JP3463220B2 - フロアコンベヤにおける台車安全走行装置 - Google Patents

フロアコンベヤにおける台車安全走行装置

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JP3463220B2
JP3463220B2 JP11520494A JP11520494A JP3463220B2 JP 3463220 B2 JP3463220 B2 JP 3463220B2 JP 11520494 A JP11520494 A JP 11520494A JP 11520494 A JP11520494 A JP 11520494A JP 3463220 B2 JP3463220 B2 JP 3463220B2
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順司 吉住
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Nakanishi Metal Works Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、例えば、自動車工場
において車ボディを搬送するために用いられるフロアコ
ンベヤにおいて、台車を安全に走行させるための台車安
全走行装置に関する。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】一般に、床上を所定経
路にそって前向きに走行する複数の台車を備えており、
台車の台車本体前端面上縁に前方張出部が、台車の台車
本体後端面上縁に後方張出部がそれぞれ設けられてお
り、前台車の後方張出部先端と後台車の前方張出部先端
とが突き合わされた状態で前後の台車が集積されるよう
になされているフロアコンベヤは、知られている。 【0003】上記コンベヤにおいて、前後の台車が集積
された状態で台車にのせられた搬送物に対する組立作業
が行われ、組立作業時に用いられたボルト・ナット等の
小物部品が誤って落とされ、これがそのまま置き去りに
されることがある。 【0004】作業中に、集積時の前後の台車の突合せ部
の上に部品が置き去りにされ、作業終了後、前後の台車
が切り離されて、前台車の後方張出部先端と後台車の前
方張出部先端の間に隙間が生じると、その隙間を通って
突合せ部上にあった部品が床の上に落下することにな
る。そうすると、床の上の部品を台車が踏み付けること
があり、危険である。 【0005】この発明の目的は、前後の台車の間から部
品等が落下することを防止し、台車の安全走行を図るこ
とのできる台車安全走行装置を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】この発明による台車安全
走行装置は、床上を所定経路にそって前向きに走行する
複数の台車を備えており、台車の台車本体前端面上縁に
前方張出部が、台車の台車本体後端面上縁に後方張出部
がそれぞれ設けられており、前台車の後方張出部先端と
後台車の前方張出部先端とが突き合わされた状態で前後
の台車が集積されるようになされているフロアコンベヤ
において、台車本体前端面の前方張出部下方および台車
本体後端面の後方張出部下方の少なくともいずれか一方
に、落下物受けが設けられ、前後の台車が集積された状
態で両者の突合せ部と床の間を落下物受けが遮るように
なされているものである。 【0007】 【作用】この発明による台車安全走行装置では、台車本
体前端面の前方張出部下方および台車本体後端面の後方
張出部下方の少なくともいずれか一方に、落下物受けが
設けられ、前後の台車が集積された状態で両者の突合せ
部と床の間を落下物受けが遮るようになされているか
ら、前後の台車が切り離されて、前台車の後方張出部先
端と後台車の前方張出部先端の間に隙間が生じ、その隙
間を通って部品が落下しようとしても、これを落下物受
けが受ける。 【0008】 【実施例】この発明の実施例を、図面を参照してつぎに
説明する。 【0009】以下の説明において、前後とは、台車が進
む側(図1に矢印Aで示す)を前、これと反対側を後と
いい、左右とは、前方より見てその左右の側を左右とい
うものとする。 【0010】図1を参照すると、床面11には、前後方向
にのびたレール12が敷設されており、これにそって台車
13が走行するようになっている。。 【0011】台車13は、前後方向に長い方形板状の台車
本体21と、台車本体21の前縁中央部に装備されかつレー
ル12上を転動するように配されているモータ付駆動トロ
リ22と、台車本体21の後縁中央部に装備されかつレール
12を両側から挟むように配されている従動トロリ23と、
台車本体21の4隅に装備されかつ床面11上を転動するよ
うに配されているキャスタ24とを備えている。 【0012】図示しないが、台車本体には、車ボディを
のせるための荷台、これを昇降させるためのリフタ等が
装備されている。さらに、台車本体の前端部および後端
部には、図示しない台車連結用アッチメントや台車集積
用アタッチメントが装備されている。 【0013】台車本体21の前端面上縁には前方張出部31
が、台車本体21の後端面上縁には後方張出部32がそれぞ
れ設けられている。そして、台車本体21前端面の前方張
出部31下方には落下物シュート33が、台車本体21後端面
の後方張出部32下方には落下物受け34がそれぞれ台車本
体21幅方向の全長にわたって設けられている。 【0014】図2に、前台車13A の後方張出部32先端と
後台車13B の前方張出部31先端とが突合わされた状態が
示されており、この状態で前後の台車13A,13B が集積
(アキュムレート)されている。 【0015】図2を参照すると、台車本体21は、枠41お
よびこれにのせられている頂板42によって構成されてい
る。枠41は、横断面コの字状の前枠部材43および後枠部
材44を有している。前枠部材43および後枠部材44は、そ
れぞれ垂直状側壁43,44a を有している。前枠部材43の
側壁43a から前方に張出した頂板42の前端部が前方張出
部31を、後枠部材44の側壁43a から後方に張出した頂板
42の後端部が後方張出部32をそれぞれ形成している。 【0016】落下物シュート33は、前枠部材43の側壁43
a 上部にボルト51によって取付けられている垂直板状取
付部52と、取付部52の下端に連なる前下がり傾斜板状滑
り部53と、取付部52の上端に連なりかつ頂板前方張出部
31の下面および先端面を被覆しているL字板状当接部54
とよりなる。当接部54の垂直部前面にはクッション材55
が取付けられている。 【0017】落下物受け34は、後枠部材44の側壁44a ほ
ぼ全体にボルト61によって取付けられている垂直板状取
付部62と、取付部62の下端につらなって、シュート33の
滑り部53の下方を潜るように後方に突出しかつ先端に上
向き折り曲げ縁部63を有する逆L字状受け部64と、取付
部62の上端に連なりかつ頂板後方張出部32の下面および
先端面を被覆しているL字板状当接部65とよりなる。当
接部65の垂直部後面にはクッション材66が取付けられて
いる。 【0018】ここで、前方張出部31の張出長さをl1 、
後方張出部32の張出長さをl2 とし、前後の台車13A ,
13B が集積された状態で前台車13A の後枠部材側壁44a
と、後台車13B の前枠部材側壁43a との間の間隔をDと
すると、l1 +l2 =Dである。一方、落下物シュート
33の滑り部53の水平方向の長さをL1 とすると、D>L
1 >l1 であり、落下物受け34の水平方向の長さをL2
とすると、D>L2 >l2 である。 【0019】図3に示すように、集積されていた前後の
台車13A ,13B が切り離されて、前後の台車13A ,13B
の間に生じた隙間をCとすると、(L1 +L2 )−(l
1 +l2 )>Cであるうちは、その隙間Cと床面11間が
落下物シュート33および落下物受け34によって遮られる
ことになる。 【0020】図2に示すように、前後の台車13A ,13B
が集積されている状態で前台車13Aの後方張出部32と後
台車13B の前方張出部31の突合せ部にボルトBがのって
いるものとする。この状態から、前後の台車13A ,13B
が切り離され、後方張出部32と前方張出部31の間に隙間
が生じると、その隙間からボルトBが落下するが、落下
するボルトBはシュート33の滑り部53によって落下物受
け34の受け部64に向かって導かれて、滑り部53の下端か
ら受け部64内に落下し、床11まで落下することはない。 【0021】図4に、他の実施例が示されている。この
実施例では、上記実施例の落下物シュート33に代えて、
別の落下部受け74が用いられている。この落下物受け74
は、上記実施例の落下物受け34と同様に、取付部82、折
曲げ縁部83を有する受け部84および当接部85よりなる
が、この落下物受け74の受け部84は、取付部82の下端に
つらなって、上記実施例の落下部受け34の受け部64の上
方を横切るように前方に突出させられている。 【0022】上記実施例において、落下物シュートおよ
び落下物受けは、いずれも横断面一様で、真っ直ぐにの
びているが、これらが、台車連結用アッチメントや台車
集積用アタッチメントと干渉する恐れがある場合、台車
連結用アッチメントや台車集積用アタッチメントを上方
または下方に迂回させられるように落下物シュートおよ
び落下物受けが長さ方向に屈曲させられていてもよい。 【0023】 【発明の効果】この発明によれば、前後の台車が切り離
されて、前台車の後方張出部先端と後台車の前方張出部
先端の間に隙間が生じ、その隙間を通って部品が落下し
ようとしても、これを落下物受けが受けるから、前後の
台車の間から部品等が落下することを防止し、台車の安
全走行を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明による走行安全装置を装備した台車の
斜視図である。 【図2】同台車の集積状態を示す前台車の後端部および
後台車の前端部の断面図である。 【図3】同前後の台車の切り離し状態を示す前台車の後
端部および後台車の前端部の断面図である。 【図4】他の実施例を示す図2相当の断面図である。 【符号の説明】 11 床 13 台車 21 台車本体 31 前方張出部 32 後方張出部 34 落下物受け 74 落下物受け
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61B 13/06 B61B 10/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 床11上を所定経路にそって前向きに走行
    する複数の台車13を備えており、台車13の台車本体21前
    端面上縁に前方張出部31が、台車13の台車本体21後端面
    上縁に後方張出部32がそれぞれ設けられており、前台車
    13の後方張出部32先端と後台車13の前方張出部31先端と
    が突き合わされた状態で前後の台車13が集積されるよう
    になされているフロアコンベヤにおいて、 台車本体21前端面の前方張出部31下方および台車本体21
    後端面の後方張出部32下方の少なくともいずれか一方
    に、落下物受け34,74が設けられ、前後の台車13が集積
    された状態で両者の突合せ部と床11の間を落下物受け3
    4,74が遮るようになされている、台車の安全走行装
    置。
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