JP3449853B2 - ピアノ用アクション及びアクションサポート金具 - Google Patents

ピアノ用アクション及びアクションサポート金具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピアノ用アクショ
ンにおける各種部品のサポート構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示す様に、アップライトピ
アノ用のアクションでは、ウィッペンAとセンターレー
ルBとの接続、ウィッペンAとジャックCとの接続及び
センターレールBとバットDとの接続には、それぞれ、
フレンジE〜Gが使用されている。
【0003】これらフレンジE等は、ブッシングクロス
HとピンJとを用いてセンターレールB、ジャックC及
びバットDと接続されている。こうしたブッシングクロ
スHを用いるのは、ジャックC等のねじれを吸収した
り、適正な位置に復帰し易くしたりするためである。
【0004】こうしたアクションは、最近では、電子ピ
アノの模擬アクションとしても採用されるようになって
おり、より本物に近いタッチ感の電子ピアノが提供され
るようになってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
様な従来のフレンジによるサポート構造は、ブッシング
クロスHとピンJ等を用いるものであるため、その組立
に手間がかかるという問題があった。特に、電子ピアノ
の模擬アクションとして用いるのにはもったいなかっ
た。
【0006】また、従来のアクションの構造によると、
ジャックCには、復帰用のジャックスプリングKも設け
られており、このジャックスプリングKを取り付ける作
業も面倒であった。そこで、本発明は、ピアノ用アクシ
ョンをより組立易い構造とすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段、発明の実施の形態及び発
明の効果】かかる目的を達成するためになされた本発明
のピアノ用アクションは、フレンジに代えて、板バネで
アクション部品をサポートし、前記板バネが、アクショ
ン部品を支持する上下の支持点の間で湾曲又は屈曲され
ており、該湾曲又は屈曲した曲がり部にはスリットが設
けられていることを特徴とする。かかる本発明のピアノ
用アクションによれば、フレンジに代えて板バネでアク
ション部品をサポートするので、ブッシングクロス挿入
作業の様な面倒な作業が不要となる。そして、板バネで
あるから、ねじれの吸収能力もあり、ブッシングクロス
が果たしていた役割も兼ね備える。
【0008】また、本発明のピアノ用アクションによれ
ば、板バネの弾性力により、各でアクション部品を元の
位置に復帰させようとする力が加わる。従来のフレンジ
によるサポートではこうした元へ戻そうという力は生じ
ないが、本発明によれば、戻そうとする力が生じ、これ
によってアクションの戻りが速くなる。よって、板バネ
によるサポートを採用する効果として、連打に対するア
クションの復帰が速くなり、連打性能を向上することが
期待できる。
【0009】こうした本発明のピアノ用アクションにお
いては、前記板バネが、アクション部品を支持する上下
の支持点の間で湾曲又は屈曲されていることにより、
曲又は屈曲した曲がり部で動きを吸収でき、複雑なアク
ションの動作を妨げず、大きな動きに追従できる。しか
も、曲がり部に設けたスリットにて板バネの弾力を調整
できる。
【0010】また、具体的にいうと、ジャックの部分に
ついては、途中が湾曲又は屈曲した板バネの下端側をウ
ィッペンに固定すると共に、該板バネの上端側でジャッ
クを支えることにより、フレンジに代えて、前記ジャッ
クを前記板バネで揺動可能に支持したことを特徴とす
る。この場合、前記板バネの上端側をジャック下端から
横方向に伸ばすことにより、該板バネの上端部分でジャ
ックテールを構成しておくとよい。こうすることで、ジ
ャックを単純な棒状のものとすることができ、一層の簡
素化が図れるからである。また、板バネが復帰動作を助
けるので、ジャック復帰用のスプリングを廃止すること
ができる。スプリングを廃止することによって、その取
付作業が不要になり、組立が楽になる。
【0011】また、アップライトピアノのバットの部分
についていうと、途中が湾曲又は屈曲し湾曲又は屈曲し
た曲がり部にスリットが設けられている板バネの下端側
をセンターレールに固定すると共に上端側をバットに固
定することにより、フレンジに代えて、前記バットを前
記板バネで揺動可能に保持するようにするとよい。ここ
でも、バットが揺動する動きは、板バネの曲がりによっ
て許容され、また、復帰を促進するので、連打に対応す
る速い動きも可能になる。
【0012】また、グランドピアノのレピティションレ
バーについても、途中が湾曲又は屈曲し湾曲又は屈曲し
た曲がり部にスリットが設けられている板バネの下端側
をウィッペンに固定すると共に、該板バネの上端側をレ
ピティションレバーに固定することにより、フレンジに
代えて、前記レピティションレバーを前記板バネで揺動
可能に支持するようにするとよい。この場合も、ウィッ
ペンとレピティションレバーの間に取り付けられるレピ
ティションレバー復帰用のスプリングを廃止することが
できる。
【0013】また、グランドピアノのウィッペンについ
ても、ウィッペンレールとウィッペンとを、フレンジに
代えて、湾曲又は屈曲した曲がり部にスリットが設けら
れている板バネで接続するとよい。同様に、グランドピ
アノのウィッペンについても、センターレールとウィッ
ペンとを、フレンジに代えて、湾曲又は屈曲した曲がり
部にスリットが設けられている板バネで接続してやると
よい。板バネを採用することで、ウィッペンの戻りが速
くなり、連打性能を向上する。従来のピアノでは、こう
した部分はフレンジがあるだけなので、積極的な戻し方
向の付勢力は加わっていなかったことから、ウィッペン
をウィッペンレール等にサポートする部分に板バネを用
いると、従来よりも連打性能が向上することが期待され
る。
【0014】一方、本発明はまた、アップライトピアノ
用として、センターレールとウィッペンとを、フレンジ
に代えて、スキン又はクロスで接続したことを特徴とす
るピアノ用アクションも完成している。ここでもフレン
ジを廃止することで、組立が容易になる。スキン又はク
ロスでよいのは、アップライトピアノにおけるセンター
レールとウィッペンの接続に当たっては、ウィッペンが
自重でセンターレールにぶらさがる関係になっているの
で、厚手のスキンやクロスで足りるのである。こうする
ことによっても、組立は一層楽になる点で、本発明の目
的を達成することができる。
【0015】これら本発明のピアノ用アクションを実現
するには、下端側のウィッペン固定部と、上端側で横方
向に伸びるジャックテール部と、該ジャックテール部の
根元部分に設けられるジャック固定部と、該ジャック固
定部と前記ウィッペン固定部との間を結んで湾曲又は屈
曲する曲がり部とからなり、全体を板バネで形成された
ジャック用のアクションサポート金具や、下端側のウィ
ッペン固定部と、上端側のレピティションレバー固定部
と、該レピティションレバー固定部と前記ウィッペン固
定部との間を結んで湾曲又は屈曲する曲がり部とからな
り、全体を板バネで形成されたレピティションレバー用
のアクションサポート金具や、下端側のセンタレール固
定部と、上端側のバット固定部と、該バット固定部と前
記センタレール固定部との間を結んで湾曲又は屈曲しス
リットが設けられた曲がり部とからなり、全体を板バネ
で形成されたバット用のアクションサポート金具を用い
るとよい。
【0016】こうした本発明によれば、アクションの組
立コストを低下させることができるので、特に、電子ピ
アノのように、アクション自体はあくまでも模擬的なも
のとして取り付けられる場合に、本発明によるアクショ
ンが有効である。例えば、模擬アクションでは、本物の
ピアノと同様のタッチ感が強く求められるのであるが、
本発明によれば、板バネのバネ定数を調整することで、
打鍵時に適度な反力を感じさせることができ、快適なタ
ッチ感を簡単に実現することができるという効果もあ
る。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施の形態である一実施例を
図面と共に説明する。第1実施例は、電子ピアノ用の模
擬アクションとして、アップライトピアノを模したもの
に本発明を適用したものである。
【0018】図1に示す様に、実施例の模擬アクション
は、センターレール11に対して、ウィッペン13をま
っすぐな板バネ21でサポートする。この板バネ21
は、スチール板をプレス打ち抜きして製造され、その上
下に設けられた挿通孔にネジ31,32を通してセンタ
ーレール11とウィッペン13のそれぞれに固定され
る。
【0019】次に、ジャック15のサポートについて説
明する。こちらは湾曲した板バネ23を用いる。この板
バネ23は、下端側に垂直に伸びるウィッペン固定部2
3aと、上端側で横方向に伸びるジャックテール部23
bと、ジャックテール部23bの根元部分に設けられる
ジャック固定部23cと、ジャック固定部23cとウィ
ッペン固定部23aとの間の湾曲部23dとからなり、
スチール板からプレス成形されたものである。ここで、
板バネ23にジャックテール部23bを備えさせたの
で、ジャック15は単純な棒状のものとしてある。ま
た、従来備えられていたジャックスプリングは廃止して
ある。なお、ウィッペン固定部23aは、ウィッペンに
形成した挿入孔に差し込まれて固定される。そして、ジ
ャック固定部23cに設けた挿通孔にネジ33を通して
ジャック15の下端と固定される。
【0020】次に、バット17のサポートについて説明
する。ここに用いる板バネ25は、下端側のまっすぐな
センタレール固定部25aと、上端側のまっすぐなバッ
ト固定部25bと、バット固定部25bとセンタレール
固定部25aとの間の湾曲部25cとからなり、これも
スチール板からプレス成形されたものである。この板バ
ネ25は、固定部25a,25bに設けた挿通孔を介し
てネジ34,35でバット17とセンターレール11に
固定される。
【0021】ここで、バット17は、バックチェック1
8に対するキャッチャ17aを一体成形してあり、ハン
マー及びハンマーシャンクが付いているのと同じ慣性に
なるように重り17c,17dを埋め込んだものであ
る。これにより、バットの構造が簡単となり、バット自
体の製造コストを低減することができている。
【0022】なお、本実施例は、電子ピアノ用の模擬ア
クションであるから、ハンマーシャンク等は備えられて
おらず、代わりに、バット17を取り囲むストップレー
ル19が設けられている。このアップライトピアノ型の
模擬アクションによれば、アクション部分に用いられて
いる全てのフレンジを廃止しているので、ブッシングク
ロスを用いた面倒な組立は不要となっている。そして、
ネジ止め自体は簡単な作業であるから組立工数は大幅に
低下できる。併せて、ジャックスプリングを不要とした
ので、これによる組立工数低下も大きい。また、従来は
自己復元力がなかったウィッペン13とセンターレール
11とのサポート部分にも板バネ21を用いたので、ウ
ィッペン13の戻りが速くなる。同じことは、バット1
7についてもいえる。従って、アクション全体につい
て、連打時の戻りが速くなり、連打応答性が向上する。
さらに、この実施例では、ジャック15を単純な棒状の
ものとすることもできるので、この部品の簡素化による
コストダウン効果も大きい。
【0023】第2実施例は、グランドピアノ用のアクシ
ョンに本発明を適用したものである。図2に示す様に、
実施例のグランドピアノ用アクションは、ウィッペンレ
ール111に対して、ウィッペン113をまっすぐな板
バネ121でサポートする。この板バネ121は、スチ
ール板をプレス打ち抜きして製造され、その上下の挿通
孔にネジ131,132を通してウィッペンレール11
1とウィッペン113のそれぞれに固定される。
【0024】次に、ジャック115のサポートについて
説明する。こちらは湾曲した板バネ123を用いる。こ
の板バネ123は、下端側に垂直に伸びるウィッペン固
定部123aと、上端側で横方向に伸びるジャックテー
ル部123bと、ジャックテール部123bの根元部分
に設けられるジャック固定部123cと、ジャック固定
部123cとウィッペン固定部123aとの間の湾曲部
123dとからなり、スチール板からプレス成形された
ものである。ここでも、板バネ123にジャックテール
部123bを備えさせたので、ジャック115は単純な
棒状のものとしてある。また、従来のアクションでは、
ウィッペン113とレピティションレバー117とジャ
ック115の間に針金状のスプリングが取り付けられて
いたが、これは廃止してある。板バネ123は、ネジ1
33,134でジャック115及びウィッペン113に
固定される。
【0025】次に、ウィッペン117のサポートについ
て説明する。ここに用いる板バネ125は、全体に湾曲
されており、下端側のウィッペン固定部125aにてウ
ィッペン113にネジ135,136で止められ、上端
側のレピティションレバー固定部125bでレピティシ
ョンレバー117にネジ137,138で止められる。
これら固定部125a,125bの間が湾曲部125c
となっている。
【0026】このグランドピアノ用アクションにおいて
も、第1実施例と同様に、フレンジの廃止やスプリング
の廃止による組立工数の低減や、ジャックの単純化とい
った効果が得られる。また、連打性能についても板バネ
121,123,125の採用による自己復元力のアッ
プから、一層の応答性が期待できる。
【0027】次に、第3実施例について説明する。これ
は、アップライトピアノ用のものであり、図3に示す様
に、センターレール211に対するウィッペン213の
サポート部分を、厚めのスキン221を用いて行う。ス
キン221はの下端は、ウィッペン213の端面に接着
剤で貼り付けられる。また、スキン221の上端はセン
ターレール211にネジ231で止められる。これによ
っても、組立工数低減効果は第1実施例と同じ様に得ら
れる。
【0028】また、この実施例では、ジャック215の
サポート用として、図示の様な上に開口するコ字状部2
23aと、このコ字上部223aの一方の開口端から横
に伸びるジャックテール部223bと、コ字上部223
aの中央下面に連結された湾曲部223cと、この湾曲
部223cの下端からまっすぐに伸ばされた直線部22
3dとからなるサポート金具223を用いている。この
サポート金具223の湾曲部223cには、図3(b)
に示す様にスリット223eが設けられ、弾力が調整さ
れている。このサポート金具223は、スチール板で形
成され、全体にバネ性を有している。
【0029】この第3実施例によっても第1,第2実施
例と同様の効果が発揮される。また、スリット223e
の入れ方を調整する等すれば、模擬アクションに本物の
ようなタッチ感を簡単に与えてやることができる。以
上、本発明のいくつかの実施例を説明したが、本発明は
これらに限られるものではなく、さらに種々なる態様に
て実施し得ることはもちろんである。例えば、一部のフ
レンジのみを板バネに変更するだけでも組立工数の低減
効果は発揮され、これによって本発明を実施することが
できる。また、湾曲部は折り曲げによる屈曲部とされて
いても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例としての電子ピアノ用のアップライト
型模擬アクションの左側面である。
【図2】 実施例としてのグランドピアノ用アクション
の左側面である。
【図3】 実施例としてのアップライトピアノ用アクシ
ョンを示し、(a)は左側面、(b)は斜視図である。
【図4】 従来のアップライトピアノ用アクションの左
側面である。
【符号の説明】
11・・・センターレール、13・・・ウィッペン、1
5・・・ジャック、17・・・バット、19・・・スト
ップレール、21,23,25・・・板バネ、111・
・・ウィッペンレール、113・・・ウィッペン、11
5・・・ジャック、117・・・レピティションレバ
ー、121,123,125・・・板バネ、211・・
・センターレール、213・・・ウィッペン、215・
・・ジャック、221・・・スキン、223・・・サポ
ート金具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10C 3/16 G10B 3/12 G10H 1/34

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレンジに代えて、板バネでアクション
    部品をサポートし、前記板バネが、アクション部品を支
    持する上下の支持点の間で湾曲又は屈曲されており、該
    湾曲又は屈曲した曲がり部にはスリットが設けられてい
    ことを特徴とするピアノ用アクション。
  2. 【請求項2】 途中が湾曲又は屈曲した板バネの下端側
    をウィッペンに固定すると共に、該板バネの上端側でジ
    ャックを支えることにより、フレンジに代えて、前記ジ
    ャックを前記板バネで揺動可能に支持したことを特徴と
    するピアノ用アクション。
  3. 【請求項3】 前記板バネの上端側をジャック下端から
    横方向に伸ばすことにより、該板バネの上端部分でジャ
    ックテールを構成したことを特徴とする請求項3記載の
    ピアノ用アクション。
  4. 【請求項4】 ジャック復帰用のスプリングを廃止した
    ことを特徴とする請求項2又は3記載のピアノ用アクシ
    ョン。
  5. 【請求項5】 途中が湾曲又は屈曲し該湾曲又は屈曲し
    た曲がり部にスリットが設けられている板バネの下端側
    をセンターレールに固定すると共に上端側をバットに固
    定することにより、フレンジに代えて、前記バットを前
    記板バネで揺動可能に保持することを特徴とするアップ
    ライト型のピアノ用アクション。
  6. 【請求項6】 途中が湾曲又は屈曲し該湾曲又は屈曲し
    た曲がり部にスリットが設けられている板バネの下端側
    をウィッペンに固定すると共に、該板バネの上端側をレ
    ピティションレバーに固定することにより、フレンジに
    代えて、前記レピティションレバーを前記板バネで揺動
    可能に支持したことを特徴とするグランド型のピアノ用
    アクション。
  7. 【請求項7】 ウィッペンとレピティションレバーの間
    に取り付けられるレピティションレバー復帰用のスプリ
    ングを廃止したことを特徴とする請求項6記載のグラン
    ド型のピアノ用アクション。
  8. 【請求項8】 ウィッペンレールとウィッペンとを、フ
    レンジに代えて、途中が湾曲又は屈曲し該湾曲又は屈曲
    した曲がり部にスリットが設けられている板バネで接続
    したことを特徴とするグランド型のピアノ用アクショ
    ン。
  9. 【請求項9】 センターレールとウィッペンとを、フレ
    ンジに代えて、途中が湾曲又は屈曲し該湾曲又は屈曲し
    た曲がり部にスリットが設けられている板バネで接続し
    たことを特徴とするアップライト型のピアノ用アクショ
    ン。
  10. 【請求項10】 センターレールとウィッペンとを、フ
    レンジに代えて、スキン又はクロスで連結したことを特
    徴とするアップライト型のピアノ用アクション。
  11. 【請求項11】 下端側のウィッペン固定部と、上端側
    で横方向に伸びるジャックテール部と、該ジャックテー
    ル部の根元部分に設けられるジャック固定部と、該ジャ
    ック固定部と前記ウィッペン固定部との間を結んで湾曲
    又は屈曲する曲がり部とからなり、全体を板バネで形成
    されたジャック用のアクションサポート金具。
  12. 【請求項12】 下端側のウィッペン固定部と、上端側
    のレピティションレバー固定部と、該レピティションレ
    バー固定部と前記ウィッペン固定部との間を結んで湾曲
    又は屈曲する曲がり部とからなり、全体を板バネで形成
    されたレピティションレバー用のアクションサポート金
    具。
  13. 【請求項13】 下端側のセンタレール固定部と、上端
    側のバット固定部と、該バット固定部と前記センタレー
    ル固定部との間を結んで湾曲又は屈曲しスリットが設け
    られた曲がり部とからなり、全体を板バネで形成された
    バット用のアクションサポート金具。
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