JP3459010B1 - 洋傘カバー - Google Patents

洋傘カバー

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JP3459010B1 JP2002343230A JP2002343230A JP3459010B1 JP 3459010 B1 JP3459010 B1 JP 3459010B1 JP 2002343230 A JP2002343230 A JP 2002343230A JP 2002343230 A JP2002343230 A JP 2002343230A JP 3459010 B1 JP3459010 B1 JP 3459010B1
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Abstract

【要約】 【課題】携帯性に優れ、洋傘が濡れた状態での扱いが簡
便な洋傘のカバーを供する 【解決手段】ゴム状素材による筒を傘袋とし、前記傘袋
の胴部には巻き取りを容易にするための多数箇所にたる
み部あるいは太さ方向に拡張可能な蛇腹式の折り目を配
し、前記傘袋の先端近くに傘袋の長手方向とほぼ直角を
なして傘袋をほぼ一周する輪としての肉厚部あるいはゴ
ム状素材による紐を配すことで、前記筒をドーナツ状に
巻き取って前記傘袋の先端に向かう過程において前記巻
き取りに抵抗を与え、逆転してほどけることを防ぐ構成
とした。前記傘袋胴部が前記たるみ部の集合した地帯と
前記たるみ部の存在しない地帯の組み合わせによって構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洋傘の収納カバー
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】満員電車への濡れた傘の持ち込みは他人
の衣類を濡らし大変な迷惑となることから、また、乗用
車への持ち込みは車内を濡らすことから、濡れた洋傘の
カバーについては多くの考案がなされてきた。その多く
は、形状のコンパクト化と携帯性及び扱いの容易さを追
求するものであった。
【0003】従来の技術は特開平9−276018のご
とく洋傘の石突き部に容器を装着してカバーを収納する
もの、実開昭62−139320のごとく、蛇腹式にし
て、容器を折り畳むものに代表される。ゴム状素材の筒
を傘袋とし、石突き部に筒の先端を固定し、傘の取っ手
の方から先端に向かってドーナツ状に巻き上げて収納す
る発明及び考案として、特開平7−308213と実開
昭51−110757が有る。
【0004】石突き部に容器を装着するものとして特開
平9−276018を例に取れば、カバー収納筒はある
程度の容積を必要とし、大型にならざるを得ない。特に
保形枠の存在は小型化を阻むことになる。収納時の小型
化を図れば、カバー素材を薄くせざるを得ず、耐久性に
問題が生じる。実開昭62−139320のごとく、蛇
腹式のものは容積が大きくなり、携帯に不便である。
【0005】
【特許文献1】特開平7−308213
【特許文献2】実開昭51−110757 そこで、以下のことが課題となる。極めて小型軽量であ
ること、洋傘に装着して置き、必要に応じて素早く使用
できること、カバーをすること及びカバーを収納するこ
との操作が容易であること等の解決のために、傘袋をゴ
ム状の筒とした特開平7−308213と実開昭51−
110757がある、しかし、前記ゴム状素材の筒を傘
袋とした例では、石突き部に筒の先端を固定し、傘の取
っ手の方から先端に向かってドーナツ状に巻き上げて収
納するが、巻き上げる過程に於いて、傘袋の巻き上げら
れてドーナツ状になった部分が、徐々に太さを増して、
極めて巻き取りが困難となる。
【0006】
【特許文献3】特願2001−51200上記の巻き取
り困難を解決するのが特願2001−51200であっ
て、筒胴部に多数の袋状凹凸あるいは長手方向に峰と山
が伸びる蛇腹式の折り目を配することで前記ドーナツ状
になった部分が円周方向へ延びるためのゆとりを生じさ
せ、巻き取りを容易にしている。しかし、巻き取った部
分を締め付けて固定する手段として、「傘袋の先端近く
に長手方向とほぼ直角をなして傘袋をほぼ一周する輪と
しての凹凸あるいは前記蛇腹式の折り目のない地帯を形
成して締め付け部」としているため、そのことが外見を
規定し、デザイン上の制約を生じさせ、前記筒胴部の凹
凸もしくは蛇腹式の折り目を美的に配置しようとした際
の足かせとなっている。
【0007】また、前記傘袋胴部が前記蛇腹式折り目の
ある部分と無い部分の組み合わせによって構成された洋
傘カバーとし、要所要所に折り目のない部分を配するこ
とで折り目の根元を引き締め、折り目が延び広がること
によって前記胴部がだらしなく押し広げられてしまうこ
とを防いでいるものの、蛇腹以外の凹凸や不定形のたる
みを胴部に配した場合のことについては何も配慮されて
いないため、蛇腹以外のたるみ部が多数配された傘袋に
於いても胴部を引き締めるための手だてが必要となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、携帯性に優
れ、洋傘が濡れた状態での扱いが簡便な洋傘のカバーを
供するものであって、特願2001−51200に示さ
れた発明が解決し得ない「傘袋の先端近くに長手方向と
ほぼ直角をなして傘袋をほぼ一周する輪としての凹凸あ
るいは蛇腹式の折り目のない地帯を形成」することによ
って生じるデザイン上の制約を無くして、これを改良す
ることを主な課題とする。又、傘カバーの胴部に傘カバ
ーを巻き取り容易にするための蛇腹以外の多数のたるみ
部を設けた場合の、胴部を引き締める手だてを講じる。
【0009】
【課題を解決するための手段】ゴム状素材による筒を傘
袋とし、傘袋の先端部に石突きへの取り付け部を設け、
前記傘袋の胴部には巻き取りを容易にするための多数箇
所にたるみあるいは太さ方向に拡張可能な蛇腹式の折り
目を配し、前記たるみあるいは太さ方向に拡張可能な蛇
腹式の折り目を配したと同位置に重ねて、前記傘袋の先
端近くに傘袋の長手方向とほぼ直角をなして傘袋をほぼ
一周する輪としての肉厚部あるいはゴム状素材による紐
を配すことで、前記筒をドーナツ状に巻き取って前記傘
袋の先端に向かう過程において前記巻き取りに抵抗を与
え、逆転してほどけることを防ぐ構成とした洋傘カバー
を供する。
【0010】ゴム状素材による筒を傘袋とし、傘袋の先
端部に石突きへの取り付け部を設け、前記傘袋の胴部に
は巻き取りを容易にするための多数箇所にたるみ部を配
し、前記傘袋胴部が前記たるみ部の集合した地帯と前記
たるみ部の存在しない地帯の組み合わせによって構成さ
れた洋傘カバーを供する。
【0011】傘袋の先端に、洋傘の石突きに嵌合可能な
孔の径の異なる複数の輪を、大から小に向かって段階的
に変化するように連結して取り付けた請求項1あるいは
請求項2のいずれかに記載した洋傘カバーを供する。
【0012】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図を用
いて説明する。図1は洋傘1に本発明の傘袋2を装着し
た状態を示す実施例1の斜視図である。傘袋2は伸縮性
に富み、柔軟で水に対し不透性の素材つまりゴム状素材
による薄膜で細長い筒状体を成形して洋傘カバーとす
る。
【0013】傘袋1の胴部3は多数のたるみ部4を設け
る。たるみ部4は胴部3を形成するゴム状薄膜が、丸や
四角あるいは不定形などに凹凸をなして袋状に似たたる
みを生じたものである。傘袋2の先端近くに傘袋2をほ
ぼ一周する輪としての締め付け部5である肉厚部51あ
るいはゴム状素材による紐52を配し、先端には取り付
け部6を配する。図1において締め付け部5には胴部3
に配されたたるみ部4が配されて無い様に描かれている
が、締め付け部5の位置を明確に示すための便宜的なも
のであって実際にはたるみ部4による前記加飾が連続
し、締め付け部5は裏側に施すか前記加飾に紛れて気づ
かないように配する。
【0014】傘1の収納時には巻き取られてリング状に
なった傘袋21を傘1の取っ手13に向かってしごくよ
うに回転させて伸ばす。又、傘1を使用するために傘袋
2を傘1からはずすには収納時とは逆に巻き取られてリ
ング状になった傘袋21を傘1の石突き12に向かっ
て、つまり下向きの矢印の方向にしごくように回転させ
て傘袋2を巻きとる。巻き取られた傘袋2がリング状に
なり太さを増し、巻き取りに対する抵抗を増すが、たる
み部4がつくるたるみが延びることによって巻き取りを
容易にする。
【0015】傘袋2の先端近くに傘袋2をほぼ一周する
輪としての肉厚部51あるいはゴム状素材による紐52
を配して締め付け部とする。巻き取られてリング状にな
った傘袋21は位置の固定に対し不安定で、ほどけるよ
うとする力が働く。締め付け部5まで巻き取りが進ん
で、更に巻き取ろうとすると締め付け部5つまり肉厚部
51あるいはゴム状素材による紐52が引き延ばされる
ことに抵抗力を発揮する。前記抵抗力を乗り越えて巻き
取ると今度は肉厚部51あるいはゴム状素材による紐5
2が、締め付け部としての機能を発揮し、傘袋2が元に
戻ろうとすることを妨げる。
【0016】図2は実施例1に於ける傘袋2が巻き取ら
れた状態を示す一部断面を含む斜視図である。本図は傘
袋2の端に形成された巻き取り芯7を軸として最後まで
巻き取られてリング状となった傘袋21の一部を切り欠
いて約半分が断面、残り半分が巻き取られた外見を表し
ている。傘袋の先端部近くに傘袋をほぼ一周する輪とし
て肉厚部51を締め付け部5とした例であるが、肉厚部
51がリングの外側に来たときには大きく引き延ばさ
れ、巻き取るために必要な力も強くなる。
【0017】リングの山つまりリングの外側を乗り越え
て内側に近づくにつれ、巻き取られてリング状になった
傘袋21は位置的に安定する。肉厚部51は巻き取られ
てリング状となった傘袋21を締め付け、傘袋2がほど
けて元の形状に戻ることを防ぐ。肉厚部51をゴム状素
材による紐52に替えても同様の効果を発揮する。肉厚
部51は、後述するがたるみ部4や蛇腹による凹凸によ
ってなされる加飾を妨げないものとする。
【0018】図3は傘袋2が巻き取られた状態を示す実
施例2の斜視図であり、図2に於ける肉厚部51をゴム
状の紐52に置き換えたものである。傘袋2の先端には
傘袋2を形成するゴム状薄膜の補強を兼ねたゴム状素材
による輪等を傘への取り付け部6として形成する。取り
付け部6の穴に石突き12を挿入してゴム状素材の弾力
あるいは接着等により傘袋2を石突き12に固定できる
ようにする。
【0019】石突き12がねじにより取り外し可能な場
合には石突き12をはずし、傘布2と石突き12の間に
取り付け部6を挟んで固定することが出来る。使用に当
たっては傘袋2開口部から裏返してリング状に巻き取っ
たものを、上記の方法で装着する。取り付け部6は傘袋
に接する方から順に孔の径の比較的大きな取り付け部大
61、ついで孔の径の大きな取り付け部中62、最後に
孔の径の一番小さな取り付け部小63を連結して傘袋先
端に形成する。石突き12の細いものにはそのままで使
用し、太くなるに従って取り付け部小63、取り付け部
中62を切り取って石突きの太さと取り付け部の孔の径
を合わせて使用する。
【0020】図4は実施例3の一部断面図を含む斜視図
であり、巻き取られた状態の傘袋2を切り欠き、たるみ
部4の数を省略して示したものである。傘袋2を巻き取
ると巻き取る以前の傘袋2の直径L1が巻き取られた状
態での直径L2にまで引き延ばされる。傘袋を長手方向
に対しほぼ垂直方向に切断した場合の断面24の長さは
にたるみ部4の存在によりよって傘袋の外周よりも長
い。巻き取られてリングの外側に位置したたるみ部41
は円周方向に引き延ばされ、巻き取りを容易にする。
【0021】図5は実施例4における傘袋2の長手方向
の長さを省略して横に拡大して示した一部断面を含む斜
視図である。特願2001−51200号に示された発
明がが締め付け部5として「傘袋の先端近くに長手方向
とほぼ直角をなして傘袋をほぼ一周する輪としての凹凸
あるいは蛇腹式の折り目のない地帯を形成して締め付け
具とする」のに対し、本願発明は「傘袋の先端近くに傘
袋の長手方向とほぼ直角をなして傘袋をほぼ一周する輪
としての肉厚部あるいはゴム状素材による紐を配すこと
で、前記筒をドーナツ状に巻き取って前記傘袋の先端に
向かう過程において前記巻き取りに抵抗を与え、逆転し
てほどけることを防ぐ構成とした」ため、締め付け部5
の位置であっても凹凸によって加飾することが可能とな
り、締め付け部5を形成するためのデザイン上の制約を
受けることがなくなる。
【0022】本図は加飾がたるみ部4の配列であって締
め付け部5を肉厚部51とした例である。傘袋2の表面
にたるみ部4の形状や配置を様々に工夫して変化させて
も、それに左右されずに傘袋2の裏側に肉厚部51を形
成することで締め付け部5とすることができる。本図は
傘袋2の一部を切り欠いて断面を表しているが、内部か
ら見た凹凸は図を見やすくするために省略してある。
【0023】図6は実施例5における傘袋2の長手方向
の長さを省略して横に拡大して示した一部断面を含む斜
視図である。本図は加飾として太さ方向に拡張可能な蛇
腹式の折り目を配し、嶺81と谷82を有する蛇腹8の
配列であって締め付け部5をゴム状素材による紐52と
した例である。傘袋2の表面に嶺81と谷82を様々に
変化させて配置しても、それに左右されずに傘袋2の裏
側にゴム状素材による紐52を形成することで締め付け
部5とすることができる。場合によっては意図的にゴム
状素材による紐52を表に配置することや、一部を表に
配置し一部を裏側に配置するなどしてデザイン上の多様
性を実現させることが可能となる。内部から見た凹凸を
省略して描いたことは図5と同様である。
【0024】図7は実施例6の拡大図であり、傘袋2の
先端部を長手方向に切り裂いて内側を手前にして示した
ものである。本実施例は傘袋胴部3に、たるみ部の集合
した地帯22とたるみ部の存在しない地帯23を形成し
た例を示したものである。たるみ部4を傘袋胴部3の全
面に配した場合には、たるみ部4の形状やたるみ部4と
たるみ部4の間隔によっては、全体のたるみ部4が引き
延ばされて傘袋2がだらしなく延び広がってしまう。た
るみ部の集合した地帯22とたるみ部の存在しない地帯
23を形成することにより、たるみ部の存在しない地帯
が傘袋2が延び広がることを防ぎ引き締まった形状を保
つことが可能となる。
【0025】傘袋胴部3の不特定の場所を傘袋の中心軸
に対し垂直方向に切断した場合、巻き取りに必要な力あ
るいは傘1を締め付ける力を一定に保つために、どの断
面に於いてもたるみ部4のある部分と無い部分の比率が
一定であることが望ましい。本図の場合にはたるみ部4
が存在しない地帯23が傘袋2全体を網目状に覆うこと
になって傘袋2がだらしなく広がってしまうことを防
ぐ。又、締め付け部5の位置を気にすることなく、たる
み部4の形状やたるみぶ4を集合させた地帯22とたる
み部の存在しない地帯23の組み合わせを自由に変える
ことが可能であるため、加飾に様々な可能性が生じる。
図6に於いても同様のことが言える。
【0026】
【発明の効果】本願発明は、ゴム状素材による筒を傘袋
とし、傘袋の先端部に石突きへの取り付け部を設け、前
記傘袋の胴部には巻き取りを容易にするための多数箇所
にたるみあるいは太さ方向に拡張可能な蛇腹式の折り目
を配し、前記たるみあるいは太さ方向に拡張可能な蛇腹
式の折り目を配したと同位置に重ねて、前記傘袋の先端
近くに傘袋の長手方向とほぼ直角をなして傘袋をほぼ一
周する輪としての肉厚部あるいはゴム状素材による紐を
配すことで、前記筒をドーナツ状に巻き取って前記傘袋
の先端に向かう過程において前記巻き取りに抵抗を与
え、逆転してほどけることを防ぐ構成とした洋傘カバー
であるため次に記載する効果を奏する。
【0027】特願2001−51200号に示された発
明が締め付け部5として「傘袋の先端近くに長手方向と
ほぼ直角をなして傘袋をほぼ一周する輪としての凹凸あ
るいは蛇腹式の折り目のない地帯を形成して締め付け具
とする」のに対し、本願発明は「傘袋の先端近くに傘袋
の長手方向とほぼ直角をなして傘袋をほぼ一周する輪と
しての肉厚部あるいはゴム状素材による紐を配すこと
で、前記筒をドーナツ状に巻き取って前記傘袋の先端に
向かう過程において前記巻き取りに抵抗を与え、逆転し
てほどけることを防ぐ構成とした」ため、締め付け部5
を設けた位置であってもその場所を凹凸にって加飾する
ことが可能となり、締め付け部5を形成するためのデザ
イン上の制約を受けることがなくなった。
【0028】ゴム状素材による筒を傘袋とし、傘袋の先
端部に石突きへの取り付け部を設け、前記傘袋の胴部に
は巻き取りを容易にするための多数箇所にたるみ部を配
し、前記傘袋胴部が前記たるみ部の集合した地帯と前記
たるみ部の存在しない地帯の組み合わせによって構成さ
れた洋傘カバーであるため次に記載する効果を奏する。
【0029】たるみ部4の集合させた地帯22とたるみ
部の存在しない地帯23を設けることで、たるみ部4の
存在しない地帯23、傘袋2の胴部3がだらしなく延び
広がることを防ぎ引き締まった形状を保つことが可能と
なる。胴部3に付けるたるみ部4の大きさや形状または
たるみ部4の存在しない地帯23形状及びそれぞれの組
み合わせを変えることによって加飾の可能性の幅を大き
く拡げることが可能となる。
【0030】傘袋の先端に、洋傘の石突きに嵌合可能な
孔の径の異なる複数の輪を、大から小に向かって段階的
に変化するように連結して取り付けた洋傘カバーである
ため次に記載する効果を奏する。
【0031】洋傘の石突き部は傘それぞれによって太さ
がまちまちであるが、孔の径の異なる複数の輪を、大か
ら小に向かって段階的に変化するように連結して取り付
けてあるため、合致しないものを切り捨てることによっ
て、一種類の傘カバーを用意するだけで様々なタイプの
洋傘に使用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の斜視図であり、洋傘1に本発明を
装着した状体を示すものである。
【図2】 実施例1に於ける傘袋2が巻き取られた状態
を示す一部断面を含む斜視図である。
【図3】 傘袋2が巻き取られた状態を示す実施例2の
斜視図である。
【図4】 実施例3の一部断面図を含む斜視図であり
【図5】 実施例4における傘袋2の長手方向の長さを
省略して横に拡大して示した一部断面を含む斜視図であ
る。
【図6】 実施例5における傘袋2の長手方向の長さを
省略して横に拡大して示した一部断面を含む斜視図であ
る。
【図7】 実施例6の切り裂いて表した拡大図である。
【符号の説明】 1 洋傘 12 石突き 13 取っ手 2 傘袋 21 リング状になった傘袋 22 たるみ部の集合した地帯 23 たるみ部の存在しない地帯 24 傘袋の断面 3 胴部 4 たるみ部 41 リングの外側に位置したたるみ部 5 締め付け部 51 肉厚部 52 ゴム状素材による紐 6 取り付け部 61 取り付け部大 62 取り付け部中 63 取り付け部小 7 巻き取り芯 8 蛇腹 81 嶺 82 谷 L1 巻き取ると巻き取る以前の傘袋2の直径 L2 巻き取られた状態での傘袋2の直径
フロントページの続き (56)参考文献 特開2002−209619(JP,A) 特開 平7−308213(JP,A) 特開2001−353013(JP,A) 実開 昭61−11321(JP,U) 実開 昭51−110757(JP,U) 実開 昭51−16561(JP,U) 実開 平6−19532(JP,U) 実開 昭48−95859(JP,U) 実開 昭55−104916(JP,U) 実公 昭7−5070(JP,Y1) 実公 昭15−2667(JP,Y1) 実公12807(大正14年)(JP,Y1 T) 実公6021(大正12年)(JP,Y1 T) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45B 25/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム状素材による筒を傘袋とし、傘袋の
    先端部に石突きへの取り付け部を設け、前記傘袋の胴部
    には巻き取りを容易にするための多数箇所にたるみある
    いは太さ方向に拡張可能な蛇腹式の折り目を配し、前記
    たるみあるいは太さ方向に拡張可能な蛇腹式の折り目を
    配したと同位置に重ねて、前記傘袋の先端近くに傘袋の
    長手方向とほぼ直角をなして傘袋をほぼ一周する輪とし
    ての肉厚部あるいはゴム状素材による紐を配すことで、
    前記筒をドーナツ状に巻き取って前記傘袋の先端に向か
    う過程において前記巻き取りに抵抗を与え、逆転してほ
    どけることを防ぐ構成とした洋傘カバー。
  2. 【請求項2】 ゴム状素材による筒を傘袋とし、傘袋の
    先端部に石突きへの取り付け部を設け、前記傘袋の胴部
    には巻き取りを容易にするための多数箇所にたるみ部を
    配し、前記傘袋胴部が前記たるみ部の集合した地帯と前
    記たるみ部の存在しない地帯の組み合わせによって構成
    された請求項1に記載した洋傘カバー。
  3. 【請求項3】 傘袋の先端に、洋傘の石突きに嵌合可能
    な孔の径の異なる複数の輪を、大から小に向かって段階
    的に変化するように連結して取り付けた請求項1あるい
    は請求項2のいずれかに記載した洋傘カバー。
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