JP2000312609A - 布地部が巻き込む洋傘 - Google Patents

布地部が巻き込む洋傘

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JP2000312609A
JP2000312609A JP11161519A JP16151999A JP2000312609A JP 2000312609 A JP2000312609 A JP 2000312609A JP 11161519 A JP11161519 A JP 11161519A JP 16151999 A JP16151999 A JP 16151999A JP 2000312609 A JP2000312609 A JP 2000312609A
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umbrella
closed
gore
rolling
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JP11161519A
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English (en)
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Sadao Nagumo
貞夫 南雲
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 降雨時に濡れた洋傘(1)を閉じ、軸(6)
に布地部(2)を巻き付け、さらに、付属の小帯を巻き
付けて布地部(2)を固定する作業にさいし、手を濡ら
さずに済ますことができる、布地部が巻き込む洋傘を提
供する。 【解決手段】 拡げた洋傘(1)の布地部(2)のすべ
ての外縁に沿うように、そして、隣接するふたつの傘骨
(3)の間の中央部分、すなわち、洋傘(1)を閉じた
とき、布地部(2)に生じる線状のたたみ目(4)と傘
骨(3)とを境に、湾曲方向が交互に、表裏相反するよ
う、自己湾曲性のある材料(5)を帯状に取り付ける。
さらに、閉じた洋傘(1)の軸(6)の周辺に巻きつけ
た布地部(2)の、軸方向一ヵ所に巻きつけて全体を固
定する付属の小帯は、閉じた洋傘(1)の外周にほぼ同
じ大きさの固定した円環状で、しかも、弾力性があって
変形が容易な材料とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般に使用され
ている洋傘(1)を閉じたとき、隣接の2つの傘骨
(3)の間にあって、ふたつに折りたたまれた状態の布
地部(2)の先端が、軸(6)に対し決められた一方向
に自動的に巻き込み、かつ、付属の小帯(7)の巻きつ
けが容易な、布地部が巻き込む洋傘に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、降雨で濡れた洋傘(1)を閉
じて、布地部(2)を軸(6)に巻きつけ、付属の小帯
(7)をさらに巻きつける作業は、手を濡らさずに済ま
すことがむずかしく、寒冷期にはとくに好まれない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】(イ)降雨時に濡れた
洋傘(1)を電車内などに持ちこむときは、通常、閉じ
た洋傘(1)の布地部(2)を軸(6)のまわりに巻き
つけ、さらに、付属の小帯(7)を巻きつけて固定しな
ければならない。しかし、この作業を行うにあたり、手
を濡らすことはほとんど避けられず、とくに、寒冷期に
はこれを嫌う人が多い。 (ハ)閉じた洋傘(1)の外側に巻きつける付属の小帯
(7)は、多くの場合変形しやすい布製で、巻きつける
のに手間がかかり、手を濡らすことも多くなる。本発明
は、これらの欠点を解決するために、発明されたもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】(イ)拡げた洋傘(1)
の布地部(2)のすべての外縁に沿って、延長方向に自
己湾曲性のある材料(5)を帯状に取りつける。このと
き、自己湾曲性のある材料(5)の湾曲の方向は、洋傘
(1)を閉じたときに生じる布地部(2)のたたみ目
(4)と傘骨(3)とを境に、表裏相反するものとす
る。 (ロ)閉じた洋傘(1)の軸(6)に巻きつけた布地部
(2)の外側に、さらに巻きつけて布地部(2)を固定
する付属の小帯(7)は、円環状に湾曲した薄板状また
は棒状のものとし、しかも、容易に変形する弾力性をも
ち、適当な留め具(8)を備えるものとする。これによ
って、巻きつけと固定の手間を大きく省くことができ
る。 本発明は、以上の構成よりなる布地部が巻き込む洋傘で
ある。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 (イ)拡げた洋傘(1)の隣接する2つの傘骨(3)の
間にある布地部(2)の外縁に、形状記憶性材料など
の、延長方向に円弧状に湾曲した自己湾曲性のある材料
(5)を、ほぼ外縁に沿って帯状に、接着、縫着あるい
は含浸させる。これを、すべての布地部(2)にほどこ
す。 (ロ)このとき、帯状の自己湾曲性のある材料(5)の
湾曲の方向は、洋傘(1)を閉じたとき生じる布地部
(2)の直線状のたたみ目(4)と傘骨(3)とを境に
して、交互に表裏相反するものとする。これにより、洋
傘(1)を閉じたとき隣接する2つの傘骨(3)の間に
あって、2つに折り畳まれた状態の布地部(2)の先端
は、決められた一方向に湾曲して、洋傘(1)の軸
(6)に巻きつけやすくなる。 (ハ)閉じた洋傘(1)の外周を、軸方向の一ヵ所で取
り巻いて布地部(2)を固定する付属の小帯(7)は、
閉じたときの洋傘(1)の外径にほぼ近い円環状に湾曲
しており、しかも弾力性があるもので、これによって、
付属の小帯(7)の巻き付けが容易になる、 (ニ)濡れた洋傘(1)を閉じれば、2つに折りたたま
れた状態にあるすべての布地部(2)の先端は、軸
(6)に対し決められた一方向に湾曲し、これに同様に
湾曲した付属の小帯(7)を巻きつけることにより、ほ
とんど手を濡らすことがない。 本発明は、以上の構成よりなる。これを使用するとき
は、まず、降雨で濡れた洋傘(1)を閉じ、布地部
(2)の雨水をはじくように、柄(9)を持って軸
(6)を左右に2〜3度強く回転させる。こうすると、
すべての布地部(2)の先端は軸(6)に巻きつくよう
な形で、同一方向に湾曲する。ついで、すべての傘骨
(3)の先端をそろえて手でおさえ、湾曲した付属の小
帯(7)を、その一端が布地部(2)に取り付けられて
いる軸方向の決められた位置に巻き付け、留め具(8)
を利用して布地部(2)を固定する。
【0006】
【発明の効果】本発明を使用することによって、降雨時
に濡れた洋傘(1)を閉じ、軸(6)に布地部(2)を
巻き付け、さらに、付属の小帯(7)を巻き付けて布地
部(2)を固定する作業にさいし、手を濡らさずに済ま
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の使用状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 洋傘 2 布地部 3 傘骨 4 たたみ目 5 自己湾曲性のある材料 6 軸 7 付属の小帯 8 留め具 9 柄

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】拡げた洋傘(1)の布地部(2)のすべて
    の外縁に沿うように、そして、隣接するふたつの傘骨
    (3)の間の中央部分、すなわち、洋傘(1)を閉じた
    とき、布地部(2)に生じる線状のたたみ目(4)と傘
    骨(3)とを境に、湾曲方向が表裏に相反するよう、自
    己湾曲性のある材料(5)を帯状に取り付けた、布地部
    が巻き込む洋傘。
  2. 【請求項2】閉じた洋傘(1)の軸(6)の周辺に巻き
    つけた布地部(2)の、軸方向一ヵ所に巻きつけて全体
    を固定する付属の小帯(7)が、閉じた洋傘(1)の外
    周にほぼ同じ大きさの固定した円環状で、しかも、弾力
    性があって変形が容易な材料からなる、布地部が巻き込
    む洋傘。
JP11161519A 1999-04-30 1999-04-30 布地部が巻き込む洋傘 Pending JP2000312609A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120160285A1 (en) * 2010-12-27 2012-06-28 Han-Hsiang Chang Foldable umbrella capable of auto-adjustment of the umbrella cloth
WO2016082720A1 (zh) * 2014-11-24 2016-06-02 深圳华威合兴钢结构工程有限公司 景观伞
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