JP3456165B2 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
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- locking
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
- H01R13/4367—Insertion of locking piece from the rear
-
- H—ELECTRICITY
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- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/422—Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means
- H01R13/4223—Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means comprising integral flexible contact retaining fingers
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
ナによって二重係止される形式のコネクタに関するもの
である。
ング内に挿入される端子金具の一例として、図11に示
すものが知られている。この端子金具1は、箱型の本体
部2と電線のかしめ接続部3とを前後に備えてなり、コ
ネクタハウジング4のキャビティ5内に挿入された状態
で、キャビティ5の上面から突設されたランス5Aに一
次係止されるとともに、キャビティ5の下面側から進入
するリテーナ6によって二次係止されるようになってい
る。このリテーナ6は、端子金具1の本体部2の後端面
2Aに係止可能な係止部6Aを備えるとともに、コネク
タハウジング4に対して、係止部6Aがキャビティ5内
から退避して、端子金具1の挿入を許容する仮係止位置
と、そこから奥方へ押し込まれて係止部6Aがキャビテ
ィ5内に突入して端子金具1を抜け止めする本係止位置
とに組付可能とされている。なお、この種の端子金具と
しては、実開平6−58570号公報に記載されたもの
が公知である。
が半挿入状態であるにも拘わらず、リテーナ6を本係止
位置へ押し込もうとすると、係止部6Aが本体部2のリ
テーナ6側を向いた下面2Bに突き当たる。これによ
り、リテーナ6は本係止位置よりも手前に浮き上がった
位置で移動が停止され、このリテーナ6の浮き上がりを
もって端子金具1が半挿入であることが検知されるよう
になっている。
目視により一応は判別可能であるものの、小型のコネク
タのような場合では、その浮き上がり量も僅かであるた
め、本係止位置との区別がつき難く、見過ごされるおそ
れがあった。本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、リテーナによる端子金具の半挿入
の検知を確実に行えるようにすることを目的とする。
めの手段として、請求項1の発明は、前後方向に形成さ
れたキャビティと側面に前記キャビティを横切るように
開口する開口部とを備えたコネクタハウジングと、前記
開口部から差し込まれるリテーナと、前記キャビティへ
挿入され前記リテーナと対向する面にこのリテーナの先
端部が進入される凹部が開口しその開口縁に形成された
係止端面にリテーナの先端部が係止することで抜け止め
状態とされる端子金具とを備えてなるコネクタであっ
て、前記リテーナは、前記開口部へ差し込まれるときに
前記キャビティに対する前記端子金具の挿入方向後方か
ら斜め前方へ向けて移動するようになっている一方、前
記端子金具における前記リテーナとの対向面には、前記
コネクタハウジングに対して半挿入状態とされたとき
に、前記リテーナの先端部を突き当て可能な検知突部が
突出して設けられていることを特徴とするものである。
において、前記検知突部は、その後端面が前記係止端面
と面一に形成されているところに特徴を有する。請求項
3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにお
いて、前記検知突部は、前記リテーナとの対向面を叩き
出すことにより形成されているところに特徴を有する。
2に記載のものにおいて、前記リテーナとの対向面に
は、前記コネクタハウジングに前後方向に沿って設けら
れた溝に挿入可能で、前記コネクタハウジングに対する
挿入姿勢の安定化等に機能するスタビライザが設けられ
ており、前記検知突部がこのスタビライザと同一直線上
の後方に設けられているところに特徴を有する。
キャビティ内に正規の挿入深さで挿入された場合は、リ
テーナの先端部が係止端面に係止して端子金具の抜け止
めが図られる。一方、端子金具の挿入深さが不十分な場
合、端子金具は半挿入状態とされる。このとき、仮に検
知突部が設けられていないと、リテーナは先端部が端子
金具の対向面に突き当たることで進入が規制される。こ
れに比べて請求項1のように対向面から突出した検知突
部を設けたものは、検知突部にリテーナの先端部が突き
当たるから、検知突部の高さ分に対応してリテーナの進
入が規制される位置を差込方向の手前側に浮き上がった
位置とすることができる。これにより、端子金具を抜け
止めしたときのリテーナの高さ位置に対する半挿入時の
リテーナの浮き上がり位置をより高くすることができ、
より確実に端子金具の半挿入を検知できる。
ら突出して形成されている検知突部の後端面が係止端面
とともにリテーナに係止されるようになっていること
で、リテーナの端子金具に対する係止領域を増大させる
ことができる。
等によって形成した場合と比べて、端子金具の強度を高
く保つことができる。 <請求項4の発明>一つの溝に端子金具のスタビライザ
と検知突部とが挿入されるから、検知突部用の逃がし溝
をコネクタハウジングに設けなくてもよい。
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>本発明の第1実施形態を図1ないし図
7によって説明する。この実施形態では、図3に示すよ
うに、斜め後方から差し込まれるリテーナ20を備えた
コネクタハウジング10(以下、単にハウジング10と
いう)に挿入する雄側の端子金具30について示す。
方向の中央に略箱型に形成された本体部31を備え、そ
の前方には図示しない相手側の雌端子と接続可能なタブ
32が突出して設けられ、後方には電線Wをかしめ接続
する接続部33が設けられている。接続部33は、電線
Wの端末に露出された芯線をかしめるワイヤバレル34
と、電線Wの被覆をかしめるインシュレーションバレル
35とが前後に設けられてなる。
分における手前側の側縁が切り起こされ、幅方向の略中
央からほぼ垂直に立ち上げられることでスタビライザ3
6(特許請求の範囲に記載したスタビライザ)が形成さ
れている。一方、本体部31の長さ方向の中央における
下面両側縁からは、一対のスタビライザ37が下方に突
出して設けられており、このスタビライザ37の前方に
は、ハウジング10のランス12が係止される係止凹部
38が形成されている。なお、これらのスタビライザ3
6,37は、ハウジング10に対する端子金具30の挿
入安定化や逆挿入防止などに機能するようになってい
る。
端子金具30を収容可能なキャビティ11が上下2段に
わたって幅方向に並んで設けられている。なお、以下で
は図示する上方のキャビティ11についてのみ説明す
る。このキャビティ11の下面からは、片持ち状に形成
されて撓み変形可能なランス12が自由端を前方へ突出
させるようにして設けられ、この自由端側の上面から突
設された係止突部13が端子金具30の係止凹部38に
係止可能とされている。このランス12の両側縁には、
図示しない溝がそれぞれ形成されており、ここに端子金
具30の一対のスタビライザ37がランス12を挟むよ
うにして挿通可能とされている。また、ハウジング10
の前部には、前方に開口したフード部15が設けられ、
ここに相手側のハウジングが嵌合可能とされている。
中央には、各キャビティ11を横切って開口部16が設
けられている。この開口部16の前方には、キャビティ
11の上面に端子金具30のスタビライザ36を挿入可
能な溝17が所定長さ前方まで設けられており、この溝
17の前壁18にスタビライザ36が突き当て可能とさ
れている。この開口部16を介して端子金具30を抜け
止めするためのリテーナ20が装着されている。
りハウジング10に対して保持されており、前後斜め方
向に移動可能とされている。リテーナ20の内面には、
各キャビティ11に対応して係止部21が斜め前方に突
出してそれぞれ設けられており、これら係止部21が各
端子金具30に係止されるようになっている。リテーナ
20がハウジング10に保持される保持位置は、詳しく
は、図4に示すように、係止部21がキャビティ11か
ら退避され、キャビティ11内への端子金具30の挿入
を許容する仮係止位置と、図5に示すように、仮係止位
置よりも内側に差し込まれて、係止部21がキャビティ
11の奥方へ進入して端子金具30を抜け止め保持する
本係止位置とが設定されている。
けられており、図4に示すように、リテーナ20が仮係
止位置に配されたとき、操作部22の後端がハウジング
10の後端とほぼ同じ位置に配されるようになってい
る。この操作部22を押圧することで仮係止位置に保持
されたリテーナ20を斜め前方へ押し込んで、図5に示
す本係止位置へと移動させることができるようになって
いる。
係について詳しく説明する。上記したスタビライザ36
が設けられた本体部31の上面は、図4に示すように、
ハウジング10内においては上方の開口部16及びリテ
ーナ20に臨んで配されており、リテーナ20に対向す
る対向面39とされている。本体部31の上面、即ち対
向面39の後端側には、凹み形成された凹部40が設け
られており、この凹部40内にリテーナ20の係止部2
1が進入可能とされている(図5参照)。この凹部40
に臨む対向面39の後端面には、進入される係止部21
の前面23が突き当てられることで、端子金具30の係
止がなされるようになっており、この対向面39の後端
面がリテーナ20の係止部21に対する係止端面41と
されている。
は、本発明の構成要件である検知突部42が形成されて
いる。この検知突部42は、図1に示すように、スタビ
ライザ36よりも後方に設けられており、対向面39の
後端から所定長さだけ側縁が切り起こされ、幅方向の略
中央からほぼ垂直に立ち上げて形成されている。この検
知突部42の後端面43は、図2に示すように、係止端
面41と面一とされており、図5に示すように、本係止
位置に進入したリテーナ20の係止部21がこれら後端
面43及び係止端面41に当接可能とされている。この
検知突部42は、図1及び図2に示すように、スタビラ
イザ36と同一直線上に位置して形成されており、検知
突部42の上面の高さ位置がスタビライザ36とほぼ同
じ高さとされている。また、端子金具30のキャビティ
11に対する挿入深さによっては、図7に示すように、
検知突部42の上面44にはリテーナ20の係止部21
の下面24が当接されるようになっている。
いてその作用について説明する。まず、図3に示すよう
に、ハウジング10に対してリテーナ20を仮係止位置
に組み付けておき、端子金具30を各キャビティ11内
に挿入する。このとき、対向面39側の溝17内にはス
タビライザ36と検知突部42が順次に挿入される。図
4に示す挿入深さまで端子金具30が挿入されたところ
で、スタビライザ36が溝17の前壁18に突き当たっ
て、端子金具30の前止まりがなされる。これと同時に
本体部31の前端により撓まされていたランス12が復
帰して、係止突部13が係止凹部38に係止して、端子
金具30の一次係止がなされる。
して、リテーナ20を前方へ押し込んで、図5に示すよ
うに、本係止位置へと移動させる。すると、キャビティ
11から退避していた係止部21が端子金具30の凹部
40内に進入し、係止部21の前面23が端子金具30
における係止端面41及び検知突部42の後端面43に
当接される。これにより、端子金具30はリテーナ20
によって二次係止状態とされ、キャビティ11内に抜け
止め保持される。
た端子金具30が先上がりの斜め姿勢とされた場合で
も、リテーナ20に対する端子金具30の係止領域は、
検知突部42が突出した高さ分大きくなっているから、
端子金具30が係止部21に係止し損なわれることが極
力防がれるようになっている。
さが十分でなく、図6に示す位置で端子金具30が止め
置かれる場合がある。その場合にリテーナ20を本係止
位置に押し込もうとすると、リテーナ20の係止部21
の前端面が検知突部42の後端面43の上部に当接す
る。この状態からさらにリテーナ20を押し込むこと
で、自動的に端子金具30を前方に押し込むことができ
る。つまり、リテーナ20の押し込み操作とともに端子
金具30を図5に示すような正規の挿入深さまで挿入す
ることができる。
置よりもさらに手前側である図7に示す位置とされ、端
子金具30が半挿入状態とされる場合がある。この場合
にリテーナ20を押し込もうとすると、リテーナ20の
係止部21の下面24が検知突部42の上面44に突き
当たる。この状態からリテーナ20を奥方へ押し込もう
としても端子金具30はほとんど移動されず、リテーナ
20のそれ以上の押し込みが規制される。これをもっ
て、端子金具30が半挿入状態であることを検知するこ
とができる。
のリテーナ20の位置は、例えばリテーナ20の係止部
21が端子金具30の対向面39に突き当たってその移
動が規制されたときの位置と比べて、検知突部42の高
さ分だけ差込方向の手前側に浮き上がった位置とされて
いる。つまり、検知突部42の高さ分早い押し込み段階
で、端子金具30の半挿入を検知することができる。こ
れにより、仮係止位置から僅かにリテーナ20を移動さ
せるだけで、リテーナ20の押し込みが規制され、リテ
ーナ20を図5に示す本係止位置まで押し込んでその移
動が停止された場合と間違うことを防ぐことができ、端
子金具30の半挿入検知をより確実に行なうことができ
る。
本係止位置に至ったリテーナ20の位置に対する半挿入
時のリテーナ20の浮き上がり位置をより高い位置とす
ることができるから、端子金具30の半挿入検知をより
確実に行なうことができる。また、ハウジング10に設
けたスタビライザ36を挿入するための溝17に、検知
突部42が挿入可能とされているから、検知突部42用
の逃がし溝をハウジング10に設ける必要がなくなり、
ハウジング10を簡単な構造とすることができる。
形態を図8ないし図10によって説明する。この第2実
施形態では、検知突部の形状を変更した端子金具につい
て示す。
Aは、図8に示すように、対向面39Aの後端を叩き出
すことで形成されている。詳しくは、この検知突部42
Aは、長さ方向から見て後部側が高くなるように前後に
傾斜した形状とされる一方、図9に示すように、幅方向
から見て、中央部分が高くなる対称形状に形成されてい
る。つまり、この検知突部42Aは、後端中央部が最も
高い位置に形成されており、その高さ位置は前方のスタ
ビライザ36Aとほぼ同じものとされている。そして、
検知突部42Aの後端面43Aは、係止端面41Aと面
一に形成されている。また、この検知突部42Aの形状
に対応して、図10に示すように、ハウジング10に
は、検知突部42Aを収容可能な収容部19が溝17の
後部に設けられている。
入状態とされた場合、リテーナ20の係止部21の下面
24が検知突部42Aの傾斜面44Aに突き当たること
で、リテーナ20の押し込みが規制され、端子金具30
Aの半挿入を検知することができる。
形成されているから、第1実施形態に示したように切り
起こしにより検知突部42Aを形成した場合と比べて端
子金具30Aの強度を高く保つことができる。なお、そ
の他の構造、作用及び効果は上記した第1実施形態と同
様であるため、重複する説明は省略する。
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)本発明は、雄側の端子金具に限らず、雌側の端子
金具についても勿論適用することができる。
リテーナの対向面の後端に設けた場合について示した
が、必ずしも後端に設ける必要はない。特に第1実施形
態に示したように、検知突部を切り起こしにより形成す
る場合には、後端から前方へずれた位置に設け、対向面
の後端に架橋部分を残すようにすることで、端子金具の
強度を確保することができる。
部切欠側面図
部切欠側面図
一部切欠側面図
示す一部切欠側面図
切欠側面図
部切欠側面図
Claims (4)
- 【請求項1】 前後方向に形成されたキャビティと側面
に前記キャビティを横切るように開口する開口部とを備
えたコネクタハウジングと、 前記開口部から差し込まれるリテーナと、 前記キャビティへ挿入され前記リテーナと対向する面に
このリテーナの先端部が進入される凹部が開口しその開
口縁に形成された係止端面にリテーナの先端部が係止す
ることで抜け止め状態とされる端子金具とを備えてなる
コネクタであって、 前記リテーナは、前記開口部へ差し込まれるときに前記
キャビティに対する前記端子金具の挿入方向後方から斜
め前方へ向けて移動するようになっている一方、前記端
子金具における前記リテーナとの対向面には、前記コネ
クタハウジングに対して半挿入状態とされたときに、前
記リテーナの先端部を突き当て可能な検知突部が突出し
て設けられていることを特徴とするコネクタ。 - 【請求項2】 前記検知突部は、その後端面が前記係止
端面と面一に形成されていることを特徴とする請求項1
記載のコネクタ。 - 【請求項3】 前記検知突部は、前記リテーナとの対向
面を叩き出すことにより形成されていることを特徴とす
る請求項1または請求項2記載のコネクタ。 - 【請求項4】 前記リテーナとの対向面には、前記コネ
クタハウジングに前後方向に沿って設けられた溝に挿入
可能で、前記コネクタハウジングに対する挿入姿勢の安
定化等に機能するスタビライザが設けられており、前記
検知突部がこのスタビライザと同一直線上の後方に設け
られていることを特徴とする請求項1または請求項2記
載のコネクタ。
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