JP3462482B2 - 開栓具の自動装着方法 - Google Patents
開栓具の自動装着方法Info
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- JP3462482B2 JP3462482B2 JP2001190752A JP2001190752A JP3462482B2 JP 3462482 B2 JP3462482 B2 JP 3462482B2 JP 2001190752 A JP2001190752 A JP 2001190752A JP 2001190752 A JP2001190752 A JP 2001190752A JP 3462482 B2 JP3462482 B2 JP 3462482B2
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- cap
- bottle
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Description
ムネ)が充填されたボトルの密封用栓体を押し下げて開
放状態とする開栓具の自動装着方法に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】レモネードが充填されたボトルにおいて
は、ガラス玉から成る栓体によって密封状態に保持して
いる。このようなレモネード入りボトルにおいては、内
部のレモネードを飲む際に、栓体を押し下げて開放状態
とする必要があるため、ボトルに栓体押し下げ用の開栓
具をつけた状態で販売するようにしている。 【0003】ここで、ボトルは合成樹脂から成るもの、
あるいはガラスから成るものが存在し、いずれのボトル
も口部に装着されたキャップの孔をガラス玉から成る栓
体によって内側から閉鎖するようにしている。 【0004】このようなボトルに装着される開栓具とし
て、図4(I)、(II)に示したものが従来から知られ
ている。この開栓具30は、ボトル1の口部2に装着さ
れたキャップ3上に載置される筒体31の内側に、上記
キャップ3の内部に保持された栓体4の押し下げ用の突
起部32を設け、その突起部32と筒体31とを加圧に
より破断する複数の薄肉厚のつなぎ部33によって一体
化している。 【0005】上記の構成から成る開栓具30は、その筒
体31とボトル1のキャップ3外周に跨がるようにして
嵌合された熱収縮性チューブ34の熱収縮によってボト
ル1に一体化される。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の開栓
具30においては、ボトル1のキャップ3上に載置した
状態での安定性が悪いため、装着の自動化が困難であ
る。 【0007】そこで、従来では、図4(I)に示すよう
に、開栓具30と熱収縮性チューブ34とを、そのチュ
ーブ34の熱収縮によって一体化すると共に、熱収縮性
チューブ34とボトル1のキャップ3に嵌合可能な筒状
部35を成形し、その筒状部35をボトル1のキャップ
3に人手によって嵌合し、筒体31の下端がキャップ3
の上端で支持される状態で熱収縮性チューブ34を再度
熱収縮させるようにしており、開栓具の取付けに非常に
手間がかかっていた。 【0008】この発明の課題は、ボルトの口部に装着さ
れたキャップ上に開栓具を自動的に装着することができ
る開栓具の自動装着方法を提供することである。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、キャップが装着されたボト
ルの搬送ライン上に、前記キャップ上に載置される筒体
内にキャップ内の栓体を押し下げる突起部が設けられ、
かつ筒体の下端部に前記キャップの上部に嵌合されるス
カート部が一体に設けられた開栓具を傾斜状に保持し、
前記ボトルのキャップがスカート部の一部に係合して移
動することにより開栓具を保持位置より取り出してキャ
ップ上に開栓具を自重により嵌合させる工程と、開栓具
が嵌合されたボトルの上方から開栓具の外側に熱収縮性
チューブを嵌合させる工程と、ボトルの肩部で下端が支
持された前記熱収縮性チューブを加熱により熱収縮させ
る工程とから成る構成を採用したのである。 【0010】上記のように構成すれば、ボトルのキャッ
プに対して開栓具を自動的に装着することができる。 【0011】 【0012】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1乃至図3に基づいて説明する。図1に示すように、レ
モネードが充填されたボトル1はポリエチレンテレフタ
レートから成り、その口部2にはキャップ3が取り付け
られている。キャップ3の内部にはガラス玉から成る栓
体4が保持され、その栓体4によってキャップ3の孔は
内側から閉鎖されている。なお、ボトル1は合成樹脂製
のものに限定されず、ガラス製のものであってもよい。 【0013】キャップ3上には開栓具10が載置されて
いる。開栓具10はその外周とキャップ3の外周に跨が
るように嵌合された熱収縮性チューブ20の熱収縮によ
ってキャップ3に一体化されている。 【0014】図1および図2に示すように、開栓具10
は合成樹脂の成形品から成る。この開栓具10はキャッ
プ3の上面に載置される筒体11の内部に栓体押し下げ
用の突起部12を設け、この突起部12と筒体11とを
加圧によって破断する複数の薄肉厚のつなぎ部13によ
って一体化し、前記筒体11の下端にキャップ3の外周
上部に嵌合するスカート部14を設けている。 【0015】上記のように、筒体11の下端にスカート
部14を設けることにより、ボトル1のキャップ3に対
するスカート部14の嵌合によってキャップ3上に開栓
具10を安定よく取り付けることができ、ボトル1に対
する開栓具10の装着の自動化を可能とすることができ
る。 【0016】図3は開栓具10の自動装着方法を示す。
この自動装着方法によれば、図3(I)に示すように、
一方向に搬送されるボトル1の搬送ライン上に開栓具1
0を、その下端のスカート部14の一部がボトル1のキ
ャップ3の搬送ラインに臨むようにして傾斜状に保持
し、ボトル1がその開栓具10の下方を通過するとき、
スカート部14の内周一部に対するキャップ3の係合に
よって開栓具10を保持位置より取り出し、自重によっ
てキャップ3にスカート部14を嵌合させるようにして
いる。 【0017】図3(II)に示すように、ボトル1のキャ
ップ3上に開栓具10が支持されると、その開栓具10
の上方から熱収縮性チューブ20を開栓具10の外側に
嵌合させ、上記熱収縮性チューブ20の下端が図3(II
I )で示すようにボトル1の口部2に連続する胴体5の
肩部6で支持されると、加熱により熱収縮性チューブ2
0を図3(IV)に示すように熱収縮させ、キャップ3に
開栓具10を一体化させるようにしている。 【0018】図1に示すような開栓具10の取付け状態
において、熱収縮性チューブ20を取り除き、突起部1
2を押し下げることによってつなぎ部13が破断され、
上記突起部12により栓体4を押し下げて開放状態とす
ることができる。 【0019】 【発明の効果】以上のように、この発明においては、ボ
トルの口部に装着されたキャップに対して開栓具を自動
的に装着することができる。
の一部切欠正面図 【図2】図1に示すボトル、開栓具および熱収縮性チュ
ーブの分解斜視図 【図3】(I)乃至(IV)は、この発明に係る開栓具の
自動装着方法の一例を示す説明図 【図4】(I)は従来の開栓具をボトルに装着する前の
状態を示す一部切欠正面図、(II)は装着後の状態を示
す一部切欠正面図 【符号の説明】 1 ボトル 2 口部 3 キャップ 4 栓体 11 筒体 12 突起部 13 つなぎ部 14 スカート部 20 熱収縮性チューブ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 キャップが装着されたボトルの搬送ライ
ン上に、前記キャップ上に載置される筒体内にキャップ
内の栓体を押し下げる突起部が設けられ、かつ筒体の下
端部に前記キャップの上部に嵌合されるスカート部が一
体に設けられた開栓具を傾斜状に保持し、前記ボトルの
キャップがスカート部の一部に係合して移動することに
より開栓具を保持位置より取り出してキャップ上に開栓
具を自重により嵌合させる工程と、開栓具が嵌合された
ボトルの上方から開栓具の外側に熱収縮性チューブを嵌
合させる工程と、ボトルの肩部で下端が支持された前記
熱収縮性チューブを加熱により熱収縮させる工程とから
成る開栓具の自動装着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001190752A JP3462482B2 (ja) | 2001-06-25 | 2001-06-25 | 開栓具の自動装着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001190752A JP3462482B2 (ja) | 2001-06-25 | 2001-06-25 | 開栓具の自動装着方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003002353A JP2003002353A (ja) | 2003-01-08 |
JP3462482B2 true JP3462482B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=19029482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001190752A Expired - Lifetime JP3462482B2 (ja) | 2001-06-25 | 2001-06-25 | 開栓具の自動装着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3462482B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019001501A (ja) * | 2017-06-15 | 2019-01-10 | 三笠産業株式会社 | 開栓蓋および開栓蓋の装着方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006122834A1 (en) * | 2005-05-20 | 2006-11-23 | Rey-Soda S.N.C. Di Re Fabio Angelo & C. | A closing system for a container of liquids |
-
2001
- 2001-06-25 JP JP2001190752A patent/JP3462482B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019001501A (ja) * | 2017-06-15 | 2019-01-10 | 三笠産業株式会社 | 開栓蓋および開栓蓋の装着方法 |
Also Published As
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JP2003002353A (ja) | 2003-01-08 |
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