JP3456112B2 - ハンダコテの温度測定方法およびハンダ付け装置 - Google Patents

ハンダコテの温度測定方法およびハンダ付け装置

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JP3456112B2
JP3456112B2 JP14882997A JP14882997A JP3456112B2 JP 3456112 B2 JP3456112 B2 JP 3456112B2 JP 14882997 A JP14882997 A JP 14882997A JP 14882997 A JP14882997 A JP 14882997A JP 3456112 B2 JP3456112 B2 JP 3456112B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンダコテの温度
を測定する方法およびその方法を用いてハンダ付けを行
うハンダ付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のハンダ付け装置、例えばハンダ付
けロボットによって自動的にハンダ付けを行う自動ハン
ダ付け装置のハンダヘッド付近が、図10に示されてい
る。
【0003】ハンダコテ100は、ハンダヘッド101
に保持されており、このハンダヘッド101の基部は、
図示しないハンダ付けロボットのロボットアームに取り
付けられており、ロボットアームの動きによってハンダ
コテ100が所定のハンダ付け箇所に導かれるようにな
っている。
【0004】ハンダ心線(糸ハンダ)を、ハンダコテ1
00の先端部に自動供給する供給ノズル102は、供給
ホルダ103を介して支持棒104に取り付けられてお
り、この支持棒104は、ハンダヘッド101の突出し
た保持部105に保持されている。
【0005】ハンダコテ100の温度制御は、例えば図
11の拡大断面図に示されるように、ハンダコテ100
の内部にその軸線に沿って形成された収納孔108の小
径部108aに測温部が収納された熱電対等の温度セン
サ109によって検出され、収納孔108の大径部10
8bに配置されたヒータ110の通電が制御されること
によって行われる。
【0006】かかる自動ハンダ付け装置では、ハンダヘ
ッド101に保持されたハンダコテ100が所定のハン
ダ付け箇所に導かれ、供給ノズル102からハンダコテ
100の先端部に所定の供給角度でハンダ心線が自動供
給されてハンダ付けされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】安定なハンダ付け品質
を確保するためには、ハンダコテの温度を正確に測定し
てその温度を制御する必要があり、正確な温度を測定す
るためには、温度センサを、ハンダコテのコテ先に可及
的に近接させることが望ましい。
【0008】しかしながら、上述のような従来例では、
ハンダコテ100の基端部から小径となる先端部に向か
ってその軸線に沿って長い収納孔108を形成して温度
センサ109を配設するので、コテ先から収納孔100
の先端、すなわち、温度センサ109までの距離Lは、
工作上の制約等によって、一般に数ミリから数十ミリ程
度となっており、ハンダ付け品質の安定化を図る上で、
温度センサをコテ先に一層近接させることが望まれる。
【0009】このため、コテ先の表面に、熱電対等の温
度センサを溶接することにより、温度センサをコテ先に
より近接させて測定する方法もあるが、コテ先の表面に
形成された温度センサの溶接部が溶融ハンダの流れを阻
害するといった難点がある。
【0010】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、溶融ハンダの流れを阻害することなく、ハン
ダコテの温度を一層正確に測定できるようにして安定な
ハンダ付け品質を確保することを主たる目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0012】すなわち、本発明のハンダコテの温度測定
方法は、ハンダコテの周壁に収納孔を形成し、温度セン
サの測温部を、前記収納孔内に収納しハンダコテの温
度を測定するものである。
【0013】また、本発明のハンダ付け装置は、温度セ
ンサで測定されたハンダコテの温度に基づいて、該ハン
ダコテの温度を制御するハンダ付け装置において、前記
温度センサの測温部が、前記ハンダコテの周壁に形成さ
れた収納孔に収納されるものである。
【0014】前記収納孔は、前記ハンダコテの先端内部
へ向かって延びるように形成されるのが好ましく、ま
た、ハンダコテの軸線と交差する位置まで延びて形成さ
れるのが好ましい。
【0015】さらに、本発明のハンダ付け装置は、ハン
ダコテにハンダ心線を供給して自動的にハンダ付けする
ハンダ付け装置において、前記ハンダコテを保持するハ
ンダヘッドが、ハンダ付けロボットのロボットアームに
対して、前記ハンダコテの軸方向に沿って延びるガイド
シャフトおよび前記軸方向に付勢するバネを介して前記
軸方向に沿って変位可能に取り付けられるとともに、前
記ハンダコテにハンダ心線を供給するハンダ心線送り装
置が、前記ロボットアームに対して、前記軸方向に沿う
固定位置に取り付けられ、前記ロボットアームによって
ハンダ付け対象物に導かれたハンダコテの先端が、前記
ハンダ付け対象物に押圧されることにより、前記ハンダ
コテが前記軸方向に沿って変位するようにしている。
【0016】本発明のハンダコテの温度測定方法によれ
ば、ハンダコテの周壁に収納孔を形成し、該収納孔
温度センサの測温部を収納してハンダコテの温度を測定
するので、ハンダコテの先端部の周壁に小径の収納孔を
形成することにより、ハンダコテのコテ先により近接さ
せて温度をより正確に測定できるとともに、温度センサ
の測温部は、収納孔に収納されるので、溶融ハンダの
流れを阻害することもない。
【0017】また、本発明のハンダ付け装置によれば、
ハンダコテの周壁に形成された収納孔に収納された温
度センサの測温部で測定されたハンダコテの温度に基づ
いて温度制御を行うので、ハンダコテの先端部の周壁に
小径の収納孔を形成することにより、ハンダコテのコテ
先により近接させて温度をより正確に測定して温度制御
を行うことができ、ハンダ付け品質が一層安定するとと
もに、温度センサの測温部は、収納孔に収納されるの
で、溶融ハンダの流れを阻害することもない。
【0018】さらに、前記収納孔は、ハンダコテの先端
内部へ向かって延びるように形成されるので、溶融ハン
ダの流れを阻害することのない外周位置からハンダコテ
の先端内部に向かって形成できることになり、溶融ハン
ダの流れを阻害することなく、ハンダコテのコテ先によ
り近接させて温度を正確に測定できることになる。
【0019】また、前記収納孔は、ハンダコテの軸線と
交差する位置まで延びて形成されるので、ハンダコテの
コテ先の中央、すなわちコテ先の表面により近接させて
温度をより正確に測定できることになる。
【0020】さらに、本発明のハンダ付け装置によれ
ば、ロボットアームによってハンダ付け対象物に導かれ
たハンダコテの先端が、ハンダ付け対象物に押圧される
ことにより、前記ハンダコテがハンダコテの軸方向に沿
って変位するので、ハンダコテに対するハンダ心線の供
給位置が、前記軸方向に沿って自動的に調整されること
になり、従来のように、作業者が手動で調整する必要が
ない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態について詳細に説明する。
【0022】(実施の形態1)図1は、本発明の一つの
実施の形態のハンダコテの温度測定方法が適用された自
動ハンダ付け装置を用いたシステムの構成図である。
【0023】このハンダ付けシステムは、ハンダコテ1
およびハンダコテ1にハンダ心線を供給する供給ノズル
2等が後述のように配設されたハンダ付けロボット3
と、該ロボット3の動きを制御するロボットコントロー
ラ4と、ハンダ心線の供給やハンダコテ1の温度を測定
する温度センサの出力に基づいてハンダコテ1の温度制
御などを行うハンダ付けコントローラ5と、両コントロ
ーラ4,5を所定の手順で制御するシーケンサ6と、ハ
ンダ付け対象物を撮像するCCDカメラ7と、このCC
Dカメラ7からの撮像信号を画像処理するとともに、そ
の画像処理情報と、前記ハンダ付け対象物のCAD情
報、すなわち、ハンダ付け対象物の設計上の位置情報と
をマッチング処理してハンダ付け位置を補正するための
補正値を演算して前記ロボットコントローラ4に与える
コンピュータ8とを備えている。
【0024】図2は、図1のハンダコテの先端部の拡大
断面図であり、図11に対応する図である。
【0025】この実施の形態のハンダコテの温度測定方
法では、ハンダコテ1の先端部の周壁に収納孔50を形
成し、この収納孔50に温度センサとしての熱電対51
の測温部を収納し、この熱電対51によって測定された
温度に基づいて、ハンダコテ1の内部に配置されたヒー
タ52の通電を制御している。
【0026】この収納孔50は、ハンダコテ1の外周位
置(収納孔の開口端)からその先端内部に向かって延び
て形成されており、ハンダコテ1の軸線Pと交差する位
置まで延びている。
【0027】このように、ハンダコテ1の周壁に、先端
内部中央に向かって収納孔50を形成することにより、
ハンダコテ1の基端部から先端部に向かってその軸線に
沿って長い収納孔を形成する従来例に比べて、より小径
の収納孔を形成することができ、これによって、収納孔
50をハンダコテ1の先端により近接させることがで
き、例えば、この実施の形態では、直径約0.3mmの
収納孔50の先端と、ハンダコテ1の先端との距離L
は、約0.5mmまで近接させることができ、ハンダコ
テ1の先端からの数ミリから数十ミリ程度の位置である
従来例に比べて、より正確な温度測定が可能となる。
【0028】これによって、ハンダ付け作業中における
ハンダコテ1のコテ先の温度管理がより正確に行われる
ことになり、ハンダ付け品質が向上することになる。
【0029】しかも、熱電対51は、その測温部が、収
納孔50内に収納されるので、コテ先の表面に、熱電対
等の温度センサを溶接する従来例のように、温度センサ
の溶接部が溶融ハンダの流れを阻害するといったことも
ない。
【0030】上述の実施の形態では、温度センサとして
熱電対を用いたけれども、温度センサとしては、熱電対
に限らず、測温抵抗体やサーミスタ等の他の温度センサ
を用いてもよい。
【0031】また、上述の実施の形態では、収納孔50
は、直線状に形成したけれども、本発明の他の実施の形
態として、曲線状あるいは折線状に形成してもよい。
【0032】図3は、図1のハンダヘッド付近の部分断
面図である。
【0033】この実施の形態の自動ハンダ付け装置は、
上述のようにして熱電対51が配置されたハンダコテ1
と、このハンダコテ1を保持するハンダヘッド10と、
このハンダヘッド10を後述のように、一定の範囲内で
ハンダコテ1の軸方向(図3の上下方向)に沿って変位
可能に保持するとともに、ハンダ付けロボット3のロボ
ットアーム11の先端部に、連結軸12等を介して連結
された保持プレート13と、ハンダコテ1のコテ先にハ
ンダ心線を供給するハンダ心線送り装置としての供給ノ
ズル2と、この供給ノズル2を保持する供給ホルダ14
を、支持棒15を介して保持する保持部材16と、この
保持部材16を、ハンダコテ1の軸線Pを中心とする周
方向の任意の位置に回動させる回動機構17とを備えて
おり、ハンダヘッド10に保持されたハンダコテ1は、
ロボットアーム11の動きによって所定のハンダ付け箇
所に導かれる。
【0034】この実施の形態では、ハンダコテ1に対す
る供給ノズル2の位置、すなわち、ハンダ心線の供給位
置を、従来のように、作業者が、供給ホルダ14のネジ
18等を緩めて手動調整することなく、ハンダコテ1の
軸方向に沿って自動調整できるように構成している。
【0035】すなわち、この実施の形態では、ハンダ付
けロボット3のロボットアーム11の先端部に、連結軸
12等を介して固定的に取り付けられている保持プレー
ト13に対して、ハンダコテ1を保持するハンダヘッド
10が、ハンダコテ1の軸方向に一定の範囲Wで変位可
能に取り付けられている。ハンダヘッド10は、保持プ
レート13と一体的な一対のガイドシャフト19に支持
されており、これらのガイドシャフト19が挿通するハ
ンダヘッド10の挿通孔20の内部には、ガイドシャフ
ト19に外嵌されたバネ21が収納されており、ハンダ
コテ1の先端を、ハンダ付け対象物22に押圧すること
により、前記バネ21の付勢力に抗してハンダヘッド1
0が、保持プレート13の端面に当接するまでの範囲W
に亘って変位できるように構成されている。
【0036】一方、ハンダ心線を供給する供給ノズル2
は、供給ホルダ14、支持棒15および保持部材16を
介してハンダコテ1の軸方向に沿う一定の固定位置に保
持されており、従来のように作業者が供給ホルダ14の
ネジ18等を緩めて手動調整しない限り、ハンダコテ3
の軸方向に沿う位置は一定となっている。
【0037】したがって、ハンダコテ1の先端を、ハン
ダ付け対象物22に押圧させる押圧量を可変することに
より、ハンダヘッド10、したがってハンダコテ1がガ
イドシャフト19に沿って変位する変位量を可変するこ
とができ、これによって、例えば図4(a),(b)
に示されるように、ハンダコテ1の先端から供給ノズル
2の先端までのハンダコテ1の軸方向に沿う距離D、す
なわち、ハンダコテ1に対する供給ノズル2の供給位置
を、ハンダコテ1の軸方向に沿って可変できることにな
る。
【0038】そこで、この実施の形態では、ハンダ付け
ロボット3のロボットアーム11の動きを指定するため
のロボットアーム11の座標位置を、ロボットコントロ
ーラ4で数値として入力する際に、ハンダコテ1をハン
ダ付け対象物22に押圧させてハンダコテ1をその軸方
向に沿って変位させる変位量が、所望の変位量、したが
って、ハンダコテ1に対する供給ノズル2の位置が所望
の供給位置になるように入力するものである。
【0039】例えば、ハンダコテ1の先端から供給ノズ
ル2の先端までの軸方向に沿う距離Dを大きくしたいと
きには、ロボットアーム11の座標位置を、ハンダ付け
対象物22への押圧量が少なくなるように入力すること
により、ハンダ付けの対象物22にハンダコテ1が当接
することによるハンダヘッド10の変位量が少なくな
り、ハンダコテ1の先端から供給ノズル2の先端までの
距離Dが、図4(a)に示されるように大きくなり、逆
に、ハンダコテ1の先端から供給ノズル2の先端までの
距離Dを小さくしたいときには、ロボットアーム11の
座標位置を、ハンダ付け対象物22への押圧量が大きく
なるように入力することにより、ハンダ付けの対象物2
2にハンダコテ1が押圧されることによるハンダヘッド
10の変位量が大きくなり、ハンダコテ1の先端から供
給ノズル2の先端までの距離Dが、図4(b)に示され
るように小さくなる。
【0040】このようにロボットアーム11の動きを指
定する座標を数値として入力することにより、すなわ
ち、ロボットコントローラ4に対するプログラムによっ
て、ハンダコテ1に対する供給ノズル2の位置を可変設
定することができ、従来例のように、作業者が供給ホル
ダのネジ等を緩めて手動で供給ノズルの位置を調整する
といった面倒な操作を必要とすることなく、ハンダ付け
を行う箇所に応じて、最適な供給位置でハンダ心線を供
給できることになる。
【0041】すなわち、多種類の様々なハンダ付け箇所
に迅速に対応させることができ、作業者による面倒な供
給位置の手動変更操作を省略でき、ハンダ付け品質が安
定して常に円滑に効率よく自動ハンダ付けを行うことが
できる。
【0042】さらに、この実施の形態では、ハンダ付け
箇所の手前に障害物がある場合やハンダ心線の供給角度
に制約があるような場合に、それらを回避してハンダ付
けを行えるようにするために、ハンダ心線を供給する供
給ノズル2を、ハンダコテ1の軸線Pを中心とする周方
向の任意の位置に回動させる回動機構17を備えてい
る。
【0043】この回動機構17は、図3に示されるよう
にロボットアーム11の連結部に取り付けられた支持ア
ーム23に支持された正逆回転するステッピングモータ
24と、このステッピングモータ24によって回転駆動
される駆動プーリ25と、この駆動プーリ25との間で
タイミングベルト26が巻掛けられて駆動プーリ25に
従動して回転する従動プーリ27と、この従動プーリ2
7と一体に回転するとともに、供給ノズル2を保持する
保持部材16が取り付けられた回転体28と、この回転
体28の回転位置を検出する回転位置検出センサ29と
を備えており、従動プーリ27とハンダヘッド10が取
り付けられている連結軸12との間には、ベアリング3
0が介装されており、連結軸12は回転しないように構
成されている。
【0044】この回動機構17では、ステッピングモー
タ24の正方向あるいは逆方向の回転によって駆動プー
リ25が回転駆動され、この駆動プーリ25の回転に従
動して従動プーリ27が回転するとともに、この従動プ
ーリ27と一体的な回転体28が回転して供給ホルダ1
4および該ホルダ14に保持された供給ノズル2が、図
3の仮想線で示されるように、ハンダコテ1の軸線P回
りに回動するものであり、ステッピングモータ24の制
御、すなわち、供給ノズル2の回動位置の制御は、シー
ケンサ6によって行われる。
【0045】この回動機構17によって、供給ノズル2
を、ハンダコテ1を中心とする周方向の最適な位置に回
動させてハンダ心線を供給してハンダ付けを行うもので
ある。
【0046】このハンダ付けの作業プロセスの一例を説
明すると、先ず、ハンダコテ1のコテ先に、後述のエア
ーブローノズルなどによってエアーを吹き付けて洗浄
し、ハンダコテ1をハンダ付けを行う箇所に当てる直前
に、一次ハンダを供給してコテ先を濡らし、ハンダを介
して熱を伝えてそのままの状態で予熱した後、二次ハン
ダを供給してハンダコテ1をハンダ付けを行う箇所に当
てて加熱することにより、ハンダ付けを行うものであ
る。
【0047】なお、本発明の他の実施の形態として、回
動機構17を省略し、従来と同様に、供給ノズル2を固
定位置に設けてもよい。
【0048】また、本発明の他の実施の形態として、正
方向または逆方向の一方向のみに供給ノズル2を回転さ
せるようにしてもよい。
【0049】また、回動機構17は、モータやプーリに
代えてシリンダやギア等で構成してもよい。
【0050】(実施の形態2)図5は、本発明の他の実
施の形態の要部の部分断面図であり、図3に対応する部
分には、同一の参照符号を付す。
【0051】この実施の形態においても、上述の図2に
示されるように、ハンダコテ1の先端部の周壁に、先端
内部に向かって延びる収納孔50が形成されており、こ
の収納孔50に収納された熱電対51によってハンダコ
テ1のコテ先の温度が測定されて温度制御が行われる。
【0052】さらに、この実施の形態では、回動機構1
7の回転体28に保持部材16を介して保持された支持
棒15には、ハンダ心線を供給する供給ノズル2の他
に、ハンダコテ1のコテ先に、エアーを吹き付けて洗浄
するためのエアーブローノズル31が装備されており、
洗浄時には、回転体28を回転させながらエアーブロー
ノズル31からハンダコテ1のコテ先の全周面にエアー
を吹き付けて洗浄を行うように構成している。このよう
に、単一のエアーブローノズル31をハンダコテ1の軸
線P回りに回転させながらエアーを吹き付けてコテ先を
洗浄するので、コテ先の全周面に亘って確実に洗浄して
付着物を除去することができ、ハンダ付け品質の向上を
図ることができる。
【0053】なお、コテ先に吹き付ける洗浄材は、エア
ーに限らず、その他の気体あるいは微粒子等を用いても
よい。
【0054】その他の構成は、上述の実施の形態と同様
である。
【0055】(実施の形態3)図6は、本発明のさらに
他の実施の形態の要部の部分断面図であり、図3に対応
する部分には、同一の参照符号を付す。
【0056】この実施の形態においても、上述の図2に
示されるように、ハンダコテ1の先端部の周壁に、先端
内部に向かって延びる収納孔50が形成されており、こ
の収納孔50に収納された熱電対51によってハンダコ
テ1のコテ先の温度が測定されて温度制御が行われる。
【0057】さらに、この実施の形態では、ハンダ心線
を供給する供給ノズル2の位置を、ハンダコテ1のコテ
先の清掃時やハンダコテ1の交換時に、邪魔にならない
位置に自動的に退避させる一方、清掃や交換の終了後に
再び元の位置で自動的に復帰させることができるように
構成している。
【0058】すなわち、この実施の形態では、供給ノズ
ル2を、ハンダコテ1の軸線Pに対して傾斜させた供給
位置と、ハンダコテ1の軸線Pに対して平行な退避位置
とに亘って揺動させる揺動機構32を備えており、供給
位置は、ハンダコテ1に対して所定の供給角度でハンダ
心線を供給することができる位置であり、退避位置は、
供給ノズル2が邪魔になることなく、ハンダコテ1の清
掃および交換作業が実施できる位置である。
【0059】この揺動機構32は、供給ノズル2を揺動
可能に保持する供給ホルダ14に設けられたピニオン3
3と、このピニオン33に噛合するラック34と、この
ラック34を、供給ホルダ14を支持する支持棒15に
沿って進退駆動するエアーシリンダ35とを備えてお
り、エアーシリンダ35は、支持棒15に固定的に取り
付けられている。
【0060】この揺動機構32では、エアーシリンダ3
5のピストンロッド36を進退させることによってラッ
ク34およびピニオン33を介して、供給ノズル2を、
ハンダコテ1に対して傾斜した供給位置とハンダコテ1
に平行な退避位置との間で揺動させるものである。
【0061】このように揺動機構32によって供給ノズ
ル2を揺動させるので、ハンダコテ1の清掃時やハンダ
コテ1の交換時には、シーケンサ6によって揺動機構3
2を制御し、エアーシリンダ35のピストンロッド36
を進出させて供給ノズル2を退避位置に揺動させて清掃
あるいは交換作業を行い、その後、エアーシリンダ35
のピストンロッド36を退入させて供給ノズル2を供給
位置に復帰させるものである。
【0062】これによって、ハンダコテ1のコテ先の清
掃時に、供給ノズル2が邪魔になることがなく、コテ先
を十分に清掃することができる。
【0063】また、ハンダコテ1の交換を行った後に、
供給ノズル2の位置を手動で元の位置に調整するといっ
た面倒な作業を要することなく、交換前と同じ位置に復
帰させることができる。
【0064】その他の構成は、図3の実施の形態と同様
である。上述の実施の形態では、エアーシリンダ35の
ピストンロッド36の進退によって供給ノズル2を、供
給位置と退避位置との二段階に切り換えたけれども、本
発明の他の実施の形態として、正逆転モータの回転動力
を、ピニオン33に伝達して供給ノズル2を任意に変位
させるようにしてもよく、この場合には、供給ノズル2
によるハンダ心線の供給角度を任意に設定することもで
きる。
【0065】(実施の形態4)図7は、本発明のさらに
他の実施の形態の要部の部分断面図であり、図3に対応
する部分には、同一の参照符号を付す。
【0066】この実施の形態においても、上述の図2に
示されるように、ハンダコテ1の先端部の周壁に、先端
内部に向かって延びる収納孔50が形成されており、こ
の収納孔に収納された熱電対51によってハンダコテの
コテ先の温度が測定されて温度制御が行われる。
【0067】さらに、この実施の形態では、保持部材1
6には、供給ノズル2が保持されるとともに、ハンダ付
けを行う箇所に対して高温の窒素ガスを吹き付けて予熱
するガラス管ヒータ37が保持されており、ロボットア
ーム11の動きに応じて、ハンダコテ1と一体に移動す
るように構成されており、ハンダ付けの直前にハンダ付
け箇所に、高温の窒素ガスを吹き付けて予備加熱を行う
ようにしている。
【0068】このようにガラス管ヒータ37を、ハンダ
コテ1と一体に移動するように設けてハンダ付けの直前
に局所的に高温の窒素ガスを吹き付けて予備加熱を行う
ので、ハンダ付け箇所の周辺の樹脂部品が熱変形を起こ
すといったことがなく、また、ハンダ付けの直前に予備
加熱を行うので、熱効率が向上する。
【0069】しかも、窒素ガスを使用するので、エアー
を使用する場合のようにハンダや基地金属が酸化される
ことがなく、ハンダ付け品質の向上を図ることができ
る。
【0070】また、このガラス管ヒータ37は、回動機
構17によってハンダコテ1の軸線P回りに回動できる
ので、ガラス管ヒータ37からの高温窒素ガスの吹き付
け方向を容易に変更できることになる。
【0071】この実施の形態では、窒素ガスを用いたけ
れども、本発明の他の実施の形態として、エアーや他の
不活性ガスを使用してもよい。
【0072】(その他の実施の形態)本発明の他の実施
の形態として、上述の各実施の形態を適宜組み合わせて
もよく、例えば、図5の実施の形態と図7の実施の形態
とを組み合わせて図8に示されるように、エアーブロー
ノズル31とガラス管ヒータ37とを備える構成として
もよい。
【0073】上述の各実施の形態では、自動的にハンダ
付けを行う自動ハンダ付け装置に適用したけれども、本
発明のハンダコテの測定方法は、自動に限らず、手動に
よるハンダ付け装置に適用してもよいのは勿論である。
【0074】また、上述の各実施の形態では、ヒータを
ハンダコテの内部に配置して加熱する内部加熱であった
けれども、本発明は、内部加熱に限らず、ハンダコテの
外周にヒータを配置する外周加熱あるいは高周波の電磁
誘導によって加熱する高周波誘導加熱にも適用できるの
は勿論である。
【0075】また、ハンダヘッド10の取付構造は、上
述の実施の形態に限らず、例えば図9に示されるよう
に、ハンダヘッド10に、保持プレート13のガイドシ
ャフト19が摺接するガイドブッシュ70を装備し、ハ
ンダヘッド10の収納凹部71と保持プレート13との
間に、圧縮コイルバネ72を配備し、ハンダコテ1の先
端を、ハンダ付け対象物に押圧することにより、前記圧
縮コイルバネ72の付勢力に抗してハンダヘッド10
が、保持プレート13の端面に当接するまでの範囲Wに
亘ってガイドシャフト19に沿って変位できるようにし
てもよい。
【0076】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ハンダコ
テの周壁に収納孔を形成し、該収納孔に温度センサ
測温部を収納してハンダコテの温度を測定するので、ハ
ンダコテの先端部の周壁に小径の収納孔を形成すること
により、ハンダコテのコテ先に近接させて温度をより正
確に測定できることになり、これによって、温度制御が
より正確に行われてハンダ付け品質が向上し、また、コ
テ先の表面に、熱電対等の温度センサを溶接する従来例
のように、溶融ハンダの流れを阻害することもない。
【0077】また、収納孔は、ハンダコテの先端内部へ
向かって延びるように形成されるので、溶融ハンダの流
れを一層阻害することがなく、また、前記収納孔は、ハ
ンダコテの軸線と交差する位置まで延びて形成されるの
で、ハンダコテのコテ先の表面に一層近接させて温度を
より正確に測定できることになる。
【0078】さらに、本発明のハンダ付け装置によれ
ば、ロボットアームによってハンダ付け対象物に導かれ
たハンダコテの先端が、ハンダ付け対象物に押圧される
ことにより、前記ハンダコテがハンダコテの軸方向に沿
って変位するので、ハンダコテに対するハンダ心線の供
給位置が、前記軸方向に沿って自動的に調整されること
になり、従来のように、作業者が手動で面倒な調整をす
る必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係るハンダ付けシ
ステムの構成図である。
【図2】図1のハンダコテの先端部の拡大断面図であ
る。
【図3】本発明のハンダヘッド付近の部分断面図であ
る。
【図4】動作説明に供する拡大図である。
【図5】本発明の他の実施の形態のハンダヘッド付近の
部分断面図である。
【図6】本発明のさらに他の実施の形態のハンダヘッド
付近の部分断面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施の形態のハンダヘッド
付近の部分断面図である。
【図8】本発明のさらに他の実施の形態のハンダヘッド
付近の部分断面図である。
【図9】本発明の他の実施の形態のハンダヘッドの部分
断面図である。
【図10】従来例を示す図である。
【図11】従来例のハンダコテの先端部の拡大断面図で
ある。
【符号の説明】 1 ハンダコテ 2 供給ノズル 3 ハンダ付けロボット 10 ハンダヘッド 11 ロボットアーム 17 回動機構 22 ハンダ付け対象物 24 ステッピングモータ 25 駆動プーリ 27 従動プーリ 28 回転体 31 エアーブローノズル 32 揺動機構 37 ガラス管ヒータ 50 収納孔 51 熱電対
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−40037(JP,A) 特開 昭63−5869(JP,A) 特開 昭60−102272(JP,A) 特開 平8−219899(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 3/00 - 3/03

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンダコテの周壁に収納孔を形成し、
    度センサの測温部を、前記収納孔内に収納しハンダコ
    テの温度を測定することを特徴とするハンダコテの温度
    測定方法。
  2. 【請求項2】 前記収納孔は、前記ハンダコテの先端内
    部へ向かって延びる請求項1記載のハンダコテの温度測
    定方法。
  3. 【請求項3】 前記収納孔は、前記ハンダコテの軸線と
    交差する位置まで延びている請求項1または2記載のハ
    ンダコテの温度測定方法。
  4. 【請求項4】 温度センサで測定されたハンダコテの温
    度に基づいて、該ハンダコテの温度を制御するハンダ付
    け装置において、前記温度センサの測温部が、前記ハン
    ダコテの周壁に形成された収納孔に収納されることを
    特徴とするハンダ付け装置。
  5. 【請求項5】 前記収納孔は、前記ハンダコテの先端内
    部へ向かって延びる請求項4記載のハンダ付け装置。
  6. 【請求項6】 前記収納孔は、前記ハンダコテの軸線と
    交差する位置まで延びている請求項4または5記載のハ
    ンダ付け装置。
  7. 【請求項7】 ハンダコテにハンダ心線を供給して自動
    的にハンダ付けするハンダ付け装置において、 前記ハンダコテを保持するハンダヘッドが、ハンダ付け
    ロボットのロボットアームに対して、前記ハンダコテの
    軸方向に沿って延びるガイドシャフトおよび前記軸方向
    に付勢するバネを介して前記軸方向に沿って変位可能に
    取り付けられるとともに、前記ハンダコテにハンダ心線
    を供給するハンダ心線送り装置が、前記ロボットアーム
    に対して、前記軸方向に沿う固定位置に取り付けられ、 前記ロボットアームによってハンダ付け対象物に導かれ
    たハンダコテの先端が、前記ハンダ付け対象物に押圧さ
    れることにより、前記ハンダコテが前記軸方向に沿って
    変位する請求項4ないし6のいずれかに記載のハンダ付
    け装置。
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