JP3459008B2 - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射制御装置

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JP3459008B2 JP2001009758A JP2001009758A JP3459008B2 JP 3459008 B2 JP3459008 B2 JP 3459008B2 JP 2001009758 A JP2001009758 A JP 2001009758A JP 2001009758 A JP2001009758 A JP 2001009758A JP 3459008 B2 JP3459008 B2 JP 3459008B2
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    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クランクシャフト
に対する吸気カムおよび/または排気カムのカム位相を
変更することにより、吸気弁および排気弁が同時に開い
ている期間であるバルブオーバーラップを変更可能な内
燃機関において、燃料噴射量を制御する内燃機関の燃料
噴射制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の燃料噴射制御装置とし
て、特開2000−179381号公報に記載されたも
のが知られている。このエンジンは、カム位相可変機構
を備えている。このカム位相可変機構は、油圧駆動式の
ものであり、油圧を供給されることにより、排気カムシ
ャフトに対する吸気カムシャフトの進角量を表すカム位
相を、目標カム位相になるように変化させる。その際、
カム位相可変機構が油圧駆動式であることにより、カム
位相は瞬時には変化せず、応答遅れを伴って徐々に目標
カム位相に向かって変化する。このため、この燃料噴射
制御装置では、減速時に高負荷から低負荷の運転状態に
移行する際、以下に述べるように、燃料噴射量を増量す
るための増量係数を算出する。すなわち、吸気管内圧に
応じてエンジンの実負荷を算出し、スロットル弁開度お
よびエンジン回転数に応じてエンジンの目標負荷を算出
するとともに、算出したこれらの負荷の偏差に基づい
て、エンジンが高負荷から低負荷への過渡運転状態にあ
るか否かを判別する。また、カム位相が低負荷用の目標
カム位相に向かって減少している(遅角側に変化してい
る)過渡状態にあるか否かを判別する。そして、エンジ
ンおよびカム位相の双方がそのような過渡状態にあると
判別したときには、吸入空気量が増大しているのに応
じ、エンジン回転数、実負荷およびカム位相に応じて増
量係数を算出する。そして、算出した増量係数を用い
て、燃料噴射量を増量制御する。これにより、上述した
カム位相可変機構の応答遅れに起因するエンジンの失火
やエンジンストールが防止され、安定した燃焼状態が確
保される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の内燃機関で
は、カム位相可変機構の応答遅れにより、吸気行程中で
もカム位相が目標カム位相に向かって遅角側に減少し続
けることによって、吸気行程中の実質的なバルブオーバ
ーラップが減少し、内部EGR量が減少する。その結
果、混合気温度が低下し、それに伴い吸気ポートの壁面
温度が低下することにより、吸気ポート壁面の付着燃料
量が増大する。同じ理由により、吸気弁の実質的な開弁
時間が長くなることによって、吸入空気量が増大する。
以上のような燃焼室内の混合気の状態変化は、特に、カ
ム位相と目標カム位相との偏差が大きいときに顕著であ
る。これに対して、上記燃料噴射制御装置は、増量係数
を、エンジン回転数、実負荷およびカム位相に応じて算
出しているにすぎないので、混合気の状態が、吸気行程
中にカム位相が遅角側に減少し続けることにより上記の
ように変化するのに応じて、燃料噴射量を適切に制御で
きず、空燃比が目標空燃比からずれてしまう。その結
果、エンジン出力の低下や、排気ガス特性および燃費の
悪化などを生じることにより、エンジン性能が適切に得
られない。また、上記燃料噴射制御装置は、カム位相が
減少状態にあるときのみに適用されるものであるため、
カム位相が増大状態にあるときには適用することができ
ない。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、カム位相の変更によりバルブオーバーラッ
プが変化する際の燃料噴射量を精度よく制御することが
でき、それにより、機関性能を適切に得ることができる
内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、吸気弁4および排気弁5を
それぞれ開閉する吸気カム6aおよび排気カム7aの少
なくとも一方の、クランクシャフト9に対する位相であ
るカム位相CAINを変更することにより、バルブオー
バーラップを変更可能であるとともに、燃料を吸気ポー
トに噴射する内燃機関3の燃料噴射制御装置1であっ
て、バルブオーバーラップの変化量(カム位相偏差DC
AINT)を検出するバルブオーバーラップ変化量検出
手段(ECU2、カム角センサ20、クランク角センサ
23、ステップ11)と、吸気ポートの壁面温度TCV
Tを検出する壁面温度検出手段(ECU2、水温センサ
22、吸気温センサ24、ステップ17,18)と、内
燃機関3の運転状態(吸気管内絶対圧PBA、エンジン
回転数NE)を検出する運転状態検出手段(ECU2、
吸気管内絶対圧センサ21、クランク角センサ23)
と、検出された運転状態に応じて、燃料噴射量(基本燃
料噴射時間TIMAP)を設定する燃料噴射量設定手段
(ECU2、ステップ1)と、検出されたバルブオーバ
ーラップの変化量(カム位相偏差DCAINT)および
検出された吸気ポートの壁面温度TCVTに応じて、設
定された燃料噴射量(基本燃料噴射時間TIMAP)を
補正する燃料噴射量補正手段(ECU2、ステップ5,
16〜19,21)と、を備え、燃料噴射量補正手段
は、燃料噴射量を、検出されたバルブオーバーラップの
変化量が当該バルブオーバーラップの増大方向を示して
いるときには、減少補正し、検出されたバルブオーバー
ラップの変化量が当該バルブオーバーラップの減少方向
を示しているときには、増大補正することを特徴とす
る。
【0006】この内燃機関では、カム位相を変更するこ
とにより、バルブオーバーラップが変更される。この燃
料噴射制御装置では、燃料噴射量が、検出された運転状
態に応じて設定されるとともに、このように設定された
燃料噴射量が、バルブオーバーラップの変化量および吸
気ポートの壁面温度に応じて補正される。この場合、バ
ルブオーバーラップの変化量は、バルブオーバーラップ
の変化に伴う内部EGR量および吸入空気量の変化状態
を反映するパラメータであるとともに、吸気ポートの壁
面温度は、バルブオーバーラップの変化に伴う吸気ポー
ト壁面の付着燃料量を反映するパラメータである。した
がって、これらに応じて燃料噴射量を補正することによ
り、バルブオーバーラップの連続的な変化に伴う、内部
EGR量、吸入空気量および付着燃料量の変化状態を反
映させながら、燃料噴射量を精度よく制御することがで
きる。それにより、燃焼室内の混合気の実際の状態に応
じた適切な機関性能を得ることができる(なお、本明細
書では、「バルブオーバーラップの変化量の検出」およ
び「吸気ポートの壁面温度の検出」は、これらをセンサ
により直接検出することに限らず、演算により推定する
ことも含む)。また、燃料噴射量は、バルブオーバーラ
ップの変化量がバルブオーバーラップの増大方向を示し
ているときには、減少補正され、バルブオーバーラップ
の減少方向を示しているときには、増大補正される。バ
ルブオーバーラップが増大しているときには、内部EG
R量が増大状態にあるとともに、吸入空気量が減少状態
にあるので、燃料噴射量を減少補正することにより、燃
料噴射量をより一層、精度よく制御できる。これとは逆
に、バルブオーバーラップが減少しているときには、内
部EGR量が減少状態にあるとともに、吸入空気量が増
大状態にあるので、燃料噴射量を増大補正することによ
り、燃料噴射量をより一層、精度よく制御できる。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
内燃機関3の燃料噴射制御装置1において、大気圧PA
を検出する大気圧検出手段(大気圧センサ25)と、検
出された大気圧PAに応じて、燃料噴射量(基本燃料噴
射時間TIMAP)を補正する第2燃料噴射量補正手段
(ECU2、ステップ5,20,21)とをさらに備え
ることを特徴とする。
【0008】一般的に、大気圧が変化するのに伴い、排
気側の背圧が変化することによって、燃焼室内の残留ガ
ス量が変化し、その結果、吸入空気量が変化する。すな
わち、大気圧は吸入空気量を反映するパラメータである
ので、この燃料噴射制御装置によれば、燃料噴射量を、
大気圧に応じて補正することにより、大気圧の変化に伴
う吸入空気量の変化状態を反映させながら、より適切に
算出することができ、その結果、燃料噴射量をさらに精
度よく制御することができる。
【0009】
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の一実施形態に係る内燃機関の燃料噴射制御装置につ
いて説明する。図1は、本実施形態の内燃機関の燃料噴
射制御装置1の概略構成を示している。同図に示すよう
に、この燃料噴射制御装置1は、ECU2を備えてい
る。このECU2は、後述するように、内燃機関(以下
「エンジン」という)3の運転状態に応じて燃料噴射制
御などを実行する。
【0012】エンジン3は、4サイクルDOHC型ガソ
リンエンジンであり、吸気カムシャフト6および排気カ
ムシャフト7を備えている。吸気カムシャフト6は、吸
気弁4を開閉駆動する吸気カム6aを有し、排気カムシ
ャフト7は、排気弁5を開閉駆動する排気カム7aを有
している。これらの吸気および排気カムシャフト6,7
は、図示しないタイミングベルトを介してクランクシャ
フト9に連結されており、クランクシャフト9が2回転
するごとに1回転する。吸気カムシャフト6の一端部に
は、カム位相可変機構8(VTC)が設けられている。
【0013】このカム位相可変機構8は、油圧を供給さ
れることによって作動し、クランクシャフト9に対する
吸気カム6aの位相(以下、単に「カム位相」という)
CAINを無段階に進角または遅角させることにより、
吸気弁4の開弁および閉弁タイミングを早めまたは遅ら
せるものである。この場合、吸気弁4の開弁タイミング
を早めると、吸気弁4と排気弁5のバルブオーバーラッ
プが増大する一方、開弁タイミングを遅らせると、バル
ブオーバーラップが減少する。
【0014】また、カム位相可変機構8には、電磁制御
弁10が接続されている。この電磁制御弁10は、EC
U2からの駆動信号によって駆動され、その駆動信号の
デューティ比DOUTに応じて、エンジン3の潤滑系の
油圧ポンプ(図示せず)からの油圧をカム位相可変機構
8に供給する。これにより、カム位相可変機構8は、カ
ム位相CAINを進角または遅角させる。
【0015】また、吸気カムシャフト6のカム位相可変
機構8と反対側の端部には、カム角センサ20が設けら
れている。このカム角センサ20(バルブオーバーラッ
プ変化量検出手段)は、例えばマグネットロータおよび
MREピックアップで構成されており、吸気カムシャフ
ト6の回転に伴い、パルス信号であるCAM信号を所定
のカム角(例えば1゜)ごとにECU2に出力する。
【0016】一方、エンジン3の吸気管11のスロット
ルバルブ12よりも下流側には、インジェクタ13およ
び吸気管内絶対圧センサ21が設けられている。インジ
ェクタ13は、図示しない吸気ポートに臨んで配置され
ており、ECU2からの駆動信号によって駆動され、燃
料を吸気ポート付近に噴射する。吸気管内絶対圧センサ
21(運転状態検出手段)は、例えば半導体圧力センサ
などで構成され、吸気管11内の吸気管内絶対圧PBA
を検出し、その検出信号をECU2に出力する。
【0017】さらに、エンジン3の本体には、例えばサ
ーミスタなどで構成された水温センサ22が取り付けら
れている。水温センサ22(壁面温度検出手段)は、エ
ンジン3のシリンダブロック内を循環する冷却水の温度
であるエンジン水温TWを検出し、その検出信号をEC
U2に出力する。
【0018】また、エンジン3のクランクシャフト9に
は、クランク角センサ23が設けられている。クランク
角センサ23(バルブオーバーラップ変化量検出手段、
運転状態検出手段)は、クランクシャフト9の回転に伴
い、いずれもパルス信号であるCRK信号およびTDC
信号をECU2に出力する。
【0019】CRK信号は、所定のクランク角(例えば
30゜)ごとに1パルスが出力される。ECU2は、こ
のCRK信号に応じ、エンジン3の回転数(以下「エン
ジン回転数」という)NEを算出するとともに、CRK
信号と前述したカム角センサ20によるCAM信号に応
じ、カム位相CAINを算出する。また、TDC信号
は、各気筒のピストン14が吸入行程開始時のTDC
(上死点)位置よりも若干、手前の所定クランク角度位
置にあることを表す信号であり、所定クランク角ごとに
1パルスが出力される。
【0020】さらに、ECU2には、吸気温センサ24
(壁面温度検出手段)および大気圧センサ25(大気圧
検出手段)が接続されている。これらの吸気温センサ2
4および大気圧センサ25はそれぞれ、吸気温TAおよ
び大気圧PAを検出し、その検出信号をECU2に出力
する。
【0021】ECU2(バルブオーバーラップ変化量検
出手段、壁面温度検出手段、運転状態検出手段、燃料噴
射量設定手段、燃料噴射量補正手段、第2燃料噴射量補
正手段)は、I/Oインターフェース、CPU、RAM
およびROMなどからなるマイクロコンピュータで構成
されている。CPUには、I/Oインターフェースを介
して、前述したセンサ20〜25の検出信号などがそれ
ぞれ入力される。ECU2は、これらの入力信号に応じ
て、エンジン3の運転状態を判別するとともに、後述す
るように、ROMに予め記憶された制御プログラムやR
AMに記憶されたデータなどに従って、電磁制御弁10
のデューティ比DOUTやインジェクタ13の燃料噴射
時間TOUTなどを決定する。さらに、これらのデュー
ティ比DOUTや燃料噴射時間TOUTなどに基づく駆
動信号を出力することによって、カム位相CAINや燃
料噴射などを制御する。
【0022】以下、ECU2が実行する燃料噴射制御処
理について説明する。図2は、燃料噴射制御処理のフロ
ーチャートを示している。この処理は、燃料噴射時間T
OUTを算出するものであり、TDC信号の入力に同期
して実行される。
【0023】図2に示すように、本処理では、まず、ス
テップ1(図では「S1」と略す。以下同様)におい
て、検出されたエンジン回転数NEおよび吸気管内絶対
圧PBAに応じ、図示しないマップを検索することによ
り、基本燃料噴射時間TIMAP(燃料噴射量)を算出
する。この場合、マップとして例えば3つのマップ(図
示せず)が用意されており、これらの3つのマップは、
カム位相CAINが最遅角位置であるときに用いる最遅
角位置用のものと、カム位相CAINが最適なトルクを
得ることができる最適トルク位置にあるときに用いる最
適トルク位置用のものと、カム位相CAINが最適な燃
費を得ることができる最適燃費位置にあるときに用いる
最適燃費位置用のもので構成されている。これらのカム
位相CAINの最適トルク位置および最適燃費位置は、
エンジン3の暖機終了後、所定の運転状態になった時点
で設定される。基本燃料噴射時間TIMAPは、エンジ
ン回転数NEおよび吸気管内絶対圧PBAに応じて各マ
ップを検索するとともに、最遅角位置、最適トルク位置
および最適燃費位置の3つの位置のうちの該当するもの
と、そのときの実際のカム位相CAINの値との関係に
応じて補間演算することにより、算出される。
【0024】次に、ステップ2で、総補正係数KTOT
ALを算出する。この総補正係数KTOTALは、エン
ジン3の運転状態を表す各種のパラメータ(例えば吸気
温TA、大気圧PAおよびエンジン回転数NEなど)に
応じて算出した各種の補正係数(例えば吸気温補正係数
KTA、大気圧補正係数KPAおよび充填効率補正係数
KETCなど)を互いに乗算することにより、算出され
る。
【0025】次いで、ステップ3で、VTC総補正係数
KDVTCを算出する。その算出処理の具体的な内容に
ついては、後述する。
【0026】次に、ステップ4で、総補正項TTOTA
Lを算出する。この総補正項TTOTALは、エンジン
3の運転状態を表す各種のパラメータに応じて算出した
各種の補正項(例えば吸気温補正項TTAおよび大気圧
補正項TPAなど)を互いに加算することにより、算出
される。
【0027】次いで、以上のステップ1〜4の算出結果
を用い、ステップ5で、下式(1)により燃料噴射時間
TOUTを算出し、本処理を終了する。 TOUT=TIMAP×KTOTAL×KDVTC+TTOTAL+TIVB ……(1) ここで、TIVBは、バッテリ電圧に応じて算出した無
効補正時間である。
【0028】次に、図3を参照しながら、前記ステップ
3のVTC総補正係数KDVTCの算出処理について説
明する。この処理では、まず、ステップ10において、
エンジン3が始動モードにあるか否かを判別する。この
判別結果がYESで、始動モードにあるときには、ステ
ップ22に進み、VTC総補正係数KDVTCを値1.
0に設定して、後述するステップ23に進む。一方、こ
の判別結果がNOで、始動モード以外の運転モードにあ
るときには、ステップ11に進み、カム位相の今回値C
AINと前回値CAINTとの偏差をカム位相偏差DC
AINT(バルブオーバーラップの変化量を表すパラメ
ータ)として算出する。
【0029】次いで、ステップ12に進み、目標カム位
相の今回値CAINCMDと前回値CAINCMDTと
の偏差を目標カム位相偏差DCAINCMTとして算出
する。この場合、目標カム位相CAINCMDは、図示
しない算出処理において、エンジン回転数NEおよび吸
気管内絶対圧PBAに応じ、図示しないマップを検索す
ることにより算出される。
【0030】次に、ステップ13に進み、ステップ11
で算出したカム位相偏差DCAINTの絶対値が所定値
DCAINTLT以上であるか否かを判別する。この判
別結果がYESで、カム位相の変化が大きいときには、
ステップ14に進み、カム位相変化量DCAINをカム
位相偏差DCAINTに設定した後、後述するステップ
16に進む。
【0031】一方、この判別結果がNO、すなわちカム
位相の変化がかなり小さいときには、ステップ15に進
み、カム位相変化量DCAINを目標カム位相偏差DC
AINCMTに設定した後、ステップ16に進む。これ
は、後述するように、このカム位相変化量DCAINが
燃料噴射制御に用いられるとともに、カム位相の変化が
かなり小さいときには、カム位相偏差DCAINTがば
らつきやすいことから、そのようなカム位相偏差DCA
INTに基づいてカム位相変化量DCAINを設定する
と、燃料噴射制御が不安定になるので、これを防止する
ためである。
【0032】次に、ステップ16で、カム位相変化量D
CAINに応じ、図4に示すDCAIN−KDCAテー
ブルを検索することにより、カム位相変化量補正係数K
DCAを算出する。
【0033】同図に示すように、このDCAIN−KD
CAテーブルでは、カム位相変化量補正係数KDCA
は、カム位相変化量DCAINが大きいほど、より小さ
い値に設定されており、具体的には、カム位相変化量D
CAINが値0のときに値1.0に、カム位相変化量D
CAINが正値の範囲では値1.0よりも小さい値に、
負値の範囲では値1.0よりも大きい値にそれぞれ設定
されている。これは、カム位相変化量DCAINが正値
のときには、バルブオーバーラップが増大していること
により、内部EGR量が増大状態にあり且つ吸入空気量
が減少状態にあるのに対応して、燃料噴射時間をより短
くなるように補正するためであり、カム位相変化量DC
AINが負値のときには逆に、バルブオーバーラップが
減少していることにより、内部EGR量が減少状態にあ
り且つ吸入空気量が増大状態にあるのに対応して、燃料
噴射時間をより長くなるように補正するためである。
【0034】次いで、ステップ17に進み、エンジン回
転数NEおよび吸気管内絶対圧PBAに応じ、図示しな
いマップを検索することにより、吸入空気流速KTCV
Tを算出した後、ステップ18に進み、下式(2)によ
り、吸気ポートの壁面温度(以下「ポート壁面温度」と
いう)TCVTを算出する。 TCVT=KTCVT×TA+(1−KTCVT)×TW ……(2)
【0035】次に、ステップ19に進み、ステップ18
で算出したポート壁面温度TCVTに応じ、図5に示す
TCVT−KTCDCAテーブルを検索することによ
り、ポート壁面温度補正係数KTCDCAを算出する。
同図に示すように、このTCVT−KTCDCAテーブ
ルでは、ポート壁面温度補正係数KTCDCAは、ポー
ト壁面温度TCVTが高いほど、より小さい値に設定さ
れている。これは、燃料が吸気ポート付近に噴射された
際、ポート壁面温度TCVTが高いほど、燃料の揮発が
促進されることにより、吸気ポート壁面に付着する付着
燃料量が少なくなるのに伴い、燃焼室内に流入する燃料
量が増大するのに対応して、燃料噴射時間をより短くな
るように補正するためである。
【0036】次に、ステップ20に進み、大気圧PAに
応じ、図6に示すPA−KPADCAテーブルを検索す
ることにより、大気圧補正係数KPADCAを算出す
る。同図に示すように、このPA−KPADCAテーブ
ルでは、大気圧補正係数KPADCAは、大気圧PAが
低いほど、より大きくなるように設定されている。これ
は、大気圧PAが低いほど、すなわち高地であるほど、
排気側の背圧が低下し、燃焼室内の残留ガス量が減少す
ることにより、吸入空気量が増大するのに対応して、燃
料噴射時間がより長くなるように補正するためである。
【0037】次いで、ステップ21に進み、ステップ1
6,19,20でそれぞれ算出したカム位相変化量補正
係数KDCA、ポート壁面温度補正係数KTCDCAお
よび大気圧補正係数KPADCAの積を、VTC総補正
係数KDVTCとして設定する(KDVTC←KDCA
×KTCDCA×KPADCA)。
【0038】このステップ21または前記ステップ22
に続くステップ23では、カム位相の今回値CAINを
前回値CAINTとして、目標カム位相の今回値CAI
NCMDを前回値CAINCMDTとしてそれぞれ設定
し、本処理を終了する。
【0039】図7は、以上の燃料噴射制御処理によって
得られる結果の一例を示すタイミングチャートであり、
目標カム位相CAINCMDが一定の進角速度で進角す
るように設定される例を示している。なお、同図におい
て、目標カム位相偏差DCAINCMT、カム位相変化
量補正係数KDCAおよびカム位相偏差DCAINTに
ついては、その変化する部分の傾きは、理解の容易化の
ために実際の傾きよりも緩やかに表されている。
【0040】同図に示すように、まず、目標カム位相C
AINCMDの進角が開始されると(時刻t1)、これ
に伴い目標カム位相偏差DCAINCMTが一定の正値
として算出され、これに応じて図4のテーブルより求め
られるカム位相変化量補正係数KDCAが値1.0より
も小さな一定値として算出される。そして、カム位相可
変機構8の応答遅れにより、カム位相CAINは、目標
カム位相CAINCMDの進角開始よりも遅いタイミン
グ(時刻t2)で進角を開始し、これに伴いカム位相偏
差DCAINTが正値として算出される。
【0041】そして、カム位相偏差DCAINTが所定
値DCAINTLT以上になった時点(時刻t3)で、
図3のステップ13の判別結果がYESになることによ
り、その後、カム位相変化量補正係数KDCAは、カム
位相偏差DCAINTに応じて算出されるようになるこ
とによって、より大きな値になる。そして、カム位相偏
差DCAINTの増大に伴い、カム位相変化量補正係数
KDCAが減少した後、カム位相偏差DCAINTおよ
びカム位相変化量補正係数KDCAが一定値として算出
される。そして、目標カム位相CAINCMDの進角が
終了し(時刻t4)、それに伴い目標カム位相偏差DC
AINCMTが値0として算出される。これに遅れてカ
ム位相CAINの進角が終了し(時刻t5)、これに伴
い、カム位相偏差DCAINTが減少し、上記とは逆
に、所定値DCAINTLTよりも小さくなった時点
(時刻t6)で、カム位相変化量補正係数KDCAが値
1.0として算出される。
【0042】以上のように、目標カム位相CAINCM
Dが進角されるときには、カム位相変化量補正係数KD
CAが値1.0よりも小さい値に設定されることによ
り、燃料噴射時間TOUTはより小さな値に設定され
る。これとは逆に、図示はしないが、目標カム位相CA
INCMDが遅角されるときには、カム位相変化量補正
係数KDCAが値1.0よりも大きい値に設定されるこ
とにより、燃料噴射時間TOUTはより大きな値に設定
される。
【0043】以上のように、本実施形態の燃料噴射制御
装置1によれば、燃料噴射時間TOUTは、エンジン回
転数NEおよび吸気管内絶対圧PBAに応じて算出した
基本燃料噴射時間TIMAPに、カム位相変化量補正係
数KDCA、ポート壁面温度補正係数KTCDCAおよ
び大気圧補正係数KPADCAの積であるVTC総補正
係数KDVTCを乗算することにより、算出される。
【0044】この場合、カム位相変化量補正係数KDC
Aは、カム位相偏差DCAINTの絶対値が所定値DC
AINTLT以上のときには、このカム位相偏差DCA
INT、すなわちバルブオーバーラップの変化量を表す
パラメータに応じて算出されるので、バルブオーバーラ
ップの連続的な変化に伴う内部EGR量および吸入空気
量の変化状態を逐次、適切に反映させながら、燃料噴射
時間TOUTを算出することができる。特に、カム位相
変化量補正係数KDCAは、カム位相偏差DCAINT
が大きいほど、より小さい値に設定される。その結果、
燃料噴射時間TOUTは、カム位相偏差DCAINTが
正値のとき、すなわちバルブオーバーラップが増大して
いるときには、内部EGR量が増大状態にあり且つ吸入
空気量が減少状態にあるのに対応して、より短くなるよ
うに適切に補正される。一方、カム位相偏差DCAIN
Tが負値のとき、すなわちバルブオーバーラップが減少
しているときには、燃料噴射時間TOUTは、内部EG
R量が減少状態にあり且つ吸入空気量が増大状態にある
のに対応して、より長くなるように適切に補正される。
【0045】また、ポート壁面温度補正係数KTCDC
Aを用いることにより、バルブオーバーラップの変化に
伴うポート壁面温度の変化、すなわち吸気ポート壁面の
付着燃料量の変化状態を逐次、適切に反映させながら、
燃料噴射時間TOUTを算出することができる。さら
に、大気圧補正係数KPADCAを用いることにより、
大気圧PAの変化に伴う吸入空気量の変化状態を逐次、
反映させながら、燃料噴射時間TOUTを適切に算出す
ることができる。以上により、燃料噴射量を精度よく制
御することができる。
【0046】なお、前述した実施形態においては、カム
位相可変機構8により、吸気カム6aのカム位相CAI
Nを制御する例について説明したが、カム位相可変機構
により、排気カム7aのクランクシャフト9に対する位
相であるカム位相を制御するようにしてもよい。この場
合にも、排気カム7aのカム位相の変化量すなわちバル
ブオーバーラップの変化量に応じて、燃料噴射制御を行
うことにより、前記と同様の効果を得ることができる。
また、吸気カム6aおよび排気カム7aのカム位相を双
方とも制御してもよいことは言うまでもない。
【0047】さらに、運転状態を表すパラメータは、エ
ンジン回転数NEおよび吸気管内絶対圧PBAに限ら
ず、吸気温度TAなどの運転状態を表すものであればよ
い。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明の内燃機関の燃料
噴射制御装置によれば、カム位相の変更によりバルブオ
ーバーラップが変化する際の燃料噴射量を精度よく制御
することができ、それにより、機関性能を適切に得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る燃料噴射制御装置お
よびこれを適用した内燃機関の概略構成を示す図であ
る。
【図2】燃料噴射制御装置による燃料噴射制御処理を示
すフローチャートである。
【図3】図2のステップ3の具体的な内容を示すフロー
チャートである。
【図4】カム位相変化量補正係数KDCAの算出に用い
るDCAIN−KDCAテーブルの一例を示す図であ
る。
【図5】ポート壁面温度補正係数KTCDCAの算出に
用いるTCVT−KTCDCAテーブルの一例を示す図
である。
【図6】大気圧補正係数KPADCAの算出に用いるP
A−KPADCAテーブルの一例を示す図である。
【図7】図2の制御処理を実行した際のカム位相変化量
補正係数KDCAなどの推移の一例を示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1 燃料噴射制御装置 2 ECU(バルブオーバーラップ変化量検出手段、
壁面温度検出手段、運転状態検出手段、燃料噴射量設定
手段、燃料噴射量補正手段、第2燃料噴射量補正手段) 3 内燃機関 4 吸気弁 5 排気弁 6a 吸気カム 7a 排気カム 8 カム位相可変機構 9 クランクシャフト 20 カム角センサ(バルブオーバーラップ変化量検
出手段) 21 吸気管内絶対圧センサ(運転状態検出手段) 22 水温センサ(壁面温度検出手段) 23 クランク角センサ(運転状態検出手段、バルブ
オーバーラップ変化量検出手段) 24 吸気温センサ(壁面温度検出手段) 25 大気圧センサ(大気圧検出手段) CAIN カム位相 DCAIN カム位相偏差(バルブオーバーラップの
変化量を表すパラメータ) NE 機関回転数(運転状態を表すパラメータ) PBA 吸気管内絶対圧(運転状態を表すパラメー
タ) PA 大気圧 TIMAP 基本燃料噴射時間(燃料噴射量) TCVT 吸気ポートの壁面温度
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02D 45/00 360 F02D 45/00 360B 360H (56)参考文献 特開 平10−331612(JP,A) 特開2000−120430(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 13/02 F02D 41/02 - 45/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気弁および排気弁をそれぞれ開閉する
    吸気カムおよび排気カムの少なくとも一方の、クランク
    シャフトに対する位相であるカム位相を変更することに
    より、バルブオーバーラップを変更可能であるととも
    に、燃料を吸気ポートに噴射する内燃機関の燃料噴射制
    御装置であって、 前記バルブオーバーラップの変化量を検出するバルブオ
    ーバーラップ変化量検出手段と、 前記吸気ポートの壁面温度を検出する壁面温度検出手段
    と、 前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段
    と、 当該検出された運転状態に応じて、燃料噴射量を設定す
    る燃料噴射量設定手段と、 前記検出されたバルブオーバーラップの変化量および前
    記検出された吸気ポートの壁面温度に応じて、前記設定
    された燃料噴射量を補正する燃料噴射量補正手段と、 を備え 当該燃料噴射量補正手段は、前記燃料噴射量を、前記バ
    ルブオーバーラップの変化量が当該バルブオーバーラッ
    プの増大方向を示しているときには、減少補正し、前記
    バルブオーバーラップの変化量が当該バルブオーバーラ
    ップの減少方向を示しているときには、増大補正す るこ
    とを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
  2. 【請求項2】 大気圧を検出する大気圧検出手段と、 当該検出された大気圧に応じて、前記燃料噴射量を補正
    する第2燃料噴射量補正手段とをさらに備えることを特
    徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装
    置。
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