JP3458723B2 - 廃プラスチックの乾式比重形状分離方法 - Google Patents

廃プラスチックの乾式比重形状分離方法

Info

Publication number
JP3458723B2
JP3458723B2 JP30652798A JP30652798A JP3458723B2 JP 3458723 B2 JP3458723 B2 JP 3458723B2 JP 30652798 A JP30652798 A JP 30652798A JP 30652798 A JP30652798 A JP 30652798A JP 3458723 B2 JP3458723 B2 JP 3458723B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastics
plastic
specific gravity
waste plastic
separation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30652798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000126692A (ja
Inventor
輝生 立福
茂樹 山崎
敏彦 岩▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
JFE Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Engineering Corp filed Critical JFE Engineering Corp
Priority to JP30652798A priority Critical patent/JP3458723B2/ja
Publication of JP2000126692A publication Critical patent/JP2000126692A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3458723B2 publication Critical patent/JP3458723B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、一般および産業
廃棄物中のプラスチック系廃棄物の分別に関し、廃プラ
スチック中の塩素含有プラスチックの分離、また、廃プ
ラスチックを材質ごとに分離する方法に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】一般および産業廃棄物中のプラスチック
系廃棄物は、その処理対策において、これを焼却すれ
ば、塩素含有プラスチック{ポリ塩化ビニル(PV
C)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)等}が原因で有
毒ガスを排出し、また、高炉吹き込みにおいては、塩素
含有プラスチックの許容含有率が1%以下でなければな
らないため、高炉吹き込みの原料として再利用に供する
ことができない。また、埋立処分においては容積率が大
きいため広大な土地を必要とする。 【0003】混合廃プラスチックの分離方法としては、
シンクフロート、液体サイクロン、湿式縦型分離装置お
よび遠心分離装置といった湿式分離方法と、近赤外線や
X線の吸収等による乾式分離方法とが知られている。湿
式分離方法では、比重が水より軽いポリエチレン(P
E)やポリプロピレン(PP)と、水より比重が重いポ
リスチレン(PS)やPVCや紙等とを分離することは
可能であるが、水より比重が重いPVCと紙との分離は
不可能である(PSを浮上分離させるためには、比重
1.2程度の重液を使用しなくてはならない)。このた
め、PVCおよび紙については、埋め立て処分している
のが現状である。更に、湿式分離には水等の比重液を使
用するため、廃水処理が不可欠であり、また、分離した
プラスチックの乾燥が必要である。 【0004】一方、乾式分離では、フィルム系のプラス
チックの整列が困難であり、処理量が低い。また、風力
選別および振動篩等の乾式分離においては、プラスチッ
クと金属等とのように比重差の大きなものについては分
離が可能であるが、同じプラスチックであるPEとPV
C等のように、比重の接近したものについては分離が困
難である。 【0005】また、プラスチック系廃棄物内には比重形
状差の異なる成分が多成分あり、これらから目的の成分
(例えば、PVC)のみを分離するには装置を多段に使
用する必要がある。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】従って、この発明の目
的は、上述したような問題を有する廃プラスチックの分
離において、特に、一般および産業廃棄物中に含まれる
塩素含有プラスチックを比重差形状差によって他のプラ
スチックと乾式で分離する方法を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
塔の下面から上昇空気流を流入可能なエアジグを用い、
前記塔内の廃プラスチックに前記上昇空気流を噴射して
前記廃プラスチックの流動層を構成し、前記流動層の下
方から流入される前記上昇空気流を脈動させて前記廃プ
ラスチックを振動し、且つ、前記上昇空気流の脈動間隔
を経時的に変化させることに特徴を有するものである。 【0008】本発明方法によれば、空気流の脈動間隔を
経時的に変化させることにより、プラスチックの多様な
分離の目的に応じることができる。即ち、一般および産
業廃棄物中のプラスチックから塩素含有プラスチックを
のみを分離することができる。これにより、高炉吹き込
み原料や焼却用途に供することができる。 【0009】また、一般および産業廃棄物中のプラスチ
ックからフィルム系の形状のプラスチック等を分離する
ことができる。 【0010】 【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。図1および図2は、この発
明の実施の形態に係る乾式分離装置の概要を示す説明
図、図3は、この発明の実施の形態に係るプラスチック
の分離状況を示す説明図、図4は、脈動空気のパルス間
隔を示す説明図である。 【0011】図1に示すように、乾式分離装置1はエア
ジグの塔1aの下面に分離板(図示せず)を有し、塔1
aの外部には空気を脈動させる脈動発生装置4が設けら
れている。脈動発生装置4から分離板を通して脈動空気
5が上方に向けて流入し、空気流速を整流する整流層3
を有する流動層2が構成される。流動層2に設けられた
整流層3には、ガラスビーズなどの細かい粒子が使用さ
れている。 【0012】図2に示すように、一般および産業廃棄物
中に含まれるプラスチックごみ(混合プラスチック6)
を供給口8より乾式分離装置1に供給し、下から上に向
かって、脈動発生装置4によって適当な脈動空気流5を
流入する。図中矢印7は空気吹き出し方向である。脈動
空気流5を流入することによって、プラスチックはそれ
ぞれの比重差によって層になって、図3に示すように、
異種のプラスチック、例えばAとBとに分離される。フ
ィルム系プラスチックを分離する場合においては、フィ
ルム系プラスチックをあらかじめ適当な大きさに破砕
し、あるいは、所定の方法で構成物をバラバラにした
後、分離を実施する。 【0013】空気の吹き出し流速を、例えば、0〜20
m/sとし、脈動数を、0〜60000パルス/min
の範囲で適当に調整することによって、プラスチックは
それぞれの比重差によって層になって、図3に示すよう
に、AとBとの2種のプラスチックに分離される。例え
ば、PVCのみの分離、あるいは、フィルム系の形状の
プラスチックの分離のように、所望の分離を行うことが
できる。図4に示すように、パルス間隔を時間の経過と
ともに、狭くまたは広く変化させることにより、プラス
チックの成層化を制御し、所望の層をつくることができ
る。 【0014】塔1aには、分離したプラスチックAとB
とを分けるシャッター式等の弁または仕切板、および、
複数の取出し口(以上図示せず)が設けられ、ガス吸引
等によって、分離したプラスチックAとBとをそれぞれ
に取出すことができる。このように、1つの乾式分離装
置で、複数種のプラスチックを個別に取出すことができ
る。 【0015】 【実施例】次に、この発明を実施例によって説明する。
図1、2に示す乾式分離装置を用い、PVCおよびPV
DCが約8%混入している一般および産業廃棄物中のプ
ラスチックごみから塩素含有プラスチックを分離した。
その結果、PVCおよびPVDCの含有率が0.4%以
下で、高炉吹き込み等の原料として許容含有率以下のプ
ラスチックを得ることができた。 【0016】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、下記に示す有用な効果がもたらされる。 (1)流動層と脈動空気とを組合わせ、更に、塔径を多
段にすることによって乾式により、1つの装置によって
複数多種のプラスチックを分離することができ、特に、
上昇空気の脈動間隔を経時的に変化させてプラスチック
の成層を制御することにより、空気の流量および流速等
との選択によって、分別の目的に応じて高効率で分離す
ることができる。 (2)一般および産業廃棄物中の廃プラスチック中に混
入している塩素含有プラスチックを高効率で分離するこ
とにより、塩素含有プラスチック含有率が許容値以下の
プラスチック混合物を得ることができ、高炉吹き込み等
の原料として再利用に供することができる。 (3)埋め立て処分される廃棄物の量を減らすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施の形態に係る乾式分離装置の概
要を示す説明図である。 【図2】この発明の実施の形態に係る乾式分離装置の概
要を示す説明図である。 【図3】この発明の実施の形態に係るプラスチックの分
離状況を示す説明図である。 【図4】この発明の実施の形態に係る脈動空気のパルス
間隔を示す説明図である。 【符号の説明】 1 乾式分離装置 1a 塔 2 流動層 3 整流層 4 脈動発生装置 5 脈動空気 6 混合プラスチック 7 空気吹き出し方向 8 供給口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−328541(JP,A) 実開 昭62−1791(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B07B 1/00 - 15/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 塔の下面から上昇空気流を流入可能なエ
    アジグを用い、前記塔内の廃プラスチックに前記上昇空
    気流を噴射して前記廃プラスチックの流動層を構成し、
    前記流動層の下方から流入される前記上昇空気流を脈動
    させて前記廃プラスチックを振動し、且つ、前記上昇空
    気流の脈動間隔を経時的に変化させることを特徴とする
    廃プラスチックの乾式比重形状分離方法。
JP30652798A 1998-10-28 1998-10-28 廃プラスチックの乾式比重形状分離方法 Expired - Fee Related JP3458723B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30652798A JP3458723B2 (ja) 1998-10-28 1998-10-28 廃プラスチックの乾式比重形状分離方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30652798A JP3458723B2 (ja) 1998-10-28 1998-10-28 廃プラスチックの乾式比重形状分離方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000126692A JP2000126692A (ja) 2000-05-09
JP3458723B2 true JP3458723B2 (ja) 2003-10-20

Family

ID=17958105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30652798A Expired - Fee Related JP3458723B2 (ja) 1998-10-28 1998-10-28 廃プラスチックの乾式比重形状分離方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3458723B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000126692A (ja) 2000-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3458723B2 (ja) 廃プラスチックの乾式比重形状分離方法
JP3508580B2 (ja) 廃プラスチックの乾式比重形状分離方法
JP3458724B2 (ja) 廃プラスチックの乾式比重形状分離方法
JPH06339643A (ja) 不均質プラスチック材料を均質画分に選別する方法及びその装置
JP2000126689A (ja) 塔径を多段にした廃プラスチックの乾式比重形状分離方法
JP3482890B2 (ja) 分離した廃プラスチックの取出し方法
JP3612327B1 (ja) 軽量廃材選別装置および混合廃材の選別方法
JP3264201B2 (ja) プラスチックの乾式分離方法
JP3508581B2 (ja) 高温流体を用いた廃プラスチックの乾式比重形状分離方法
JP2001212518A (ja) プラスチックの分離方法
JP3498598B2 (ja) エアテーブル型乾式比重形状分離装置の邪魔板
JP2018094542A (ja) 乾式比重差選別装置。
JP3478115B2 (ja) 乾式比重形状分離方法
JP2000288422A (ja) 混合プラスチックの分別方法と装置
JP3385958B2 (ja) プラスチックの乾式比重形状分離方法
JP3482889B2 (ja) 廃プラスチックの乾式比重形状分離方法
JP2935383B2 (ja) 破砕プラスチックの比重分別方法及び装置
JP2983522B1 (ja) 上昇水流を利用した選別装置
JP3385959B2 (ja) プラスチックの乾式比重形状分離方法
JPH09150417A (ja) 廃棄プラスチックの比重分離装置および方法
JP2001212520A (ja) プラスチックの分離方法
JP3271043B2 (ja) 混合物選別装置
Beeckmans et al. Continuous separation of solids in a mechanically fluidized bed
JP3266868B2 (ja) 廃プラスチックの分別装置
JP2006297169A (ja) 非鉄廃材選別装置およびこれを用いた非鉄廃材選別システム

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees