JP3453583B2 - 近距離熱源からの熱エネルギー移送による暖房方法及び装置 - Google Patents

近距離熱源からの熱エネルギー移送による暖房方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、近距離熱源からの熱エ
ネルギー移送による暖房システムに関するものであり、
特に棒状ミセルを形成する界面活性剤を添加した熱媒を
熱媒移送管及び放熱器内に流通せしめる省エネルギー型
の近距離熱源からの熱エネルギー移送による暖房方法及
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例えば
地域暖房システム地域暖房システムのごとき近距離熱源
からの熱エネルギー移送による暖房システムの熱効率の
向上のために従来、他方面の努力が続けられて来てい
る。上記における「地域暖房」は、特定地域内で使用す
る空調用・給湯用エネルギーを熱供給プラントで集中的
に製造して、温水・蒸気の形で複数の需要家に供給する
システムのことであるが、最近はコジェネレーションに
よる排熱エネルギーの有効利用、ヒートポンプによる各
種低温熱源の有効利用、蓄熱式ヒートポンプの利用によ
る夜間電力の有効利用などが地域暖房システムの一環と
して検討されている。これらの地域暖房システムにおけ
るプロセスは、.原動機によるコジェネレーションま
たは排熱利用熱回収システム、.需要家へ熱媒配管シ
ステム、.需要家での空調設備・給湯設備等で構成さ
れる。そしてこのようなシステムにおいては、熱効率を
向上させるために従来、コジェネレーション、ヒートポ
ンプなどの性能向上の努力が続けられてきている。しか
しながら、以上のような従来の地域暖房システムでは熱
媒配管系の熱損失が大きく、実用上の大きい障害となっ
ている。
【0003】また、高分子添加剤により管内乱流を制御
し抗力減少を図ることが従来より検討されてきており、
この抗力減少技術はアラスカパイプラインを初めとする
多くの石油移送パイプラインで実用化されている。とこ
ろが、同高分子添加剤を使用すると機械的劣化、すなわ
ち高分子鎖の切断が避けられず、地域冷暖房のような閉
路循環システムには適用できないとされている。
【0004】そこで機械的劣化が少ない抗力減少用の各
種添加剤を探索した結果、最近棒状ミセルを形成する界
面活性剤がこの種の目的に有効であることが分かり、地
域冷暖房システムの熱媒に添加することが検討され始め
ている。すなわち、カチオン系界面活性剤であるハロゲ
ン化セチルトリメチルアンモニア、特に塩化セチルトリ
メチルアンモニア(CTACと略記する)又は臭化セチ
ルトリメチルアンモニア(CTABと略記する)は、対
イオンの存在下で棒状ミセルを形成し、この棒状ミセル
の絡み合いにより顕著な粘弾性が生じるので、これを利
用して移送管内の移送熱媒の抗力を低減させようとする
ものである。
【0005】しかしながら、そうした界面活性剤は高レ
イノルズ数範囲において、強いせん断により棒状ミセル
が破壊される結果、抗力減少効果が失われる恐れがあ
る。したがって、あまり高いレイノルズ数にしないで熱
媒を移送することが肝要である。なお、高レイノルズ数
領域でせん断破壊されたミセルは低レイノルズ数領域で
は棒状ミセルを再形成し、可逆現象を発現する。そこ
で、熱源地点(例えば、ゴミ焼却場)から放熱地点(一
般家庭)までの熱媒移送区間(熱媒輸送セクション)で
は、熱媒(温水)に棒状ミセル形成界面活性剤と対イオ
ン形成剤を添加して、低レイノルズ数下で移送すること
が好ましく、これにより、ポンプ所要動力の削減が達成
される。
【0006】以上により、地域暖房システムにおける好
ましい熱媒移送要領が開発されてきたが、未だ実用的な
システム構成条件等は構築されていない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記従来技術を
さらに改良し、近距離熱源地点から放熱地点までの熱媒
移送管内では抗力減少を達成する近距離熱源からの熱エ
ネルギー移送による暖房技術を提供するものである。ま
た、近距離熱源地点から放熱地点までの熱媒移送管内で
は抗力減少を達成し、かつ熱媒移送時における伝熱抵抗
を低下して、熱エネルギーロスを大幅に低減することが
できると共に、放熱地点の放熱器(熱交換器)内では伝
熱効率を高めて放熱を良好にする、きわめて効率的な近
距離熱源からの熱エネルギー移送による暖房技術を提供
するものである。すなわち本発明は、(1)近距離熱源
からの熱エネルギー移送による暖房方法において、熱源
地点と放熱地点との間の直径10〜75mmの熱媒移送
管内に、液温が40〜70℃であり、対イオンとしての
サリチル酸アルカリ金属塩と界面活性剤としてのハロゲ
ン化ステアリルトリメチルアンモニウム各100〜50
0ppm含有の温水をレイノルズ数10,000〜4
0,000で流通せしめることを特徴とする近距離熱源
からの熱エネルギー移送による暖房方法、(2)近距離
熱源からの熱エネルギー移送による暖房方法において、
熱源地点と放熱地点との間の直径10〜75mmの熱媒
移送管内に、液温が40〜70℃であり、対イオンとし
てのサリチル酸アルカリ金属塩と界面活性剤としてのハ
ロゲン化ステアリルトリメチルアンモニウム各100〜
500ppm含有の温水をレイノルズ数10,000〜
40,000で流通せしめ、同温水を放熱地点で40,
000を越えるレイノルズ数以上で流通せしめることを
特徴とする近距離熱源からの熱エネルギー移送による暖
房方法、(3)近距離熱源地点と放熱地点との間に対イ
オンとしてのサリチル酸アルカリ金属塩と界面活性剤と
してのハロゲン化ステアリルトリメチルアンモニウム各
100〜500ppm含有の液温40〜70℃の温水を
レイノルズ数10,000〜40,000で流通せしめ
る直径10〜75mmの熱媒移送管を配置してなること
を特徴とする近距離熱源からの熱エネルギー移送による
暖房装置、及び(4)近距離熱源地点と放熱地点との間
に対イオンとしてのサリチル酸アルカリ金属塩と界面活
性剤としてのハロゲン化ステアリルトリメチルアンモニ
ウム各100〜500ppm含有の液温40〜70℃の
温水をレイノルズ数10,000〜40,000で流通
せしめた直径10〜75mmの熱媒移送管を配置し、放
熱地点に40,000を越えるレイノルズ数の前記温水
を流通せしめた放熱器を配置してなることを特徴とする
近距離熱源からの熱エネルギー移送による暖房装置であ
る。
【0008】上記本発明において、ハロゲン化ステアリ
ルトリメチルアンモニウムとしては、ハロゲンが塩素で
ある塩化ステアリルトリメチルアンモニウム(STA
C)又はハロゲンが臭素である臭化ステアリルトリメチ
ルアンモニウム(STAB)が好ましい。そしてサリチ
ル酸アルカリ金属塩としては、サリチル酸ナトリウム、
サリチル酸カリウム等が挙げられる。
【0009】上記本発明において、好ましい棒状ミセル
を形成する界面活性剤として、アルキル基の炭素数が1
8である4級アミンのハロゲン化ステアリルトリメチル
アンモニウムを選択した理由は、炭素数が17以下ある
いは19以上のアルキル基のものに比較して、熱源とし
て得られ易い40〜70℃の温水の移送管内における抗
力減少特性及び伝熱抵抗低減特性に優れ、また放熱器に
おける放熱特性も最適であるためである。すなわち、移
送管内においては温水の抗力が低減し、送水ポンプ能力
を低くすることができ、また移送途中における温水の熱
エネルギーロスが少なくなる。なお、この界面活性剤に
ついても棒状ミセルを形成するために、同量のサリチル
酸アルカリ金属塩を対イオンとして添加する必要があ
る。熱媒としての温水の移送管の直径は10〜75mm
が好ましく、この範囲より小さい場合は熱媒の送水能力
に不足を生じて十分な熱媒供給ができなく、またこの範
囲を越えると配管コストが高くなりすぎる。
【0010】界面活性剤としてのハロゲン化ステアリル
トリメチルアンモニウムは、100〜500ppm含有
せしめることが好ましく、この範囲より少ないと、抗力
減少効果が不満足なものとなり、またこの範囲を越えて
も抗力減少効果はそれほど向上しなく、かつ使用量の増
大に基づくコストが高くなる。移送管内における熱媒の
温水をレイノルズ数10,000〜40,000で流通
させると、熱媒の抗力減少効果が良好となるばかりでな
く、熱媒の熱エネルギーロスが防止できる。この範囲よ
り低いと、効果は失われ、移送途中における熱媒の熱エ
ネルギーロスも添加剤を使用しない場合と同様になる。
また、この範囲を越えると、熱媒の熱エネルギーロスが
急激に増大する。一方、熱媒温水を放熱地点(例えば一
般家庭のヒータ部)で40,000を越えるレイノルズ
数で流通させると、前記理由により熱媒の熱エネルギー
ロスが増大するので、放熱効果が向上してヒータの放熱
効果が優れたものとなる。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。 実施例1 図1に示す実験装置により温水槽(熱源地点)1と監視
ボックス2(ヒータ5(放熱地点)を含む)とを熱媒移
送管3,4で結んで、熱媒(温水)の抗力減少効果及び
伝熱抵抗低減効果についてテストした。図中、3は往路
移送管、4は復路移送管、5はヒータ(放熱器)、6は
送水ポンプ、7は電熱加熱器、8は熱媒温度制御器、9
は温度検出器、10は圧力差測定器である。まず、温水
槽1内に塩化ステアリルトリメチルアンモニウム250
ppm、サリチル酸ナトリウム250ppmを含有する
温水を貯留し、送水ポンプ6を稼働して、同温水を移送
管3、4を介してヒータ5との間で循環した。移送管
3,4は各々内径20mm、長さ50mの塩化ビニル管
を使用し、ヒータ5はフィン付き銅製細管をジクザクに
屈折したものを用いた。監視ボックス2内及び移送途中
では、圧力差測定器その他各種測定器により抗力減少
値、伝熱抵抗値等を継続的に測定した。抗力値変化につ
いての実験結果を図2に示す。この結果から、レイノル
ズ数10,000〜60,000では、抗力がSTA
C、無添加のものに比して60〜70%低減しているこ
とが判る。ただし、液温が低温度、例えば5℃の場合、
又は高温度、例えば80℃以上の場合は、STACの棒
状ミセルが生成しないためか、抗力減少効果は全く認め
られない。よって、レイノルズ数10,000〜60,
000において、液温が40〜75℃程度のものが、抗
力の大幅な低減が達成されることが判る。
【0012】次に、伝熱抵抗値変化についての実験結果
を図3に示す。この結果からみて、液温55〜75℃の
ものはレイノルズ10,000〜40,000の範囲に
おいて、伝熱抵抗値がSTAC無添加のものに比して半
減していることが判る。この結果に基づき、熱源地点か
ら放熱地点までの移送管内は、液温55〜75℃のST
AC添加温水をレイノルズ数10,000〜40,00
0で送水すれば、熱損失も大幅に減少し、送水途中にお
ける熱エネルギーロスを低下できることが判る。反対
に、同温水を40,000を越えるレイノルズ数で放熱
地点(ヒータ)5内で流通させれば放熱効率が高まるこ
とが判る。以上の結果を総合して高効率の実用的地域暖
房システムには、以下の〜の全条件を満たすことが
好適であるとの結論に達した。すなわち、 .熱源地点と放熱地点との間の熱媒移送管の直径を1
0〜75mmとし、 .熱媒移送管中の温水(熱媒)の液温を40〜70℃
とし、 .同温水中に、対イオンとしてのサリチル酸アルカリ
金属塩と界面活性剤としてのハロゲン化ステアリルトリ
メチルアンモニウムを各100〜500ppm含有せし
め、 .同温水をレイノルズ数10,000〜40,000
で熱媒移送管中を流通せしめ、 .同温水を放熱地点で40,000を越えるレイノル
ズで流通せしめること。
【0013】実施例2 本例は、近距離熱源地点から放熱地点までの間を本発明
の棒状ミセルを形成する界面活性剤を温水(熱媒)に添
加して移送し、放熱地点で放熱器から放熱して暖房を行
う省エネルギー型暖房システムを、温室(ビニールハウ
ス等)に応用した例である。もちろん、住宅、ビル等に
応用することも好適である。1.実施例のシステム 対象物 ビニールハウス 面積 5000m パイプ総延長 1200m パイプ径 10mm 熱媒 40℃温水 棒状ミセル形成用界面活性剤:塩化ステアリルトリメチ
ルアンモニウム 対イオン剤: サリチル酸ナトリウム 熱媒への界面活性剤添加量:100ppm 熱媒への対イオン剤添加量:100ppm ただしパイプ総延長1200mを、100mを一単位と
してヘッダーを使用した12系列を連接して構成した。 使用ポンプ 揚程 10m 水柱 吐出量 55リットリ/min モータ出力 0.4 kw 流速 1m/min2.比較例のシステム 対象物: ビニールハウス 面積 : 5000m パイプ総延長: 1200m パイプ径: 10mm 熱媒: 40℃温水 ただし、パイプ総延長1200mを、50mを一単位と
してヘッダーを使用した24系列を連接して構成した。 使用ポンプ 揚程 10m 水柱 吐出量 120リットル/min モータ出力 0.75 kw 流速 1m/min 以上の実施例及び比較例の結果から、棒状ミセル形成界
面活性剤を添加した実施例の場合は、熱媒流通抵抗が低
減できるのでパイプ長さの一系列の長さを倍増すること
ができ、かつポンプを小型化、低出力化できることが判
る。よって、設備コストを低減でき、電気使用量も大幅
に低減できる。
【0014】
【発明の効果】以上実施例等において説明したごとく、
本発明によれば、(1)熱源地点から放熱地点までの熱
媒移送時における抗力を大幅に低減できるため、高能力
の送水ポンプを不要とし、熱媒移送管の直径を縮減する
ことができ、(2)熱源地点から放熱地点までの熱媒移
送時における伝熱抵抗を低下することができるので、熱
エネルギーロスを大幅に低減することができ、(3)放
熱地点における放熱効率を大幅に向上することができ、
そして(4)添加剤(棒状ミセル形成用の界面活性剤及
び対イオン剤)の使用濃度を非常に低濃度となすことが
できるので、材料コストを低減でき、移送管、ポンプ等
の腐食を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱媒(温水)の抗力減少効果及び伝熱抵抗低減
効果の実験装置の概説図
【図2】抗力値変化についてのグラフ図
【図3】伝熱抵抗値変化についてのグラフ図
【符号の説明】
1:温水槽(熱源地点) 2:監視ボックス 3:往路熱媒移送管 4:復路熱媒移送管 5:ヒータ 6:送水ポンプ 7:電熱加熱器 8:熱媒温度制御器 9:温度検出器 10:圧力差測定器

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 近距離熱源からの熱エネルギー移送によ
    る暖房方法において、熱源地点と放熱地点との間の直径
    10〜75mmの熱媒移送管内に、液温が40〜70℃
    であり、対イオンとしてのサリチル酸アルカリ金属塩と
    界面活性剤としてのハロゲン化ステアリルトリメチルア
    ンモニウム各100〜500ppm含有の温水をレイノ
    ルズ数10,000〜40,000で流通せしめること
    を特徴とする近距離熱源からの熱エネルギー移送による
    暖房方法。
  2. 【請求項2】 近距離熱源からの熱エネルギー移送によ
    る暖房方法において、熱源地点と放熱地点との間の直径
    10〜75mmの熱媒移送管内に、液温が40〜70℃
    であり、対イオンとしてのサリチル酸アルカリ金属塩と
    界面活性剤としてのハロゲン化ステアリルトリメチルア
    ンモニウム各100〜500ppm含有の温水をレイノ
    ルズ数10,000〜40,000で流通せしめ、同温
    水を放熱地点で40,000を越えるレイノルズ数以上
    で流通せしめることを特徴とする近距離熱源からの熱エ
    ネルギー移送による暖房方法。
  3. 【請求項3】 ハロゲン化ステアリルトリメチルアンモ
    ニウムのハロゲンが、塩素又は臭素であることを特徴と
    する請求項1又は2記載の近距離熱源からの熱エネルギ
    ー移送による暖房方法。
  4. 【請求項4】 近距離熱源地点と放熱地点との間に対イ
    オンとしてのサリチル酸アルカリ金属塩と界面活性剤と
    してのハロゲン化ステアリルトリメチルアンモニウム各
    100〜500ppm含有の液温40〜70℃の温水を
    レイノルズ数10,000〜40,000で流通せしめ
    る直径10〜75mmの熱媒移送管を配置してなること
    を特徴とする近距離熱源からの熱エネルギー移送による
    暖房装置。
  5. 【請求項5】 近距離熱源地点と放熱地点との間に対イ
    オンとしてのサリチル酸アルカリ金属塩と界面活性剤と
    してのハロゲン化ステアリルトリメチルアンモニウム各
    100〜500ppm含有の液温40〜70℃の温水を
    レイノルズ数10,000〜40,000で流通せしめ
    た直径10〜75mmの熱媒移送管を配置し、放熱地点
    に40,000を越えるレイノルズ数の前記温水を流通
    せしめた放熱器を配置してなることを特徴とする近距離
    熱源からの熱エネルギー移送による暖房装置。
  6. 【請求項6】 ハロゲン化ステアリルトリメチルアンモ
    ニウムのハロゲンが、塩素又は臭素であることを特徴と
    する請求項4又は5記載の近距離熱源からの熱エネルギ
    ー移送による暖房装置。
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