JP3456844B2 - 横型二軸式混練造粒装置 - Google Patents
横型二軸式混練造粒装置Info
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- JP3456844B2 JP3456844B2 JP21309696A JP21309696A JP3456844B2 JP 3456844 B2 JP3456844 B2 JP 3456844B2 JP 21309696 A JP21309696 A JP 21309696A JP 21309696 A JP21309696 A JP 21309696A JP 3456844 B2 JP3456844 B2 JP 3456844B2
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Description
小塊粒体に造粒成形し、或いは原材にセメント等の凝固
剤を混入して小塊粒体に造粒成形する横型二軸式混練造
粒装置に関するものであり、粘土塊にセメントを混入し
て小塊粒体とした場合は、海での埋設用、各種の体積増
量用或いはコンクリート骨材等に使用されるものであ
る。
材はそのままでは沿岸での埋め立て材やコンクリート骨
材等に使用できないためセメントや凝固剤でそれらの原
材を固化させる必要があり、従来では、一対の回転軸を
対向回転させて該回転軸に取り付けた多数の羽根の回転
で原材と凝固剤とを混練しながら小塊粒体に造粒成形す
る二軸式混練機が利用されていたのである。また、フイ
ルタープレスで成形された粘土板を小粒体に造粒する場
合も二軸式混練機が使用されていたのである。
されるが、図4のように、軟質状態の被混練物が壁面に
付着して固化することが多く、この固形体Aが成長する
と羽根が損傷する問題点が生じるのである。
練物が壁面に付着して固化成長することを阻止し、羽根
の破損を防止すると共に、均一な粒径の塊粒体を得るこ
とを目的とするものである。
1は、横方向に並行配置した一対の回転軸を対向回転さ
せて該回転軸に取り付けた多数の羽根の回転で原材料を
混練しながら小塊粒体に成形して傾斜先部から排出する
横型二軸式の装置において、羽根を取り付けた回転軸を
固定機体に回転可能に支持すると共に、回転軸を内部に
挿通配置して原材料の混練を受ける両側壁及び底部を有
する内胴体を固定機体内に設け、内胴体を固定機体内に
対して回転軸の軸方向に移動可能に支持し、内胴体を往
復動させる進退機構を備えた構成の横型二軸式混練造粒
装置である。なお、固定機体の両側上端に外向きに突設
したフランジ上に、内胴体の両側上端の外向きフランジ
を対向させ、いずれか一方のフランジに備えたコロを他
方のフランジに当接させて内胴体を移動可能に支持して
もよい。
態例で説明する。図1乃至図3で示す形態例において、
1は固定機体であり、その前後の固定軸受11,12で
横方向に並行に配した一対の回転軸21,22を回転可
能に支持しており、回転軸21,22はその後部で歯車
に歯合させると共に、一方の回転軸21をギヤードモー
タ3に連繋させて駆動軸としている。そして、一方の回
転軸21の歯車を他方の回転軸22の歯車より直径を大
きくして回転比を異にしている。また、回転軸21,2
2は前部を少し下に傾斜させている。
を挿通孔40で挿通して収容した内胴体4が備えてあ
る。 該内胴体4は、可撓性を有するプラスチックゴム製
であり、両側壁41及び底部42を有すると共に、図2
のように、その両側上端に外向きフランジ43を突設し
た金属製の取付帯44に固着して、固定機体1の上端に
外向きに突設したフランジ13と上下対向させている。
ット45を固着してコロ46を備え、固定機体1の上端
フランジ13上に転動配置している。これにより、固定
機体1の上端フランジ13に沿って内胴体4が移動可能
に支持されるのである。なお、一対の回転軸21,22
間の中央下に位置する底部42の中央部は少し中高部4
21となっており、中高部421の裏面に固着したコロ
423を、固定機体1の中央部に固着された突帯レール
15に載置して支持している。
5が設置され、そのシリンダロッド51の先端部を内胴
体4の後端に固着している。これにより、油圧シリンダ
5の駆動で内胴体4が前後に進退移動するのである。
突設したボス250を嵌着して羽根25を多数備えてあ
り、夫々の羽根25は、図3のように、夫々相互に他方
の回転軸に固着した羽根の前後間に食い込んだ状態で配
置し、夫々の羽根25の先端を他方の回転軸に近接させ
ている。
5に連通する排出シュート6が固定機体1の先端下部に
固着されている。さらに、内胴体4の後端上には供給シ
ュート7が設置され、供給シュート7の上には粘土濾滓
9の搬送コンベア8が設けてある。
脱水濾過された粘土濾滓9が搬送コンベア8で運ばれて
供給シュート7から内胴体4の後端に落下され、同時に
供給シュート7にセメントが供給され、モータ3の駆動
による羽根25の対向回転によって羽根25の間や内胴
体4の側壁41及び底部42との間で混練されながら次
第に塊状となる。
と内胴体4の側壁41及び底部42との間を転動しなが
ら固化して塊粒体91となり、傾斜した先部の排出孔4
5を落下して排出シュート6から排出されるのである。
得られる塊粒体91は、羽根25と内胴体4の内周面と
の間隔長さを直径とする大きさである。
の回転軸21,22の前後の羽根25間に位置する部位
に、濾滓9が付着し固化しようとする。即ち、従来の図
4のように側壁に濾滓9が付着するのである。ここで、
本形態例で特徴あることは、シリンダ5が常時往復動の
駆動をしているため、固定機体1に支持されている内胴
体4が回転軸の軸方向に前後に進退移動していることで
ある。
濾滓9が大きく成長する前に、内胴体4の側壁41が進
退移動して固定状態の羽根25に掻き落とされるのであ
る。したがって、内胴体4の側壁41に付着した濾滓9
は硬化する前に掻き落とされるのであり、羽根25が損
傷することがない。なお、内胴体4の進退移動距離は前
後の羽根25の間隔の半分以上あればよく、通常は10
〜15cm移動すればよい。また、この内胴体4の進退移
動は常時移動していることが望ましいが、断続的に進退
移動してもよく、原材に合わせて選択すればよい。
に飛散してボス250に付着することもあるが、相互に
他方の回転軸の羽根25がその付着した濾滓9を硬化す
る掻き上げて脱落するのである。このため、両方の回転
軸の回転速度を異にしているのである。
ない。例えば、羽根を取り付けた回転軸を支持する固定
機体の形状や構成は問わない。また、回転軸を内部に挿
通配置して固定機体内に備える内胴体の材質、形状及び
構成も適宜であり、原材料の混練を受ける両側壁及び底
部を有していればよい。さらに、その内胴体を固定機体
内に対して回転軸の軸方向に移動可能に支持する構成も
限定されない。なお、内胴体を往復動させる進退機構の
構成も任意であり、トグルクランク機構等で構成しても
よい。また、撹拌羽根の形状や回転軸への取付構成も問
わない。さらに、原材及び凝固剤等の被撹拌物の種類も
適宜であり、得られた塊粒体の使用用途は任意である。
よって内胴体が回転軸の軸方向に進退移動しているた
め、内胴体の側壁に付着した原材が成長する前に、羽根
に掻き落とされるのであり、羽根の損傷を防止できるの
である。また請求項2では、内胴体の支持が簡単である
と共に、内胴体の進退が円滑にできるのである。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 横方向に並行配置した一対の回転軸(2
1,22)を対向回転させて該回転軸に取り付けた多数の羽
根(25)の回転で原材料を混練しながら小塊粒体に成形
して傾斜先部から排出する横型二軸式の装置において、
羽根(25)を取り付けた回転軸(21,22)を固定機体
(1)に回転可能に支持すると共に、回転軸を内部に挿
通配置して原材の混練を受ける両側壁(41)及び底部
(42)を有する内胴体(4)を固定機体(1)内に設け、
内胴体(4)を固定機体内に対して回転軸の軸方向に移
動可能に支持し、内胴体(4)を往復動させる進退機構
を備えたことを特徴とする横型二軸式混練造粒装置。 - 【請求項2】 固定機体(1)の両側上端に外向きに突
設したフランジ(13)上に、内胴体(4)の両側上端の
外向きフランジ(43)を対向させ、いずれか一方のフラ
ンジに備えたコロ(46)を他方のフランジに当接させて
内胴体(4)を支持した請求項1の混練造粒装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21309696A JP3456844B2 (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 横型二軸式混練造粒装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21309696A JP3456844B2 (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 横型二軸式混練造粒装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1033972A JPH1033972A (ja) | 1998-02-10 |
JP3456844B2 true JP3456844B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=16633506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21309696A Expired - Lifetime JP3456844B2 (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 横型二軸式混練造粒装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3456844B2 (ja) |
-
1996
- 1996-07-23 JP JP21309696A patent/JP3456844B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1033972A (ja) | 1998-02-10 |
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