JP3450428B2 - 液圧搬送装置用流量調節弁 - Google Patents

液圧搬送装置用流量調節弁

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送圧が上昇したとき
に搬送液の一部を低圧側で調整するようにした液圧搬送
装置用流量調節弁であって、穴内を軸線方向に案内さ
れ、片側を搬送圧によって付勢され、他の側をばね力に
よって付勢されている制御ピストンと、前記穴に開口
し、搬送圧が低いときに制御ピストンにより密封閉鎖さ
れ、搬送圧が上昇すると制御ピストンにより開放せしめ
られる開口部とを備え、穴の一部分が接続栓によって閉
鎖され、接続栓が穴の前記一部分の内部に延びている突
出部を有し、突出部が制御ピストンから出ている心棒を
接続栓の内部空間内へ突出させるための開口部を備え、
接続栓を介して消費装置が液圧搬送装置に接続され、穴
の前記一部分に、液圧搬送装置の出口側と連通している
ダクトが開口している前記流量調節弁に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の弁装置は、例えば搬送装置から
消費装置へ送られる流体の流動を調節するために用いら
れる。この種の弁装置が、弁穴内を移動可能なピストン
を有していることは知られている。ピストンの外壁は、
弁装置を収容している弁穴の内面に緊密に接している。
穴とスライド弁として作用するピストンとの互いに接し
ている面の間に、オイル漏れが生じることが判明してい
る。従って液圧搬送装置には、このオイル漏れを補償す
るため、ある程度付加的にオイルを供給しなければなら
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、密封
特性が著しく改善され、且つスライド弁の調節が安定し
ているような、液圧搬送装置用の弁装置を提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、制御ピストンの端面がシート弁として構成
され、該シート弁は、搬送圧が低下したときに開口部
(ダクト)を搬送液に対し補助的に密封することを特徴
とするものである。
【0005】本発明による弁装置の有利な実施例によれ
ば、弁穴の内壁に緊密に接している 制御ピストン(以下
では単にピストンと記す)の端面は、付加的に、周回す
る外側エッジを有している。外側エッジは、弁装置の内
壁に対して角度をなして延びている密封面と協働する。
密封面は、優れた密封特性を有し、オイル漏れ損を最小
に抑えるような弁座を形成している。
【0006】本発明による弁装置の有利な実施例によれ
ば、弁装置のピストンの外側エッジと協働する円錐状の
密封面は、弁穴に挿着されているパッキンリングの一部
分である。この実施例では、弁装置を安価に製造するこ
とができる。その上、既存の弁装置に追加的にこの種の
パッキンリングを装備させ、よって漏れ損を防止する最
適な密封が達成される。
【0007】さらに本発明による弁装置の有利な実施例
によれば、円錐状の密封面は、弁穴に挿着される密封ス
リーブの一部分である。密封スリーブの内部空間は、弁
穴の内壁に通じているダクトと連通している。密封スリ
ーブは、液圧搬送装置の内部で好適に位置固定すること
ができ、且つ比較的簡単に挿入可能である。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて
説明する。図1に図示した弁装置1は、流量調節弁3と
圧力制限弁5とを有している。両弁は、搬送装置のケー
ス7または操舵補助ポンプのケースに形成された繰り抜
き部に収納されている。両繰り抜き部は、片側が開口し
た穴として構成され、その際第1の穴9は流量調節弁
を収容し、第2の穴11は圧力制限弁5を収容してい
る。
【0009】第1の穴9は袋穴として構成され、この袋
穴の第1の部分13内には、流量調節弁3のピストン1
5が配置されている。第1の部分13よりも大きな直径
を有する第2の部分17内には、リング19が圧入され
ている。リング19は、円錐状の密封面21を有してい
る。この密封面21は、第1の領域と第2の領域とが設
けられていることが特徴である。この第1の領域の内径
は、ピストン15の外径よりも大きく、第2の領域の内
径は、ピストン15の外径よりも小さい。その他の点で
は、リング19の内面は任意に構成することができる。
密封面21は円錐状に構成され、円錐面の周回部分であ
る。この円錐面の開き角度は例えばほぼ45°であり、
ピストン15の方向へ開いている。リング19の、密封
面21に接続している内面は、図1に図示した実施例の
場合、同様に円錐状に構成することができ、円錐の錘面
の一部分である。この一部分はほぼ10°ないし20°
の開き角度を有し、同様にピストン15の方向へ開いて
いる。
【0010】穴9の第2の部分17は、接続栓23によ
って閉止されている。接続栓23は、第2の部分17の
内部に突出している突出部25を有している。突出部2
5は、開口部27を備えている。この開口部27を通っ
て、ピストン15から出ている心棒29が接続栓23の
内部空間31の中へ突出している。心棒29は、貫通ダ
クト33を備えている。貫通ダクト33は、絞り35を
介して内部空間31に開口している。絞り35の内のり
の幅は、貫通ダクト33の内のりの幅よりも小さい。
【0011】接続栓23を介して消費装置が、例えば操
舵伝動装置が液圧搬送装置または操舵補助ポンプに接続
されている。第2の部分17には、第1のダクト37が
通じている。第1のダクト37は、搬送装置の出口側、
即ち操舵補助ポンプの圧力側に連通している。
【0012】第1の穴9の底部39には、コイルばね4
1として構成されている弾性要素が支持されている。コ
イルばね41は、ピストン15の左側に作用し、ピスト
ン15を右側へリング19のほうへ押しやる。ピストン
15は中空に構成されており、その結果コイルばね41
は部分的にピストン15の内部に延在している。ピスト
ン15の長さは、コイルばね41の圧縮力に抗してピス
トン15が左側へ移動する場合も、該ピストン15が、
第1の穴9の第1の部分13から出ている圧力ダクト4
3をふさがないように選定されている。圧力ダクト43
は、第1の部分13を第2の穴11の第1の圧力室45
と連通している。圧力室45は、栓47によって外部に
たいして圧力が漏れないように密閉されている。他方圧
力室45は、弁によって閉止されている。弁は、貫通ダ
クト51を備えた支持部材49を有している。貫通ダク
ト51は、閉止体53によって閉止される。閉止体53
は、コイルばね55の力に抗して右側から左側へ貫通ダ
クト51の開口部のほうへ押される。即ち閉止体53に
より第1の圧力室45は第2の圧力室57から密閉され
る。第2の圧力室57は排出ダクト59に通じている。
排出ダクト59は、例えば搬送装置のタンクまたは操舵
補助ポンプと連通している。
【0013】ピストン15の外径は、ピストン15が第
1の穴9の内面にたいして圧力が漏れないように接する
ように選定されている。このようにしてピストン15
は、第1の穴9の内面を貫通している第2のダクト61
を圧力が漏れないように閉止する。この場合ピストン1
5は、本実施例では穴9の中心軸線63にたいして垂直
に延びている第2のダクト61の開口部を、穴の第1の
部分13にたいしても第2の部分17にたいしても圧力
が漏れないように閉止する。即ちピストン15は、スラ
イド弁として作用する。
【0014】すでに述べたように、図1の断面図では、
ピストン15は、図1で右側に配置されリング状に周回
している外側エッジ65によって、円錐状の密封面21
のほうへ押され、その結果この領域でシートパッキンが
達成される。ピストン15がリング19に接すると、ピ
ストン15の本体から出ている心棒29は第1の穴9の
第2の部分17を貫通して延在する。心棒29の外径
は、第2の領域17に、第1のダクト37に連通する圧
力室が形成される程度に小さく、即ちピストン15の残
りの部分の外径よりも著しく小さい。この圧力室は、心
棒29が貫通している開口部27を通って、接続栓23
の内部空間31と連通している。心棒29の外径は、開
口部27の向う側で内部空間31内に配置されている領
域でランプ状に増大している。心棒29の最大外径は、
開口部27の内径よりも小さい。ピストン15が左側へ
変位すると、ここでランプ状に上昇している心棒29の
外径領域が開口部27に達し、その結果心棒29と開口
部27の外面の間の自由なリング開口部が狭くなる。
【0015】心棒29を完全に貫通している貫通ダクト
33は、接続栓23の内部空間31を第1の穴9の第1
の部分13に連通させている。第1の部分13は、圧力
ダクト43を介して圧力制限弁5の第1の圧力室45と
液圧連通している。即ちピストン15には、第2の部分
17内の圧力によって与えられる圧力が右側から作用す
る。左側から作用する圧力は、穴9の第1の部分13の
圧力状態によりあらかじめ与えられている。この場合、
貫通ダクト33と測定絞り35とを介して、内部空間3
1内に与えられる圧力がピストン15の左側へ伝えられ
る。
【0016】図2は、弁装置の他の実施例である。この
弁装置1と、図1に図示した実施例の構成上の違いは、
リング119の構成である。リング119は、ピストン
15の右側エッジと共にシート弁を形成している。他の
点では図1弁装置の部品とすべて同一であり、よって同
一の符号を付し、その構成に関しては図1の説明を参照
されたい。
【0017】リング119の横断面は、密封面121を
有するように選定されている。密封面121は、図1に
図示した実施例におけるリング19の密封面21に対応
しており、他方第2の部分17のほうへ開口している漏
斗として構成されている。このように、流量調節弁が第
1のダクト37と第2のダクト61との間の連通部を解
放させると、多量の流体がポンプの出口側から吸い込み
側へ達することができる。
【0018】図3は、弁装置1の第3実施例である。こ
の弁装置1は、シート弁の構成の点で前記実施例と異な
っている。従って、同一の部品には図1と図2と同一の
符号を付し、その説明を省略する。図3の実施例では、
ピストン15の右端によってシート弁が形成され、即ち
接続栓23から出ているスリーブ219がピストン15
の外側エッジ65まで延在し、ピストン15の接触領域
に密封面221を有している。スリーブ219は、接続
栓23と一体的に構成することができ、或いは接続栓2
3とは別個の部品として構成することもできる。スリー
ブ219は、第1のダクト37の開口部の領域に、その
外壁に穿設されている、有利には周回する環状溝223
を有している。環状溝223の溝底には、周方向に等間
隔で配置される少なくとも一つの、有利には三つの流入
口225が設けられている。第1のダクト37が環状溝
223に通じていることにより、流入するオイルが分割
され、心棒29の片側にはぶつからない。従ってピスト
ン15の変位が避けられる。そうでなければ、ピストン
15は動かなくなり、少なくとも第1の穴9の内部で摩
擦が上昇しがちになるだろう。周方向に等間隔で配置さ
れる開口部225により、ポンプから送られた流体は心
棒29と複数の側からぶつかり、その結果心棒29は、
実際には、中心軸線63からの変位を生じさせるような
力にさらされない。
【0019】スリーブ219の長さは、スリーブ219
がピストン15のストッパーとして用いられるように選
定されている。その結果ピストン15の外側エッジ65
は密封面221に緊密に接する。スリーブ219を別個
の部品として構成する場合には、スリーブ219がピス
トン15によって変位されないように該スリーブ219
を穴に挿入する。或いは、スリーブ219の、ピストン
15とは逆の側の端部が、接続栓23で支持されるよう
にスリーブ219の長さを選定することもできる。
【0020】図1から図3までに図示したすべての実施
例に共通することは、シート弁の構成は結局重要でない
という点である。即ち、ピストン15の右側の端面が円
錐状の面として構成され、この円錐状の面が、リング1
9,119または219から出ているエッジに乗り上げ
るように構成することも可能である(図4)。他の点で
は、ピストン15もリング19,119,219も、中
心軸線63に垂直に配置されている止め面を有している
ように構成することも可能である。接触領域には、シー
ト弁の機能を保証する弾性的なパッキンリングを挿着し
てもよい。
【0021】最後に、リング19,119またはスリー
ブ219を、少なくともピストン15との接触領域にお
いて、弾性的なリング部分として実施してもよい。この
リング部分は、シートパッキンが保証されるようにピス
トン15の載置圧力によって変形される。
【0022】図1から図3までに図示した弁装置の作用
は以下のとうりである。液圧搬送装置により、媒体、例
えばオイルは、第1のダクト37を介して穴19の第2
の部分17内へ搬送される。オイルは、開口部27と該
開口部27を貫通する心棒29とによって形成される環
状開口部を通って、接続栓23の内部空間31内へ達
し、そこから液圧消費装置、例えば操舵伝動装置へ達す
る。ピストン15は、第2の部分17内の圧力に抗して
コイルばね41によりパッキンリング19,119また
は219のほうへ押される。その結果ピストン15の外
側エッジ65は、密封面21,121または221に緊
密に接する。この場合シートパッキンが得られ、第2の
ダクト61へのオイル漏れは実際に生じない。第2の部
分17内の圧力が上昇すると、ピストン15は適当に調
整されたコイルばね41の力に抗して左側へ移動し、そ
の結果外側エッジ65は、密封面21,121または2
21から離れる。同時に、心棒29の、外径が増大して
いる領域は、開口部27内へ達する。従って心棒29の
回りの自由な環状面は小さくなり、その結果、第2の部
分17内の圧力が上昇すると、例えば操舵補助ポンプを
駆動している内燃機関の回転数が増大すると、特に操舵
車輪に作用する力が増大すると、消費装置への流量は減
少する。この流量は、例えばほぼ8リットル/分からほ
ぼ4リットル/分に減少する。
【0023】穴9の第2の部分17内の圧力が上昇する
と、ピストン15が左側へ変位することにより、外側エ
ッジ65は第2のダクト61の開口部へ達する。その結
果このダクト61の第1のダクト37にたいする密封は
もはや完全には与えられていない。即ち、ポンプの排出
側から第1のダクト37を通って搬送される流体は、第
2のダクト61内へ排出される。この第2のダクト61
は、例えば操舵補助ポンプの吸い込み側に接続されてお
り、ブースターダクトとも呼ばれる。圧力が上昇する
と、外側エッジ65は第2のダクト61の開口部の、次
第に大きくなる領域を解放させる。この場合、投影図で
見て、第2のダクト61の円形の開口部により、次第に
大きくなる領域が解放される。外側エッジ65は円形の
開口面を通り過ぎ、まず円弧状の開口領域解放させ
る。即ち、穴9の第2の部分17内に与えられる圧力が
穏やかに調節され、さらに非常に好適な安定した調節が
得られる。
【0024】このように、流量調節弁3がまず閉じた状
態でシート弁特性を示す間、及び外側エッジ65が密封
面21,121または221に載置される間、流量調節
3は通常のスライド弁のような調節特性を示す。外側
エッジ65は、流量調節弁3が閉じた状態で密封面21
と協働して、第1のダクト37から第2のダクト61へ
の漏れ損にたいする絶対的な密封性、即ち搬送装置の排
出側と吸い込み側の間の密封性を阻止する。しかし流量
調節弁3のピストン15が変位すると、外側エッジ65
が密封面21から持ち上げられ、流量調節弁3は通常の
スライド弁特性を示す。
【0025】このように、所望の調節特性を維持した状
態で、外側エッジ65と密封面21とによって実現され
るシート弁により、漏れ損にたいする非常に高い密封性
が得られる。この場合リング19と119の幅は、該リ
ングが第1ダクト37の開口領域に常に接触するように
選定されている。しかしながら、図3の実施例に関連し
て説明したように、穴9の第2の部分17に挿着される
スリーブ219の左側の端面に密封面221を設けるこ
とも可能である。この場合スリーブ219は、第1のダ
クト37の開口部のために少なくとも一つの貫通穴を有
していなければならない。スリーブ219の左側の端面
に密封面221を設ける場合、搬送装置または操舵補助
ポンプから送られて来るオイルはピストン15の右側に
作用し、他方心棒29の回りのリング開口部を通って内
部空間31内へ達し、そこから消費装置へ達することが
できる。
【0026】すべての実施例において、既存の搬送装置
に追加的にパッキンリングまたは密封スリーブを装備さ
せることができる。このためには、第2の部分17の領
域に穴9を穿設して、リング19または密封スリーブを
挿入するだけでよい。これに対応して、接続栓23は、
穴9の直径が拡大した場合でも、搬送装置または操舵補
助ポンプのケース7内で確実に保持されるように適合せ
ねばならない。
【0027】総じて、流量調節弁の穏やかで安定した調
節特性を維持することができ、その際同時に漏れ損を最
小にすることができる。完全を期するために、以下の点
を指摘しておきたい。内部空間31内の圧力は、貫通ダ
クト33により第1の部分13へ伝えられて、圧力ダク
ト43を介して圧力制限弁5に作用する。従ってピスト
ン15は、右側から、ポンプによって提供される圧力の
作用を受け、左側からは、消費装置に放たれる圧力の作
用を受ける。ピストン15の左側の圧力が上昇すると、
即ち第1の部分13の圧力が例えば100バールから1
10バールへ上昇すると、圧力制限弁5が応答する。即
ち閉塞体53は、コイルばね55の力に抗して、支持部
材49を貫通している貫通ダクト51の開口領域から離
れる。その結果圧力媒体、即ちオイルは、第1の部分1
3から圧力ダクト43を通って第1の圧力室45内へ流
れ、そこから支持部材49内の貫通ダクト51を通って
閉塞体53の周囲を流動して第2の圧力室57内へ流
れ、そこから排出ダクト59内へ達することができる。
排出ダクト59は、例えばタンクまたは搬送装置の吸い
込み側または操舵補助ポンプと連通している。圧力制限
弁5の作動時にピストン15の左側で制限される圧力に
より、ピストン15は、システム圧がさらに上昇する
と、さらに左側へ変位することができる。その結果第1
のダクト37と第2のダクト61の連通部の横断面積が
増大する。即ち、圧力制限弁5が作動すると、ピストン
15が左側へ変位することにより、穴9の第2の部分1
7内の圧力はそれ以上上昇しない。
【0028】絞り35が設けられているので、多量のオ
イルが第1の部分13内へ追加的に流動することが阻止
される。第1の部分13内の圧力は、結局は平衡状態に
設定される。この場合、第2の部分17内の圧力は、第
1のダクト37から第2のダクト61へ所定どおりに排
流されることにより一定に保持される。圧力が上昇する
必要がある場合には、ピストン15はコイルばね41の
力に抗して左側へ変位し、その結果第2のダクト61の
開口部のより大きな面積が第1の穴9内において解放さ
れる。
【0029】このように、以上述べた弁装置の構成によ
り、弁装置の公知の機能は阻害されず、特にスライド弁
特性によって特徴づけられる流量調節弁の調節特性は、
ピストンとパッキンリングまたは密封スリーブによって
形成されるスライド弁の作動または開弁に応じて得られ
る。その際、ピストン15の領域におけるオイルの漏れ
損は最小に抑えられる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、弁装置のピストンがス
ライド弁として作用し、他方シート弁としても作用する
ので、漏れ損は最小に抑えられる。一方、弁装置の調節
特性も安定している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による弁装置の第1実施例の縦断面図で
ある。
【図2】本発明による弁装置の第2実施例の縦断面図で
ある。
【図3】本発明による弁装置の第3実施例の縦断面図で
ある。
【符号の説明】
9 穴 15,116 ピストン 21,121,221 密封面 37,61 ダクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イェーイン ゴング ドイツ デー・61350 バート ホンブ ルク フリートベルガーシュトラーセ 35 (72)発明者 ランドルフ ケルツゲ ドイツ デー・61250 ウージンゲン バルトロメウス・アルノルディ・シュト ラーセ 76アー (72)発明者 ハンス・ユルゲン ラウト ドイツ デー・61250 ウージンゲン フランツ・シューベルト・シュトラーセ 2 (72)発明者 ゲルハルト オーヴァーディーク ドイツ デー・61382 フリードリッヒ スドルフ グラディオーレンヴェーク 15 (72)発明者 ヴィリ パルシュ ドイツ デー・64404 ビッケンバッハ バッハガッセ 18 (72)発明者 トーマス ニート・メニンガー ドイツ デー・61250 ウージンゲン ラントラート・ベックマン・シュトラー セ 41 (56)参考文献 特開 昭56−104186(JP,A) 特開 昭62−297546(JP,A) 実開 昭62−97374(JP,U) 実開 昭58−91071(JP,U) 実開 昭58−191474(JP,U) 実開 平3−122980(JP,U) 実開 昭61−49012(JP,U) 米国特許4361166(US,A) 米国特許3195556(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 3/00 F16K 17/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送圧が上昇したときに搬送液の一部を
    低圧側で調整するようにした液圧搬送装置用流量調節弁
    であって、穴(9)内を軸線方向に案内され、片側を搬
    送圧によって付勢され、他の側をばね力によって付勢さ
    れている制御ピストン(15)と、前記穴(9)に開口
    し、搬送圧が低いときに制御ピストン(15)により密
    封閉鎖され、搬送圧が上昇すると制御ピストン(15)
    により開放せしめられる開口部(61)とを備え、
    (9)の一部分(17)が接続栓(23)によって閉鎖
    され、接続栓(23)が穴(9)の前記一部分(17)
    の内部に延びている突出部(25)を有し、突出部(2
    5)が制御ピストン(15)から出ている心棒(29)
    を接続栓(23)の内部空間(31)内へ突出させるた
    めの開口部(27)を備え、接続栓(23)を介して消
    費装置が液圧搬送装置に接続され、穴(9)の前記一部
    分(17)に、液圧搬送装置の出口側と連通しているダ
    クト(37)が開口している前記流量調節弁において、 制御ピストン(15)の端面がシート弁として構成さ
    れ、該シート弁は、搬送圧が低下したときに前記開口部
    61)を搬送液に対し補助的に密封することを特徴と
    する流量調節弁。
  2. 【請求項2】 制御ピストン(15)の端面が、円錐状
    の密封面(21)と協働し周回している外側エッジ(6
    5)を有し、密封面(21)が、外側エッジ(65)の
    外径よりも大きな内径を持つ第1の領域と、外側エッジ
    (65)の外径よりも小さな内径を持つ第2の領域とを
    有していることを特徴とする、請求項1に記載の流量調
    節弁。
  3. 【請求項3】 密封面(21,121)が、穴(9)に
    挿着されているパッキンリング(19,119)の一部
    分であることを特徴とする、請求項2に記載の流量調節
    弁。
  4. 【請求項4】 密封面(221)が、穴(9)に挿着さ
    れている密封スリーブ(219)の一部分であり、該密
    封スリーブ(219)の内部空間が、穴(9)の内壁に
    開口している搬送液供給用の第1のダクト(37)と連
    通していることを特徴とする、請求項2に記載の流量調
    節弁。
  5. 【請求項5】 円錐状の密封面(21,221)が、制
    御ピストン(15)の方向へ開口している仮想の錘面で
    あることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか
    1つに記載の流量調節弁。
  6. 【請求項6】 液圧搬送装置を操舵伝動装置に使用する
    ことを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1つ
    に記載の流量調節弁。
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