JP3464246B2 - 安定化システム - Google Patents

安定化システム

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JP3464246B2
JP3464246B2 JP16583893A JP16583893A JP3464246B2 JP 3464246 B2 JP3464246 B2 JP 3464246B2 JP 16583893 A JP16583893 A JP 16583893A JP 16583893 A JP16583893 A JP 16583893A JP 3464246 B2 JP3464246 B2 JP 3464246B2
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    • H03H2017/009Theoretical filter design of IIR filters

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  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルタ係数の大きさ
の和が1よりも大きいIIR(無限インパルス応答)デ
ィジタルフィルタが不安定であるかかを判定するシス
テムに関する。もし不安定であれば、フィルタを安定化
するために、フィルタの位相応答は選択的に平坦化され
る。特に、このシステムは、受信された伝送テレビジョ
ン信号の多重通路信号成分を減少させるために、ディジ
タル的に実現されるテレビジョン受像機に使用されるゴ
ースト除去装置のIIRディジタルフィルタを安定化さ
せるのに利用できる。
【0002】
【発明の背景】この技術分野で知られているのは、いわ
ゆるゴースト除去装置であり、これはテレビジョン受像
機内で一定の場所に置かれ、受信される放送用テレビジ
ョンチャンネルから得られるビデオ信号から多重通路ひ
ずみを除去しあるいは少なくとも相当に減少させる。こ
のようなゴースト除去装置の一例は、ディジタル形式で
実施されており、1991年11月11日に付与された
米国特許第5,065,242号に開示されている。こ
の形式のゴースト除去装置は、標準(NTSC)または
高品位(HDTV)のディジタルテレビジョン受像機で
使用するために提案されており、受像機が受信する同時
放送のNTSCまたはHDTVのテレビジョン信号を受
信してその中の適当な1つの信号に応答する。
【0003】特に米国特許第5,065,242号に開
示されているゴースト除去装置は、トレーニング信号を
組み込んでおり、この信号は、2n−1擬似ランダムシ
ーケンスの繰り返しから成る有限期間のシーケンスであ
る。2n−1擬似ランダムシーケンスは、高速フーリエ
変換処理を容易にするために、送信機または受像機にお
いて2rのサンプル期間の中に変換(マッピング)され
る。受信され変換(マッピング)されたトレーニング信
号および蓄積されたトレーニング信号の電力スペクトル
は、対数の形で発生される逆畳込み係数を使用して逆畳
込みされる。この対数は逆フーリエ変換され、多重通路
信号の発生時に関連する遅延係数を発生する。この係数
は、多重通路信号成分を打ち消すために適応型フィルタ
内の可変遅延回路をプログラムするのに利用される。こ
のようなプログラムが必要とされる理由は、多重通路信
号成分は個々のディジタルテレビジョン受像機の個々の
位置に依存するからである。
【0004】この適応型フィルタはIIRディジタルト
ランスバーサルフィルタを含み、トランスバーサルフィ
ルタは比較的大きなシフトレジスタ(例えば、256な
いし512段のシフトレジスタ)で実現されるタップ付
き遅延ラインから成り、これらの段の中で、そのタップ
に関連する実数または複素数の非ゼロ値乗算係数を有す
るものは比較的少数(例えば、25〜127段)にすぎ
ない。しかしながら、このシフトレジスタの段の中で非
ゼロ値乗算係数を有する個々の段、および各係数の量子
化された値は、IIRフィルタ自体を(過度の正帰還が
原因で)不安定にさせることなく、その個々のディジタ
ルテレビジョン受像機で受信される多重通路信号成分を
最大限に打ち消すために、プログラム可能である。
【0005】IIRフィルタは、その各々の乗算係数の
大きさの和が1以下である限り、常に安定していること
が知られている。このIIRフィルタの各乗算係数の大
きさの和が1以上になるとIIRフィルタは、どのよう
場合においても、安定していることもあれば安定して
いないこともある。従って、あらゆる場合にIIRフィ
ルタの安定性を確保するために従来の方法では、スケー
ル化されていない各乗算係数の和が1を超える時はいつ
でも、各乗算係数の絶対値を同じ分数値でスケール化す
る(それによって各係数の相対値を変えない)ので、ス
ケール化された値の大きさの和は1以下になる。しかし
ながら、このようなスケーリングでは、ゴースト除去装
置が多重通路ひずみを打ち消すことのできる程度が減少
する。
【0006】本発明の方法では、IIRディジタルフィ
ルタが不安定にならずに、1よりも大きいIIRフィル
タの乗算係数の大きさの和を、ほとんどすべての場合に
使用することができる。本発明の方法をゴースト除去装
置に使用すると、多重通路ひずみを打ち消す程度が最大
となる。本発明の方法の利点は、個別の使用にかかわり
なく、任意のIIRディジタルフィルタの設計に応用で
きる。
【0007】
【発明の概要】本発明はN個のタップを有する遅延ライ
ンを含んでいるIIRディジタルフィルタを組み込んだ
システムの改良を目指している。Nは一定の整数であっ
て、個々の非ゼロ値の乗算係数はN個のタップの中の或
るものだけに関連し、ゼロ値の係数は残りのタップに関
連している。この改良は、時間領域における前記乗算係
数値の大きさの和が1よりも大きい時にIIRフィルタ
が安定であるかどうかを判定するために、同相(I)、
直交(Q)周波数領域複素平面の1つまたはそれ以上の
選択された局所区域内で時間領域の乗算係数値のチャー
プ(chirp)Z変換の大きさのそれぞれの勾配に応
答する手段を含んでいる。周波数領域平面の選択された
局所区域内のチャープZ変換の大きさの勾配により、周
波数領域平面内に不安定な極が存在することが示される
時はいつも、フィルタが不安定であるとの判定が行われ
る。
【0008】選択的実施例に従って、不安定なフィルタ
を修復するために、時間領域に戻る前に周波数領域の選
択された局所区域内で位相応答を平坦化することによ
り、種々の非ゼロ値乗算係数を得る。
【0009】
【実施例】ディジタルテレビジョン受像機は、その動作
を制御するために、コンピュータ処理ユニット(CP
U)および蓄積されたプログラムを含んでいることが知
られている。とりわけ、CPUおよび蓄積されたプログ
ラムは受信されたトレーニング信号と共に、受信された
テレビジョン信号の中に含まれている多重通路信号成分
を打ち消す目的で受像機に使用されるIIRディジタル
ゴースト除去フィルタの周波数応答特性を自動的に定め
るために使用される。
【0010】このようなIIRディジタルゴースト除去
フィルタは、従来技術として知られており、図1に示さ
れているように、適応型タップ付きディジタル遅延ライ
ン100、複数(25〜127)の個々の非ゼロ係数乗
算器1021〜10225-127および代数加算器104か
ら成る。適応型タップ付きディジタル遅延ライン100
は多数の段(例えば、256段ないし512段)を有す
るシフトレジスタから成る。複数の個々の非ゼロ係数乗
算器は図1では25個から127個までとして示されて
いるが、ディジタルテレビジョン受像機のゴースト除去
装置に用いられる典型的な512タップディジタル遅延
ライン100が有する個々の非ゼロ係数乗算器の数は通
常60位いにすぎない。シフトレジスタ段のおのおのは
それ自体の別個のタップを備えており、このタップはゼ
ロ値係数タップであるか、あるいは非ゼロ値係数タップ
であり、乗算器1021〜10225-127の中の1つに選
択的に結合される。IIRディジタルゴースト除去フィ
ルタの周波数応答特性は、乗算器1021〜102
25-127の非ゼロ係数x1〜x25-127のそれぞれの値と、
乗算器1021〜10225-127が接続されている選択さ
れた1組のシフトレジスタ段のタップに従って定められ
る。更に、多重通路信号成分を打ち消すのに望ましい周
波数応答特性を得るために、1組のタップを選択し乗算
器1021〜10225-127のすべての非ゼロ係数x1〜x
25-127の個々の値を選択するためにプログラミングが行
われる。これらの係数x1〜x25-127のすべての値は実
数(すなわち、同相(I))値に限られるが、係数x1
〜x25−127は実数値と虚数(すなわち、直交位相
(Q))値の両方を持つことが好ましい。IIRフィル
タの入力信号は、全ての乗算器の出力と共に代数加算器
104に入力として供給される。代数加算器104から
の出力は、IIRフィルタからの出力信号を形成し、適
応型タップ付きディジタル遅延ライン100を構成する
シフトレジスタにその入力として帰還される。
【0011】図1に示すように、代数加算器104から
の出力信号の値は、実数または複素数の入力信号と、係
数x1〜x25-127の実数値または複素数値の和との差に
等しい。その結果、この差の実数値の成分はIIRフィ
ルタを不安定にさせるのに十分な負の値を有する。この
技術分野で知られているのはいわゆるチャオ(Cha
o)テストであり、これは、もしディジタルIIRフィ
ルタのすべての係数の大きさの和が1以下であれば、こ
のフィルタは安定していることを示す。しかしながら、
もしディジタルIIRフィルタのすべての係数の大きさ
の和が1よりも大きければ、このフィルタは安定である
かも知れないし安定でないかも知れない。全ての係数の
大きさの和が1よりも大きいディジタルIIRフィルタ
が安定しているかどうかを判定するために、従来はシフ
トレジスタのすべてのタップから供給されるすべての係
数(ゼロ値係数を含む)を含1組の多項式を解く必要
があった。256個ないし512個のタップを含んでい
るIIRゴースト除去フィルタの場合、この1組の多項
式を解くのに要する計算のために、この方法は実行不可
能となる。この理由により、従来技術が用いる方法では
各係数の値を、Chaoテストに合格するのに必要とさ
れるのと同じ数でスケールバックする。この方法の欠
点は、多重通路信号成分を打ち消すIIRディジタルゴ
ースト除去フィルタの性能が比較的に減少することであ
る。
【0012】本発明は新しい方法を目指しており、この
方法では、全ての係数の大きさの和が1よりも大きいデ
ィジタルIIRフィルタが安定しているかどうかを判定
し、もし不安定であれば大抵の場合それを安定化するの
に、過多な計算を必要としない。従って、この新しい方
法では、すべての係数の大きさの和が1よりも大きい係
数値を使用することができ、それによって、多重通路信
号成分を打ち消すIIRディジタルゴースト除去フィル
タの性能は最大限となる。
【0013】時間領域のサンプルデータを周波数領域の
サンプルデータに変換するための、知られている1つの
タイプは離散フーリエ変換(DFT)であり、通常、こ
れは高速フーリエ変換(FFT)アルゴリズムにより実
現される。以下に示す方程式(1)は、FFTに従っ
て、複素I,Q平面における各周波数領域サンプル点の
関係を時間領域サンプル点の関数として示す。時間領域
のサンプルデータを周波数領域のサンプルデータに変換
するための、知られているもう1つのタイプはチャープ
Z変換である。以下に示す方程式(2)は、チャープ変
換に従って、複素I,Q平面における各周波数領域サン
プル点を時間領域サンプル点の関数として示す。
【0014】
【数1】
【0015】ここでは周波数領域の複素I,Q平面に
おける選択された大きさと位相を有する極座標ベクトル
のサンプル点の位置であり、FFFTkは周波数領域の複素
I,Q平面内の位置kにおけるFFTの大きさの値であ
り、FCZkは周波数領域の複素I,Q平面内の位置kに
おけるチャープZ変換の大きさの値であり、nはゼロ値
または非ゼロ値を有するN個の時間領域サンプル点の中
の任意の1つの序数であり、xnはn番目の時間領域サ
ンプル点であり、rは周波数領域の複素I,Q平面内の
位置kにおける極座標ベクトルのサンプル点の大きさで
ある。
【0016】方程式(2)と方程式(1)を比較する
と、方程式(1)におけるxの代りに方程式(2)で
はxが使用されている点だけが異なることが分
る。従って、rの値が1である特殊な場合では、方程式
(2)のチャープZ変換と方程式(1)のFFT変換と
は全く同じとなるので、単位円上の任意のサンプル点に
関してFFT変換はチャープZ変換となる。図2に例示
する本発明の原理はこの事実を利用している。
【0017】図2に関して述べると、単位円200、少
し小さい内側円202、少し大きい外側円204はすべ
て周波数領域の複素平面内に位置しており、それによっ
て単位円200と内側円202との間に内側環帯を形成
すると共に単位円200と外側円204との間に外側環
帯を形成する。単位円200はすべての位相において1
に等しい大きさ(r=1)を有する極座標ベクトル点の
軌跡である。内側円202はすべての位相において1よ
りも小さい大きさ(rin<1)を有する極座標ベクト
ル点の軌跡である。外側円204はすべての位相におい
て1よりも大きい(rout>1)値を有する極座標ベ
クトル点の軌跡である。これらの円(紙面と同じ平面内
における)の円周上の各k位置サンプル点におけるF
FFTkおよびFCZk(図示せず)の大きさの値は、これら
の各k位置サンプル点におけるZ座標(紙面に対して垂
直な)の値によって表わされる。方程式(1)または方
程式(2)の分母がゼロの値に近づく複素平面内の任意
の点で、FFFTkおよびFCZkの局部的大きさの値が無限
大の最大値に向って上昇する極(例えばP1,P2,P
3,P4)が発生される。図2に示すように、内側円2
02の内部に位置しているP1のような極は安定なII
Rフィルタと本質的に適合するが、内側環帯の内部に位
置する(すなわち、やはり単位円200の中にある)P
3のような極は安定なIIRフィルタとかろうじて適合
する。しかしながら、単位円200の外部に位置してい
る極(例えばP2,P4)は不安定なIIRフィルタを
表わしている。本発明はこれらの関係を利用して、最初
に、フィルタの不安定性を生じる極を識別してから、そ
のような極を排除する手段を提供する。このようにし
て、フィルタの時間領域の係数の大きさの和のが1より
も大きい、安定なIIRゴースト除去フィルタを実現す
ることができる。
【0018】最初の1組の、周波数領域のオーバサンプ
リングされたサンプル点kが内側円202の円周全体に
等間隔の位相角をなして設定される。第2の組の、周波
数領域のオーバサンプリングされたサンプル点kは単位
円200の円周全体に同じ等間隔の位相角をなして設定
される。そして第3の組の、周波数領域のオーバサンプ
ルされたサンプル点kは外側円204の円周全体に同じ
等間隔の位相角をなして設定される。
【0019】3つのすべての円で同じ位相角をなすサン
プル点のチャープZ変換の3つの値の勾配は、以下の6
つの状態の中の1つにおいて互いに関係している。
【0020】関係1は内側円202の中にある安定な極
P1を表わす。関係2は外側円204の外部にある不安
定な極P2を表わす。関係3〜関係6は内側環帯または
外側環帯の中にあるP3またはP4のような極を表わ
す。関係6は不安定な極P4を表わす。関係3,4,5
は何れもかろうじて安定な極P3を表わす。前述の3つ
の組について周波数領域のサンプル点kのすべてに対す
るチャープZ変換の大きさの値を決めて、前述の6つの
勾配関係を各サンプル点の位相角に当てはめることによ
り、不安定な極の局所区域内にある位相角を判定するこ
とができる。更に、周波数領域の平面内で同じベクトル
値を維持しながら、周波数領域の平面のこのような局所
区域内の不安定な極の一方の側と他方の側でチャープZ
変換値の間に各オーバサンプリングされたサンプル点に
おける値を線形的に補間することにより、この局所区域
内の最大チャープZ変換値は平坦化され、それによっ
て、その不安定な極は排除される。特に、m回オーバサ
ンプリングされたスペクトルの場合、排除しようとする
不安定な極に最も近い周波数領域内の+/−mサンプル
点の間で補間が行われる。次に逆変換を計算して、新し
い時間領域の係数Xを作り出す。この逆変換は周波数
領域内で位相変更されたサンプルについてのみ計算する
必要がある。都合の悪いことに、周波数応答を変更し逆
変換を行うと、図1に示すゴースト除去フィルタの疎
度合いが減少する。何故ならば周波数領域の変更は、フ
ィルタの256個ないし512個の係数xのすべて
に、これらが最初ゼロ係数であったのか非ゼロ係数であ
ったのかにかかわりなく、影響するからである。しかし
ながら、実験では大抵の場合、最初の非ゼロ係数の位置
で新しい時間領域の係数の逆変換を計算することによ
り、安定なゴースト除去IIRフィルタを達成すること
ができることが示されている。ひどく不安定なフィルタ
の場合、上述した処理を1回またはそれ以上繰り返す必
要があるかも知れない。更に、フィルタの安定性を得る
ためのこれらの周波数領域の変更はこのフィルタのゴー
スト消去特性をほとんど損わないことが判明している。
【0021】図3、図4および図5は、まとめて図2に
関して上述した方法を使用するシステムのフローチャー
トを示し、図1に示すIIRゴースト除去フィルタのよ
うなIIRディジタルフィルタが安定であるかどうかを
テストし、もし安定でなければ、係数を変更してフィル
タを安定化する。
【0022】図5に示すように、複素データは太い実線
で示し、実数データは細い実線で示し、オプション(虚
数)データは点線で示し、境界データは破線で示す。実
際には、データは実数かまたは複素数であるが、説明の
ために、データはすべて複素数であると仮定する。この
場合、システムはメモリ内のデータで開始する。メモリ
内のデータには、入力実数フィルタ係数のスカラーアレ
イ300aおよび入力虚数フィルタ係数のスカラーアレ
イ302aが含まれており、これらは合成されて、時間
領域において複素入力フィルタ係数xを発生する。図
面全体にわたって、四角形内の記号|×|は、複素入力
フィルタ係数のような複素数量の大きさを表わす。|×
|は複素数量の実数成分と虚数成分の平方の和の平方根
の絶対値に等しい。境界条件として、複素入力フィルタ
係数に関してChaoテスト304aが行われる。もし
Chaoテスト304aに合格すると、IIRフィルタ
は安定しており、それ以上のテストは必要とされない。
【0023】もしChaoテスト304aに失敗すると
複素入力フィルタ係数は:(1)単位円200に対して
は、データ選択器306aの第1の入力に直接供給さ
れ、(2)乗算器310aにより、内側円202に対す
るrベクトル(rin^nとして図示する)のスカラ
ー定数アレイ308aを掛けた後に、データ選択器30
6aの第2の入力に供給されそして、(3)乗算器31
4aにより、外側内204に対するrベクトル(ro
ut^nとして図示する)のスカラー定数アレイ312
aを掛けた後に、データ選択器306aの第3の入力に
供給される。データ選択器306aからの、おのおのの
選択された出力はFFT手段316aに入力として順番
に供給される。その結果、FFT手段316aの出力に
おいて、単位円200(方程式2のチャープZ変換F
czkは方程式1のFFT変換FFFTkに等しくな
る)に対しては上述の第2の組の、内側円202に対し
ては上述の第1の組の、そして外側内に対しては上述の
第3の組の、周波数領域にあるすべてのサンプル点kに
関してチャープZ変換が順次に発生される。FFT手段
316aからの複素数出力は図4に送られる。更に、手
段318aからの出力は、任意の係数xの複素数値が
ゼロであるかどうかを決定し、図4を通して図5に送ら
れるが、これについては図5に関連して以下に述べる。
【0024】図4に関して述べると、FFT手段316
aの出力において順次に発生され、(上述した)そして
図3から送られてくる3つの結果は複素アレイ320
b,322b,324bにそれぞれ貯えられる。おのお
のの連続的サンプル点kにおけるこの3つの結果の貯え
られた複素数値は複素アレイ320b,322b,32
4bから同時に読み出され、これらの貯えられた複素数
値の大きさは、手段326b,328bおよび330b
により計算された後に、比較器332b,334bおよ
び336b、アンドゲート338bおよび340b、そ
してオアゲート342bから成る論理手段に入力として
供給される。この論理手段の論理出力(オアゲート34
2bの出力に現れる)は、先に述べた関係2または関係
6が存在する(周波数領域の複素平面内に不安定な極が
存在することを示す)場合にのみ“1”であり、それ以
外の場合には“0”である。
【0025】手段344bは最初“0”の状態に設定さ
れ、そしてオアゲート342bからの論理出力“1”に
応答して“1”の状態に切り換えられる。従って、もし
複素アレイ320b、322b、324bに貯えられた
すべての複素数値のそれぞれの大きさが論理手段によっ
てテストされた後に、手段344bが依然として“0”
の状態にあるならば、不安定な極の存在は示されず、従
ってフィルタは安定している。従って、この場合、ブロ
ック346bに記載されるように、それ以上の処理は必
要とされない。
【0026】手段348bは、入力として供給されるオ
アゲート342bからの論理出力“1”が発生する毎
に、それを発生させた論理手段に入力として手段326
b,328および330bを通して送られる、複素ア
レイ320b,322bおよび324bから順次に読み
出される出力の序数値に対応する位置に、論理“1”を
貯える。手段350bは、すでに知られている技術(例
えば、重心あるいは最小2乗誤差)を使用して、手段3
48bに貯えられた論理“1”のクラスターの中心の位
置を計算する。更に、複素アレイ320bからの出力
単位円200に対応する)は、手段352により直
交座標から極座標に変換され、手段352bの出力は、
手段350bの出力と共に、図5に送られる。
【0027】以上の説明から、もしフィルタがその最初
の1組のゼロ値および非ゼロ値係数で安定しているなら
ば、この事実は図3のChaoテストに合格することに
よりあるいは図4の手段344bの論理テストに合格す
ることにより、確立されることは明らかである。しかし
ながら、もしフィルタがこれらのテストの両方に失敗
し、従って、不安定であることが判明するならば、安定
にするために、(図5に示すような方法で)修復する必
要がある。
【0028】図5に関して述べると、図4の手段352
bの出力におけるすべての複素極座標サンプルデータの
大きさと位相成分は、図5に送られ、大きさデータのス
カラーアレイとして手段354cの中にそして位相デー
タのスカラーアレイとして手段356cの中にそれぞれ
貯えられる。図4の手段350bの出力(不安定な極を
排除するために、位相値を平坦化する必要のある周波数
領域内の各局所区域の中央の位置を表わす)は制御入力
として手段358cに送られる。手段356cに貯えら
れるすべての位相データは順次に読み出され、信号入力
として手段358cに供給される。手段358cは、局
所区域内の2つの読み出された位相値に応答して、これ
ら2つの読み出された位相値の間に線形的に位相値を補
間する。2つの読み出された位相値はそれぞれ、その局
所区域の中央からm個のサンプル点だけ下にそしてm個
のサンプル点だけ上にある(従って、不安定な極を表わ
している、その局所区域の最大チャープZ変換の大きさ
の値よりも著しく小さいチャープZ変換の大きさの値に
対応する)。次に手段358cはこれらの補間された位
相値を、信号入力の一部として供給された、対応する最
初のサンプル点位相値の代りに入れる。手段358cの
出力におけるサンプル点の位相値は、位相データのスカ
ラーアレイとして手段360cの中に貯えられる。この
サンプル点の位相値には、図4において不安定な極を表
わしていることが判明した、全ての局所区域の代用され
た補間位相値と、不安定な極を表わす局所区域の一部で
ない、入力された最初の位相値とが含まれる。
【0029】手段354cからの大きさのデータおよび
手段360cからの位相データは読み出され、手段36
2cにより極座標から元の直交座標に変換され、周波数
領域データの複素アレイとして手段364cに貯えられ
る。チャープZ変換とFFT変換は周波数領域の単位円
に関しては全く同じなので、手段364cから読み出さ
れた周波数領域のデータは逆FFT(IFFT)手段3
66cにより時間領域内の新しい1組の複素係数に再び
変換することができる。この新しい1組は、最初の1組
が非ゼロ値の係数を含んでいた個々のフィルタタップに
おいて、周波数領域内に非ゼロ値の複素係数を含む可能
性がある。しかしながら、上述した不安定なフィルタの
修復では、周波数領域における不安定な極の局所区域で
のみ位相値が変えられ、周波数領域での大きさの値は少
しも変えられなかったので、それらの個々のフィルタタ
ップにおける時間領域内での、新しい1組の非ゼロ値複
素係数の値は通常は十分に小さいのでフィルタの安定性
に影響することはなく、無視することが許されるであろ
う。従って、時間領域における新しい1組のゼロ値およ
び非ゼロ値複素係数(これらはすべてIFFT手段36
6cの出力からゲート368cに入力として供給され
る)は、図3の手段318aから図4を通って送られて
きたゲート368cへの制御入力の2進値に従って、ゲ
ート368cの出力において最初の1組のゼロ値および
非ゼロ値複素数に制限される。時間領域における新しい
1組の制限された複素係数の実数成分のスカラーアレイ
は手段370cに貯えられ、時間領域における新しい1
組の制限された複素係数の虚数成分のスカラーアレイは
手段372cに貯えられる。
【0030】手段370cと手段372cに貯えられた
新しい係数成分が、実際に安定したゴースト除去IIR
フィルタを提供するかどうかを確かめるために、図3と
図4に関連して述べた原理を使用してこれらの新しい係
数による第2のテストを行うことが望ましい。もし新し
い係数がこの第2のテストに失敗するならば、図5に関
連して上述した原理を使用して、不安定なフィルタを修
復する第2の試みを行うこともできる。しかしながら、
フィルタの有する不安定な極が余りにも多過ぎるなら
ば、上述の原理はフィルタの意図した応答特性を相当変
えないかぎり安定な係数を供給することができないであ
ろう。従って、フィルタの不安定性を回復するには、限
られた数の試みだけが実現可能である。
【0031】本発明の原理は、単位円、単位円の内側の
円および単位円の外側の円に関する周波数領域の複素平
面におけるチャープZ変換サンプル点の大きさの勾配が
使用される、ここに選択された実施例に限定されない。
例えば、安定なまたは不安定な極の位置を表示するため
に、円弧、ら旋形または他の幾何学的形状の周波数領域
複素平面内の望ましい位置にあるチャープZ変換サンプ
ル点の大きさの勾配を使用することもできる。更に、選
択された幾何学的形状内に位置するチャープZ変換サン
プル点の大きさの勾配を使用して、不安定な極を含んで
いる単位円の外側に位置する周波数領域複素平面の特定
区域を所望の程度に局限することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタルテレビジョン受像機のゴースト除去
装置に使用されるタイプのIIRディジタルトランスバ
ーサルフィルタのブロック図である。
【図2】本発明の原理を説明するのに役に立つ、単位
円、単位円の内側の円および単位円の外側の円の複素
I,Q平面内の周波数領域の図である。
【図3】図1に示すタイプのIIRフィルタの不安定性
を検査しそして修復するために本発明で使用される手順
を示すフローチャートを構成する。
【図4】図1に示すタイプのIIRフィルタの不安定性
を検査しそして修復するために本発明で使用される手順
を示すフローチャートを構成する。
【図5】図1に示すタイプのIIRフィルタの不安定性
を検査しそして修復するために本発明で使用される手順
を示すフローチャートを構成する。
【符号の説明】
100 適応型タップ付きディジタル遅延ライン 102〜10225−127 非ゼロ係数乗算器 104 代数加算器 X〜X25−127 乗算器(102〜102
25−127)の非ゼロ値係数 200 単位円 202 内側円 204 外側円 306a データ選択器 316b 高速フーリエ変換(FFT)手段 P1,P2,P3,P4 極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール ガザード ナツトソン アメリカ合衆国 インデイアナ州 イン デイアナポリス サウス・エマーソン・ アベニユー 148 (72)発明者 デイビツド ローエル マクニーリイ アメリカ合衆国 インデイアナ州 イン デイアナポリス ウオーブラー・コート 7832 (56)参考文献 特開 昭64−32577(JP,A) 特開 昭61−62240(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/14 - 5/217 H03H 15/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N個のタップ(Nは整数)を有する遅延
    ラインを含んでいる無限インパルス応答(IIR)ディ
    ジタルトランスバーサルフィルタであって、個々の非ゼ
    ロ値乗算係数は前記N個のタップの中の或るものだけと
    関連し、ゼロ値係数は前記タップの残りのタップと関連
    している前記IIRディジタルトランスバーサルフィル
    タと、 時間領域における前記乗算係数値の大きさの和が1より
    も大きい時に前記IIRディジタルトランスバーサル
    ィルタが安定しているか否かを判定する判定装置を含
    み、 前記判定装置は、 複素数の同相(I)、直交(Q)周波
    数領域平面の1つまたはそれ以上の選択された局所区域
    内で前記時間領域乗算係数値のチャープZ変換の大きさ
    のそれぞれの勾配に応答して、前記周波数領域平面にお
    ける不安定な極の位置を表わす周波数領域平面の選択さ
    れた局所区域内の前記勾配に従って前記判定を行う第1
    手段を含んでいる、 安定化システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の手段が、さらに、前記IIR
    ディジタルトランスバーサルフィルタが不安定であると
    判定すると、前記第1の手段に応答して、前記周波数領
    域平面における不安定な極の位置を表わすと判定された
    周波数領域平面の選択された局所区域内のチャープZ変
    換値に代えて補間値を置換使用し、これによって前記選
    択された局所区域内の位相応答を平坦化する第2の手段
    と、 前記周波数領域平面の前記選択された局所区域内の前記
    置換使用された補間値の逆チャープZ変換を実行して、
    時間領域における前記乗算係数値を変更する第3の手段
    とを含み、 以て、前記第1の手段、第2の手段および第3の手段を
    1回あるいは必要があれば所定回数反復使用して処理す
    ることにより、前記変更された乗算係数値の大きさの和
    が1以上である時間区域における前記変更された乗算係
    数値で前記IIRディジタルトランスバーサルフィルタ
    を安定化する、請求項1に記載の安定化システム。
  3. 【請求項3】 前記第3の手段は、時間領域にある前記
    変更された乗算係数値を、本来非0値乗算係数に関連す
    る前記N個のタップの中の或るものだけに限定する第4
    の手段を含むことを特徴とする請求項2に記載の安定化
    システム。
  4. 【請求項4】 時間領域における前記乗算係数値は複素
    数乗算係数値であることを特徴とする請求項1または2
    に記載の安定化システム。
  5. 【請求項5】 前記IIRディジタルトランスバーサル
    フィルタはディジタルテレビジョン受像機のゴースト除
    去フィルタを構成し、前記遅延線の前記N個のタップの
    中の前記或るものは選択可能であり、時間領域における
    前記乗算係数の非0値はプログラム可能であることを特
    徴とする請求項1または2に記載の安定化システム。
  6. 【請求項6】 前記選択された局所区域の各々は、
    (1)前記周波数領域の平面における単位円上のサンプ
    ル点、(2)前記周波数領域の平面における前記単位円
    の内側の円上のサンプル点、および(3)前記周波数領
    域の平面における前記単位円の外側の円上のサンプル
    点、を含むことを特徴とする請求項5に記載の安定化シ
    ステム。
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