JP3462153B2 - 脱毛器 - Google Patents

脱毛器

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JP3462153B2 JP2000211243A JP2000211243A JP3462153B2 JP 3462153 B2 JP3462153 B2 JP 3462153B2 JP 2000211243 A JP2000211243 A JP 2000211243A JP 2000211243 A JP2000211243 A JP 2000211243A JP 3462153 B2 JP3462153 B2 JP 3462153B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、主として美容の
ために不要な体毛を引き抜くための脱毛器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】美容用の脱毛器の代表例として高周波脱
毛器が知られているが、従来のこの種の高周波脱毛器
は、器体ケースの先端部に体毛を挟持するためのピック
部材を設けるとともに、このピック部材に高周波電流を
流すことができるようになっている。そして、この高周
波脱毛器では、ピック部材で体毛を挟持した状態で該ピ
ック部材に高周波電流を流すと、この高周波電流が毛根
組織部分で熱エネルギーに変換され、その発熱作用で毛
根組織を破壊した後、該体毛をピック部材で挟持したま
ま引き抜くことができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の高周波脱毛器
を使用した場合には、高周波電流による発熱作用で毛根
組織を加熱し、且つその後に体毛を引き抜くという作業
を行うが、毛根組織を加熱するとき、及び体毛を引き抜
くときにそれぞれかなりの痛みを感じる。尚、高周波を
使用しないピック部だけの毛抜き具で体毛を引き抜く場
合でも、熱感は生じないものの生体の痛点が刺激されて
かなりの痛さを感じる。
【0004】ところで、近年の研究で、皮膚に低周波電
流を流すと、脳幹から出るエンドルフインズという鎮痛
物質の分泌を盛んにしたり、あるいは脊髄にある疼痛を
制御するゲート(関門)の働きを促進させたりして、知
覚神経を鎮静する作用(痛み緩和作用)が発生すること
が解っている。
【0005】本願発明は、このような低周波電流による
知覚神経鎮静作用に着目して、痛みを緩和できる機能を
備えた脱毛器を提供することを主たる目的としてなされ
たものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を
解決するための手段として次の構成を有している。尚、
本願の各発明は、主として美容目的で不要な体毛を抜く
ための脱毛器を対象にしている。
【0007】本願請求項1の発明 本願請求項1の発明は、手で把持できる器体ケースの先
端部に体毛を挟持できるピック部材を設けた脱毛器にお
いて、器体ケースの下面に、肌に接触可能であり且つ低
周波発生器で発生させた低周波電流を出力する低周波ヘ
ッドを設けている。
【0008】低周波ヘッドは、器体ケースの下面の露出
位置であれば適宜位置に取付けることができるが、操作
性の点で器体ケースの先端部下面に取付けることが好ま
しい。又、この低周波ヘッドは、板状のものでもよい
が、ローラ状のものを使用して皮膚面を転動させ得るよ
うにしたものが好適である。尚、この低周波ヘッドから
出力される低周波電流は、300ヘルツ以下のものが使
用される。
【0009】この請求項1の脱毛器は、次のようにして
使用される。まず、ピック部材による体毛挟持作業に先
立って、器体ケースを手で把持して低周波ヘッドを皮膚
面に接触させ、且つ低周波発生器で発生させた低周波電
流を低周波ヘッドから皮膚面に出力させる。すると、そ
の低周波電流が人体に流れ、特に低周波ヘッドが接触す
る付近の皮膚部分の知覚神経が鎮静化される。尚、この
知覚神経鎮静化状態では、痛みも緩和される。
【0010】そして、上記知覚神経鎮静化状態におい
て、当該鎮静化された部分にある体毛を器体ケース先端
部のピック部材で挟持し、且つ引き抜く。このとき、当
該脱毛付近の皮膚は、知覚神経鎮静化状態にあるので、
体毛引き抜き時の痛みを緩和できる。
【0011】又、本願請求項1の脱毛器は、直流電源に
接続している低周波発生器からの一方の電極端子を低周
波ヘッドに接続させる一方、他方の電極端子をアース材
に接続させるとともに、両電極端子の極性を切換える極
性切換手段を備えている。
【0012】この請求項1の脱毛器では、極性切換手段
によって低周波ヘッドの極性を+極と−極とに変化させ
ることができる。ところで、皮膚面に+極の低周波電流
が流れると、その付近にある体毛の立毛筋を興奮させて
体毛を起こす(起毛させる)作用があり、逆に皮膚面に
−極の低周波電流が流れると毛穴付近を鎮静させて毛穴
を引き締める作用があることが知られている。
【0013】そして、この請求項1の脱毛器を使用する
際に、まず低周波ヘッドの極性を+極に設定した状態で
皮膚面に接触させて、その+極の低周波電流により脱毛
しようとする体毛を起毛させる。尚、このとき、低周波
ヘッドの接触付近の皮膚には、低周波電流による鎮静作
用が付与される。次に、抜こうとする体毛をピック部材
で挟持するが、そのとき体毛が起毛していると、ピック
部材での体毛挟持作業が簡単に行える。そして、ピック
部材で体毛を挟持して、該体毛を引き抜くが、そのとき
低周波電流による鎮静作用が働いているので、引き抜き
時の痛さは緩和される。尚、体毛を抜いた直後には、毛
根跡が空洞になっている。続いて、極性切換手段を操作
して低周波ヘッドの極性を−極にし、該低周波ヘッドを
体毛引き抜き部分に接触させて−極の低周波電流を流
す。すると、−極の低周波電流による鎮静作用により、
短時間で毛根跡を引き締めることができ、きれいな(つ
るつるした)肌に再現できる。
【0014】本願請求項2の発明 本願請求項2の発明は、請求項1の脱毛器において、ピ
ック部材を導電体とし、該ピック部材に高周波発生器で
発生させた高周波電流を通電し得るようにしたことを特
徴としている。
【0015】このように、ピック部材に高周波発生器か
らの高周波電流を通電すると、該ピック部材で体毛を挟
持した際に、該高周波電流が毛根組織付近で熱エネルギ
ーに変換し、その加熱により毛根組織部分を破壊して、
永久脱毛に近い状態を作り出す。尚、このとき、脱毛部
分の皮膚は、低周波ヘッドからの低周波電流による鎮静
作用が働いているので、高周波脱毛器であっても高周波
加熱による痛みや不快感を緩和できる。
【0016】本願請求項3の発明 本願請求項3の発明は、請求項1又は2の脱毛器におい
て、ピック部材をバイブレーションモータで微振動させ
得るようにしたことを特徴としている。
【0017】このバイブレーションモータは、ピック部
材で体毛を挟持した状態で作動されるが、該バイブレー
ションモータが作動すると、ピック部材に微振動が発生
し、その微振動が体毛の毛根に伝わり、該毛根を毛根組
織から剥離させる作用が生じる。従って、体毛の引き抜
きがスムーズに行えるとともに、体毛引き抜き時の痛さ
が一層緩和される。
【0018】
【発明の実施の形態】図1〜図8を参照して本願実施形
態の脱毛器を説明する。図1〜図3に示す脱毛器は、器
体ケース11に各種機材を取付けた脱毛器本体1と、低
周波発生器21と高周波発生器22とを組込んだコント
ローラ2とを有して構成している。
【0019】器体ケース11は、手で把持できる大きさ
で前後長さが例えば120〜130mm程度のものが採用
されている。この器体ケース11には、その先端部にピ
ック部材3を取付けるとともに、器体ケース先端部の下
面に低周波ヘッド4を取付けている。
【0020】ピック部材3は、金属製の導電体で、一対
の挟持片3a,3bを有するピンセット状のものが使用
されている。そして、このピック部材3は、器体ケース
11の先端部から一部を突出させた状態で取付けてい
る。又、このピック部材3は、器体ケース11の前部寄
り側面に設けた左右一対の操作ボタン31,32を内方
に押圧することにより、両挟持片3a,3bの先端部で
体毛71(図4〜図8)を挟持し得るようになってい
る。
【0021】ピック部材操作用の両操作ボタン31,3
2のうちの一方の操作ボタン31には、接点板33が取
付けられている。この接点板33を取付けた操作ボタン
31は、図示しない付勢手段(例えばスブリング)によ
り外方に付勢されており、該操作ボタン31の非押圧時
には接点板33が挟持片3aから離間するようになって
いる。尚、この接点板33を取付けた操作ボタン31
は、後述するようにピック部材3に高周波電流を供給す
るためのスイッチボタンとなるものである。
【0022】低周波ヘッド4には、軸41付きのローラ
42が採用されている。この軸41及びローラ42は、
金属製の導電体である。そして、この低周波ヘッド4
は、ローラ軸41を器体ケース11の先端部下面付近に
おいて器体ケース11の左右両側面間に支持させて、ロ
ーラ42が回転し得るように取付けている。尚、ローラ
42の下面は器体ケース11の先端部下面より下方に露
出しており、皮膚面に接触して転動し得るようになって
いる。軸41には、接点リング43が取付けられてお
り、後述するように接点リング43に供給される低周波
電流を軸41を介してローラ42に通電し得るようにな
っている。
【0023】コントローラ2の低周波発生器21及び高
周波発生器22には、それぞれ直流電源(電池)10が
接続されている。そして、低周波発生器21で低周波電
流を発生させるとともに、高周波発生器22で高周波電
流を発生させ得るようになっている。
【0024】低周波発生器21で発生させた低周波電流
は、リード線を介して脱毛器本体1の低周波ヘッド4に
供給される。又、高周波発生器22で発生させた高周波
電流は、リード線を介して脱毛器本体1のピック部材3
に供給される。
【0025】低周波発生器21に接続する両電極端子の
うちの一方の電極端子47は低周波ヘッド4の接点リン
グ43に接続され、他方の電極端子48は人体に接触さ
せるアース材5に接続されている。アース材5は器体ケ
ース1の上面に露出させていて、器体ケース11を手で
把持したときに手がアース材5に接触するようになって
いる。尚、他の実施形態では、該アース材5は、符号
5′で示すように脱毛器本体1とは別体のものを使用し
て、脱毛器本体1を把持する手とは別の手で握るように
してもよい。
【0026】低周波発生器21に接続する電気回路中に
は、低周波ヘッド4に供給する低周波電流の極性を切換
える極性切換手段44が設けられている。この極性切換
手段44は、この実施形態では+極選択ボタン45と−
極選択ボタン46とを有している。+極選択ボタン45
及び−極選択ボタン46は、器体ケース1の上面部に設
けている。そして、低周波ヘッド4(ローラ42)及び
アース材5をそれぞれ人体に接触させた状態で、+極選
択ボタン45を押すと低周波ヘッド4側が+極になり、
−極選択ボタン46を押すと低周波ヘッド4側が−極に
なるようにしている。尚、アース材5の極性は、低周波
ヘッド4の極性とは逆になる。
【0027】高周波発生器22に接続する電気回路は、
その一方の電極端子34を操作ボタン31の接点板33
に接続する一方、他方の電極端子35をピック部材3に
接続している。そして、操作ボタン31を内方に押す
と、接点板33がピック部材3の一方の挟持片3aに接
触して、高周波発生器22で発生させた高周波電流がピ
ック部材3に通電されるようになっている。
【0028】ピック部材3の他方の挟持片3bには、超
小型のバイブレーションモータ6が取付けられている。
尚、このバイブレーションモータ6には、直流電源10
からの電流がスイッチボタン61を介して供給される。
このバイブレーションモータ6は、ピック部材3を微振
動させるためのもので、使用方法は後述する。
【0029】この実施形態の脱毛器は、人体の不要な
(美容のための)体毛を脱毛するためのものであり、順
次図4〜図8に示すようにして使用される。尚、皮膚が
普通の状態では、体毛71の立毛筋73は弛緩してい
て、体毛71は皮膚に沿って横たわっている。この脱毛
器を使用するには、まず極性切換手段44の+極選択ボ
タン45を押して低周波ヘッド4側が+極になるように
設定しておく。そして、器体ケース11を手で把持した
状態で、抜きたい体毛71付近の皮膚面に低周波ヘッド
4(ローラ42)を接触させると、アース材5とローラ
42間に人体を介して低周波発生器21で発生させた低
周波電流が流れる。このとき、ローラ42の接触付近の
皮膚には、低周波電流による知覚神経の鎮静作用(痛み
の緩和作用)が付与される。又、そのとき、ローラ42
が+極であるので、そのローラ42付近の体毛71の立
毛筋73を緊張させることができ、ローラ42を所定時
間皮膚面に接触させた後、該ローラ42を皮膚面から離
すと、図5に示すように緊張した立毛筋73により体毛
71が起毛するようになる。
【0030】次に、その起毛した体毛71を図6に示す
ように、ピック部材3の両挟持片3a,3bで挟持する
が、その挟持操作は左右の操作ボタン31,32をそれ
ぞれ内方に押込むことによって行える。そして、両操作
ボタン31,32を押込むと、操作ボタン31の接点板
33が挟持片3aに接触して、高周波発生器22で発生
させた高周波電流がピック部材3から体毛71を介して
毛根72に流れ、該毛根72付近を加熱して毛根組織を
破壊させる。このとき、毛根付近を加熱することにより
知覚神経を刺激するが、その毛根付近の知覚神経は鎮静
化されているので痛みや不快感が緩和される。
【0031】又、このとき、別の手の指でバイブレーシ
ョンモータ6用のスイッチボタン61を押して(ONに
して)バイブレーションモータ6を起動させる。する
と、ピック部材3に微振動が発生して、挟持している体
毛71を介してその毛根72部分を微振動させ、毛根7
2を毛根組織から引き剥がすようになる。
【0032】そして、ピック部材3からの高周波電流に
よる加熱と、バイブレーションモータ6による微振動付
与を行った後、図7のようにピック部材3で挟持したま
ま体毛71を引き抜く。このとき、毛根72が微振動で
毛根組織からある程度剥がされているので、知覚神経に
対する刺激が少なくなり且つ体毛付近の知覚神経が鎮静
化しているので、体毛引き抜き時の痛みを緩和させるこ
とができる。
【0033】体毛71の引き抜き直後は、図7に示すよ
うに毛根跡74が空洞のままで残るが、次に極性切換手
段44の−極選択ボタン46を押して低周波ヘッド4
(ローラ42)を−極にし、その状態で器体ケース11
を把持して(アース材5に手の皮膚が接触する)図8に
示すようにローラ42を毛根跡74付近に接触させる。
すると、ローラ42から−極の低周波電流が毛根跡74
付近に流れ、その−極の低周波電流によって毛根跡74
付近の組織を鎮静化させることができる。従って、短時
間で毛根跡74を引き締めることができ、きれいな(つ
るつるした)肌に再現できる。
【0034】
【発明の効果】次に、本願発明の脱毛器の効果を説明す
る。
【0035】本願請求項1の発明の効果 本願請求項1の発明の脱毛器は、器体ケース11の下面
に、肌に接触可能であり且つ低周波発生器21で発生さ
せた低周波電流を出力する低周波ヘッド4を設けている
ので、ピック部材3による体毛挟持作業に先立って、器
体ケース11を手で把持して低周波ヘッド4を皮膚面に
接触させることにより、低周波発生器21で発生させた
低周波電流を低周波ヘッド4から皮膚面に出力させるこ
とができる。この低周波電流は、低周波ヘッド4が接触
する付近の皮膚部分の知覚神経を鎮静化させる機能があ
り、従って後で行う体毛引き抜き時の痛みを緩和できる
という効果がある。
【0036】又、本願請求項1の発明の脱毛器では、直
流電源10に接続している低周波発生器21からの一方
の電極端子47を低周波ヘッド4に接続させる一方、他
方の電極端48子をアース材5に接続させるとともに、
両電極端子47,48の極性を切換える極性切換手段4
4を備えている。尚、皮膚面に+極の低周波電流が流れ
ると、その付近にある体毛71の立毛筋73を興奮させ
て体毛を起こす(起毛させる)作用があり、逆に皮膚面
に−極の低周波電流が流れると毛穴付近を鎮静させて毛
穴を引き締める作用がある。そして、この請求項1の脱
毛器を使用する際に、まず低周波ヘッド4の極性を+極
に設定した状態で皮膚面に接触させると、その+極の低
周波電流により脱毛しようとする体毛71を起毛させる
ことができ、抜こうとする体毛71をピック部材3で挟
持する作業が簡単に行えるという効果がある。又、体毛
71を抜いた直後には毛根跡74が空洞になっている
が、極性切換手段44を操作して低周波ヘッド4の極性
を−極にした状態で、該低周波ヘッド4を体毛引き抜き
部分に接触させて−極の低周波電流を流すと、−極の低
周波電流による鎮静作用により、短時間で毛根跡を引き
締めることができ、きれいな(つるつるした)肌に再現
できるという効果がある。
【0037】本願請求項2の発明の効果 本願請求項2の発明は、請求項1の脱毛器において、ピ
ック部材3を導電体とし、該ピック部材3に高周波発生
器22で発生させた高周波電流を通電し得るようにして
いる。
【0038】従って、この請求項2の脱毛器では、請求
項1の効果に加えて、高周波脱毛器としての機能を備え
ることができ、毛根組織部分を破壊して、永久脱毛に近
い状態を作り出すことができるという効果がある。尚、
高周波脱毛器では、毛根部分の加熱によりかなりの痛み
を感じるが、高周波電流による毛根付近の加熱に先立っ
て、低周波ヘッド4からの低周波電流による知覚神経の
鎮静作用が働いているので、高周波脱毛器であっても高
周波加熱による痛みを緩和できる。
【0039】本願請求項3の発明の効果 本願請求項3の発明は、請求項1又は2の脱毛器におい
て、ピック部材3をバイブレーションモータ6で微振動
させ得るようにしている。
【0040】このバイブレーションモータ6による微振
動は、ピック部材3で挟持している体毛71の毛根72
付近に伝達されて、該毛根を毛根組織から剥離させる作
用があり、従って体毛引き抜き時の痛みを一層緩和でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願実施形態の脱毛器の側面図である。
【図2】図1の脱毛器本体の平面図である。
【図3】図1の脱毛器の電気結線図である。
【図4】図1の脱毛器の使用方法説明図である。
【図5】図4からの使用形態変化図である。
【図6】図5からの使用形態変化図である。
【図7】図6からの使用形態変化図である。
【図8】図7からの使用形態変化図である。
【符号の説明】
1は脱毛器本体、2はコントローラ、3はピック部材、
4は低周波ヘッド、5はアース材、6はバイブレーショ
ンモータ、10は直流電源、21は低周波発生器、22
は高周波発生器、34,35は高周波発生器側の各電極
端子、44は極性切換手段、45は+極選択ボタン、4
6は−極選択ボタン、47,48は低周波発生器側の各
電極端子、71は体毛である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手で把持できる器体ケース(11)の先
    端部に体毛(71)を挟持できるピック部材(3)を設
    けた脱毛器であって、器体ケース(11)の下面に、肌
    に接触可能であり且つ低周波発生器(21)で発生させ
    た低周波電流を出力する低周波ヘッド(4)を設け、直
    流電源(10)に接続している低周波発生器(21)か
    らの一方の電極端子(47)を低周波ヘッド(4)に接
    続させる一方、他方の電極端子(48)をアース材
    (5)に接続させるとともに、両電極端子(47,4
    8)の極性を切換える極性切換手段(44)を備えた
    とを特徴とする脱毛器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ピック部材(3)は
    導電体であり、該ピック部材(3)に高周波発生器(2
    2)で発生させた高周波電流を通電し得るようにしたこ
    とを特徴とする脱毛器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、ピック部材
    (3)をバイブレーションモータ(6)で微振動させ得
    るようにしたことを特徴とする脱毛器。
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