JP3464277B2 JP13699294A JP13699294A JP3464277B2 JP 3464277 B2 JP3464277 B2 JP 3464277B2 JP 13699294 A JP13699294 A JP 13699294A JP 13699294 A JP13699294 A JP 13699294A JP 3464277 B2 JP3464277 B2 JP 3464277B2
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    • H01Q9/0435Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna radiating a circular polarised wave using two feed points

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、移動体衛星通信用ア
ンテナに適用される円偏波パッチアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】これからのアレーアンテナには、ビーム
走査、ビーム形成、低サイドローブ化などのさまざまな
性能が要求される。このために、LNA(低雑音増幅
器)、HPA(高出力増幅器)や移相器を有するアクテ
ィブフェーズドアレーアンテナが必要である。また、航
空機や自動車などの移動体用への需要も期待される。こ
のために給電回路等を含めたアレーアンテナを小形・薄
形に構築することが要求される。
【0003】L帯移動体衛星通信(送信1.63GH
z,受信1.53GHz)では、送受信を同じアンテナ
で行う場合約8%の帯域が、送受信を別々のアンテナで
行う場合は、それぞれ約1%の帯域が必要である。ま
た、静止軌道上の衛星にビームを向ける場合、日本では
天頂から約60度までビームを走査することが必要であ
る。更に、移動体衛星通信では円偏波アンテナが要求さ
れる。
【0004】送受信を同じアンテナで行う場合、約8%
の帯域幅を実現するためには、アンテナ素子を構成する
誘電体基板の誘電率を1.2程度とした場合は、基板厚
が約10mm以上必要となる。このために、基板の厚さ
と共に重量が増加する問題が発生する。従って、送受信
アンテナを別々とする方式が薄形化に適している。
【0005】また、従来提案されている移動体衛星通信
に用いるアンテナを図19に示す。図19(a)は平面
図で、図19(b)は図19(a)のb−b面の縦断面
図である。アンテナ導体95と地導体91で送信アンテ
ナを、アンテナ導体93と地導体91で受信アンテナを
形成している。また、92が送信アンテナを給電するた
めの同軸線路で、94が受信アンテナを給電するための
同軸線路である。更に、送信アンテナ導体と地導体間を
短絡するための多数のピン96が設けられている。これ
は送受信アンテナ素子間のアイソレーションを実現する
ために設けられている。なお、図中、97,98は誘電
体基板である。このアンテナ構成では、円偏波を発生さ
せるために、90度ハイブリッドが必要であるために、
給電回路の簡単化が難しい問題がある。更に、上下のア
ンテナ導体95と93を重ね合わせ、これらのアンテナ
間のアイソレーションを得るために受信アンテナとして
内側部位を短絡した円環アンテナが用いられている。こ
の内側部位を短絡した円環パッチアンテナ半径は、同じ
共振周波数を実現する一般的な円形パッチアンテナに比
べ半径は大きくなる。このために、広角ビーム走査で必
要となる素子間隔を半波長程度にすると素子が近付き過
ぎるという問題が発生する。
【0006】つまり、アンテナ素子の小形化を図る観点
からは、円形アンテナや、内側が短絡された円環アンテ
ナを採用せずに、その短絡がさなれていない円環アンテ
ナのみを採用すればよい。
【0007】しかし、送受信アンテナを別々とする方式
の構成とする場合においては、図20(a)に示す平面
図、図20(b)に示す図20(a)のa−a′面の縦
面図のように、円環パッチ100の上に円形パッチ10
1を重ね合わせ、同軸線路102,103で給電するこ
とになるため、円環アンテナ100の内側のフリンジン
グの影響のために、円形パッチ101と地導体104と
により形成される上のアンテナを給電する同軸線路10
での給電状態に乱れが生じて、所望の給電振幅位相を実
現できなくなり、アンテナ特性の劣化を招くことにな
る。
【0008】また、1点給電で円偏波を発生させること
ができるアンテナとして、図21(a)に示す斜視図、
図21(b)に示す縦断面図のような構成のものが提案
されている。このアンテナは、円形パッチ110と地導
体111と給電線路112と短絡ピン113,114で
構成されている。この構成で円偏波を発生させるために
は短絡ピン114と給電線路112のなす角度を約70
度にすべきとの報告がなされている。このアンテナ素子
の上にもう一つの円形パッチアンテナを重ね合わせるた
めには、円形パッチ110内部を通過する給電線路が必
要となる。この構成では上記で述べたように円形パッチ
110上を流れる電流のために給電線路に影響を与え、
重ね合わせた円形パッチの円偏波特性を劣化させるとい
う問題が生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の移動体衛星通信に用いるアンテナの場合においては、
送受信を同じアンテナで実現する場合は誘電体基板の厚
さが厚くなりその結果アンテナの重量が増加する。従来
の重ね合わせたパッチアンテナ構成で送受信を別々のア
ンテナで実現する場合は、アンテナ素子の半径が従来の
円形パッチアンテナの半径より大きくなり、アレー化し
た場合素子が近付き過ぎる問題が発生する。また、円環
パッチアンテナを用いると、上に重ね合わせた円形パッ
チを給電するための同軸線路に対し、フリンジングの影
響で給電振幅位相に影響を与え、アンテナ特性の劣化を
招くという問題点があった。
【0010】本発明の目的は、アンテナ及び給電回路を
含めた小形・薄形化と良好な円偏波特性を維持しつつ、
良好なアンテナ特性を実現する円偏波パッチアンテナを
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願の第1の特徴は、第1の誘電体基板の表面上に
配置され、内周縁と外周縁との間に延在する導体からな
る第1のパッチと、第1の誘電体基板と、第1の誘電体基
板の裏面に接する第2の誘電体基板の表面の間に配置さ
れ、第1及び第2の誘電体基板の一端より第1のパッチの
中心に向かって内周縁と外周縁との中間にまで延在する
ストライプ状の第1の給電線路と、第2の誘電体基板の
裏面に配置された導体からなる地導体と、第1の給電線
路の延在する方向で、第1の給電線路と対向する内周縁
の一部から、第1及び第2の誘電体基板を貫通し、第1の
パッチと地導体を短絡する第1の短絡導体と、第1のパ
ッチの中心を回転軸として第1の短絡導体に対して80
度から110度の範囲の位置で、内周縁の一部から第1
及び第2の誘電体基板を貫通し、第1のパッチと地導体
を短絡する第2の短絡導体とを備える円偏波パッチアン
テナであることを要旨とする。
【0012】本発明の第1の特徴において、第1の誘電
体基板表面上に配置された第3の誘電体基板の、第1の
誘電体基板の表面と接する面に対向する表面に、第1の
パッチの内周縁の内部の領域を覆うように配置された導
体からなり、第1及び第2の短絡導体の近傍に第2の給
電線路を有する第2のパッチを更に備えることが好まし
【0013】また、第1のパッチの内周縁及び外周縁の
形状が、円形、矩形、正方形、及び楕円形のいずれか一
つであり、第2のパッチが、円形パッチ、矩形パッチ、
正方 形パッチ、及び楕円形パッチのいずれか一つである
ことを特徴とする。
【0014】さらに、円環パッチを給電するマイクロス
トリップ線路の代わりに、同軸線路やスロット結合方式
などの従来から提案されている給電方法に置き換えたこ
とを特徴とする。
【0015】本発明の第2の特徴は、第1の誘電体基板
の表面上に配置され、内周縁と外周縁との間に延在する
導体からなる第1のパッチと、第1の誘電体基板の裏面
に配置された導体からなる地導体と、第1の誘電体基板
の裏面より第1のパッチに給電する第1の給電線路と、
内周縁の一部から、第1の誘電体基板を貫通し、第1のパ
ッチと地導体を短絡する複数の短絡導体と、第1の誘電
体基板表面上に設置された第2の誘電体基板の、第1の
誘電体基板の表面と接する面に対向する表面に、第1の
パッチの内周縁の内部の領域を覆うように配置された導
体からなり、複数の短絡導体の近傍に第2の給電線路を
有する第2のパッチとを備える円偏波パッチアンテナで
あることを要旨とする。
【0016】また、第1のパッチの内周縁及び外周縁の
形状が、円形、矩形、正方形、及び楕円形のいずれか一
つであり、第2のパッチが、円形パッチ、矩形パッチ、
正方形パッチ、及び楕円形パッチのいずれか一つである
ことを特徴とする。
【0017】さらに、円環パッチ及び円形パッチを給電
する線路をスロット結合方式などの従来から提案されて
いる電磁結合給電方法に置き換えたことを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明の第1の特徴の円偏波円環パッチアンテ
ナでは、給電線路は円環パッチの中心方向と一致してお
り、この線上である円環パッチの内径部位の1箇所また
は2箇所を所定幅を有する導体で短絡し、かつ少なくと
も一方の短絡位置を給電線路と円環パッチの中心とを結
ぶ線上の位置を基準として80度から110度の範囲ま
たは−80度から−110度の範囲としているので、1
点給電で良好な円偏波を実現できる。
【0019】本発明の第2の特徴の円偏波円環パッチア
ンテナでは、円環パッチの内径部位のアンテナ導体と地
導体を複数箇所で幅を有する導体で短絡し、円環パッチ
の上に厚さh2 ′の誘電体基板に形成した円形パッチア
ンテナを重ね合わせ、かつ、円環パッチに設けた短絡箇
所の近傍に前記円形パッチを給電する手段を設けてなる
ので、給電点を調整することで整合をとることができ
る。この他、円環パッチでの内径と外径の比を変えるこ
とで共振周波数の低減、また、部分的に円環パッチアン
テナの内側部位を短絡することで寸法増及び利得減を抑
制できる。更に、円環パッチと円形パッチの共振周波数
を任意に選ぶことができるので、2周波化アンテナとし
て動作し得る。
【0020】
【実施例】図1は、本願の第1発明に対応する第1実施
例の円偏波円環パッチアンテナを示す図であって、同図
(a)は平面図、同図(b)は同図(a)のA−A′面
の縦断面図である。
【0021】図1において、1,2はそれぞれ所定厚h
1 ,h2 の第1及び第2の誘電体基板で、3は導体板か
らなる外径ao と内径ai の円環パッチアンテナで、4
は地導体で、5はマイクロストリップからなる給電線路
で、6,7は前記円環パッチアンテナ3と地導体4を短
絡するために幅Wの第1及び第2の短絡導体である。
【0022】このアンテナの動作について以下説明す
る。
【0023】円環パッチアンテナの特性を明らかにす
る。図1に示した構成において、給電線路5は円環パッ
アンテナ3の中心方向と一致しており、中心と給電線
路5との長さがS1で、この線上である円環パッチアン
テナ3の内側を幅Wの第1の短絡導体6で短絡してあ
る。第1の短絡導体6の短絡位置と第2の短絡導体7の
短絡位置がなす角度φをパラメータとして、図1のアン
テナの円偏波特性を測定した。円環パッチアンテナ3
外径ao =32.5mm、内径ai =10mm、誘電率
2.6、厚さt=3.2mmにおいて、図2に短絡幅W
=2mm、図3にW=4mm、図4にW=6mmの場合
を示す。第1の短絡導体6と第2の短絡導体7がなす角
度φが80度から110度の範囲において良好な円偏波
特性が得られている。特にφ=85度で軸比が1dB以
下である良好な円偏波を実現できることが分かる。これ
は、従来の図21に示したφ=70度と大きく異なる結
果である。また、短絡幅Wを2mmから6mmと広くす
るにつれ、円偏波が得られる周波数が高くなることも分
かる。ここで、短絡がない円環パッチの共振周波数は
1.44GHzで、内側を全部短絡した場合の共振周波
数は1.89GHzである。従って、内側部位の一部を
短絡した場合の共振周波数は両者のほぼ中間となり、図
19に示した内側部位を全部短絡したアンテナ素子に比
べて小形化が図れることを意味している。図5に幅W=
2mm、角度φ=85度の場合の入力インピーダンスを
示す。円偏波が得られる周波数で約−25dBと良好な
反射損失が得られている。また、図6に周波数1.56
GHzでの放射指向性を示す。
【0024】以上より、図1に示すアンテナ構成は、従
来のアンテナに比べ小形・薄形化ができ、第1の短絡導
体6の短絡位置と第2の短絡導体7の短絡位置がなす角
度φが80度から110度の範囲において良好な円偏波
特性が得られる1点給電の円偏波アンテナである。ま
た、もっとも良好な円偏波特性が得られる角度がφ=8
5度であり、短絡板の幅Wがあるので円環パッチアンテ
ナ3の中心において短絡板間のなす角度を90度にする
ことができる。従って、図7に示したように円環パッチ
アンテナ3の上に第3の誘電体基板18表面上に配置さ
れた円形パッチ8を重ね合わせ、かつ、この円形パッチ
8に対して、第1及び第2の同軸線路9、10から90
度の位相差で2点給電することで円偏波化を実現でき
る。この場合、第1及び第2の短絡導体6、7は幅Wを
有しているので、上の円形パッチアンテナ8を給電する
第1の同軸線路9の中心導体に円環パッチ3の内側のフ
リンジングの影響を抑圧することができる。また、図8
(a)に示すように3箇所以上の給電を行うこともでき
る。パッチアンテナ3aの給電は、ここでは同軸線路1
5により行う。パッチアンテナ3aの中心に対して第1
及び第2の同軸線路9、10の対称位置に第3及び第4
の同軸線路12、13を設置している。更に、図8
(b)に示すように2点給電でなく、第1の短絡導体6
の短絡位置と第2の短絡導体7の短絡位置のどちらか一
方のみの近傍に上の円形パッチアンテナ8aに給電す
る、例えば、同軸線路9aを設けた1点給電としてもよ
い。この場合、円形パッチアンテナ8aに、例えば、切
欠きの縮退素子11を装荷する。同軸線路9aから給電
されて円形パッチアンテナ8aが励振され、縮退素子1
1により励振された電磁波が縮退分離されることにより
円偏波パッチアンテナを実現することができる。
【0025】また、円環パッチ及び円形パッチ以外に、
矩形、正方形、楕円等任意形状で、かつ、内側と外側の
形状の組み合わせは自由でよい。更に、円環パッチアン
テナに給電するマイクロストリップ線路の代わりに、同
軸線路やスロット結合方式などの従来から提案されてい
る給電方法を用いてもよい。
【0026】図9は、本願の第2発明に対応する第2実
施例の円偏波円環パッチアンテナと円形パッチアンテナ
で構成された送受信の2周波数で動作するアンテナを示
す図であって、同図(a)は平面図、同図(b)は同図
(a)のB−B′面の縦断面図である。
【0027】図9において、21,22はそれぞれ所定
厚h1 ′,h2 ′の第1及び第2の誘電体基板で、23
は導体板からなる外径aoと内径aiの円環パッチアンテ
で、24は円環パッチ23の上に重ねた円形パッチ
ンテナで、28は地導体で、25a〜25dは円環パッ
アンテナ23と地導体28を短絡するための幅Wの
導体で、26a、26bは円環パッチアンテナ23
給電するための同軸線路で、27a、27bは前記円形
パッチアンテナ24給電するための同軸線路である。
【0028】このアンテナの動作について以下説明す
る。
【0029】円環パッチアンテナ23の特性を明らかに
する。図10に示した構成は、円環パッチアンテナ2
3、同軸線路26bである。誘電率2.6、誘電体基板
の厚さ3.2mm上に形成した外径ao =32.5m
m、内径ai =10.0mmで、地導体28と短絡して
いない、即ち、短絡導体25a〜25dがない場合の
環パッチアンテナ23の共振周波数を図11に示す。な
お、図10(a)は平面図、図10(b)は図10
(a)のB−B′面の縦断面図である。共振周波数は
1.445GHzである。整合は取れていないが給電点
を調整することで整合をとることができる。
【0030】次に、円環パッチアンテナ23の内側の導
体を地導体28にすべて短絡した場合の共振周波数を図
12に示す。共振周波数は2カ所生じているが、低い周
波数はTM00モードで、高い周波数である1.89GH
zが一般の円環パッチアンテナで使用する基本モードで
あるTM11の共振周波数である。これにより、外径が同
じでも、共振周波数は約1.3倍高くなることが分か
る。従来例でも説明したが、短絡することで共振周波数
が高くなり、このために利得も増加する。しかし、同一
の周波数を発生させるアンテナの大きさは従来の円形パ
ッチアンテナより大きくなり、アレー化する場合は、素
子間隔の制限を受け、広角度ビーム走査が難しくなる。
しかし、円環パッチアンテナは内径と外径に比を変える
ことで、共振周波数を低減でき、アンテナを小形化でき
るが、アンテナの利得は低下する。この中間が従来の円
形パッチアンテナである。
【0031】次に、円環パッチアンテナ23の内側を幅
W=2mmの短絡導体25dで短絡した場合の共振周波
数を図13に、幅W=2mmの短絡導体25a,25d
の2カ所で短絡した場合の共振周波数を図14に、幅W
=2mmの短絡導体25a,25b,25c,25dの
4カ所で短絡した場合の共振周波数を図15に示す。
接する短絡導体25a〜25d板間のなす角度は90度
である。共振周波数は、1.57GHzから1.67G
Hzになる。図15の低い周波数はTM00モードの共振
周波数で、1.67HGzが一般の円形パッチアンテナ
で使用する基本モードの周波数である。これらの測定結
果より、短絡板の個数を増すほど共振周波数は高くなる
が、短絡のない円環パッチアンテナと内側を全面的に短
絡した円環パッチアンテナの共振周波数の中間となるこ
とが分かる。すなわち、部分的に円環パッチアンテナ
の内側を短絡することで、従来の円形パッチアンテナ
と寸法と利得も同等のアンテナを実現できることが分か
る。
【0032】従って、図16(a)に示したように同軸
線路26a,26bの2点で90度の位相差で円環パッ
チアンテナ23に給電し、更に、この円環パッチアンテ
23上に円形パッチアンテナ24を重ね合わせ、か
つ、この円形パッチアンテナ24に対して90度の位相
差を有する同軸線路27a,27bの2点で給電するこ
とで円偏波化を実現できる。更に、円環パッチアンテナ
23と円形パッチアンテナ24の共振周波数を任意に選
べるので、2周波化アンテナとして動作することが分か
る。短絡導体25a〜25dは幅Wを有しているので、
上の円形パッチアンテナ24を給電する同軸線路27
a,27bの中心導体に対する円環パッチアンテナ23
の内側のフリンジングの影響を抑圧することができる。
また、同じ90度位相差を有する2点給電でも、図16
(b)に示すように、円環パッチアンテナ23を給電す
る同軸線路26a、26bに対して、円形パッチアンテ
24を給電する同軸線路27a、27bの位置を短絡
導体25a、25bの近傍に変えても同様な効果が得ら
れる。
【0033】更に、図17に示すように、円環パッチア
ンテナ23と円形パッチアンテナ24を各給電点が90
度の位相差を有する同軸線路26a〜26dと同軸線路
27a〜27dの各々4点で給電しても同様な効果が得
られる。
【0034】図18(a),(b),(c)に変形例を
示す。図18(a)は、矩形環状パッチアンテナ23a
と矩形パッチアンテナ24a、図18(b)は、矩形環
状パッチアンテナ23aと円形パッチアンテナ24B、
また、図18(c)は、内周が矩形で外周が円形のパッ
チアンテナ23cと円形パッチアンテナ24c、それぞ
れの組み合わせにより円偏波アンテナが構成されてい
る。このように、円偏波アンテナを構成するアンテナ形
状としては、円環パッチ及び円形パッチ以外に、矩形、
正方形、楕円等任意形状で、かつ、内側と外側の形状の
組み合わせは自由でよい。更に、円環パッチアンテナや
円形パッチアンテナを給電する同軸線路の代わりに、マ
イクロストリップ線路などを用いたスロット結合方式な
どの従来から提案されている電磁結合給電法を用いても
よい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1発明によ
れば、アンテナと給電回路を含めた小形・薄形化を実現
し、1点給電で円偏波を発生させることができる。更
に、アンテナの素子間隔を狭くすることができるので、
広角ビーム走査が行えるため、移動体衛星通信に適す
る。
【0036】また、円環パッチアンテナ上に円形パッチ
アンテナを重ね合わせることで、送受信を別々に動作さ
せることができるため、アンテナの基板の厚さを薄くで
きるのでアンテナの重量を軽量化することができる。
【0037】更に、下段の円環パッチアンテナによる上
段の円形パッチアンテナに給電する同軸線路へのフリン
ジングの影響を無くすことができるので、送受信アンテ
ナとも良好な円偏波特性を実現することができる。
【0038】本願の第2発明によれば、アンテナと給電
回路を含めた小形・薄形化を実現できる。また、複数個
の短絡板を有する円環パッチアンテナ上に円形パッチア
ンテナを重ね合わせることで送受信を別々に動作させる
ことができるため、アンテナの全体の基板厚を薄くでき
るのでアンテナの重量を軽量化することができる。
【0039】また、円環パッチアンテナの内側の導体と
地導体板間を短絡するための多数の短絡ピンを大幅に低
減できるために、製造コストを大幅に低減できる。
【0040】また、アンテナの素子間隔を狭くすること
ができるので、広角にビームを走査できるために、移動
体衛星通信に適するアンテナである。更に、下段の円環
アンテナによる上段の円形パッチを給電する同軸線路へ
のフリンジングの影響を無くすことができるので、送受
信アンテナとも良好な円偏波特性を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第1発明に対応する第1実施例の円偏波
円環パッチアンテナを示す図である。
【図2】図1の円環パッチアンテナの円偏波特性の第1
例を示す図である。
【図3】図1の円環パッチアンテナの円偏波特性の第2
例を示す図である。
【図4】図1の円環パッチアンテナの円偏波特性の第3
例を示す図である。
【図5】図1の円環パッチアンテナの円偏波特性の入力
インピーダンス特性を示す図である。
【図6】図1の円環パッチアンテナの放射指向性を示す
図である。
【図7】図1の円環パッチアンテナに円形パッチを重ね
合わせた一実施例を示す図である。
【図8】図1の円環パッチアンテナに円形パッチ等のパ
ッチを重ね合わせた各変形の実施例を示す図である。
【図9】本願の第2発明に対応する第2実施例の円偏波
円環パッチアンテナを示す図である。
【図10】図9の円偏波円環パッチアンテナにおける円
環パッチの構成を示す図である。
【図11】図9の円環パッチアンテナの円偏波特性の第
1例を示す図である。
【図12】図9の円環パッチアンテナの円偏波特性の第
2例を示す図である。
【図13】図9の円環パッチアンテナの円偏波特性の第
3例を示す図である。
【図14】図9の円環パッチアンテナの円偏波特性の第
4例を示す図である。
【図15】図9の円環パッチアンテナの円偏波特性の第
5例を示す図である。
【図16】図9の円環パッチアンテナにおける円環パッ
チと円形パッチとの給電関係の第1例を示す図である。
【図17】図9の円環パッチアンテナにおける円環パッ
チと円形パッチの給電関係の第2例を示す図である。
【図18】本願の第2発明に対応する第2実施例の各変
形例を示す図である。
【図19】従来のアンテナの第1例を示す図である。
【図20】従来のアンテナの第2例を示す図である。
【図21】従来のアンテナの第3例を示す図である。
【符号の説明】
1,21 第1の誘電体基板 2,22 第2の誘電体基板 3,23 円環パッチアンテナ 3a,23c パッチアンテナ 4,28 地導体 5 給電線路 6 第1の短絡導体 7 第2の短絡導体 8,8a,24,24b,24c 円形パッチアンテナ 9 第1の同軸線路 9a,15,26a〜26d,27a〜27d 同軸線
路 10 第2の同軸線路 11 縮退素子 12 第3の同軸線路 13 第4の同軸線路 18 第3の誘電体基板 23a,23b 矩形環状パッチアンテナ 24a 矩形パッチアンテナ 25a〜25d 短絡導体 26,27 同軸線路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の誘電体基板の表面上に配置され、
    内周縁と外周縁との間に延在する導体からなる第1のパ
    ッチアンテナと、 前記第1の誘電体基板と、前記第1の誘電体基板の裏面に
    接する第2の誘電体基板の表面の間に配置され、前記第1
    及び第2の誘電体基板の一端より前記第1のパッチアン
    テナの中心に向かって前記内周縁と前期外周縁との中間
    にまで延在する第1の給電線路と、 前記第2の誘電体基板の裏面に配置された導体からなる
    地導体と、 前記第1の給電線路の延在する方向で、前記第1の給電
    線路と対向する前記内周縁の一部から、前記第1及び第2
    の誘電体基板を貫通し、前記第1のパッチアンテナと前
    記地導体を短絡する第1の短絡導体と、 前記第1のパッチアンテナの中心を回転軸として前記第
    1の短絡導体に対して80度から110度の範囲の位置
    で、前記内周縁の一部から前記第1及び第2の誘電体基板
    を貫通し、前記第1のパッチアンテナと前記地導体を短
    絡する第2の短絡導体とを備えることを特徴とする円偏
    波パッチアンテナ。
  2. 【請求項2】 前記第1の誘電体基板表面上に配置され
    た第3の誘電体基板と、 前記第3の誘電体基板の前記第1の誘電体基板に接する
    面に対向する表面に、前記第1のパッチアンテナの前記
    内周縁の内部の領域を覆うように配置された導体からな
    る第2のパッチアンテナと、 前記第1及び第2の短絡導体の近傍に配置された前記第
    2のパッチアンテナへの第2の給電線路とを更に備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の円偏波パッチアンテ
    ナ。
  3. 【請求項3】 第1の誘電体基板の表面上に配置され、
    内周縁と外周縁との間に延在する導体からなる第1のパ
    ッチアンテナと、 前記第1の誘電体基板の裏面に配置された導体からなる
    地導体と、 前記第1の誘電体基板の裏面より前記第1のパッチアン
    テナに給電する第1の給電線路と、 前記内周縁の一部から、前記第1の誘電体基板を貫通
    し、前記第1のパッチアンテナと前記地導体を短絡する
    複数の短絡導体と、 前記第1の誘電体基板表面上に設置された第2の誘電体
    基板と、 前記第2の誘電体基板の前記第1の誘電体基板に接する
    面に対向する表面に、前記第1のパッチアンテナの前記
    内周縁の内部の領域を覆うように配置された導体からな
    る第2のパッチアンテナと、 前記複数の短絡導体の近傍に配置された前記第2のパッ
    チアンテナへの第2の給電線路とを備えることを特徴と
    する円偏波パッチアンテナ。
  4. 【請求項4】 前記第1のパッチアンテナの前記内周縁
    及び外周縁の形状が、円形、矩形、正方形、及び楕円形
    のいずれか一つであり、前記第2のパッチアンテナが、
    円形パッチ、矩形パッチ、正方形パッチ、及び楕円形パ
    ッチのいずれか一つであることを特徴とする請求項2又
    3に記載の円偏波パッチアンテナ。
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