JP3461865B2 - 撚り継ぎ困難な糸種用のスプライサー - Google Patents
撚り継ぎ困難な糸種用のスプライサーInfo
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- 241000446313 Lamella Species 0.000 claims description 3
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H69/00—Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device
- B65H69/06—Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device by splicing
- B65H69/061—Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device by splicing using pneumatic means
- B65H69/063—Preparation of the yarn ends
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、糸端部を結合するため
のスプライサーであって、撚り継ぎすべき糸端部を受容
するための縦溝を備えたスプライシングヘッドと、スプ
ライシングヘッドの両側に配置された、糸端部を準備す
るための手段とを有している形式のものに関する。
のスプライサーであって、撚り継ぎすべき糸端部を受容
するための縦溝を備えたスプライシングヘッドと、スプ
ライシングヘッドの両側に配置された、糸端部を準備す
るための手段とを有している形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】撚り継ぎにより糸端部を結合する場合に
は、良好な撚り継ぎ結合部の品質を得るために糸を慎重
に準備する必要がある。結合すべき糸端部は例えば同じ
長さを有する必要がありかつほぼ撚りを除かれねばなら
ない。
は、良好な撚り継ぎ結合部の品質を得るために糸を慎重
に準備する必要がある。結合すべき糸端部は例えば同じ
長さを有する必要がありかつほぼ撚りを除かれねばなら
ない。
【0003】所定の長さに切断された糸端部を、本来の
スプライサーの上方もしくは下方に配置された空気力式
の保持装置内に吸い込むことは公知である(ドイツ連邦
共和国特許第3425349号明細書)。この糸端部保
持ノズル又は準備ノズルにおいては吹き込まれる圧縮空
気によって糸の撚りが除かれる。
スプライサーの上方もしくは下方に配置された空気力式
の保持装置内に吸い込むことは公知である(ドイツ連邦
共和国特許第3425349号明細書)。この糸端部保
持ノズル又は準備ノズルにおいては吹き込まれる圧縮空
気によって糸の撚りが除かれる。
【0004】更に糸端部の空気力式の調整を機械的な手
段によって補助することも公知である。
段によって補助することも公知である。
【0005】例えばドイツ連邦共和国特許第36072
06号明細書から公知の装置の場合、糸端部は空気流に
よってコーム装置に向けて吹き付けられる。ドイツ連邦
共和国特許第4008640号明細書から公知の類似の
装置の場合、糸端部は空気力式に摩擦ベルトの間に吹き
込まれかつ循環するベルトによって調整される。
06号明細書から公知の装置の場合、糸端部は空気流に
よってコーム装置に向けて吹き付けられる。ドイツ連邦
共和国特許第4008640号明細書から公知の類似の
装置の場合、糸端部は空気力式に摩擦ベルトの間に吹き
込まれかつ循環するベルトによって調整される。
【0006】更に、糸端部を保持管又は準備管内に吸い
込むのではなく、糸端部をこの管内に吹き込むことも公
知である(ドイツ連邦共和国特許第3828319号明
細書)。
込むのではなく、糸端部をこの管内に吹き込むことも公
知である(ドイツ連邦共和国特許第3828319号明
細書)。
【0007】更に、空気力式の保持部材又は準備部材を
用いないスプライサーを使用することも公知である。こ
の場合、機械的な保持手段及び糸分離手段がスプライシ
ングヘッドの極く近くに配置されていてかつ中間スペー
スを架橋する手段が設けられている。
用いないスプライサーを使用することも公知である。こ
の場合、機械的な保持手段及び糸分離手段がスプライシ
ングヘッドの極く近くに配置されていてかつ中間スペー
スを架橋する手段が設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、所定
の長さに切断される、撚り継ぎ困難な糸種の糸端部を確
実に位置決めできるようなスプライサーを提供すること
にある。
の長さに切断される、撚り継ぎ困難な糸種の糸端部を確
実に位置決めできるようなスプライサーを提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明によれ
ば、スプライサーの基体内に配置された、糸端部を準備
するための手段がブローノズルとして構成されていて、
このブローノズルが上糸及び下糸の糸端部をスプライシ
ング体もしくはスプライシングカバーに又はスプライシ
ング体もしくはスプライシングカバーの周りに位置決め
するようになっていることによって解決された。
ば、スプライサーの基体内に配置された、糸端部を準備
するための手段がブローノズルとして構成されていて、
このブローノズルが上糸及び下糸の糸端部をスプライシ
ング体もしくはスプライシングカバーに又はスプライシ
ング体もしくはスプライシングカバーの周りに位置決め
するようになっていることによって解決された。
【0010】
【発明の効果】本発明によるブローノズルの使用によっ
て特に、保持管又は準備管内に容易に吸い込むことがで
きないような比較的硬質の糸種をも、制御された位置で
スプライシング体に保持できるという利点が得られる。
て特に、保持管又は準備管内に容易に吸い込むことがで
きないような比較的硬質の糸種をも、制御された位置で
スプライシング体に保持できるという利点が得られる。
【0011】吹付け空気噴流又は位置決め空気噴流は糸
端部を伸長しかつ糸端部を直接スプライシング体に接触
させるかもしくはスプライシング体の周りに巻き付け
る。スプライシング通路がカバーによって閉鎖可能であ
るスプライシング体の場合、糸端部は有利にはスプライ
シングカバーに接触するかもしくはスプライシングカバ
ーの周りに巻き付く。
端部を伸長しかつ糸端部を直接スプライシング体に接触
させるかもしくはスプライシング体の周りに巻き付け
る。スプライシング通路がカバーによって閉鎖可能であ
るスプライシング体の場合、糸端部は有利にはスプライ
シングカバーに接触するかもしくはスプライシングカバ
ーの周りに巻き付く。
【0012】これによって、糸端部が制御不能に収縮す
るか又は特にスプライシング体から上方に突出する下糸
の糸端部が部分的にスプライシング通路内に戻ることが
阻止される。糸端部をスプライシング体又はスプライシ
ングカバーに固定することによって不均一な糸端部長さ
が回避されひいては撚り継ぎ困難な糸の撚り継ぎ結合部
を申し分なく形成することができる。
るか又は特にスプライシング体から上方に突出する下糸
の糸端部が部分的にスプライシング通路内に戻ることが
阻止される。糸端部をスプライシング体又はスプライシ
ングカバーに固定することによって不均一な糸端部長さ
が回避されひいては撚り継ぎ困難な糸の撚り継ぎ結合部
を申し分なく形成することができる。
【0013】本発明の別の構成では、ブローノズルが軸
方向で調節可能にスプライサーの基体内に配置されてい
て、及び/又は、ブローノズルの吹付け空気噴流又は位
置決め空気噴流の強度が調節可能である。
方向で調節可能にスプライサーの基体内に配置されてい
て、及び/又は、ブローノズルの吹付け空気噴流又は位
置決め空気噴流の強度が調節可能である。
【0014】このような構成によって、異なる種類の糸
に糸位置決め空気噴流を最良に適合させることができ
る。それというのも常時難なく、吹付け圧力を増大もし
くは減少させることができるか、又は、ブローノズルと
糸端部との間隔を基体内でブローノズルを軸方向で調節
することによって修正できるからである。
に糸位置決め空気噴流を最良に適合させることができ
る。それというのも常時難なく、吹付け圧力を増大もし
くは減少させることができるか、又は、ブローノズルと
糸端部との間隔を基体内でブローノズルを軸方向で調節
することによって修正できるからである。
【0015】本発明の特に有利な構成では、ブローノズ
ルが偏心ブローノズルとして構成されている。この場合
偏心ブローノズルは後方の定心付加部によってスプライ
サーの基体の受容孔内に回転可能に支承されていてかつ
ノズル通路を備えた偏心的に配置されたノズルヘッドを
有している。
ルが偏心ブローノズルとして構成されている。この場合
偏心ブローノズルは後方の定心付加部によってスプライ
サーの基体の受容孔内に回転可能に支承されていてかつ
ノズル通路を備えた偏心的に配置されたノズルヘッドを
有している。
【0016】受容孔内で偏心ブローノズルを回動するこ
とによって、上側及び下側の偏心ブローノズルのノズル
通路間の間隔を変えることができる。このような構成の
利点は、異なる幅の角柱状のスプライシング体のために
同じ基体を使用できるということにあり、この場合、位
置決め空気噴流と角柱状のスプライシング体との間で最
良の間隔を調節できる。
とによって、上側及び下側の偏心ブローノズルのノズル
通路間の間隔を変えることができる。このような構成の
利点は、異なる幅の角柱状のスプライシング体のために
同じ基体を使用できるということにあり、この場合、位
置決め空気噴流と角柱状のスプライシング体との間で最
良の間隔を調節できる。
【0017】例えばリネンのような撚り継ぎ困難な糸種
を結合しようとする場合に必要である極めて幅広い角柱
状のスプライシング体を使用する場合特に、偏心ブロー
ノズルによって、位置決め空気噴流が角柱状のスプライ
シング体又は取付け部材、例えば糸案内薄板によって部
分的に覆われないことが、保証される。
を結合しようとする場合に必要である極めて幅広い角柱
状のスプライシング体を使用する場合特に、偏心ブロー
ノズルによって、位置決め空気噴流が角柱状のスプライ
シング体又は取付け部材、例えば糸案内薄板によって部
分的に覆われないことが、保証される。
【0018】更に本発明の別の構成では、カバー薄板が
位置決め成形輪郭を備えている。このような構成の利点
は、調整作業なしに異なる組込み位置で偏心ブローノズ
ルを簡単かつ正確に固定できるということにある。
位置決め成形輪郭を備えている。このような構成の利点
は、調整作業なしに異なる組込み位置で偏心ブローノズ
ルを簡単かつ正確に固定できるということにある。
【0019】
【実施例】第1図では全体を符号1で示されたスプライ
サーの主要構成部材を図示している。
サーの主要構成部材を図示している。
【0020】紡績機械の巻取り個所に配置された基体2
は3つの孔3,4,5を有していて、これら孔は圧縮空
気導管6,7を介して空気力源8に接続されている。
は3つの孔3,4,5を有していて、これら孔は圧縮空
気導管6,7を介して空気力源8に接続されている。
【0021】中央孔5の範囲では固定部材41を介して
カバー薄板12に角柱状のスプライシング体13が配置
されている。
カバー薄板12に角柱状のスプライシング体13が配置
されている。
【0022】角柱状のスプライシング体13は、公知の
ように、ノズル孔15,16に連通する縦溝14を有し
ている。ノズル孔15,16は接続切欠き17並びにカ
バー薄板12内の開口18を介して中央孔5に接続され
ていて、この中央孔5自体は圧縮空気導管7を介して空
気力源8に接続されている。
ように、ノズル孔15,16に連通する縦溝14を有し
ている。ノズル孔15,16は接続切欠き17並びにカ
バー薄板12内の開口18を介して中央孔5に接続され
ていて、この中央孔5自体は圧縮空気導管7を介して空
気力源8に接続されている。
【0023】圧縮空気導管7内には弁9、例えば電気的
に制御可能な2ポート2位置方向制御弁が接続されてい
て、この2ポート2位置方向制御弁の操作によって空気
力式の撚り継ぎ過程が開始される。
に制御可能な2ポート2位置方向制御弁が接続されてい
て、この2ポート2位置方向制御弁の操作によって空気
力式の撚り継ぎ過程が開始される。
【0024】中央孔5の横にずらされて2つの側方孔
3,4が設けられていて、この側方孔も圧縮空気導管6
を介して空気力源8に接続されている。圧縮空気導管6
内には同様に電気的に制御可能な2ポート2位置方向制
御弁10並びに必要であれば絞り11が接続されてい
る。
3,4が設けられていて、この側方孔も圧縮空気導管6
を介して空気力源8に接続されている。圧縮空気導管6
内には同様に電気的に制御可能な2ポート2位置方向制
御弁10並びに必要であれば絞り11が接続されてい
る。
【0025】更に側方孔3,4内にはブローノズル2
0,21が配置されていて、このブローノズルは、第1
図で図示されているように、方向制御弁10が開放され
た場合に位置決め空気噴流38を上糸36もしくは下糸
37の糸端部43に向けて調整しかつこの糸端部をスプ
ライシングカバー19の周りに位置決めする。この場合
絞り11を介して位置決め空気噴流38の強度が調節さ
れる。
0,21が配置されていて、このブローノズルは、第1
図で図示されているように、方向制御弁10が開放され
た場合に位置決め空気噴流38を上糸36もしくは下糸
37の糸端部43に向けて調整しかつこの糸端部をスプ
ライシングカバー19の周りに位置決めする。この場合
絞り11を介して位置決め空気噴流38の強度が調節さ
れる。
【0026】ブローノズルは、第1図で図示されている
ように、軸方向に調節可能なブローノズル20として構
成できる。この場合ブローノズルは例えば外ねじ山45
によってねじ孔22内に軸方向に調節可能に固定されて
いる。
ように、軸方向に調節可能なブローノズル20として構
成できる。この場合ブローノズルは例えば外ねじ山45
によってねじ孔22内に軸方向に調節可能に固定されて
いる。
【0027】この場合シール作用は有利には、ブローノ
ズルのシール面24を取り囲むO・リング25によって
生ぜしめられる。この場合O・リング25は、従来のよ
うに、側方孔3もしくは4の(図示されてない)旋削部
内に位置しかつこの旋削部内でカバー薄板12によって
固定されている。
ズルのシール面24を取り囲むO・リング25によって
生ぜしめられる。この場合O・リング25は、従来のよ
うに、側方孔3もしくは4の(図示されてない)旋削部
内に位置しかつこの旋削部内でカバー薄板12によって
固定されている。
【0028】ブローノズルの選択的な実施例は第2図及
び第3図で図示されている。この場合軸方向に調節可能
なブローノズルの代りに偏心ブローノズル21が設けら
れている。この偏心ブローノズルは、特に第3図から明
らかなように、複数個所で段付けされたノズル体26
と、ノズル体26を半径方向で貫通する圧縮空気接続孔
28と、偏心的に配置されたノズル孔27とを有してい
る。
び第3図で図示されている。この場合軸方向に調節可能
なブローノズルの代りに偏心ブローノズル21が設けら
れている。この偏心ブローノズルは、特に第3図から明
らかなように、複数個所で段付けされたノズル体26
と、ノズル体26を半径方向で貫通する圧縮空気接続孔
28と、偏心的に配置されたノズル孔27とを有してい
る。
【0029】ノズル体26は定心付加部29によって回
転可能に基体2の受容孔30内に支承されている。複数
個所で直径を減少されたノズル体26は軸方向で肩31
によって受容孔30の適当な付加部44に支持されてい
る。半径方向の圧縮空気接続孔28の上側ではノズル体
26は、O・リング33用の支持部材として用いられる
別の肩32を有している。
転可能に基体2の受容孔30内に支承されている。複数
個所で直径を減少されたノズル体26は軸方向で肩31
によって受容孔30の適当な付加部44に支持されてい
る。半径方向の圧縮空気接続孔28の上側ではノズル体
26は、O・リング33用の支持部材として用いられる
別の肩32を有している。
【0030】偏心ブローノズル21は、ノズルヘッド3
5用の孔34を除いて受容孔30を閉鎖するカバー薄板
12によって、軸方向で固定されている。
5用の孔34を除いて受容孔30を閉鎖するカバー薄板
12によって、軸方向で固定されている。
【0031】特殊な構成のカバー薄板12においては単
一の孔34の代りに位置決め成形輪郭39を配置するこ
とができる(第4図及び第5図参照)。この位置決め成
形輪郭39はオーバーラップされた多数の単一孔から形
成されている。この場合単一孔は、特に第5図から明ら
かなように、ノズル体26の中心軸線Mに対して半径e
(=ノズル孔27の偏心率)を有する円K上に配置され
ている。
一の孔34の代りに位置決め成形輪郭39を配置するこ
とができる(第4図及び第5図参照)。この位置決め成
形輪郭39はオーバーラップされた多数の単一孔から形
成されている。この場合単一孔は、特に第5図から明ら
かなように、ノズル体26の中心軸線Mに対して半径e
(=ノズル孔27の偏心率)を有する円K上に配置され
ている。
【0032】例えばこのような位置決め成形輪郭39の
利点は、角柱状のスプライシング体13の上側又は下側
に配置された偏心ブローノズル21のノズル孔27の位
置を問題なく、即ち、複雑な調整作業なしに、種々の角
柱体幅に適合させることができるということにある。
利点は、角柱状のスプライシング体13の上側又は下側
に配置された偏心ブローノズル21のノズル孔27の位
置を問題なく、即ち、複雑な調整作業なしに、種々の角
柱体幅に適合させることができるということにある。
【0033】この場合偏心ブローノズル21によって、
撚り継ぎ困難な糸種のために必要な幅広い角柱状のスプ
ライシング体を、位置決め空気噴流が角柱状のスプライ
シング体又は所属の取付け部材、例えば糸案内薄板42
によって覆われることなしに、通常の基体上に取り付け
ることができるという利点が得られる。
撚り継ぎ困難な糸種のために必要な幅広い角柱状のスプ
ライシング体を、位置決め空気噴流が角柱状のスプライ
シング体又は所属の取付け部材、例えば糸案内薄板42
によって覆われることなしに、通常の基体上に取り付け
ることができるという利点が得られる。
【0034】偏心ブローノズル21の作動、即ち、スプ
ライシングカバー19に糸端部を固定するための位置決
め空気噴流38のレリーズは、この場合にもブローノズ
ル20の場合に上述したように、方向制御弁10を介し
て行なわれる。
ライシングカバー19に糸端部を固定するための位置決
め空気噴流38のレリーズは、この場合にもブローノズ
ル20の場合に上述したように、方向制御弁10を介し
て行なわれる。
【0035】本発明によるスプライサーは全体として、
撚り継ぎ困難な糸をも撚り継ぎできかつ特に異なる種類
の糸にフレキシブルに調節できる、比較的構造の簡単な
スプライサーを成す。
撚り継ぎ困難な糸をも撚り継ぎできかつ特に異なる種類
の糸にフレキシブルに調節できる、比較的構造の簡単な
スプライサーを成す。
【図1】本発明によるスプライサーを部分的に断面した
側面図。
側面図。
【図2】本発明によるスプライサーの別の実施例の平面
図。
図。
【図3】第2図III−III線に沿った偏心ブローノズルの
断面図。
断面図。
【図4】カバー薄板の実施例図。
【図5】第4図X部分の拡大図。
1 スプライサー
3,4 側方孔
5 中央孔
6,7 圧縮空気導管
8 空気力源
9,10 2ポート2位置方向制御弁
11 絞り
12 カバー薄板
13 スプライシング体
14 縦溝
15,16,27 ノズル孔
17 接続切欠き
18 開口
19 スプライシングカバー
20,21 ブローノズル
22 ねじ孔
24 シール面
25,33 O・リング
26 ノズル体
28 圧縮空気接続孔
29 定心付加部
30 受容孔
31,32 肩
34 孔
35 ノズルヘッド
38 位置決め空気噴流
39 位置決め成形輪郭
42 糸案内薄板
43 糸端部
44 付加部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B65H 69/06
Claims (7)
- 【請求項1】 糸端部を撚り継ぎするためのスプライサ
ーであって、撚り継ぎすべき糸端部を受容して撚り継ぎ
を行うための縦溝を備えたスプライシングヘッドとして
構成されたスプライシング体と、撚り継ぎのための圧縮
空気を縦溝に供給するための手段の設けられたスプライ
サー基体と、スプライシング体の両側に配置された、糸
端部を準備するための手段とを有している形式のものに
おいて、前記糸端部準備手段が、 スプライサー(1)の基体
(2)内に配置されたブローノズル(20,21)とし
て構成されていて、このブローノズル(20,21)が
上糸(36)及び下糸(37)の糸端部(43)に空気
噴流を吹き付けて、これらの糸端部(43)をスプライ
シング体(13)に接触させるかまたはスプライジング
体の周りに巻き付けて、スプライシング体に対して糸端
部を位置決めし、糸端部が準備されるようになっている
ことを特徴とする、撚り継ぎ困難な糸種用のスプライサ
ー。 - 【請求項2】 ブローノズル(20)が軸方向で調節可
能にスプライサー(1)の基体(2)内に配置されてい
る、請求項1記載のスプライサー。 - 【請求項3】 異なる種類の糸に合わせて、ブローノズ
ル(20,21)の吹付け空気噴流又は位置決め空気噴
流(38)の強度が調節可能である、請求項1記載のス
プライサー。 - 【請求項4】 ブローノズルが偏心ブローノズル(2
1)として構成されている、請求項1から3までのいず
れか1項記載のスプライサー。 - 【請求項5】 偏心ブローノズル(21)が基体(2)
の受容孔(30)内に回転可能に支承されている、請求
項4記載のスプライサー。 - 【請求項6】 偏心ブローノズル(21)の組込み位置
が、ノズルヘッド(35)を取り囲むカバー薄板(1
2)内の孔(34)によって固定可能である、請求項5
記載のスプライサー。 - 【請求項7】 カバー薄板(12)が、異なる組込み位
置で偏心ブローノズル(21)の固定を可能にする位置
決め成形輪郭(39)を有している、請求項6記載のス
プライサー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4224633.4 | 1992-07-25 | ||
DE4224633A DE4224633C2 (de) | 1992-07-25 | 1992-07-25 | Fadenspleißvorrichtung für schwer spleißbare Garnarten |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06166472A JPH06166472A (ja) | 1994-06-14 |
JP3461865B2 true JP3461865B2 (ja) | 2003-10-27 |
Family
ID=6464110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18263293A Expired - Fee Related JP3461865B2 (ja) | 1992-07-25 | 1993-07-23 | 撚り継ぎ困難な糸種用のスプライサー |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
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