JP3458283B2 - オーガの運搬架台 - Google Patents
オーガの運搬架台Info
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- JP3458283B2 JP3458283B2 JP11556694A JP11556694A JP3458283B2 JP 3458283 B2 JP3458283 B2 JP 3458283B2 JP 11556694 A JP11556694 A JP 11556694A JP 11556694 A JP11556694 A JP 11556694A JP 3458283 B2 JP3458283 B2 JP 3458283B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、垂設されたリーダに摺
動自在に取付けられて地盤掘削用オーガスクリューを回
転させるためのオーガの運搬架台に関する。
動自在に取付けられて地盤掘削用オーガスクリューを回
転させるためのオーガの運搬架台に関する。
【0002】
【従来の技術】図6はオーガ併用杭打ち機の要部側面図
である。このオーガ併用杭打ち機は、図示しない自走車
両に旋回かつ俯仰自在に搭載されたブーム1の上端部
に、周縁に多数の位置決め孔が穿設されたリーダブラケ
ット2が取付けられるとともに、このリーダブラケット
2に旋回可能に上部旋回座3が取付けられ、この上部旋
回座3にリーダ4が吊設される構造となっている。そし
て、このリーダ4の一側面には、杭打撃用ハンマー5が
係合されてワイヤーロープ6の巻き上げ巻き下ろしによ
って昇降自在となっており、また、リーダ4の他側面に
は、地盤の掘削を行うオーガスクリュー7を回転させる
ためのオーガ8が係合されてワイヤーロープ9の巻き上
げ巻き下ろしによって同じく昇降自在となっている。符
号10はオーガスクリュー7の振れ止め装置である。
である。このオーガ併用杭打ち機は、図示しない自走車
両に旋回かつ俯仰自在に搭載されたブーム1の上端部
に、周縁に多数の位置決め孔が穿設されたリーダブラケ
ット2が取付けられるとともに、このリーダブラケット
2に旋回可能に上部旋回座3が取付けられ、この上部旋
回座3にリーダ4が吊設される構造となっている。そし
て、このリーダ4の一側面には、杭打撃用ハンマー5が
係合されてワイヤーロープ6の巻き上げ巻き下ろしによ
って昇降自在となっており、また、リーダ4の他側面に
は、地盤の掘削を行うオーガスクリュー7を回転させる
ためのオーガ8が係合されてワイヤーロープ9の巻き上
げ巻き下ろしによって同じく昇降自在となっている。符
号10はオーガスクリュー7の振れ止め装置である。
【0003】図7は、前記リーダ4の部分分解斜視図で
ある。図のように、このリーダ4は四隅にガイドパイプ
11a,11b,11c,11d《11dは図7には図
示せず、図8(b)参照》が固設されて、嵌合突起部1
2a,12b,12c,12d(12dは図示せず)
と、嵌合孔部13a,13b,13c,13d(13d
は図示せず)とを相互に嵌合させることによって、前記
図6に示す一本の長いリーダ4として構成されるように
なっている。符号14aは前記嵌合を固定するために差
し込まれるピンストッパー、14bはこの差し込まれた
ピンストッパー14aが抜けないようにするためのスナ
ップピンである。
ある。図のように、このリーダ4は四隅にガイドパイプ
11a,11b,11c,11d《11dは図7には図
示せず、図8(b)参照》が固設されて、嵌合突起部1
2a,12b,12c,12d(12dは図示せず)
と、嵌合孔部13a,13b,13c,13d(13d
は図示せず)とを相互に嵌合させることによって、前記
図6に示す一本の長いリーダ4として構成されるように
なっている。符号14aは前記嵌合を固定するために差
し込まれるピンストッパー、14bはこの差し込まれた
ピンストッパー14aが抜けないようにするためのスナ
ップピンである。
【0004】図8(a)は、前記のように組み立てられ
たリーダ4へのオーガ8の装着作業を説明するための側
面図である。図において、従来においては、オーガ8
に、前記ワイヤーロープ9が掛回されたシーブブロック
15を取付け、ワイヤーロープ9を巻き上げてオーガ8
を吊り上げるとともに、ガイドパイプ11aと11bと
にオーガ8のガイドジョー8a,8bを係合して装着す
る。図8(b)は、リーダ4に固設されたガイドパイプ
11aと11bに、オーガ8のガイドジョー8a(8
b)を装着した状態の概略的な断面図である。この図に
示すように、オーガ8のガイドジョー8a,8bは、ガ
イドパイプ11aと11bとを外方から包み込む状態に
装着される。
たリーダ4へのオーガ8の装着作業を説明するための側
面図である。図において、従来においては、オーガ8
に、前記ワイヤーロープ9が掛回されたシーブブロック
15を取付け、ワイヤーロープ9を巻き上げてオーガ8
を吊り上げるとともに、ガイドパイプ11aと11bと
にオーガ8のガイドジョー8a,8bを係合して装着す
る。図8(b)は、リーダ4に固設されたガイドパイプ
11aと11bに、オーガ8のガイドジョー8a(8
b)を装着した状態の概略的な断面図である。この図に
示すように、オーガ8のガイドジョー8a,8bは、ガ
イドパイプ11aと11bとを外方から包み込む状態に
装着される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オーガ
8はトン(t)レベルの重量があり、かつ、このオーガ
8をワイヤーロープ9にて吊下すると、図8(a)に示
すように斜め状となって揺れてバランスがとりにくいこ
とから、ワイヤーロープ9にてオーガ8を徐々に吊り上
げながらオーガ8のガイドジョー8a,8bを、リーダ
4のガイドパイプ11a,11bの下端部から嵌め込ん
で装着する作業は以外と難しく手間がかかり、また、危
険も伴う作業となっている。
8はトン(t)レベルの重量があり、かつ、このオーガ
8をワイヤーロープ9にて吊下すると、図8(a)に示
すように斜め状となって揺れてバランスがとりにくいこ
とから、ワイヤーロープ9にてオーガ8を徐々に吊り上
げながらオーガ8のガイドジョー8a,8bを、リーダ
4のガイドパイプ11a,11bの下端部から嵌め込ん
で装着する作業は以外と難しく手間がかかり、また、危
険も伴う作業となっている。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みて創案さ
れたものであり、リーダに固設されたガイドパイプへの
オーガの装着作業を簡単かつ短時間に、また、危険を伴
うことなく行うことができるオーガの運搬架台の提供を
目的としている。
れたものであり、リーダに固設されたガイドパイプへの
オーガの装着作業を簡単かつ短時間に、また、危険を伴
うことなく行うことができるオーガの運搬架台の提供を
目的としている。
【0007】また、重量があり、外形の凹凸によって運
搬時の固定が難しいオーガを安定よく固定して運搬する
ことができるオーガの運搬架台の提供を目的としてい
る。
搬時の固定が難しいオーガを安定よく固定して運搬する
ことができるオーガの運搬架台の提供を目的としてい
る。
【0008】さらに、運搬架台にオーガを格納する際
に、当該格納されるオーガの自重にて特に力を加えるこ
となく横向きに倒れるオーガの運搬架台の提供を目的と
している。
に、当該格納されるオーガの自重にて特に力を加えるこ
となく横向きに倒れるオーガの運搬架台の提供を目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の目的を達
成するために、垂設されたリーダに設けられたガイドパ
イプにガイドジョーにて係合して摺動自在に取付けら
れ、地盤掘削用オーガスクリューを回転させるためのオ
ーガの運搬架台であって、前記オーガを立てた状態にて
載置するための基台部に、前記オーガのガイドジョーが
係合可能であって前記ガイドパイプに接続部にて接続す
ることにより前記オーガのガイドジョーが前記ガイドパ
イプから連続して摺動可能である格納パイプを立設する
とともに、この格納パイプに前記ガイドジョーにて係合
して格納されたオーガが格納位置から移動しないように
固定するための固定部を設ける構成とするものである。
成するために、垂設されたリーダに設けられたガイドパ
イプにガイドジョーにて係合して摺動自在に取付けら
れ、地盤掘削用オーガスクリューを回転させるためのオ
ーガの運搬架台であって、前記オーガを立てた状態にて
載置するための基台部に、前記オーガのガイドジョーが
係合可能であって前記ガイドパイプに接続部にて接続す
ることにより前記オーガのガイドジョーが前記ガイドパ
イプから連続して摺動可能である格納パイプを立設する
とともに、この格納パイプに前記ガイドジョーにて係合
して格納されたオーガが格納位置から移動しないように
固定するための固定部を設ける構成とするものである。
【0010】また、前記基台部は、固定基台部と、この
固定基台部に支軸にて軸支されて回動可能であって固定
部にて回動不能に固定されるとともに前記格納パイプに
係合されて格納されたオーガを横置きとする際には前記
固定部による固定を解除して回動可能とする回動基台部
とから成る構成とするものである。
固定基台部に支軸にて軸支されて回動可能であって固定
部にて回動不能に固定されるとともに前記格納パイプに
係合されて格納されたオーガを横置きとする際には前記
固定部による固定を解除して回動可能とする回動基台部
とから成る構成とするものである。
【0011】さらに、前記支軸位置を、前記格納パイプ
に係合されて格納されたオーガの重心から延出された垂
線を挟んで横向きにする際の転倒方向より逆方向に位置
するように設ける構成とするものである。
に係合されて格納されたオーガの重心から延出された垂
線を挟んで横向きにする際の転倒方向より逆方向に位置
するように設ける構成とするものである。
【0012】
【作 用】本発明の作用は次のとおりである。請求項1
においては、オーガが装着されたリーダのガイドパイプ
の下端部と、運搬架台の格納パイプとを接続部にて接続
することにより、オーガはそのガイドジョーにてリーダ
のガイドパイプから運搬架台の格納パイプにそのまま摺
動して移動し、この移動したオーガを固定部にて固定す
ることにより、当該オーガは運搬架台に格納固定され
る。
においては、オーガが装着されたリーダのガイドパイプ
の下端部と、運搬架台の格納パイプとを接続部にて接続
することにより、オーガはそのガイドジョーにてリーダ
のガイドパイプから運搬架台の格納パイプにそのまま摺
動して移動し、この移動したオーガを固定部にて固定す
ることにより、当該オーガは運搬架台に格納固定され
る。
【0013】請求項2においては、前記運搬架台に立て
た状態にて格納されたオーガを運搬するために横向きに
倒す際に、固定部による固定を解除して回動基台部を回
動可能状態とすることにより、横向きに倒す作業を少な
い力で簡単に行うことができる。
た状態にて格納されたオーガを運搬するために横向きに
倒す際に、固定部による固定を解除して回動基台部を回
動可能状態とすることにより、横向きに倒す作業を少な
い力で簡単に行うことができる。
【0014】請求項3においては、リーダのガイドパイ
プから格納パイプにオーガを摺動させて運搬架台に格納
されると同時に、オーガの自重にて、運搬架台は、横置
きとするために倒される方向に特に力を加えることなく
倒れる。
プから格納パイプにオーガを摺動させて運搬架台に格納
されると同時に、オーガの自重にて、運搬架台は、横置
きとするために倒される方向に特に力を加えることなく
倒れる。
【0015】
【実施例】本発明の第1実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は第1実施例に係るオーガの運搬架台の外観斜
視図であり、図2はオーガ8をリーダ4に装着するため
にオーガの運搬架台16を前記リーダ4へ接続する様子
を示すための説明図であり、図3はオーガ8が格納され
たオーガの運搬架台16を横向きに倒す説明図である。
る。図1は第1実施例に係るオーガの運搬架台の外観斜
視図であり、図2はオーガ8をリーダ4に装着するため
にオーガの運搬架台16を前記リーダ4へ接続する様子
を示すための説明図であり、図3はオーガ8が格納され
たオーガの運搬架台16を横向きに倒す説明図である。
【0016】図1において、このオーガの運搬架台16
は、格子状に組み合わされた基台部17に一対の格納パ
イプ18a,18bを立設して構成されている。この基
台部17は、オーガ8を立てた状態にて格納する際の基
台となるものであり、図2および図3に示すように、オ
ーガ8の下端に位置するスクリュー接続部8cを載置す
るための載置台19が形成されている。なお、この基台
部17は、この実施例においては格子状に形成されてい
るが、これに限定されることなく、例えば板状体として
もよい。
は、格子状に組み合わされた基台部17に一対の格納パ
イプ18a,18bを立設して構成されている。この基
台部17は、オーガ8を立てた状態にて格納する際の基
台となるものであり、図2および図3に示すように、オ
ーガ8の下端に位置するスクリュー接続部8cを載置す
るための載置台19が形成されている。なお、この基台
部17は、この実施例においては格子状に形成されてい
るが、これに限定されることなく、例えば板状体として
もよい。
【0017】基台部17に立設される格納パイプ18
a,18bは、その立設される相互間の距離(ピッチ)
が前記リーダ4のガイドパイプ11a,11b(図7,
図8参照)と同一であり、また、ガイドパイプ11a,
11bとオーガ8のガイドジョー8a,8bとが接触す
る部位に関しては同一の形状に形成されており、したが
って、後述するように、この格納パイプ18a,18b
と、リーダ4のガイドパイプ11a,11bを接続する
ことにより、リーダ8のガイドジョー8a,8bは、格
納パイプ18a,18bとリーダ4のガイドパイプ11
a,11bとの相互間にわたって連続した摺動が可能と
なる。
a,18bは、その立設される相互間の距離(ピッチ)
が前記リーダ4のガイドパイプ11a,11b(図7,
図8参照)と同一であり、また、ガイドパイプ11a,
11bとオーガ8のガイドジョー8a,8bとが接触す
る部位に関しては同一の形状に形成されており、したが
って、後述するように、この格納パイプ18a,18b
と、リーダ4のガイドパイプ11a,11bを接続する
ことにより、リーダ8のガイドジョー8a,8bは、格
納パイプ18a,18bとリーダ4のガイドパイプ11
a,11bとの相互間にわたって連続した摺動が可能と
なる。
【0018】図1に示す格納パイプ18a,18b上面
に形成された孔20a,20bは、前記接続部としての
嵌合孔部であり、この嵌合孔部20a,20bに、図
2,図7等に示すリーダ4の嵌合突起部12a,12b
を嵌合させることにより、リーダ4とオーガの運搬架台
16とが接続される。なお、この接続部の構成はこの実
施例に限定されず、たとえば、前記嵌合孔部20a,2
0bを嵌合突起部として構成し前記嵌合突起部12a,
12bを嵌合孔部として構成してもよく、また、ガイド
パイプ11a,11bと格納パイプ18a,18bとの
相互の当接部位に薄板からなる筒状の被覆パイプにて被
覆して接続するような構成でもよい。
に形成された孔20a,20bは、前記接続部としての
嵌合孔部であり、この嵌合孔部20a,20bに、図
2,図7等に示すリーダ4の嵌合突起部12a,12b
を嵌合させることにより、リーダ4とオーガの運搬架台
16とが接続される。なお、この接続部の構成はこの実
施例に限定されず、たとえば、前記嵌合孔部20a,2
0bを嵌合突起部として構成し前記嵌合突起部12a,
12bを嵌合孔部として構成してもよく、また、ガイド
パイプ11a,11bと格納パイプ18a,18bとの
相互の当接部位に薄板からなる筒状の被覆パイプにて被
覆して接続するような構成でもよい。
【0019】図1において、格納パイプ18a,18b
の側面に形成された孔は、前記固定部としてのネジ孔2
1a,21b,21c,21dであり、図3等に示すよ
うに、このオーガの運搬架台16にオーガ8が格納され
ると、このネジ孔21a〜21dに固定用ネジ22a,
22b,22c,22d(22a,22bは図示せず図
3参照)を螺着させることによってオーガ8がオーガの
運搬架台16に固定される。なお、この固定部の構成は
この実施例の構成に限定されることなく、たとえば、固
定用フックを格納パイプ18a,18bに埋設し、オー
ガ8を固定する際には当該固定用フックを引き出してオ
ーガ8を固定するような構成でもよい。
の側面に形成された孔は、前記固定部としてのネジ孔2
1a,21b,21c,21dであり、図3等に示すよ
うに、このオーガの運搬架台16にオーガ8が格納され
ると、このネジ孔21a〜21dに固定用ネジ22a,
22b,22c,22d(22a,22bは図示せず図
3参照)を螺着させることによってオーガ8がオーガの
運搬架台16に固定される。なお、この固定部の構成は
この実施例の構成に限定されることなく、たとえば、固
定用フックを格納パイプ18a,18bに埋設し、オー
ガ8を固定する際には当該固定用フックを引き出してオ
ーガ8を固定するような構成でもよい。
【0020】格納パイプ18a,18bには、補強板2
3a,23b,23cが取付けられて補強されている。
また、格納パイプ18a,18bと基台部17の接合部
には略三角状の補強板24a,24bが取付けられて補
強されている。符号25a,25bは高さ補助板であ
り、この高さ補助板25a,25bに、横置安定用杆2
6が取付けられている。この横置安定用杆26により、
図3に示すように、このオーガの運搬架台16を横向き
に倒して載置する際に、オーガの運搬架台16を水平状
態に安定よく保つことができるようになっている。
3a,23b,23cが取付けられて補強されている。
また、格納パイプ18a,18bと基台部17の接合部
には略三角状の補強板24a,24bが取付けられて補
強されている。符号25a,25bは高さ補助板であ
り、この高さ補助板25a,25bに、横置安定用杆2
6が取付けられている。この横置安定用杆26により、
図3に示すように、このオーガの運搬架台16を横向き
に倒して載置する際に、オーガの運搬架台16を水平状
態に安定よく保つことができるようになっている。
【0021】以上のような構成において、先ず、オーガ
の運搬架台16に格納されたオーガ8をリーダ4に装着
するには、図2に示すように、立てた状態のオーガの運
搬架台16を地面等の適宜位置に載置し、固定用ねじ2
2a〜22dを取り外した後に、リーダ4を徐々に下降
させ、このリーダ4の下端部に形成された嵌合突起部1
2a,12bを、オーガの運搬架台16の格納パイプ1
8a,18bに形成された嵌合孔部20a,20bに嵌
合させ、リーダ4とオーガの運搬架台16とを接続す
る。
の運搬架台16に格納されたオーガ8をリーダ4に装着
するには、図2に示すように、立てた状態のオーガの運
搬架台16を地面等の適宜位置に載置し、固定用ねじ2
2a〜22dを取り外した後に、リーダ4を徐々に下降
させ、このリーダ4の下端部に形成された嵌合突起部1
2a,12bを、オーガの運搬架台16の格納パイプ1
8a,18bに形成された嵌合孔部20a,20bに嵌
合させ、リーダ4とオーガの運搬架台16とを接続す
る。
【0022】この状態にて、オーガ8に取付けられたシ
ーブブロック15に掛回されているワイヤーロープ9を
巻き上げると、オーガ8は、そのガイドジョー8a,8
bが格納パイプ18a,18bからリーダ4のガイドパ
イプ11a,11bに連続的に摺動して上昇し、オーガ
8はリーダ4に装着される。
ーブブロック15に掛回されているワイヤーロープ9を
巻き上げると、オーガ8は、そのガイドジョー8a,8
bが格納パイプ18a,18bからリーダ4のガイドパ
イプ11a,11bに連続的に摺動して上昇し、オーガ
8はリーダ4に装着される。
【0023】次に、オーガの運搬架台16へのオーガ8
の格納は、前記のように、リーダ4とオーガの運搬架台
16とを接続し、この接続されたオーガの運搬架台16
に向けて、リーダ4に装着されたオーガ8を下降させる
と、オーガ8のガイドジョー8a,8bは、リーダ4の
ガイドパイプ11a,11bからオーガの運搬架台16
の格納パイプ18a,18bに連続的に摺動して格納さ
れる。次いで、ねじ孔21a〜21dに固定用ねじ22
a〜22dを螺着させることによってオーガ8がオーガ
の運搬架台16に固定される。
の格納は、前記のように、リーダ4とオーガの運搬架台
16とを接続し、この接続されたオーガの運搬架台16
に向けて、リーダ4に装着されたオーガ8を下降させる
と、オーガ8のガイドジョー8a,8bは、リーダ4の
ガイドパイプ11a,11bからオーガの運搬架台16
の格納パイプ18a,18bに連続的に摺動して格納さ
れる。次いで、ねじ孔21a〜21dに固定用ねじ22
a〜22dを螺着させることによってオーガ8がオーガ
の運搬架台16に固定される。
【0024】運搬にあたっては、図3に示すように、立
てた状態から二点鎖線で示す横向きに倒した状態にて行
う。この場合には、基台部17の後端部と横置安定用杆
26が運搬車両の荷台等に当接して安定よく運搬ができ
る。また、立てた状態のままに運搬することも可能であ
り、この場合には荷台スペースが少なくて済む利点があ
る。
てた状態から二点鎖線で示す横向きに倒した状態にて行
う。この場合には、基台部17の後端部と横置安定用杆
26が運搬車両の荷台等に当接して安定よく運搬ができ
る。また、立てた状態のままに運搬することも可能であ
り、この場合には荷台スペースが少なくて済む利点があ
る。
【0025】次に本発明の第2実施例を説明する。図4
は第2実施例に係るオーガの運搬架台の外観斜視図であ
る。この第2実施例は、固定基台部28に取付けれらた
支軸29a,29bにて回動可能に回動基台部30a,
30bが軸支されている点が前記第1実施例と異なる。
すなわち、固定基台部28にはオーガ8を格納する一対
の格納パイプ31a,31bが立設されるが、この格納
パイプ31a,31bは、固定基台部28に一端が接続
されて他端が地面等の載置面から上方に持ち上がる接続
基台28a,28bに立設される。前記回動基台部30
a,30bは、接続基台28a,28bに差し込まれた
固定ピン32a,32bに係止されて回動不能に固定さ
れる。
は第2実施例に係るオーガの運搬架台の外観斜視図であ
る。この第2実施例は、固定基台部28に取付けれらた
支軸29a,29bにて回動可能に回動基台部30a,
30bが軸支されている点が前記第1実施例と異なる。
すなわち、固定基台部28にはオーガ8を格納する一対
の格納パイプ31a,31bが立設されるが、この格納
パイプ31a,31bは、固定基台部28に一端が接続
されて他端が地面等の載置面から上方に持ち上がる接続
基台28a,28bに立設される。前記回動基台部30
a,30bは、接続基台28a,28bに差し込まれた
固定ピン32a,32bに係止されて回動不能に固定さ
れる。
【0026】また、前記支軸29a,29bの取付け位
置は、図5に示すように、オーガ8を立てた状態におけ
る重心Aの垂線Bを中心として、オーガの運搬架台27
を横置きとするために倒す方向(図面左方向)と逆の方
向に位置するように配設されている。したがって、オー
ガの運搬架台27にオーガ8を格納すると、このオーガ
の運搬架台27は、支軸29a,29bを回動中心とし
て、図面左方向、すなわちオーガの運搬架台27を横置
きとするために倒す方向に、格納されたオーガ8の重心
がかかるようになっている。
置は、図5に示すように、オーガ8を立てた状態におけ
る重心Aの垂線Bを中心として、オーガの運搬架台27
を横置きとするために倒す方向(図面左方向)と逆の方
向に位置するように配設されている。したがって、オー
ガの運搬架台27にオーガ8を格納すると、このオーガ
の運搬架台27は、支軸29a,29bを回動中心とし
て、図面左方向、すなわちオーガの運搬架台27を横置
きとするために倒す方向に、格納されたオーガ8の重心
がかかるようになっている。
【0027】以上のような構成において、図5に示すよ
うに、オーガ8が格納されたオーガの運搬架台27を、
ワイヤロープ33を介してクレーン34で吊り下げた状
態にて、前記固定ピン32a,32bを抜き取り、回動
基台部30a,30bの固定を解除して回動可能とする
と、オーガ8の重心Aが支軸29a,29bを回動中心
として図面左方向にかかることから、回動基台部30
a,30bが回動しつつ特に力を加えることなくオーガ
の運搬架台27は横置きとする方向すなわち図面左方に
倒れる。この横向きに倒れたオーガの運搬架台27は、
第1の横置安定用杆35と第2の横置安定用杆36が運
搬車両の荷台等の載置面に当接して安定よく運搬が可能
となる。なお、前記回動基台部30a,30b部分を取
外し可能とし、オーガの運搬架台27を横置きとする際
には取外すような構成も可能である。
うに、オーガ8が格納されたオーガの運搬架台27を、
ワイヤロープ33を介してクレーン34で吊り下げた状
態にて、前記固定ピン32a,32bを抜き取り、回動
基台部30a,30bの固定を解除して回動可能とする
と、オーガ8の重心Aが支軸29a,29bを回動中心
として図面左方向にかかることから、回動基台部30
a,30bが回動しつつ特に力を加えることなくオーガ
の運搬架台27は横置きとする方向すなわち図面左方に
倒れる。この横向きに倒れたオーガの運搬架台27は、
第1の横置安定用杆35と第2の横置安定用杆36が運
搬車両の荷台等の載置面に当接して安定よく運搬が可能
となる。なお、前記回動基台部30a,30b部分を取
外し可能とし、オーガの運搬架台27を横置きとする際
には取外すような構成も可能である。
【0028】その他の構成および作動は前記第1実施例
と略同様である。すなわち、載置部37、補強板38
a,38b,38c,38d、ネジ孔39a,39b,
39c,39d,39b、固定用ネジ39a,39b,
39c,39d(39a,39bは図示せず)、高さ補
助板40a,40b、嵌合孔部41a,41bは、図1
ないし図3に示す前記第1実施例の、載置部19、補強
板23a〜23c、ねじ孔21a〜21d、固定用ネジ
22a〜22d、高さ補助板25a,25b、嵌合孔部
20a,20bにそれぞれ対応している。
と略同様である。すなわち、載置部37、補強板38
a,38b,38c,38d、ネジ孔39a,39b,
39c,39d,39b、固定用ネジ39a,39b,
39c,39d(39a,39bは図示せず)、高さ補
助板40a,40b、嵌合孔部41a,41bは、図1
ないし図3に示す前記第1実施例の、載置部19、補強
板23a〜23c、ねじ孔21a〜21d、固定用ネジ
22a〜22d、高さ補助板25a,25b、嵌合孔部
20a,20bにそれぞれ対応している。
【0029】
【発明の効果】以上説明のように、本発明によれば、リ
ーダに固設されたガイドパイプへのオーガの装着作業を
簡単かつ短時間に、また、危険を伴うことなく行うこと
ができるオーガの運搬架台とすることができる。
ーダに固設されたガイドパイプへのオーガの装着作業を
簡単かつ短時間に、また、危険を伴うことなく行うこと
ができるオーガの運搬架台とすることができる。
【0030】また、重量があり、外形の凹凸によって運
搬時の固定が簡単ではないオーガを安定よく固定して運
搬することができるオーガの運搬架台とすることができ
る。
搬時の固定が簡単ではないオーガを安定よく固定して運
搬することができるオーガの運搬架台とすることができ
る。
【0031】さらに、運搬架台にオーガを格納する際
に、当該格納されるオーガの自重にて特に力を加えるこ
となく横置きとする方向に倒れるオーガの運搬架台とす
ることができる。
に、当該格納されるオーガの自重にて特に力を加えるこ
となく横置きとする方向に倒れるオーガの運搬架台とす
ることができる。
【図1】第1実施例に係るオーガの運搬架台の外観斜視
図である。
図である。
【図2】オーガをリーダに装着するためにオーガの運搬
架台をリーダに接続する様子を示す図である。
架台をリーダに接続する様子を示す図である。
【図3】オーガが格納されたオーガの運搬架台を横向き
に倒す説明図である。
に倒す説明図である。
【図4】第2実施例に係るオーガの運搬架台の外観斜視
図である。
図である。
【図5】オーガが格納されたオーガの運搬架台を横置き
に倒して載置する状態を示す図である。
に倒して載置する状態を示す図である。
【図6】オーガ併用杭打ち機の要部側面図である。
【図7】リーダの部分分解斜視図である。
【図8】(a)図は、リーダへのオーガの装着作業を説
明する図であり、(b)図は、リーダに固設されたガイ
ドパイプに、オーガのガイドジョーを装着した状態の概
略的な断面図である。
明する図であり、(b)図は、リーダに固設されたガイ
ドパイプに、オーガのガイドジョーを装着した状態の概
略的な断面図である。
4・・リーダ
7・・オーガスクリュー
8・・オーガ
9・・ワイヤーロープ
11a,11b・ガイドパイプ
12a〜12d・嵌合突起部
13a〜13d・嵌合孔部
16・オーガの運搬架台
17・基台部
18a〜18b・格納パイプ
20a〜20d・嵌合孔部
21a〜21d・ネジ孔
22a〜22d・固定用ネジ
26・横置安定杆
27・オーガの運搬架台
28・固定基台部
28a,28b・接続基台
29a,29b・支軸
30a,30b・回動基台部
31a,31b・格納パイプ
32a〜32d・固定ピン
35・第1の横置安定用杆
36・第2の横置安定用杆
37・載置部
Claims (3)
- 【請求項1】 垂設されたリーダに設けられたガイドパ
イプにガイドジョーにて係合して摺動自在に取付けられ
るとともに地盤掘削用オーガスクリューを回転させるた
めのオーガの運搬架台であって、 前記オーガを立てた状態にて載置するための基台部に、
前記ガイドジョーが係合可能であって前記ガイドパイプ
に接続部にて接続することにより前記ガイドジョーが前
記ガイドパイプから連続して摺動可能である格納パイプ
を立設するとともに、この格納パイプに前記ガイドジョ
ーにて係合して格納されたオーガが格納位置から移動し
ないように固定するための固定部を設けたことを特徴と
するオーガの運搬架台。 - 【請求項2】 前記基台部は、固定基台部と、この固定
基台部に支軸にて軸支されて回動可能であって固定部に
て回動不能に固定されるとともに前記格納パイプに係合
されて格納されたオーガを横置きとする際には前記固定
部による固定を解除して回動可能とする回動基台部とか
ら成ることを特徴とする請求項1記載のオーガの運搬架
台。 - 【請求項3】 前記支軸位置を、前記格納パイプに係合
されて格納されたオーガの重心から延出された垂線を挟
んで横置きにする際の転倒方向より逆方向に位置するよ
うに設けたことを特徴とする請求項2記載のオーガの運
搬架台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11556694A JP3458283B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | オーガの運搬架台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11556694A JP3458283B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | オーガの運搬架台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07317484A JPH07317484A (ja) | 1995-12-05 |
JP3458283B2 true JP3458283B2 (ja) | 2003-10-20 |
Family
ID=14665732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11556694A Expired - Fee Related JP3458283B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | オーガの運搬架台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3458283B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2477300A (en) * | 2010-01-28 | 2011-08-03 | Cementation Skanska Ltd | Auger storage and transport stand |
JP7182487B2 (ja) * | 2019-02-07 | 2022-12-02 | 清水建設株式会社 | 荷振れ防止装置および荷振れ防止方法 |
JP7314017B2 (ja) * | 2019-10-21 | 2023-07-25 | 日本車輌製造株式会社 | 杭打機 |
-
1994
- 1994-05-27 JP JP11556694A patent/JP3458283B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07317484A (ja) | 1995-12-05 |
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