JP3456145B2 - 実装基板 - Google Patents

実装基板

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JP3456145B2
JP3456145B2 JP14534598A JP14534598A JP3456145B2 JP 3456145 B2 JP3456145 B2 JP 3456145B2 JP 14534598 A JP14534598 A JP 14534598A JP 14534598 A JP14534598 A JP 14534598A JP 3456145 B2 JP3456145 B2 JP 3456145B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/151Die mounting substrate
    • H01L2924/153Connection portion
    • H01L2924/1531Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface
    • H01L2924/15311Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface being a ball array, e.g. BGA

Landscapes

  • Wire Bonding (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体チップが実
装される実装基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は従来のエリアアレイタイプの半
導体チップ19におけるランド面を示す説明図である。
【0003】図16に示すように、半導体チップ19の
ランド面の全体に部品側ランド3が形成されている。な
お、エリアアレイタイプの半導体チップ19に接着され
たキャリアの材質には、セラミックやポリイミドテー
プ、有機樹脂などがある。また、半導体チップ19に
は、部品側ランド3に予め半田ボールが設置されている
タイプのものもある。
【0004】図17は、エリアアレイタイプの半導体チ
ップ19を実装基板1に半田接合した状態を示す断面
図、図18は図17の一部を拡大して示す断面図であ
る。
【0005】半導体チップ19が実装される実装基板1
は、一般的にエポキシ樹脂系の材料が使用されている
が、セラミックやアラミド不織布にエポキシ樹脂が含浸
されたものを用いてもよい。
【0006】図示するように、実装基板1の上面に形成
された基板側ランド8には、半導体チップ19の下面に
形成されている部品側ランド3が、半田付けされた突起
電極4を介して電気的に接続されている。実装基板1上
には導体配線5が、また内部には内層配線7が形成され
ている。なお、これらの配線は、一般的には銅が用いら
れている。また、実装基板1の表面には、ソルダーレジ
スト6が塗布されている。
【0007】ここで、実装された半導体チップ19と実
装基板1との間の半田接合部においては高い信頼性が要
求されている。そして、半田接合部の信頼性を確認する
ために、一般的に加速試験が実施されている。
【0008】その加速試験一つに、ヒートショック(ヒ
ートサイクル)試験がある。ヒートショック試験は、チ
ップ実装後の実装基板1をある時間にわたって高温・低
温環境下に放置し、半田接合部である突起電極4の寿命
を予測する試験である。
【0009】チップ実装後の実装基板1が高温・低温環
境下に放置された場合、半導体チップ19と実装基板1
との熱膨張係数の差による熱変形が発生し、突起電極4
には熱応力が付加される。
【0010】突起電極4に付加される熱応力の説明を図
19を用いて説明する。図19は、低温環境下における
実装基板1の熱変形状態を示す断面図である。
【0011】前述のように、実装基板1は、低温環境下
において半導体チップ19との熱膨張係数の差により、
半導体チップ1から離反して反るように変形する。この
ように実装基板1が変形すると、半導体チップ19の最
外周に設置された突起電極4には、実装基板1の反りに
より実装基板1側に引っ張られるとともに熱変形に伴う
熱応力が加わり、半田クラックが発生したり、最悪のケ
ースでは破断にまで至る。
【0012】突起電極4の信頼性を確保するためには、
突起電極4に応力が付加されないように、また、突起電
極4に付加される応力を緩和できるように、何らかの補
強をする必要がある。
【0013】従来、このような補強手段として、半導体
チップ19と実装基板1との空間にスペーサなどを挿入
して突起電極4のフィレットの形状および空間の変形を
阻止して付加される熱応力を緩和することや、実装後に
半導体チップ19と実装基板1との間に熱硬化性接着剤
を封入して変形を強制的に阻止することなどが行われて
いる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術では、半導体チップ19と実装基板1と
を半田接合する工程に新規の工程を追加する必要があ
る。
【0015】また、このような従来の技術によっては、
突起電極4のフィレット形状の変形を有効に阻止するこ
とができない場合がある。
【0016】そこで、本発明は、実装された半導体チッ
プの突起電極へ加わる応力を緩和することのできる実装
基板を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の実装基板は、突起電極を介して半導体チッ
プが実装される実装基板であって、半導体チップに形成
された部品側ランドに対応して形成され、四角形状に配
置されるとともに導体配線に導通した基板側ランドと、
コーナ部に位置する基板側ランドの周辺に形成されたト
レンチとを有し、前記トレンチ内には、弾性部材が充填
されている構成にしたものである。
【0018】これにより、実装基板が反るとトレンチが
変形して突起電極に加わる応力が吸収されるので、実装
された半導体チップの突起電極へ加わる応力が緩和され
る。
【0019】
【0020】
【0021】さらに、本発明の実装基板は、前述の発明
において、コーナ部に位置する基板側ランドの直下に弾
性部材を埋設したものである。
【0022】これにより、弾性部材の変形により突起電
極に加わる応力が一層低減される。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、突起電極を介して半導体チップが実装される実装基
板であって、半導体チップに形成された部品側ランドに
対応して形成され、四角形状に配置されるとともに導体
配線に導通した基板側ランドと、コーナ部に位置する基
板側ランドの周辺に形成されたトレンチとを有し、前記
トレンチ内には、弾性部材が充填されていることを特徴
とする実装基板であり、実装基板が反るとトレンチが変
形して突起電極が加わる応力が吸収されるので、実装さ
れた半導体チップの突起電極へ加わる応力が緩和される
という作用を有する。
【0024】
【0025】本発明の請求項に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、コーナ部に位置する基板側ラン
ドの直下には、弾性部材が埋設されていることを特徴と
する実装基板であり、弾性部材の変形により突起電極に
加わる応力が一層低減されるという作用を有する。
【0026】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図15を用いて説明する。なお、これらの図面にお
いて同一の部材には同一の符号を付しており、また、重
複した説明は省略されている。
【0027】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1による実装基板を示す平面図、図2は図1の実装基
板のII−II線に沿った断面図、図3は図1および図2の
実装基板に形成された基板側ランドとトレンチとを示す
説明図、図4は図1および図2の実装基板に半導体チッ
プが搭載された状態を示す断面図、図5は比較例として
の実装基板に半導体チップが搭載された状態を示す断面
図である。
【0028】図1および図2に示すように、本実施の形
態の実装基板1は、その上面に複数の基板側ランド8が
形成され、この基板側ランド8は後述する半導体チップ
19の相対応した部品側ランド3と突起電極4を介して
電気的に接続される。実装基板1上には導体配線5が、
内部には内層配線7がそれぞれ形成されている。また、
実装基板1の表面には、ソルダーレジスト6が塗布され
ている。なお、導体配線5および内層配線7は基板側ラ
ンド8に導通して形成されている。
【0029】そして、四角形状に配置された基板側ラン
ド8の内、4箇所のコーナ部に位置する基板側ランド8
aの周辺には、たとえば略L字状のトレンチ9が形成さ
れている。
【0030】ここで、図3において、基板側ランド8a
の中心O1を通って相互に直交するとともにトレンチ9
とほぼ直角に交差する線をそれぞれW1、V1とする。
また、直線A1I1と直線C1E1との交点をQ1、直
線B1H1と直線D1F1との交点をQ2とする。そし
て、線分O1Q1と弧A1C1との交点をP1とする。
【0031】基板側ランド8aの中心O1と交点Q1と
の距離線分O1Q1、および基板側ランド8aの中心O
1と交点P1との距離線分O1P1は、基板側ランド8
aの半径をrとすると、(数1)を満たすように形成さ
れる。
【0032】 r<線分O1Q1および線分O1P1<4r・・・(数1) また、 I1Q1E1は基板側ランド8aの半径rを用
いて、(数2)を満足するように設定される。
【0033】 tan-1(r/線分O1Q1)< I1Q1E1<180°・・・(数2) 弧A1C1は直線A1I1と直線C1E1との内接円の
弧であり、弧B1D1は直線B1H1と直線D1F1と
の内接円の弧である。そして、線分A1I1、線分B1
H1、線分C1E1、線分D1F1は、(数3)を満足
するように設定される。
【0034】 0<線分(A1I1、B1H1、C1E1、D1F1)の長さ<2r ・・・(数3) なお、トレンチ9の端部に形成された半円F1G1E
1、H1J1I1は製造上ツールの大きさで発生する形
状であるため、特に規定はされない。
【0035】また、線分A1I1と線分B1H1との距
離、線分C1E1と線分D1F1との距離は、(数4−
1)および(数4−2)を満足するように設定される。
【0036】 0<線分A1I1と線分B1H1との距離<2r・・・(数4−1) 0<線分C1E1と線分D1F1との距離<2r・・・(数4−2) そして、トレンチ9は基板側ランド8aの中心O1を中
心とし、基板側ランド8aの半径をrとして、半径5r
の円領域内に設置されている。
【0037】なお、本発明において、トレンチの形状は
このような略L字状に限定されるものではない。つま
り、直線状、波形あるいは円形など様々な形状でよく、
また、複数の貫通孔の集合により形成してもよい。
【0038】このようなトレンチ9が形成された実装基
板1の変形動作について図4および図5を用いて説明す
る。
【0039】前述のように、半導体チップ19が実装さ
れた実装基板1は、高温、低温環境下に置かれたとき、
実装基板1と半導体チップ19との熱膨張差により反り
が発生する。つまり、半導体チップ19の部品側ランド
3と実装基板1の基板側ランド8との半田接合部である
突起電極4の寿命加速試験を実施した場合、高温と低温
とが繰り返されることによる実装基板1の反りが原因で
最外周に設置された突起電極4に変形応力が付加され
(図5参照)、半田クラックが発生し破断する。
【0040】ここで、本実施の形態の実装基板1におい
ては前述のようなトレンチ9が形成されているので、半
導体チップ19を実装した後の低温環境下での断面図で
ある図4に示すように、実装基板1が反るとトレンチ9
が変形する。すると、実装基板1の反りにより突起電極
4に加わる応力がこの変形により吸収される。これによ
り、実装された半導体チップ19の突起電極4へ加わる
応力が緩和され、クラックや破断といった電気的不良の
発生が未然に防止される。
【0041】(実施の形態2)図6は本発明の実施の形
態2による実装基板を示す平面図、図7は図6の実装基
板のVII−VII線に沿った断面図、図8は図6および図7
の実装基板に形成された基板側ランドとトレンチとを示
す説明図、図9は図6および図7の実装基板に半導体チ
ップが搭載された状態を示す断面図、図10は比較例と
しての実装基板に半導体チップが搭載された状態を示す
断面図である。
【0042】本実施の形態の実装基板1では、略L字状
のトレンチ9内にたとえばエラストマなどのゴム状の弾
性部材11が充填され、トレンチ9上に導体配線5が形
成されている。その他の箇所においては、実施の形態1
における実装基板1と略同一の構成となっている。
【0043】ここで、図8において、基板側ランド8a
の中心O2を通って相互に直交するとともにトレンチ9
とほぼ直角に交差する線をそれぞれW2、V2とする。
また直線A2I2と直線C2E2との交点をQ1、直線
B2H2と直線D2F2との交点をQ2とする。そし
て、線分O2Q2と弧A2C2との交点をP2とする。
【0044】基板側ランド8aの中心O2と交点Q2と
の距離線分O2Q2、および基板側ランド8aの中心O
2と交点P2との距離線分O2P2は、基板側ランド8
aの半径をrとすると、(数5)を満たすように形成さ
れる。
【0045】 r<線分O2Q2および線分O2P2<4r・・・(数5) また、 I2Q2E2は基板側ランド8aの半径rを用
いて、(数6)を満足するように設定される。
【0046】 tan-1(r/線分O2Q2)< I2Q2E2<180°・・・(数6) 弧A2C2は直線A2I2と直線C2E2との内接円の
弧であり、弧B2D2は直線B2H2と直線D2F2と
の内接円の弧である。そして、線分A2I2、線分B2
H2、線分C2E2、線分D2F2は、(数7)を満足
するように設定される。
【0047】 0<線分(A2I2、B2H2、C2E2、D2F2)の長さ<2r ・・・(数7) なお、トレンチ9の端部に形成された半円F2G2E
2、H2J2I2は製造上ツールの大きさで発生する形
状であるため、特に規定はされない。
【0048】また、線分A2I2と線分B2H2との距
離、線分C2E2と線分D2F2との距離は、(数8−
1)および(数8−2)を満足するように設定される。
【0049】 0<線分A2I2と線分B2H2との距離<2r・・・(数8−1) 0<線分C2E2と線分D2F2との距離<2r・・・(数8−2) そして、トレンチ9は基板側ランド8aの中心O2を中
心とし、基板側ランド8aの半径をrとして、半径5r
の円領域内に設置されている。
【0050】このようなトレンチ9が形成された実装基
板1の変形動作について図9および図10を用いて説明
する。
【0051】前述のように、半導体チップ19が実装さ
れた実装基板1は、高温、低温環境下に置かれたとき、
実装基板1と半導体チップ19との熱膨張差により反り
が発生し、最外周に設置された突起電極4に変形応力が
付加され(図10参照)、半田クラックが発生し破断す
る。
【0052】ここで、本実施の形態の実装基板1におい
ては前述のようなゴム状の弾性部材11が充填されたト
レンチ9が形成されているので、図9に示すように、実
装基板1が反るとトレンチ9と弾性部材11とが変形
し、突起電極4に加わる応力がこの変形により吸収され
る。これにより、実装された半導体チップ19の突起電
極4へ加わる応力が緩和され、クラックや破断といった
電気的不良の発生が未然に防止される。
【0053】また、トレンチ9に弾性部材11が充填さ
れているので、トレンチ9上に導体配線5を設けること
が可能になり、配線レイアウトの自由度を増すことがで
きる。
【0054】(実施の形態3)図11は本発明の実施の
形態3による実装基板を示す平面図、図12は図11の
実装基板のXII−XII線に沿った断面図、図13は図11
および図12の実装基板に形成された基板側ランドとト
レンチとを示す説明図、図14は図11および図12の
実装基板に半導体チップが搭載された状態を示す断面
図、図15は比較例としての実装基板に半導体チップが
搭載された状態を示す断面図である。
【0055】本実施の形態の実装基板1では、略L字状
のトレンチ9内にたとえばエラストマなどのゴム状の弾
性部材11が充填され、トレンチ9上に導体配線5が形
成されている。さらに、4箇所のコーナ部に位置する基
板側ランド8aの直下には、たとえばエラストマなどの
ゴム状の弾性部材11が埋設されている。その他の箇所
においては、実施の形態1および2における実装基板1
と略同一の構成となっている。
【0056】なお、トレンチ9内に弾性部材11を充填
することなく、コーナ部に位置する基板側ランド8aの
直下に弾性部材11を埋設するようにしてもよい。
【0057】本実施の形態においては、トレンチ9は、
半導体チップ19に形成されたコーナ部の部品側ランド
3からトレンチ9の内側までの距離が部品側ランド3間
のピッチ以上となる位置に形成されている。
【0058】ここで、基板側ランド8aの半径をrとし
たとき、トレンチ9の幅Sは、 0<S<3r・・・(数9) を満足している。
【0059】また、基板側ランド8aの中心O3を通っ
て相互に直交するとともにトレンチ9とほぼ直角に交差
する線をそれぞれW3、V3としたとき、トレンチ9の
端部からW3、V3までの距離Xは、 X≧1/3×r・・・(数10) の関係を満たしている。
【0060】このような構成を有する実装基板1の変形
動作について図14および図15を用いて説明する。
【0061】前述のように、半導体チップ19が実装さ
れた実装基板1は、高温、低温環境下に置かれたとき、
実装基板1と半導体チップ19との熱膨張差により反り
が発生し、最外周に設置された突起電極4に変形応力が
付加され(図15参照)、半田クラックが発生し破断す
る。
【0062】ここで、本実施の形態の実装基板1におい
ては前述のようなゴム状の弾性部材11が充填されたト
レンチ9が形成されているので、図14に示すように、
実装基板1が反るとトレンチ9と弾性部材11とが変形
し、突起電極4に加わる応力がこの変形により吸収され
る。これにより、実装された半導体チップ19の突起電
極4へ加わる応力が緩和され、クラックや破断といった
電気的不良の発生が未然に防止される。
【0063】また、トレンチ9に弾性部材11が充填さ
れているので、トレンチ9上に導体配線5を設けること
が可能になり、配線レイアウトの自由度を増大させるこ
とができる。
【0064】さらに、コーナ部に位置する基板側ランド
8aの直下にゴム状の弾性部材11が埋設されているの
で、この弾性部材11の変形により突起電極4に加わる
応力が一層低減される。
【0065】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、実装基
板が反るとトレンチが変形して突起電極に加わる応力が
吸収されるので、実装された半導体チップの突起電極へ
加わる応力が緩和されるという有効な効果が得られる。
【0066】これにより、クラックや破断といった電気
的不良の発生が未然に防止されるという有効な効果が得
られる。
【0067】また、トレンチ内に弾性部材を充填すれ
ば、トレンチ上に導体配線を設けることが可能になり、
配線レイアウトの自由度を増大させることができるとい
う有効な効果が得られる。
【0068】そして、コーナ部に位置する基板側ランド
の直下に弾性部材を埋設すれば、弾性部材の変形により
突起電極に加わる応力が一層低減されるという有効な効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による実装基板を示す平
面図
【図2】図1の実装基板のII−II線に沿った断面図
【図3】図1および図2の実装基板に形成された基板側
ランドとトレンチとを示す説明図
【図4】図1および図2の実装基板に半導体チップが搭
載された状態を示す断面図
【図5】比較例としての実装基板に半導体チップが搭載
された状態を示す断面図
【図6】本発明の実施の形態2による実装基板を示す平
面図
【図7】図6の実装基板のVII−VII線に沿った断面図
【図8】図6および図7の実装基板に形成された基板側
ランドとトレンチとを示す説明図
【図9】図6および図7の実装基板に半導体チップが搭
載された状態を示す断面図
【図10】比較例としての実装基板に半導体チップが搭
載された状態を示す断面図
【図11】本発明の実施の形態3による実装基板を示す
平面図
【図12】図11の実装基板のXII−XII線に沿った断面
【図13】図11および図12の実装基板に形成された
基板側ランドとトレンチとを示す説明図
【図14】図11および図12の実装基板に半導体チッ
プが搭載された状態を示す断面図
【図15】比較例としての実装基板に半導体チップが搭
載された状態を示す断面図
【図16】従来のエリアアレイタイプの半導体チップに
おけるランド面を示す説明図
【図17】エリアアレイタイプの半導体チップを実装基
板に半田接合した状態を示す断面図
【図18】図17の一部を拡大して示す断面図
【図19】低温環境下における実装基板の熱変形状態を
示す断面図
【符号の説明】
1 実装基板 3 部品側ランド 4 突起電極 5 導体配線 8 基板側ランド 8a 基板側ランド 9 トレンチ 11 弾性部材 19 半導体チップ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】突起電極を介して半導体チップが実装され
    る実装基板であって、 前記半導体チップに形成された部品側ランドに対応して
    形成され、四角形状に配置されるとともに導体配線に導
    通した基板側ランドと、 コーナ部に位置する前記基板側ランドの周辺に形成され
    たトレンチとを有し、前記トレンチ内には、弾性部材が
    充填されていることを特徴とする実装基板。
  2. 【請求項2】コーナ部に位置する前記基板側ランドの直
    下には、弾性部材が埋設されていることを特徴とする請
    求項1記載の実装基板。
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