JP3464024B2 - 磁気共鳴検査装置 - Google Patents
磁気共鳴検査装置Info
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- JP3464024B2 JP3464024B2 JP19866393A JP19866393A JP3464024B2 JP 3464024 B2 JP3464024 B2 JP 3464024B2 JP 19866393 A JP19866393 A JP 19866393A JP 19866393 A JP19866393 A JP 19866393A JP 3464024 B2 JP3464024 B2 JP 3464024B2
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- Japan
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- coil
- magnetic resonance
- coil device
- conductor
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/28—Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
- G01R33/32—Excitation or detection systems, e.g. using radio frequency signals
- G01R33/36—Electrical details, e.g. matching or coupling of the coil to the receiver
- G01R33/3678—Electrical details, e.g. matching or coupling of the coil to the receiver involving quadrature drive or detection, e.g. a circularly polarized RF magnetic field
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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- G01R33/32—Excitation or detection systems, e.g. using radio frequency signals
- G01R33/34—Constructional details, e.g. resonators, specially adapted to MR
- G01R33/341—Constructional details, e.g. resonators, specially adapted to MR comprising surface coils
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＭＲ胸部検査用コイル装
置よりなる磁気共鳴検査装置に関する。
置よりなる磁気共鳴検査装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種のコイル装置はフォーチャー・レ
ントゲンスターのカイザー他による論文「プロトタイプ
−ドッペルスプル フェル ディ マンマ−ＭＲ−メッ
スング」、１５１，１（１９８９）、ｐｐ．１０３−１
０５によって知られている。このコイル装置は磁気共鳴
検査装置の受信装置に接続可能な平行平面内の二つの導
体ループよりなる。このコイル装置は両乳房の同時検査
に使用され単一の乳房の検査に対して考えられるそれよ
り劣る信号対雑音比を有する。
ントゲンスターのカイザー他による論文「プロトタイプ
−ドッペルスプル フェル ディ マンマ−ＭＲ−メッ
スング」、１５１，１（１９８９）、ｐｐ．１０３−１
０５によって知られている。このコイル装置は磁気共鳴
検査装置の受信装置に接続可能な平行平面内の二つの導
体ループよりなる。このコイル装置は両乳房の同時検査
に使用され単一の乳房の検査に対して考えられるそれよ
り劣る信号対雑音比を有する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この信号対雑音比を増
大させることが本発明の目的である。
大させることが本発明の目的である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的はコイル装置
が、誘導的にのみ互いに結合され平行平面内で円筒の表
面上に配置された複数の導体ループからなり、該ループ
の内の一つは受信装置の入力に接続可能である第１のコ
イル装置と、第１のコイル装置の端面の一つに位置した
バタフライ型の表面コイルとして構成され該受信装置の
他の入力に接続され得る第２のコイル装置との組み合せ
よりなることで達成される。
が、誘導的にのみ互いに結合され平行平面内で円筒の表
面上に配置された複数の導体ループからなり、該ループ
の内の一つは受信装置の入力に接続可能である第１のコ
イル装置と、第１のコイル装置の端面の一つに位置した
バタフライ型の表面コイルとして構成され該受信装置の
他の入力に接続され得る第２のコイル装置との組み合せ
よりなることで達成される。
【０００５】本発明によれば、第１及び第２のコイル装
置が胸部検査に対して共に動作する。第１のコイル装置
の一つの例はＤＥ−ＯＳ ３８ １６ ８３１に詳細に
記載されている。第２のコイル装置は、例えばＥＰ−Ｏ
Ｓ ３３８ ６２４に記載されたバタフライ型の表面コ
イルである。両刊行物を特に引用する。この第１のコイ
ル装置は円筒軸に平行な磁界方向を有する無線周波数磁
界を検出することができ、一方第１のコイル装置の導体
ループの平面に平行な平面内に配置された第２のコイル
はその円筒軸に垂直に延びる無線周波数磁界を検出する
ことができる。
置が胸部検査に対して共に動作する。第１のコイル装置
の一つの例はＤＥ−ＯＳ ３８ １６ ８３１に詳細に
記載されている。第２のコイル装置は、例えばＥＰ−Ｏ
Ｓ ３３８ ６２４に記載されたバタフライ型の表面コ
イルである。両刊行物を特に引用する。この第１のコイ
ル装置は円筒軸に平行な磁界方向を有する無線周波数磁
界を検出することができ、一方第１のコイル装置の導体
ループの平面に平行な平面内に配置された第２のコイル
はその円筒軸に垂直に延びる無線周波数磁界を検出する
ことができる。
【０００６】従って、この二つの無線周波数コイル装置
は特に魅力的な信号対雑音比を有する直角コイル装置と
して共に動作する。本発明の他の実施例において、第２
のコイル装置の外部導体によって包囲された開口は第１
のコイル装置の個々の導体ループによって包囲された開
口より大きい。その結果、それに対して最良の信号対雑
音比の二つのコイル装置内の領域が、第２のコイルから
より遠くに配置された第１のコイルの端面の端面の方向
に変位され、第２のコイル装置の第１のコイル装置に対
する寸法の比が大きいほど該位は大きい。
は特に魅力的な信号対雑音比を有する直角コイル装置と
して共に動作する。本発明の他の実施例において、第２
のコイル装置の外部導体によって包囲された開口は第１
のコイル装置の個々の導体ループによって包囲された開
口より大きい。その結果、それに対して最良の信号対雑
音比の二つのコイル装置内の領域が、第２のコイルから
より遠くに配置された第１のコイルの端面の端面の方向
に変位され、第２のコイル装置の第１のコイル装置に対
する寸法の比が大きいほど該位は大きい。
【０００７】
【実施例】本発明を図面を参照して以下詳細に説明す
る。図１は検査の間、患者２がその上に顔を下にして位
置する患者台１よりなる磁気共鳴検査装置を示す。破線
で示されたブロック３は強く、均一な、水平磁界を発生
する主磁界磁石よりなる。それは又、安定した磁界強度
に直線的に依存する周波数を有する無線周波数磁界を発
生する無線周波数発振器コイルを含む。この無線周波数
発振器コイルはパルス的に動作する。ブロック３は又、
特に、その無線周波数パルスの間又はその後に、異なる
方向に作用する勾配を有する勾配磁界を発生することが
出来る勾配コイルを含む。
る。図１は検査の間、患者２がその上に顔を下にして位
置する患者台１よりなる磁気共鳴検査装置を示す。破線
で示されたブロック３は強く、均一な、水平磁界を発生
する主磁界磁石よりなる。それは又、安定した磁界強度
に直線的に依存する周波数を有する無線周波数磁界を発
生する無線周波数発振器コイルを含む。この無線周波数
発振器コイルはパルス的に動作する。ブロック３は又、
特に、その無線周波数パルスの間又はその後に、異なる
方向に作用する勾配を有する勾配磁界を発生することが
出来る勾配コイルを含む。
【０００８】図２は胸部検査に適するコイル装置を示
す。このコイル装置は円筒状支持部１０上の幾つかの平
行平面に配置され互いに誘導的にのみ結合された導体ル
ープであり、該ループの内の一つは受信装置の入力に接
続可能である導体ループ１１よりなる第１のコイルより
なる。この種の無線周波数コイル装置は特に引用するＤ
Ｅ−ＯＳ ３８ １６ ８３１によってそれ自体が知ら
れている。
す。このコイル装置は円筒状支持部１０上の幾つかの平
行平面に配置され互いに誘導的にのみ結合された導体ル
ープであり、該ループの内の一つは受信装置の入力に接
続可能である導体ループ１１よりなる第１のコイルより
なる。この種の無線周波数コイル装置は特に引用するＤ
Ｅ−ＯＳ ３８ １６ ８３１によってそれ自体が知ら
れている。
【０００９】既述の如く、この支持部は円筒形状、即ち
その円筒軸に直交する異なる切断面におけるその断面が
同一であるような形状を有する。合成材であることが望
ましい非導電材で製造されたその中空円筒支持台は 被
検査患者の人体に適合されるように釣合いがとれてお
り、もって支持台の内部は検査中に同時に二つの乳房を
収容し得る。この支持台は例えば６ｃｍの高さを有すれ
ば良く、その壁はその中央部が平らであり、例えば互い
に１６ｃｍ離間されて配置されている。その中央部の平
らな壁は、弧状の断面を有する縁部を介して双方の側で
互いに接続されており、その結果縦方向（即ち、図２に
おける水平方向）で３３ｃｍの寸法となっている。
その円筒軸に直交する異なる切断面におけるその断面が
同一であるような形状を有する。合成材であることが望
ましい非導電材で製造されたその中空円筒支持台は 被
検査患者の人体に適合されるように釣合いがとれてお
り、もって支持台の内部は検査中に同時に二つの乳房を
収容し得る。この支持台は例えば６ｃｍの高さを有すれ
ば良く、その壁はその中央部が平らであり、例えば互い
に１６ｃｍ離間されて配置されている。その中央部の平
らな壁は、弧状の断面を有する縁部を介して双方の側で
互いに接続されており、その結果縦方向（即ち、図２に
おける水平方向）で３３ｃｍの寸法となっている。
【００１０】図２は三つの導体ループのみを示す。しか
し、低い周波数、即ち弱い安定した磁界を有する磁気共
鳴検査装置においては、明らかに多数、例えば５個の導
体ループが設けられなければならない。そのような無線
周波数コイル装置は円筒軸に平行に延びた無線周波数磁
界を検出することができる。円筒型支持台１０の下部端
面で真っ直ぐ延びる平面には表面コイルとして形成され
その円筒軸に垂直に延びた無線周波数磁界を検出するこ
とができる第２のコイル装置が設けられている。この表
面コイルは（図示せず）支持板上に設けられればよい。
この表面コイルは所謂バタフライ型である。このような
コイルは、ここで述べられている刊行物及びＥＰ−ＯＳ
３３８ ６２４からそれ自体良く知られている。これ
らを特に参照する。この表面コイルは互いに平行にかつ
接近して延設された二つの中央導体１２よりなり、該導
体は共に導体ループ１１の内の一つに対応する形状であ
るが寸法はより大きいことが望ましいループを形成する
鏡反転同一ループ部に開いている。その中央導体がその
コイルの接続端子に接続されたループ部は、そのコイル
のより遠い接続端子内で終端された他のループ部の中央
導体内で終端されている。その二つの中央導体を通る電
流は外側導体１３を通る電流のそれに対向する同じ方向
を有する。その結果、このコイルは円筒１０の軸に垂直
にかつ中央導体１２に垂直に延びる無線周波数磁界を検
出することが出来る。
し、低い周波数、即ち弱い安定した磁界を有する磁気共
鳴検査装置においては、明らかに多数、例えば５個の導
体ループが設けられなければならない。そのような無線
周波数コイル装置は円筒軸に平行に延びた無線周波数磁
界を検出することができる。円筒型支持台１０の下部端
面で真っ直ぐ延びる平面には表面コイルとして形成され
その円筒軸に垂直に延びた無線周波数磁界を検出するこ
とができる第２のコイル装置が設けられている。この表
面コイルは（図示せず）支持板上に設けられればよい。
この表面コイルは所謂バタフライ型である。このような
コイルは、ここで述べられている刊行物及びＥＰ−ＯＳ
３３８ ６２４からそれ自体良く知られている。これ
らを特に参照する。この表面コイルは互いに平行にかつ
接近して延設された二つの中央導体１２よりなり、該導
体は共に導体ループ１１の内の一つに対応する形状であ
るが寸法はより大きいことが望ましいループを形成する
鏡反転同一ループ部に開いている。その中央導体がその
コイルの接続端子に接続されたループ部は、そのコイル
のより遠い接続端子内で終端された他のループ部の中央
導体内で終端されている。その二つの中央導体を通る電
流は外側導体１３を通る電流のそれに対向する同じ方向
を有する。その結果、このコイルは円筒１０の軸に垂直
にかつ中央導体１２に垂直に延びる無線周波数磁界を検
出することが出来る。
【００１１】磁気共鳴検査装置でスピン共鳴の下で発生
する無線周波数磁界は常に均一、安定な磁界の方向に垂
直に延びるため、全体のコイル装置１０．．．１３は、
第１及び第２のコイル装置によって検出される二つの磁
界方向が均一、安定な磁界の方向に垂直に延び、即ち検
査の間、均一、安定な磁界が矢印１４によって示される
如く中央導体１２に平行に延びるように磁気共鳴検査装
置に導かれなくてはならない。よってそれに応じてコイ
ル装置１０．．．１３は磁気共鳴検査装置内に配置され
なければならない。これは各検査に対して操作者の手動
操作によって実行され得た。二つのコイル装置の内の少
なくとも一つがその装置又はそこに導かれ得る部品との
永久接続によって決定された位置に配置される際にそれ
はより効果的である。
する無線周波数磁界は常に均一、安定な磁界の方向に垂
直に延びるため、全体のコイル装置１０．．．１３は、
第１及び第２のコイル装置によって検出される二つの磁
界方向が均一、安定な磁界の方向に垂直に延び、即ち検
査の間、均一、安定な磁界が矢印１４によって示される
如く中央導体１２に平行に延びるように磁気共鳴検査装
置に導かれなくてはならない。よってそれに応じてコイ
ル装置１０．．．１３は磁気共鳴検査装置内に配置され
なければならない。これは各検査に対して操作者の手動
操作によって実行され得た。二つのコイル装置の内の少
なくとも一つがその装置又はそこに導かれ得る部品との
永久接続によって決定された位置に配置される際にそれ
はより効果的である。
【００１２】図３は患者支持部１上に配置され胸部Ｘ線
検査の間その上に患者が位置される平らなクッション１
６を示す。図２に示されたコイル装置はこのクッション
内に埋め込まれており、符号１５は表面コイル１２，１
３を支持する板を示す。磁気共鳴検査装置の導かれるこ
のクッションは検査に有効な空間を減少させる。これは
患者台１の台上に無線周波数コイル装置を載置するため
のより魅力的な解決である。しかし、この解決に対して
は二つのコイル装置が例えばＰＩＮダイオードによって
スイッチオフされ得ることが必要とされ、もって無線周
波数発振器コイルが他の検査のために動作している際に
は実質的な電流は流れ得ない。
検査の間その上に患者が位置される平らなクッション１
６を示す。図２に示されたコイル装置はこのクッション
内に埋め込まれており、符号１５は表面コイル１２，１
３を支持する板を示す。磁気共鳴検査装置の導かれるこ
のクッションは検査に有効な空間を減少させる。これは
患者台１の台上に無線周波数コイル装置を載置するため
のより魅力的な解決である。しかし、この解決に対して
は二つのコイル装置が例えばＰＩＮダイオードによって
スイッチオフされ得ることが必要とされ、もって無線周
波数発振器コイルが他の検査のために動作している際に
は実質的な電流は流れ得ない。
【００１３】二つのコイル装置の内の一つのみを磁気共
鳴検査装置に永久に接続することが又可能であり；例え
ば（適当なスイッチオフ装置を有する）表面コイル１
２，１３が患者に面した支持部１の台上に設けられれば
よい。次にコイル装置１０，１１がそこに配置され胸部
検査のためにそれに関して整列されなければならない。
既述の如く、コイル装置１１−１２，１３は直角コイル
として動作する。図４はその二つのコイル装置によって
供給される信号を処理する回路の概略を示す。重要な部
品は第１の入力２１及び第２の入力２２よりなる直角組
み合わせ回路２０によって形成されている。組み合わせ
回路の出力２３での信号は入力２１での信号及び入力２
２での９０°シフトされた信号の積に対応する。表面コ
イル１２，１３は入力２１に接続され導体ループ１１よ
りなるそのコイル装置は入力２２に接続されている。
鳴検査装置に永久に接続することが又可能であり；例え
ば（適当なスイッチオフ装置を有する）表面コイル１
２，１３が患者に面した支持部１の台上に設けられれば
よい。次にコイル装置１０，１１がそこに配置され胸部
検査のためにそれに関して整列されなければならない。
既述の如く、コイル装置１１−１２，１３は直角コイル
として動作する。図４はその二つのコイル装置によって
供給される信号を処理する回路の概略を示す。重要な部
品は第１の入力２１及び第２の入力２２よりなる直角組
み合わせ回路２０によって形成されている。組み合わせ
回路の出力２３での信号は入力２１での信号及び入力２
２での９０°シフトされた信号の積に対応する。表面コ
イル１２，１３は入力２１に接続され導体ループ１１よ
りなるそのコイル装置は入力２２に接続されている。
【００１４】当業者にとってそのコイル装置が適当に釣
り合わされたコンデンサによってそれらが共鳴器として
動作するようにスピン共鳴信号の周波数に対して調節さ
れることは明らかである。しかしこれらのコンデンサは
図示されていない。（改良された３ｄＢの信号対雑音比
を有する）直角コイル装置の最適動作は、そこでは核磁
化の減衰が合計して双方のコイルにおいて等しい信号と
なる空間的領域に対してのみ発生する。この領域と表面
コイル１２，１３との間の距離はコイル装置１２の寸法
に対するその寸法に依存する。その領域は、表面コイル
の寸法が導体ループ１１に対してより大きいように該平
面からより遠くに位置する。表面コイルの中央導体１２
に平行な方向の寸法が２０ｃｍでありそれに垂直な方向
の寸法が４０ｃｍである場合、適当な値が得られる。そ
の寸法は導体ループ１１の寸法の略１．２５倍である。
り合わされたコンデンサによってそれらが共鳴器として
動作するようにスピン共鳴信号の周波数に対して調節さ
れることは明らかである。しかしこれらのコンデンサは
図示されていない。（改良された３ｄＢの信号対雑音比
を有する）直角コイル装置の最適動作は、そこでは核磁
化の減衰が合計して双方のコイルにおいて等しい信号と
なる空間的領域に対してのみ発生する。この領域と表面
コイル１２，１３との間の距離はコイル装置１２の寸法
に対するその寸法に依存する。その領域は、表面コイル
の寸法が導体ループ１１に対してより大きいように該平
面からより遠くに位置する。表面コイルの中央導体１２
に平行な方向の寸法が２０ｃｍでありそれに垂直な方向
の寸法が４０ｃｍである場合、適当な値が得られる。そ
の寸法は導体ループ１１の寸法の略１．２５倍である。
【００１５】図２に示したコイル装置の利点は、磁気共
鳴検査装置における均一、安定な磁界がその台の縦方向
に延びる場合にのみ有効である。それが水平方向でその
台の縦方向に垂直に延びる際には、要するに第１のコイ
ル装置（１１）のみが動作し、他方磁界の垂直方向の場
合にはコイル１１は動作しない。図５は均一安定磁界が
水平で台の縦方向に垂直に延びる際に胸部検査を可能と
するコイル装置を示す。図５はそのコイル装置の平面図
であり、それは二つの同一で互いに独立した部分よりな
ることが明白である。各部分はそれ自体単一の乳房の検
査を可能にし夫々図２に示す装置１１の如くのコイル装
置１１ａ，１１ｂよりなり、平行平面に配置された同形
状かつ同サイズの幾つかの同心導体ループ１１ａ，１１
ｂよりなり、そして又図２に類似しその形状と寸法がそ
れに適合それは該平面に平行に延びる平面に位置された
夫々の表面コイル１２ａ，１３ａ及び１２ｂ，１３ｂよ
りなる。このコイル装置の動作は、均一、安定な磁界が
矢印１７の方向、即ち図１の面に垂直に延びる時に図５
に示した中央導体１２ａ，１２ｂの方向に対して最適で
ある。
鳴検査装置における均一、安定な磁界がその台の縦方向
に延びる場合にのみ有効である。それが水平方向でその
台の縦方向に垂直に延びる際には、要するに第１のコイ
ル装置（１１）のみが動作し、他方磁界の垂直方向の場
合にはコイル１１は動作しない。図５は均一安定磁界が
水平で台の縦方向に垂直に延びる際に胸部検査を可能と
するコイル装置を示す。図５はそのコイル装置の平面図
であり、それは二つの同一で互いに独立した部分よりな
ることが明白である。各部分はそれ自体単一の乳房の検
査を可能にし夫々図２に示す装置１１の如くのコイル装
置１１ａ，１１ｂよりなり、平行平面に配置された同形
状かつ同サイズの幾つかの同心導体ループ１１ａ，１１
ｂよりなり、そして又図２に類似しその形状と寸法がそ
れに適合それは該平面に平行に延びる平面に位置された
夫々の表面コイル１２ａ，１３ａ及び１２ｂ，１３ｂよ
りなる。このコイル装置の動作は、均一、安定な磁界が
矢印１７の方向、即ち図１の面に垂直に延びる時に図５
に示した中央導体１２ａ，１２ｂの方向に対して最適で
ある。
【００１６】導体ループ１１ａ，１１ｂ及びそれに適合
した外部導体１３ａ，１３ｂが図５において円形状を有
する際、これらのコイル装置は又、それにおいては安
定、均一磁界がその台の縦方向に延びる磁気共鳴検査装
置において使用され得る。その結果に対して、その二つ
のコイル装置は各回９０°回転されることのみが必要と
される。図２に示されたコイル装置を越える利点は改良
された信号対雑音比に帰する。二つのコイル装置１１
ａ．．．１３ａ，１１ｂ．．．１３ｂの各々が図４に示
す回路及び下流アナログ又はディジタル処理部を必要と
することが欠点である。この欠点は図５に示す単一のコ
イル装置のみによって乳房を連続的に検査することによ
って取り除かれる。しかるに、検査回数はより長くなり
かつ更に加えて対照エージェントの使用がなされる検査
及び対照エージェント富化の時の変化が記録されるべき
検査は殆ど不可能となるであろう。
した外部導体１３ａ，１３ｂが図５において円形状を有
する際、これらのコイル装置は又、それにおいては安
定、均一磁界がその台の縦方向に延びる磁気共鳴検査装
置において使用され得る。その結果に対して、その二つ
のコイル装置は各回９０°回転されることのみが必要と
される。図２に示されたコイル装置を越える利点は改良
された信号対雑音比に帰する。二つのコイル装置１１
ａ．．．１３ａ，１１ｂ．．．１３ｂの各々が図４に示
す回路及び下流アナログ又はディジタル処理部を必要と
することが欠点である。この欠点は図５に示す単一のコ
イル装置のみによって乳房を連続的に検査することによ
って取り除かれる。しかるに、検査回数はより長くなり
かつ更に加えて対照エージェントの使用がなされる検査
及び対照エージェント富化の時の変化が記録されるべき
検査は殆ど不可能となるであろう。
【図１】本発明による磁気共鳴検査装置の一実施例を示
す図である。
す図である。
【図２】そのコイル装置の第１の実施例を示す図であ
る。
る。
【図３】その装置の一部の断面図である。
【図４】磁気共鳴検査装置における受信装置へのその接
続を示す図である。
続を示す図である。
【図５】コイル装置の第２実施例を示す図である。
１ 患者台
２ 患者
３ ブロック
１０ 円筒状支持台
１１，１１ａ，１１ｂ 導体ループ
１２，１２ａ，１２ｂ 中央導体
１３，１３ａ，１３ｂ 外部導体
１４，１７ 矢印
１５ 支持板
１６ 平らなクッション
２０ 組み合わせ回路
２１ 第１の入力
２２ 第２の入力
２３ 出力
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ギュンター クリストフ ロイスラー
ドイツ連邦共和国 ハンブルク １ メ
ルドルファー シュトラーセ ７
(56)参考文献 特開 平２−302246（ＪＰ，Ａ)
特開 昭63−143046（ＪＰ，Ａ)
実開 昭63−108608（ＪＰ，Ｕ)
国際公開90／002342（ＷＯ，Ａ１)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A61B 5/055
Claims (5)
- 【請求項１】 ＭＲ胸部検査用直角コイル装置よりな
り、該直角コイル装置は、誘導的にのみ互いに結合され
平行平面内で円筒面上に配置された複数の導体ループか
らなり、該ループの内の一つは受信装置の入力に接続可
能である第１のコイル装置と、第１のコイル装置の端面
の一つに位置したバタフライ型の表面コイルとして構成
され該受信装置の他の入力に接続され得る第２のコイル
装置との組合せよりなることを特徴とする磁気共鳴検査
装置。 - 【請求項２】 該第２のコイル装置の外部導体によって
包囲された開口は該第１のコイル装置の個々の導体ルー
プによって包囲された開口より大きいことを特徴とす
る、請求項１記載の磁気共鳴検査装置。 - 【請求項３】 検査さるべき人用の患者支持部よりな
り、該患者支持部は少なくとも第１のコイル装置を収容
する開口を設けられていることを特徴とする、請求項１
又は２に記載の磁気共鳴検査装置。 - 【請求項４】 検査さるべき人用の患者支持部よりな
り、台上部に配置され得その中に該二つのコイル装置が
一体化されたクッションが設けられていることを特徴と
する、請求項１又は２に記載の磁気共鳴検査装置。 - 【請求項５】 該第２のコイル装置は該第１のコイル装
置の下部端面の領域に配置されていることを特徴とす
る、請求項３又は４に記載の磁気共鳴検査装置。
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