JP3457443B2 - 機器管理システム - Google Patents
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Description
写機に付設された端末装置としての通信管理デバイス
と、その管理センターに設置されたホストコンピュータ
とをデータ通信回線により接続してなる機器管理システ
ムに係り、特に、前記デバイス初期化手順の改良に関す
るものである。
の補給、その他、複写機能を維持するための種々のメン
テナンスを必要とするものであるため、通常、複写機の
ユーザーとメンテナンス供給業者等の管理センターとの
間で、長期に亙る複写機管理のための上記種々の用件に
関わる請負契約が結ばれており、この請負契約を管理セ
ンターが支障なく実施できるようにするために、管理セ
ンターと端末となる各複写機間に、複写機管理システム
が設定されている。
各複写機に付設された通信管理デバイスと、管理センタ
ーに設けられたホストコンピュータとを公衆電話回線で
接続してなり、ホストコンピュータは、デバイスから複
写機に関わるサービスマンコール等のデータを含めてあ
らゆるデータを受けるのみでなく、複写機のデバイスへ
の設定、例えばホストコンピュータの電話番号や定期ダ
イヤル時刻の設定、契約コピー枚数の設定等の初期化を
各複写機に対して行う。そして、上記設定内容に基づ
き、デバイスはホストコンピュータと通信を行い、これ
によって複写機が一括して管理されるようになってい
る。
ザーの使用場所に複写機及びデバイスを設置した後、そ
のユーザーのデータや機種名等のデータをホストコンピ
ュータに登録して、デバイスの初期化を行う。また、こ
のときホストコンピュータからデバイスに通信し、複写
機側が通信できるように上記ID番号を設定し、以後、
デバイスは定期的にホストコンピュータに必要なデータ
を送るための通信を行う際には、個々の機種名等を使用
することなく、全てID番号で管理するようにしてい
る。
は、デバイスに複写機ID設定、ホストコンピュータの
電話番号設定、その他の設定を行うものであるが、従
来、初期化を行うときは、管理センターのホストコンピ
ュータ側と複写機のデバイス側双方にオペーレータを配
置し、両者が電話でやりとりしながら行う。
ファックシミリ装置や電話機の回線を共用しており、デ
バイス側は専ら送信のみ行えるように設定されていて、
その回線を通じて送信があった場合には、デバイスは着
信拒否状態となるため、ホストコンピュータからデバイ
スへ発呼するときは、デバイス側で発呼許可を得るため
の操作が必要となるうえ、電話交信によって初期化作業
を進めるため、作業時間が長くかかり、また、上述のよ
うに2人のオペーレータを要するなど、コスト及び作業
効率に問題点があった。
は例えば複写機側のみでデバイスの初期化を行うことが
できるようにした複写機管理システムが開発されてい
る。この改善された管理システムの初期化手順は、予め
ホストコンピュータに対象となる複写機データを登録し
ておき、その時点でホストコンピュータから複写機ID
及び照合コードを発行する。
その複写機ID及び照合コードを控えて複写機設置場所
に出向き、複写機のセットアップを行った後、デバイス
の初期化を複写機の操作部から行う。このとき、デバイ
スが通信するホストコンピュータの電話番号の他に、前
述の複写機IDと照合コードとを入力し、初期化を実行
する。
と、指定の電話番号、すなわちホストコンピュータに対
し通信を行い、指定の複写機IDが存在する場合は、照
合コードでチェックを行い、完全に一致すると初期化が
終了することになる。なお、前記従来例の場合にも、照
合コードを入力する必要があった。
来例及び改善例のいずれの場合においても、複写機から
複写機IDと照合コードとの都合2種類のコードを入力
しなければならない。この照合コードを入力しなければ
ならないのは次のような理由による。すなわち、複写機
IDのみによって初期化を行おうとすると、そのID番
号を間違えると、既存のデータベースを壊す恐れがある
ためである。例えば指定ID番号が「0010」である
にも拘わらず、誤って「0011」と入力し、しかも
「0011」が既存の複写機IDである場合、その複写
機のデータベースが失われてしまうことになる。
うえで、複写機IDと照合コードとの都合2つのコード
を入力させて2重にチェックを行うことが有効である。
しかし、このような2つのコードを入力する方法の場
合、複雑な数値の並びからなる異なるコードを2度入力
しなければならないことにもなり、入力ミスを犯す危険
性もその分、高くなる。この入力ミスにあって、単なる
誤入力の場合は、再度正しいコードを入力することで問
題は解決するが、オペレータが覚え間違いしている場合
には救済策がない。
れたもので、デバイスの初期化に必要なコード入力を、
照合コードの1種類のみにしても、他のデータベースを
破壊するといった危険を伴わず、安全な初期化を行うこ
とが可能な画像形成機器の管理システムを提供すること
を目的とするものである。
管理システムは、被管理機器に付設されて該機器を管理
するための機器管理データを送信する端末装置と、この
端末装置とデータ通信回線を通じて接続され該端末装置
に対する管理データを一括管理するホストコンピュータ
とを備え、前記ホストコンピュータにより前記端末装置
に各種設定値及び前記被管理機器を特定するID番号を
設定する前記端末装置の初期化、又は前記端末装置に各
種設定値を再度設定する再初期化を行うように構成され
ている。
端末装置に、未初期化であるという条件でその初期化を
行おうとする時に前記被管理機器から入力されたその被
管理機器を特定する照合コードを少なくとも含む初期化
レポートを作成する第1のレポート作成手段と、再初期
化を行おうとする時に前記照合コード、前記被管理機器
を特定するID番号及び初期化済みであるという少なく
とも3条件を内容とする初期化レポートを作成する第2
のレポート作成手段とを設けている。
置から送信されたレポートを解析するレポート解析手段
と、このレポート解析手段の解析結果により前記レポー
ト中にID番号が含まれていないときは照合コードによ
って前記ホストコンピュータ内の機器管理データベース
を検索しそのデータベース内の該当する端末装置のデー
タが未初期化のときにのみ前記端末装置の初期化を実行
する初期化手段と、前記レポート解析手段の解析結果に
より前記レポート中にID番号が含まれているときは照
合コード及びID番号によって前記機器管理データベー
スを検索しそのデータベース内の該当する端末装置のデ
ータが初期化済の場合にのみ前記端末装置の再初期化を
実行する再初期化手段とを設けている。
ースにおける初期化済を示す条件は、初期化日時であ
り、前記初期化手段は、データベース内の該当する端末
装置の初期化日時フィールドに初期化日時を検出したと
きは前記端末装置の初期化を行わないものとすることが
できる。
成手段によりレポートを作成するとき、つまり照合コー
ドのみを用いた初期化では、一度初期化を実行すると、
端末装置にはホストコンピュータと同じID番号が登録
されるので、再初期化の時には、ID領域には既に本当
のID番号が入っており、ホストコンピュータとの通信
時には再初期化であることを検知することができる。ま
た、万が一、照合コードの入力間違いをして、それがた
またま未初期化の被管理機器のデータベースの照合コー
ドと一致したとしても、未初期化データベースであるの
で、運用データを壊してしまうという最悪のケースを免
れることができる。
ポートを作成するとき、つまり再初期化の場合は、ID
番号のみで実行すると、初期化済であること、つまり初
期化日時がレポート中に含まれているので、初期化が行
われない。これは既に運用している他のデータベースを
壊さないようにするためである。
ムに適用した実施の形態について図面を参照しながら説
明する。図1はその複写機管理システムの一例を模式的
に示している。この図に示すように、この複写機管理シ
ステムは、被管理機器としての複数の複写機Pと、管理
センターに設置されたメンテナンス管理用のホストコン
ピュータHとにより構成されており、各複写機Pに付設
された端末装置としての通信管理用のデバイスDが公衆
電話回線Lを通じてホストコンピュータHと接続されて
いる。
図に示すように、複写機Pは、複写機本体1の上部に、
光源、ミラー、レンズユニット等から構成された原稿読
み取りのための光学系2を設けている。複写機本体1の
中央部には読み取った原稿のトナー画像を形成するため
の画像形成部3が設けられている。画像形成部3は表面
に静電潜像が形成される感光体ドラム4を有している。
感光体ドラム4の周囲には、帯電チャージャ5、現像装
置6、転写分離チャージャ7及びクリーニング装置8が
配設されている。
れている。給紙部9は複写機本体1の図2上、右側に設
けられたバイパステーブル10と、複写機本体1の下部
に上下に並べて配置された複数の給紙カセット11と、
バイパステーブル10または給紙カセット11に収納さ
れた用紙を画像形成部3に搬送するための用紙搬送装置
12とから構成されている。画像形成部3の用紙搬送方
向下流側には、用紙を装置の図2上左側に搬送するため
の排紙搬送コンベヤ13と、用紙上のトナー画像を溶融
定着する定着装置14と、定着時の用紙を排出するため
の排出ローラ15と、用紙を受けるための排紙トレイ1
6とが設けられている。
部17が設けられている。制御部17はCPU、RA
M、ROM、各種ドライバ及び各種IOポートを含むマ
イクロコンピュータシステムにより構成されており、こ
の制御部17に操作パネル18が接続されている。操作
パネル18は図2に示すように、複写機本体1の上面に
配設されており、入力キー部及び液晶表示素子またはL
ED等で構成される表示部を含んでいる。
記憶される記憶部19が接続されている。記憶部19
は、複写機本体1の複写枚数のトータルカウント等を記
憶している。制御部17にはさらに、画像形成回数を計
数するための通紙カウントセンサ20及び給紙カセット
11からの給紙動作を行う給紙部9が接続されている。
ト11から画像形成部3及び定着装置14を通過して排
紙トレイ16に至る用紙の搬送路中の適所に複数設けら
れており、各通紙カウントセンサ20が正常な通紙を検
出すると、記憶部19内のトータルカウントをインクリ
メントする構成となっている。さらに、制御部17に接
続されているインターフェイス21は、複写機管理デバ
イスDに接続されており、通紙カウントセンサ20が計
数する複写枚数を該デバイスDに送信する。
するためのデータを送信するもので、図4に示すよう
に、複写機本体1と接続されるシリアルインターフェイ
ス22を有しており、該シリアルインターフェイス22
はCPU23に接続されている。CPU23はマイクロ
コンピュータシステムで構成されており、NCUと略称
されるネットワーク制御ユニット24、ROM25、R
AM26、時計用IC27に接続されている。NCU2
4はモデム28に接続されており、さらにモデム28
は、公衆電話回線Lに接続されている。
話回線Lを占有することは現実的でなく、実際は前述し
たように、ファクシミリ装置(電話機)30の回線をデバ
イスDに迂回させており、デバイスD側は専ら送信のみ
行えるように設定されていて、その回線を通じて送信が
あった場合には、デバイスDは着信拒否状態となり、フ
ァックスや電話機で着信するように設定されている。し
たがって、本実施形態の管理システムにおいては、ホス
トコンピュータHからデバイスDへ発呼する場合は、発
呼許可を得るための別途の操作が必要となる。
に、CPU31と、CPU31に接続されるRAM3
2、ROM33及び入出力インターフェイス34を備え
ている。また、CPU31には表示用のCRT35、印
字用のプリンタ36、入力用キーボード37、外部記憶
装置38等も接続されている。入出力インターフェイス
34にはRS−232C等の入出力端子が設けられてお
り、通信用のモデム39を介して公衆電話回線Lに接続
されている。
から発呼されたデータを受信し、これによって複写機P
を一括して管理するもので、デバイスDから複写機Pに
関わるサービスマンコール等のデータを含めてあらゆる
データを受けるのみでなく、複写機データの初期化を行
う。この初期化は、例えばデバイスDに対するホストコ
ンピュータHの電話番号や定期ダイヤル時刻の設定、契
約コピー枚数の設定等の初期データの設定を行うことを
言う。
記初期化の手順について説明すると、複写機Pを初期化
するに際して、その複写機データは予めホストコンピュ
ータHに登録され、ホストコンピュータHはその時点で
当該複写機Pに対する照合コードを発行する。
場合におけるデバイスD側の初期化手順を示している。
まず、オペレータは複写機Pの設置場所へ赴き、複写機
Pの操作パネル18上のキーを操作して、ホストコンピ
ュータHから発行された照合コードのみを入力する。
プ#5で複写機Pから照合コードを受信すると、ステッ
プ#10で、複写機Pへ初期化を開始する旨を送信した
後、ステップ#15でデバイスメモリ(RAM26)の複
写機ID領域が0か、否かを判断する。複写機Pの初期
化が初めてであるときは、ステップ#20で初期化レポ
ートを作成するが、このデバイス発呼時には、複写機I
D領域には何も入れずに初期化を行う。但し、この段階
では、複写機Pを初めて初期化する場合には、デバイス
メモリ26には何も書かれていないので、実際には複写
機ID領域には[0000]が入っている。
6の複写機IDが0でないときは、ステップ#25で初
期化レポートを作成するにあたって、複写機ID領域に
0000を入力する。このようにして初期化レポートを
作成すると、ステップ#30でホストコンピュータHに
発呼し、該初期化レポートを送信する。
コードを挙げることができる。 ここで、(a)の「01」は初期化レポートであることを
表し、(b)の「0000」は複写機ID、(c)の「12
3456」は照合コードを表す。また、(d)の「950
615」は初期化実行日付を表し、この例では1995
年6月15日を示している。(e)の「1530」は初期
化開始時刻を表し、この例では15時30分を示してい
る。
トコンピュータ側の初期化手順を示している。図7にお
いてホストコンピュータHは、デバイスDから初期化レ
ポートを受信すると、ステップ#105でその初期化レ
ポートを解析して、複写機IDを判別し、「0000」
であれば、初めて初期化されるものとみなす。また、複
写機IDに有意なコードが入力されていれば、ステップ
#110へ進んで再初期化処理のサブルーチンを実行す
る。
プ#115へ進み、照合コードによってホストコンピュ
ータHのデータベースを検索し、レコードがあればステ
ップ#125へ進み、無ければ、ステップ#120で照
合コード不一致により初期化失敗と判定する。また、デ
ータベースに照合コードに対応するレコードがあれば、
ステップ#125で、そのデータベースの初期化日時フ
ィールドに初期化日時が入っているか、否かを判断し、
初期化日時が入っているときは、初期化が重複すること
になるので、ステップ#130へ進み、重複初期化エラ
ーにより初期化失敗と判定する。
ドにデータがなく、未初期化であると判断したときは、
デバイスDの初期化を実行する。このデバイスDの初期
化はデバイスDに各種設定値及び複写機IDを送信する
ことであり、ステップ#140でデバイスDに初期化終
了を告げた後、回線切断し、デバイス初期化動作を終了
する。ここで、デバイスDに設定する各種設定値として
は、ホストコンピュータの電話番号、トータルカウント
値等が含まれる。
ある。 初期化前 初期化後 複写機ID 0001 0001 照合コード 123456 → 123456 初期化日時 **** 95−06−15 15:30 初期化前には、初期化日時のフィールドには、アステリ
スクが表示されており、初期化後に具体的な日時が記入
される。
35でホストコンピュータHとの通信により各種設定を
行い、ステップ#40でホストコンピュータHから受信
した複写機IDをRAM26の複写機ID領域に記憶
し、しかる後、ステップ#45でホストコンピュータH
からの初期化終了を告げる信号を受信し、回線切断す
る。そして、ステップ#50で複写機Pに初期化終了を
送信し、初期化を完了する。但し、ホストコンピュータ
Hで初期化失敗の場合は、ステップ#35の各種設定及
びステップ#40の複写機IDは送られて来ない。
して、照合コードに代えて複写機IDのみをだけで初期
化を行うことができれば、初期化をより簡易化できると
考えられるが、現実には再初期化が行われる場合がある
ので、その場合には複写機IDだけの方法では対処でき
ない。
通信に異常が発生し、初期化成功のメッセ−ジが送出さ
れなかったときのように、初期化が実行されたことが確
認できず、再度、初期化を実行する場合や、運用開始
後、何らかのトラブルが発生し、取り敢えずデバイスD
とホストコンピュータH間の設定条件を再設定する場合
等に必要な処理である。
ピュータ側の初期化手順を示している。再初期化の場
合、まず、ステップ#205でデバイスDから送られて
来た複写機IDによってデータベースのレコードを検索
し、レコードがないときは#210へ進み、複写機ID
エラーと表示し、初期化失敗として処理を終える。デー
タベース中にレコードはあったと確認されたときは、ス
テップ#215へ進み、レコードの照合コードと初期化
レポートの照合コードとを比較し、一致しないときは、
ステップ#220へ進み、「照合コード不一致」と表示
し、初期化失敗として処理を終える。
照合コードが一致したときは、ステップ#225へ進
み、初期化日時フィールドにデータがあるか、否かを判
定する。この場合も、日時データがフィールド中にない
ときは、ステップ#230へ進み、「属性エラー」と表
示し、初期化失敗として処理を終える。初期化日時フィ
ールドにデータがあるときは、ステップ#235へ進
み、デバイスDに各種設定値を送信し、ステップ#24
0で初期化が終了したことをデバイスD側に送って、回
線を切断する。
Dだけで実行すると、初期化日時は既に入っているので
プロテクトがきいて初期化が行われない。これは既に運
用している他のデータベースを壊さないようにするため
であり、複写機IDだけの照合で、デバイスDとホスト
コンピュータHの関係をつなげてしまうと、複写機ID
を間違えて入力した場合に、他の複写機のデータベース
にデータを書き込んでしまう事態を招くからである。
は、一度初期化を実行すると、デバイスDにはホストコ
ンピュータHと同じ複写機IDが登録されるので、再初
期化の際には、複写機ID領域には既に本当の複写機I
Dが入っており、ホストコンピュータHとの通信時には
再初期化であることが検知出来る。この場合は、初期化
日時が入っていることと、複写機IDで検索したデータ
ベースの照合コードとデバイスDから入力した照合コー
ドが合っていることにより、2重3重にチェックするこ
とができる。これは既存の初期化ミス対策を講じた初期
化方法と同等の安全性があることになる。
て、それが偶然的に未初期化の複写機のデータベースの
照合コードと一致したとしても、未初期化データベース
であるので、運用データを壊してしまうという最悪のケ
ースは逃れられる。
スシミュレーションモードでデバイス初期化を選択する
ことができる。図9はその場合のデバイス初期化を選択
した後の制御部17の動作を示している。すなわち、ス
テップ#305でホストコンピュータHから発行された
照合コードが入力されたことを認識した後、ステップ#
310で記憶部19の複写機ID領域に複写機IDが存
在するか、否かを判断し、存在しないときはステップ#
315でデバイスDに初期化を指示するとともに、入力
された照合コードを送る。また、複写機ID領域に複写
機IDが存在するときはステップ#320でデバイスD
に再初期化の指示を行うとともに、照合コードを送る。
とホストコンピュータHが初期化処理を実行している
間、「初期化中です」というメッセージを操作パネル1
8の表示部に表示する。ステップ#330でデバイスD
から初期化終了コードと複写機IDを受信し、ステップ
#335でその受信データから得られた初期化の処理結
果を判定し、初期化が成功したときはステップ#340
で表示部に「初期化終了です」というメッセージを表示
する。また、初期化が失敗したときはステップ#345
で表示部に「初期化失敗しました」というメッセージを
表示する。そして、ステップ#350でデバイスDから
送られて来た記憶部19に複写機IDを記憶し、初期化
処理を終了する。
デバイスDの初期化と再初期化を判断するについて、デ
バイスD内の複写機ID領域が0の場合に、初めての初
期化を行うと判断するようにしているが、これは、初め
ての初期化の場合には予めデバイスD内のRAM26を
全てクリアしてから行わなければ、複写機ID領域が0
であるという保証が得られないからである。
アを行うようにマニュアルに記載されているが、ときと
してその操作を忘れる場合があり、これを防止するた
め、デバイスDの初期化時において各種データをデバイ
スDに送信する前に、ソフトウェアでもメモリクリアを
行うようにしている。しかし、メモリクリアを行うと、
複写機ID領域もクリアされてしまうので、再初期化の
判断ができなくなってしまう。なお、本実施形態では、
マニュアル通りにデバイスDの設置時に予めメモリクリ
アを実行することを前提にしている。
に、デバイスD側では図10に示すような複写機Pから
初期化または再初期化の指示が来た場合における手順で
初期化を実行すると好都合である。すなわち、ステップ
#405で複写機Pから初期化の指示と、複写機ID及
び照合コードを受信すると、ステップ#410で複写機
Pへ初期化を開始する旨の信号を送り、ステップ#41
5で現在の初期化が、初期化、再初期化のいずれである
かを判断する。
で初期化レポートを作成する。このときはデバイスDの
RAM26における複写機ID領域に0000を入力す
る。また、再初期化であればステップ#425で初期化
レポートを作成するに際し、RAM26の複写機ID領
域に既設定のID番号を入力する。
と、ステップ#430でホストコンピュータHに発呼
し、該初期化レポートを送信する。その後、ステップ#
435でホストコンピュータHとの通信により各種設定
を行い、ステップ#440でホストコンピュータHから
受信した複写機IDをRAM26の複写機ID領域に記
憶し、しかる後、ステップ#445でホストコンピュー
タHからの初期化終了を告げる信号を受信し、回線を切
断する。そして、ステップ#450で複写機Pに初期化
終了コードと複写機IDを送信し、初期化を完了する。
但し、ホストコンピュータHで初期化失敗の場合は、ス
テップ#435の各種設定及びステップ#440の複写
機IDは送られて来ない。
順は図7に示したものと同じであるので、説明を省略す
る。
機P内の記憶部19でデバイスDの初期化を行ったか、
否かを記憶しておき、初期化と再初期化を複写機P側で
判断するようにしており、これによりデバイスDのメモ
リクリアを常に行うことができるようにしている。
ープリンタやファクシミリ装置等、その他の画像形成機
器等にも適用することができる。また、上記実施形態で
示した初期データの内容は一例を示したものであって、
これらに限定されるものではない。
は、端末装置においては、未初期化であるという条件で
その初期化を行おうとする時に被管理機器から入力され
たその被管理機器を特定する照合コードを少なくとも含
む初期化レポートを作成する。また、再初期化を行おう
とする時に被管理機器から入力された照合コード、端末
装置に設定されている被管理機器を特定するID番号及
び初期化済であるという少なくとも3条件を内容とする
初期化レポートを作成する。
末装置から送信されたレポートを解析し、その解析結果
により前記レポート中にID番号が含まれていないとき
は照合コードによって機器管理データベースを検索し、
そのデータベース内の該当する端末装置のデータが未初
期化のときにのみ端末装置の初期化を実行する。また、
レポートの解析結果により該レポート中にID番号が含
まれているときは再初期化を実行するようにしている。
化では、一度初期化を実行すると、端末装置にはホスト
コンピュータと同じID番号が登録されるので、再初期
化のときには、ID領域には既に本当のID番号が入っ
ており、ホストコンピュータとの通信時には再初期化で
あることを検知することができる。また、万が一、照合
コードの入力間違いをして、それがたまたま未初期化の
被管理機器のデータベースの照合コードと一致したとし
ても、未初期化データベースであるので、運用データを
壊してしまうという最悪のケースを免れることができ
る。
ースにおける初期化済を示す条件として初期化日時を含
み、データベース内の該当する端末装置の初期化日時フ
ィールドに初期化日時を検出したときは端末装置の初期
化を行わないようにすることで、再初期化の場合は初期
化日時が初期化日時フィールドに含まれているので、初
期化が行われない。したがって、既に運用している他の
データベースの破壊を確実に防止することができる。
からの入力が照合コードだけでよいので、簡単であり、
入力ミスの可能性も低いという従来に見られない優れた
効果を奏するものとなった。
の概要を示すブロック図。
図。
るデバイス側の初期化手順を示すフローチャート。
ュータ側の初期化手順を示すフローチャート。
側の初期化手順を示すフローチャート。
初期化を選択した後の複写機制御部の動作を示すフロー
チャート。
来た場合におけるデバイス側の初期化手順を示すフロー
チャート。
Claims (2)
- 【請求項1】 被管理機器に付設されて該機器を管理す
るための機器管理データを送信する端末装置と、この端
末装置とデータ通信回線を通じて接続され該端末装置に
対する管理データを一括管理するホストコンピュータと
を備え、前記ホストコンピュータにより前記端末装置に
各種設定値及び前記被管理機器を特定するID番号を設
定する前記端末装置の初期化、又は前記端末装置に各種
設定値を再度設定する再初期化を行うように構成された
機器管理システムにおいて、 前記端末装置に、未初期化であるという条件で前記初期
化を行おうとする時に前記被管理機器から入力されたそ
の被管理機器を特定する照合コードを少なくとも含む初
期化レポートを作成する第1のレポート作成手段と、前
記再初期化を行おうとする時に前記被管理機器から入力
された前記照合コード、前記端末装置に設定されている
前記ID番号及び初期化済であるという少なくとも3条
件を内容とする初期化レポートを作成する第2のレポー
ト作成手段とを設け、前記ホストコンピュータに、端末
機器から送信されたレポートを解析するレポ−ト解析手
段と、このレポート解析手段の解析結果により前記レポ
ート中にID番号が含まれていないときは照合コードに
よって前記ホストコンピュータ内の機器管理データベー
スを検索しそのデータベース内の該当する端末装置のデ
ータが未初期化のときにのみ前記端末装置の初期化を実
行する初期化手段と、前記レポート解析手段の解析結果
により前記レポート中にID番号が含まれているときは
照合コード及びID番号によって前記機器管理データベ
ースを検索しそのデータベース内の該当する端末装置の
データが初期化済の場合にのみ前記端末装置の再初期化
を実行する再初期化手段とを設けたことを特徴とする機
器管理システム。 - 【請求項2】 前記機器管理データベースにおける初期
化済を示す条件は、初期化日時であり、前記初期化手段
は、データベース内の該当する端末装置の初期化日時フ
ィールドに初期化日時を検出したときは前記端末装置の
初期化を行わないように構成されていることを特徴とす
る請求項1の機器管理システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31025895A JP3457443B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 機器管理システム |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31025895A JP3457443B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 機器管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09152816A JPH09152816A (ja) | 1997-06-10 |
JP3457443B2 true JP3457443B2 (ja) | 2003-10-20 |
Family
ID=18003088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31025895A Expired - Fee Related JP3457443B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 機器管理システム |
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JP3478545B2 (ja) * | 1991-08-09 | 2003-12-15 | キヤノン株式会社 | 複写装置管理システム |
JP3215174B2 (ja) * | 1992-09-01 | 2001-10-02 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置およびその制御方法、並びに、情報処理装置およびその方法 |
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1995
- 1995-11-29 JP JP31025895A patent/JP3457443B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1996
- 1996-11-27 US US08/757,573 patent/US5805441A/en not_active Expired - Fee Related
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JPH09152816A (ja) | 1997-06-10 |
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