JP3451747B2 - ラック装置 - Google Patents

ラック装置

Info

Publication number
JP3451747B2
JP3451747B2 JP24033894A JP24033894A JP3451747B2 JP 3451747 B2 JP3451747 B2 JP 3451747B2 JP 24033894 A JP24033894 A JP 24033894A JP 24033894 A JP24033894 A JP 24033894A JP 3451747 B2 JP3451747 B2 JP 3451747B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
shelf
normal
columnar
column
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24033894A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08104406A (ja
Inventor
修 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP24033894A priority Critical patent/JP3451747B2/ja
Publication of JPH08104406A publication Critical patent/JPH08104406A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3451747B2 publication Critical patent/JP3451747B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、複数の物品収納棚を備
えたラック装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、通常物品(本明細書で「通常物
品」とは、パレット・直方体状の物品等、底面が水平又
は底部全体の包絡面が水平面となる物品をいう。)及び
軸心を前後方向に向けた円柱状物品(本明細書で「円柱
状物品」とは、ロール紙等、外径が円柱状・円筒状であ
って底部が円弧面となっている物品をいう。)の両方を
収納できるラック装置は知られている。通常、ラック装
置は、複数の物品収納棚を備えている。 【0003】図5は、従来のラック装置における物品収
納棚を示す正面図である。図5において、物品収納棚2
1は、前後・左右4本の支柱22と、該支柱22に上下
に所定間隔で水平に支持された棚材23と、前後1対の
棚材23、23端部に架設された角パイプ状部材24と
により形成される。角パイプ状部材24には、上面が左
右側から中央に向けて下方に傾斜するテーパ状である円
柱状物品用棚受25が載置されている。また、前後1対
の棚材23、23には、端部と支柱22との結合部間の
所定位置に通常物品用棚受26が架設されている。通常
物品用棚受26は、上面が水平となり、その高さは円柱
状物品用棚受25の上端より高くなっている。 【0004】左右1対の通常物品用棚受26、26によ
って通常物品支承部が形成され、図中1点鎖線で示すよ
うに、通常物品27は通常物品用棚受26上面の水平面
上に支承されて収納される。他方、左右1対の円柱状物
品用棚受25、25によって円柱状物品支承部が形成さ
れ、図中2点鎖線に示すように、円柱状物品28は円柱
状物品用棚受25上面のテーパ部に支承されて収納され
る。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ラック装置では、通常物品支承部及び円柱状物品支承部
を形成するために、通常物品用棚受25及び円柱状物品
用棚受26を設けたので、部品点数が多くなりラック装
置全体が重くなるという欠点があった。 【0006】また、通常物品用棚受26上に支承された
通常物品27と、円柱状物品用棚受26上に支承された
円柱状物品28との底面位置の高低差が大きく、円柱状
物品28に限っても、径が大きい部品28aは円柱状物
品用棚受26の上面上部に、径が小さい物品28cは上
面下部に支承されるため、それらの底面位置の高低差は
大きい。従って、通常物品27と径が小さい円柱状物品
28cとの収納状態における底面位置の高低差はかなり
大きくなり、物品の搬出入の際フォークを大きく昇降さ
せる必要があり効率が悪かった。 【0007】また、上記ラック装置において、通常物品
用棚受25及び円柱状物品用棚受26を設けない場合で
も、棚材23によって通常物品支承部が、角パイプ状部
材24によって円柱状物品支承部が形成されるので、通
常物品及び円柱状物品の両方を収納することはできる。
しかし、この場合には、円柱状物品を収納する際、角パ
イプ状部材24の中央側上端角部によって物品表面が損
傷することがある。 【0008】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、その目的は、構造を簡単にするとともに収納物品表
面の損傷を防止し、更に物品の搬出入効率が向上するラ
ック装置を提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、左右一対の物品支承部材が、通常物品を
支承するために上面によって水平面を形成している通常
物品支承部と、軸心を前後方向に向けた円柱状物品を支
承するために凸状湾曲面を含む円柱状物品支承部とを有
しているラック装置であって、通常物品支承部は、前後
・左右に並ぶ複数の支柱に上下に所定間隔で水平に支持
された棚材によって形成され、円柱状物品支承部は、前
後一対の棚材端部に架設された丸パイプ状部材によって
形成され、棚材と丸パイプ状部材の上面が同一高さとな
っていることを特徴とする。 【0010】 【0011】 【0012】 【作用】本発明では、通常物品は通常物品支承部である
棚材上面の水平面上に支承されて収納され、円柱状物品
は円柱状物品支承部である丸パイプ状部材の凸状湾曲面
上に支承されて収納される。 【0013】 【0014】 【0015】 【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて説明す
るが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら本実施例に限
定されるものではない。図1は本発明に係るラック装置
の一実施例を示す部分正面図、図2は1つの物品収納棚
を示す斜視図、図3は1つの物品収納棚を示す正面図、
図4は1つの物品収納棚の変形例を示す斜視図である。
尚、本明細書において、左とは図1の左側、右とは同図
の右側を示し、上とは図1の上側、下とは同図の下側を
示し、前とは図1の紙面表側、後とは同図の紙面裏側を
示す。 【0016】ラック装置1は、所定間隔で左右に並ぶ前
側の支柱2と、これら前側の支柱2の後方にそれとの間
に所定間隔をあけて並ぶ後側の支柱2と、支柱2に上下
に所定間隔で水平に支持される棚材3とによって形成さ
れる複数の物品収納棚4が上下左右に整列して構成され
る。物品収納の際には、スタッカクレーン(図示しな
い)等を用いて、各物品収納棚4にそれぞれ通常物品或
いは円柱状物品が収納される。 【0017】ラック装置1の前面には、上下に3つ隔て
た物品収納棚4毎の左右1対の支柱2、2間に、水平補
強部材5が架設されている。水平補強部材5は、物品の
搬出入の際に物品やフォークが衝突・干渉しないよう
に、物品収納棚4の上部の所定位置に設けられている。
ラック装置1の後面には、上下・左右に3つ隔てた物品
収納棚4毎の支柱2、2間に、斜め補強部材6が架設さ
れている。フォークによる物品の搬出入はラック装置1
の前面側から行うので、後面に架設された斜め補強部材
6がフォークや物品に衝突・干渉することはない。水平
補強部材5及び斜め補強部材6によって、各支柱2間の
結合強度が向上する。 【0018】各物品収納棚4において、支柱2の所定位
置に、溶接等によって棚材3が水平に支持されている。
棚材3は、前側支柱2の後面、後側支柱2の前面にそれ
ぞれ取付けられ、その端部には凹状湾曲溝3aが形成さ
れている。前後1対の棚材3、3の端部間には、溶接等
によって軸心を前後方向とした丸パイプ状部材7が架設
されている。丸パイプ状部材7は、凹状湾曲溝3aに嵌
合して取付けられ、その上端は棚材3の上面を含む水平
面上にある。即ち、棚材3と丸パイプ状部材7の上面が
同一高さとなっているので、通常物品及び円柱状物品の
両方とも安定に収納することができる。 【0019】平行に配置された左右1対の丸パイプ状部
材7、7間には、フォークが昇降するためのフォーク通
過空間8が形成されている。フォーク通過空間8の左右
方向幅は、フォークが昇降する際に衝突・干渉しない程
度に大きく、且つ収納物品が落下しない程度に小さくな
っている。 【0020】次に、図3を用いて、物品収納棚における
物品収納状態について説明する。1つの物品収納棚4に
おいて、前後・左右の4本の棚材3は、それらの上面に
よって通常物品支承部となる水平面を形成している。即
ち、通常物品9は、図中1点鎖線に示すように、前後・
左右4本の棚材3の上面によって形成される水平面上に
支承されて収納される(図中1点鎖線に示す通常物品は
パレットであり、パレット上に載置される物品は省略し
ている。)。 【0021】他方、1つの物品収納棚4において、左右
1対の丸パイプ状部材7、7は、それらの表面に円柱状
物品支承部となる凸状湾曲面を含んでいる。即ち、軸心
を前後方向に向けた円柱状物品10は、図中2点鎖線に
示すように、左右1対の丸パイプ状部材7、7の中央側
上部に支承されて収納される。 【0022】棚材3の上面によって形成される水平面
と、丸パイプ状部材7の中央側上部との高さの差が小さ
いので、収納状態における通常物品9と円柱状物品10
との底面位置の高低差も小さくなっている。更に、径が
大・中・小3種類の円柱状物品10a、10b、10c
は、物品の径に左右されず全て丸パイプ状部材7の中央
側上部の略同じ位置に支承されているので、径が大きい
円柱状物品10aと径が小さい円柱状物品10cとの底
面位置の高低差も小さくなっている。従って、通常物品
9と径が小さい円柱状物品10cとの収納状態における
底面位置の高低差は、従来例よりも大幅に小さくなって
おり、部品搬出入の際フォークを大きく昇降させる必要
がなく非常に効率がよい。 【0023】図4に、凸状湾曲面を含む円柱状物品支承
部は、通常物品支承部を含む丸パイプ状の棚材を折り曲
げて形成した例を示す。この場合、溶接等の必要はない
が、折り曲げ部における盛り上がりを整える処理を施す
必要がある。尚、通常物品支承部を含む部材を折り曲げ
ることにより円柱状物品支承部を形成する例は、図4の
例に限定されることはない。 【0024】 【発明の効果】本発明は、以上のような構成としたの
で、以下の如き効果を奏する。本発明では、通常物品
は、通常物品支承部である棚材上面の水平面上に支承さ
れることにより、安定状態で収納することができ、円柱
状物品は、円柱状物品支承部である丸パイプ状部材の凸
状湾曲面上に支承されることにより、表面が損傷するこ
とがない。また、収納物品底面位置の高低差が小さいの
で、物品の搬入出の際に効率がよい。 【0025】 【0026】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るラック装置の一実施例を示す部分
正面図である。 【図2】1つの物品収納棚を示す斜視図である。 【図3】1つの物品収納棚を示す正面図である。 【図4】1つの物品収納棚の変形例を示す斜視図であ
る。 【図5】従来のラック装置における物品収納棚を示す正
面図である。 【符号の説明】 1 ラック装置 2 支柱 3 棚材 4 物品収納棚 7 丸パイプ状部材 8 フォーク通過空間 9 通常物品 10 円柱状物品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 1/14

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 左右一対の物品支承部材が、通常物品を
    支承するために上面によって水平面を形成している通常
    物品支承部と、軸心を前後方向に向けた円柱状物品を支
    承するために凸状湾曲面を含む円柱状物品支承部とを有
    しているラック装置であって、通常物品支承部は、前後
    ・左右に並ぶ複数の支柱に上下に所定間隔で水平に支持
    された棚材によって形成され、円柱状物品支承部は、前
    後一対の棚材端部に架設された丸パイプ状部材によって
    形成され、棚材と丸パイプ状部材の上面が同一高さとな
    っているラック装置。
JP24033894A 1994-10-04 1994-10-04 ラック装置 Expired - Fee Related JP3451747B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24033894A JP3451747B2 (ja) 1994-10-04 1994-10-04 ラック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24033894A JP3451747B2 (ja) 1994-10-04 1994-10-04 ラック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08104406A JPH08104406A (ja) 1996-04-23
JP3451747B2 true JP3451747B2 (ja) 2003-09-29

Family

ID=17058006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24033894A Expired - Fee Related JP3451747B2 (ja) 1994-10-04 1994-10-04 ラック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3451747B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08104406A (ja) 1996-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6135297A (en) Bottle storage and transportation rack
US5860539A (en) Glass shipping rack having removable front and/or rear gates
US4342268A (en) Vertical storage rack
CN103373514A (zh) 装载结构件
CN103373513A (zh) 装载结构件
JP3451747B2 (ja) ラック装置
KR101983787B1 (ko) 철근 포장방법 및 철근 포장용 사각트레이
CN210162438U (zh) 一种便于拆装摆放的管路托盘
JP2784729B2 (ja) 貯蔵・搬送用装置
CN217416719U (zh) 一种物料存放结构
CN210500217U (zh) 一种钣金件放置架
CN213009203U (zh) 一种用于斗齿存放及转运的工装
JP3620393B2 (ja) パレットコンテナ
CN217919026U (zh) 料管周转筐
CN208198453U (zh) 管材转运车
JP3288886B2 (ja) 建築用資材の輸送用架台
JP2002104737A (ja) リール等円板状製品の集積保管用及び/または搬送用ラック
JP3906412B2 (ja) ラック支柱の上下端位置調整治具
JPH07156948A (ja) 運搬容器
JP3018716U (ja) パレット支持枠構造体
JP3752415B2 (ja) ダブルストレージ型自動倉庫
JPS58162439A (ja) 長尺物を搬送集積し、集積した長尺物の積出し準備をする方法
JPH0635942Y2 (ja) パレットサポータの運搬保管用治具
KR200349707Y1 (ko) 조립식 빠레뜨
JP2598777Y2 (ja) 長尺物保管棚

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100718

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees