JP3458424B2 - 溶鋼の真空脱炭方法 - Google Patents

溶鋼の真空脱炭方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空容器内で溶鋼を脱
ガス処理する技術に関し、とくに、VOD真空脱ガス装
置でのスプラッシュ防止用中蓋の地金付着を防止しつつ
送酸する溶鋼の真空脱炭方法に関する。
【0002】
【従来の技術】VOD(Vacuum Oxygen
Decarburizationの略)法は、おもにス
テンレス鋼の真空脱炭法として広く普及したもので、そ
の装置は、所謂取鍋脱ガス法と同様に、溶鋼を保持した
取鍋を真空容器に挿入したものである。但し、取鍋脱ガ
ス方法と異なる点は、図4に示すように、VOD装置で
は酸素を上吹きするランスと、取鍋底部にアルゴンガス
を吹込む羽口を設けていることである。
【0003】ところで、一般に、VOD真空脱ガス装置
には、真空処理中に溶鋼から飛散するスプラッシュやス
ロッピングによるオーバーフローを防止するために、真
空容器の蓋の他に容器内部に収納した取鍋の上部を覆う
中蓋も使用されている。この中蓋としては、中蓋全体が
水冷され、耐火物を使用していないタイプのものと、取
鍋上部円周部(天端という)と接する部分のみ水冷さ
れ、他の部分は耐火物で構成されているタイプのものが
知られている。
【0004】しかしながら、VOD真空脱ガス装置で上
記中蓋を使用した場合、中蓋全体が水冷されているタイ
プのものでは、操業中に、中蓋に付着した溶鋼が急激に
冷却され凝固し、その凝固収縮によって取鍋の溶鋼中に
固体として落下する。すなわち、この方式の中蓋は、そ
れ自体に地金が付着しないが、冷却、凝固した地金が落
下して結局は溶鋼の冷却材として作用してしまい、VO
D処理中の溶鋼の温度保証が非常に困難となる。また、
取鍋天端と接触する部分のみ水冷され、他の部分は耐火
物で構成されているタイプの中蓋では、スプラッシュに
よる溶鋼が付着し地金となるため、数チャージの溶鋼処
理によってその地金が成長し、操業を中断してオフライ
ンによって、地金切りを実施しなければならなくなると
いう問題や、付着地金が成長し中蓋自体が取鍋と切り離
せなくなるという問題がある。
【0005】真空容器内の付着地金の防止及び除去方法
としては、従来より種々の対策が検討されて多くの特許
出願も提案されている。例えば、RH真空脱ガス装置の
内壁に付着する地金の除去装置として特公昭61−60
887号公報に開示された酸素吹きランスや、真空脱ガ
ス装置の排ガスダクト内スプラッシュの付着防止方法と
して、不活性ガスを操業中に下向に噴射して飛散スプラ
ッシュを抑制する特開平3−226515号公報に記載
された方法がある。また、RH真空脱ガス装置内壁に付
着した地金を溶解除去する酸素バーナを使用する方法
が、特開平2−305915号公報や、特開平1−19
5239号公報に開示されている。さらに、真空脱ガス
装置付属の上吹き酸素ランスを上下に移動させる付着地
金除去方法として、実開平4−114544号公報や特
公昭63−19767号公報に開示されたものが知られ
ている。
【0006】しかしながら、これらの方法は、真空処理
の操業中には地金除去ができないといった問題や、真空
中でも脱炭処理と同時には使用が困難であるといった問
題があり、VOD方式の真空脱ガス装置には不向きであ
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる事情
に鑑みなされたもので、VOD真空脱ガス装置中蓋の地
金付着を抑制しつつ送酸する溶鋼の真空脱炭方法を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明者は、上記目的を達
成するため、溶鋼の温度低下を防止する技術である所謂
排ガスの2次燃焼に着眼した。すなわち、本発明は、V
OD真空脱ガス装置に溶鋼の入った取鍋を装入し、該取
鍋を中蓋で覆い、該中蓋を貫通した上吹きランスより溶
鋼に酸素を吹きつけつつ脱ガスする溶鋼の真空脱炭方法
において、上記取鍋上端に高さが少なくとも100mm
以上の水冷リング状部材を置き、その上に上記中蓋を載
置すると共に、該中蓋を貫通した真空中送酸脱炭用の
吹きランス及びそれとは別の排ガス二次燃焼のための送
酸機能を有するランスから送酸しつつ脱炭することを特
徴とする溶鋼の真空脱炭方法である。実用の便宜を配慮
すると、本発明は、VOD真空脱ガス装置に溶鋼の入っ
た取鍋を装入し、該取鍋を中蓋で覆い、該中蓋を貫通し
た上吹きランスより溶鋼に酸素を吹きつけつつ脱ガスす
る溶鋼の真空脱炭方法において、上記取鍋上端に、高さ
が少なくとも100mm以上で、且つ水冷された側面を
有する中蓋を載置すると共に、該中蓋を貫通した真空中
送酸脱炭用の上吹きランス及びそれとは別の排ガス二次
燃焼のための送酸機能を有するランスから送酸しつつ脱
炭することを特徴とする溶鋼の真空脱炭方法である。ま
た、本発明は、上記別の排ガス二次燃焼のための送酸機
能を有するランスより、溶鋼表面より上方の取鍋側壁方
向に酸素を吹くことを特徴とする溶鋼の真空脱炭方法で
もある。さらに、本発明は、VOD真空脱ガス装置に溶
鋼の入った取鍋を装入し、該取鍋を中蓋で覆い、該中蓋
を貫通した上吹きランスより溶鋼に酸素を吹きつけつつ
脱ガスする溶鋼の真空脱炭方法において、上記取鍋上に
高さが少なくとも100mm以上の水冷リング状部材を
置き、その上に中蓋を載置すると共に、該中蓋を貫通し
たランス軸方向に一致して開口した主孔と、複数の酸素
が静止溶鋼表面に直接達しない吐出角度の副孔とを有す
る上吹きランスから送酸しつつ脱炭することを特徴とす
る溶鋼の真空脱炭方法であり、また、VOD真空脱ガス
装置に溶鋼の入った取鍋を装入し、該取鍋を中蓋で覆
い、該中蓋を貫通した上吹きランスより溶鋼に酸素を吹
きつけつつ脱ガスする溶鋼の真空脱炭方法において、上
記取鍋上端に、高さが少なくとも100mm以上で、且
つ水冷された側面を有する中蓋を載置すると共に、該中
蓋を貫通したランス軸方向に一致して開口した主孔と、
複数の酸素が静止溶鋼表面に直接達しない吐出角度の副
孔とを有する上吹きランスから送酸しつつ脱炭すること
を特徴とする溶鋼の真空脱炭方法でもある。この場合、
中蓋の材質は、耐火物とか、鉄蓋を耐火物でコーティン
グしたものである。
【0009】
【作用】本発明では、VOD真空脱ガス装置において、
スプラッシュ防止用中蓋を、取鍋上端においた少なくと
も100mm以上の高さを有する水冷リング状部材上に
載置するようにしたので、付着地金が成長して中蓋自体
が取鍋と切り離せなくなるといったトラブルは皆無とで
きるようになる。この水冷部分の高さが100mm未満
であると、前記のようなトラブルが生ずることもあった
ので、高さは100mm以上とした。一方、水冷リング
状部材の高さが増加すると、全水冷タイプの中蓋を使用
する場合と同様に、溶鋼の冷却効果が増大してしまうた
め、水冷部分は、100〜500mm程度が好ましい。
【0010】さらに、本発明では、中蓋の耐火物部分に
地金が付着するが、真空中送酸脱炭用の上吹きランスと
は別に、少なくとも1本以上の送酸機能を有するランス
を取鍋内に挿入するか、上記酸素上吹きランスの構造を
変えて、送酸脱炭中に該ランスより酸素を供給し、2次
燃焼を促進させるようにしたので、中蓋に付着する地金
を溶解除去しつつ、送酸脱炭処理を行えるようになり、
中蓋のオフラインにおける地金切りをほとんどなくする
ことができる。以下、実施例により、本発明の内容を詳
細に説明する。
【0011】
【実施例】図1は、本発明を適用したVOD真空脱ガス
装置1の縦断面図である。スプラッシュ防止用の中蓋4
は、鉄蓋にマグクロれんがをライニングしたものであ
り、取鍋6上端部円周上に100mm〜500mm高さ
の水冷リング状部材5を載置し、その上で取鍋6を覆っ
ている。そして、その中蓋4に設けた穴から、真空中送
酸脱炭用の上吹きランス2と2本の送酸機能を有するラ
ンス3が取鍋6内に溶鋼7面に対して鉛直に挿入されて
いる。また、図2に示すように、真空中送酸脱炭用の上
吹きランス2以外のランス3は、酸素9の吐出孔8をラ
ンス軸に対し90°の方向となる4個の開孔部を有して
いる。
【0012】本実施例では、上記装置を用いて、50t
onのSUS 430(ステンレス鋼)が5チャージ溶
製された。その結果を表1にまとめて示す。送酸脱炭用
の上吹きランス2からの酸素流量は0.2〜0.3Nm
3 /min・tonで、ランス高さは、溶鋼7静止湯面
より1400mmとして、送酸脱炭処理が約15min
間だけ行なわれた。その際、2本の送酸機能を有する別
のランス3より、2次燃焼用酸素が、それぞれ0.05
〜0.1Nm3 /min・tonの流量で吹かれた。な
お、その2次燃焼用ランス3は、中蓋4下面より200
〜400mmの位置となるように調整した。そして、そ
の後は10min間にわたり真空脱炭処理を行い、引き
続きスラグ還元処理、さらに大気下での成分微調整処理
を行った。送酸脱炭処理中の2次燃焼率は、本発明法で
は、表1に示すごとくほぼ100%に達していた。ま
た、真空脱炭処理中の溶鋼温度降下は、従来法とほぼ同
等のレベルであった。
【0013】その結果、従来法では3チャージに1回の
割合でスプラッシュ防止用中蓋4の地金切りを実施して
いたのに対し、本発明によれば、その後10チャージの
連続処理を行っても、スプラッシュ防止用中蓋4には地
金の付着がほとんどなくなった。 一方、この真空脱炭
処理の結果得られたSUS 430の炭素含有レベルは
十分に規格を満足するレベルにあった。
【0014】
【表1】
【0015】本発明のもう1つの実施例が、図3に示す
形状の上吹きランスを用いて行われた。それは、ランス
軸方向に開孔した主孔10と、ランス軸より30°下向
に4個の副孔11を円周状に配置したものである。本実
施例は、上記図1のVOD真空脱ガス装置1において、
前記実施例で使用したランスをすべて外し、図3に示し
たもの1本に取替て行ったものである。溶製鋼種は、上
記実施例と同じく50tonのSUS 430であり、
上吹き酸素流量は0.2〜0.3Nm3 /min・to
nとし、ランス高さは溶鋼7静止浴面より1400mm
であった。この状態で約15min間の送酸脱炭処理を
行った後、約10min間の真空脱炭処理を行った。
【0016】その結果を表2に示すが、前記実施例の表
1に示したものと遜色ない結果となった。従って、この
実施態様でも前記実施例と同様の地金付着防止効果が得
られた。
【0017】
【表2】
【0018】なお、上記2つの実施例は、水冷リング状
部材5が中蓋4と分離した構造であったが、それらが一
体になった中蓋であっても効果が同じであるので、一体
構造の場合も本発明に含めるものとする。
【0019】
【発明の効果】本発明は、VOD真空脱ガス処理装置に
おいて、スプラッシュ防止用中蓋を取鍋上端上に載置し
た少なくとも100mm以上の高さを有する水冷リング
状部材の上に載せるようにしたため、付着地金が成長し
中蓋自体が取鍋と切り離せなくなるといったトラブルは
皆無となった。また、中蓋の耐火物部分には、地金が付
着するが、真空中送酸脱炭用の上吹きランスの他に少な
くとも1本以上の送酸機能を有するランスを真空タンク
内に挿入し、送酸脱炭中に該ランスより酸素を供給し、
所謂2次燃焼を促進させ、中蓋に付着する地金を溶解除
去しつつ、送酸脱炭処理を行えるようになり、中蓋のオ
フラインにおける地金切りをほとんどなくすことができ
るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したVOD真空脱ガス装置の縦断
面図である。
【図2】上吹きランスとは別の送酸機能を有するランス
の縦断面図(a)と平面図(b)である。
【図3】本発明に適用した上吹きランスの1例の縦断面
図である。
【図4】一般的なVOD真空脱ガス装置の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 VOD用真空容器 2 上吹きランス 3 2とは別の送酸機能を有するランス 4 中蓋 5 水冷リング状部材 6 取鍋 7 溶鋼 8 酸素吐出孔 9 酸素ガス 10 主孔 11 副孔 12 アルゴンガス 13 排気孔 14 合金添加孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石塚 晴彦 千葉市中央区川崎町1番地 川崎製鉄株 式会社 千葉製鉄所内 (56)参考文献 特開 平6−340912(JP,A) 特開 平6−10031(JP,A) 特開 平1−287215(JP,A) 特開 平5−186819(JP,A) 特開 平6−2029(JP,A) 実開 平7−19356(JP,U) 実開 昭57−83169(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C21C 7/10 C21C 7/068

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 VOD真空脱ガス装置に溶鋼の入った取
    鍋を装入し、該取鍋を中蓋で覆い、該中蓋を貫通した上
    吹きランスより溶鋼に酸素を吹きつけつつ脱ガスする溶
    鋼の真空脱炭方法において、上記取鍋上端に高さが少な
    くとも100mm以上の水冷リング状部材を置き、その
    上に上記中蓋を載置すると共に、該中蓋を貫通した真空
    中送酸脱炭用の上吹きランス及びそれとは別の排ガス二
    次燃焼のための送酸機能を有するランスから送酸しつつ
    脱炭することを特徴とする溶鋼の真空脱炭方法。
  2. 【請求項2】 VOD真空脱ガス装置に溶鋼の入った取
    鍋を装入し、該取鍋を中蓋で覆い、該中蓋を貫通した上
    吹きランスより溶鋼に酸素を吹きつけつつ脱ガスする溶
    鋼の真空脱炭方法において、上記取鍋上端に、高さが少
    なくとも100mm以上で、且つ水冷された側面を有す
    る中蓋を載置すると共に、該中蓋を貫通した真空中送酸
    脱炭用の上吹きランス及びそれとは別の排ガス二次燃焼
    のための送酸機能を有するランスから送酸しつつ脱炭す
    ることを特徴とする溶鋼の真空脱炭方法。
  3. 【請求項3】上記別の排ガス二次燃焼のための送酸機能
    を有するランスより、溶鋼表面より上方の取鍋側壁方向
    に酸素を吹くことを特徴とする請求項1又は2記載の溶
    鋼の真空脱炭方法。
  4. 【請求項4】 VOD真空脱ガス装置に溶鋼の入った取
    鍋を装入し、該取鍋を中蓋で覆い、該中蓋を貫通した上
    吹きランスより溶鋼に酸素を吹きつけつつ脱ガスする溶
    鋼の真空脱炭方法において、上記取鍋上に高さが少なく
    とも100mm以上の水冷リング状部材を置き、その上
    に中蓋を載置すると共に、該中蓋を貫通したランス軸方
    向に一致して開口した主孔と、複数の酸素が静止溶鋼表
    面に直接達しない吐出角度の副孔とを有する上吹きラン
    スから送酸しつつ脱炭することを特徴とする溶鋼の真空
    脱炭方法。
  5. 【請求項5】 VOD真空脱ガス装置に溶鋼の入った取
    鍋を装入し、該取鍋を中蓋で覆い、該中蓋を貫通した上
    吹きランスより溶鋼に酸素を吹きつけつつ脱ガスする溶
    鋼の真空脱炭方法において、上記取鍋上端に、高さが少
    なくとも100mm以上で、且つ水冷された側面を有す
    る中蓋を載置すると共に、該中蓋を貫通したランス軸方
    向に一致して開口した主孔と、複数の酸素が静止溶鋼表
    面に直接達しない吐出角度の副孔とを有する上吹きラン
    スから送酸しつつ脱炭することを特徴とする溶鋼の真空
    脱炭方法。
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