JP3455902B2 - レーザによるセラミック材料の加工方法及び加工装置 - Google Patents

レーザによるセラミック材料の加工方法及び加工装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を使用し
てセラミック板に歪みを与えるための加工方法及び加工
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】セラミック材料、特に一辺が数mm〜数
十mm程度のサイズを持つセラミック薄板に制御された
歪みを発生させるような加工が要求されている。具体的
な一例をあげれば、セラミック薄板を凸形状に歪ませる
ような加工である。そして、このような加工方法の1つ
としてレーザ照射加工が提案されている。レーザ照射加
工にも2種類あり、第1の方法では、セラミック薄板の
面積に比べて十分小さく集光させたレーザビームにより
セラミック薄板の表面の一部を除去し(削り)、圧縮応
力を発生させることで歪みを発生させる。第2の方法で
は、セラミック薄板の面積と同程度の断面積を持つレー
ザビームを照射し、セラミック薄板の表面に焼けを発生
させることにより引っ張り応力を発生させて歪みを生ず
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の第1の
方法では表面除去のため粉塵が発生するという問題があ
る。一方、上記の第2の方法では、大面積照射のためセ
ラミック薄板の内部に欠陥部分が存在すると、その欠陥
部分に応力が加わる確率が高くなり、割れが発生すると
いう欠点がある。これは、セラミック薄板が脆性材料で
あるために脆く、しかもある確率でその内部に欠陥部分
が持つことが避けられないという事情による。従って、
上記の第2の方法では、上記のある確率で決まる確率で
割れが発生し、歩留まりに制約を生ずることが避けられ
ない。
【0004】そこで、本発明の課題は、内部に欠陥部分
が存在していたような場合でも、割れを発生すること無
く歪みを与えることのできるセラミック材料の加工方法
及び加工装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、レーザ発振器
からのパルス状レーザ光をセラミック板に照射して歪み
を与える加工方法において、前記セラミック板の面積に
比べて小さい断面積を持つ前記パルス状レーザ光をガル
バノスキャナにより振らせて、前記セラミック板の照射
領域の全域にわたるように複数回照射することにより、
前記セラミック板の割れを防止するようにし、前記レー
ザ発振器と前記ガルバノスキャナとの間には前記パルス
状レーザ光の断面形状を規定するためのマスク手段が配
置され、前記ガルバノスキャナと前記セラミック板との
間には結像レンズが配置され、前記ガルバノスキャナと
前記結像レンズとの間にはコリメーションレンズが配置
されていることを特徴とする。
【0006】本加工方法においては、前記パルス状レー
ザ光は、四角形あるいは線状の断面形状を持ち、前記四
角形あるいは線状の断面形状を持つ前記パルス状レーザ
光をガルバノスキャナにより振らせることにより、前記
セラミック板の照射領域の全域にわたる複数回の照射を
行うことを特徴とする。
【0007】本発明による加工装置は、パルス状レーザ
発振器と、該パルス状レーザ発振器から出射されたパル
ス状レーザ光の断面形状を規定するためのマスク手段
と、該マスク手段を通過した前記パルス状レーザ光を振
らせるためのガルバノスキャナと、該ガルバノスキャナ
で振られたパルス状レーザ光を、ステージ上に搭載され
たセラミック板上に結像させるための結像レンズと、前
記ガルバノスキャナと前記結像レンズとの間に配置され
たコリメーションレンズとを含み、前記マスク手段は、
前記パルス状レーザ光の断面積を前記セラミック板の面
積に比べて小さい断面積にするためのものであり、前記
ガルバノスキャナは、前記小さい断面積を持つパルス状
レーザ光を、前記セラミック板の照射領域の全域にわた
るように複数回照射することを特徴とする。
【0008】
【0009】本加工装置においてはまた、前記レーザ発
振器と前記マスク手段との間に、前記レーザ発振器から
のパルス状レーザ光の断面積におけるエネルギー強度を
均一にするための均一光学系が配置される。
【0010】本加工装置においては更に、前記ステージ
はX軸方向、Y軸方向に可動であり、前記セラミック板
は、前記ステージ上に複数個搭載される。
【0011】
【発明の実施の形態】はじめに、本発明がなされるに至
った背景について説明する。前に述べた第2の方法で
は、レーザ光の照射を1回でほぼ全面に行う大面積照射
であるために、セラミック板の内部に存在する欠陥部分
に応力が加わる確率が高くなり、割れが発生し易くな
る。また、照射面積が大きいほどセラミック板の中央部
分の内部応力が大きいため、割れが発生し易い。
【0012】そこで、本発明では、セラミック板に照射
されるレーザ光の断面積を小さくして1回の照射による
入熱量を小さくし、この小面積の照射をセラミック板の
照射領域の全域にわたるように複数回行うようにしたこ
とを特徴とする。
【0013】次に、図1を参照して、本発明によるレー
ザ加工装置の実施の形態について説明する。本形態によ
るレーザ加工装置は、YAGパルスレーザ発振器10か
らのパルス状レーザ光をセラミック板11に照射して歪
みを与える加工装置であり、小断面積を持つパルス状レ
ーザ光を、ガルバノスキャナ13によりセラミック板1
1における照射領域、ここではそのほぼ全面にわたるよ
うに複数回照射することで歪みを与えるようにしてい
る。セラミック板11は、X軸方向及びY軸方向に可動
のステージ12上に一列当たり複数個でかつ複数列が配
列されている。
【0014】YAGパルスレーザ発振器10の出射側に
は、パルス状レーザ光の断面積におけるエネルギー強度
を均一にするための均一光学系18を配置している。均
一光学系18は、YAGパルスレーザ発振器10を使用
する場合には、光ファイバで実現することができる。す
なわち、YAGレーザ光は光ファイバで伝送することが
でき、光ファイバはそこを伝送するレーザ光の強度分布
を均一にする作用があるからである。この他、均一光学
系18は、他の周知の光学系、例えばカライドスコープ
と呼ばれるもので実現することもできる。
【0015】均一光学系18を出たパルス状レーザ光
は、マスク14によりその断面積がセラミック板11の
面積に比べて小さい断面積に整形される。その形状は、
後で説明されるように、四角形あるいは線状等である。
【0016】ガルバノスキャナ13は、マスク14で整
形された小断面積を持つパルス状レーザ光を振らせてセ
ラミック板11のほぼ全面にわたるように複数回照射す
るものである。ガルバノスキャナ13は、良く知られて
いるように、モータによる回転駆動軸に反射鏡を取り付
けて成る、いわゆるガルバノミラーと呼ばれるもので、
ここでは2つのガルバノミラーを組合わせることでパル
ス状レーザ光をステージ12上においてX軸方向とこれ
に直角なY軸方向に振らせることのできる2軸タイプの
ガルバノスキャナを用いている。なお、図1では、1個
のガルバノミラーのみを象徴的に示している。
【0017】ガルバノスキャナ13の反射側には、コリ
メーションレンズ17が配置されている。コリメーショ
ンレンズ17は、ガルバノスキャナ13から斜めに入射
するパルス状レーザ光をコリメーションレンズ17の光
軸に平行にするためのものである。これは、ガルバノス
キャナ13によりパルス状レーザ光は様々な角度方向に
振られるので、コリメーションレンズ17の光軸から離
れたパルス状レーザ光ほど光軸から離れていってしまう
からである。このため、コリメーションレンズ17は、
ガルバノスキャナ13のスキャン範囲をカバーし得る大
きさの径を持つ。
【0018】コリメーションレンズ17とステージ12
との間には、マスク14で規定されたパターンを持つパ
ルス状レーザ光をセラミック板11上に焦点を結ぶよう
に結像させるための結像レンズ15、16とが配置され
ている。結像レンズ15、16は、それらの焦点距離を
選択することで、マスク14で規定されたパターンのセ
ラミック板11上での縮小比を任意に選択することがで
きる。
【0019】上記の各要素の間に、反射ミラー21、2
2、23、24を介在させることでYAGパルスレーザ
発振器10からステージ12までの光路が形成されてい
る。なお、図1では、コリメーションレンズ17からの
パルス状レーザ光が反射ミラー22から外れるように描
かれているが、コリメーションレンズ17からのパルス
状レーザ光の光路を拡大して描いているためである。実
際には、ガルバノスキャナ13によるスキャン範囲は数
cm程度のエリアであり、反射ミラー22はこれによる
パルス状レーザ光の入射位置変化に十分に対応できる。
【0020】本形態においては更に、コリメーションレ
ンズ17から外れた位置に、ダンパ25が配置されてい
る。ダンパ25は、ステージ12側へのパルス状レーザ
光照射が行われない間のパルス状レーザ光を照射するた
めのものであり、パルス状レーザ光照射による発熱を防
ぐために水冷等による冷却手段が設けられている。この
ようなダンパ25を使用する理由については後述する。
【0021】更に、反射ミラー24として、可視光を透
過するものを用い、その上方に反射ミラー26を介して
観察光学系27を配置している。観察光学系27には通
常、CCDカメラが使用され、加工中のセラミック板1
1を観察したり、ステージ12の位置決め動作に利用さ
れる。また、反射ミラー24はパルス状レーザ光のごく
一部を透過するものを使用して、その透過側にエネルギ
ーモニタ28を配置している。エネルギーモニタ28
は、そこに入射する1発毎のパルス状レーザ光のエネル
ギー値を監視する。この監視結果は、例えば本加工装置
の制御装置(図示せず)に送ることにより、エネルギー
値が低すぎるというような異常があった場合には、再度
セラミック板11の同じ領域にパルス状レーザ光の照射
を行わせるというような制御を行うことができる。ある
いは、上記のような異常があっても上記のような制御を
行わない場合には、エネルギー値の低いパルス状レーザ
光の照射が行われたセラミック板11に加工不良発生の
可能性があることを知らせることができる。
【0022】以上のような構成による加工装置の加工動
作について説明する。連続発振しているYAGパルスレ
ーザ発振器10からのパルス状レーザ光は、反射ミラー
21を経由して均一光学系18によりその断面積に関し
て均一なエネルギー強度を持つようにされる。均一光学
系18を出たパルス状レーザ光は、マスク14により小
面積を持つパルス状レーザ光に整形される。この小面積
を持つパルス状レーザ光は、ガルバノスキャナ13で振
られ、更にコリメーションレンズ17でその光軸に平行
なパルス状レーザ光にされる。このパルス状レーザ光
は、反射ミラー22、23を経由して結像レンズ15に
入射する。結像レンズ15を通過したパルス状レーザ光
は反射ミラー24を経由し、結像レンズ16を通して所
定の縮小比でセラミック板11の所定の位置に照射され
る。
【0023】特に、ガルバノスキャナ13によるスキャ
ン動作により、小面積を持つパルス状レーザ光がステー
ジ12上にある特定の1つのセラミック板11のほぼ全
面にわたるように複数回照射される。この間、ステージ
12は移動しない。
【0024】図2は、マスク14により、セラミック板
11の面積より十分に小さな長四角形の断面積を持つパ
ルス状レーザ光に整形されたパルス状レーザ光でセラミ
ック板11の全面にわたるように照射する場合の照射パ
ターンを示している。ガルバノスキャナ13は、図2中
に矢印で示される順序で長四角形の断面積を持つパルス
状レーザ光を振らせてセラミック板11に照射すること
により、セラミック板11の全面を照射することができ
る。勿論、この照射パターンは、ガルバノミラー13の
スキャンを制御することにより任意の形状にすることが
できる。
【0025】1つのセラミック板11に対する複数回の
パルス状レーザ光の全面照射が終了すると、ステージ1
2が移動して次のセラミック板11がパルス状レーザ光
の照射域、すなわちガルバノスキャナ13のスキャン域
にくるようにされる。
【0026】ガルバノスキャナ13は、ステージ12の
移動の間は、ダンパ25の方へパルス状レーザ光を入射
させるようにしている。一方、加工中、YAGパルスレ
ーザ発振器10は発振させ続けるようにしている。YA
Gパルスレーザ発振器10を発振させ続けるのは、パル
ス状レーザ光のエネルギー安定性確保のためである。す
なわち、ステージ12の移動の間、YAGパルスレーザ
発振器10の発振を停止させるようにすると、パルス状
レーザ光のエネルギーが変動してしまう。例えば、1〜
3Hzで発振周期が変動する場合には±15%、3Hz
の発振では±7%、20Hzの発振では±3%、100
Hzの発振では、±2%というように、単位面積当たり
の照射エネルギーが変動してしまうので、YAGパルス
レーザ発振器10は連続発振させておく方が好ましい。
これが、ダンパ25を使用する理由である。
【0027】上記のように、セラミック板11に対し、
その大きさに比べて小さな長四角形等の任意の形状のパ
ルス状レーザ光を任意の照射パターンで照射することに
より、割れを発生させることなく十分な歪みを与えるこ
とができる。割れに関しては、1回の照射面積が効いて
くるので、1回の照射面積はできるだけ小さい方が好ま
しい。
【0028】図3は、マスク14により、セラミック板
11の面積より十分に小さな線状の断面積を持つパルス
状レーザ光に整形されたパルス状レーザ光でセラミック
板11の全面にわたるように照射する場合のパターンを
示している。ガルバノスキャナ13は、図3中に矢印で
示される順序で線状の断面積を持つパルス状レーザ光を
振らせてセラミック板11に照射することにより、セラ
ミック板11の全面を照射することができる。この場
合、ガルバノスキャナ13は、2軸タイプである必要は
無く、1つのガルバノミラーにより一軸方向にスキャン
する機能を有するものでも良い。
【0029】なお、線状の断面積を持つパルス状レーザ
光に整形する場合、単なるレーザ光の通過穴を持つマス
クでは、入射するパルス状レーザ光の断面積のサイズよ
り大きな長さサイズを持つ線状の断面積に整形すること
はできない。この場合には、周知の光学手段、例えばシ
リンドリカルレンズをマスク手段として用いることによ
り、ある断面積を持つパルス状レーザ光を、それより大
きな長さサイズを持つ線状の断面積に整形することがで
きる。また、歪みを与えるというのは、セラミック板が
凸あるいは凹となるように加工するということだけでな
く、セラミック板に製造工程において生じている凸ある
いは凹の変形を修正するように加工することをも意味す
る。レーザ発振器は、YAGパルスレーザ発振器に限ら
ず、YLFパルスレーザ発振器等の他のレーザ発振器を
使用することもできる。
【0030】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、セラミック板に対して、その大きさに比べて小さな
断面積を持つパルス状レーザ光を照射領域の全面にわた
るように複数回照射することにより、内部に欠陥部分が
存在しているようなセラミック板の場合でも、割れを発
生させることなく十分な歪みを与えることができる。し
たがって、本発明によれば歩留まりの高いセラミック材
料の加工方法及び加工装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるセラミック材料の加工装置の構成
を示した図である。
【図2】本発明によりセラミック板に照射されるパルス
状レーザ光の照射パターンの一例を示した図である。
【図3】本発明によりセラミック板に照射されるパルス
状レーザ光の照射パターンの他の例を示した図である。
【符号の説明】
10 YAGパルスレーザ発振器 11 セラミック板 12 ステージ 13 ガルバノスキャナ 14 マスク 15、16 結像レンズ 17 コリメーションレンズ 18 均一光学系 21〜24、26 反射ミラー 25 ダンパ 27 観察光学系 28 エネルギーモニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 26/00 - 26/42 C04B 41/80

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ発振器からのパルス状レーザ光を
    セラミック板に照射して歪みを与える加工方法におい
    記セラミック板の面積に比べて小さい断面積を持つ前
    記パルス状レーザ光をガルバノスキャナにより振らせ
    て、前記セラミック板の照射領域の全域にわたるように
    複数回照射することにより、前記セラミック板の割れを
    防止するようにし 記レーザ発振器と前記ガルバノスキャナとの間には前
    記パルス状レーザ光の断面形状を規定するためのマスク
    手段が配置され 記ガルバノスキャナと前記セラミック板との間には結
    像レンズが配置され 前記ガルバノスキャナと前記結像レンズとの間にはコリ
    メーションレンズが配置され ていることを特徴とするレ
    ーザによるセラミック材料の加工方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のセラミック材料の加工方
    法において、前記パルス状レーザ光は、四角形あるいは
    線状の断面形状を持つことを特徴とするレーザによるセ
    ラミック材料の加工方法。
  3. 【請求項3】 パルス状レーザ発振器と、 該パルス状レーザ発振器から出射されたパルス状レーザ
    光の断面形状を規定するためのマスク手段と、 該マスク手段を通過した前記パルス状レーザ光を振らせ
    るためのガルバノスキャナと、 該ガルバノスキャナで振られたパルス状レーザ光を、ス
    テージ上に搭載されたセラミック板上に結像させるため
    の結像レンズと、 前記ガルバノスキャナと前記結像レンズとの間に配置さ
    れたコリメーションレンズとを含み、 前記マスク手段は、前記パルス状レーザ光の断面積を前
    記セラミック板の面積に比べて小さい断面積にするため
    のものであり、 前記ガルバノスキャナは、前記小さい断面積を持つパル
    ス状レーザ光を、前記セラミック板の照射領域の全域に
    わたるように複数回照射することを特徴とするレーザに
    よるセラミック材料の加工装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のセラミック材料の加工装
    置において、前記レーザ発振器と前記マスク手段との間
    に、前記レーザ発振器からのパルス状レーザ光の断面積
    におけるエネルギー強度を均一にするための均一光学系
    が配置されて いることを特徴とするレーザによるセラミ
    ック材料の加工装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載のセラミック材料
    の加工装置において、前記ステージはX軸方向、Y軸方
    向に可動であり、前記セラミック板は、前記ステージ上
    に複数個搭載されていることを特徴とするレーザによる
    セラミック材料の加工装置。
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