JP3482890B2 - 分離した廃プラスチックの取出し方法 - Google Patents

分離した廃プラスチックの取出し方法

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輝生 立福
茂樹 山崎
敏彦 岩▲崎▼
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    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般および産業
廃棄物中のプラスチック系廃棄物の分別に関し、乾式比
重形状分離装置によって分別した廃プラスチックをそれ
ぞれ装置から取出す方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般および産業廃棄物中のプラスチック
系廃棄物は、その処理対策において、これを焼却すれ
ば、塩素含有プラスチック{ポリ塩化ビニル(PV
C)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)等}が原因で有
毒ガスを排出し、また、高炉吹き込みにおいては、塩素
含有プラスチックの許容含有率が1%以下でなければな
らないため、高炉吹き込みの原料として再利用に供する
ことができない。また、埋立処分においては容積率が大
きいため広大な土地を必要とする。
【0003】混合廃プラスチックの分離方法としては、
シンクフロート、液体サイクロン、湿式縦型分離装置お
よび遠心分離装置といった湿式分離方法と、近赤外線や
X線の吸収等による乾式分離方法とが知られている。湿
式分離方法では、比重が水より軽いポリエチレン(P
E)やポリプロピレン(PP)と、水より比重が重いポ
リスチレン(PS)やPVCや紙等とを分離することは
可能であるが、水より比重が重いPVCと紙との分離は
不可能である(PSを浮上分離させるためには、比重
1.2程度の重液を使用しなくてはならない)。このた
め、PVCおよび紙については、埋め立て処分している
のが現状である。更に、湿式分離には水等の比重液を使
用するため、廃水処理が不可欠であり、また、分離した
プラスチックの乾燥が必要である。
【0004】一方、乾式分離では、フィルム系のプラス
チックの整列が困難であり、処理量が低い。また、風力
選別および振動篩等の乾式分離においては、プラスチッ
クと金属等とのように比重差の大きなものについては分
離が可能であるが、同じプラスチックであるPEとPV
C等のように、比重の接近したものについては分離が困
難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、この発明の目
的は、一般および産業廃棄物中に含まれる塩素含有プラ
スチックやその他のプラスチックを乾式比重形状分離装
置によって分離する方法において、分離した廃プラスチ
ックをそれぞれに取出す方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
塔の下面から上昇空気流を流入可能なエアジグを用い、
前記塔内を上下に遮断状態または非遮断状態に切替え可
能な遮断手段を設け、前記遮断手段を非遮断状態に保持
し、前記塔内の廃プラスチックに前記上昇空気流を噴射
して前記廃プラスチックの流動層を構成し、且つ、前記
流動層の下方から流入される前記上昇空気流を脈動させ
て前記廃プラスチックを振動して、廃プラスチックを種
類別に上下に分離し、次いで、前記遮断手段を遮断状態
切替えて分離した廃プラスチックを前記遮断手段によ
って遮断し、次いで、前記塔の上下にそれぞれ設けた取
出口から上下に分離した廃プラスチックをそれぞれ取出
すことに特徴を有するものである。
【0007】請求項2記載の発明は、前記遮断手段とし
て、前記塔内において水平状態または鉛直状態に切替え
可能であり、鉛直状態に保持することにより非遮断状態
となり、水平状態に保持することにより前記塔内を上下
に遮断可能な仕切板を設けたことに特徴を有するもので
ある。
【0008】請求項3記載の発明は、前記遮断手段とし
て、前記塔内において絞り込み状態または開放状態に切
替え可能であり、開放状態で非遮断状態となり、絞り込
み状態で前記塔内を上下に遮断可能なシャッター型の弁
を設けたことに特徴を有するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の
形態に係る乾式分離装置の概要を示す説明図、図2は、
乾式分離装置の分離中の仕切板の位置を示す説明図であ
る。
【0010】図1および図2に示すように、乾式分離装
置1はエアジグの塔1aの下面に分離板(図示せず)を
有し、塔1aの外部には空気を脈動させる脈動発生装置
4が設けられている。脈動発生装置4から分離板を通し
て脈動空気5が上方に向けて流入し、空気流速を整流す
る整流層3を有する流動層2が構成される。流動層2に
設けられた整流層3には、ガラスビーズなどの細かい粒
子が使用されている。
【0011】一般および産業廃棄物中に含まれるプラス
チックごみ(混合プラスチック6)を供給口8より乾式
分離装置1に供給し、下から上に向かって、脈動発生装
置4によって適当な脈動空気流5を流入する。図中矢印
7は空気吹き出し方向である。脈動空気流5を流入する
ことによって、プラスチックはそれぞれの比重差によっ
て層になって、図1に示すように、異種のプラスチッ
ク、例えばAとBとに分離される。分離を行うに当た
り、プラスチックの種類に応じて、空気の脈動数、上昇
空気の流量および流速等を適当に変化させることによっ
て、所望のプラスチックを分離することができる。
【0012】一般に流動層から固体(粒子)などを抜き
出す場合、図3に示すように流動層下部に取出口10を
設けて、ここから取出し(抜き出し)ている。流動層か
ら飛び出した固体はサイクロンなどによって補集され、
回収される。
【0013】本発明に係る乾式比重形状分離装置1にお
いては、図2に示すように、塔1a内に、分離した流動
層を遮断するための仕切板9が設けられている。乾式分
離装置1によって廃プラスチックの分離を行っていると
きは、仕切板9は、図2に示すように、鉛直方向に停止
して非遮断状態になっており、廃プラスチックの分離に
ほとんど影響を与えない。廃プラスチックが図1に示す
ように、流動層内の上下に分離されたならば、仕切板9
を回動させて水平方向で停止させて層を遮断する。これ
によって分離した廃プラスチックAとBとを遮断するこ
とができる。塔1aの上下には、分離したプラスチック
AおよびBに応じて上下にそれぞれ取出口10、10が
設けられている。分離したプラスチックAおよびBは、
取出口10、10からそれぞれ吸引等の手段によって取
出することができる。
【0014】また、図示はしないが、仕切板の代わり
に、絞り込み状態および開放状態に切替え可能なシャッ
ター型の弁を設けてもよい。弁を設けた場合においても
上記と同様に、プラスチックを分離したら、弁を開放か
ら絞り込み状態に切替えて分離したプラスチックを遮断
しそれぞれの取出口からそれぞれ取出すことができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、下記に示す有用な効果がもたらされる。 (1)一般および産業廃棄物中の廃プラスチック中に混
入している塩素含有プラスチックごみを、流動層と脈動
空気とを組合わせて乾式により、空気の脈動数、上昇空
気の流量および流速等を選択することによって、分別の
目的に応じて高効率で分離することができ、そして、更
に、分離したプラスチック毎に抜き出して取出すことが
できる。 (2)廃プラスチック中に混入している塩素含有プラス
チックを高効率で分離することにより、塩素含有プラス
チック含有率が許容値以下のプラスチック混合物を得る
ことができ、高炉吹き込み等の原料として再利用に供す
ることができる。 (3)埋め立て処分される廃棄物の量を減らすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る乾式分離装置の概
要を示す説明図である。
【図2】この発明の実施の形態に係る乾式分離装置の分
離中の仕切板の位置を示す説明図である。
【図3】流動層における取出し方法を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 乾式分離装置 1a 塔 2 流動層 3 整流層 4 脈動発生装置 5 脈動空気 6 混合プラスチック 7 空気吹き出し方向 8 供給口 9 仕切板 10 取出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29K 105:26 B29K 105:26 (56)参考文献 特開 昭53−2263(JP,A) 特開 平8−309225(JP,A) 実開 平5−63678(JP,U) 実開 昭55−153180(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B07B 1/00 - 15/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塔の下面から上昇空気流を流入可能なエア
    ジグを用い、前記塔内を上下に遮断状態または非遮断状
    態に切替え可能な遮断手段を設け、前記遮断手段を非遮
    断状態に保持し、前記塔内の廃プラスチックに前記上昇
    空気流を噴射して前記廃プラスチックの流動層を構成
    し、且つ、前記流動層の下方から流入される前記上昇空
    気流を脈動させて前記廃プラスチックを振動して、廃プ
    ラスチックを種類別に上下に分離し、次いで、前記遮断
    手段を遮断状態に切替えて分離した廃プラスチックを前
    記遮断手段によって遮断し、次いで、前記塔の上下にそ
    れぞれ設けた取出口から上下に分離した廃プラスチック
    をそれぞれ取出すことを特徴とする分離した廃プラスチ
    ックの取出し方法。
  2. 【請求項2】前記遮断手段として、前記塔内において水
    平状態または鉛直状態に切替え可能であり、鉛直状態に
    保持することにより非遮断状態となり、水平状態に保持
    することにより前記塔内を上下に遮断可能な仕切板を設
    けた請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】前記遮断手段として、前記塔内において絞
    り込み状態または開放状態に切替え可能であり、開放状
    態で非遮断状態となり、絞り込み状態で前記塔内を上下
    に遮断可能なシャッター型の弁を設けた請求項1記載の
    方法。
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