JP3449969B2 - 液体容器の肩部材取付構造 - Google Patents

液体容器の肩部材取付構造

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JP3449969B2 JP2000189390A JP2000189390A JP3449969B2 JP 3449969 B2 JP3449969 B2 JP 3449969B2 JP 2000189390 A JP2000189390 A JP 2000189390A JP 2000189390 A JP2000189390 A JP 2000189390A JP 3449969 B2 JP3449969 B2 JP 3449969B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特異形状の外観を
呈する液体容器の肩部材の取付構造、さらに詳しくは、
特異形状の金属製外胴と肩部材とを固定する技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】特異形状の外観を呈する液体容器におい
ては、例えば、横断面を表わす図5(b) に示すように、
その金属製外胴1'も特異な形状をしている。従来、この
ような形状をしている外胴1'と肩部材2'は、図4に示す
ように、全周にわたって強制嵌合して両者を固定してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この強制嵌合による固
定方式は、特異形状の外胴1'のうち図5(b) においてB
で示す領域においてはさほど問題はないが、はなはだし
く特異な形状をしている図5(b) のCで示す領域におい
ては、外胴1'の強制嵌合部の寸法(図5(a) におけるA
の寸法)ならびに形状が安定しにくいため、取付強度不
足となり、最悪の場合には、外胴1'の強制嵌合部分が外
れるおそれがあった。
【0004】また、上述したように、強制嵌合している
ため、嵌合時に外胴1'の外観形状自体が図5(b) におい
て鎖線Dで示すように変形してしまう等の問題があり、
外観のデザインが制約を受け、様々な外観を呈するもの
とすることはできなかった。本発明は、外胴1'の全周の
うち図5(b) のCで示す領域においても取付強度が向上
するようにし、また、その部分の強制嵌合時における変
形が生じないようにして外観形状の安定化を図るととも
に、従来制約を受けていた外観のデザインの自由度の幅
を広げることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、特異
形状の外観を呈する液体容器の金属製外胴の特異形状部
は、肩部材に肩止め部材を取り付け、肩部材とこの肩
止め部材とで金属製外胴の特異形状部分の上端部を挟み
込んで強制嵌合、他の部分は、肩部材を直接強制嵌合
して両者を固定するものとする。このようにすると、金
属製外胴の部分ではなはだしく特異な形状をしている部
分においては、その上端部を肩部材と肩止め部材とで挟
み込んで強制嵌合することになる。したがって、その部
分における取付強度が向上するのみならず、その部分
変形が生じるのを一層防止できる。この結果、外観形状
の安定化を図ることができるのみならず、従来制約を受
けていた外観のデザインの自由度の幅が大幅に広がるこ
とになる。
【0006】止め部材に、水位管カバーの上端を保持
させ得る受筒を形成し、前記水位管カバーの上端を前記
受筒に保持させておくとよい。この場合には、一定長さ
の水位管カバーの上端を前記受筒に保持させることがで
きるから、一定長さの水位管カバーを液体容器内に安定
して配置し得る。
【0007】液体容器の底に配置される底リングに前記
水位管カバーの下端を保持させ得る受筒を形成し、前記
水位管カバーの下端を前記受筒に保持させておくとよ
い。この場合には、一定長さの水位管カバーの上下両端
を上下両受筒に保持させることができるから、一定長さ
の水位管カバーを液体容器内にさらに安定して配置し得
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明による液体容器の肩部材取
付構造の好ましい一例を、図1〜図3に基いて詳細に説
明する。図1に、本発明をエアーポットに適用した一例
を示す。従来の場合と同じように、合成樹脂製の肩部材
2と底リング4との間には特異形状の金属製外胴1が配
置されている。この金属製外胴1の形状は従来例を示す
図5(b) の場合と全く同じであり、内突弧状に彎曲して
いる部分の内側には、真空二重びんからなる内容器5の
水位を外部から認識できるように、水位管6が配置され
ている。そして、外胴1の下端側は前記底リング4に巻
締め固定されている。なお、肩部材2上には、開閉自在
の蓋部材7が取り付けられている。蓋部材7も合成樹脂
製である。
【0009】肩部材2は前記外胴1の平面形状に似た形
であり、外胴1の内突弧状に彎曲した部分に対向する部
分には、図3(b) に示すように、同一平面上において上
下対称的に数個の嵌合孔2a,2aが形成されている。一
方、肩部材2に平面形状が似ている肩止め部材3には、
前記肩部材2の各嵌合2a,2aに対応する部分におい
て、図3(a) に示すように、突出部材3a,3aが形成され
ている。
【0010】そして、肩止め部材3の各突出部材3a,3a
を、同図に示すように、肩部材2の各嵌合孔2a,2aに強
制嵌合させると、肩止め部材3を簡単かつ容易に肩部材
2に取り付けることができる。なお、肩止め部材3の各
突出部材3a,3aを係合爪とし、それらを肩部材2の各嵌
合孔2a,2aに強制嵌合させたとき、両者が係合するよう
にしてもよい。
【0011】この場合において、肩部材2と底リング4
との間に配置されている前記外胴1の上端部を倒U字状
に折曲し、図2に拡大して示すように、その部分を肩部
材2と前記肩部材2に取り付けた肩止め部材3とで挟み
込む。これにより、特異形状をしている外胴1のこの部
分に変形が生じるのを一層防止できる。
【0012】また、肩止め部材3には、図3(a) におい
て点線で示す位置に、受筒3bが下方に向けて設けられて
いる。この受筒3bは、水位管カバー8の上端を保持する
ためのものである。肩止め部材3に受筒3bが設けられて
いると、一定長さの水位管カバー8の上端をこの受筒3b
に保持させて液体容器内に安定して配置できるので、水
位管6の水位を水位管カバー8により容易に見ることが
できる。
【0013】一方、前記底リング4には、前記肩止め部
材3の受筒3bと対向する所に、受筒4aが上方に向けて設
けられている。この受筒4aは、水位管カバー8の下端を
保持するためのものである。底リング4にも受筒4aが設
けられていると、図1に示すように、一定長さの水位管
カバー8の上下両端を前記肩止め部材3の受筒3bとこの
受筒4aに保持させることができるから、一定長さの水位
管カバー8を液体容器内にさらに安定して配置でき、水
位管6の水位を水位管カバー8により容易に見ることが
できる。
【0014】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、特異形状
の外観を呈する液体容器の金属製外胴の特異形状部分に
おいて、肩部材と肩止め部材とで金属製外胴の特異形状
部分の上端部を挟み込んで強制嵌合されているから、
の部分における取付強度が向上するのみならず、その部
に変形が生じるのを一層防止できるという効果があ
る。この結果、外観形状の安定化を図ることができるの
みならず、従来制約を受けていた外観のデザインの自由
度の幅が大幅に広がることになる。
【0015】請求項記載の発明によれば、一定長さの
水位管カバーの上端を別部品あるいは肩止め部材に形成
した受筒に保持させることができるから、一定長さの水
位管カバーを液体容器内に安定して配置でき、水位管の
水位を水位管カバーにより容易に見ることができる。
【0016】請求項記載の発明によれば、一定長さの
水位管カバーの上下両端を上下両受筒に保持させること
ができるから、一定長さの水位管カバーを液体容器内に
さらに安定して配置でき、水位管の水位を水位管カバー
により容易に見ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液体容器の肩部材取付構造をエア
ーポットに適用した一例を示す一部切欠の側面図であ
る。
【図2】要部を示す一部切欠の拡大側面図である。
【図3】肩部材ならびに肩止め部材を示す一部切断の平
面図で、(a) は肩部材に肩止め部材を取り付けた状態
を、(b) は肩部材のみを示す。
【図4】従来の液体容器の肩部材取付構造の要部を示す
一部切欠の拡大側面図である。
【図5】従来の欠点を説明するための概略図で、(a) は
金属製外胴の上端部分のみを示す拡大断面図、(b) は金
属製外胴の横断面図である。
【符号の説明】
1…金属製外胴、2…肩部材、2a…嵌合孔、3…肩止め
部材、3a…突出部材、3b…受筒、4…底リング、4a…受
筒、6…水位管、8…水位管カバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−179423(JP,A) 特開 平9−224852(JP,A) 特開 平10−179421(JP,A) 実開 昭59−98838(JP,U) 実開 昭61−201627(JP,U) 実開 昭61−177541(JP,U) 実開 昭61−122748(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 41/02 102 A47J 41/02 101 A47J 27/21 101

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特異形状の外観を呈する液体容器におい
    て、前記液体容器の金属製外胴の特異形状部分は、肩部
    に肩止め部材を取り付け、肩部材とこの肩止め部材と
    で金属製外胴の特異形状部分の上端部を挟み込んで強制
    嵌合、他の部分は、肩部材を直接強制嵌合して両者を
    固定したことを特徴とする液体容器の肩部材取付構造。
  2. 【請求項2】前記肩止め部材に、水位管カバーの上端を
    保持させ得る受筒を形成し、前記水位管カバーの上端を
    前記受筒に保持させたことを特徴とする請求項記載の
    液体容器の肩部材取付構造。
  3. 【請求項3】前記液体容器の底に配置される底リングに
    前記水位管カバーの下端を保持させ得る受筒を形成し、
    前記水位管カバーの下端を前記受筒に保持させたことを
    特徴とする請求項記載の液体容器の肩部材取付構造。
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