JP3461067B2 - 空気圧縮装置 - Google Patents
空気圧縮装置Info
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Description
を吐出するための除湿手段を有する空気圧縮装置に関
し、特に、除湿手段の運転状況で圧縮機本体の運転を制
御する空気圧縮装置に関する。
圧縮する圧縮機本体と、該圧縮機本体によって圧縮され
た圧縮空気中の水分を除去する除湿手段と、該除湿手段
の運転状態を監視する監視手段と、該監視手段によって
除湿手段が停止したときに圧縮機本体の運転停止を制御
する制御手段とからなるものは広く知られ、前記圧縮機
本体は圧縮機駆動用モータによって駆動され、該圧縮機
駆動用モータはリレーを介して商用電源に接続されてい
る。
ヤを構成し、冷媒を循環させることにより圧縮機本体か
ら吐出される圧縮空気中の水分を除去するもので、該除
湿手段は、冷媒を循環させる冷媒管路と、該冷媒管路に
順次設けられ、冷媒を圧送する冷媒用圧縮機と、熱を放
出する凝縮器と、熱を吸熱する蒸発器とからなり、冷媒
は冷媒用圧縮機によって圧縮された後、凝縮器と蒸発器
を通る間に、順次高圧気体→高圧液体→低圧気体と相転
移すると共に、蒸発器においては液体から気体に相転移
するときに、熱を吸収するようになる。また、前記冷媒
用圧縮機はエアドライヤ用モータによって起動され、該
エアドライヤ用モータは後述するオーバロードリレーを
介して商用電源に接続されている。
用モータと商用電源との間に接続されたオーバロードリ
レーにより構成され、該オーバロードリレーは冷媒用圧
縮機に負荷がかかって大電流が流れたときに開成し、エ
アドライヤ用モータを一時的に停止させて該エアドライ
ヤ用モータの保護を図るものである。
ローラに入力され、該コントローラはオーバロードリレ
ーの状態によって圧縮機本体の運転停止を制御するもの
で、入力される監視信号によって冷凍式エアドライヤが
異常または故障もなく駆動しているか否かを常に監視
し、監視信号によってオーバロードリレーが開成したと
きには、冷凍式エアドライヤに異常が発生したものとし
て圧縮機本体側のリレーを開成し、エアドライヤ用モー
タと圧縮機駆動用モータの駆動を同時に停止させること
により圧縮機の運転を停止させる。
よる空気圧縮機では、冷凍式エアドライヤに異常(故
障)が発生すると圧縮機本体も同時に停止させている。
このため、商用電源の電圧降下等の理由によってエアド
ライヤ用モータが一時的に停止して冷媒圧の関係から再
駆動不良になった場合でも、圧縮機本体を停止させてい
た。
エアドライヤ用モータ等のヒューズ切れのように、簡単
な修理作業によって冷凍式エアドライヤを復帰すること
のできる場合でも、圧縮機本体を停止させてしまうとい
う問題があった。
動を停止しなくてはならず、作業効率が大幅に低下する
という問題があった。
されたもので、冷凍式エアドライヤの一時的な停止に対
しては、空気を圧縮する圧縮機本体を停止させずに運転
を続行することができるようにした空気圧縮装置を提供
することを目的としている。
ために、請求項1の発明が採用する空気圧縮装置は、空
気を圧縮する圧縮機本体と、該圧縮機本体によって圧縮
された圧縮空気中の水分を凝縮させて除去するため冷媒
用圧縮機をモータで駆動し、冷媒を循環させることによ
り前記圧縮空気を冷却して除湿する冷凍式エアドライヤ
と、該冷凍式エアドライヤのモータが駆動停止を行なっ
たか否かを監視する監視手段と、該監視手段によって前
記冷凍式エアドライヤが一時的に停止した回数を計数す
る停止回数計数手段と、該停止回数計数手段によって計
数された前記冷凍式エアドライヤの停止回数が予め設定
された所定回数以上となったときに前記圧縮機本体の運
転を停止させる運転停止制御手段とから構成したことに
ある。
は、空気を圧縮する圧縮機本体と、該圧縮機本体によっ
て圧縮された圧縮空気中の水分を凝縮させて除去するた
め冷媒用圧縮機をモータで駆動し、冷媒を循環させるこ
とにより前記圧縮空気を冷却して除湿する冷凍式エアド
ライヤと、該冷凍式エアドライヤのモータが駆動停止を
行なったか否かを監視する監視手段と、該監視手段によ
って前記冷凍式エアドライヤが停止してからの時間を計
時し、その停止時間が予め設定された所定時間を越えた
ときに、前記圧縮機本体の運転を停止させる運転停止制
御手段とから構成したことにある。
は、空気を圧縮する圧縮機本体と、該圧縮機本体によっ
て圧縮された圧縮空気中の水分を凝縮させて除去するた
め冷媒用圧縮機をモータで駆動し、冷媒を循環させるこ
とにより前記圧縮空気を冷却して除湿する冷凍式エアド
ライヤと、該冷凍式エアドライヤのモータが駆動停止を
行なったか否かを監視する監視手段と、該監視手段によ
って前記冷凍式エアドライヤが一時的に停止した回数を
計数する停止回数計数手段と、該停止回数計数手段によ
って計数された前記冷凍式エアドライヤの停止回数が予
め設定された所定回数以上となったときに前記圧縮機本
体の運転を停止させる第1の運転停止制御手段と、前記
監視手段によって前記冷凍式エアドライヤが停止してか
らの時間を計時し、その停止時間が予め設定された所定
時間を越えたときには、前記停止回数計数手段で計数し
た停止回数が前記所定回数に達していないときでも前記
圧縮機本体の運転を停止させる第2の運転停止制御手段
とから構成したことにある。
て、冷凍式エアドライヤの一時的な停止回数を計数し、
運転停止制御手段によって、停止回数計数手段で計数さ
れた停止回数が所定の停止回数以上となったときには、
冷凍式エアドライヤに異常が発生しているとみなして、
空気を圧縮する圧縮機本体の運転を停止させる。一方、
前記停止回数が所定の停止回数未満のときには、冷凍式
エアドライヤのモータが商用電源の電圧降下等により一
時的に停止したものとして圧縮機本体の運転を続行させ
る。
よって、予め設定された所定時間内に冷凍式エアドライ
ヤのモータが再駆動しないときには、冷凍式エアドライ
ヤの異常とみなして空気を圧縮する圧縮機本体の運転を
停止させる。一方、所定時間が経過する前に冷凍式エア
ドライヤのモータが再駆動したときには、冷凍式エアド
ライヤのモータが再駆動可能であるとして圧縮機本体の
運転を続行させる。
よって、冷凍式エアドライヤの停止回数を計数し、第1
の運転停止制御手段によって、停止回数計数手段で計数
された停止回数が所定の停止回数以上となったときに
は、冷凍式エアドライヤに異常が発生しているとみなし
て、空気を圧縮する圧縮機本体の運転を停止させる。ま
た、第2の運転停止制御手段によって、予め設定された
所定時間内に冷凍式エアドライヤのモータが再駆動しな
いときには、冷凍式エアドライヤの異常とみなして圧縮
機本体の運転を停止させる。このように、第1の運転停
止制御手段と第2の運転停止制御手段によって圧縮機本
体の運転停止を制御することができる。
し図3に基づき説明する。
示し、該空気圧縮装置1は外枠となるパッケージ2と、
該パッケージ2内に配設された後述する圧縮機本体3
と、該圧縮機本体3から吐出される圧縮空気中の水分を
除去する冷凍式エアドライヤ9とから大略構成されてい
る。
図示しない枠状の基台上に固定され、1段圧縮機構4A
と2段圧縮機構4Bとからなる2段式の空気用圧縮機4
と、前記基台上に固定され、該空気用圧縮機4をVベル
ト5を介して駆動する圧縮機駆動用モータ6とからな
る。また、該圧縮機駆動用モータ6は図2に示すよう
に、後述するリレー8を介して商用電源7に接続されて
いる。
の間に接続されたリレーを示し、該リレー8は常閉接点
からなり、後述するコントローラ18からの制御信号に
よって開成し、圧縮機駆動用モータ6を停止させること
によって圧縮機本体3の運転停止を行なうようになって
いる。
で、該冷凍式エアドライヤ9は冷媒を循環する冷媒管路
10と、該冷媒管路10の途中に順次設けられ、冷媒を
圧送するための冷媒用圧縮機11と、熱を放出して冷媒
を液化する凝縮器12と、圧縮空気中の熱を吸熱する蒸
発器13とからなり、冷媒は冷媒用圧縮機11によって
圧縮された後、凝縮器12と蒸発器13を通る間に、順
次、高圧気体→高圧液体→低圧気体と相転移すると共
に、蒸発器13においては液体から気体に相転移すると
きに、圧縮空気中の熱を吸収するようになる。また、前
記冷媒用圧縮機11はエアドライヤ用モータ14によっ
て駆動され、該エアドライヤ用モータ14は後述するオ
ーバロードリレー16を介して商用電源15に接続され
ている。
行なったか否かを監視する監視手段としてのオーバロー
ドリレーを示し、該オーバロードリレー16は例えば電
流計を組合わせたメータリレー、または過電流検出器を
組合わせたリレー回路等から構成され、エアドライヤ用
モータ14と商用電源15との間に接続されている。そ
して、該オーバロードリレー16は、冷媒用圧縮機11
に負荷がかかってエアドライヤ用モータ14に大電流が
流れたときに自動的に開成し、エアドライヤ用モータ1
4を一時的に停止させて該エアドライヤ用モータ14と
冷媒用圧縮機11の保護を図ると共に、冷凍式エアドラ
イヤ9が駆動しているか否かの監視信号をコントローラ
18に出力するようになっている。
7の一端側17Aが入力側となって空気用圧縮機4に接
続され、他端側17Cが吐出側となり図示しない空圧機
器に接続され、その中間部17Bには、冷凍式エアドラ
イヤ9の蒸発器13が設けられている。そして、空気用
圧縮機4から吐出された圧縮空気は、蒸発器13を通過
するときに、圧縮空気中の水分を凝縮させることによっ
て水分を除去するものである。なお、吐出パイプ17は
凝縮器12の放熱フィン12A内を通過する間にファン
12Bによって冷却された後に蒸発器13によって水分
が除去されるもので、凝縮器12はアフタークーラとし
て機能している。
機本体3から吐出される圧縮空気が空圧機器で使用され
る場合には、圧縮空気は吐出パイプ17を介して該空圧
機器に供給される。このとき、冷凍式エアドライヤ9の
蒸発器13で圧縮空気を冷却することにより、該圧縮空
気中の水分を凝縮させて除湿し、水分のない圧縮空気
(ドライエア)を供給するようになっている。
コントローラ18内には図2に示すように、マイクロコ
ンピュータ等により構成され、該コントローラ18には
図3に示す圧縮機本体の運転停止プログラムが格納され
ると共に、停止から再駆動までの時間となる復帰タイマ
Tr および再駆動から停止までの時間となるインターバ
ルタイマTi を有し、記憶エリア18Aには第1の所定
時間TA (例えば、6分),第2の所定時間TB (例え
ば、10分)および所定のカウンタC0 (例えば、3
回)が記憶されている。
は、オーバロードリレー16が接続され、出力側にはリ
レー8および表示器19が接続されている。
動作を図3の圧縮機本体の運転停止プログラムに基づい
て説明する。なお、プログラムにおいては、カウンタC
は冷凍式エアドライヤ9の停止回数、復帰タイマTr は
冷凍式エアドライヤ9が停止してから再駆動するまでの
時間、インターバルタイマTi は冷凍式エアドライヤ9
が再駆動から停止するまでの時間である。
内蔵された復帰タイマTr ,インターバルタイマTi お
よびカウンタCをリセットし、ステップ2,3に移る。
4で「YES」と判定してプログラムを繰り返したとき
の処理であるため、冷凍式エアドライヤ9が順調に駆動
している場合には、ステップ2,3,4を繰り返すこと
になる。なお、ステップ2,3の処理については後で述
べるものとする。
ー16からの監視信号に基づいて冷凍式エアドライヤ9
が駆動しているか停止しているかを監視し、該冷凍式エ
アドライヤ9が停止するまで、即ちステップ4で「N
O」と判定した場合には、ステップ2,4の処理を繰り
返す。
の監視信号により、冷凍式エアドライヤ9が停止したこ
とを検出した場合には、次のステップ5に移り、このス
テップ5ではインターバルタイマTi のストップ,リセ
ットを行い、ステップ6では冷凍式エアドライヤ9が再
駆動するまでの時間を計時する復帰タイマTr をスター
トさせ、ステップ7では停止回数を表すカウンタCを
「1」ずつ歩進する。
た所定のカウンタC0 (例えば、3回)よりも小さいか
否か(即ち、以上か否か)を判定し、「NO」と判定し
た場合には、冷凍式エアドライヤ9が再駆動から停止す
るまでのインターバルタイマTi が6分以内の間隔をも
って、次々と冷凍式エアドライヤ9が停止した停止回数
が合計3回に達しているから、ステップ11に移る。
ドライヤ9が第1の所定時間TA (例えば、6分)以内
の間隔をもって停止,再駆動した合計回数が所定のカウ
ントN0 (例えば、3回)以上となっていること、即ち
最長18分以内に3回停止を検出したときには、冷凍式
エアドライヤ9が異常で、該冷凍式エアドライヤ9によ
る除湿効率が十分に働いていないと判断する。従って、
ステップ11では圧縮機本体3の運転を停止させ、同時
に表示器19で圧縮機本体3を停止させたことを報知す
る。
場合には、冷凍式エアドライヤ9を再駆動させてから停
止までのインターバルタイマTi が6分以内で、かつ冷
凍式エアドライヤ9が停止した合計の停止回数が3回に
達していないから、ステップ9に移る。
所定時間TB (例えば、10分)以下か否か(即ち、経
過したか否か)を判定し、「NO」と判定した場合に
は、復帰タイマTr が10分経過しても冷凍式エアドラ
イヤ9が再駆動していないため、ステップ11に移る。
は、冷凍式エアドライヤ9が停止から第2の所定時間T
B (例えば、10分)が経過しているにも拘らず、未だ
に冷凍式エアドライヤ9が再駆動していないから、商用
電源15の変動による一時的な停止ではなく、冷凍式エ
アドライヤ9の故障と判断し、ステップ11で圧縮機本
体3の運転を停止させ、同時に表示器19で圧縮機本体
3を停止させたことを報知する。
場合には、復帰タイマTr が10分経過していないか
ら、ステップ10に移って、冷凍式エアドライヤ9が再
駆動したか否かをオーバロードリレー16からの監視信
号によって監視し、冷凍式エアドライヤ9が再駆動する
までステップ9,10を繰返す。
凍式エアドライヤ9が再駆動した場合には、ステップ1
0が「YES」となってステップ12に移り、ステップ
12では、冷凍式エアドライヤ9が再駆動したために、
復帰タイマTr のストップ,リセットを行なってステッ
プ13に移り、インターバルタイマTi をスタートさ
せ、ステップ2にリターンする。
イマTi が第1の所定時間TA 以上経過したか否かを判
定し、「YES」と判定した場合には、インターバルタ
イマTi が6分経過しても冷凍式エアドライヤ9は停止
せずに駆動しているから、冷凍式エアドライヤ9の停
止、再駆動は商用電源15の電圧降下等による一時的な
停止であって該冷凍式エアドライヤ9の異常ではなかっ
たと判断し、次の判定に備えるべく、ステップ3でカウ
ンタCをリセットする。なお、冷凍式エアドライヤ9が
停止するまでの間、ステップ2,4を繰り返して待機す
るようになる。
では、冷凍式エアドライヤ9が再駆動から停止するまで
のインターバルタイマTi が第1の所定時間TA (例え
ば、6分)以内で、かつこの冷凍式エアドライヤ9の停
止回数が所定のカウンタC0(例えば、3回)以上にな
ったか否かを判定し、超えたときのみ冷凍式エアドライ
ヤ9の故障と判断し、圧縮機本体3のリレー8を開成さ
せて該圧縮機本体3を停止させることができる。
らの時間を復帰タイマTr で計時し、該復帰タイマTr
が第2の所定時間TB (例えば、10分)以内で冷凍式
エアドライヤ9が再駆動しないときには、該冷凍式エア
ドライヤ9の異常と判断し、圧縮機本体3のリレー8を
開成させて該圧縮機本体3を停止させる。
即ち冷凍式エアドライヤ9が再駆動から停止するまでの
時間が第1の所定時間TA 以内で、かつこの停止回数が
連続して3回に達していないとき、さらに冷凍式エアド
ライヤ9が停止から再駆動までの復帰時間が第2の所定
時間TB 未満のときには、冷凍式エアドライヤ9の停止
は商用電源15の電圧降下による一時的な停止または簡
単な修理(例えばヒューズ交換等)で復帰できるもので
あると判断でき、圧縮機本体3を停止せずに該圧縮機本
体3の運転を続行することができる。
では、冷凍式エアドライヤ9の再駆動から停止までのイ
ンターバルタイマTi が第1の所定時間TA 以内で、か
つこの停止回数(カウンタC)が所定のカウンタC0 以
上の場合、または復帰タイマTr が第2の所定時間TB
以内に冷凍式エアドライヤ9が再駆動しなかった場合に
は、冷凍式エアドライヤ9の停止は商用電源15の電圧
降下等による一時的なものではなく、冷凍式エアドライ
ヤ9の故障であると判断して、圧縮機本体3の運転を停
止する。
ライヤ用モータ14に負荷がかかってオーバロードリレ
ー16が作動しても圧縮機本体3をすぐに停止させず
に、圧縮機本体3の運転を続行した上で、該冷凍式エア
ドライヤ9の異常を判定するようにしたから、電源事情
が劣悪な環境で空気圧縮装置1が使用された場合におけ
る商用電源7(15)の電圧降下でオーバロードリレー
16が作動して冷凍式エアドライヤ9が一時的に停止し
たのか、冷凍式エアドライヤ9の故障によって停止した
のかを確実に判断することができる。また、冷凍式エア
ドライヤ9が一時的に停止する理由は、前記理由のみで
なくエアドライヤ用モータ14のヒューズ切れ等による
簡単に修理できる故障、即ちすぐに冷凍式エアドライヤ
9を復帰できる場合においても、圧縮機本体3をすぐに
停止させることなく、圧縮空気の供給を続行することが
できる。
冷凍式エアドライヤ9の故障以外は圧縮機本体3の運転
を続行することができ、圧縮空気を使用する空圧機器に
おける動作を停止することなく作業を続けることがで
き、該空圧機器を使用した作業の効率低下を防止するこ
とができる。
7,10が停止回数計数手段の具体例であり、ステップ
8が第1の運転停止制御手段の具体例であり、ステップ
4,6,9,10が第2の運転停止制御手段の具体例で
ある。
御手段と第2運転停止制御手段とを同時に用いた処理に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、各運転停止制
御手段毎に処理を行ってもよいことは勿論である。
(カウンタC0 )を3回、インターバルタイマTi の第
1の所定時間TA を6分、復帰タイマTr の第2の所定
時間TB を10分としたが、本発明はこれに限らず、所
定のカウンタC0 ,第1の所定時間TA および第2の所
定時間TB は任意に設定でき、さらにリセットにおいて
も1日単位、1時間単位にリセットするように設定して
もよい。
よれば、停止回数計数手段によって、冷凍式エアドライ
ヤの停止回数を計数し、運転停止制御手段によって、停
止回数計数手段で計数された停止回数が所定の停止回数
以上となったときには、冷凍式エアドライヤに異常が発
生しているとみなして、空気を圧縮する圧縮機本体を停
止させる。一方、停止回数が所定の停止回数未満のとき
には、冷凍式エアドライヤの停止は商用電源の電圧降下
等による一時的なものとして圧縮機本体の運転を続行さ
せ、冷凍式エアドライヤの異常以外での圧縮機本体の運
転停止を防止して圧縮空気を利用した空圧機器における
作業が続行できる。
よって、予め設定された所定時間内に冷凍式エアドライ
ヤが再駆動しないときには、冷凍式エアドライヤの異常
とみなして圧縮機本体の運転を停止させる。一方、所定
時間が経過する前に冷凍式エアドライヤが再駆動したと
きには、冷凍式エアドライヤが再駆動可能であるとして
圧縮機本体による空気の圧縮運転を続行させ、冷凍式エ
アドライヤの異常以外での圧縮機本体の運転停止を防止
して圧縮空気を利用した空圧機器における作業が続行で
きる。
よって、冷凍式エアドライヤの停止回数を計数し、第1
の運転停止制御手段によって、停止回数計数手段で計数
された停止回数が所定の停止回数以上となったときに
は、冷凍式エアドライヤに異常が発生しているとみなし
て、空気を圧縮する圧縮機本体の運転を停止させる。ま
た、第2の運転停止制御手段によって、予め設定された
所定時間内に冷凍式エアドライヤが再駆動しないときに
は、冷凍式エアドライヤの異常とみなして圧縮機本体の
運転を停止させる。このように、第1の運転停止制御手
段と第2の運転停止制御手段によって、冷凍式エアドラ
イヤの異常以外での圧縮機本体の運転停止を防止して圧
縮空気を利用した空圧機器における作業が続行できる。
る。
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 空気を圧縮する圧縮機本体と、 該 圧縮機本体によって圧縮された圧縮空気中の水分を凝
縮させて除去するため冷媒用圧縮機をモータで駆動し、
冷媒を循環させることにより前記圧縮空気を冷却して除
湿する冷凍式エアドライヤと、 該冷凍式エアドライヤのモータ が駆動停止を行なったか
否かを監視する監視手段と、 該 監視手段によって前記冷凍式エアドライヤが一時的に
停止した回数を計数する停止回数計数手段と、 該 停止回数計数手段によって計数された前記冷凍式エア
ドライヤの停止回数が予め設定された所定回数以上とな
ったときに前記圧縮機本体の運転を停止させる運転停止
制御手段とから構成してなる空気圧縮装置。 - 【請求項2】 空気を圧縮する圧縮機本体と、 該 圧縮機本体によって圧縮された圧縮空気中の水分を凝
縮させて除去するため冷媒用圧縮機をモータで駆動し、
冷媒を循環させることにより前記圧縮空気を冷却して除
湿する冷凍式エアドライヤと、 該冷凍式エアドライヤのモータ が駆動停止を行なったか
否かを監視する監視手段と、 該 監視手段によって前記冷凍式エアドライヤが停止して
からの時間を計時し、その停止時間が予め設定された所
定時間を越えたときに、前記圧縮機本体の運転を停止さ
せる運転停止制御手段とから構成してなる空気圧縮装
置。 - 【請求項3】 空気を圧縮する圧縮機本体と、 該 圧縮機本体によって圧縮された圧縮空気中の水分を凝
縮させて除去するため冷媒用圧縮機をモータで駆動し、
冷媒を循環させることにより前記圧縮空気を冷却して除
湿する冷凍式エアドライヤと、 該冷凍式エアドライヤのモータ が駆動停止を行なったか
否かを監視する監視手段と、 該 監視手段によって前記冷凍式エアドライヤが一時的に
停止した回数を計数する停止回数計数手段と、 該 停止回数計数手段によって計数された前記冷凍式エア
ドライヤの停止回数が予め設定された所定回数以上とな
ったときに前記圧縮機本体の運転を停止させる第1の運
転停止制御手段と、 前 記監視手段によって前記冷凍式エアドライヤが停止し
てからの時間を計時し、その停止時間が予め設定された
所定時間を越えたときには、前記停止回数計数手段で計
数した停止回数が前記所定回数に達していないときでも
前記圧縮機本体の運転を停止させる第2の運転停止制御
手段とから構成してなる空気圧縮装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP26349795A JP3461067B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 空気圧縮装置 |
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Publications (2)
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JP26349795A Expired - Fee Related JP3461067B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 空気圧縮装置 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP3461067B2 (ja) |
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