JP3449328B2 - 圧縮機の端子カバー - Google Patents
圧縮機の端子カバーInfo
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- JP3449328B2 JP3449328B2 JP2000005609A JP2000005609A JP3449328B2 JP 3449328 B2 JP3449328 B2 JP 3449328B2 JP 2000005609 A JP2000005609 A JP 2000005609A JP 2000005609 A JP2000005609 A JP 2000005609A JP 3449328 B2 JP3449328 B2 JP 3449328B2
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- JP
- Japan
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- thermistor
- discharge
- compressor
- terminal cover
- casing
- Prior art date
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/07—Details of compressors or related parts
- F25B2400/077—Compressor control units, e.g. terminal boxes, mounted on the compressor casing wall containing for example starter, protection switches or connector contacts
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- Compressor (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばセパレー
ト型空調装置の室外機内に配置されている圧縮機に好適
に適用される圧縮機の端子カバーに関するものである。
ト型空調装置の室外機内に配置されている圧縮機に好適
に適用される圧縮機の端子カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の技術を説明するための
分解斜視図である。圧縮機21には、ケーシング22の
ヘッド部分22aから突出して接続端子23が設けられ
ている。この接続端子23には、ハーネス24の接続端
子24aが接続される。このハーネス24によって圧縮
機21と図示しない制御部とが電気的に接続されてお
り、圧縮機21と制御部とはハーネス24を介して制御
信号や検知信号などの電気信号の授受を行う。
分解斜視図である。圧縮機21には、ケーシング22の
ヘッド部分22aから突出して接続端子23が設けられ
ている。この接続端子23には、ハーネス24の接続端
子24aが接続される。このハーネス24によって圧縮
機21と図示しない制御部とが電気的に接続されてお
り、圧縮機21と制御部とはハーネス24を介して制御
信号や検知信号などの電気信号の授受を行う。
【0003】また、ヘッド部分22aには、上記接続端
子23、24a同士の接続部分を覆う端子カバー25が
着脱可能に取り付けられる。端子カバー25は、室外機
内で発生した水滴や、外部から浸入した雨水や埃などか
ら接続部分を保護する機能を有する。端子カバー25
は、接続端子23の周囲に立設された側板26、27を
外囲するように装着される。側板26、27は、水平断
面が略U字状であり、一側部が開口している。そして、
側板26、27は、開口側が互いに対向するように一定
の間隔をあけて立設されている。
子23、24a同士の接続部分を覆う端子カバー25が
着脱可能に取り付けられる。端子カバー25は、室外機
内で発生した水滴や、外部から浸入した雨水や埃などか
ら接続部分を保護する機能を有する。端子カバー25
は、接続端子23の周囲に立設された側板26、27を
外囲するように装着される。側板26、27は、水平断
面が略U字状であり、一側部が開口している。そして、
側板26、27は、開口側が互いに対向するように一定
の間隔をあけて立設されている。
【0004】さらに、端子カバー25の側部25aに
は、側板26、27間の隙間に対向する位置に切欠き2
8が形成されており、この切欠き28からハーネス24
のリード線24bが外部に導き出される。また、端子カ
バー25の側部25aには切欠き28を塞ぐようにリー
ド線保護ブッシュ29が配置され、ハーネス24のリー
ド線24bはこのリード線保護ブッシュ29を挿通して
外部に導出されている。このリード線保護ブッシュ29
は、リード線24bがケーシング22に接触しないよう
に支持すると共に、リード線24bの導出位置を上記接
続部分よりも低い位置に設定している。これによって、
リード線24bを上方に引き回した場合、リード線24
bは接続部分から下方側に向かって略半円弧状になって
外部に導出されることになり、いわゆるトラップが接続
部分の手前に形成される。したがって、リード線24b
はリード線保護ブッシュ29の挿通位置が最も低い位置
となるので、端子カバー25の外側のリード線表面を水
滴が伝って流れ落ちた場合でも、水滴は上記挿通位置よ
りも上方にある接続部分まで達することはない。
は、側板26、27間の隙間に対向する位置に切欠き2
8が形成されており、この切欠き28からハーネス24
のリード線24bが外部に導き出される。また、端子カ
バー25の側部25aには切欠き28を塞ぐようにリー
ド線保護ブッシュ29が配置され、ハーネス24のリー
ド線24bはこのリード線保護ブッシュ29を挿通して
外部に導出されている。このリード線保護ブッシュ29
は、リード線24bがケーシング22に接触しないよう
に支持すると共に、リード線24bの導出位置を上記接
続部分よりも低い位置に設定している。これによって、
リード線24bを上方に引き回した場合、リード線24
bは接続部分から下方側に向かって略半円弧状になって
外部に導出されることになり、いわゆるトラップが接続
部分の手前に形成される。したがって、リード線24b
はリード線保護ブッシュ29の挿通位置が最も低い位置
となるので、端子カバー25の外側のリード線表面を水
滴が伝って流れ落ちた場合でも、水滴は上記挿通位置よ
りも上方にある接続部分まで達することはない。
【0005】一方、ヘッド部分22aから突設された吐
出管30には、吐出温度を検知する吐出サーミスタ31
が取り付けられる。取付構造を詳しく説明すると、吐出
管30にはサーミスタ取付筒32がロウ付けされてお
り、このサーミスタ取付筒32に吐出サーミスタ31を
取付バネ33と共に挿入し、取付バネ33のバネ力を利
用して吐出サーミスタ31をサーミスタ取付筒32の内
表面に接触させて取り付けている。
出管30には、吐出温度を検知する吐出サーミスタ31
が取り付けられる。取付構造を詳しく説明すると、吐出
管30にはサーミスタ取付筒32がロウ付けされてお
り、このサーミスタ取付筒32に吐出サーミスタ31を
取付バネ33と共に挿入し、取付バネ33のバネ力を利
用して吐出サーミスタ31をサーミスタ取付筒32の内
表面に接触させて取り付けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ハー
ネス24の接続端子24aの接続には端子カバー25と
リード線保護ブッシュ29とが必要であり、また吐出サ
ーミスタ31の取付けにはサーミスタ取付筒32と取付
バネ33とが必要であり、部品点数が多く、部品コスト
が高くなるという問題がある。
ネス24の接続端子24aの接続には端子カバー25と
リード線保護ブッシュ29とが必要であり、また吐出サ
ーミスタ31の取付けにはサーミスタ取付筒32と取付
バネ33とが必要であり、部品点数が多く、部品コスト
が高くなるという問題がある。
【0007】また、部品点数が多いため、作業に手数が
かかり、作業コストの上昇を招いている。さらに、吐出
サーミスタ31の取付け作業には、サーミスタ取付筒3
2のロウ付け作業があるため、作業に手間がかかり、作
業コストをさらに上昇させる要因となっている。
かかり、作業コストの上昇を招いている。さらに、吐出
サーミスタ31の取付け作業には、サーミスタ取付筒3
2のロウ付け作業があるため、作業に手間がかかり、作
業コストをさらに上昇させる要因となっている。
【0008】この発明は、上記従来の欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、接続端子の接
続作業及び吐出サーミスタの取付け作業を容易に行うこ
とができると共に、部品コスト及び作業コストの低減を
図ることができる圧縮機の端子カバーを提供することに
ある。
めになされたものであって、その目的は、接続端子の接
続作業及び吐出サーミスタの取付け作業を容易に行うこ
とができると共に、部品コスト及び作業コストの低減を
図ることができる圧縮機の端子カバーを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の圧縮機
の端子カバーは、圧縮機2のケーシング3に着脱可能に
取り付けられると共に、上記ケーシング3から突出して
設けられた接続端子4とハーネス5の接続端子5aとの
接続部分を覆う端子カバー1であって、上記圧縮機2の
吐出温度を検知する吐出サーミスタ11が着脱可能に取
り付けられると共に、この吐出サーミスタ11を弾性板
10bの弾性力を利用して上記ケーシング3に押圧、接
触させて保持するサーミスタ取付部10を備えたことを
特徴としている。
の端子カバーは、圧縮機2のケーシング3に着脱可能に
取り付けられると共に、上記ケーシング3から突出して
設けられた接続端子4とハーネス5の接続端子5aとの
接続部分を覆う端子カバー1であって、上記圧縮機2の
吐出温度を検知する吐出サーミスタ11が着脱可能に取
り付けられると共に、この吐出サーミスタ11を弾性板
10bの弾性力を利用して上記ケーシング3に押圧、接
触させて保持するサーミスタ取付部10を備えたことを
特徴としている。
【0010】上記請求項1の圧縮機の端子カバーでは、
1つの部品で接続端子4、5a同士の接続部分を覆うと
共に、吐出サーミスタ11を保持している。したがっ
て、従来の技術に比べて部品点数が減少し、部品コスト
の低減を図ることができる。また、部品点数の減少と共
に、従来の技術のようなロウ付け作業がなくなるので、
接続端子4、5aの接続作業及び吐出サーミスタ11の
取付け作業を容易に行うことができるようになり、作業
コストの低減を図ることができる。また、サーミスタ取
付部10に保持された吐出サーミスタ11は、弾性板1
0bの弾性力によって圧縮機2のケーシング3に押圧さ
れるので、吐出サーミスタ11を確実にケーシング3に
接触させることができる。したがって、吐出温度を正確
に検知することができる。
1つの部品で接続端子4、5a同士の接続部分を覆うと
共に、吐出サーミスタ11を保持している。したがっ
て、従来の技術に比べて部品点数が減少し、部品コスト
の低減を図ることができる。また、部品点数の減少と共
に、従来の技術のようなロウ付け作業がなくなるので、
接続端子4、5aの接続作業及び吐出サーミスタ11の
取付け作業を容易に行うことができるようになり、作業
コストの低減を図ることができる。また、サーミスタ取
付部10に保持された吐出サーミスタ11は、弾性板1
0bの弾性力によって圧縮機2のケーシング3に押圧さ
れるので、吐出サーミスタ11を確実にケーシング3に
接触させることができる。したがって、吐出温度を正確
に検知することができる。
【0011】請求項2の圧縮機の端子カバーは、圧縮機
2のケーシング3に着脱可能に取り付けられると共に、
上記ケーシング3から突出して設けられた接続端子4と
ハーネス5の接続端子5aとの接続部分を覆う端子カバ
ー1であって、上記圧縮機2の吐出温度を検知する吐出
サーミスタ11が着脱可能に取り付けられると共に、こ
の吐出サーミスタ11が上記ケーシング3に接触するよ
うに保持するサーミスタ取付部10を備えて成り、上記
圧縮機2側の接続端子4はケーシング3のヘッド部3a
から突出して設けられており、さらに上記接続端子4の
周囲には端子カバー1を取り付ける取付板6b、6cが
ケーシング3の一部として形成されており、上記サーミ
スタ取付部10は、上記吐出サーミスタ11の温度検知
面11aの一部を露出させた状態で保持する保持部10
aと、露出した温度検知面11aに対向する弾性板10
bとを備え、上記保持部10aと上記弾性板10bとの
間に上記取付板6cを介在させて上記弾性板10bの弾
性力を利用して露出した温度検知面11aを上記取付板
6cに押圧することを特徴としている。
2のケーシング3に着脱可能に取り付けられると共に、
上記ケーシング3から突出して設けられた接続端子4と
ハーネス5の接続端子5aとの接続部分を覆う端子カバ
ー1であって、上記圧縮機2の吐出温度を検知する吐出
サーミスタ11が着脱可能に取り付けられると共に、こ
の吐出サーミスタ11が上記ケーシング3に接触するよ
うに保持するサーミスタ取付部10を備えて成り、上記
圧縮機2側の接続端子4はケーシング3のヘッド部3a
から突出して設けられており、さらに上記接続端子4の
周囲には端子カバー1を取り付ける取付板6b、6cが
ケーシング3の一部として形成されており、上記サーミ
スタ取付部10は、上記吐出サーミスタ11の温度検知
面11aの一部を露出させた状態で保持する保持部10
aと、露出した温度検知面11aに対向する弾性板10
bとを備え、上記保持部10aと上記弾性板10bとの
間に上記取付板6cを介在させて上記弾性板10bの弾
性力を利用して露出した温度検知面11aを上記取付板
6cに押圧することを特徴としている。
【0012】上記請求項2の圧縮機の端子カバーでは、
1つの部品で接続端子4、5a同士の接続部分を覆うと
共に、吐出サーミスタ11を保持している。したがっ
て、従来の技術に比べて部品点数が減少し、部品コスト
の低減を図ることができる。また、部品点数の減少と共
に、従来の技術のようなロウ付け作業がなくなるので、
接続端子4、5aの接続作業及び吐出サーミスタ11の
取付け作業を容易に行うことができるようになり、作業
コストの低減を図ることができる。また、サーミスタ取
付部10の保持部10aに保持された吐出サーミスタ1
1は、弾性板10bの弾性力によって圧縮機2のケーシ
ング3の一部である取付板6cに押圧されるので、温度
検知面11aを確実に取付板6cに接触させることがで
きる。したがって、吐出温度を正確に検知することがで
きる。
1つの部品で接続端子4、5a同士の接続部分を覆うと
共に、吐出サーミスタ11を保持している。したがっ
て、従来の技術に比べて部品点数が減少し、部品コスト
の低減を図ることができる。また、部品点数の減少と共
に、従来の技術のようなロウ付け作業がなくなるので、
接続端子4、5aの接続作業及び吐出サーミスタ11の
取付け作業を容易に行うことができるようになり、作業
コストの低減を図ることができる。また、サーミスタ取
付部10の保持部10aに保持された吐出サーミスタ1
1は、弾性板10bの弾性力によって圧縮機2のケーシ
ング3の一部である取付板6cに押圧されるので、温度
検知面11aを確実に取付板6cに接触させることがで
きる。したがって、吐出温度を正確に検知することがで
きる。
【0013】請求項3の圧縮機の端子カバーは、上記サ
ーミスタ取付部10は、上記保持部10aに保持された
吐出サーミスタ11の信号線接続部側11bに係合する
係合爪13を備えることを特徴としている。
ーミスタ取付部10は、上記保持部10aに保持された
吐出サーミスタ11の信号線接続部側11bに係合する
係合爪13を備えることを特徴としている。
【0014】上記請求項3の圧縮機の端子カバーでは、
吐出サーミスタ11の信号線11cが引っ張られた場合
や圧縮機2に振動が発生した場合でも、係合爪13によ
って吐出サーミスタ11の移動が阻止される。したがっ
て、吐出サーミスタ11の脱落が防止され、吐出温度の
誤検知の発生が低減する。
吐出サーミスタ11の信号線11cが引っ張られた場合
や圧縮機2に振動が発生した場合でも、係合爪13によ
って吐出サーミスタ11の移動が阻止される。したがっ
て、吐出サーミスタ11の脱落が防止され、吐出温度の
誤検知の発生が低減する。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、この発明の圧縮機の端子カ
バーの具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ
詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態である
圧縮機の端子カバー(以下、単に「端子カバー」とい
う。)1を示す斜視図である。また、図2は、端子カバ
ー1を圧縮機2に装着した状態を示す斜視図であり、図
3は端子カバー1の装着状態を示す側面図である。
バーの具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ
詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態である
圧縮機の端子カバー(以下、単に「端子カバー」とい
う。)1を示す斜視図である。また、図2は、端子カバ
ー1を圧縮機2に装着した状態を示す斜視図であり、図
3は端子カバー1の装着状態を示す側面図である。
【0016】圧縮機2には、ケーシング3のヘッド部3
aから突出して接続端子4が設けられている。より詳し
く説明すると、ヘッド部3の上には略箱状の収納部6が
設けられており、この収納部6の底板6aから突出して
接続端子4が設けられている。底板6aは、ケーシング
3に取り付けられた支持フレーム7によって略水平に配
置される。さらに、底板6aの周縁には、側板6b、6
cが立設されている。接続端子4には、ハーネス5の接
続端子5aが接続される。このハーネス5によって圧縮
機2と図示しない制御部とが電気的に接続されており、
圧縮機2と制御部とはハーネス5を介して制御信号や検
知信号などの電気信号の授受を行う。
aから突出して接続端子4が設けられている。より詳し
く説明すると、ヘッド部3の上には略箱状の収納部6が
設けられており、この収納部6の底板6aから突出して
接続端子4が設けられている。底板6aは、ケーシング
3に取り付けられた支持フレーム7によって略水平に配
置される。さらに、底板6aの周縁には、側板6b、6
cが立設されている。接続端子4には、ハーネス5の接
続端子5aが接続される。このハーネス5によって圧縮
機2と図示しない制御部とが電気的に接続されており、
圧縮機2と制御部とはハーネス5を介して制御信号や検
知信号などの電気信号の授受を行う。
【0017】また、ヘッド部3aには、上記接続端子
4、5a同士の接続部分を覆う端子カバー1が着脱可能
に取り付けられる。端子カバー1は、室外機内で発生し
た水滴や、外部から浸入した雨水や埃などから接続部分
を保護する機能を有する。端子カバー1は、例えば合成
樹脂製であり、接続端子4の周囲に立設された取付板で
ある側板6bに着脱可能に装着される。側板6bは、水
平断面が略U字状であり、一側部が開口している。この
側板6bの開口側には、もう1つの取付板である側板6
cが立設されている。この側板6cも、側板6bと同様
に水平断面が略U字状である。そして、側板6b、6c
は、開口側が互いに対向するように一定の間隔をあけて
立設されている。
4、5a同士の接続部分を覆う端子カバー1が着脱可能
に取り付けられる。端子カバー1は、室外機内で発生し
た水滴や、外部から浸入した雨水や埃などから接続部分
を保護する機能を有する。端子カバー1は、例えば合成
樹脂製であり、接続端子4の周囲に立設された取付板で
ある側板6bに着脱可能に装着される。側板6bは、水
平断面が略U字状であり、一側部が開口している。この
側板6bの開口側には、もう1つの取付板である側板6
cが立設されている。この側板6cも、側板6bと同様
に水平断面が略U字状である。そして、側板6b、6c
は、開口側が互いに対向するように一定の間隔をあけて
立設されている。
【0018】さらに、端子カバー1の側部1aにはリー
ド線導出部8が形成されている。リード線導出部8は、
側板6c側の側部1aに形成されている。ハーネス5の
リード線5bは、このリード線導出部8から外部に導き
出される。このリード線導出部8は、リード線5bがケ
ーシング3に接触しないように支持すると共に、リード
線5bの導出位置を上記接続部分よりも低い位置に設定
している。これによって、リード線5bを上方に引き回
した場合、図3に示すようにリード線5bは接続部分か
ら下方側に向かって略半円弧状になって外部に導出され
ることになり、いわゆるトラップ9が接続部分の手前に
形成される。したがって、リード線5bはリード線導出
部8の支持位置が最も低い位置となるので、端子カバー
1の外側のリード線5bの表面を水滴が伝って流れ落ち
た場合でも、水滴は上記支持位置よりも上方にある接続
部分まで達することはない。
ド線導出部8が形成されている。リード線導出部8は、
側板6c側の側部1aに形成されている。ハーネス5の
リード線5bは、このリード線導出部8から外部に導き
出される。このリード線導出部8は、リード線5bがケ
ーシング3に接触しないように支持すると共に、リード
線5bの導出位置を上記接続部分よりも低い位置に設定
している。これによって、リード線5bを上方に引き回
した場合、図3に示すようにリード線5bは接続部分か
ら下方側に向かって略半円弧状になって外部に導出され
ることになり、いわゆるトラップ9が接続部分の手前に
形成される。したがって、リード線5bはリード線導出
部8の支持位置が最も低い位置となるので、端子カバー
1の外側のリード線5bの表面を水滴が伝って流れ落ち
た場合でも、水滴は上記支持位置よりも上方にある接続
部分まで達することはない。
【0019】また、端子カバー1の側部1aには、角部
近傍にサーミスタ取付部10が形成されている。吐出温
度を検知する吐出サーミスタ11は、このサーミスタ取
付部10に着脱可能に取り付けられる。吐出サーミスタ
11は、略円筒状の外形を有し、その外周面が温度検知
面11aである。また、吐出サーミスタ11の一端面1
1bには、信号線11cが接続されている。サーミスタ
取付部10は、吐出サーミスタ11をその温度検知面1
1aがケーシング3の一部である側板6cに接触するよ
うに保持する。したがって、吐出サーミスタ11は圧縮
機2のケーシング3の表面温度を検知することになる
が、吐出管12の吐出温度とケーシング3の表面温度と
は、ほぼ同一であることが知られているため、問題はな
い。
近傍にサーミスタ取付部10が形成されている。吐出温
度を検知する吐出サーミスタ11は、このサーミスタ取
付部10に着脱可能に取り付けられる。吐出サーミスタ
11は、略円筒状の外形を有し、その外周面が温度検知
面11aである。また、吐出サーミスタ11の一端面1
1bには、信号線11cが接続されている。サーミスタ
取付部10は、吐出サーミスタ11をその温度検知面1
1aがケーシング3の一部である側板6cに接触するよ
うに保持する。したがって、吐出サーミスタ11は圧縮
機2のケーシング3の表面温度を検知することになる
が、吐出管12の吐出温度とケーシング3の表面温度と
は、ほぼ同一であることが知られているため、問題はな
い。
【0020】図4は、端子カバー1の上面図であり、図
5は端子カバー1の底面図ある。また図6は、端子カバ
ー1を図4の矢印R6方向から見た側面図であり、図7
は端子カバー1を図4の矢印R7方向から見た側面図で
ある。さらに図8は、図5の切断面線VIII−VIIIから見
た断面図であり、図9は図7の切断面線IX−IXから見た
断面図である。
5は端子カバー1の底面図ある。また図6は、端子カバ
ー1を図4の矢印R6方向から見た側面図であり、図7
は端子カバー1を図4の矢印R7方向から見た側面図で
ある。さらに図8は、図5の切断面線VIII−VIIIから見
た断面図であり、図9は図7の切断面線IX−IXから見た
断面図である。
【0021】端子カバー1は、底面が開口している箱状
であり、図4及び図5に示すように内側には4つの当接
部1b、1c、1d、1eが形成されており、各当接部
1b〜1eを側板6bに当接させるようにして装着され
る。詳しく説明すると、当接部1b、1cは隣接する角
部に形成されており、側板6bの角部の外側表面に当接
し、一方、当接部1d、1eは対向する側部にそれぞれ
形成されており、側板6bの開口側端面に当接する。
であり、図4及び図5に示すように内側には4つの当接
部1b、1c、1d、1eが形成されており、各当接部
1b〜1eを側板6bに当接させるようにして装着され
る。詳しく説明すると、当接部1b、1cは隣接する角
部に形成されており、側板6bの角部の外側表面に当接
し、一方、当接部1d、1eは対向する側部にそれぞれ
形成されており、側板6bの開口側端面に当接する。
【0022】リード線導出部8は、図6に示すように、
側部1aにそれぞれ形成された略半円上の切欠き8aと
略円形の挿通孔8bとを連結させて形成されている。略
半円上の切欠き8a及び挿通孔8bの各直径はリード線
5bの直径よりもやや大きく設定されており、また連結
部分8cの間隔はリード線5bの直径よりも小さく設定
されている。そして、リード線5bは、切欠き8aから
連結部分8cを介して挿通孔8aに押し込まれる。上記
のように連結部分8cの間隔はリード線5bの直径より
も小さく設定されているので、挿通孔8aに押し込まれ
たリード線bは挿通孔8aから脱落することはなく、ケ
ーシング3のヘッド部分3aに接触しないように支持さ
れる。
側部1aにそれぞれ形成された略半円上の切欠き8aと
略円形の挿通孔8bとを連結させて形成されている。略
半円上の切欠き8a及び挿通孔8bの各直径はリード線
5bの直径よりもやや大きく設定されており、また連結
部分8cの間隔はリード線5bの直径よりも小さく設定
されている。そして、リード線5bは、切欠き8aから
連結部分8cを介して挿通孔8aに押し込まれる。上記
のように連結部分8cの間隔はリード線5bの直径より
も小さく設定されているので、挿通孔8aに押し込まれ
たリード線bは挿通孔8aから脱落することはなく、ケ
ーシング3のヘッド部分3aに接触しないように支持さ
れる。
【0023】また、挿通孔8bの形成位置は、接続端子
4、5a同士の接続部分よりも低い位置に設定されてい
る。これによって、リード線5bを上方に引き回した場
合、図3に示すようにリード線5bは接続部分から下方
側に向かって略半円弧状になって外部に導出されること
になり、いわゆるトラップ9が接続部分の手前に形成さ
れる。したがって、リード線5bはリード線導出部8の
支持位置(連結部分8c)が最も低い位置となるので、
端子カバー1の外側のリード線5bの表面を水滴が伝っ
て流れ落ちた場合でも、水滴は上記支持位置よりも上方
にある接続部分まで達することはない。
4、5a同士の接続部分よりも低い位置に設定されてい
る。これによって、リード線5bを上方に引き回した場
合、図3に示すようにリード線5bは接続部分から下方
側に向かって略半円弧状になって外部に導出されること
になり、いわゆるトラップ9が接続部分の手前に形成さ
れる。したがって、リード線5bはリード線導出部8の
支持位置(連結部分8c)が最も低い位置となるので、
端子カバー1の外側のリード線5bの表面を水滴が伝っ
て流れ落ちた場合でも、水滴は上記支持位置よりも上方
にある接続部分まで達することはない。
【0024】一方、サーミスタ取付部10は、図4及び
図5に示すように、吐出サーミスタ11の温度検知面1
1aの一部を露出させた状態で保持する保持部10a
と、露出した温度検知面11aに対向する弾性板10b
とを備えている。保持部10aは、略円筒状の吐出サー
ミスタ11の外周面に当接して保持する保持面Saを有
する。この保持面Saは、弾性板10bに対面すると共
に、水平断面が略半円弧状である。したがって、保持部
10aに保持された吐出サーミスタ11は、外周面即ち
温度検知面11aの一部を弾性板10b側に露出させる
ことになる。そして、保持部10aと弾性板10bとの
間に側板6cを介在させることによって、弾性板10b
の弾性力を利用して露出した温度検知面11aを側板6
cに押圧する。
図5に示すように、吐出サーミスタ11の温度検知面1
1aの一部を露出させた状態で保持する保持部10a
と、露出した温度検知面11aに対向する弾性板10b
とを備えている。保持部10aは、略円筒状の吐出サー
ミスタ11の外周面に当接して保持する保持面Saを有
する。この保持面Saは、弾性板10bに対面すると共
に、水平断面が略半円弧状である。したがって、保持部
10aに保持された吐出サーミスタ11は、外周面即ち
温度検知面11aの一部を弾性板10b側に露出させる
ことになる。そして、保持部10aと弾性板10bとの
間に側板6cを介在させることによって、弾性板10b
の弾性力を利用して露出した温度検知面11aを側板6
cに押圧する。
【0025】また、弾性板10bの上端面には、保持部
10bに保持された吐出サーミスタ11の信号線11c
の接続面11bに係合する係合爪13が形成されてい
る。係合爪13は、弾性板10bの表面から保持部10
a側に略垂直方向に延びて形成された係合面13aを有
し、この係合面13aが信号線接続面11bに当接す
る。これによって、吐出サーミスタ11の信号線11c
が引っ張られた場合や圧縮機2に振動が発生した場合で
も、係合爪13によって吐出サーミスタ11の移動が阻
止される。
10bに保持された吐出サーミスタ11の信号線11c
の接続面11bに係合する係合爪13が形成されてい
る。係合爪13は、弾性板10bの表面から保持部10
a側に略垂直方向に延びて形成された係合面13aを有
し、この係合面13aが信号線接続面11bに当接す
る。これによって、吐出サーミスタ11の信号線11c
が引っ張られた場合や圧縮機2に振動が発生した場合で
も、係合爪13によって吐出サーミスタ11の移動が阻
止される。
【0026】さらに、弾性板10bの先端側であって内
側(保持部側)表面には、突起14が形成されている。
この突起14は、端子カバー1を装着したときに、側板
6cに形成されている係止孔(図示せず)に嵌入される
ものであり、これによって端子カバー1はがたつくこと
なく固定される。一方、弾性板10bの先端側であって
外側表面には、水平断面が略L字状となるつまみ15が
先端側から突出して形成されている。このつまみ15
は、端子カバー1を取り外すときに作業者が使用するも
のであり、作業者がつまみ15をつまんで弾性板10b
を外側に撓ませることによって突起14は側板6cの係
止孔から抜け出るので、端子カバー1を取り外すことが
できる。
側(保持部側)表面には、突起14が形成されている。
この突起14は、端子カバー1を装着したときに、側板
6cに形成されている係止孔(図示せず)に嵌入される
ものであり、これによって端子カバー1はがたつくこと
なく固定される。一方、弾性板10bの先端側であって
外側表面には、水平断面が略L字状となるつまみ15が
先端側から突出して形成されている。このつまみ15
は、端子カバー1を取り外すときに作業者が使用するも
のであり、作業者がつまみ15をつまんで弾性板10b
を外側に撓ませることによって突起14は側板6cの係
止孔から抜け出るので、端子カバー1を取り外すことが
できる。
【0027】また、弾性板10bの外側表面であって略
中央部には、水平断面が略L字状となるアーム16がつ
まみ15とは反対方向に延びるように形成されている。
このアーム16は、吐出サーミスタ11の信号線11c
を巻き掛けて案内するためのものである。このアーム1
6を使用することによって、吐出サーミスタ11の信号
線接続面11bから上方に引き出された信号線11c
を、弾性板10bとアーム16との間を通して一旦下方
側に引き回してからアーム16に巻き掛けて再び上方向
に延びるように引き出すことができる。これによって、
信号線11cが引っ張られた場合であっても、引張力の
一部をアーム16で受けることになるので、吐出サーミ
スタ11に加わる引張力が低減する。したがって、係合
爪13と相俟って吐出サーミスタ11の脱落を防止でき
る。
中央部には、水平断面が略L字状となるアーム16がつ
まみ15とは反対方向に延びるように形成されている。
このアーム16は、吐出サーミスタ11の信号線11c
を巻き掛けて案内するためのものである。このアーム1
6を使用することによって、吐出サーミスタ11の信号
線接続面11bから上方に引き出された信号線11c
を、弾性板10bとアーム16との間を通して一旦下方
側に引き回してからアーム16に巻き掛けて再び上方向
に延びるように引き出すことができる。これによって、
信号線11cが引っ張られた場合であっても、引張力の
一部をアーム16で受けることになるので、吐出サーミ
スタ11に加わる引張力が低減する。したがって、係合
爪13と相俟って吐出サーミスタ11の脱落を防止でき
る。
【0028】以上のように本実施の形態によれば、1つ
の端子カバー1で接続端子4、5a同士の接続部分を覆
うと共に、吐出サーミスタ11を保持しているので、従
来の技術に比べて部品点数が減少し、部品コストの低減
を図ることができる。また、部品点数の減少と共に、従
来の技術のようなロウ付け作業がなくなるので、接続端
子4、5aの接続作業及び吐出サーミスタ11の取付け
作業を容易に行うことができるようになり、作業コスト
の低減を図ることができる。
の端子カバー1で接続端子4、5a同士の接続部分を覆
うと共に、吐出サーミスタ11を保持しているので、従
来の技術に比べて部品点数が減少し、部品コストの低減
を図ることができる。また、部品点数の減少と共に、従
来の技術のようなロウ付け作業がなくなるので、接続端
子4、5aの接続作業及び吐出サーミスタ11の取付け
作業を容易に行うことができるようになり、作業コスト
の低減を図ることができる。
【0029】また、いわゆるトラップが接続端子4、5
aの接続部分の手前に形成されるので、端子カバー1の
外側のリード線表面を水滴が伝って流れ落ちた場合で
も、水滴は接続部分まで達することはなく、接続部分を
確実に水滴から保護することができる。
aの接続部分の手前に形成されるので、端子カバー1の
外側のリード線表面を水滴が伝って流れ落ちた場合で
も、水滴は接続部分まで達することはなく、接続部分を
確実に水滴から保護することができる。
【0030】さらに、サーミスタ取付部10の保持部1
0aに保持された吐出サーミスタ11は、温度検知面1
1aを確実に側板6cに接触させることができるので、
吐出温度を正確に検知することができる。また、吐出サ
ーミスタ11の信号線11cが引っ張られた場合や圧縮
機2に振動が発生した場合でも、係合爪13によって吐
出サーミスタ11の移動が阻止されるので、吐出サーミ
スタ11の脱落が防止され、吐出温度の誤検知の発生が
低減する。
0aに保持された吐出サーミスタ11は、温度検知面1
1aを確実に側板6cに接触させることができるので、
吐出温度を正確に検知することができる。また、吐出サ
ーミスタ11の信号線11cが引っ張られた場合や圧縮
機2に振動が発生した場合でも、係合爪13によって吐
出サーミスタ11の移動が阻止されるので、吐出サーミ
スタ11の脱落が防止され、吐出温度の誤検知の発生が
低減する。
【0031】
【発明の効果】以上のように請求項1の圧縮機の端子カ
バーによれば、1つの部品で接続端子同士の接続部分を
覆うと共に、吐出サーミスタを保持しているので、従来
の技術に比べて部品点数が減少し、部品コストの低減を
図ることができる。また、部品点数の減少と共に、従来
の技術のようなロウ付け作業がなくなるので、接続端子
の接続作業及び吐出サーミスタの取付け作業を容易に行
うことができるようになり、作業コストの低減を図るこ
とができる。また、サーミスタ取付部に保持された吐出
サーミスタは、確実にケーシングに接触させることがで
きるので、吐出温度を正確に検知することができる。
バーによれば、1つの部品で接続端子同士の接続部分を
覆うと共に、吐出サーミスタを保持しているので、従来
の技術に比べて部品点数が減少し、部品コストの低減を
図ることができる。また、部品点数の減少と共に、従来
の技術のようなロウ付け作業がなくなるので、接続端子
の接続作業及び吐出サーミスタの取付け作業を容易に行
うことができるようになり、作業コストの低減を図るこ
とができる。また、サーミスタ取付部に保持された吐出
サーミスタは、確実にケーシングに接触させることがで
きるので、吐出温度を正確に検知することができる。
【0032】さらに請求項2の圧縮機の端子カバーによ
れば、1つの部品で接続端子同士の接続部分を覆うと共
に、吐出サーミスタを保持しているので、従来の技術に
比べて部品点数が減少し、部品コストの低減を図ること
ができる。また、部品点数の減少と共に、従来の技術の
ようなロウ付け作業がなくなるので、接続端子の接続作
業及び吐出サーミスタの取付け作業を容易に行うことが
できるようになり、作業コストの低減を図ることができ
る。また、サーミスタ取付部の保持部に保持された吐出
サーミスタは、温度検知面を確実に取付板に接触させる
ことができるので、吐出温度を正確に検知することがで
きる。
れば、1つの部品で接続端子同士の接続部分を覆うと共
に、吐出サーミスタを保持しているので、従来の技術に
比べて部品点数が減少し、部品コストの低減を図ること
ができる。また、部品点数の減少と共に、従来の技術の
ようなロウ付け作業がなくなるので、接続端子の接続作
業及び吐出サーミスタの取付け作業を容易に行うことが
できるようになり、作業コストの低減を図ることができ
る。また、サーミスタ取付部の保持部に保持された吐出
サーミスタは、温度検知面を確実に取付板に接触させる
ことができるので、吐出温度を正確に検知することがで
きる。
【0033】請求項3の圧縮機の端子カバーによれば、
吐出サーミスタの信号線が引っ張られた場合や圧縮機に
振動が発生した場合でも、係合爪によって吐出サーミス
タの移動が阻止されるので、吐出サーミスタの脱落が防
止され、吐出温度の誤検知の発生が低減する。
吐出サーミスタの信号線が引っ張られた場合や圧縮機に
振動が発生した場合でも、係合爪によって吐出サーミス
タの移動が阻止されるので、吐出サーミスタの脱落が防
止され、吐出温度の誤検知の発生が低減する。
【図1】本発明の一実施の形態である圧縮機の端子カバ
ーを示す斜視図である。
ーを示す斜視図である。
【図2】上記端子カバーを圧縮機に装着した状態を示す
斜視図であり、
斜視図であり、
【図3】上記端子カバーの装着状態を示す側面図であ
る。
る。
【図4】上記端子カバーの上面図である。
【図5】上記端子カバーの底面図ある。
【図6】上記端子カバーを図4の矢印R6方向から見た
側面図である。
側面図である。
【図7】上記端子カバーを図4の矢印R7方向から見た
側面図である。
側面図である。
【図8】図5の切断面線VIII−VIIIから見た断面図であ
る。
る。
【図9】図7の切断面線IX−IXから見た断面図である。
【図10】従来の技術を説明するための分解斜視図であ
る。
る。
1 端子カバー
2 圧縮機
3 ケーシング
3a ヘッド部分
4 接続端子
5 ハーネス
5a 接続端子
5b リード線
6b 側板(取付板)
6c 側板(取付板)
8 リード線導出部
8a 切欠き
8b 挿通孔
8c 連結部分
9 トラップ
10 サーミスタ取付部
10a 保持部
10b 弾性板
11 吐出サーミスタ
11a 温度検知面
11b 信号線接続面
11c 信号線
12 吐出管
13 係合爪
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 日夏 和久
滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2
ダイキン工業株式会社 滋賀製作所内
(72)発明者 松本 隆幸
滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2
ダイキン工業株式会社 滋賀製作所内
(56)参考文献 特開 平9−273481(JP,A)
特開 平11−86702(JP,A)
特開 平11−107960(JP,A)
特開 昭64−81644(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F04B 39/00 106
Claims (3)
- 【請求項1】 圧縮機(2)のケーシング(3)に着脱
可能に取り付けられると共に、上記ケーシング(3)か
ら突出して設けられた接続端子(4)とハーネス(5)
の接続端子(5a)との接続部分を覆う端子カバー
(1)であって、上記圧縮機(2)の吐出温度を検知す
る吐出サーミスタ(11)が着脱可能に取り付けられる
と共に、この吐出サーミスタ(11)を弾性板(10
b)の弾性力を利用して上記ケーシング(3)に押圧、
接触させて保持するサーミスタ取付部(10)を備えた
ことを特徴とする圧縮機の端子カバー。 - 【請求項2】 圧縮機(2)のケーシング(3)に着脱
可能に取り付けられると共に、上記ケーシング(3)か
ら突出して設けられた接続端子(4)とハーネス(5)
の接続端子(5a)との接続部分を覆う端子カバー
(1)であって、上記圧縮機(2)の吐出温度を検知す
る吐出サーミスタ(11)が着脱可能に取り付けられる
と共に、この吐出サーミスタ(11)が上記ケーシング
(3)に接触するように保持するサーミスタ取付部(1
0)を備えて成り、上記圧縮機(2)側の接続端子
(4)はケーシング(3)のヘッド部(3a)から突出
して設けられており、さらに上記接続端子(4)の周囲
には端子カバー(1)を取り付ける取付板(6b)(6
c)がケーシング(3)の一部として形成されており、
上記サーミスタ取付部(10)は、上記吐出サーミスタ
(11)の温度検知面(11a)の一部を露出させた状
態で保持する保持部(10a)と、露出した温度検知面
(11a)に対向する弾性板(10b)とを備え、上記
保持部(10a)と上記弾性板(10b)との間に上記
取付板(6c)を介在させて上記弾性板(10b)の弾
性力を利用して露出した温度検知面(11a)を上記取
付板(6c)に押圧することを特徴とする圧縮機の端子
カバー。 - 【請求項3】 上記サーミスタ取付部(10)は、上記
保持部(10a)に保持された吐出サーミスタ(11)
の信号線接続部側(11b)に係合する係合爪(13)
を備えることを特徴とする請求項2の圧縮機の端子カバ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000005609A JP3449328B2 (ja) | 2000-01-14 | 2000-01-14 | 圧縮機の端子カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000005609A JP3449328B2 (ja) | 2000-01-14 | 2000-01-14 | 圧縮機の端子カバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001193646A JP2001193646A (ja) | 2001-07-17 |
JP3449328B2 true JP3449328B2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=18534251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000005609A Expired - Fee Related JP3449328B2 (ja) | 2000-01-14 | 2000-01-14 | 圧縮機の端子カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3449328B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
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JP4274284B2 (ja) * | 2007-05-02 | 2009-06-03 | ダイキン工業株式会社 | 圧縮機 |
JP6396679B2 (ja) * | 2014-05-22 | 2018-09-26 | シャープ株式会社 | 過電流検出回路、空気調和機、サーミスタの取り付け構造、及び電気機器 |
-
2000
- 2000-01-14 JP JP2000005609A patent/JP3449328B2/ja not_active Expired - Fee Related
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