JP3462391B2 - 無線装置 - Google Patents

無線装置

Info

Publication number
JP3462391B2
JP3462391B2 JP18240498A JP18240498A JP3462391B2 JP 3462391 B2 JP3462391 B2 JP 3462391B2 JP 18240498 A JP18240498 A JP 18240498A JP 18240498 A JP18240498 A JP 18240498A JP 3462391 B2 JP3462391 B2 JP 3462391B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
signal
transmission line
input
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18240498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000022645A (ja
Inventor
敏久 清水
猛 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP18240498A priority Critical patent/JP3462391B2/ja
Publication of JP2000022645A publication Critical patent/JP2000022645A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3462391B2 publication Critical patent/JP3462391B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transceivers (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、携帯電話
の基地局等に設けられ、送受信用空中線が信号伝送線路
に接続されていない場合等に異常検出信号を出力する機
能を有する無線装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の無線装置の一例を示す概
略の構成図である。この無線装置は、例えば、携帯電話
の基地局等に設けられ、送信波swを入力して増幅し、
送信信号S1を生成して出力する電力増幅器1を有して
いる。電力増幅器1は、例えば50Ωの出力インピーダ
ンスを有している。電力増幅器1の出力側には、特性イ
ンピーダンスが50Ωの伝送線路2を介してサーキュレ
ータ3の送信信号入力端子3aが接続されている。送信
信号入力端子3aは、50Ωの入力インピーダンスを有
している。サーキュレータ3の入出力端子3bは、50
Ωの出力インピーダンス及び入力インピーダンスを有
し、特性インピーダンスが50Ωの伝送線路4を介して
空中線端子5に接続されている。空中線端子5には、5
0Ωの出力インピーダンス及び入力インピーダンスを有
する送受信用空中線6が接続されている。
【0003】サーキュレータ3の受信信号出力端子3c
は、50Ωの出力インピーダンスを有し、特性インピー
ダンスが50Ωの伝送線路7を介して検波器8に接続さ
れている。この検波器8は、例えば方向性結合器等で構
成され、受信信号出力端子3cから出力された受信信号
S3cを受信信号S8a,S8bに分岐して第1及び第
2の出力端子からそれぞれ出力するものである。検波器
8の第1の出力端子には、50Ωの入力インピーダンス
を有し、受信信号S8aを増幅して受信波rwを出力す
る低雑音増幅器9が接続されている。低雑音増幅器9の
出力側には、図示しない受信ミキサが接続されている。
受信ミキサは、受信波rwと受信局部発振周波数とを混
合して受信中間周波数を出力する機能を有している。検
波器8の第2の出力端子には、検波回路10が接続され
ている。検波回路10は、例えば、ダイオードやコンデ
ンサ等で構成され、受信信号S8bのレベルに対応した
検波電圧S10を出力する回路である。検波回路10の
出力側には、図示しないコンパレータが接続されてい
る。このコンパレータは、検波電圧S10が所定の閾値
Thよりも大きい場合、送受信用空中線6の非接続状態
を示す異常検出信号を出力するものである。
【0004】次に、図2の動作を説明する。送信波sw
は電力増幅器1に入力されて規定の送信電力まで増幅さ
れ、電力増幅器1から送信信号S1が出力される。送信
信号S1は、伝送線路2、サーキュレータ3、伝送線路
4及び空中線端子5を順次経由して送受信用空中線6へ
入力され、送受信用空中線6から空中へ送信電波Swが
出力される。又、空中から到来した受信電波Rwは送受
信用空中線6から入力され、空中線端子5、伝送線路
4、サーキュレータ3、伝送線路7及び検波器8を順次
経由して低雑音増幅器9へ入力される。この場合、送信
信号S1の伝送系統におけるインピーダンスが整合状態
になっているので、送信信号S1が反射することはな
い。
【0005】ところが、空中線端子5の外れや破損等に
より、送受信用空中線6が空中線端子5に接続されてい
ない場合、伝送線路4の端部(即ち、空中線端子5)は
開放状態になる。この場合、送信信号S1は、サーキュ
レータ3の送信信号入力端子3aから入力されて入出力
端子3bに出力されるが、インピーダンス整合状態にな
っていないので、空中線端子5で反射されて反射波sw
rになり、該入出力端子3bに入力する。入出力端子3
bへ入力された反射波swrは、受信信号出力端子3c
から出力され、検波器8で検波される。検波された反射
波swrは検波回路10で検波電圧S10に変換され、
該検波電圧S10がコンパレータで閾値Thと比較され
る。この検波電圧S10が閾値Thよりも大きい場合、
コンパレータから異常検出信号が出力される。一方、送
受信用空中線6が正常に接続されている場合、反射波s
wrは発生しないので、受信電波Rwのみが検波され
る。受信電波Rwは反射波swrよりもレベルが極めて
低いので、検波電圧S10は異常時の検波電圧S10と
比較して非常に低い。そのため、コンパレータが異常時
の検波電圧S10で動作するように閾値Thを設定すれ
ば、送受信用空中線6の異常が正確に検出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
図2の無線装置では、次の(i)〜(iii)のような
課題があった。 (i) 周囲温度等の使用環境条件によって電力増幅器
1から出力される送信信号S1の値が変動すると、反射
波swrの値も変動するが、図示しないコンパレータの
閾値Thは一定に設定されているので、送受信用空中線
6の異常が発生しても、検波電圧S10が閾値Thより
も低くなり、異常が検出されないことがある。 (ii) 周囲温度等の使用環境条件によって検波回路
10の検波特性が変動し、送受信用空中線6の異常が発
生しても、検波電圧S10が閾値Thよりも低くなるこ
とがあり、異常が検出されないことがある。 (iii) 検波器8の検波特性のばらつきにより、送
受信用空中線6の異常が発生しても、検波電圧S10が
閾値Thよりも低くなることがあり、異常が検出されな
いことがある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの請求項1に係る発明は、無線装置に
おいて、所定の値の出力インピーダンスを有し、高周波
の送信信号を生成して出力する送信手段と、前記送信信
号を通過させてそのまま出力すると共に、該送信信号を
検波して第1の検波信号を出力する第1の検波手段と、
前記所定の値の特性インピーダンスを有し、前記第1の
検波手段から出力された前記送信信号を伝送する第1の
伝送線路と、前記所定の値の入力インピーダンスを有す
る送信信号入力端子と前記所定の値の出力インピーダン
ス及び入力インピーダンスを有する入出力端子と前記所
定の値の出力インピーダンスを有する受信信号出力端子
とを備え、送信状態のときに前記第1の伝送線路によっ
て伝送された前記送信信号を該送信信号入力端子から入
力して該入出力端子へ出力し、受信状態のときに受信信
号を該入出力端子から入力して該受信信号出力端子へ出
力する送受切替手段と、前記所定の値の特性インピーダ
ンスを有し、前記入出力端子から出力された前記送信信
号を伝送すると共に、前記受信信号を該入出力端子へ伝
送する第2の伝送線路と、前記第2の伝送線路を介して
前記送受切替手段の入出力端子に接続され、前記所定の
値の入力インピーダンス及び出力インピーダンスを有
し、該第2の伝送線路によって伝送された前記送信信号
を空中に放射すると共に、空中から到来した電波を受信
して前記受信信号を出力する送受信用空中線と、前記所
定の値の特性インピーダンスを有し、前記受信信号出力
端子から出力された前記受信信号を伝送する第3の伝送
線路と、前記送受信用空中線から出力された前記受信信
号又は前記第3の伝送線路によって伝送された前記受信
信号を通過させてそのまま出力すると共に、前記送受信
用空中線と前記第2の伝送線路とが非接続状態の場合に
該第2の伝送線路の開放端で反射された前記送信信号の
反射波を検波して第2の検波信号を出力する第2の検波
手段と、前記所定の値の入力インピーダンスを有し、前
記第3の伝送線路によって伝送された前記受信信号を受
信して受信波を出力する受信手段と、前記第1又は第2
の検波信号のレベルに対応した複数の閾値を記憶する記
憶手段と、前記各閾値のうちの前記第1又は第2の検波
信号のレベルに応じた閾値を選択し、該第2の検波信号
のレベルが該選択した閾値よりも大きい場合、前記送受
信用空中線と前記第2の伝送線
【0008】このような構成を採用したことにより、送
信状態のとき、送信手段から出力された送信信号は、第
1の検波手段を通過すると共に該第1の検波手段で検波
され、第1の検波信号が出力される。第1の検波手段を
通過した送信信号は、第1の伝送線路、送受切替手段の
送信信号入力端子、入出力端子、及び第2の伝送線路を
順次経由し、送受信用空中線から空中に放射される。受
信状態のとき、空中から到来した電波は、送受信用空中
線で受信され、該送受信用空中線から受信信号が出力さ
れる。この受信信号は、第2の伝送線路、送受切替手段
の入出力端子、受信信号出力端子、及び第3の伝送線路
を順次経由して受信手段へ入力され、該受信手段から受
信波が出力される。送受信用空中線が非接続状態の場
合、第2の伝送線路の開放端で反射された送信信号の反
射波は、第2又は第3の伝送線路を経由して第2の検波
手段に入力され、該第2の検波手段から第2の検波信号
が出力される。データ処理手段において、記憶手段に記
憶された各閾値のうちの前記第1又は第2の検波信号の
レベルに応じた閾値が選択され、該第2の検波信号のレ
ベルが該選択された閾値よりも大きい場合、異常検出信
号が出力される。
【0009】請求項2に係る発明では、請求項1の送信
手段、第1の伝送線路、送受信用空中線、第2の伝送線
路、送受切替手段、第3の伝送線路、受信手段、第1の
検波手段、第2の検波手段及び記憶手段と、前記第1又
は第2の検波手段の周囲温度を検出して温度検出値を出
力する温度検出手段と、前記各閾値のうちの前記第1又
は第2の検波信号のレベルに応じた閾値を選択すると共
に、該第1又は第2の検波信号のレベルに対して前記温
度検出値に応じた補正値を算出し、該補正値が該選択し
た閾値よりも大きい場合、前記送受信用空中線と前記第
2の伝送線路との非接続状態を示す異常検出信号を出力
するデータ処理手段とを、備えている。このような構成
を採用したことにより、第1又は第2の検波手段の周囲
温度が温度検出手段で検出され、温度検出値が出力され
る。データ処理手段において、記憶手段に記憶された各
閾値のうちの第1又は第2の検波信号のレベルに応じた
閾値が選択されると共に、該第1又は第2の検波信号の
レベルに対して温度検出値に応じた補正値が算出され、
該補正値が該選択された閾値よりも大きい場合、異常検
出信号が出力される。
【0010】請求項3に係る発明では、請求項1の送信
手段、第1の伝送線路、送受信用空中線、第2の伝送線
路、送受切替手段、第3の伝送線路、受信手段、第1の
検波手段及び第2の検波手段と、前記第1又は第2の検
波信号のレベルに対応した複数の閾値、及び該第1又は
第2の検波信号のレベルを標準値に補正するための補正
値を記憶する記憶手段と、前記各閾値のうちの前記第1
又は第2の検波信号のレベルに応じた閾値を選択すると
共に該第1又は第2の検波信号のレベルを前記標準値に
補正し、該標準値が該選択した閾値よりも大きい場合、
前記送受信用空中線と前記第2の伝送線路との非接続状
態を示す異常検出信号を出力するデータ処理手段とを、
備えている。これにより、データ処理手段において、記
憶手段に記憶された各閾値のうちの第1又は第2の検波
信号のレベルに応じた閾値が選択され、該第2の検波信
号のレベルの標準値が該選択された閾値よりも大きい場
合、異常検出信号が出力される。
【0011】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態を示す無線装置の構成
図である。この無線装置は、例えば、携帯電話の基地局
等に設けられ、送信中間周波数と送信局部発振周波数と
を混合する図示しない送信ミキサから出力された高周波
の送信波swを入力する送信手段(例えば、電力増幅
器)11を有している。電力増幅器11は、送信波sw
を規定の送信電力まで増幅して送信信号S11を出力す
るものであり、例えば50Ωの出力インピーダンスを有
している。電力増幅器11の出力側には、検波器12が
接続されている。検波器12は、送信信号S11を送信
信号S12a,S12bに分岐して第1及び第2の出力
端子からそれぞれ出力する回路であり、例えば方向性結
合器等で構成され、入力側に接続される回路と出力側に
接続される回路とのインピーダンス整合には影響を与え
ないようになっている。検波器12の第1の出力端子に
は、特性インピーダンスが50Ωの第1の伝送線路13
を介して送受切替手段(例えば、サーキュレータ)14
の送信信号入力端子14aが接続されている。送信信号
入力端子14aは、50Ωの入力インピーダンスを有し
ている。サーキュレータ14の入出力端子14bは、5
0Ωの出力インピーダンス及び入力インピーダンスを有
し、特性インピーダンスが50Ωの第2の伝送線路15
を介して空中線端子16に接続されている。空中線端子
16には、50Ωの出力インピーダンス及び入力インピ
ーダンスを有する送受信用空中線17が接続されてい
る。
【0012】サーキュレータ14の受信信号出力端子1
4cは、50Ωの出力インピーダンスを有し、特性イン
ピーダンスが50Ωの第3の伝送線路18を介して検波
器19に接続されている。検波器19は、受信信号出力
端子14cから出力された受信信号S14cを受信信号
S19a,S19bに分岐して第1及び第2の出力端子
からそれぞれ出力する回路である。検波器19の第1の
出力端子には、50Ωの入力インピーダンスを有し、受
信信号S19aを低雑音で規定レベルまで増幅して受信
波rwを出力する受信手段(例えば、低雑音増幅器)2
0が接続されている。低雑音増幅器20の出力側には、
図示しない受信ミキサが接続されている。受信ミキサ
は、受信波rwと受信局部発振周波数とを混合して受信
中間周波数を出力する機能を有している。検波器12の
第2の出力端子には、検波部21が接続されている。検
波部21は、例えば、ダイオードやコンデンサ等で構成
され、送信信号S12bのレベルに対応したアナログの
検波電圧S21を出力する回路である。検波部21の出
力側には、検波電圧S21をディジタル信号に変換して
第1の検波信号S22を出力するアナログ/ディジタル
(以下、「A/D」という)変換器22が接続されてい
る。これらの検波器12、検波部21及びA/D変換器
22により、第1の検波手段が構成されている。
【0013】検波器19の第2の出力端子には、受信信
号S19bのレベルに対応したアナログの検波電圧S2
3を出力する検波部23が接続されている。検波部23
の出力側には、検波電圧S23をディジタル信号に変換
して第2の検波信号S24を出力するA/D変換器24
が接続されている。これらの検波器19、検波部23及
びA/D変換器24により、第2の検波手段が構成され
ている。更に、この無線装置には、検波信号S22,S
24のレベルに対応した複数の閾値S25を記憶する記
憶手段(例えば、リードオンリメモリ、以下、これを
「ROM」という)25が設けられている。ROM25
及びA/D変換器22,24の各出力側は、データ処理
手段(例えば、データ処理部)26に接続されている。
データ処理部26は、検波信号S22,S24及び複数
の閾値S25を入力して所定の処理を行い、送受信用空
中線17と伝送線路15とが非接続状態の場合、異常検
出信号S26を出力する機能を有している。
【0014】図3は、図1中のサーキュレータ14の概
略の構成図である。このサーキュレータ14は、送信信
号入力端子14a、入出力端子14b及び受信信号出力
端子14cを有し、これらの各端子14a,14b,1
4cに特性インピーダンス50Ωの伝送線路13,1
5,18がそれぞれ接続されている。このサーキュレー
タ14は、送信信号S12aを送信信号入力端子14a
から入出力端子14bの方向へ通過させ、送受信用空中
線17の出力信号S17を入出力端子14bから受信信
号出力端子14cの方向へ通過させるものである。次
に、図1の無線装置の動作を説明する。
【0015】送信波swは、電力増幅器11に入力され
て規定の送信電力まで増幅され、電力増幅器11から送
信信号S11が出力される。送信信号S11は検波器1
2で送信信号S12a,S12bに分岐され、送信信号
S12aが伝送線路13、サーキュレータ14、伝送線
路15及び空中線端子16を順次経由して送受信用空中
線17へ入力され、送受信用空中線17から空中へ送信
電波Swが出力される。又、空中から到来した受信電波
Rwは送受信用空中線17へ入力され、空中線端子1
6、伝送線路15、サーキュレータ14、伝送線路18
及び検波器19を順次経由して低雑音増幅器20に入力
される。この場合、送信信号S11,S12aの伝送系
統におけるインピーダンスが整合状態になっているの
で、送信信号S11,S12aが反射することはない。
【0016】ところが、例えば、空中線端子16の外れ
や破損等により、送受信用空中線17が空中線端子16
に接続されていない場合、伝送線路15の端部(即ち、
空中線端子16)は開放状態になる。この場合、送信信
号S12aは、送信信号入力端子14aから入力されて
入出力端子14bに出力されるが、インピーダンス整合
状態になっていないので、空中線端子16で反射されて
反射波swrになり、該入出力端子14bに入力する。
入出力端子14bから入力された反射波swrは、受信
信号出力端子14cから出力され、検波器19で検波さ
れる。検波された反射波swrは、検波部23で検波電
圧S23に変換される。検波電圧S23はA/D変換器
24でA/D変換され、該A/D変換器24から検波信
号S24が出力される。検波信号S24は、データ処理
部26に入力される。
【0017】一方、送信信号S12bは、検波部21で
検波電圧S21に変換される。検波電圧S21はA/D
変換器22でA/D変換され、該A/D変換器22から
検波信号S22が出力される。検波信号S22は、デー
タ処理部26に入力される。データ処理部26におい
て、検波信号S22のレベルに基づいてROM25内の
複数の閾値から適切な閾値S25が選定され、検波信号
S24は、この選定された閾値S25に基づいて異常で
あるか否かが判定される。そして、検波信号S24のレ
ベルが閾値S25を越えた場合、データ処理部26から
異常検出信号S26が出力される。送受信用空中線17
が正常に接続されている場合、反射波swrが発生しな
いので、受信信号S14cのみが検波される。受信信号
S14cは、反射波swrと比較して非常にレベルが低
いので、送受信用空中線17の異常の検出に影響はな
い。
【0018】以上のように、この第1の実施形態では、
検波信号S22のレベルに基づいて選定した閾値S25
と検波信号S24とを比較することにより、送受信用空
中線17が異常であるか否かを判定するようにしたの
で、送信信号S11のレベル変動によって反射電力値
が変動しても、送受信用空中線17の異常の判定を安定
して行うことができる。
【0019】
【0020】
【0021】(第2の実施形態 図4 は、本発明の第2の実施形態を示す無線装置の構成
図であり、第1の実施形態を示す図1中の要素と共通の
要素には共通の符号が付されている。この無線装置で
は、図1中の電力増幅器11の入力側に送信増幅器27
が付加され、この送信増幅器27の利得調整信号入力端
子に検波器12の第2の出力端子が接続されている。送
信増幅器27は、送信信号S11が一定値になるよう
に、送信信号S12bに基づいて調整された利得で送信
波swを増幅するものである。又、この無線装置では、
図1中の検波部21及びA/D変換部22が省略され、
ROM25及びデータ処理部26に代えて、異なる構成
のROM25B及びデータ処理部26Bが設けられ、こ
のデータ処理部26Bに温度センサ28が接続されてい
る。ROM25Bには、検波信号S24のレベルに対応
した複数の閾値S25Ba、及び検波信号S24のレベ
ルにばらつきがある場合に標準値tpに補正するための
補正値S25Bbが記憶されている。温度センサ28
は、検波器19及び検波部23の周囲温度を検出して温
度検出値S28を出力するものである。
【0022】データ処理部26Bは、検波信号S24、
複数の閾値S25Ba及び補正値S25Bbを入力し、
検波信号S24のレベルに対して温度検出値S28に応
じた補正値を算出し、この補正値を標準値tpに補正し
て所定の処理を行い、送受信用空中線17が非接続状態
の場合、異常検出信号S26Bを出力する機能を有して
いる。他は、図1と同様の構成である。この図4の無線
装置の動作では、次の点が図1の無線装置と異なってい
る。送信増幅器27は送信信号S12bに基づいて利得
が制御され、送信信号S11が一定値に保たれている。
データ処理部26Bにおいて、検波信号S24のレベル
に対して温度検出値S28に応じた補正値が算出され、
この補正値が標準値tpに補正される。標準値tpが閾
S25Baを越えた場合、データ処理部26Bから異
常検出信号S26Bが出力される。
【0023】以上のように、この第2の実施形態では、
検波信号S24のレベルを温度検出値S28に応じて補
正し、この補正値を標準値tpに補正するようにしたの
で、周囲温度の変化や検波信号S24のレベルのばらつ
きによって検波特性が変化した場合でも、送受信用空中
線17の異常の判定を安定して行うことができる。更
に、送信信号S11を一定値に保つようにしたので、反
射電力値の変動がなく、送受信用空中線17の異常の判
定をより安定して行うことができる。
【0024】(第3の実施形態 図5 は、本発明の第3の実施形態を示す無線装置の構成
図であり、第1の実施形態を示す図1中及び第2の実施
形態を示す図4中の要素と共通の要素には共通の符号が
付されている。この無線装置では、図1中のROM25
及びデータ処理部26に代えて、異なる構成のROM2
5C及びデータ処理部26Cが設けられ、このデータ処
理部26Cに温度センサ28が接続されている。ROM
25Cには、検波信号S22,S24のレベルに対応し
た複数の閾値S25Ca、及び検波信号S22,S24
のレベルにばらつきがある場合に標準値tpに補正する
ための補正値S25Cbが記憶されている。データ処理
部26Cは、検波信号S22,S24及び複数の閾値S
25Ca及び補正値S25Cbを入力し、検波信号S2
2,S24のレベルに対して温度検出値S28に応じた
補正値を算出し、この補正値を標準値tpに補正して所
定の処理を行い、送受信用空中線17が非接続状態の場
合、異常検出信号S26Cを出力する機能を有してい
る。他は、図1及び図4と同様の構成である。
【0025】この図5の無線装置の動作では、次の点が
図1及び図4の無線装置と異なっている。データ処理部
26Cにおいて、検波信号S22,S24のレベルに対
して温度検出値S28に応じた補正値が算出され、この
補正値が標準値tpに補正される。標準値tpが閾値S
25Caを越えた場合、データ処理部26Cから異常検
出信号S26Cが出力される。以上のように、この第3
の実施形態では、検波信号S22,S24のレベルを温
度検出値S28に応じて補正し、この補正値を標準値t
pに補正するようにしたので、第1の実施形態の利点に
加え、周囲温度の変化や検波信号S22,S24のレベ
ルのばらつきによって検波特性が変化した場合でも、
の実施形態と同様に、送受信用空中線17の異常の判
定を安定して行うことができる。
【0026】(第4の実施形態 図6 は、本発明の第4の実施形態を示す無線装置の構成
図であり、第2の実施形態を示す図4中の要素と共通の
要素には共通の符号が付されている。この無線装置で
は、図4中の検波器12及び送信増幅器27が省略され
ている。他は、図4と同様の構成である。この図6の無
線装置の動作では、データ処理部26Bにおいて、図4
と同様に、検波信号S24のレベルに対して温度検出値
S28に応じた補正値が算出され、この補正値が標準値
tpに補正される。標準値tpが閾値S25Baを越え
た場合、データ処理部26Bから異常検出信号S26B
が出力される。
【0027】以上のように、この第4の実施形態では、
検波信号S24のレベルを温度検出値S28に応じて補
正し、この補正値を標準値tpに補正するようにしたの
で、第1の実施形態の利点に加え、周囲温度の変化や検
波信号S24のレベルのばらつきによって検波特性が変
化した場合でも、送受信用空中線17の異常の判定を安
定して行うことができる。
【0028】(第5の実施形態 図7 は、本発明の第5の実施形態を示す無線装置の構成
図であり、第1の実施形態を示す図1中の要素と共通の
要素には共通の符号が付されている。この無線装置で
は、図1中のサーキュレータ14に代えて、送信状態又
は受信状態に切換えるスイッチ(SW)29が設けられ
ている。スイッチ29は、例えば高周波用スイッチで構
成され、送信状態のときに送信信号S12aを入力端子
29aから入力して入出力端子29bへ出力し、受信状
態のときに受信電波Rw又は反射波swrを入出力端子
29bから入力して出力端子29cへ出力するものであ
る。検波器19は、入出力端子29bと空中線端子16
との間に接続されている。他は、図1と同様の構成であ
る。
【0029】この図7の無線装置では、スイッチ29に
よって送信状態又は受信状態に切換えられ、図1の無線
装置とほぼ同様の動作が行われる。以上のように、この
第5の実施形態では、検波器19を入出力端子29bと
空中線端子16との間に設けたので、第1の実施形態の
利点に加え、サーキュレータを使用せずに送受信用空中
線17の異常の判定を安定して行うことができる。
【0030】(第6の実施形態 図8 は、本発明の第6の実施形態を示す無線装置の構成
図であり、第5の実施形態を示す図7中の要素と共通の
要素には共通の符号が付されている。この無線装置
は、図7中の検波器12、検波部21及びA/D変換器
22が省略され、ROM25及びデータ処理部26に代
えて、異なる構成のROM25A及びデータ処理部26
Aが設けられている。ROM25Aは、検波信号S24
のレベルに対応した複数の閾値S25Aを記憶するもの
である。データ処理部26Aは、検波信号S24及び複
数の閾値S25Aを入力して所定の処理を行い、送受信
用空中線17が非接続状態の場合、異常検出信号S26
Aを出力する機能を有している。他は、図7と同様の構
成である。この図8の無線装置では、スイッチ29によ
って送信状態又は受信状態に切換えられるそして、デ
ータ処理部26Aにおいて、検波器19で検出された反
射電力値に応じた検波信号S24のレベルに基づき、R
OM25A内の複数の閾値から適切な閾値S25Aが選
定される。検波信号S24は、この選定された閾値S2
5Aに基づいて異常であるか否かが判定される。検波信
号S24のレベルが閾値S25Aを越えた場合、データ
処理部26Aから異常検出信号S26Aが出力される。
以上のように、この第6の実施形態では、検波器19を
入出力端子29bと空中線端子16との間に設けたの
で、第1の実施形態の利点に加え、サーキュレータを使
用せずに送受信用空中線17の異常の判定を安定して行
うことができる。
【0031】(第7の実施形態 図9 は、本発明の第7の実施形態を示す無線装置構成図
であり、第2の実施形態を示す図4中の要素と共通の要
素には共通の符号が付されている。この無線装置でも、
図7の無線装置と同様に、図4中のサーキュレータ14
に代えて、送信状態又は受信状態に切換えるスイッチ2
9が設けられている。他は、図4と同様の構成である。
この図9の無線装置では、スイッチ29によって送信状
態又は受信状態に切換えられ、図4の無線装置とほぼ同
様の動作が行われる。以上のように、この第7の実施形
態では、検波器19を入出力端子29bと空中線端子1
6との間に設けたので、第2の実施形態の利点に加え、
サーキュレータを使用せずに送受信用空中線17の異常
の判定を安定して行うことができる。
【0032】(第8の実施形態 図10 は、本発明の第8の実施形態を示す無線装置の構
成図であり、第3の実施形態を示す図5中の要素と共通
の要素には共通の符号が付されている。この無線装置で
も、図7の無線装置と同様に、図6中のサーキュレータ
14に代えて、送信状態又は受信状態に切換えるスイッ
チ29が設けられている。他は、図5と同様の構成であ
る。この図10の無線装置では、スイッチ29によって
送信状態又は受信状態に切換えられ、図5の無線装置と
ほぼ同様の動作が行われる。以上のように、この第8
実施形態では、検波器19を入出力端子29bと空中線
端子16との間に設けたので、第3の実施形態の利点に
加え、サーキュレータを使用せずに送受信用空中線17
の異常の判定を安定して行うことができる。
【0033】(第9の実施形態 図11 は、本発明の第9の実施形態を示す無線装置の構
成図であり、第4の実施形態を示す図6中の要素と共通
の要素には共通の符号が付されている。この無線装置で
も、図7の無線装置と同様に、図6中のサーキュレータ
14に代えて、送信状態又は受信状態に切換えるスイッ
チ29が設けられている。他は、図6と同様の構成であ
る。この図11の無線装置では、スイッチ29によって
送信状態又は受信状態に切換えられ、図6の無線装置と
ほぼ同様の動作が行われる。以上のように、この第9
実施形態では、検波器19を入出力端子29bと空中線
端子16との間に設けたので、第4の実施形態の利点に
加え、サーキュレータを使用せずに送受信用空中線17
の異常の判定を安定して行うことができる。
【0034】尚、本発明は上記実施形態に限定されず、
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (a) 本発明は、携帯電話の基地局に設けられる無線
装置に限らず、送受信用空中線を備えた無線装置全般に
適用できる。 (b) 第2、第3、第4、第7、第8、第9の実施形
態において、検波信号S22,S24のレベルを標準値
tpに補正する処理は、検波信号S22,S24のレベ
ルにばらつきがない場合には、省略してもよい。 (c) 図3のサーキュレータは、例えば、特定の周波
数帯域の信号のみを通過させる帯域通過フィルタ等を組
合わせて構成してもよい。 (d) 第5〜第9の実施形態において、検波器19を
用いているが、この検波器19は反射波のみを検波部2
3に出力できることが好ましく、例えば、送信波と反射
波とを十分分離できる方向性結合器を用いることができ
る。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1に
係る発明によれば、第1の検波信号のレベルに基づいて
選定した閾値と第2の検波信号とを比較することによ
り、送受信用空中線が異常であるか否かを判定するよう
にしたので、送信信号のレベルが変動によって反射電力
値が変動しても、送受信用空中線の異常の判定を安定し
て行うことができる。
【0036】請求項2に係る発明によれば、第1又は第
2の検波信号のレベルを温度検出値に応じて補正し、こ
の補正値を用いて送受信用空中線が異常であるか否かを
判定するようにしたので、周囲温度の変化によって検波
特性が変化した場合でも、送受信用空中線の異常の判定
を安定して行うことができる。請求項3に係る発明によ
れば、第1又は第2の検波信号のレベルを温度検出値に
応じて補正し、この補正値を標準値に補正するようにし
たので、請求項1の発明の効果に加え、周囲温度の変化
や各検波信号のレベルのばらつきによって検波特性が変
化した場合でも、送受信用空中線の異常の判定を安定し
て行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の無線装置の構成図で
ある。
【図2】従来の無線装置の構成図である。
【図3】図1中のサーキュレータ14の構成図である。
【図4】本発明の第2の実施形態の無線装置の構成図で
ある。
【図5】本発明の第3の実施形態の無線装置の構成図で
ある。
【図6】本発明の第4の実施形態の無線装置の構成図で
ある。
【図7】本発明の第5の実施形態の無線装置の構成図で
ある。
【図8】本発明の第6の実施形態の無線装置の構成図で
ある。
【図9】本発明の第7の実施形態の無線装置の構成図で
ある。
【図10】本発明の第8の実施形態の無線装置の構成図
である。
【図11】本発明の第9の実施形態の無線装置の構成図
である
【符号の説明】
11 電力増幅器 12,19 検波器 13 伝送線路 14 サーキュレータ 15,18 伝送線路 17 送受信用空中線 20 低雑音増幅器 21,23 検波部 22,24 A/D変換器 25,25A,25B,25C ROM 26,26A,26B,26C データ処理部 27 送信増幅器 28 温度センサ 29 スイッチ(SW)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/38 - 1/58 H04B 17/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の値の出力インピーダンスを有し、
    高周波の送信信号を生成して出力する送信手段と、 前記送信信号を通過させてそのまま出力すると共に、該
    送信信号を検波して第1の検波信号を出力する第1の検
    波手段と、 前記所定の値の特性インピーダンスを有し、前記第1の
    検波手段から出力された前記送信信号を伝送する第1の
    伝送線路と、 前記所定の値の入力インピーダンスを有する送信信号入
    力端子と前記所定の値の出力インピーダンス及び入力イ
    ンピーダンスを有する入出力端子と前記所定の値の出力
    インピーダンスを有する受信信号出力端子とを備え、送
    信状態のときに前記第1の伝送線路によって伝送された
    前記送信信号を該送信信号入力端子から入力して該入出
    力端子へ出力し、受信状態のときに受信信号を該入出力
    端子から入力して該受信信号出力端子へ出力する送受切
    替手段と、 前記所定の値の特性インピーダンスを有し、前記入出力
    端子から出力された前記送信信号を伝送すると共に、前
    記受信信号を該入出力端子へ伝送する第2の伝送線路
    と、 前記第2の伝送線路を介して前記送受切替手段の入出力
    端子に接続され、前記所定の値の入力インピーダンス及
    び出力インピーダンスを有し、該第2の伝送線路によっ
    て伝送された前記送信信号を空中に放射すると共に、空
    中から到来した電波を受信して前記受信信号を出力する
    送受信用空中線と、 前記所定の値の特性インピーダンスを有し、前記受信信
    号出力端子から出力された前記受信信号を伝送する第3
    の伝送線路と、 前記送受信用空中線から出力された前記受信信号又は前
    記第3の伝送線路によって伝送された前記受信信号を通
    過させてそのまま出力すると共に、前記送受信用空中線
    と前記第2の伝送線路とが非接続状態の場合に該第2の
    伝送線路の開放端で反射された前記送信信号の反射波を
    検波して第2の検波信号を出力する第2の検波手段と、 前記所定の値の入力インピーダンスを有し、前記第3の
    伝送線路によって伝送された前記受信信号を受信して受
    信波を出力する受信手段と、 前記第1又は第2の検波信号のレベルに対応した複数の
    閾値を記憶する記憶手段と、 前記各閾値のうちの前記第1又は第2の検波信号のレベ
    ルに応じた閾値を選択し、該第2の検波信号のレベルが
    該選択した閾値よりも大きい場合、前記送受信用空中線
    と前記第2の伝送線路との非接続状態を示す異常検出信
    号を出力するデータ処理手段とを、備えたことを特徴と
    する無線装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の送信手段、第1の伝送線
    路、送受信用空中線、第2の伝送線路、送受切替手段、
    第3の伝送線路、受信手段、第1の検波手段、第2の検
    波手段及び記憶手段と、 前記第1又は第2の検波手段の周囲温度を検出して温度
    検出値を出力する温度検出手段と、 前記各閾値のうちの前記第1又は第2の検波信号のレベ
    ルに応じた閾値を選択すると共に、該第1又は第2の検
    波信号のレベルに対して前記温度検出値に応じた補正値
    を算出し、該補正値が該選択した閾値よりも大きい場
    合、前記送受信用空中線と前記第2の伝送線路との非接
    続状態を示す異常検出信号を出力するデータ処理手段と
    を、備えたことを特徴とする無線装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の送信手段、第1の伝送線
    路、送受信用空中線、第2の伝送線路、送受切替手段、
    第3の伝送線路、受信手段、第1の検波手段及び第2の
    検波手段と、 前記第1又は第2の検波信号のレベルに対応した複数の
    閾値、及び該第1又は第2の検波信号のレベルを標準値
    に補正するための補正値を記憶する記憶手段と、 前記各閾値のうちの前記第1又は第2の検波信号のレベ
    ルに応じた閾値を選択すると共に該第1又は第2の検波
    信号のレベルを前記標準値に補正し、該標準値が該選択
    した閾値よりも大きい場合、前記送受信用空中線と前記
    第2の伝送線路との非接続状態を示す異常検出信号を出
    力するデータ処理手段とを、備えたことを特徴とする無
    線装置。
JP18240498A 1998-06-29 1998-06-29 無線装置 Expired - Fee Related JP3462391B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18240498A JP3462391B2 (ja) 1998-06-29 1998-06-29 無線装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18240498A JP3462391B2 (ja) 1998-06-29 1998-06-29 無線装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000022645A JP2000022645A (ja) 2000-01-21
JP3462391B2 true JP3462391B2 (ja) 2003-11-05

Family

ID=16117722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18240498A Expired - Fee Related JP3462391B2 (ja) 1998-06-29 1998-06-29 無線装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3462391B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011087003A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Kanazawa Inst Of Technology スイッチ回路およびそれを用いた送受信システムおよび測定装置
JP5389983B2 (ja) * 2012-06-11 2014-01-15 電気興業株式会社 基地局装置
JP6628537B2 (ja) * 2015-10-02 2020-01-08 日本信号株式会社 通信異常検出システム及び通信異常検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000022645A (ja) 2000-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6178310B1 (en) Transmitting and receiving antenna voltage standing wave ratios measuring circuit of base station in mobile communication system
JP3347913B2 (ja) アダプティブアンテナ整合回路網
KR100365876B1 (ko) 다중밴드 무선 통신 장치용으로 적합한 무선 주파수결합기 장치
US8954022B2 (en) Feedback receiver for antenna tuner calculations
KR100663574B1 (ko) 이동통신 단말기에서 안테나의 임피던스 변화에 따른 rf성능 열화를 방지하기 위한 장치 및 방법
JP5278289B2 (ja) 定在波比測定回路及び通信装置
US7190932B2 (en) Circuit arrangement for a predistorted feedback coupling from a transmitter to a receiver in a multi-mode mobile telephone
JP2008514090A (ja) 負荷のインピーダンスの検出回路
JPH10303761A (ja) デュアルバンドrf検出器と利得制御機能とを有する移動局
JP2005341594A (ja) 送信装置、受信装置、トランシーバ、および送信装置を作動する方法
KR19980069840A (ko) 기지국 안테나의 전압정재파비 측정장치 및 그 방법
SE469103B (sv) Mobilradiotelefon inkluderande en baerbar enhet och en foerstaerkarenhet
KR20110132023A (ko) 휴대용 단말기의 전력 증폭 장치 및 방법
JPH09331206A (ja) Tdma方式用携帯電話機のアンテナ整合部
JP2002043957A (ja) 高周波信号送信装置
US6131020A (en) Arrangement for measuring condition of antenna in mobile telephone system
JP2559532B2 (ja) 携帯用電話機の車載型ブースタシステム
JP3462391B2 (ja) 無線装置
US7787841B2 (en) Receiving module and receiving device using the same
JPH11308142A (ja) 携帯通信装置
KR101349430B1 (ko) 임피던스 정합 장치 및 그 방법
JPH04352528A (ja) 高周波電力増幅装置
US20050181784A1 (en) System and method for calibrating a transceiver
JP4379091B2 (ja) 携帯無線端末、該端末に用いられるアンテナ切替え方法及びアンテナ切替え制御プログラム
WO2004114542A1 (ja) 通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030805

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080815

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080815

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090815

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090815

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100815

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees