JP3457752B2 - 特殊車両用アウトリガ - Google Patents

特殊車両用アウトリガ

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JP3457752B2 JP28081294A JP28081294A JP3457752B2 JP 3457752 B2 JP3457752 B2 JP 3457752B2 JP 28081294 A JP28081294 A JP 28081294A JP 28081294 A JP28081294 A JP 28081294A JP 3457752 B2 JP3457752 B2 JP 3457752B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラッククレーン等の
特殊車両に設けられ、現場作業中に車体を支持する特殊
車両用アウトリガに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の特殊車両、例えばクレーン車に
は、吊り荷作業を行なう際に車体を支持するアウトリガ
が設けられている。最近では、車体が大型化し、大きな
荷重を吊り上げることができる大型クレーン車が登場し
ており、こうした大型クレーン車にあっては、大きな荷
重を吊り上げた場合でも車体の安定性を十分確保できる
ように、アウトリガをできる限り大きく張り出すことが
望まれる。
【0003】こうしたことから、超大型の機種において
は、図3に示すようにアウトリガビームが2段階に伸縮
するタイプのものが主流になってきている。図3に示す
アウトリガ10は、車体フレーム12の下面に固定され
たアウトリガボックス14を備えている。このアウトリ
ガボックス14は、車体フレーム12の長手方向に対し
て略直角に溶接されており、車体の側方に張り出す筒状
の伸縮ビーム16,16を突没自在に収容して成るもの
である。伸縮ビーム16は、アウタビーム16aと、こ
のアウタビーム16aの内部に進退自在に挿通されたイ
ンナビーム16bとによって構成されている。また、イ
ンナビーム16bの先端には油圧により伸縮する支脚と
しての油圧シリンダ18が固着され、油圧シリンダ18
のシリンダロッド19の下端には接地板20が着脱自在
に装着されている。
【0004】このような構成のアウトリガ10は、クレ
ーン作業時において、アウトリガボックス14から車体
の両側方に向かってビーム16,16を張り出し、この
ビーム16,16の先端に設けられた油圧シリンダ18
のシリンダロッド19を伸長させることによってシリン
ダロッド19先端の接地板20を地面に圧接させ、ここ
を支点として車体を支持するものである(図3の(a)
の状態)。
【0005】この場合、ビーム16は、アウタビーム1
6aの先端からさらにインナビーム16bを伸長させる
ことによって2段階に伸長し、これによって、車体から
遠く離れた位置で地面からの反力Pを受けることができ
るため、1段階で伸縮するタイプのものに比べて車体の
安定性を大きく向上させることができ、大きな荷重に耐
えることができる。
【0006】また、アウトリガボックス14の両端部の
上側には、車体フレーム12の側壁部に溶着され且つア
ウトリガボックス14の横幅一杯に突出する筒状アーム
22が設けられている。この筒状アーム22は、左右両
側に配置された側板22a,22aと、これら側板22
a,22aに溶着され且つ側板22a,22a同志を連
結する上板22bとから主に構成され、側板22a,2
2aの下部をアウトリガボックス14の上面に溶着する
ことによって筒状に形成されているものである。
【0007】このようにして設けられた筒状アーム22
は、アウトリガ10によって車体を支持した際に作用す
る地面からの反力Pを車体フレーム12に伝達する役割
をなす。すなわち、支点である油圧シリンダ18に作用
する反力によってビーム16,16に曲げモーメントが
発生すると、これに伴う力がアウトリガボックス14を
介して筒状アーム22に伝達され、この筒状アーム22
を介して車体フレーム12に伝達されるようになってい
る。
【0008】図3の(b)には、アウトリガボックス1
4内にビーム16を収容した状態が示されている。アウ
タビーム16a内にインナビーム16bを収納し、この
状態で、アウタビーム16aをアウトリガボックス14
内に収納してある。この場合、インナビーム16bの先
端に取り付けられた油圧シリンダ18は、アウタビーム
16aの先端上部に突設されたシリンダ受け部30に突
き当たって、筒状アーム22の側方に突出した状態とな
る。したがって、車幅は、結局、この油圧シリンダ18
の突出幅によって決定されることとなる。
【0009】図4には、図3に示したタイプのものより
も更に張り出し幅を大きくとれるアウトリガ40が示さ
れている。このアウトリガ40は、車幅が油圧シリンダ
18の突出幅によって決定される点に鑑みてなされたも
のであり、車本体の側方に突出する油圧シリンダ18の
部位まで筒状アーム22とアウトリガボックス14とを
側方に延ばし、この延ばした分だけアウタビーム16a
の長さを長くしたものである。そして、この延ばしたア
ウタビーム16aの延長部分の端部上面とアウトリガボ
ックス14の端部上面とに、油圧シリンダ18を遊嵌で
きるU字状の切り欠き33,32を形成し、ビーム16
をアウトリガボックス14内に収容した際に、油圧シリ
ンダ18が筒状アーム22内に完全に収納されるように
している。
【0010】この構成のアウトリガ40によれば、車幅
を増大させることなく、ビーム16の張り出し幅を大き
くとれ、しかも、車幅内にビーム16と油圧シリンダ1
8とを収めることができる。
【0011】ところで、アウトリガ40によって車体を
支持した状態では、アウトリガボックス14とアウタビ
ーム16aとの重なり領域A及びアウタビーム16aと
インナビーム16bとの重なり領域Bに大きな負荷が作
用する。したがって、これらの重なり領域A,Bに位置
するアウトリガボックス14の端部やアウタビーム16
aの端部には十分な強度が確保されていなければならな
い。
【0012】しかし、上記構成のように、アウトリガボ
ックス14とアウタビーム16aのそれぞれの端部に切
り欠き32,33を形成すると、この部位における強度
が弱くなってしまう。そのため、地面からの反力Pが作
用すると、これに伴う伝達力が、切り欠き32,33を
有するアウトリガボックス14とアウタビーム16aの
それぞれの端部の側壁頂部14a,16a´に作用す
る。これによって、アウトリガボックス14とアウタビ
ーム16aのそれぞれの端部側壁14b,16a´´に
はこれを外側に拡開しようとする力が作用する。
【0013】このように、切り欠き32,33によって
強度的に弱くなっているアウトリガボックス14及びア
ウタビーム16aの側壁頂部14a,16a´に地面か
らの反力Pに伴う伝達力が作用することは、安定した支
持を行なうことを目的とするアウトリガ40にとって非
常に好ましくない。したがって、側壁頂部14a,16
a´を含む切り欠き32,33周囲全体の構造を補強す
ることが望まれる。
【0014】そこで、特開平3−8696号公報では、
この問題に関連した解決策が提示されている。特開平3
−8696号公報に開示された構造のものは、アウトリ
ガボックス14及びアウタビーム16aの側壁頂部14
a,16a´を補強するというよりはむしろ、地面から
の反力Pに伴う伝達力を前記側壁頂部14a,16a´
に極力作用させないようにすることで、端部側壁14
b,16a´´の外側への拡開を防止しようとするもの
である。
【0015】以下、特開平3−8696号公報に開示さ
れた構造を図4に基づいて説明する。重なり領域Aに位
置するアウトリガボックス14の先端部側壁14bの中
央部内面には受部材50が溶着され、アウタビーム16
aの基端部側壁の中央部外面には前記受部材50と当接
可能な当部材51が溶着されている。また、重なり領域
Bに位置するアウタビーム16aの先端部側壁16a´
´の中央部内面には受部材54が溶着され、インナビー
ム16bの基端部側壁の中央部外面には前記受部材54
と当接可能な当部材55が溶着されている。さらに、ア
ウタビーム16aの先端部側壁16a´´の下部内面に
は受部材53が溶着され、インナビーム16bの基端側
壁の下部外面には前記受部材53と当接可能な当部材5
2が溶着されている。
【0016】この構成によれば、アウトリガ40によっ
て車体を支持した際に作用する地面からの反力Pは、重
なり領域Bで当部材55が受部材54に当接し且つ当部
材52が受部材53に当接することによりアウタビーム
16aに伝達されるとともに、重なり領域Aで当部材5
1が受部材50に当接することによりアウトリガボック
ス14に伝達され、さらに、筒状アーム22を介してこ
れに溶着された車体フレーム12へと伝達される。
【0017】このような構成では、重なり領域A,Bに
位置するアウトリガボックス14およびアウタビーム1
6aの端部側壁14b,16a´´の中央部に受部材5
0,54と当部材51,55とが設けられているため、
これらの端部側壁14b,16a´´が補強されるばか
りでなく、これらの端部側壁14b,16a´´の中央
部で地面からの反力Pの伝達がなされる。つまり、地面
からの反力Pに伴う伝達力を側壁頂部14a,16a´
に極力作用させないようにしているため、端部側壁14
b,16a´´の外側への拡開が防止される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平3−8696号公報に開示された構成では、アウト
リガボックス14と各ビーム16a,16bの内壁及び
外壁に当部材51,52,55と受部材50,53,5
4とを溶着しなければならないため、部品点数が多くな
り、また、その作業が非常に繁雑となる。しかも、当部
材51,52,55と受部材50,53,54との間の
合わせを精密に行なわなければならない。
【0019】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、ビームの張り出し幅
を極力大きくとれ、しかも、簡単な工作作業によって十
分な強度を確保できる特殊車両用アウトリガを提供する
ことにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、車体支持用の支持部を先端に備える先端
ビームと、この先端ビームと車体との間に張り出される
少なくとも1つの中間ビームとを含むビーム体を備え、
前記ビーム体を構成する各ビームを車体の側方に向かっ
て伸縮自在に張り出すことによって、前記先端ビームの
先端に設けられた支持部を支点として車体を支持する特
殊車両用アウトリガにおいて、前記中間ビームの先端部
の上壁に形成され、前記支持部を遊嵌可能な切り欠き部
と、前記中間ビームの先端部の上壁に溶着され、この切
り欠き部の周囲から上方へ延びて前記支持部を収容する
収容用空間を形成し、且つ先端側の部分を開放して前記
収容用空間に前記支持部を出し入れ可能な第1の補強部
材と、前記第1の補強部材の先端側に開放した部分の左
右両先端縁部と前記中間ビームの両側壁にわたり延在
し、第1の補強部材の左右両先端縁部と前記中間ビーム
の両側壁に溶着され、且つ前記支持部及び先端側ビーム
を出し入れする開口を一部に形成した第2の補強部材と
を具備し、前記支持部による支承反力を受ける前記切り
欠き部が外側へ拡開することを、前記両補強部材によっ
て防止するようにしたことを特徴とするものである。
【0021】
【作用】上記構成によれば、支持部を遊嵌可能な切り欠
き部を中間ビームの先端部に設けたため、その分だけ中
間ビームを長くすることができ、ビーム体の張り出し幅
を大きくすることができる。また、強度的に弱い切り欠
き部に補強部材を設けたため、切り欠き部の外側への拡
開を直接的に防止することができる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例に
ついて説明する。なお、図3及び図4に示した従来例と
共通する部分には同一名称及び同一符号を付してその詳
細な説明を省略する。
【0023】本実施例のアウトリガ60は、図4に示し
た構成と同様に、車幅が油圧シリンダ18の突出幅によ
って決定される点に鑑みてなされたものであり、図3の
構成において更に筒状アーム22とアウトリガボックス
14とを車本体の側方に突出する油圧シリンダ18の部
位まで側方に延ばし、この延ばした分だけアウタビーム
16aの長さを長くしたものである。そして、この延ば
したアウタビーム16aの延長部分の端部上面に油圧シ
リンダ18を遊嵌できるU字状の切り欠き33を形成す
るとともに、アウトリガボックス14の端部上に補強部
材62,63,64(後述する)を収容できる切り欠き
32を有する収容部69を形成し、ビーム16をアウト
リガボックス14内に収容した際に、油圧シリンダ18
及び前記補強部材62,63,64が筒状アーム22内
に完全に収納されるようにしている。
【0024】ところで、アウタビーム16aの端部上面
には、切り欠き33(端部側壁16a´´)の外側への
拡開を防止する補強部材が設けられている。図2は、前
記補強部材を詳細に示した拡大図である。図示のよう
に、アウタビーム16aは、ビームの側壁を形成する2
枚の側板71,71と、これらの側板71,71同志を
連結する上板70及び底板72とから成り、隣接するこ
れらの板70,71,71,72同志を互いに溶着する
ことによって筒状に形成されているものである。
【0025】上板70には、前述したようにU字状の切
り欠き33が形成されており、この切り欠き33の外周
部に沿ってU字形状の板部材である第1の補強部材62
が溶着されている。
【0026】また、アウタビーム16aの端面には、側
板71,71の端部を縦方向に一部切り欠くことによっ
て形成された切り欠き部75が設けられている。この切
り欠き部75は、側板71,71の切り欠き深さに合わ
せて上板70の端部を切り落とすことにより、L字型の
形状を呈している。
【0027】また、前記切り欠き部75には板状の第2
の補強部材63が嵌め込まれて溶着されている。この場
合、第2の補強部材63は、切り欠き部75に沿って縦
方向に延びてアウタビーム16aの上方に突出してお
り、第1の補強部材62の端面と当接してこれに溶着さ
れた状態で、第1の補強部材62との間に油圧シリンダ
18を収容できる収容空間78を形成している。また、
この第2の補強部材63には、油圧シリンダ18とイン
ナビーム16bとが挿通できる開口63aが形成されて
いる。
【0028】また、第1及び第2の補強部材62,63
には、収容空間78を上側から閉塞する第3の補強部材
64が溶着されている。次に、上記構成の作用について
説明する。
【0029】アウトリガ60によって車体を支持する
と、油圧シリンダ18の部位に地面からの反力Pが作用
し、インナビーム16bに曲げモーメントが発生する。
この曲げモーメントに伴う伝達力すなわち支承力は、切
り欠き33を有するアウタビーム16aの端部の側壁頂
部16a´に作用する。この力によって、切り欠き33
が外側に拡開しようとする。
【0030】ところが、本実施例の構成では、切り欠き
33を外側に拡開しようとする力が第1の補強部材62
に伝達されるとともに、第1の補強部材62に溶着され
た第2の補強部材63を介して側板71に伝達されるた
め、切り欠き33部位に作用する応力が緩和されて、ア
ウタビーム16aの端部側壁16a´´の外側への拡開
が防止される。つまり、本構成では、切り欠き33を外
側に拡開しようとする力を第1の補強部材62によって
上側から完全に押さえることができる。この時、第2の
補強部材63は端部側壁16a´´が外側に広がろうと
する力を両脇から押さえる作用をなし、第3の補強部材
64は第2の補強部材63とともに第1の補強部材62
の拡開を防止する作用をなす。
【0031】なお、アウトリガボックス14側における
補強構造もこれと同一に構成されているものであるが、
アウトリガボックス14側の筒状アーム22に別途の補
強構造を形成して切り欠き32の外側への拡開を防止す
るようにしても良い。
【0032】以上説明したように、本実施例のアウトリ
ガ60によれば、車幅を増大させることなく、ビーム1
6の張り出し幅を大きくとれ、しかも、車幅内にビーム
16と油圧シリンダ18とを収めることができ、切り欠
き32の外側への拡開を防止できる。なお、本実施例で
は、補強部材62,63,64を収容可能な切り欠き3
2を有する収容部69をアウトリガボックス14の端部
上に設けている点が、ビーム16と油圧シリンダ18と
を車幅内に収める重要な役割を果たす。
【0033】さらに、本実施例のアウトリガ60は、特
開平3ー8696号公報のように補強部材をばらばらに
設けるのではなく、負荷を最も受ける切り欠き33の部
位に集中して補強部材を設けているため、簡単な工作作
業によって十分な強度を確保できる。したがって、工作
性が向上し、コスト低減を図ることができる。
【0034】言うなれば、特開平3−8696号公報
が、地面からの反力Pに伴う伝達力を側壁頂部14a,
16a´に極力作用させないようにすることで、端部側
壁14b,16a´´の外側への拡開を防止しようとす
る間接的な手段を開示しているのに対し、本実施例は、
アウトリガボックス14及びアウタビーム16aの側壁
頂部14a,16a´に補強部材を集中的に設けるとい
う直接的な手段によって端部側壁14b,16a´´の
外側への拡開を防止しようとするものである。
【0035】なお、本実施例の場合、第1及び第2の補
強部材62,63によって十分補強され得る場合には第
3の補強部材64を設ける必要はない。また、第2の補
強部材63の開口63aは補強部材63の上端まで突き
抜けるように開口していても良い。
【0036】また、本実施例では、ビーム16が2段階
に伸縮する構造のものを示したが、ビームが3段階、4
段階……のごとく多段階に伸縮する構造のものにも本実
施例の構成を適用することができる。この場合は、先端
に油圧シリンダ18が装着されたビームを除く全てのビ
ームの先端上面に切り欠き33を形成し、この切り欠き
33の部位に前述した補強部材62,63,64を設け
れば良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の特殊車両
用アウトリガによれば、ビームの張り出し幅を極力大き
くとれ、しかも、簡単な工作作業によって十分な強度を
確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例に係るアウトリガの
伸長状態を示す側面図、(b)は(a)のアウトリガを
アウトリガボックス内に格納した状態を示す側面図であ
る。
【図2】図1のアウトリガの要部を示す拡大斜視図であ
る。
【図3】(a)は従来のアウトリガの伸長状態を示す側
面図、(b)は(a)のアウトリガをアウトリガボック
ス内に格納した状態を示す側面図である。
【図4】従来のアウトリガの伸長状態を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
16…ビーム(ビーム体)、16a…アウタビーム(中
間ビーム)、16b…インナビーム(先端ビーム)、1
8…油圧シリンダ(支持部)、33…切り欠き、60…
アウトリガ、62,63,64…補強部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60S 9/00 - 9/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体支持用の支持部を先端に備える先端
    ビームと、この先端ビームと車体との間に張り出される
    少なくとも1つの中間ビームとを含むビーム体を備え、
    前記ビーム体を構成する各ビームを車体の側方に向かっ
    て伸縮自在に張り出すことによって、前記先端ビームの
    先端に設けられた支持部を支点として車体を支持する特
    殊車両用アウトリガにおいて、 前記中間ビームの先端部の上壁に形成され、前記支持部
    を遊嵌可能な切り欠き部と、 前記中間ビームの先端部の上壁に溶着され、この切り欠
    き部の周囲から上方へ延びて前記支持部を収容する収容
    用空間を形成し、且つ先端側の部分を開放して前記収容
    用空間に前記支持部を出し入れ可能な第1の補強部材
    と、 前記第1の補強部材の先端側に開放する部分の左右両先
    端縁部と前記中間ビームの両側壁にわたり延在し、第1
    の補強部材の左右両先端縁部と前記中間ビームの両側壁
    に溶着され、且つ前記支持部及び先端側ビームを出し入
    れする開口を一部に形成した第2の補強部材とを具備
    し、 前記支持部による支承反力を受ける前記切り欠き部が外
    側へ拡開することを、前記両補強部材によって防止する
    ようにしたことを特徴とする特殊車両用アウトリガ。
  2. 【請求項2】 車体フレームの下側に形成され、且つ車
    体の側方に張り出す前記ビームを突没自在に収容可能な
    アウトリガボックスを備え、少なくとも前記第1の補強
    部材を収容可能な収容部が前記アウトリガボックスに設
    けられていることを特徴とする請求項1に記載の特殊車
    両用アウトリガ。
  3. 【請求項3】 さらに、前記中間ビームの先端部の上壁
    から上方へ延びた前記第1の補強部材の上端部と第2の
    補強部材との両者に溶接され、前記収容用空間を閉塞す
    る第3の補強部材を具備したことを特徴とする請求項1
    に記載の特殊車両用アウトリガ。
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